March 19, 2014

大劇場ザ・ラストデイ

 花組『ラスト・タイクーン』が、とうとう大劇場千秋楽を迎えてしまいました。

 結局、終わってしまった今でも全然実感がないです。当日も涙はほとんど出なくて、ただあらゆることが夢のように過ぎていって、でもそのひとつひとつがあまりにも美しかったので目を開けて見届けることに必死でした。きっといつか忘れてしまうのだろうけど忘れたくない。

 ****

 私から見えた範囲の、ではありますが、まずは入りの思い出を少し。

・退団者のなぎささん・花蝶さん・かぐらちゃん・ネコちゃん、それぞれ本当に輝いていてきれいでした。
 よっち真っ白で可愛かった…たくさんのファンの人に向かってひっきりなしに喋ってる姿がまじ天使だった…。

・よっちが入ってしばらくすると、白シャツorブラウスと黒パンツで統一した組子の皆さんがわらわらと登場。
 スケッチブックを小脇にかかえ、楽屋口前にお立ち台を設置するだいもん。お立ち台の位置が気になるらしく、難しい顔で微調整を続けるだいもん。直してもやっぱり気になってミリ単位で修正するだいもん。
 …萌えた(笑)

・みりお様とらんちゃんは、いちばん道路に近い側に立ってお出迎え態勢。みりお様が振り返ってちょっと組子に指示してたりする姿に目を細める私(立ち位置がおかしい)

・蘭寿さんはオフホワイトのスーツに、ティアドロップサングラスで登場!
 楽屋口一帯から大歓声が。かっこいいーーーーーー!!!!

・サングラスを外した蘭寿さんに、白い騎士のマントを着せかけるみりお様&らんちゃん。
 ナイト蘭寿の乗る御輿、いや馬車をかつぐのは、アキラ率いる屈強男子チーム。しかも尻尾つき白馬コスwwww あほかわいいwwwww
 先頭がアキラとキキちゃんで、あとふじP・タソ・かずさよしき氏・がりん・わたるひびきくん…は確認したのですが、あとひとりが分からず。すみません。この顔ぶれから類推するとマキシムかな?

・拡声器持ったみつるきゅんの「せーの!」という号令で、
 「だから決めたのさ、君を守るナイトになることを♪」
 という組子コーラスがスタート。さすがタカラジェンヌ、ナマ声でもコーラスがきれいだなあ(変なところで感心しないで)
 歌っているみんなは直立不動で、右手を左胸に当てていて、勿論ナイトになぞらえてのポーズだと思うのですがなんだかそれにも感動しました。アメリカ人が国歌を歌うときのような厳粛さがあって。

・アカペラコーラスが終わると、ショーの流れと同じくそのまま夢眩の主題歌に!
 ここからはアカペラではなく音楽がかかったのですが、ラジカセ(古)か何か使ってたのかしら…またしてもだいもんがラジカセの再生ボタン押してたりしたら萌える…。

・ノリノリの主題歌と手拍子のなか、粛々と進む馬車(笑)。蘭寿さんめっちゃ笑顔で可愛かった!!!

・楽屋口にたどり着いて蘭寿さんが馬車から降り(馬の皆さんの、御輿をおろす動きが慎重かつ息が合っていて素晴らしかったです。相当練習したんだろうなあ)、用意されていたお立ち台に立つと
 楽屋口から出てきた退団者一同がお出迎え!
 よっちを真ん中にした退団者5人が大きな剣を差し出し、受け取って抜く蘭寿さん。ちゃんと剣が光ってた!すごい。

・みつるきゅんがまた拡声器で「せーの!」と号令を掛けると、組子一同からの呼びかけ的なコールが。さすがタカラジェンヌ、コールも揃っていて声量があるなあ(だから変なところで感心しないで)
 肝心の内容をほとんど憶えていないのですが…
 まず「まゆさん、おはようございます!」から始まるのが非常に朝礼っぽかった(笑)
 うろ覚えですが「私たちはまゆさんに守られて、元気いっぱい夢いっぱいです★」みたいな文言もあって、なんていうか、「3年花組蘭寿先生」感すごいな!と愛おしい気持ちでいっぱいになりました。お立ち台からみんなを見渡す蘭寿さんの顔もあったかくて優しくて…もう完全に、卒業式の担任の先生だった(笑)。卒業するのは生徒ではなく先生なわけですが。

・最後に、
 蘭寿さん「何が結束だ!」
 組子「まゆさんが結束だー!!!!(拳を突き上げつつ)」
 という応酬があって…
 泣いた。

・ちなみに蘭寿さんが剣を抜いたり「何が結束だ!」と言ったりするに当たっては、だいもんがいちいちスケッチブックをめくりながら蘭寿さんにカンペを示していました。役割分担が的確すぎるだろ花組(笑)

・しかし恐ろしいほどに蘭寿さん自身が何を言ってたか憶えていない…。
 開口一番「泣くじゃないか!」って言って、あと誰かを指しながら「すでに泣いてる組子もいるし(笑)」と突っ込んでたことは憶えてるのですが、そのあとの記憶が全然ない。困った。
 でもすごく幸せそうな、いい笑顔だったことははっきり憶えています。


 以上!
 次項はサヨナラショーの話。
posted by 白木蓮 at 16:16 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 15, 2014

安定と前進

 ちょっと遅ればせながら、
 花組エリザベートの主な配役が出ました。

トート       明日海 りお
エリザベート    蘭乃 はな
フランツ・ヨーゼフ 北翔 海莉
ルキーニ      望海 風斗
ルドルフ      芹香 斗亜/柚香 光


 正直なところ、『JIN』のときと同じくお披露目とサヨナラはやはり組子中心に…という気持ちもあったし、みりお様VSだいもんの最終答弁なんてすごいだろうなー萌えるだろうなーっていうのもあったし、青年から老年まで演じこなすだいもんも観たい(&聴きたい)気はしてたのですが
 でもでもやっぱりみちこさまフランツは頼もしすぎるしだいもんルキーニを観られるのが嬉しすぎる!!!!グランドアモーレだいもん!!!!!
 トートは中の人の魅力さえあれば歌はどっちでもいいと思うけど(いや、みりお様は歌えるけど!)、やっぱりフランツとルキーニの歌が両方安定してるエリザベートはいいですよねー。めちゃくちゃ楽しみ。
 キキちゃん&ゆずかれーくんのルドルフも、さぞや美しいことでしょう…フフフ…(想像してニヤついてる)。個人的なトピックは、「やっとみりお様のほうからゆずかれーくんにチューできるんだネ!」ってことです^^^^
 なんかすごい複雑な役替わりがあったらイヤだなーと思ってたのですが(チケ難もだけど、作品が安定しないという意味でも)ルドルフのダブルだけならそこまでの負担はなさそうでひとまず安心。

 主要メンバーが歌えるだけに「ら、らんちゃん頑張れ…!」感はいや増しているし、らんちゃんとルドルフたちの「僕はママの鏡だから」とかを想像すると今から手に汗握ってしまうのですが(失礼)
 でも、歌にしてもそれ以外の部分にしても、やっぱりエリザって組を成長させてくれる作品だと思うので。
 他キャストも含めて、とても楽しみにしています。




 …しかし黒天使によっちがいない、ということが未だに信じられない。往生際が悪い。
posted by 白木蓮 at 19:31 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 09, 2014

九州男児なオスカルアンドレ

 雪組全国ツアー公演『ベルサイユのばら −オスカルとアンドレ編−』、梅田芸術劇場で観てきました。

 いやはや楽しかった!!!!
 とにかくチギタさんのオスカルが素敵で、夢乃クンのアンドレも似合ってて、みゆちゃんも可愛くて…幸せでした。
 基本的には去年の月組版を踏襲しているのですが、今宵一夜でちゃんとオスカルがアンドレを「おまえ」呼びしてたり、ジェローデルがオスカルに最後まで敬語だったり、平手打ちしてなかったり、細かい部分のストレスがかなり軽減されていたのも大きかった!このへんの関係性だいじ。やはりオスカル様には「おまえの妻と呼ばれたいのだ」と偉そうに言っていただきたい。

 チギカル、フェルゼン編で観たときには「予想してたより女子…?」と思ったのですが、それはフェルゼンやアンドレへの恋心にフォーカスされたバージョンだったからなのだなあと得心。今回のオスカルアンドレ編は衛兵隊との場面もたくさんあるので、そこはしっかりばっちり男子でした!九州男児チギカルくんはドンパチしてなんぼである。アランとの一騎討ちとかめちゃくちゃカッコよかった…。
 すごく男気あふれる凛々しい隊長で、だからこそアンドレへの想いを露わにする場面の繊細さが、もう…ギャップにキュン死した(笑)。可愛い!たまらん!
 ちゃんと大芝居として見せているのに感情表現はナチュラルで、女性らしさは垣間見せるけれど決して女々しくならない。「しょっぱなから私を女扱いしてくれたのは、このフランス衛兵隊だけだ」でこんなにときめいたの久しぶりです。まさに劇画から抜け出てきたような、美しきオスカル様でした。

 夢乃クンのアンドレがまた良くてですね!
 有無を言わせぬあの力強さと、漢らしさと、素晴らしいガタイ(笑)。あの…原作にある、オスカルがうっかりアンドレの半裸見ちゃって赤面するシーンが容易に思い浮かびます/// あの体格差は反則!/////
 もうねー、毒殺シーンの暑苦しさがただごとじゃない(笑)。蘭寿さんもたいがいでしたが、蘭寿さんほどエロ方向に行ってなくて、もっと直截に力任せなの。ひたすら抱きしめてる。チギカルの細いあばら骨がバキボキと折れそうな勢いで抱きしめてる。あれだけ強烈に抱きしめられたら、そのあとどんなにジェローデルに言い寄られてもアンドレの感触がよみがえってしまってダメだろうなと思いました(真顔)。原作で言うと「私の知っている唇は…」的なやつね。これ以上は察してください。
 1幕で登場する場面の、シャツ+パンツ+ロングブーツのスタイルよさにも舌を巻きました。いや夢乃クンの脚が長いのは知ってるけど!長すぎてロングブーツがロングに見えないよ!
 対するチギタさんのパンツスタイルが本当に華奢で、お尻がキュッてしてて、もう〜ありえないくらい可愛かった。夢乃クンよくパリ前夜まで耐えたと思う。
 (いま帰りの新幹線でビール飲みながらテキスト打ってるのでちょっとテンションがおかしいです。ごめんなさい。)

 夢乃アンドレの匍匐前進を見ながら「この人このままパリまで行きそうだな」って思って、なんかデジャヴを感じて自分のブログを振り返ったら私蘭ドレのことも「パリまで行けそう」って書いてた。自分の思考回路の一直線ぶりが悲しい。
 でも夢乃クンはまじであのまま梅田駅くらいまでは行けたと思う。

 ラストシーン、夢乃クンの
 「オスカール……オスカール……オスカル!」
 が聞こえてきた時点で条件反射的に腹筋を震わせていた私なのですが、今回は意外とふつうで、カーテンが上がったら階段上に組まれた雲のセットに夢乃アンドレが板付いてる、というだけでした。しょぼん。(何を期待してたんだ)(そりゃあアレですよ、2006年全ツで壮ドレがパタンと出てきた雲のどんでんですよ!)(恥ずかしすぎるのでリンクは張らないよ!)
 でもここのふたりの空気感もすごく良かったです。甘すぎないというか、愛は見えるんだけどあくまでも「男同士」っぽい感じが。たぶん同期だからだと思うんですが(笑)、本当に「カストルとポルックス」のようなふたりでした。イイ…!!!

 ほかの人もそれぞれキャラに合った配役でよかった!特に大ちゃんジェローデルは、台詞や演出の変更もあいまって、マイベストジェローデルかもしれない…。大ちゃんの、周りと一線を画す浮世離れ感というか貴族的な雰囲気が、ジェローデルという役にものすごくフィットしていました。素晴らしかった!でも「僕のこの胸でよければ」っていう台詞で、つい「鳳翔のココ、空いてますよ」とアテレコしてしまったのは内緒(するなよ)
 翔くんアランも超かっこよかったし、咲奈ベルナールも力強くて素敵でした。咲みゆ(咲妃みゆの略称ではなく、咲奈×みゆ)超かわいい!咲奈さまはああいうリーダーシップのある役が似合いますね。
 オスカルアンドレ編だとフェルゼンのしどころがないので、キングフェルゼンはやや割りを食った感があるのですが、二役のロベスピエールが謎にイケメンすぎて吹いた。咲奈ベルナールが蓮城ロベスピエールの美貌を利用して民衆を扇動してるのかと思った^^
 あと、ダグー大佐のまなはるがとってもよかったです!こういう役ができるようになったんだなあ…と感涙。
 ジャルジェ姉妹のかわいさもミラクルでした。きゃびい・あゆみ・すず・ひーこ・えーちゃん!この5人+末娘がチギタさんって、どんだけ美形DNA!

 今回雪組デビューのみゆちゃん、さすがのクオリティ。ロザリー役自体は未経験とはいえ、月組でやったことのある作品で参加というのは少し余裕ができてよかったかもしれないですね。子オスカルの存在感とかわいさも健在☆
 プロローグで赤いドレスを着て登場したとき、一瞬「あれ、みゆちゃんアントワネットだったっけ?」と錯覚してしまったのです。演出がババーンとしてたせいもあるんだけど、それくらい艶やかでたおやかで…素晴らしい押し出しでした。
 作品上チギタさんとの絡みは少ないものの、パリへの進駐を止めに行くシーンはけなげで可愛くて、ロザリーを包み込むようなオスカル様が素敵だった!
 オスカル様が倒れたとき、月組版のちゃぴちゃん同様みゆちゃんロザリーが駆け寄ってオスカル様のベルトを外すのですが、その手つきの必死さと、そのあとチギタさんの顔にかかった髪の毛をそっと整えてる姿に「お・よ・め・さ・ん!」と思って超ニヤついてしまいました。かーわいかったー。
 なんか、「過去に組んだ相手とトップコンビになる」とか「初めましての相手といきなりトップコンビになる」っていうのは良くあると思うけど、「これからトップコンビになると決まっている相手と、就任前に初めて絡む」ってあんまりなくないですか?少なくとも私の記憶にはない気がする(予想ベースで言うとちえねねのブエノスアイレスが近いけど、就任発表前ですよね)(虞美人のまと蘭、長崎のワタトナみたいに、片方がすでにトップで相手役さんがいるパターンはまた何か違う)
 なので、観てるこっちが勝手に面映ゆい気持ちになっていろいろ気を回しちゃうのは許してください!だって可愛いんだもん!!

 ****

 フィナーレは、やはり「小雨降る径」が圧巻でした。開襟しまくりの熱い熱い夢乃クンと、彼の長い腕にすっぽり包まれるチギタさんの硬質な色気。まさきさんとのバージョンは映像でしか見てないけど、やっぱりこの体格差と、「同じ組で毎日一緒にいる」ことから来るのであろう信頼感は夢乃クンに一日の長があると感じました。あとチギタさん自身、この前にエラ役を経験したというのはすごく大きいよね。きっと。
 どこか体育会系な雰囲気を醸し出しつつ、でもふたりとも何か垂れ流しててエロい…みたいな、すごく面白くて見応えのあるデュエットダンスでした。小雨好きだー。

 月組版でみやるり&ちゃぴちゃんが担当していた「愛あればこそ」は、翔くん&みゆちゃん。みゆちゃんは不思議な扱いで、ここではトップばりに娘役従えてるんだけどロケットには無印で出演(笑)。しかしそのおかげで、あんりちゃんとみゆちゃんが一緒にロケットやってるという異次元的かわいさを味わえて満足!
 黒燕尾でパリっぽく踊る場面(雑な説明)は咲奈さまセンター。かっこいいいいい!
 …しかしこういう場面を観ると、花組って年功序列の組なんだなーと思います。あらためて。どちらが良いとかではないんだけど。

 エトワールはこのみちゃん!初エトワールでしたっけ?さすがの美声にうっとりしました。アルトの印象が強いけどソプラノもきれい!

 最後のチギタさんを迎える拍手が大きくてあたたかくて、客席にいた私も幸せな気持ちになりました。
 これから3週間、全国でおいしいもの食べて、元気に公演してきてください!
 もう観られないのが残念ですが、応援しております。
posted by 白木蓮 at 10:14 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 07, 2014

あなたが世界を愛すれば、世界もあなたを愛する

 宙組青年館公演『翼ある人びと』を観てきました。

 今をときめく(笑)上田久美子せんせいの2作目。
 銀河劇場で観た『月雲の皇子』も素晴らしかったのですが、感想を書きたいなーと思いつつも何となくそのままになっていたのは、作品世界があまりに調和がとれていて美しく、「私が言う(=突っ込む)べきことは何もない」みたいな気持ちになってしまったからです。突っ込みどころがないとブログを書けない、というのも情けない話ですが(笑)
 ともあれ、久美子せんせいの作品で好きなのはその調和と、静謐さ。あとは台詞の日本語が美しいことと、女性たちが丁寧に描かれていること。特に『月雲の皇子』では、泣かされたポイントがすべて女性たちの台詞でした。みゆちゃんはもちろんのこと、琴音和葉ちゃんもなっちゃんもさち花ちゃんもさきあかねちゃんも晴音アキちゃんも素晴らしかった…ううう(思い出し泣き)
 女性の観客が大半である宝塚において、もちろん男役がかっこいいことは大前提だけれど、娘役をきちんと描くことはここまで深い共感と感動につながるのだなあ…と、あらためて思った次第。

 今回もやっぱり、女性たちがとても魅力的でした。
 まずはうららさまのクララ・シューマンが!!!!!
 CSの稽古場レポートで「クララ・シューマンそっくり」と言われてたけど、本当に似てる。肖像画から抜け出してきたみたい。
 個人的に、うららさまはもともとの体格が大きい上にそれをカバーするだけの娘役芸もまだまだだなあ…とか思っていたのですが(えらそうですみません)、やはりあれだけクラシカルなドレスが似合う、そして誰がどう見ても「美貌!」と分かる娘役さんは貴重。肩と首のなだらかなラインがほんっとうーーーーに美しくて、どのドレスも「うららさまアレを着て生まれてきたのかな?」って思うくらい似合ってました。
 クララの母性と包容力、そして女性としてのしなやかな強さ。すべてひっくるめて本当に美しかったです。
 れーれの愛らしさと清潔さと孤独も、この世の汚いものをすべて見てきたような目をしながらなお真っ白く咲き誇るせーこちゃんの気高さも。久美子せんせいが描く女性たちはみんな「哀しいほど、美しい」。

 男役もそれぞれに素敵で、まあ様の繊細さ、あっきーのあたたかさ、愛ちゃんのスターっぷり(笑)(リスト様登場の瞬間は衝撃的だった…!思い出すと幸せになれる)、りんきらのトリッキーな存在感、みんな素晴らしくよかったです。感想がボキャ貧すぎて申し訳ない。
 そしてやっぱりオヅキさんがね……(涙)
 何なんでしょう、あの大きさ。こんなにも大きな男役になったんだなあ、と、しみじみ思いました。そういえば直近で観たのがベルだったから忘れてた^^
 まずもって、男役としての造形が本当完璧に美しい。もともとキレイだったけど、本当に本当にキレイ。無駄をそぎ落としたスーツのライン、ほどよい厚み、重心がスッと下に落ちた立ち姿、軽すぎない身のこなし…たまらないです。
 そして、ティボルトのときもちょっと書いたけど、私は誰かを愛しているオヅキさんが大好き。あの体温と、いい意味での重さ(笑)がすごく好き。
 役者・緒月遠麻の不思議なところは、良くも悪くも、「役にオヅキさん自身の感情が投影されて見えない」ことじゃないかなあと思っています。余分な情が見えない、というか。
 ご本人の飄々としたキャラと無関係ではないと思うのですが、シューマンがどれほど熱くても、重くても、オヅキさん自身は熱かったり重かったりしない。ただオヅキさんという大きくて透明でやさしい器のなかにシューマンという人がぽっかりと入っていて、そのシューマンという人が、そのまんま、生きている。気がする。

 …どうだ何を言っているのか分からないだろう!私も分からないんだぜ!(ドヤ顔)(しないで)

 オヅキさんという器を通したシューマンさんは、あたたかくて、繊細で弱くて、でもやっぱりあたたかい人でした。
 役を役のまま、台詞を台詞のまま何のてらいもなく伝えられるオヅキさんだからこそ、あの
 「憎しみよりも愛がまさる」
 という言葉がすとんと胸に落ちたんだと思います。本当に、あのときのシューマンさんは愛そのものだった。天使みたいだった。

 はああーーー未だに思い出すと泣けてきます。あのシューマンさんの大きさ、彼の翼に抱かれたクララとブラームスの美しさ。
 D列上手通路側という幸せな席(珍しく友会で当てた)で観ていたのですが
 最後に歩いていく…というか、空高く上っていく、ブラームスを見送るベートーヴェン?りんきらの背中が目の前で。
 あのりんきらの背中と、ブラームスに向かって大きく振る手のシルエットもなんだか忘れがたい。
やっぱりうまく言葉が思いつかないけれど…美しい作品でした。

 久美子せんせいといえば、年末に見たCS「演出家プリズム」の、宝塚に対するアカデミックな視点とご本人のクールな佇まいにもいたく感銘を受けたのです。文化、というマクロの観点から宝塚を見ている客観性と、それでいて宝塚にかかわる一人として「続いてほしい」と願い、自身にできることをやり遂げようとしている主体性。実際あれほどのアテガキは、ちゃんと宝塚を愛していなくてはできないものだと思う。
 これからの宝塚歌劇団になくてはならない人のはず…なので、どうかオギーの二の舞になりませんように>< 劇団様、久美子せんせいを、そして何より劇団自体を大切にしてください><

 目の前にそびえるベルばら4連峰(笑)を前に、そんなことを考える遠征前夜。


 (相当どうでもいいのですが、シューマンを観てオヅキさん熱が上がったせいか最近やたらとユーリ先輩を思い出してしまい、1日1回は「革命が俺を裏切っても、俺は革命を裏切らない」が脳内ジャックしてきてわりと死にそうです。助けてヤン・ウェンリー!)(そこかよ)
posted by 白木蓮 at 22:05 | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 05, 2014

101年へ

 100周年ラインナップのトリを飾る、宙組の演目が出ました。

宙組
■主演・・・(宙組)凰稀 かなめ、実咲 凜音

◆宝塚大劇場:2014年11月7日(金)〜12月15日(月)
一般前売:2014年10月4日(土)
◆東京宝塚劇場:2015年1月〜2月(予定)
一般前売:(未定)

ミュージカル
『白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―』
作・演出/原田 諒

ロココの寵児として、北欧史にその名を残すスウェーデン国王・グスタフIII世の波乱に満ちた生涯を描くミュージカル。
腐敗した貴族政治からの脱却を図り、内政を改革。ロシアとの戦いでは歴史的な大勝利を収めた名将として知られる一方、民衆を愛し、華やかな北欧文化を開花させたグスタフIII世。権謀術数渦巻く宮廷社会、激動のうねりを見せる18世紀のヨーロッパで、ひたむきに生きた一人の男の愛と友情、そして信念を貫いた勇気ある戦いを、多彩な登場人物を絡ませながら壮大なスケールで謳い上げる一大叙事詩。

グランド・ショー
『PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』
作・演出/藤井 大介

100年という壮大な歴史の節目を迎え、次なる年への架け橋となる時期に、“再生”という思いを込めて「PHOENIX」(不死鳥)と名付けられたショー。
宙組トップスター・凰稀かなめをフェニックスに見立て、男役特有の美しさと格好よさを感じさせるシーンで構成した、宝塚歌劇ならではのゴージャスでスペクタクル、そして感動的なバラエティに富んだグランド・ショー。


 …あれ、なんか、99周年→100周年のタイミングも大介ショーでしたよね?私たちついこの間まで観てましたよね、『CONGRATULATIONS宝塚!!』を?そしてもうちょっとしたら観るんですよね、『TAKARAZUKA 花詩集100!!』を?

 ………。

 大介せんせいに代わって「スティームローラーには反対よ!」と叫びたい気持ちでいっぱいの今日このごろですが、まあ、それはそれとして。
 植爺1本物×2連続、の苦役がようやく解けたと思ったら全ツがベルばらフェルマリ編で大劇場は原田せんせい、ってあんまりです宙組さん><
 しかも「なんか時代被ってるような…?」と思って調べたら、グスタフ3世ってフェルゼンの上司なんですね。つまり作品は違うけどかなめ姫がまあ様の上司。なんというロココ縛り。
 うーん。うーん。大介ショーがかっこよくて楽しい作品だといいなあ。

 全ツフェルマリ編はまあ様&みりおん。これはみりお様&らんちゃんの中日版とおなじ脚本なの?それともまた何か斬新なカスタマイズが(身構えすぎ)
 まなみり大好きだしフェルゼンとアントワネットも似合いそうで超楽しみなのですが、やはり色々考えずにいられない組み合わせではあります。よね。
 とりあえず、いま上演が決まっている未見のベルばらが4種類もあるのかと思うと(雪全ツ・宙大劇場・花中日・宙全ツ)なんていうか眩暈がします…。植田御大のワーカホリックぶりと、それでも絶対観るであろう自分に…^^

 バウは、愛ちゃんおめでとう!咲奈さまおめでとう!と素直に喜びたいところなのですが
 咲奈さまバウ、野口せんせいかあ。。。
 つい先日『翼ある人びと』を観て、「題材は似てなくもないのに何故ガーシュインはあんなにも…」とあらためて肩を落としたところだったので悲しみもひとしお(こら)
 次回は原作つきだし、柴田せんせいがすでに舞台化されている作品でもあるし(『情熱のバルセロナ』だよね?)、ガーシュインほどしっちゃかめっちゃかにならないことを祈るばかりです。がんばって野口せんせい!
posted by 白木蓮 at 21:11 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 04, 2014

夢のかたまり

2014/03/04
雪組 次期トップスター、トップ娘役について

この度、次期雪組トップスターに雪組の早霧せいな、次期トップ娘役に雪組の咲妃みゆが決定しましたのでお知らせいたします。
なお、新トップコンビとしてのお披露目公演は、2014年10月11日に初日を迎える雪組日生劇場公演『伯爵令嬢』となります。


雪組
■主演・・・(雪組)早霧 せいな、咲妃 みゆ

◆日生劇場:2014年10月11日(土)〜10月31日(金)
一般前売:(未定)
座席料金:S席8,800円、A席6,000円

ル・ミュージカル・ア・ラ・ベル・エポック
『伯爵令嬢』
−ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない−

〜細川智栄子あんど芙〜みん作「伯爵令嬢」(秋田書店刊)より〜
脚本・演出/生田 大和

今なお絶大な人気を博す「王家の紋章」(月刊プリンセスにて連載中)で知られる少女漫画界の大御所、細川智栄子あんど芙〜みん氏により描かれた「伯爵令嬢」。1979年から1984年に「ひとみ」で連載されたロマンティックな物語が、今回初めて舞台化されます。
19世紀末。エッフェル塔、パリ万国博覧会に代表されるベル・エポック華やかなりしフランスを舞台に、新聞王として世に勇名を馳せる公爵家の子息アラン、孤児院で育ち海難事故で記憶を失った少女コリンヌ、かつてコリンヌと愛を誓い合った盲目のリシャール、アランに復讐を企むフランソワ、狡猾な女スリのアンナなど、個性溢れる登場人物たちが織り成す愛の讃歌です。


 ち・ぎ・み・ゆ!!!!

 おめでとうううううう!!!!!

 実際に組んでの公演はこれからなので、並んだところやお芝居の相性は見たことがないけれど
 めちゃくちゃ楽しみです。絶対かわいい。絶対かわいい。絶対かわいい。(大事なことなので3回)
 繊細なお芝居も観てみたいし、吉正小柳系の作品(笑)も似合うに決まってるし、オフのトークとかもいろんな種類の電波が飛んでそうで超楽しみなんだけど!夢が広がりすぎるんだけど!!
 とウキウキしていたらばプレお披露目はいっくんで少女漫画って。何このミラクルなシチュエーション。

 テンション上がりすぎて「初日は土曜日…行ける…!!」ととっさにスケジュール確認し、半年も先の予定を手帳に書きこんだ私はこの先もヲタ卒できないのだな、と悟りました。劇団め…(うれしい)

 そんなわけで、諸々のラインナップも出ていますがまずはちぎみゆに心からの「おめでとう!」を。
 新しい雪組も楽しみです。
posted by 白木蓮 at 17:21 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 24, 2014

夢眩タイクーン(西)蘭寿茶メモ2

 蘭寿茶の話、つづきです。


【ゲームコーナー】

・今回のゲームは、事前にお客さんから集めていた「とむさんでいちばん好きな役」TOP6を、蘭寿さんに当ててもらうというものでした。候補が10個あって、そのなかから上位6位以内を選べばOKという、まあ、あれです。帰れま10方式ですね。帰れま6。
 蘭寿さんは6つのブロックを回って、各ブロックの人たちと相談しつつ回答。さらに、ゲームの間は(GRAPH2月号の設定をパクって)DJふうに振る舞ってください!との事で、大きなヘッドフォンみたいのを肩にかけさせられてました。されるがままの蘭寿さん可愛い。

・基本的に、ゲームの答えを考えるのに気を取られて「DJふう」の設定は忘れがちだった蘭寿さんですが、たまーに思い出したように「行ってみよーう!」みたいな感じで似非DJっぽく喋るのがめっちゃ可愛かったです!!!!

・ちなみに、蘭寿さんと一緒にブロックを回るのは、西恒例の名物スタッフさん。
 今回は「らんのはなです!」と名乗り、サンテグジュペリの「花」のコスプレをされていました(笑)。この方自身もおもしろいんだけど、この方を見てるときの蘭寿さんのププッてなってる感じが本当に好きなんですよねー。ツッコミ入れつつ楽しそうなの。

・というわけで始まったゲーム、最初のブロック目からは「オーシャンズ11!」との声が。
 「じゃあ、オーシャンズ11」
 と素直に受け入れて回答する蘭寿さん。
 オーシャンズは堂々の第1位でした!やはり!

・スタッフ(らんのはなさん)「見事正解なので、ここでオーシャンズの台詞をひとつ言っていただきます」
 蘭寿「え、それ罰ゲームじゃん(笑)」
 スタッフ「違います!!」

・スタッフさん指定の台詞は「笑わせるぜ」。
 しかし
 「笑わせるぜ?言ってたっけ?」
 思い出せないらしい蘭寿さん(笑)
 スタッフ「言ってたじゃないですか!あの、わらわせるぜ?ふぁらわせるぜ?こう、空気含んでる感じのやつ。お願いしますよー」
 空気含んでる感じww たしかに含んでたけれどもwwww
 それでも思い出せなかった蘭寿さん、目の前のお客さんに教えてもらって
 「銀橋で言ってたやつ?ああ!囚人服のときの!」
 …やっと思い出しました(笑)
 「いきますよ」と言ってからおもむろに投下された
 「…笑わせるぜ」
 かっこよすぎた!!!!まじダニーだった!!!!!!

・次のブロックから上がった声は『CONGA』。CONGAも見事6位以内にランクイン!
 ここでのお題は「バイラ」でした。
 「あー、バイラね!今回のショーでも『バイラ』って言ってるんですけど、言い方がぜんぜん違うんですよねー。
 …では、バイラ3連発で。(ニヤリ)」

 固唾をのむ我々に向かい、息をひとつ吸って
 「バイラバイラバイラァーーーー!!!!」
 きゃああああああ!!!!

・め、めちゃくちゃ熱くてコンガでかっこよかったです…。

・次のブロックからは「逆転裁判!」という声が挙がったのですが、まさかのハズレ。
 罰ゲームは、これも事前に集めていた「とむさんへの愛あるツッコミ」からひとつ選んでコメントする、というもの。
 蘭寿さんが引き当てたツッコミは、
 「蘭寿さんがかっこよすぎて勉強できません!どうしてくれるんですか?」
 的なやつでした(あんまり罰ゲーム感がないな。。)
 「勉強できない!勉強…しなくていいんじゃないですか?もう(笑)」
 と、投げやりモードな蘭寿さん(笑)。以前お茶会で同様のことを訊かれたときは、優等生っぽい答えだったのに!いまや「勉強なんかしてないで俺を見ろ」ということですね…。かしこかしこまりましたかしこ!(いきなり古めのネタぶっこまないで)

・次のブロックは『ファントム』で、見事正解。
 ここでは、ファントムのときの裏話を話してください…と言われるものの、
 「え…えー?裏話…もうだいぶ前だしなあ……」
 と、考え込んだまま全然でてこない蘭寿さん。
 スタッフさんが「べつに面白くなくてもいいですよ」と助け舟を出すも
 「やだ、面白い話じゃなきゃしたくない!」
 とキッパリ。関西人www

・しかし結局おもしろい話は出てこなかったので(笑)、さっき(逆裁で)クイズを外しちゃったゴメンナサイポーズをしてください、というリクエストが。
 「じゃあ…小池先生がちょっとミスをしたときにされるポーズを(笑)」
 と言って蘭寿さんがやってくれたポーズは、首の後ろにペシッとてのひらを当てて頭をカクッと下げる、という動きでした(伝わります…?)。私の席からは見えなかったのですが、ついったーで「舌出してた」というのを見かけたのでもしかしてイケコなりのテヘペロポーズなんでしょうか…。可愛いけどちょっとイラッとしそうだな^^^^

・次のブロックは『Mr. Swing!』で、これも正解。ブロック内で出てくる意見が分かれてたりもしてたのですが、そういうとき、「ベルばらだと思う人ー?ミスタースウィングだと思う人ー?」みたいな感じで手を挙げさせて多数決で決める蘭寿さんがまじ蘭寿先生でした(笑)

・ここでのお題は、例の中詰めの「振り返ってシーッ」。
 「皆さん拍手してくださいね」
 と言いながらポーズを取り、たっぷりタメてからシーッをやってくれた蘭寿さんがかっこよすぎた!!久々に見られてうれしかったです。

・最後のブロックでの答えは『愛と革命の詩』。これもランクイン!
 お題は「アンドレア・シェニエがお手紙取るところ」…ということで
 スタッフ「私がゆうまりんさんになりますので」
 蘭寿「…らんのはなさんじゃないの?」
 スタッフ「両方やります」
 というやり取りがあり、らんのはなさん改めゆうまりんさんが、
 「ほれほれ、手紙だよ〜。ほれっ」
 と封筒をヒラヒラ(笑)
 一瞬絶句してスタッフさんを眺めていた蘭寿さんですが、意を決して手紙に飛びつく!かかか可愛い!!!
 しかしスタッフさんが手紙を振り回すのでなかなか取れず(笑)。2〜3回、リアルワンコのごとく飛びついてチャレンジした蘭寿さんでしたが、ちょっと諦めモードに。
 スタッフさんは、手紙をヒラヒラ振りながら会場下手→上手まで大幅移動(笑)。センターまでは追いかけるもののそこで立ち止まって苦笑してる蘭寿さん。
 スタッフ「なんでこっち(上手)まで来てくれないんですか!」
 蘭寿「ここ(センター)まで来たのは優しさだよ?(笑)」
 …この応酬含めてすべてが可愛すぎました>< 蘭寿さんの優しさプライスレス。

・以上で全ブロックを回り終わり、6個中5個までは正解。
 「もうひとつは何だと思いますか?」と訊かれた蘭寿さん、
 「私、これ『くらわんか』じゃないかと思うんだよね〜」
 と。
 見事、6位以内にランクインしていたのは『くらわんか』でした!
 ということで、ここでも台詞を言わされる蘭寿さん。お題は
 「さっぱわやや〜」
 でした。声が!声がかわいすぎた!!!

・ゲームが終わって壇上に戻った蘭寿さん、グラスに入ったカクテルをごくごく(笑)。のどが乾いたんですね…^^


【公演以外のトーク】

・今回の公演以外のお話を…ということで、まずはDSについて。
 細かい内容を忘れてしまったのですが
 夢が叶ったらまた歌いたいと思っていた「Sensation!」を、あの場所で歌えてうれしかった…と仰っていました。
 東京千秋楽で号泣してしまったことについても触れていて
 「たぶん私、ファンの方の前であんなに泣いたの初めてじゃないかな?」
 と。
 「『今日は泣かせてください』って言って泣いたんですけど…あれを藤井大介先生がすごいマネしてきて(笑)
 打ち上げの席で、
 『とむ本当カッコよかったよねーーー!!!「今日は泣かせてください…!」』
 って、何っ回もやるんですよ!もういいよってくらい(笑)」

 えっと、蘭寿茶で語られる蘭寿&大介の会話は9割くらい酩酊状態ですが大丈夫ですか?^^^^

・でも、
 「大ちゃん先生だからこそできたディナーショーだと思うし、お忙しいなか受けてくださってありがたかった」
 とも言ってました。大ちゃん先生ってなんか可愛い。梅ちゃん先生的な。

・発売されたばかりの写真集については、
 「レスリー・キーさんの感性が素晴らしい!」
 と。CHIHARUさんも「とむのためなら!」と協力してくださり、蘭寿さん的にも満足の仕上がりだそうです。

・なんでタイトルが『FANTASY』なんですか?という質問。
 これはレスリーの発案だそうで、蘭寿さんが説明していたそのときの情景を私なりに意訳しますと
 レスリー「えーっと、ah、うん………(何か降りてきた)ファンタジー!」
 蘭寿「お、おう」
 という感じだったようです。本当はもっとちゃんと説明してたけど、大枠としては間違ってない。と思う。

・写真のテーマごとに言葉というかキーワードが入ってるのもレスリーのアイディアだそうで、細かい内容を憶えてないのですが、とにかくレスリーのテンション高い日本語をひたすらモノマネする蘭寿さんがおもしろすぎました。
 「『コレ書イテミタラドウカナー?スゴクイイト思ウヨ!ナカナカ無イヨーー!!』って言われて、私も「イイネイイネーー!!書く書く!!』って(笑)」
 蘭寿さんノリがいいww むしろチャラいwwww

・スマスマのオンエアの感想を訊かれ、
 「こんなふうに編集されるんだーって思いました。ビストロの時も思ったんですけど、こんなふうになるんだーって」
 と。
 あまりリハとかもなく、最初に先生として登場するところとか、わりといろんなところが蘭寿さんたち主導だったそうです。

・大階段での踊りは、事前にパパッとやっただけで、実際踊るころには収録が始まってだいぶ経っていたので、階段を上りながら「振り憶えてるかな…?」と思ってたらしい(笑)
 オンエアからも「お稽古時間少なかった感」はかなり漂ってましたが(笑)、堂々としてたよね。さすがです。

・宝塚100周年という年にああいうメディア露出があり、宝塚をいろいろな方に知ってもらう良い機会になったのでは、というようなことも仰ってました。


【プレゼント】

・今回抽選はなかったので、客席から蘭寿さんへのプレゼントをご紹介。今回も、「本日のお洋服」でした。黒のジャケットに黒白基調のストール、黒いパンツ、ロングブーツ。

・ブーツは今回のプレゼントではなく舞台用のもので、実は「桐生園加さんがくれたもの」だそう!
 「そのかが退団するときに『兄さんにはコレあげる!』って言って、くれたんです(笑)」
 との事。
 「そのかさんありがとーございまーす」
 とお礼を述べる兄さんでした。かわいいなあ。


【その他の質問】

・少し時間が余ったので、客席から集めた質問をいくつか。

・舞台での車の乗り心地はいかがですか?という質問に対しては、
 「乗り心地、良くはないですねー。発進も遅いし(笑)」
 と。
 本当はもっときわどい切り返しとかをしたいんだけど、盆から出ちゃいけないのであまり動けないらしい。
 「安全運転主義なんだ」のくだりはもともと台本になく、舞台稽古に行ってから、盆がゆっくりでちょっとアレなので(笑)追加になったそうです。
 「急についたわりにはすごくお洒落で、生田先生のセンスを感じますよね」

・とむさんは安全運転ですか?と訊かれ、
 「…あんまり……。高速は高速です(笑)」
 と答えた蘭寿さんに全私が萌えました。高速は高速で!走り屋蘭寿とむ!(そこまでじゃない)

・千秋楽は泣きますか?という質問に、食いぎみで
 「泣きません!」
 とキッパリ。
 「泣くのは私じゃないので。私はもう、皆さんに感謝を伝えるだけで…
 …とか言って大泣きしてたらどうしよう(笑)。『今日だけは泣かせてください』ってwww」

 ここで自ウケして、大笑いする蘭寿さん。
 なんか、ここ、すっごい笑ってました。椅子にもたれかかって、手も叩いて、眉も目尻も下がった蘭寿さん最上級の爆笑で。
 「泣いてたら笑ってください^^^^」
 と楽しそうに締めてましたが、あのときの笑顔はなんだか忘れられないです。ほんとにまぶしくて可愛くて、神々しいみたいな笑顔だったなー。


【ご挨拶】

・今後の予定と、最後のご挨拶。
 今後の予定は月特出に記念イベントと相変わらず盛りだくさん。
 月特出、私は1場面だけなのかと思ってたのですがそうでもないらしく、それなりにお稽古するところも多いようです。
 「公演後半は、サヨナラショーと月組さんとイベントのお稽古でかなり忙しくなると思うんですけど…やらせていただけることを喜びに、がんばろうと思ってます」
 と前向きな蘭寿さんでした。

・ご挨拶は、私の記憶力と文章力では全然表現できないのですが…
 とにかく
 「毎日本当に幸せで、こんなに幸せでいいのかなって思うくらい」
 だと、何度も仰っていました。
 大劇場公演の初日に、マトヴさんから初日おめでとうメールがあったそうで(!)そのメールに、「これからもっといっぱい幸せなことがあるよ」と書いてあったんだそうです。
 「『本当かなー?これ以上幸せなんてことがあるのかなー?』と思ったんですけど、本っ当に毎日毎日幸せで」
 と。
 この幸せを噛みしめながら、卒業する日まで1日1日大切に過ごしていきたい…というようなお話でした。詳細は超うろ覚えですが、蘭寿さんらしい、真摯で誠実なご挨拶だったなあ。


 …そんなところで。
 とにかく蘭寿さんがかっこよくてかわいくて幸せそうで、私も幸せでした。
 抜け落ちている部分がいっぱいあると思いますが、以上!少しでも雰囲気が伝わっていたらうれしいです。
posted by 白木蓮 at 13:16 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 18, 2014

夢眩タイクーン(西)蘭寿茶メモ1

 宝塚ラストのお茶会、行ってきました。
 ちゃんと時間をとって蘭寿さんのお話を聞く、というスタンスなのか、今回は握手も抽選会もなし。
 でもすごく充実していて、心の底から幸せなお茶会でした。

  いつも握手で時間があるときに前半のキーワードとかを少しメモっていたのですが、今回それができなかったので(笑)いつにも増して記憶が適当です!ごめんなさい!いつにも増して半信半疑で読んでいただけるとうれしいです。あくまでもニュアンスですので、転載・転用もご遠慮くださいませm(_ _)m


【登場〜乾杯】

・「とむさんがいらっしゃいました」のアナウンスで会場後方の扉がひらくと、
 なんと、
 なんと、、
 ティアドロップサングラス着用の蘭寿さんが!!!!!!!
 ぎゃああああああ!!!!!!
 (これだけで阿鼻叫喚する会場)

・素顔にティアドロップサングラスがあんなに似合う日本人がいるのか!っていうね。めちゃくちゃ似合っててめちゃくちゃカッコよかった…やばかった…。

・大興奮の客席の間を練り歩きながら、壇上にたどり着いた蘭寿さん。サングラスを外す前に、グラスをちょっと下にずらして瞳をのぞかせて視線を送る、というあの(舞台でもやってる)仕草のサービスがあり、またしても会場絶叫。ひーー!!!

・さっそく乾杯を…ということで、蘭寿さんの前に運ばれてきたのは安定の公演カクテル(笑)
 「皆さんは?」
 といつも通り前方席をのぞき込む蘭寿さん。
 「あ、午後の紅茶?ありがとうございます(笑)」

・具体的にどう話していたか忘れたのですが、乾杯のご発声の時から「最後のお茶会」という言葉が出てきて何か不意打ちをくらった感じでした。いや、最後なんだけどね。
 前回の東京のお茶会では退団の話が出なかったので、お茶会の場でこういうワードを聞くのが初めてで…「そっか、最後なんだ」とあらためて認識させられた思いでした。

・今回、みんながお茶を取ろうとかがんでも恒例の「好き」が出なかったのでちょっと淋しく思っていたら、乾杯のあとみんながまたかがんでお茶を戻そうとしてるのを見て
 「あ、しまう。…しまう(笑)」
 とうなずきながらニヤついていたので私の溜飲が下がりました(何を期待してるんだ)


【お芝居の話】

・今回公演ばなしが盛りだくさんだったので、芝居とショーに分けますね。順番とかはめちゃくちゃです。すみません。

・まずは、映画に憧れて映画に人生を賭けるモンロー・スターと、宝塚に憧れて宝塚一筋に歩んできた蘭寿さんはリンクしているように見えますが、役作りはどのようにしていきましたか?というような質問。
 「やっぱりリンクする部分はあるし、私だけじゃなくて、他のみんなもすごくリンクしている部分があると思うんですよね」
 と。
 なのでそれほど苦労なく役に入れたけど、周りとの衝突だったり、キャサリンとミナという頭の中の三角関係(←って表現をしてたと思う。おもしろくて印象に残りましたw)だったり、難しい部分もあって
 でもぼろぼろになったときに見えてくる本当に大切なもの、を力でなく流れで見せられるようにしたい…というような話をされていました。めっちゃ意訳なので、ちがってたらごめんなさい!

・泥酔してぼろぼろになる場面はあとから追加になった。「とにかくぼろぼろになってほしい」と言われたらしい(笑)

・今回の公演にあたり、スーツ物でかっこいい男性をやりたいとリクエストしていて、生田せんせいが前からあたためていた中から『ラスト・タイクーン』を選んでくださったんだそうです。

・最後の「Thank You」の歌詞は、生田せんせいが悩みに悩んでいて、歌詞が上がってきたのはなんと通し前日くらい(笑)
 「だから通し1日目は、私こうやって(と目の前の進行表を持ちながら)歌詞見ながら歌ってましたもん。『これ初日までに覚えられるかなー』って思いながら(笑)」

「生田先生が、『18年宝塚に捧げてきて退めていくトップスターの気持ちが分からない…』って悩んでて。『そう簡単に分かってたまるか』って(笑)」
 なんか生田せんせいと蘭寿さんの関係性が可愛い。
 「で、『これでどうでしょうかっ!!』(持ってた紙を、肘ピーンと伸ばして顔うつむけて差し出しつつ)(単位すれすれの学生が教授に追試レポート出す時みたいなテンション)って感じで出来てきて…(笑)。1ヶ所だけ、『ここは私の気持ちと違うしモンローとしても違うと思う』と言って直していただいたんですけど、そこ以外はもうオールオッケーでした」

・お稽古中、毎日生田せんせいが「すみません、今日もできてないんです…」と謝ってたらしいです(笑)
 「私も余裕ぶって『あ、全然大丈夫ですよー』とか言ってたんですけど、さすがにやばいなと思って『あの、先生…そろそろ通しですけど…』って(笑)
 そしたらその通し前日の夜中にFAXで、『遅くなって誠に申し訳ございませんでした』って歌詞がダーッと送られてきて(笑)
 なんか前にもこういうことあったなーと思ったら、『月の燈影』の時に大野先生が次の日の台詞をFAXで送ってきてたなーって思い出して(笑)、あれ以来ですね。あんなのは^^^^」

 うるわしきヲタクつながりwww
 ていうか私は、蘭寿さんちFAXあるんだ!ということに地味に驚きました(笑)。スターたるものあらゆる事態に備えなくてはならないのですね。こういうやり取りがメールじゃないところが非常に蘭寿生田っぽい!(偏見)

・でもこの話を聞いて、毎回Thank Youでやたらと泣いてしまう理由が少し分かった気がしました。生田せんせいと蘭寿さんの想いがいっぱいつまった歌なんだな、と。

・この作品の中で、モンロー以外にツボな役は?と訊かれ
 「ライディングウッド。…あの、紫峰七海ちゃんの、監督の。椿姫の場面を出番前に袖で見てるんですけど、すっごく細かくいろんなことやってて面白いんですよねー」
 と。
 ショーのVACATIONでやってるガイドさん?の役も大好きだそう。オーシャンズといい、ふみかさんは蘭寿さんのツボにはまるようです(笑)

・モンローはああいうラストを迎えるけれど、残された人たちがまた映画を作りつづけて彼の想いは残っていくし、ゆうまりんさんとみつる(という呼び方だった)が「自分たちが生きているかぎりモンローも生き続ける」というような台詞を言ってくれてて、新公時代から一緒に過ごしてきた二人がそういう台詞を言ってくれて本当に嬉しい…と。
 生田先生がすごく愛情を込めてこの作品を作ってくださって、今回生田先生とご一緒できてよかった、と仰っていました。このへんも大意ですが、とにかく蘭寿さんの表情がとても真摯で優しくて、あんな顔を見たら今後もいっくんに肩入れせずにはいられないよね!

「最後にキャサリンに言う『僕はずっと君のそばにいる。僕は永遠に君を愛してる』は、もちろんキャサリンへの言葉でもあり、お客様やファンの皆様に対する私の想いでもあって…」
 という言葉も印象的だったなあ。いつもいつも、ファンに大きな愛情を向けてくれる蘭寿さんが大好きです。


【ショーの話】

・いちばん最初に吟遊詩人で出てる、という話で
 「まあ一瞬なんですけどね。…ねー、なんであの衣装新しく作ったんでしょうねー」
 とぼやく蘭寿さん。えっ新調なのwww
 「あの衣装についてる羽根、10センチいくらだったかなー?すごく高級なのを付けていただいてるんですけど、舞台でガッて脱ぐたびにその羽根がどんどんもげていってて…www」
 蘭寿さん、ショーの話になるとどうも草生やしがちです。なんとなく、語尾にね、生えてる。
 「なので、一瞬なんですけどあの衣装もよく見てみてください」
 との事でした^^

・オープニングの衣装は今回新しく作っていただいて、華やかですよね!と。
 「今回のお稽古が始まる前…ディナーショーのお稽古中だったかな?それくらいのときに劇団で齋藤吉正先生にお会いしたら、すっごいうれしそうに近づいてきて
 『とむ!オープニングの衣装、全員新調だから!!!(`∀´)b 』
(親指立ててドヤ顔)
 ってwww ワルーーーーい顔でwwww」
 wwwwwww
 吉正ブレねーな!っていうのと、蘭寿さんの吉正モノマネがおもしろすぎて会場大爆笑。
 吉正の「親指立ててドヤ顔」は上手方面に向けてやってくれたのですが、会場のウケっぷりが嬉しかったらしい蘭寿さん、下手側にも「全員新調だから!!!」ってもう1回親指立ててくれました。まさかのモノマネリプライズwww

・だめだ、これ書きながら思い出しててもじわじわくる。蘭寿さんが再現する吉正のドヤ顔。表情がほんとそっくりだったwww

・そんなわけで大盛り上がりの(笑)オープニングですが、蘭寿さん的にとても好きなオープニングだそうです。
 「青木朝子先生の曲がすごく好きで…歌ってても楽しいし、客席が盛り上がってくださってるのが分かるので」
 と。うんうん、楽しいよね!私もこの間、たいくつな仕事をしてたときにアレを口ずさんでたらすごく元気になったもん。

・そのあとの客席降りも、お客さんの笑顔がさらに大きくなるのを感じられて好きだそうです。
 「ショーの後半で使う曲をラテンバージョンでやるっていうのが、いいなって。あとで出てくるときはバラードで歌うんですけど、ここでは明るい感じなのが…好きですねー」
 との事でした。なんだか分かるなあ。ショーの全貌を知ってからリピートで観ると、あの明るいのがまた響くんですよね。

・ケントモリ先生の場面について。
 ムーンウォークは
 「家でずっと練習してました。もうー、見せたいくらい面白かったですよ(笑)。歯みがきしながら廊下を行ったりきたり(笑)」
 歯みがきしながら廊下でムーンウォークしてる蘭寿さん…み、見たい……!可愛い!

・足の裏を全部使って擦って、ヒールアップして、もう片方の足の裏を擦って…というムーンウォークの動きを、てのひらを足の裏に見立ててすごく丁寧に説明してくださってました。
 舞台で履いてるのがスニーカーで、底がセパレートになってるので(ダンス用のスニーカーって甲を曲げられるようにセパレートしてあるから、そういうやつかな?)足の裏全体を感じるのが難しくなかなかお稽古の時のようにはいかないそうなのですが、今ある状況のなかでのベストを尽くしたい、と。

・ムーンウォークはまだ「発展途上」とも言ってましたが、
 「最後まで、できない何かに挑戦しつづけているっていうのが…常に前を向いて歩いてきた自分らしいかなって思ってます」
 というようなことも仰っていて、なんか眩しかったです。すごく楽しそうで、キラキラしてた。そういう人なんだなあ。

・「今まで小池先生や植田景子先生など、いろいろな先生のモノマネをご披露くださったとむさんに、是非ケントモリ先生のモノマネもお願いしたいのですが…」
 という司会からの無茶ぶり(笑)
 「えーーー!モノマネ???なんだろう…あんまりクセとかないんですけど……」
 と困惑する蘭寿さん。確かに会見とかを見ても、ケントモリさんってビジュアルは個性的だけど話し方はきわめてまっとうな感じですよね(何だと思ってるの)
 「あ、でも、意外と甘い物がお好きみたいで。こう、振付で煮詰まってる時とかにお菓子を持っていくと、すごいうれしそうに
 『らぁんじゅさんのお菓子いただきまぁーーす!!!』
 って(笑)」

 高!!ケントモリさんテンション高!!!
 「振付してる途中とかでも、持っていくと『ワンエンツーエン…らぁんじゅさんのお菓子いただきまぁーーす!!!』って(笑)。で、絶対その場で食べるんですよ。すぐに。それでまた振付に戻っていくっていう(笑)」
 すごく自由で、アメリカンで、「振りを受けさせていただきます」って感じでは全然なかったそうです。「それいいですね、それで行きましょう」とどんどん振りが採用されていったり、「蘭寿さんの動きにくいところがあったらすぐに言ってください」と言ってくださったりしたんだとか。このへんは前回の大石さんのお話とも共通してますね。

「情熱大陸かなんかで見たんですけど、ケントモリさんってアップしないらしいんですよね。確かにお稽古場にいらっしゃっても、アップしないでいきなり踊ってて。でもすごい動くんですよね。
 お稽古の後とかにも、『皆さんに捧げます。今日僕は本当に感動したので』って言って突然マイケルジャクソンの曲を踊っててくださったりして(笑)。それが本っっっ当にかっこよくて!!私たちはもうぎゃあぎゃあ言ってたんですけど」

 ケントモリさんについて語る蘭寿さんは本当に楽しそうで、楽しいお稽古だったんだろうなーということが伝わってきました!

・中詰めは、曲を初めてもらったときに「どうしようすごい昭和の香り……」と思ったらしい(笑)(私たちと同じ反応ですね!奇遇ですね!)
 「でも『思いっきりやってください』って言われて、音楽担当が甲斐先生(と聞こえたのですが違うかも。プログラム未確認)だったんですけど、もう思いっきりやったら
 『それだよ。とむくん、それだよ』
 って言われて(笑)
 コレでいいなら、いちばん楽なところだな…と^^」

 あの「しやっくぅねつぅの〜」が「いちばん楽」だと語る蘭寿とむさん。やはり只者ではない。

・そんなところも含めてラテンはとても自分らしいし、客席にもそんな空気を感じる、と仰ってました。銀橋に出ていくとき「待ってました」感があるらしい(笑)。たしかに私も「待ってました」って思ってる(笑)

・騎士の場面について。
 初舞台ロケットの、剣を持って踊る演出を齋藤吉正先生が憶えていてくださって、それにちなんだストーリーを付けてくださったそうです。2曲目でロケットの曲が流れることもあり、このあいだ観にきた同期(芸名を言ってたのですが聞き取れなかった…)は泣いて帰った、と。
 衣装の軍服も、色もきれいだしすごく気に入ってるそうです。

・そして、羽山先生に付けていただいた黒燕尾。
 「すごく基礎の、音楽学校で習うような基本的な振りなんですよ。あー、羽山先生は最後にこういう課題をくださったのかー、と。
 なので、とにかく全員できっちり踊りこもう、とみんなで決めて…難しい振りではないからこそ、ちゃんと踊らないと踊れないので、全員で気を揃えてやっています」


・月央さんとの場面がありますが…という振りに
 「あそこね、今日拍手をいただけて。ね。
 『うわぁ粋なことするなぁー』って思いながらよっち見たら『ふぇーーーーん(´;ω;`)』って顔してて(笑)、私はもう『泣くな!泣くな!』って目で(笑)
 周りのピックアップメンバー、アキラとかもウルッと来てる雰囲気があったんですけど、よっちがいちばん『ふぇーーーーん(´;ω;`)』って顔になってて。袖に入ってからも『優しすぎるぅーーーー、幸せすぎるぅーーーーーー(泣)』って言ってました」

 よっちも可愛いしよっちの顔真似する蘭寿さんも可愛いし、実際のよっちを想像したら、なんか、もう、やばい。
 拍手が起きた公演を私も観ていたのですが、頭がショートしてしまってそのときの記憶があんまりないです。不意打ちすぎた……

「でもあれは、よっちがこれまで男役としてずっと取り組んできたことに対する結果なので。
 すごく先生の愛情を感じるし、羽山先生もよっちがそれに値すると思ったからあの振りをつけたんだと思うんですよね。お稽古場で振りがついた時も組子のみんなが拍手してて」

 このお話のあいだ、泣かないようにするのに必死でした。いまも書きながらちょっと泣いてる。蘭寿さんの口から、よっちについてこんな言葉を聞ける日が来るなんて。

・黒燕尾はやっぱりきちんと出たいし、髪型もきちんとしないといけないので、階段の上から降りてくるのはかなり時間的に厳しくて「ものっすごい早替わり」だそうです。
 「でもやっぱり、頂点で降りてくるということにも意味があると思うので…がんばって着替えようと。もう、ワンフレーズ遅れたら間に合わない、っていうくらい。カゲ段をすごい勢いで上ってるから、みんな必死によけてくれてます(笑)」

・以前、黒燕尾で大事にしていることは「ライン」だと仰っていましたが、それ以外に大切にしていることはありますか?と訊かれて
 「ポーズ。…一緒か(笑)」
 と。
 「でもこれは本当にね、花組下級生の頃に、磯野千尋さんが花道から厳しく…あ、そんなに厳しくもなかったですけど(笑)、毎日『違う』『違う』ってチェックしてくださって。
 それまでは結構ノリやフィーリングで踊っていたんですけど、『肩はそんなに動かしちゃダメ』とか全部叩き込んでいただいて本当にありがたかったので。大切に踊りたいなあと思ってます」

 よっちも言ってたけど、伝統ってこうやって受け継がれていくんですよね。今まさに蘭寿さんの背中から学んでいる下級生も、きっとたくさんいるんだろうなあ。

・燕尾のあとのデュエットダンスも、王道な感じで大好きだそう。
 「リフトとかもありますし、らんらんコンビの集大成として…ふたりで3年間築いてきたものをしっかりと表現できるように、と思いながら踊ってます」
 蘭寿さんが「らんらんコンビ」って言ったのがちょっとおもしろかった(笑)。私もあのデュエット、大好きです。


 ということで公演のお話は以上!
posted by 白木蓮 at 15:49 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 10, 2014

花組初見メモ

  花組『ラスト・タイクーン』『TAKARAZUKA∞夢眩』、初日周辺の感想をとりあえずバーッと箇条書きしてみます。順番めちゃくちゃだし、記憶違いも多々ありそうですがご容赦を。。

・始まり方がおしゃれ!
・幕開き早々よっちがオロオロしてて可愛い。
・千夜一夜物語、らんちゃんの相手役がタソでマハラジャはまりすぎてて視線持ってかれるw
・試写会終わった瞬間のよっちの愛らしさが1000%シャカリキパラダイス。
・みつるきゅんイギリスの芸術家が似合う。うまいなー。
・原作でも印象に残る「ストーブの前の女」のくだりが美しく表現されていて、流石いっくん。
・ココナツグローブの歌手がネコくんセンターで和海ボーイ&びっくくん。本気の歌手陣。
・キキべー可愛い!!!!!
・アキラ&くみちゃんの絡みがエロい…スーツなだけに…
・ティアドロップサングラスをかけて車運転してくる蘭寿さんとか、クラブで突然キレッキレに踊り出す蘭寿さんとか、いっくんの「こんな蘭寿さん見たいです」が発動されまくっててありがとう!
・海デートでの会話がいちいち好き。ひとことひとことが全部好き。
・だいもんのだめんずぶりがやばい。
・安定のテーブル×だいもん。
・安定のゆずかれーくん×カメラ。
・お酒に飲まれる蘭寿さん、という見慣れない設定(笑)
・柚香水美に十字架リフトされる蘭寿さん!むふふ。
・みりお様はびっくくんに片手リフトされてます(片手ではないしびっくくん一人でもないが、なんかそう見える)
・蘭寿さんの「I LOVE YOU」の破壊力。
・ユニオンのみんながモンロー側に付くくだりがわりと謎なんだけど、モンローが歌う「人生をかけた夢♪」が美しすぎてどうでもよくなる。
・きらり可愛いよきらり。
・みつるきゅんまりんさん高翔さんの台詞が反則すぎる。。
・最後にうしろへ歩いていく蘭寿さんの、振り向きかたが超蘭寿さん。

・ショーの始まり方に毎回新鮮に驚く(笑)
・スパイダーちゃんたちが可愛い!みりお様がとっても吉正アイドル!
・プロローグの衣装、派手でいいけどちょっと踊りにくそうだなあ。
・らんちゃんのエリザベスカラーと髪型がめっちゃ似合ってる。
・キキ・アキラ・ふじPのピックアップで、それぞれの相手役にりりか・せいら・レンナを持ってくる吉正の慧眼…!
・「∞に咲け、シャイニングドリーマー♪」の振りを踊ってる蘭寿さんの可愛さったらないよね。
・VACATIONでだいもんが着てる衣装、ファンキーサンシャインの洗濯物で蘭寿さんが着てたやつ?ですよね?
・らんべーりりのマーメイド!何これ竜宮城!?!?
・らんちゃんまじ吉正プリンセス。
・「釣りしてたら♪」のとこのだいもんのテヘ顔が!KA・WA・I・I!!!
・女子「キスしてよ♪」男子「キスしちゃう♪」のとこが全員かわいすぎて><
・蘭寿さんの銀狼かっこいいーーーー!!!!ヅラ失敗してなくてかっこいい!!!!!
・もふもふ高翔さんも超かっこいい…。
・初見でなんとなくざーっとメンバーを見てたら、マキシムがひとり娘役にまざっててすごいびっくりした(笑)強そう(笑)
・ムーンウォークしてたら背中からひらめちゃんにぶつかっちゃう、おっちょこちょい系蘭寿さん。
・みりお様が「アチョーーッ!」て感じでセリから飛び降りてくるよ!
・マイティーの歌、初日は手に汗握ったけどどんどん良くなっているので今後が楽しみ。
・事前に聞いた段階では「え…」って思ったけど、だいもんらんちゃんのPreserved Rosesけっこう好きです。かっこいい!
・中詰めは、ちょっとテンポゆるい感じもするけど正統派な歌い継ぎで好き。振りも好き。
・キキカレーを従えて違和感ないイティカが神。
・きらり降臨時の(私の)テンション上がりっぷりがすごい。
・気を抜くとすぐに蘭寿さんの「しやっくぅねつぅの〜♪」が脳内を回る。ディアマーンテー♪
・ラテンなデュエットダンスのところのカゲソロが美穂圭子おねえさまにしか聴こえないんだけど誰!と思っていたらびっくくん!
・しかし分かったあとで聴いててもやっぱり美穂圭子おねえさまの顔が浮かんでくる奇跡。
・戦隊ピックアップ(違う)は蘭寿さん・みつるきゅん・だいもん・アキラ・キキちゃん。意外と戦隊っぽくなかった^^
・「みりお様を誘惑するゆずかれーくんの図」はさすがにマンネリ感が拭えないものの、和海ボーイがアグレッシヴにがんがん歌ってるのは楽しい。
・あの曲、もとの(マリスミゼルの)を知ってる方にとっては複雑なのだと思いますが私的にはかなりクセになります^^
・最後にセリ上がっていくみりお様の恍惚とした表情…。
・蘭寿さんセリ上がりから始まるクラシカルな宝塚シーンが、ほんっとに大好き。夢のように綺麗だなあ。
・だいもん…ええ声や…
・みんなに見送られるサヨナラシーン、大介っぽいベタベタな感じなんだけどやっぱり泣いちゃう。
・とにかく黒燕尾〜デュエットダンスが美しくて美しくて、圧巻。
・よっち………!!!!!!(まだ言葉にできない)
・黒燕尾、終盤でアップテンポになるのがいいですよねえ。
・エトワールはせんなさん。周りを囲むダルマちゃんたちが∞のフォーメーションで可愛い。
・蘭寿さんのパレード衣装と羽根、大好きです。シルクハットを触る振りがイイ!
・正統派シルクハット、娘役ちゃんのマーメイドドレス、そして私の愛する羽根扇。幸せだ…。

 以上。
 なんか、まだ全然実感がないです。この先何かしらの感慨が訪れるだろうな、という確かな予感はあるのですが…今のところは、ところどころでギュッとなりつつもいつもどおり楽しく鑑賞している感じ。
 まあ、なるようになるでしょう。
 たくさんの優しい旋律と風景に満たされて、ひとまず東京に戻ります。それでは、再見!
posted by 白木蓮 at 21:17 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 09, 2014

花はいつか実を結ぶだろう

 花組『ラスト・タイクーン』『TAKARAZUKA∞夢眩』、無事に初日の幕が開きました。初日からムラにいたので東京の歴史的な大雪を体感できなかったのは少し残念ですが、おかげで何も影響を受けず遠征できたのだから贅沢は言えぬ。

 初日は芝居もショーもとにかく情報量が多すぎて頭が追いつかなくて、おまけにショー終盤で私的に天地のひっくり返るようなサプライズ演出があり、なんかもう「あれは…夢…?」ってなったまま終わったのですが(そしてそれについては未だに夢なんじゃないかと疑っているのですが)、とりあえず、楽しかったです!
 芝居にもショーにもサヨナラ的な演出はふんだんに施されているし、どちらにも両演出家の蘭寿さんに対する前のめりな愛情(笑)が詰め込まれていてとても有り難いなと思うのですが、それ以上に、どちらも「組子ひとりひとりが活躍できる」作品に仕上がっていたのがすごくすごく良かったなあと。蘭寿さんが望んでいたのはこういう作品なんだろうな、と、素直に思えました。お茶会でも、吉正にそういうオーダーを出したって言ってたもんね。

 お芝居は記念すべきいっくんのデビュー作。
 広げまくった風呂敷を畳みきれてなかったり説明が足りなかったり多少展開が強引だったりはするものの、私これ好きです。楽しいいいいいい!!!!
 とりあえず、いっくんが自分の脳内にあるであろう「かっこよくて可愛くてかっこいい蘭寿さん」と「厨二病なみりお様」と「狂気じみただいもん」をこれでもかと突きつけてくるので面白くて仕方ない(笑)。たぶんいっくんは製作期間の半分くらいをだいもんのキャラ造形に費やしてたと思う^^^^(あ、だいもんの役は原作からかなり離れた設定になっているので。)
 蘭寿さんはひたすらかっこいいし、らんちゃんも可愛いし。女優ミナ・デービスはらんちゃんのキャラじゃないのでは…と少し危惧していたのですが、そこをサブリナ的シンデレラストーリーに仕立てたあたりもいっくん上手いよね。ふたりのラブシーンの台詞がいちいち素敵で、なんていうか、蘭寿さんが一言発するたびに客席の赤面する音が聞こえるようでした///// いっくん狙ってるやろ///////
 でもこんなにちゃんとした「大恋愛物!!!!!!」を観られて幸せだなあ。やっぱり、まっすぐに恋愛してる蘭寿さんが好き。
 あと『春の雪』でも思ったのですが、いっくんのイメージ構成というか、「現実じゃない場面」の作り方が大好きです。幻想シーンのミナの使い方とかがめちゃくちゃツボだった。ふじPの存在感もよかったー。ふじPは何か違う意味でいっくんのドリーム背負ってますネ!バンドネオンの森下と1ミリもキャラがぶれてない!(笑)

 いろんな人がキャラに合った役で活躍しているなか、みりお様はちょっと柄に合わない役で苦戦している印象。まず年齢がみりお様>>>蘭寿さんっていう時点で相当こちらの脳内補正が必要に…(言うな)
 しかしそんなブレーディさんの全てが私にとってツボすぎるのでオールオッケーです。可愛い!可愛すぎますみりお様!りりかとのアレな場面をべーちゃんに見られちゃったときのみりお様が、もう…あまりにもツボに入りすぎて初日はその直後のだいもんの歌が入ってこなかった…。ちなみにみりお様でいちばん好きな台詞は「親の心子知らずだな」です。だいもんベネディクトの「飛んで火に入る夏の虫」と張る勢いで好き。ことわざに強い花89期。
 そんなみりお様がラストで放つ台詞、さらにその前のキキちゃんの台詞には、これからの花組を担う人に対するいっくんの愛ある眼差しが感じられて苦しいけどすごく胸に迫る。『アルバトロス、南へ』のキムラさんのような。
 みつるきゅんや高翔さんやまりんさんの台詞にも、「その人が言うからこそ」意味のある言葉がたくさん紡がれていて、タカラヅカって温かい場所だなあとあらためて思いました。

 初日の幕間に緞帳が上がった瞬間、客席がぬるーい感じでザワついた(笑)ショー『TAKARAZUKA∞夢眩』ですが、私これも好きです。楽しい。
 いや、前半はいろいろ思ったけど…あとタカラヅカの演出家はゆずかれーくん×みりお様の使い方がワンパターンすぎると思うけど…(分かる、萌える組み合わせなのは分かるんだよ!しかし景子たん→稲葉くん→吉正って3連続はさすがに飽きるんだよ!オリジナリティ出してこうよ吉正!)
 でも後半で全部吹き飛びました。
 花蝶さんと凪咲さんが剣を抜くところで蘭寿さんの初舞台ロケット曲「Broadway Melody」が流れる演出、シンプルで美しい羽山先生の黒燕尾、そしてスモークの中での正統派デュエットダンス。観たかったものを観せていただきました。幸せ。
 何より黒燕尾のなかでのサプライズがね…
 ちょっと未だに信じがたい。幸せすぎて事態が飲み込めない。もう少し消化できてからまた書きます。

 前半のTHE吉正パートも、個人的に恐れていた「ごちゃごちゃ詰め込みすぎて絵ヅラが汚い」という事態が起きてなかったのでわりと好きです。らんちゃんがまじ吉正ワールドの住人で、みりお様ももちろん吉正好みのフォトジェニックさで、そんななかバリバリと吉正ヒーローをやってる蘭寿さんがツボ。∞の振り可愛い。マネしたい。
 ケントモリさんの場面はまだちょっとストーリーがよく分からないのですが(笑)蘭寿さんのビジュアルがひたすらかっこいいので無問題!高翔さんも超かっこいい!みりお様美しい!あとゆずかれーくんがゆずかれーくん史上最強ビジュアル。いつだって最強なのに!最強オブ最強!

 ひとつだけ文句つけるならば、プロローグが全部打ち込みなのは流石にもったいないと思う…。幕開きのみりお様スパイダーは仕方ないけど、そのあとの音楽も全部オケなしなのはちょっとなー。なんとなくノリきれてない感じなのは打ち込みのせいだと思うのですが、どうでしょう?(訊かれても)
 テンポ違うとはいえパレードでは同じ曲をオケでやってるんだから、プロローグもやってできないことはない気がするんだけど…なんか無理な事情があるのかなあ。うーん。

 という感じで物申したい点はありつつも、まずは初日を楽しく迎えられたことに感謝!
 どちらも観るたびに色々発見がありそうな作品なので、これから通うのも楽しみです。細かい感想はまたあらためて。

 (WEB拍手からコメント下さったよっちファンのNさま、ありがとうございました。読みながらちょっと涙出てしまいました。よっち本当に本当に大活躍なので、ぜひとも公演観にいってくださいませ…!!!)
posted by 白木蓮 at 23:58 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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