May 03, 2014

ラストタイクーンの壺3

 ふたたび、アクショーン!
 ということで続きです。


・ふじPブリマーが完全に森下(バンドネオン上海)。いっくんどんだけふじPの世界征服キャラがお気に入りなのw
 ふじPの、ぬらりと狂気がかった存在感が大好きです。特に悪夢の場面のハミングが好き。すごく耳に残る。

・幻想の場面はブロンソンも好き。ミナに対して一瞬見せる優しい表情や不安そうな眼差しにキュンとなる。…って、私オーシャンズ2幕冒頭の幻想場面でもだいもんに対して同じこと考えてたわ。

・蘭寿さんを十字架リフトする水美柚香が俺得すぎてニヤニヤ。いっくんありがとう!

・お酒に弱い蘭寿さん、という設定が何度観てもいまいちピンとこないよね^^

・蘭寿さんの殴られるフォームが機敏すぎて鮮やかすぎて美しすぎる(笑)
 蜂の巣と同じく、相手の拳がどこに入ったかよく分かる殴られ方。筋肉のフル活用ぶりと体幹の強靭さが尋常じゃない。ふじPや水美柚香が3倍増しで強く見えます…!

・ミナに車が近づいてくるシルエットの映像、からパッと切り替わってホリゾントにモンローとブリマーの影が映る瞬間が、息が止まるほどスリリング。

・「あの女のところへは行かないで!」あたりのセシリアが、台詞だけ聞いてたら相当うざい子なんだけど(笑)ぎりぎり「けなげ」と思えるラインに踏みとどまっているのはべーちゃんの持ち味だなあ、と思う。

・そこからのモンローとキャサリンの場面は、もう全力で恥ずかしいのですが(笑)
 あの恥ずかしい応酬を、どまんなかの直球投げまくって三振を決めてくれる蘭寿さんの恥ずかしさはさすがだなあと感嘆せざるを得ません。ほんとうに恥ずかしい//// でも好き///////
 (恥ずかしい恥ずかしい言い過ぎだ)

・毎回くるぞくるぞって思ってるのに、毎回新鮮に「I LOVE YOU」でカァッと赤面する。客席が真っ赤に染まる音が聞こえる。
 なんていうか、世間一般の人が(多くはネガティヴな意味で)イメージする宝塚の「クサさ」そのものだと思うんだけど、ここまで本気で、そしてきわめた人がやるとそれは全くの様式美なのだなあ、という…。

・こんなクサい「男役・蘭寿とむ」を観られるのもあとわずかなんだな、といま書きながら思ったら胸が詰まった。

・ユニットメンバーの心変わり場面は、東京公演の序盤でも書いたように、どんどんみんなのお芝居が深まっていてどんどん大好きになっています。ひとりひとりの表情が熱くて、真剣で、見飽きない。やっぱりゆずかれーくん観てると泣く。

・まりんさんがブレーディに反発するところで、イケメンアキラが階段降りてまりんさんを止めに行くんだけどイブ様にあっさり突き飛ばされてるのがツボ。90期の力関係^^(違)

・モンローの「人生を、かけた夢…」に万感の想いが込められている気がして、みんなに向ける眼差しの熱さと愛情に打たれて、毎回どうしようもない気持ちになる。モンロー・スターは情熱の人だけれど、蘭寿モンローを蘭寿モンローたらしめているのはやっぱり「愛」なんだなと思います。愛の人。

・それまでのまりんさんの呼びかけでもグッときてるんだけど、みつるきゅんの「簡単な話だ。もともとモンローに呼ばれて来たんだ」という答えが、あまりにもシンプルで明快でいつも泣かされてしまう。そのあとの「映画が好きになってしまった」で、さらに。みつるきゅんのお芝居ってほんとうに素敵ですよね…。

・きらり可愛いよーーーーー。
 オーッホッホッホ!という登場が大好きなんですが、前に出てくる前にみんなの後ろで「アタシの出番よ!行かなきゃ!」みたいにウキウキした顔でわたるひびきくんを見るきらりも大好き。そしてそれを受けて、すごい勢いでみんなをかき分けてくるわたるひびきくんもイイ!ナイス先導!

・みりお様の「なんで!?」、場面のトーン的にムラほどコメディっぽくはないんだけどやっぱり可愛い。だだっこブレーディ。

・きらりに「モンローのほうがイイ男じゃない」って言われた瞬間、蘭寿さんが鼻を触りながら笑うのがエロくていいよね(笑)。蘭寿さんの鼻を触る仕草はなんであんなに色っぽいんですかね…ちょっとだけ上目遣いになるからかな。

・余談ですが、あの「キラーン☆」っていう照明を見るたびに、ロシアンブルーを思い出す。文系ヲタクはあの照明が好きなのか(笑)

・みりお様が「それまで勝手にするがいい!」って言いながら手を突き出すところで、かならず片足浮いちゃうのが捨て台詞感を増しててめっちゃ可愛いなーと毎回目尻を下げてる。

・キキちゃんワイリーがモンローになびかないのは、脚本家としてのプライドに加えてセシリアへの気持ちがあるからなんだろうけど、あそこのキキちゃんがすごく好き。
 ムラ初見時にも書きましたが、みりお様やキキちゃんの役柄には、これから蘭寿さんのいない花組を君たちが創っていくんだよ、という演出家のメッセージをすごく感じます。愛ある試練…って言うと言い過ぎかもしれないけど、そういう厳しさと、あたたかさ。

・ワイリーが去っていって微妙に気まずくなった瞬間、ポンッと手を叩いて「上映館を探して全米じゅうの映画館を回りますよ!」と空気をポジティヴに変えるよっちまじ天使。
 「やっぱり、あなたはタイクーンですよ!」を、ネコくんが言うのもいいなあ。

・キャサリンとつないだ手を離すとき、その手を残しながら離れるモンローが大好きです。あの優しい指先と眼差し、そしてネクタイ直しながら歩いていくシルエットの美しさ。私たちの目に映る、生きたモンローの最後の姿。

・だいもんブロンソンが本当に心底クズでたまらない(*´д`*)
 ほんっとクズだわーと震えつつもだいもん上手いわーと思うのは、「撃てないじゃないか」の言い方。ラジオのアナウンスを邪魔しない静かな声なのに、ちゃんと脳髄に響いて聞こえる。あれはすごい。
 ハケぎわの笑い声の狂いっぷりも大好き!はーー、ルキーニも楽しみすぎる。

・ブロンソンとキャサリンの影をうしろの幕に映し出す照明も印象的。なんでだか、あの影を見ていると絶望感でいっぱいになります。

・モンローの「ライトをつけてくれ」でボンッとスポットライトがつくところ、シアターの雰囲気とかも含めて、どうもディズニーランドのカントリーベアシアターを思い出してしまう(笑)。ここ数年行ってないけど、あんな感じの場面なかったっけ?

・真っ白いスーツの蘭寿さんが、ひたすらに美しくてすがすがしい。ぜんぶ白いんだけどネクタイだけストライプなのもお洒落。

・とってつけたような演出と言ってしまえばそれまでだけど、でもやっぱり「Thank You」が好きで好きで大好きで。
 いっくん渾身の歌詞はもちろんのこと、優しいけれど軽やかで明るい曲調も好きです。たぶんずっと、私にとって特別な1曲になるんだろうなと思う。

・紗幕の向こうに広がる「ストーブの女」の撮影風景が、何度観ても死ぬほど愛おしい。
 「それでも俺は創りつづける。おまえのいないこの世界で」と言い放ったあと、その撮影風景を見やるみりお様の表情もたまらなく好き。すごく優しい眼差しで撮影を見て、それから、銀橋の蘭寿さんを見て。
 新公のマイティーは(私の記憶が正しければ)これやってなくて、最後まで厳しい表情でした。たぶんブレーディとしては新公のほうが正しいんだと思うけど、でも私は、最後にあんな顔で蘭寿モンローを見てくれる明日海ブレーディが大好きです。

・ここからの、「いつか灰のうえに雨は降りそそぎ 時を重ねいずれ花は実を結ぶだろう」から「紡がれた歌は時を駆け 遥か未来へと継がれてゆく」あたりが最高潮に好きすぎて、いつだって新鮮にぶわぁーっとなる。
 そして「光が照らし出す世界へ僕はいま旅立とう」で、蘭寿さんに集まる透明な光。
 青と白のムービングサスがぐわーっと蘭寿さんめがけていく瞬間が好きで、いつもオペラを外して観ています。あの場所で光り輝いている蘭寿さん。幸せ。

・まりんさん・みつるきゅん・らんちゃんの会話にもいっくんの愛が詰まっていてすごく好きなのですが、ムラ初日の段階ではまさかみつるきゅんまで専科に行くとは思ってなかったな…淋しいな。

・毎回のように泣きながら観ているのに、まりんさんの
 「モンローが趣味で撮影していたフィルムだ」
 という台詞で、どうしても18禁の何かを連想してしまう自分がほんとうに嫌。

・モンローとキャサリンがすれ違いながら一瞬立ち止まるところ、これ以上ないくらいベタな演出なのにすごく胸を締めつけられる。あの一瞬、ふたりから生まれる空気がとても好きなのです。薫りのように立ちのぼる空気。

・西のお茶会でも東のお茶会でも、
 「僕はいつまでも君と共にいる。僕は永遠に君を愛している」
 という台詞はキャサリンだけじゃなくてお客様みんなに向けて言っています、と蘭寿さんが語ってくれたから、それを受け取るつもりで耳を傾けています。

・歌い終わりに、2階席を端から端までずーっと、優しい瞳で見渡す蘭寿さん。あの笑顔はきっと忘れないと思う。愛しかない。

・もう何灯つくんだってくらい無数のサスが蘭寿さんに集まって、神々しいような眩しい光のなかで微笑んで…
 あの振り向く角度とか、肩のラインとか、広い背中とか、すべてが最高に蘭寿さんで最高にかっこいい。
 大好きです。


 ****


 以上!
 あんまり湿っぽくなりたくなかったのですが、最後のほうはやっぱりおセンチ(死語)になってしまいました。許してください。

 あと8日、駆け抜けます!
 8日か…ショーの感想書ききれる気がまったくしない…(苦笑)
posted by 白木蓮 at 23:12 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 30, 2014

ラストタイクーンの壺2

 ラストタイクーンの壺、つづき。


・ザブラスはなんで2年も干されてたの?千夜一夜物語から1年しか経ってないよね?と友人と話していて、「千夜一夜物語の成功で調子に乗りすぎたから」という結論に至りました。多分まりんおじさん、スタジオでみりお様とすれ違うたびに「いや〜よかったよね、モンローがミナ・デービスを発掘してさ!」とか「誰かさんの言う通りにあの女優たちから選ばなくて正解だったよねーホント!」とか聞こえよがしに言ってたんだと思う(笑)。それでみりお様ピキッてなっちゃったんだと思う(役名で言えよ)

・ケイティが「昨晩の女性の連絡先」を差し出したとき、モンローがちゃんとケイティの目を見て「あとで連絡してみるよ」と言うのが好き。なんか、あの一瞬がすごく蘭寿さんぽいなーと。

・せんなさんの声は本当に素敵だなあと思うのですが、なんといっても好きなのが「タイクーン」!なんか、他の人が言う「タイクーン」とは違うんですよね。鼻から抜けるような、おしゃれな言い方なの。

・ココナツグローヴの場面はどこも楽しくて目が足りない!
 とにかくモンローユニットのスタッフがこぞってタキシードでおめかししててイケメンすぎるし、秘書のみんなもきれいにドレスアップしてるし、ネコくん・和海ボーイ・びっくくんのガチ歌手陣も見たいし、ノリノリなバンドメンも気になるし。よっち落ち着きなくて可愛いし。

・ゆずかれーくんと白姫あかりちゃんは付き合ってる設定なのかな?このあとの場面でも、ゆずかれーくんがあかりちゃんの背中を抱いて歩いてきますよね。年上彼女なんだけどゆずかれーくんがリードしてる感じが幸せそうでキュンとする(笑)

・ななくらちゃんと踊りたいな、踊れるかな、と鼻の下のばしかけたらマイティーに取られるよっち。マイティーがよっちに「へへーん」みたいなドヤ顔してて、たまに舌まで出してるのがたまらん可愛い。ていうか、モンローの側近?アシスタント?とりあえず重役会議に出られるくらいには偉い(たぶん)立場なのに、ヒラの現場スタッフに女の子取られてるよっち…可愛い…。

・友人が「何度観てもよっちが蘭寿さんに言う『踊りませんか?』が、『(僕と)踊りませんか?』って誘ってるように聞こえる!だってああいうパーティで『踊りませんか?』って言ったらそういう意味じゃん!」と言うものだから、それ以降そうとしか思えなくてニヤニヤしてしまう。なんでよっちあんなキュルンとした口調で蘭寿さんを誘うの//////(※誘ってない)

・いっくんが観たいだけシリーズその1、「突然ものすごいキレで踊り出す蘭寿さん」
 話にまったく関係ない!しかしかっこいい!いっくんありがとう!!

・このあいだ思いっきり下手で観てたら、踊るモンローさんをオペラで追ってる視界に、超笑顔で「すごーい!かっこいい!」って拍手してるよっちが入ってきて至福でした(笑)

・「やれやれ」って感じで立ち上がっておもむろに参加し出すブレーディさんの可愛さったらない。

・踊ってる全員かっこよすぎてイケメンすぎて花組すごい、っていうかマーカス・ローさんの会社すごいよ!重役もプロデューサーも弁護士も脚本家もADもカメラマンも音響さんも衣装さんもこぞってイケメンだよ!君たち映画を作ってる場合じゃない出たほうがいい!

・自分もかっこよく踊ってたのに、「アステア並みでしたよ!」とモンローを褒め称える安定のよっち。

・せんなさんエドナ好きだわあ。台詞回しも仕草もアメリカンでコケティッシュで素敵だし、あの緑のドレスのプリッとしたラインも好き。

・らんちゃんの白いドレスも好き。キャサリンのほかのワンピースはラインが細すぎて少し貧弱に見えてしまうのが残念なのですが、あのドレス似合うよねー。生地が高級そうで素敵!

・キキちゃんとべーちゃんのダンスが好き。べーちゃんセシリアが何度も何度もモンローのほうを向くのに、そのたびに何度も何度も自分のほうに抱き寄せるキキちゃんワイリー。ブレーディの娘だから、じゃなく、本気でセシリアが好きなんだなっていうのがよく分かる。
 「いいのかい?行かなくて」「私の誘いで来たんじゃないもの」「意地っ張りだなあ」というやり取りも好きです。べーちゃんに「意地っ張りだなあ」って言うキキちゃん!ほわわん。

・キキべーが可愛すぎてみりおきらりコンビをあまり見られてなかったのですが、このあいだオペラでロックオンしてたら、指で円描くみたいにして自分の顔を指し示しながら「かお!あの人めっちゃミナ・デービスにかお似てる!」ってきらりに訴えまくるのにガン無視されて踊らされてるみりお様が超可愛かった…。

・銀橋の蘭寿さんがひたすらかっこいい。
 この作品、特にここのお芝居は、「過剰な会話は想像力を固定する」というモンローの言い分に反して非常に台詞が多いと思うのですが、いっくんがそれを意識してやってるのかどうかはさておき、私はその部分がけっこう好き。ふつうはあれだけ言葉を重ねたら白々しくなるのに、蘭寿モンローは、クサい言葉を重ねれば重ねるほどその一途さが際立つような気がして。タカラヅカの男役という「ファンタジー」の真骨頂だなあと思う。

・腕をガッとつかんで迫る動きが2回もあるので、らんちゃんの腕に痣ができてるんじゃないかと心配な今日このごろ(笑)

・無事デートの約束を取り付けて下手にハケていくモンローが、銀橋の付け根あたりで客席に軽くウインクするのが…「会心の笑み」って感じでたまらなく可愛い。

・セシリアに胸ぐら掴まれて「いい感じに口説いてる」と言い張るワイリー。ポジティヴ。

・ゆずかれーくんの「行動で示してもらえますかねえ」がいい感じに小学生男子っぽくて好きです(笑)

・「やってやろうじゃないの!」でぷんすか去るべーちゃん可愛い。ちゃんと追いかけるキキちゃんも可愛い。

・いっくんが観たいだけシリーズその2、「サングラスかけてオープンカーで登場する蘭寿さん」
 話にあんまり関係ない!しかしかっこいい!いっくんありがとう!!

・もう、本当に本当にかっこいいですよね…ムラ初日、客席に戦慄が走ったよね…。

・デートのくだりはぜんぶ好き。ベタだけど好き。
 助手席にキャサリンを乗せてあげる自然なジェントルマンぶりも好きだし、「ご名答、その通りだ」ののけぞり(笑)も好き。

・この場面でいちばん好きな台詞は
 「でも、いまは君を見てる」
 です。正直この脚本だと、モンローがキャサリンに惹かれた理由がやっぱり「ミナに似てるから」しか思いつけないのですが、でもあの台詞があることで救われるというか。少なくともあの瞬間、モンローはミナの幻影ではなくキャサリン自身を見つめているのだと信じられる。

・「スクリーンには夢が広がっていた♪」と歌うキラキラした瞳を見ると、昔始発で当日券を買いに来て宝塚を観ていた蘭寿さんは、きっとこんな目をしていたんだろうなあ…と思います。

・「着いたときには、すっからかん♪」で袋を受け取るところ、ムラのときはけっこう真下で待ってたけど、今はすごいぎりぎりまでタメてからダッシュしてるよね(笑)
 新公のゆずかれーくんがここのキャッチ失敗して袋を落としちゃったのを見て、けっこう難しいんだなと思いました。しかしミスしても動じず、「あちゃー」みたいな感じで天を仰いだゆずかれーくんも可愛かった(笑)

・抱きつかれたときの「いいよ」も好き。あんなに優しい「いいよ」があるのか、と、いつも感嘆してしまう。

・あのキスのくだりを観るたびにアデューマルセイユの「忘れ物だ」を思い出して、いっくんさすがイケコの弟子だなーと思います(笑)。いや、大好きなんだよ!「忘れ物だ」も大好きだったんだよ!あの恥ずかしさと、王道ぶり。イケコもいっくんも乙女だよね…(とニヤニヤしながら毎回オペラでガン見)

・二つの顔の歌(適当なネーミング)、せんなさんの歌声のドラマティックさはもちろんのこと、みつるきゅんの「傍観者」としての存在感がすごい。ゆるぎない。

・ブロンソンとエドナって兄妹設定なのかな。

・モブでななくらちゃんと踊ってるゆずかれーくんの鬼畜ぶりにときめきます。

・アキラとくみちゃんの同期絡みがエロい…。くみちゃんの、髪を撫でつける仕草が最高にエロい。

・秘書とのあれこれをべーちゃんに見られちゃったみりお様の狼狽ぶりがやっぱり可愛すぎてツボすぎてたまらん><
 ていうか、くみちゃんをあの中に残してくるべーちゃんもべーちゃんだけど、あの空間にまた戻るみりお様もみりお様である。どんな顔をしたらいいか分からない状況MAXだと思う(くみちゃんは冷静そうだけど)

・いっくんは本当に狂気がかっただいもんが大好きだよね!私も大好き!^^
 イライラしてる…というか不安定なときに耳を触る仕草が、なんともいえない危険さを感じさせてゾクッとします。テーブル引っくり返すところも好きだけど、そのあとキャサリンにすがるときの指先とか、ひとりで絶望してるときの背中とかがすごく好き。怖くて哀しい。

・それにしてもだいもんはテーブル引っくり返すのがうまい。さすがテーブルジェンヌ。(勝手に変な称号つけないで)

・キャサリンが「忘れましょう」を歌っているとき、盆が回ってブロンソンと入れ替わりに現れるモンローが最高に美しくて…。
 ただハンドルにもたれているだけなのに、あの孤独、あの哀愁。目を離せない。

・手紙を読んでいるときの佇まいも、自然なのにひとつひとつがかっこよくて惚れぼれします。

・ユニオン結成のために立ち上がるところ、ザブラスにイラついてるブロンソンの笑顔が大好き(笑)

・「親の顔に泥を塗る」という概念はアメリカにもあるのだろうか…昭和親父なみりお様…^^

・セシリアがパパに連れていかれるとき、ワイリーは心配してついていこうとして、ボックスレーに止められてるんですよね。キキちゃん健気。

・ミナの写真を見ているときのブロンソンの背中が好き。背中だけで彼の心の動きが伝わってくるし、そのあとの絞り出すような「…あっのっやろう…」も好き。
 みりお様の「そうか、気の毒にな」が心の底から興味なさそうなのもツボです(笑)

・はーー89期シンメが可愛い。美しい。裏金渡してても美しい。

・だいもんの、帽子いじりながらの「何かを始めるときって、先立つものが必要だって思いませんかねえ」が最高に好きすぎて毎回震えます。「必要だって」の「っ」のタメとか!「ねえ」の響きとか!いいよね…!

・あんな大女優なのに、まじめに撮影に出勤してくるきらり。きっとスタジオ皆勤賞のきらり。可愛い。超可愛い。
 わたるひびきくんも良い味出してるなあ。きらりにウザがられつつも何だかんだ必要とされてるんだろうな、という存在感。オーシャンズのハロルドといい、女優に振り回される役似合うよね(笑)

・周りのスタッフはみんなストライキ起こしてるのに、自分がストライキすることなんて1ミリも考えてなさそうなよっち(*´д`*)

・イティカのアシストぶりも本当に素晴らしいですよね。モンローのことをすごく心配してるのに、冷静さも失っていない、そのバランス感が大好き。

・それにしてもあの麻のジャケット着てる蘭寿さん、かっこいいんだけどどうにも休日のお洒落パパというか、ムッシュはつらいよ感が…帽子かぶってると特に。何でしょうね、あのそこはかとなく漂う呑気な風情。いや、かっこいいんだけど!
 新公で新公学年とは思えないほどスタイリッシュにスーツを着こなしていたゆずかれーくんも、このジャケット&帽子は若干おとうさん感があったので、これはもうそういう衣装なんだなと思いました^^

・いっくんの歌詞は基本的にストレスがないのですが、「バベルの崩れる声が聞こえる」に関しては、「声」じゃなくて「音」じゃないのか…?というのが初見時から毎回気になる。
 って書きながらもう一度考えてみたら、もしかしてバベルの塔にいた「人々の声」っていう意味なのかな。そう考えると怖いな。

・歌詞はともかく、バベルの曲はすごく好きです。特に蘭寿さんが崩れ落ちながら歌う「夢見ることすら 許されないのか」のとこで、毎回ほんの少ーしだけ声が裏返るのが大好物。裏返るというか、ブレスの音が混ざって「ひゅるされないのか」みたいに聞こえるんですよね。あれが好き!

・銀橋に蘭寿さんとみりお様のシンメ、本舞台はだいもんセンターで両脇に水美柚香シンメ…
 夢のフォーメーション★


 というわけで、もう一度カット!長いなーこれ。
posted by 白木蓮 at 18:38 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 28, 2014

THE LAST TEA PARTY

 蘭寿さんのラストお茶会、行ってきました。

 いつものようにご報告しようと思っていたのですが
 なんか、自分でもびっくりするくらい記憶も気力も残ってません…。
 お茶会の最中も、何か一瞬一瞬の記憶が自分のなかにとどまってくれずシュワシュワと蒸発していっちゃうような感覚があったのですが、何よりも、終わった瞬間の「終わった」感がすごくて。(ボキャブラリーひどい)
 あまりにも素敵な終わり方で、ああほんとうに終わったんだなあ最後だったんだなあと思って、淋しくて淋しくて、なんだかもう…頭がからっぽになってしまいました。ムラ楽ですら蘭寿さんの退団を実感できていなかった私が、もしかしたら初めて、蘭寿さんがいなくなっちゃうことを本気で認識した瞬間かもしれない。

 …と言ってこのまま何も書かなかったら、1年後くらいの私がすごく私を恨む気がするので(笑)そのうち思い出したらぽつぽつと書いていこうかな、とは思ってます。
 が、とりあえず今日は、とても素敵だった始まりと終わりのことだけ。

 ****

 「とむさんがいらっしゃいました」というようなアナウンスはなく、ゆっくりと会場が暗転する形でお茶会が始まりました。
 前方のスクリーンには「THE LAST TEA PARTY」というタイトルが、古い映画ふうに。
 つづいて、『ラストタイクーン』『TAKARAZUKA夢眩』のダイジェスト映像が、モノクロで流れました。これも古い映画っぽく、画面がところどころ乱れたり揺れたりして、場面が変わるときもフィルムが送られる感じ(って伝わります?)になっている、おしゃれな仕立て。これだけでも胸がいっぱいに。

 映像が終わると、お芝居のオープニングの音楽がIN。
 美女たちのブロマイドが出てくるところで、スクリーンには
 ・蘭寿さんのジョルジュ@女装(天使の季節)
 ・蘭寿さんのあんみつ姫(JURIのそれってどうなの)
 ・蘭寿さんのチャイナ美女(ASIAN WINDS!)

 のブロマイドが!!
 ちょww 会場大爆笑www

 そこへ、
 「だめだ!誰ひとりイメージと合わない。もう一度集め直せ!」
 と一喝する声(笑)
 えっどこどこ?と会場がざわつき、ようやくピンスポがつくと
 会場上手のサブステージで、プロデューサー椅子に座った蘭寿さんが振り向きながら登場!!!きゃー!!!!!
 そこからメインステージまで、広大な会場を横断しつつゆっくり歩いて回ってくれました。泣けて笑えて、いい登場だったー。


 公演のお話、とむさん年表、式典やイベントの話、質問コーナー、とぎっしりコンテンツがあり、いよいよ最後のご挨拶をして退場…という段に。
 じつは最後のご挨拶で何を言っていたか全然憶えていないのですが(使えなさすぎる海馬)、ご挨拶を終えて立ち上がった蘭寿さんがおもむろに、テーブルから真っ白な薔薇の花束を取り上げたので驚きました。装花の陰に隠れてたからか、ぜんぜん気づかなかった。
 お客さんのうわぁー!という歓声を受け、
 「あげないですけどねー(笑)」
 と冗談めかして言いながら、花束をひょいっと肩に担ぐ蘭寿さん。男前ww
 その、花束を担いだ恰好のまま、また会場をゆっくりと横断してくれて。
 BGMは「人生をかけた夢」。曲と盛大な拍手に送られながら下手側のサブステージにたどり着いた蘭寿さん、お芝居のラストのように、ちょっとのけぞるようなあの絶妙な角度で会場を振り向いて微笑み
 そして花束を担いだまま、衝立の向こうに消えていきました。
 ふつうのお茶会のように扉から去っていくのではなく、横顔を見せて歩いていく姿が蘭寿さんに似合いすぎててかっこよすぎて……
 あの姿が目に焼きついて、涙がでた。

 そのまま暗転するとふたたびスクリーンに映像が。
 また映画ふうのモノクロ映像で、今度は会場を出たばかりの蘭寿さんの姿が!え、中継?
 カメラに向かってニコニコしながら手を振る、モノクロの蘭寿さん。
 宴会場をでてホテルの廊下を歩き、車に乗り込む蘭寿さんを追うカメラ。
 車の窓から手を振ってバイバイかなー、とぼんやり思っていたら、車に乗った蘭寿さんがおもむろにダッシュボードから何かを取り出し、窓ごしにカメラに見せました。
 手に持った小さなボードには、筆記体で
 「The End」
 と。

 …もう、あまりにも粋でおしゃれなエンディングで…
 ここまで軽やかに完璧に締めくくられたら、「やられた」としか言えない。
 感動と感謝と、あとに残された圧倒的な淋しさに、ただただ茫然としてしまいました。

 一晩明けたいまも、思い出すと淋しくてたまらないです。あんなに楽しかったのに、だからこそ。

 あと2週間。大切に過ごそうと思います。
posted by 白木蓮 at 21:22 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 26, 2014

今日この日の喜びを君と分かち合う

 花組『ラスト・タイクーン』新人公演の話。
 俺の孫(しつこい)、ゆずかれーくんの初主演!おめでとうございます!

 とにかく毎日可愛い可愛いと愛でているみんなが真ん中にいるわけなので、贔屓目入りまくりなのは承知してますが…
 でも、とてもとても良い新人公演でした。観られてよかった。幸せだった。

 まずは主役のゆずかれーくん。
 主役=蘭寿とむのカッコよさとオーラだけで8割がた成立しているといってもいいこの作品を、主役=柚香光のカッコよさとオーラで最後まで魅せきったのはすごい!とにかくすごい!
 いやー、かっこよかったです。顔はもちろんだけど(笑)スーツやタキシードの着こなしも、仕草のひとつひとつも、本当にひたすらかっこよかった。歩き方とか、会議室の扉を両手で閉めるときの背中とか、膝から崩れ落ちる動作とか、つないだ手を離すときの指の残し方とか、電報を丸めて捨てようとする背中とか、一挙手一投足に蘭寿さんを研究し尽くした跡が感じられて、それだけでもう胸がいっぱいになりました。すっごく勉強したんだろうなあ…と。
 それでいて決して完コピというのではなく、ちゃんとゆずかれーくんなりのモンローになっていて。
 蘭寿さんのモンローは最初から「完成された」感じが強いけれど、柚香モンローは最初は「若くナイーヴな天才」らしい鼻っ柱の強さが際立っていて、それがミナとの別れやキャサリンとの出会いを通して、どんどん人間としての大きさを増していったのが印象的でした。ゆずかれーくんで好きなのは、あれだけクールな美貌なのに、お芝居に温かみがあるところ。「人生をかけた夢」はストレートに喜びがはじける歌だったし、どの場面でも、映画に対する想いやキャサリンに対する愛情が痛いくらいビシバシと伝わってきた。キャサリンに「いいよ」という台詞のあたたかさや、暗転してから手をつないでハケるシルエットには蘭寿さんの薫陶も感じられて素敵だったなあ。。キスシーンは、蘭寿さんよりがっついてて(笑)若い感じなのがまたよかったです…!!!!!
 あとオープンカー&サングラス攻撃のかっこよさね。私の席から上級生席がちょっと見えたのですが、あの瞬間上級生の皆さんが明らかにザワついたよね(笑)。免許をお持ちでないとのことで、蘭寿さんのように袖から転がしてくるのではなく盆に板付きでしたが、それにしても反則的にかっこよかった……。
 課題の歌は、まあ、世間一般の基準でいったらまだまだまだまだ課題だと思うのですが
 しかし『Victorian Jazz』のころに比べるとずいぶん発声が改善されて喉が開いた感じがあり、私の主観では「すっごいうまくなった!」と思いました(孫バカ)。ルドルフでさらに鍛えられることを期待してます。

 完全なサヨナラ場面である「Thank You」をゆずかれーくんはどうこなすのか、不安半分期待半分で迎えた終盤。
 蘭寿さんのような背景や積み上げてきた年月がないぶん、言葉を選ばずに言えばもっと薄っぺらい「Thank You」になるのではないかという危惧もあったのだけれど
 ゆずかれーくんの「Thank You」は、嘘偽りのない、心のこもった「Thank You」でした。
 仲間に対して、舞台に対して、それから多分、今回あらゆることを学んだであろう蘭寿さんに対して。私が蘭寿さんファンだからなんだろうけど、なんか、勝手に「君と出会い僕は信じられた/ずっと歩んできた僕の人生」とか「君たちの愛を忘れない」とかの「君」を蘭寿さんに変換してしまって(痛い)、「ああ、蘭寿さんへのThank Youだなあ」と思った(痛い)。「紡がれた歌は時を駆け遥か未来へと継がれてゆく」のところとかも、もう本当に、こうやって蘭寿さんから若い世代へと継がれていくのだなあという感慨があって…。
 サヨナラ公演って、新公もこんなに特別なんだな。と、あらためて思いました。
 「光が照らし出す世界へ僕はいま旅立とう」のところ、真っ白な蘭寿さんに何本ものムービングサスが集まる瞬間が何とも神々しくて大好きなのですが、ゆずかれーくんもあの眩しいライトを一身に集めて光り輝いていて
 歌劇誌の新公評にあった、「スポットライトに愛される男役」という言葉を思い出しました。ほんとうに美しかった。
 ご挨拶も、もっとグダグダになるのかと思いきや(ごめん)とても立派で…おばあちゃん感動ですよ。この公演をがんばった、ということだけではなく自分たちが宝塚の、花組の伝統を継いでいくのだという意志が感じられる、真摯かつ頼もしいご挨拶でした。

 ****

 …ちょっとゆずかれーくんについて語りすぎなのであとは駆け足になりますが、りりかちゃんもよかった!特にキャサリンは、苦労しながら生きてきた女性特有の落ち着きや諦念が感じられて、声のトーンとかも含めてすごく好きでした。キキちゃんのブロンソンとのバランスもよかった。このふたりが依存し合っていて離れられない、ということがよくわかるカップル。
 ていうかキキちゃんブロンソンの意味不明な説得力がすごい(笑)。だいもんブロンソンは賢そうなので、この人技師だっけ?ユニットのメンバー?それともハリウッドに送り込まれた共産党の手先?とかいろいろ想像したくなるのですが、キキちゃんは、その場に居合わせた業者(たぶんメンバーとかではなく、たまたま部品を納入しにきた程度のかかわり)がなんとなく雰囲気に乗っかってみんなを引っかき回し始めたんだね!うんオッケー!ってなる(笑)。周りのメンバーも、この人だれ…?って一瞬なるんだけど多分10秒後には仲間になってる(笑)。
 というぐらい、唐突にセンターに立つのが違和感なかった。キキちゃんの真ん中力すごいわー。魔性の人たらしだわー。いろいろすっ飛ばして、この人についていきたいと思わせる魅力がある。たぶんりりかキャサリンも、どれだけ酷いことされても、キキブロンソンが好きで好きでたまらなかったんじゃないかと思う。
 唯一の謎は、あのキキブロンソンがどうやって共産党にアポイントを取れたのかということです^^ ぜったいブリマー(綺城くん。穏やかな物腰の中に冷たいクレバーさがあって、怖くて良かった)に騙されてるよブロンソン^^^^

 マイティーブレーディ、とにかく見た目がかっこいい。ガタイがいい。(身も蓋もない)
 たぶん一万回くらい言われてると思いますが、モンローとブレーディの関係性はやっぱり新公のほうがしっくり来るんですよね。若々しくて才気にあふれた生意気なモンロー、そこにどうしようもない壁を感じている年長者ブレーディ。もう、水美柚香の見た目バランス完璧でね…ふたりがシンメになるたびに胸がぎゅっと…><
 ただ、ビジュアルは素敵におじさまなのですが、お芝居のディテールが意外と若いな、という気はしました。マイティー。
 みりお様はビジュアルの若さを、かなり細かくお芝居作り込むことでがんばっておじさまに近づけているなあと思うのですが、マイティーは逆の印象。声や台詞回しや表情が全体に若々しくて、情事を娘に見られちゃった場面とかもすごい少年ぽかった。やっべえ!的な(笑)
 まあ実際若いわけだし、いまからそんなにおじさま芝居うまくならなくてもいいとは思うんだけど、ここ数作の新公を観ていると意外に役幅のストライクゾーンが狭い印象があるので…経験を積むうちにもう少し表現の幅が広がるといいなあと思います。そしてやっぱり一度センターも観てみたい。センターの視界を持ってみてほしい、と思える人。

 ****

 超主要メンバーにしか触れられてませんが、以上。
 下級生に至るまでみんなすごく上手で、めっちゃお稽古したんだろうなあというのも伝わってきて、とにかく良い新公でした!
 ココナツグローヴでモンローが踊り出す場面、柚香モンロー&水美ブレーディのあまりのかっこよさとダンスのうまさと絵ヅラのよさに「花組の未来は明るい…!」と感涙したのですが、ふと目を転じると舞台後方にバイトで歌手やってるキキちゃん(シルクハット&ロン毛ドレッド&ヒゲ)が目に入って、別の意味で「花組の未来は明るいwww」ってなった(笑)。いやあ、花組さいこうですね!
posted by 白木蓮 at 21:50 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 23, 2014

ラストタイクーンの壺1

 花組『ラスト・タイクーン』のツボ、今回も思いつくままに。大劇場のときに書いたことと被る部分も多少あると思いますが、ご容赦ください。


・蘭寿さんの開演アナウンスのトーンがいつもより低めで、渋くて、THE男役!という感じがします。

・お芝居の始まり方がオシャレで大好き!!!
 女優たちのスチールの中にじゅりあがいるのが嬉しい。ちゃんと参加してるんだよ、ていう。

・椅子に座って振り向く蘭寿さんのカッコよさが国宝レベル。どこにも隙がなくて、完成されていて美しい。

・開口一番オロオロしてるよっち。モンローが指を1本立てただけで「1時間休憩!」って分かるよっち。軽やかな動きでモンローの椅子を片付けるよっち。イティカとかまりんさんとかに「どうしよう〜」って話しかけるとき、ちょっと社会人としてどうかと思うくらいベタベタ相手に触るよっち。すごい困ってるのに踊るとカッコいいよっち。よっち可愛いよよっち。

・このあいだB席で観ててあらためて思ったのですが、よっちってすごーく2階を見てくれますよね。別にアピるというわけじゃなく、自然に視野に入ってるというか…2階てっぺんまでお客さんがいるということを、頭じゃなく身体で理解している感じがする。
 まあ、何が言いたいかというと、B席下手側で観てたら「ザ・タイクーン・オブ・ハリウッド♪」で踊りまくるよっちと目が合いまくって超幸せだったということです(笑)

・サンタモニカの風(じゃなくて愛とプレリュード)の「さあ向かおう、お屋敷へ〜♪ローレンさんのお屋敷へ〜♪」ていう銀橋ソングで、よっちだけめっちゃ2階見てくれるよね!さすがよっちだよね!て友人と盛り上がってた3年前を思い出した。よっち、あの愛らしさはそのままに、すっかりスターさんになったなあ。

・蘭寿さんの、「現実を見たけりゃ出てけよ。僕らが作ってるのは夢なんだぜ」という台詞が大好きです。

・モンローとヴィヴィアンの関係性がいいよね。ヴィヴィアンに「誰もいなかったら私が演るわ!」って言われたときの、モンローのリアクションが好き。

・らんちゃんは金髪のほうが似合うと思うのですが、ジェシカのボブ黒髪カチューシャはサブリナっぽくて可愛い!
 ムラの初日、ポスターのイメージかららんちゃんは金髪だと思い込んでたので黒髪で登場したのが解せなくて、「え、顔はらんちゃんだけどあれ誰?れーれ?」と混乱しました(れーれなわけない)

・「ちょっと待ってください、彼女は女優じゃない!」と言いながら、きらりの「首から垂らしてる」やつをヒラッと跳び越えてくるよっちが俊敏で可愛いよー。

・何度もでてくる「the girl of Hollywood」というフレーズ、ムラ初見では聞き取れなくて3回目くらいにようやく「あ、ガールか!」ってなった(笑)

・タソがめっちゃスター。そしてファンの女の子たちに優しい。

・蘭寿さんの「人生をかけた夢」はもちろん大好きなのですが、しかし2階に座ると試写会のよっちが可愛すぎて目を離せない……。
 え、自社商品だよね?オーディションから撮影から何から全部携わってるよね?どう考えてもファンモードで興奮しすぎだよね?^^^^
 上映中からテンション上がっちゃって隣のアキラに話しかけようとしてはシカトされて「あ、シーッだった」みたいな顔してお口チャックするよっちが!子供か!映画の上映中はおしゃべりしてはいけません><

・ミナが出てきたら、我先にスタンディングして全力で拍手したりブラボーって叫んだり手を振ったりしてるよっち。いや、だから身内だよねミナも!なんでただのファンみたいになってるの可愛い…!
 上映中あれだけ無視されたのに、しつこくアキラに「よかったよね!すっごいよかったよねっ!!」みたいなアプローチをし続けるよっちがまじ天使。それでも無視されて(ポーカーフェイスのアキラがまたかっこいい)、最終的にわたるひびきくん(=同レベル)とつるんでハケていくよっち。はー、ばかかわいい><

・ミナが轢かれたときのモンローの走り方とか、崩れ落ち方とか、いちいち蘭寿さんにしかできない動きでキュンとする。

・モンローとケイティの関係性もすごく好き。ブレーディさんのオフィスはちょっと風紀が乱れがちだけど(笑)モンローとケイティの間にはそういうことはないんだろうなっていう、ピュアな信頼感が伝わってくる。ケイティの清潔さ、明晰さ、そして誠実さがほんとうに好きです。1ミリたりとも隙がないのに、あたたかい。

・もうこれ蘭寿さんが花組に来てから何度も言ってるけど、らんとむいちか厨だった2006年ごろの私に、いまのこの幸せな状況を教えてあげたいよね。

・キキちゃんがみつるきゅんを「おっさん」呼ばわりするのがツボ。

・映画バカの場面、みんながいろんなことやってて楽しいんだけど、どうしてもゆずかれーくんにロックオンしてしまう最近の私…。
 「風を起こせ」のところでフーッて息を吹きかけるところが可愛くて仕方ないよ!フーッて!

・今回、ゆずかれーくんに(限らずだけど)台詞や歌が結構あってよかったなあと思ってます。前回のエンジェルブラックみたいに、得意なことだけをやるのはもっと大きくなってからでいいと思うんだよね。いまは苦手なことも含めていっぱい鍛える時期だと思うので。

・オネエキャラなふじP可愛い。

・「誰の差し金だ?」「私だよ!」でブレーディのテーマが流れてみりお様登場、っていう流れがちょっとベルばらっぽいなあといつも思う(笑)

・ブロンソンさんは映画技師?なんですよね?モンローユニットのメンバーなの?そのわりには、あとの場面でモンローが言う「君が代表者か」って台詞が他人行儀だよね?
 …と、ブロンソンさんの素性については謎が多いのですがまあオーバーオールが可愛いからいいや(甘)

・モンローの「俺が結束だ!」がたまらなく好き。ぴりっと空気が引き締まる感じ。
 そのあとハケていくときの、ネクタイをちょっと直すというか緩めるような手振りも好きです。歩きながらネクタイ触るの、モンローさんのクセなのかな。

・スチームローラーで、「我々は団結しよう♪」って歌うときのだいもんの手振りが、あの美声もあいまって、なんか指揮っぽい(笑)。マエストロだいもん。

・やっぱりみりお様の「親の心子知らずだな」が大好き!

・ストーブの女のくだり、原作を読んだときに「いっくんが好きそうなエピソードだなあ」と思ったのですが(笑)やっぱり重点的に演出されていて嬉しい。
 乙羽さんのしゅっとしたスタイルときれいな声が魅力的。みつるきゅんの引き込まれていくさまも印象深くて、作品全体の良いスパイスになっている気がします。

・消火バケツの水を放る動きすらカッコイイゆずかれーくん。
 誰よりも大量の水を誰よりも遠くまで放れそうなマイティー。

・上着を脱ぐ蘭寿さんのさりげない美しさ…。あのベスト姿も好き。

・キャサリンとエドナが出てくるあたりだったか、火事の処理をしようと後ろ向きでかがみこんでるゆずかれーくんのお尻が好きです(笑)。ちゃんと男の子らしいお尻なの。

・『愛と革命の詩』の役人でも思ったけど、ヤブキセナ君は可愛らしいビジュアルに似合わぬ骨太な声をしていますよね。

・キキちゃんのワイリー・ホワイトいいなあ。キキちゃんにしかできない役だなあ。「あなたがほしいのはパパの後ろ盾でしょ?」とセシリアに言われて、悪びれずに「モンローみたいに自分のユニットを持ちたいんだ」って言っちゃうバカさ加減(笑)と、それでいてちゃんとセシリアのことを守ろうとしている包容力。そして、あくまでも軽やかで可愛い。

・重役会議のメンツが渋い。紅羽くんとか若いのにやけに落ち着いてて渋い^^

・アキラの「危機を招いている自覚はおありで?」っていう台詞いいよねえ。真似したいけどたぶんアキラのあのイケボじゃなきゃ意味がない。

・「モンローか、ブレーディか」って揺れ動く歌なのに、ひたすらモンローのことしか考えてなさそうなよっち可愛い><

・それまでイキがってポケットに手を突っ込んでるのに、社長が喋り出したとたんポッケから手を出すモンローも可愛い(笑)

・両開きの扉をカッと開けてカッと閉めて去るモンローの背中が本当に、本当にかっこいい…。男役ならではの様式美。

・ブレーディさんの歌が、東京に来てからますます気迫を増していてなんだかすごい。ねじ伏せられる。
 「何度でも何度でも」ってところの、みりお様の歌い回しがとても好きです。


 えー、このペースで書いてるとえらい長くなりそうなので、いったんここで…カット!(映画の撮影ふうに)
posted by 白木蓮 at 16:41 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 20, 2014

3分の1

 花組『ラスト・タイクーン』、日々楽しく観劇しております。

 初日の感想でムラからの変更点についてブツブツ書いたのですが、あのあとまた観て、すごい良いじゃんこの流れ!と思えるようになった(単純)。私が見慣れたというのも勿論大きいのですが、出てる人ひとりひとりの感情表現が深まって、より説得力が増したというのもあると思う。初日はさすがにみんな段取り追うのにいっぱいいっぱいというか、「あれ、私の立ち位置ここでいいんだっけ」的な空気(笑)があったので…。日を追うごとにお芝居がこなれてきていて、もう、ゆずかれーくんの葛藤とかオペラで追ってるとおばあちゃん泣いちゃう。振り絞るような「いいはずがない!」で泣いて、モンローの歌に合わせて「譲ることはできない」と唱和するところでまた泣いちゃう。最近完全にゆずかれーくんが俺の孫(柚香さん大迷惑)

 この週末はらんちゃんの喉がかなり苦しそうで、特にショーはサポートのコーラスが入ったりだいもんと歌う箇所入れ替えたりしながら、なんとか1公演1公演を乗り切っている感じ。
 不調はご本人がいちばん辛いと思うので早くよくなってほしいと願う反面、お腹からの発声を身につける良い機会なのではないかとも思っています。いままで地声が喉発声だったので、地声と裏声の切り替えがうまくいかなかったり台詞が直情的に聞こえたりすることが多かったように思うのですが、いまは喉を使わないように腹筋から声を出すようになっていて、それが良いほうに出ている場面もけっこうあるので。パーティ後の、銀橋でのやり取りは今のほうが情感があって好きです。
 なので、つらいとは思うけど、この試練を活かして次のシシィにつなげてほしいなあ。

 ****

 あっという間に日程の3分の1が過ぎてしまいました。
 レンナ休演なども含めハードな公演だと思うので、とにかくみんな身体に気をつけて、無事に千秋楽まで走れますように。レンナ、新公までに復帰できるといいなあ…。

 ツボがいっぱい溜まっていて、なかなかアウトプットできてないのが悲しいのですが近日中に必ず!
 それでは、また。
posted by 白木蓮 at 10:52 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 13, 2014

君がいる世界を愛してる

 100周年の祭典から息つくヒマもなく、花組『ラスト・タイクーン』東京公演が始まっております。は、早い…。

 ついったーでも少し書きましたが、ムラからのいちばん大きな変更点は、お芝居終盤の部分。ムラではさらりと流されて「え!?」となってたユニットの心変わりが、東京ではかなり丁寧になりました。セットや人の動きも音楽も変わっていて、短期間のお稽古で(しかも今回は100周年イベントで通常よりお稽古期間がなかったはず…)ここまで変えてきたいっくんと花組の皆さんに拍手!すごい!!
 絶対こっちのほうが分かりやすいので良いとは思うのですが、個人的にはムラのテンポに慣れてしまっていたせいもあって少し説明過剰に感じてしまうところも…。これもついったーに書いたけど、現時点で2回観て思うのは、ちょっとザブラス(まりんさん)が饒舌すぎるのかなあと。ザブラスがみんなの気持ちを代弁しすぎていて、モンローが登場する前にすでに民意が決められてしまっている、みたいな感じがちょっと違和感あります。あの尺であの流れを作る上では仕方ないと思うんだけど、あれだけザブラスひとりに語らせるよりは、もっとスタッフの子たちに「自分の仕事」について話してほしかったなー。たとえばアイザック(ゆずかれーくん)が、自分のカメラで撮った映像についての想いを語るとか(そしてブレーディさんにばっさり切り捨てられてキレる、とか)。今回「映画バカ」のナンバー以外にユニットスタッフが映画への想いを表現する場がないので、「俺たちの情熱を踏みにじるな」と言われてもちょっとピンと来ないんだよね。
 あと、ブレーディさんの「全員クビだぁー!!」あたりのアホっぽいかんじが結構好きだったのでそれもプチ残念(笑)。でもヴィヴィアンへの「なんで!?」は残ってるからそれで我慢します^^
 …と、まあ、ちょこちょこ思うところはあるものの親切設計に変更されたのはよかったと思う!なんだかんだ言ってもやっぱりあのくだりが一番のモヤモヤポイントだったから、ちゃんとそのことが伝わって、そしてそれを受けて変更しようと思ってくれたことが嬉しい。ありがとういっくん!ヨーヨーかっこよかったよ!(今月のCS「演出家プリズム」で、文化系ヲタク男子いっくん×体育系イケメン桜木先生の噛み合わないコミュニケーションに盛大に吹いている私です)(特にいっくんの三島語りのところで省エネモードに入る桜木先生がお気に入り)

 変更というよりアクシデントに近いですが、和海ボーイの声がお芝居の出だしからちょっと危ないかなあと思っていたら、ショーのソロがメロディー変更になり、エフェクトも強くかかるように。
 あれだけ上手くて喉が強そうなボーイくんでも、やはり大劇場→東京と2ヶ月間の公演で声を維持するって大変なことなんだな…と思い、それを毎回やっている上級生の皆さんってすごいんだなーとあらためて思いました。そのスキルの重要さであったり、あるいは場面を持つということの責任の重さを、ご本人がいちばん感じていると思うので…しっかり治して復活できますように!フルパワーな和海ボーイの歌を、早くまた聴きたいです。

 ****

 ムラぶりに観るお芝居のよっちがますます愛らしくなってて笑顔も無垢でピュアで天使っぷりを増してて、もー可愛すぎるだろ!赤ちゃんか!(蘭寿DSのよっち先生のツッコミを拝借)と思っていたらショーではますます色っぽくカッコよくなっていて、私は一体どうしたらいいのか…。あと1ヶ月、熱い熱い熱い視線を送りつづけたいと思います(怖)

 蘭寿さんについては、書きたいことがちっともまとまらないのですが
 なんかもう、全方位に愛がダダ漏れてるなあと思いました。いままでもそうだったけど、さらに。劇場全体が蘭寿さんの愛に満たされているような。
 初日ご挨拶も、花組への、そして宝塚への深い愛が伝わってくる素敵なご挨拶だったと思います。
 いよいよゴールが見えてきたと思うと淋しいけれど、この愛に包まれてあと1ヶ月歩けるのだなあと思うと、やっぱりとても幸せ。
 とにかく悔いのないように、5月11日まで走ります!(実際は座ってるだけだけど)
 お付き合いの程、よろしくお願いいたします。
posted by 白木蓮 at 23:05 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 11, 2014

100周年祭り

 3月28日に『宝塚をどり/TAKARAZUKA 花詩集100!!』の花組特出バージョンを、
 4月5日に100周年記念式典の中継を、
 そして6日に祭典『時を奏でるスミレの花たち』の中継を見てきました。さすがにイベント系をナマで観るのはいろいろ厳しかった…。

 なんかどれもこれも楽しくて、本当にお祭り騒ぎで、100周年ってすごいな!タカラヅカってすごいな!!とあらためて実感。このタイミングにファンとして立ち会えたことが幸せです。

 それぞれに記憶が曖昧ではありますが、感想をざっと。


【月組特出】

・まだ大劇場楽の記憶があまりに鮮明だったので、ふたたび大劇場に立っている蘭寿さんを観ていることがとても不思議でした。特に花詩集のプロローグ、きらびやかな衣装で銀橋に出てきた蘭寿さんを観たときは、何かこう…変な言い方だけど、「死後の世界から蘇ってきた人」を観ているみたいな気持ちになった。すごく透明なオーラに満ちてて、本当はそこにいないんじゃないかとすら思えて、でも確かにちゃんといて、神様みたいに笑ってて。あの瞬間の感覚は忘れられないです。

・まあそのあと、蘭の王の場面ではめちゃくちゃラテンでめちゃくちゃ蘭寿さんだったのでそんな感傷も吹き飛びましたが!(笑)
 いやー面白かったわー。オラオラしてたわー。何でしょう、あの「他部署の飲み会に乱入して引っかき回して帰っていく」感…かわいかった…(何でもいいのか)

・花組カラーの衣装で「ザッツ・レビュー」を歌っていたのも印象的だったし、パレードもあのすごい衣装を着こなしていて(笑)素敵でした。夢眩パレードが最後だと思っていたのに、もうひとつ(それもあんなにスペシャルな)大羽根を観ることができて嬉しかったです。

・順番が前後しますが、和物ショーの獅子もモフモフしてて白い犬みたいで超絶(メガ)かわいかった!まさきさんの獅子と並ぶと兄弟犬のようで、落ち着き払った兄犬の蘭寿さん、キャンキャンしてる弟犬のまさきさん、て感じ。やっぱり蘭寿さんの日舞の動きがすごく好きだなあと思いました。

・ナガさんが蘭蘭のことを紹介してくださったのも嬉しくて…
 花組東京公演についても、正式なタイトル(「ハリウッドの帝王、不滅の愛」ってとこまで)と日程をカンペなしで伝えてくださって、蘭寿さんの卒業公演であることに対するあたたかいコメントもあって、ナガさんらしい優しいご挨拶でした。ナガさん、100期生の口上も素敵だった!


【記念式典中継】

・大劇場に秋篠宮・同妃両殿下がご臨席との事で、スクリーンごしにもその緊張感と昂揚感が伝わってきて興奮しました。
 豪華なゲストと催しの中でも、とりわけ辻井伸行さんのピアノが本当に本当に素晴らしかった!ナマで聴いてみたい。

・祝舞「飛翔無限」、私は映像でしか見たことがなかったのですが、花柳壽輔先生がほんとうに春日野先生そっくりに見えて息を飲みました。舞台に降りていらっしゃったのかと思った。皆さん同じ思いだったのか、中継会場全体がざわめいた気がします。
 花柳先生のお衣装は、90周年の「飛翔無限」で春日野先生が実際に着ておられたものだそう。

・あらためて、トド様の日舞はすごいなあ…!と感嘆。日舞のことはよくわからないけど、お腰が決まっていて所作が美しいだけじゃなく、「男役として」完成された踊りなんですよね。お着物の柄でもあった青竹のようにまっすぐで涼やかで、しかも色っぽい。見とれました。

・劇団員全員がずらりと並んで登場する瞬間、
 その華やかさとあでやかさと人の多さ(笑)に圧倒されつつ、最前列センターに蘭寿さんがいたことが…もう……。
 トップオブトップはもちろんユズキさんなんだけど(なので幕開きもセンターはユズキさんだった)、あの場面は学年順なのだそうで。
 列の人数や後ろの人たちの並びから推して、おそらく蘭寿さんと壮さんがセンター割ってたんじゃないかと思うのですが(映像では全体感がはかりかねたので曖昧)、トップ5人のなかでは蘭寿さんがセンターにいて、もう、緞帳が上がってそれを認識した瞬間にバーッと。涙腺が。
 びっくりしたのと嬉しいのと誇らしいのと、なんだかよくわからない感情がいっぱいこみ上げてきて…涙が止まりませんでした。
 華やかな色のお着物が多いなか、蘭寿さんと壮さんは白いお着物で、しかも蘭寿さんは白地に胡蝶蘭、壮さんは白地に色とりどりの帆があしらわれた生地だったのも感慨深かったです。

・瀬戸内寂聴さんが作詞、千住明さんが作曲された曲も華やかで綺麗だったなー。
 各組トップスターのソロやデュエットも少しずつあったのですが、その中で、みちこさまと美穂おねえさまの一瞬のデュエットが別格の素晴らしさでした。さすが。

・中継なのでよく映る人とあまり映り込まない人がいるんだけど(オヅキさんとか超ベスポジ)、よっちが映るたびに「よっち!よっち!」と食いつく私。藤色のお着物で、せしるとせーこちゃんという元男役のふたりに挟まれてもひときわ男らしくて(笑)、かっこよかったです。

・OGの方はムラに集結しているのかと思いきや東宝中継もOG受付枠があったようで、あちこちで見覚えのある顔を目撃。かおりちゃん相変わらず美人!ひめか相変わらず可愛い!!幸せでした。


【時を奏でるスミレの花たち】

・いやはや豪華でしたね!!!!(嘆息)

・6日13時はいちばん記憶に新しい顔ぶれが多くて、キムラさんの「巡り会えた奇跡」→マトアヤの「希望の瞳」とか、もう泣くしかないみたいな流れだったのですが(マトアヤはやっぱり理想のコンビだとあらためて実感…涙)
 次に登場したタニオカさんの破壊力が!!!すごかった!!!!!
 キンキラキンのミニスカワンピとロングブーツ、という女子力高すぎる恰好で「ダンシングフォーユー」を熱唱するタニオカさん。ビシィ!ビシィ!!!とあらゆる方向にウインク飛ばしまくるタニオカさん。ミニスカブーツなのに、現役時代と何ひとつ変わってないタニオカさん。
 タニちゃんハケた瞬間、中継会場がほのぼのした笑いに包まれました。めっちゃ癒された…。タニオカさんまじ天使。

・77期並びとかもほんっとに豪華で、なつかしかったです。
 朝海さんの「我が名はオスカル」、トウコさんの「ひとかけらの勇気」ときてオサ様が何を歌われるのか少し心配だったのですが(DREAM TRAILで「天の鼓」を歌ってたのが印象的すぎて…w)
 「ボンソワール・マルセイユ」のイントロが流れた瞬間、うわーっとなりました。
 サヨナラ公演のときもやっぱり「マルセイユ=宝塚」だと思いながら聴いていたけれど、6年あまりを経た今のこのシチュエーションが、ほんとのほんとに、マルセイユへ戻ってきたジェラールと重なりすぎていて。
 「ああマルセイユ 俺を抱きしめてくれ / ああマルセイユ 俺に口づけしてくれ / 大人になったと」
 という歌詞に、あのときとはまた違う感慨が込められていて…泣きそうになってしまった。
 オサ様のみならず、タカラヅカで育った人たちが、今日のためにタカラヅカに帰ってきたんだなあ。すごいことだなあ。

・このイベントが正真正銘「ラスト宝塚大劇場」になる蘭寿さんも、いつかこんなふうに帰ってくるのかな。と思いを馳せたり。

・わたさんが相変わらずイケメンすぎて、司会のミキさんにも
 「わたる来年スターになれるんじゃない?来年あたりもう1回宝塚に入ったらいいんじゃない?」
 って言われてた(笑)

・リアルタイムで存じ上げないOGの皆様もさすがの素晴らしさだったのですが、中でも…
 麻実れい様のオーラが……(*´Д`)ハァハァ
 スクリーンごしに落とされたっていうか殺されたっていうか、もう、8割がた息が止まった。スクリーンなのに。
 十数年ヅカファンやってて初めて、いわゆる「乙女のポーズ」を取る人の気持ちが分かりました。あれは心臓が遠くへ飛んでいかないよう繋ぎ止めるためのポーズなのですね!麻実様を見ているうちに、知らず知らずそのポーズを取っている自分がいた!
 ロングヘアに黒燕尾、そして何ともいえず優雅な身のこなしと色っぽい目線。本当に本当にステキでした。現役時代の麻実様を知っていたら、私の人生めちゃくちゃになっていた気がする…知らなくてよかった(真顔)

・現役生のパートは、トップ5組のデュエットダンス。
 うおおおイベント!て感じのゴージャスさでしたが、これはさすがに中継カメラだと視界が限定されまくってしまうので、ナマで観たかったなー。という。でもどのコンビもそれぞれに美しかったです。それぞれの振りがコンビに合っていて、蘭蘭はキレキレな感じだった(笑)。てるみりの振付と雰囲気が可愛くて好き☆

・そして目玉企画(?)の『ドンブラコ』!
 か、
 か、
 かわいい……!!!!!

・トド様の爽やかな二枚目ぶり、専科の皆様によるガチの村人芝居、みりお様の犬、チギタさんのキジ、ベニーの猿、そして北翔さん率いる各組二・三番手の鬼ユニット(ユニットではない)。こんな錚々たるメンツがお届けする「ドンブラコ」が名作じゃないわけなかった。
 想像してたよりすごくクラシカル、かつ良質なオペレッタだと思ったら、そもそも原作があるのですね。外の優れたコンテンツを取り入れて「タカラヅカ」流に消化して見せる、いまのタカラヅカにも通じる手法が旗揚げ時からすでに採られていたのだなあと感じ入りました。

・中継だと鬼のみなさんを観察しまくれなかったのが残念なのですが、とりあえず犬猿キジの3人が可愛すぎてね!!!
 もうもう、手を袖にしまってパタパタしながら爪先立ちの小走りで銀橋渡りきったキジタさん、いやチギタさんの可愛さときたら…今も脳裏によみがえると幸せになれる。奇跡の研14。
 みりお様の「ワンワン♪」、キジタさん(だからチギタさん)の「ケケケ♪」、ベニーの「キャキャキャ♪」の三重唱とか!可愛くて殺す気か!
 しかしあのプリティ3人組で、北翔・朝夏・未涼・緒月・凪七・望海・美弥・真風という文武両道っぽい美鬼集団にどうやって勝てたのか謎。体力も知力もいっさい勝てる気がしないよ…き、きっとトド様が百人力だったのですね…。


 そんなこんなの100周年祭り。
 祭典の大トリはサブちゃんの「まつり」ならぬツレ様の「セ・マニフィーク」で、出演者の皆さんもわらわらと登場して手拍子で盛り上げるという流れだったのですが
 その中で、腰から手拍子入れつつ(笑)ノリにノってる蘭寿さんがとにかく楽しそうで。
 特に6日18時最終回の中継でスクリーンに映った蘭寿さんは、目尻の下がりきった、本当に可愛い笑顔でした。最後の大劇場はきっととても楽しかったんだろうなあ、と素直に思いました。
 蘭寿さんファンとしてこの節目のお祭りに立ち会えたこと、幸せです。

 …ってのんびり書いてるうちに花組東京公演が始まってしまった!その話はまた別記事で!
posted by 白木蓮 at 14:06 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 26, 2014

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2014/03/19
花組トップ娘役・蘭乃はな 退団会見のお知らせ

花組トップ娘役・蘭乃はなが、2014年11月16日の東京宝塚劇場公演『エリザベート』の千秋楽をもって退団することとなり、2014年3月20日(木)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。


 らんちゃんの退団発表。

 …早いですよね。今の公演サイクルになってから、8ヶ月も前の退団発表はミズ先輩くらいのような。
 男役のミズ先輩でも相当イレギュラーな印象だったので(なにせあの時はサヨナラ公演の演目が決まってなかった)劇団的に、何か早く発表しなくちゃいけない事情があったんだろうなあ。

 ****

 とてもとても個人的なプライオリティの問題なのですが、
 少なくとも私にとって添い遂げ云々はべつに重要ではなく、それよりもちゃんとその人なりの娘役をまっとうして卒業していってほしいと思っているので(なので美海ちゃんの退団は美しかったけれどやはり勿体なかったと思っている)、やりたいことがあるから残るというらんちゃんの決断はすごく潔いし、尊敬に値すると思っています。
 ただ、これも個人的なプライオリティとして
 トップのお披露目公演で相手役さんがサヨナラっていうのはあんまり嬉しくない…。
 みどり姐さんの場合は状況が特殊なので置いておいて、新体制が固まる前の状態で海外ミュージカル1作だけやって退団、というのはさすがに色々落ち着かないというか。組の一翼を担うべき「娘役トップスター」の責任としてどうなのかな、と、思わなくもないです。
 もちろん劇団には劇団のスケジュールがあるんだろうから、一概にらんちゃんの責任とは言えないけれど。花組スキー、娘役スキー的には、ちょっとそのへんにモヤモヤしてしまうのは事実。あと、(ご本人の意思はともかく)アントワネットもシシィも正直らんちゃんのニンではないと思うので、最後はショーがよかったなあ…と思ったりもしています。夢眩が最後のショーになっちゃうんですね。。。らんちゃんに似合うショーで良かった。

 蘭寿さんのファンとしては、らんちゃんが相手役だったからこそ観ることのできたシーンや作品がたくさんあったと思うので、本当に感謝しています。
 何より、蘭寿さんが描いていたであろう「トップコンビ」像にちゃんと寄り添おうとしていてくれたことがありがたかったなあ…と。
 前に蘭寿さんが「ふたりとも宝塚が大好きなのが共通点」みたいなことを言ってたけど、今回のラストタイクーンで、すごくそれを思い出します。「スクリーンには夢が広がっていた♪」のところ。ふたりとも、スクリーンならぬ舞台に夢を見て、ハリウッドならぬ宝塚にたどりついて、そして出会ったんだなーとしみじみ思う。from杉並to宝塚、from西宮to宝塚。(近!西宮、近!)


 あと8ヶ月、まだまだ挑戦もたくさん。
 残された娘役人生を、幸せに過ごしてほしいです。
posted by 白木蓮 at 21:08 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 23, 2014

仲間がいれば愛があれば この世界は美しい

 ブレス型ペンライト

 蘭寿とむサヨナラショーの話。
 蘭寿さんらしく、優しくてあったかくてユーモラスで
 何より、最っ高に楽しいサヨナラショーでした。
 前楽を観終わったときに出てきた感想はただただ「楽しかった!」だった。幸せです。

 マトヴさんのサヨナラショーもそうでしたが、すべて花組時代の曲だけで構成されていて、花組&組子のみんなへの感謝と愛がすごく伝わってくる構成だったなあと。
 ショー前に高翔さんが読んでくださったお手紙のなかでも、「ファン時代から憧れていた大浦みずきさん、安寿ミラさん、そして真矢みきさん、愛華みれさん、匠ひびきさん、春野寿美礼さん、真飛聖さんに続いて、花組を背負って立つ立場になれたことを幸せに思います」というような一節があって…あらためて、花組に対する蘭寿さんの深いリスペクトを感じました。
 そしてもちろん、我々ファンが観たいと思うツボも押さえまくってて!!
 なんかもう、なつかしさよりも先に「これ!これ!もう1回観たかったの〜!」的な興奮と喜びがまさるという(笑)。単純に、エンターテインメントとして素晴らしかったです。ありがとう吉正。

 あの幸福感をうまく伝えられないのが残念ですが、曲ごとに順を追って書いてみますね。


@Where in the World(ファントム)

 ファントムオープニングの、あの「ファファファファファミミ、ラララララソソ」(音名で言われても)という壮大な音楽とともに緞帳が上がると、
 舞台いっぱいに「TOMU RANJU」の吊り物。
 そして舞台のセンターには、後ろ向きでマントを広げた蘭寿さんの姿が。
 うわああああファントムだ!あの幕開きだ!!!!
 そのまま曲調が変わって「Where in the World」に。あらためて聴くと、ほんとうに音域が広くて大変な曲だったのだなあと思うけれど、高音まできちんと伸びていて、はればれと美しい「Where in the World」でした。やっぱりファントムから歌い方が全然変わったんだよね。
 衣装は、深いワインカラーに黒いボアがついた上下とマント(私は気づかなかったけど、『Sensation!』のものだそう)。シックで素敵でした。

A永遠の詩(愛と革命の詩)

 Where〜の途中から銀橋に出てきた蘭寿さん、銀橋の真ん中手前くらいで曲が終わると今度は「永遠の詩」を。
 銀橋で蘭寿シェニエさんのこの曲を聴いて感動していたのがつい最近のことのようで(実際ほんの4ヶ月ほど前だし)、すごく不思議な気持ちになりました。いまサヨナラショーでこの曲を聴いていることが信じられないような。

B愛した日々に偽りはない(オーシャンズ11)

 そのまま銀橋で、たたみかけるように「愛した日々に偽りはない」へ。ほんとうに蘭寿さんらしくて大好きなラブソングだなあ…。
 この、しっとりした3曲を1曲ずつ聴かせるのではなく、メドレーに近い形で銀橋で3曲つづけて歌ってしまうというのがとても良かったです。あれでショー全体にテンポがついたと思う。

Cリベルタンゴ(Streak of Light)

 蘭寿さんが袖へハケ、いったん暗転すると
 おもむろにあのイントロが流れ出して、
 キターーーーーーーー!!!!
 ピンスポついたら女装るなっちキターーーーーーー!!!!
 はい、リベルタンゴです。実は開演前からオケがやたら練習していたので(笑)やるだろうというのは分かっていたのですが、しかし実際に目にするとこの興奮。やばい。
 みーちゃんポジにはふじP。ぴーるな!斬新!ふたりとも黒髪なのが、またコンサートのときとは違う色っぽさで(るなっちコンサートのときは金髪だったもんね)ドキドキしました。

 そして、次のピンスポで
 よっちキターーーーーーーーーーー!!!!!
 よっちと、もちろんヤブキセナくん。あのときの空気感そのまんまで、ふたりとも可愛くてかっこよくて…泣けた。

 アキラ&あかりちゃんもそのまま、そして次に登場するじゅりあ様のポジにはきらり。
 あらためてじゅりあの不在を思い切ない気持ちにもなりましたが、きらりの女王様ぶりもさすがでした。VIVA花娘!

 蘭寿さんは真っ赤なスーツと黒いソフト帽で登場。ほかの男役とおなじく『Mr. Swing!』の衣装なのですが、みんなは黒スーツなのに対して蘭寿さんのは真っ赤だから、なんか、「おお!」ってなった(笑)
 いやあ、なんか、もう…蘭寿さんのリベルタンゴを大劇場で観られるなんて。感無量です。
 エロさでいったらやっぱりあのときのシャングリラスーツのほうがエロかったと思うのですが(笑)、振付とそれを踊る蘭寿さんたちの妖艶さは健在で。ひとつひとつの振りに、新鮮に「ぎゃああ!」となりました。やっぱりらんちゃんを片足でホールドして帽子を直す振りが神。感謝しかない。

Dイントロダクション(Mr. Swing!)

 息を止めたまま観ているうちにリベルタンゴが終わり、そのままけだるい曲調のイントロダクションに。イ、イントロダクション…!何このヤンさん祭り!!!!
 蘭寿さんのハミングがなつかしいのと同時に、いまにもMr. Swingの開演アナウンスが聞こえてきそうで、胸をしめつけられました。みーちゃんの肩にもたれかかっていたところは、よっちに。

 ところどころカットはあったもののほぼフルバージョンで、みりお様との内緒話もあって(特に前楽、蘭寿さんに囁かれたみりお様がすごい勢いでフハッてなってたのが可愛かった)、最後はちゃんと銀橋まで出てきてくれて、とにかくカッコよすぎた!花男さいこう!!!

EFate City(オーシャンズ11)

 みんなが銀橋からハケ、蘭寿さんも銀橋から本舞台へ…というタイミングで音楽がIN。Fate City!ちょっともう息をつかせぬ展開すぎる!!
 ラスティーポジションはみつるきゅん。そこからイレブンが出てくる流れかと思いきや、最後まで蘭寿さん&みつるきゅんのふたりで踊りきりました。みつるラスティーめっちゃカッコよかった…本公演でも観てみたかったなあ。
 『ル・ポァゾン』の光と影でも思ったことですが、みつるきゅんの、相手の空気を汲み取って踊る力は本当にすごい。かっこいい。何よりふたりで踊る姿に、新人公演時代から一緒に過ごしてきた「男の友情」のようなものがちゃんと見えて、それがダニーとラスティーにも重なって見えて…泣けました。

Fくらわんか

 Fate Cityが終わったとたん、「八五郎はーん!」の声とともに、両袖から着物姿の人たちがわらわらと(笑)
 だいもん・イティカ・ふみか・らいらい・イブ様・かぐらちゃん・くみちゃん。そう、『くらわんか』に出てた皆さんです。気づけばさっきまでラスティーやってたみつるきゅんも、ハッピ着せられて貧ちゃんの被り物を被ってるという(笑)
 「八五郎はん、今日で最後なんやて?なんで言うてくれはらへんの、さみしいわぁ〜」
 と小糸はん口調で言いながら、八五郎はんにもハッピを着せてくれるイティカ。
 「わいのことなんて放っといてくれたらええねん、かとーーちべとーーなったらええねんもん」
 と言う蘭寿さんに(台詞がネイティブすぎて聞き取れなかったので超適当)(でも、かとーちべとーが聞けて嬉しかった!)
 「八五郎はん、そんなことを言うたらあきませんよ。皆さんは八五郎はんのために集まってくださってるんですから」
 と諭すだいもん貧ちゃん。まじめw
 (5/16追記:すみません、東京で確認したところ、この台詞を言ってたのはみつる貧ちゃんでした。だいもんはそのあとの「皆さんの愛は大切にしなあきません!」というような台詞)

 で、「こういうときは酒や!」ということで(笑)八五郎はんがあのシコ踏むみたいな構えをとり、みんなの「たーかーさーごー…」に合わせて蘭寿さんの盃にかぐらちゃんがお酒を。
 「今やっ!!!!」
 と止めてお酒をグイッと干す八五郎はん。
 私『くらわんか』は映像でしか見ていないのですが、目の前で繰り広げられる光景が、本当にあの『くらわんか』そのものでドキドキしました。今やっ!でピタリと止まる皆の空気といい、飲み干したときのふわぁ〜っと緩む感じといい、八五郎はんの目尻下がった笑顔といい…まさかナマで観られるとは。幸せです。

 みんなが「くらわんか〜あああ〜くらわんか〜♪」とくらわんか音頭を歌い踊りながら去っていくと、そのまま銀橋に出てくる八っつぁん。
 ここで犬の鳴き声が。
 き…きたーーーー!!!!!
 なんと、なんと、「あなたは犬ですか?」の酔っ払いのくだりをまるまる上演してくれたのでした。ついさっきまで鬼かっこいいFate Cityを踊っていた人とは思えない…(笑)
 やっぱり面白いし可愛いし、ほんっとにお芝居うまいな!!!!と感嘆。だってあの赤スーツにハッピ羽織っただけなんだよ?なのにパッと空気が切り替わって、上方落語の世界になったもん。本物の八五郎はんが、あの銀橋に息づいてました。
 犬を相手にひとくさりクダ巻いた八五郎はん、犬に逃げられて「どんならんで、ほんまに」と毒づき、最後はもちろん
 「さっぱわやや〜」
 と。か、可愛い…!!!!
 「ほなまた、後でな♪」
 と千鳥足で袖にハケていく姿が可愛すぎてリアルおっさんすぎてでも可愛すぎて、サヨナラショーだということも忘れ全力でキュンキュンしました。はあああ。

Gカノン(カノン)

 カーテンから退団者5人が登場して、「カノン」主題歌を。衣装もカノンのプロローグで着てたやつ。
 ネコ先生ががっつり歌うのかと思いきや、歌う順番とか量とかが意外と年功序列で、つまりよっちがすごい歌ってて、よ、よっちが大劇場のセンターでソロを歌うなんて初めてでは…!?と親のような気持ちでオペラを上げてしまいました。でもすごく上手だった!よっちの歌声、あたたかみがあって大好きです。

Hコンガ(コンガ)

 カノンが終わってカーテンが上がると、そこにはコンガプロローグの衣装を着た花組生が!そして真ん中にはやっぱりコンガプロローグの衣装を着た蘭寿さんが!
 か…かっこいいーーー!!!!
 ふつうの白いお化粧であの衣装、というのがなんか新鮮で(笑)、でもあの熱さは当時のままで、もう条件反射的に大興奮。楽しかったなあ、コンガ。
 みんなが銀橋に出てくるところで蘭寿さんはハケ、銀橋はみりお様(壮さんの衣装)&みつるきゅん(みわさんの衣装)中心に。ふたりが「踊れコンガ」「叩けコンガ」「歌えコンガ」「感じてコンガ」を交互に歌っていたのですがふたりともなかなかスリリングな感じで(笑)、あの歌い上げってパワーが要るんだなあとしみじみ思いつつ、でも愛おしくてありがたくて涙でそうでした。みりお様このためにコンガ練習したんだろうなあ、とか。みつるきゅん頼もしくなったなあ、とか。って研15の人にかける言葉じゃないかもしれないけど…でも壮みわの下にいたときのみつるきゅんと、いまのみつるきゅんってやっぱり全然ちがうよね。

I真実の愛(コンガ)

 カーテンがふたたび上がると、紗幕のむこうにあの超絶ポーズの蘭蘭が…!!!!
 あれが見えた瞬間、劇場じゅうが息を飲んだ気がします。私の隣の人は確実に「ひっ」て言ってた。私も言いそうだった。

 これもフルバージョン。真っ白で、静謐で、言葉にならないくらい美しかった。
 もちろん影役のよちルナも登場。このサヨナラショーにおけるるなっちはほぼ女子ですね(笑)
 よっちのダンスが、ほんとうに、ほんとうに素晴らしかったです。
 あのときももちろん凄かったんだけど、でもやっぱり今になって思えば、大劇場であそこまでピンで踊るのなんて初めてだったし、シャカリキになってた部分があったんだろうなあと。
 いまのよっちは、大劇場という空間をきちんと掌握していて、楽しんでいて、いい意味で力が抜けていて…さらに大きな存在になって、堂々と蘭寿さんと渡り合っていました。らんちゃんのリフトなんてすごかった!客席からの拍手もすごかった!!
 せんなさんのカゲソロはそのまま、みわさんの「愛愛愛」の歌はだいもん。これがまたドラマティックで、本当に素敵な空間でした。
 最後にセリ下がる蘭寿さんの指先が色っぽくて美しくて、この瞬間をまた味わえたことにひたすら感謝。

J戦国BASARA(戦国BASARA)

 みりお様が登場し、銀橋で1曲、アップテンポの「戦国BASARA」を。客席手拍子で大盛り上がり!
 もちろん蘭寿さんにとって印象的な作品だったということもあるんだろうけれど、この作品から花組にやってきたみりお様がこの曲を任されている、ということに蘭寿さんのあたたかさを感じました。衣装がきれいな薄紫色で、幸村と謙信のあいだの色だなあ…としんみり。

Kアシナヨ(ル・ポァゾン)

 大階段に板付きで、真っ白い蘭寿さんが登場。
 ここの衣装は、レースのついた白燕尾。『マリポーサの花』でミズ先輩が着てらしたのにそっくりだと思ったのですが、別物?かな?胸元には大きな胡蝶蘭のコサージュ。
 アシナヨ、大好きな大好きな曲なので…これを聴けたことがものすごく嬉しかったです。
 途中で、蘭寿さんのと同じ胡蝶蘭を髪につけたらんちゃんが登場して、デュエットダンスに。
 単独サヨナラショーにしてはデュエットダンスが多い構成のようにも思いますが、蘭寿とむというトップスターにとって、相手役さんやデュエットダンスの比重がそれだけ大きかったことの証だと思います。私もやっぱり「トップコンビ」という宝塚ならでは、トップならではの関係性が好きだし、相手役を大切にする男役さんが好きなので、そういう意味では、最後までそれが貫かれていたことが嬉しかった。特にアシナヨはふたりのデュエットダンスの中でいちばんかも、と思うくらい好きなので、大劇場で観ることができて幸せでした。

 そして今回、蘭寿さんの夢が実現。
 ファントムお茶会のときにも話してましたが、音楽学校のときの蘭寿さんの夢が、
 「真っ白い衣装で、スモークの中でデュエットダンスを踊る」
 だったんですよね。
 お披露目のファントムで早くも「白い衣装」が叶って、でもスモークはなくて(笑)、そのあとの公演でもなくて。
 今回の夢眩はようやくスモークの中でのクラシカルなデュエットだけど、蘭寿さんが黒燕尾っていう。惜しい(笑)
 私も夢眩の初見で「あースモークだー、でも蘭寿さん黒燕尾だー、まあでもらんちゃん白いし許容範囲か」とか思っていたのですが(笑)、さすが蘭寿さん!妥協してなかった!
 蘭をモチーフにした真っ白い衣装の蘭寿さんとらんちゃんが、幻想的なスモークのなかで「アシナヨ」を。
 これで本当に本当に夢が叶ったんだなあ…と、私自身も夢を見ているような気持ちでした。
 だいもんのカゲソロがまた美しくて、もう、天国みたいだった。あれを観てから地上に生還できたのが不思議なくらい。

Lいま、光に向かって(Streak of Light)

 コンサートの祈りの場面。
 蘭寿さんの歌声に合わせて、白い衣装に身を包んだ組子の皆さんが舞台へ。
 正直なところ、コンサート当時からサヨナラショーみたいな場面だなと思ってて、それこそ観てるときからサヨナラショーの予行演習ぐらいの勢いで泣いたりしていたわけですが、あらためてサヨナラショーの場で聴くと…ひどい。きれいすぎて破壊力ひどい。
 「ためらうことなど何もないのさ 愛を信じて / 仲間がいれば愛があれば この世界は美しい」
 この歌詞が、嘘いつわりなく似合う蘭寿さんが大好きです。

 曲の途中で、真っ赤なバラの花束を抱えたみりお様が登場し、蘭寿さんにお渡し。
 バラを受け取ってからみりお様をそっと抱きしめる蘭寿さんが、途方もなく大きくて優しくて…自然に拍手が湧き起こった、あたたかい瞬間でした。
 バラを抱えたまま銀橋に出た蘭寿さん、組子の歌を背に、バラを客席へ。
 これ、前楽も楽も、すーっっごい均等にキレイに投げてて感動しました。いやその、最後に余ってブワッとまとめて投げる人も結構いるじゃないですか!誰とは言わないけどオサ様とか(言っちゃってるよ!)
 蘭寿さんのまじめさを垣間見た瞬間でした^^

Mクンバンチェロ(コンガ)

 「仲間がいれば愛があれば この世界は美しい」
 の旋律とともに、ああ、ショーが終わってしまう…とハンカチ握りしめていたらば
 下がりかけた緞帳が途中で止まった!
 緞帳がまた上がり出した!
 そして聞こえてくるコンガの音色。
 こ、これは…もしや………

 クンバンチェロだーーーーーー!!!!

 曲に合わせて、蘭寿さんの周りでいっせいにひざまずく花組の皆さん。みんなワクワクキラキラした顔でめっちゃ可愛い。特にだいもんが、もう子供みたいな嬉しそうな笑顔で(「パパのクンバンチェロきたー!」的なw)超可愛くて、隣にいるみりお様は逆にすごい緊迫感あふれる表情をしていたのが印象的でした(笑)。あのノリを間近で見るの初めてだもんね^^^^

 と、周りの人たちの顔は鮮明におぼえているのですが、蘭寿さんの顔がうまく思い出せない。なんかもう存在自体が発光していて、ただただ舞台の真ん中からとんでもない量のエネルギーが放たれている感じで、まさしく「クンバンチェロの王様」でした。
 そして、
 とにかく、
 たーーーのしかったーーーーーー!!!!
 何でしょうね、あの熱狂状態。もちろん全力で手拍子して参加していたのですが、それでは足りないというか、すんでのところで組子のみんなと一緒に「チェロ!」「セロ!」って叫んでしまうところでした。もうね、お祭り騒ぎ。楽しすぎた。緞帳がようやく降りたとき、汗かいてたもん(笑)

 もちろん劇場じゅう大盛り上がりで、前楽も2回カーテンコールが。
 「ワンモアタイム?」と客席に問いかける蘭寿さん、客席の歓声に応えて、後奏だけもう2回やってくれました。演奏に入ってもらうとき、指揮のみさきめぐみ先生にいちいち「マエストロ?」って確認するのがすごい男前だった!!

 ****

 そんなこんなのサヨナラショー。
 とにかく「楽しかった」という印象ばかりが残っていて、いまはまだ退団を実感できていない気がします。やっぱり大劇場は私にとってアウェイの場所で、たぶん東京宝塚劇場でお見送りして初めて、いろんなことのけじめが付くのだろうなあと。

 とはいえ、黒燕尾に身を包んで
 「宝塚歌劇団・花組、蘭寿とむ、本日をもちまして宝塚大劇場を卒業いたします」
 と言った蘭寿さんの言葉は本当に重くて。
 タカラジェンヌにとってはホームであるこの場所を、巣立っていくのだということをあらためて痛感しました。たぶんそれは、私が感じる以上にずっと特別なことなのだと思います。

 最後の曲は「すみれの花咲く頃」。
 すみれだろうな、と何となく予期していてはいたのですが、実際にそれが流れたときはとても嬉しかったです。うまい言い方が見つからないのですが…ここで「すみれの花咲く頃」を選ぶタカラジェンヌ・蘭寿さんがやっぱり好きだなあと。

 幸せな幸せな2日間でした。
 東京で、待ってます!
posted by 白木蓮 at 13:11 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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