December 09, 2006

柔らかな光が降り注ぐ

 舞風さんのお茶会行ってきました。


 うん、なんか、

 妖精を見た。(真顔)


 細くて白くてかわいくて、笑顔がピカピカ輝いてて。
 本当に彼女のいる場所だけが明るいの。
 ディズニー映画のティンカーベルみたいに、周りの空気がほんのり光ってる感じ。
 うわああああ眩しいっす…(溶)
 前髪をすっきり上げた髪型も、リボンベルトのついた白いワンピースも、毛足が長くてフワフワしたピンクのニットボレロも、正面から見るとパールのアンクレットをつけてるみたいに見える凝った靴も、とにかくよく似合って本当にかわいかった!!!!
 天然っぷり全開でいろいろ喋ってくれるんだけど、もう何をしても何を言っても可愛くてねー。
 だめだ。もう表現しようとすると「かわいい」しか出てきません。

 すでに色々うろ覚えですが、少しでも海馬に残ってるうちにメモメモ☆(まだ海馬ネタを引っ張る)
 あくまでも私のフィルターを通しまくった「なんとなく」の記憶ですので、くれぐれも当てになさらぬようお願いしますm(_ _)m


■ミュージックサロンについて
 「最初にこの公演が決まったときは、『えっと、私がやる…んだよね…?』みたいな(笑)」
 明らかに自分センターなことをよく解っていなかった様子(笑)
 「いつも隣にコムさんがいらっしゃるので、自分が芯を取るというのが、歌詞憶えられるかなーとかすごく不安で…でもハマコさんとえりたんが出演してくださって、支えていただいたおかげですごく楽しかったです。
 荻田先生が私の過去についてたくさん調べてくださって(笑)、私も忘れていたような懐かしい作品の曲にまた出会えたのがありがたいなぁって。
 夏にコムさんのアルバトロスがあって、『タランテラ!』があって、それから『A Little Flower』があって…なんとなーくなんですけど、それが全部つながってるんですよ。荻田先生がそういう深いところまでいろいろ考えて作ってくださったのが、ほんとに幸せでした」

 私はMS未見なのでアレなんですが、未来さんたらMSでも「ベサメ・ムーチョ」を歌われたそうで!!
 そういうふうにちょっとずつアルバトロスとつながってたんだそうな。
 「ハマコさんの『ベサメ・ムーチョ』はね、もうね、持ち歌ですよね(笑)。うふふ、妖艶で☆」
 すんげー嬉しそうな舞風さんでした(・∀・)ノ

 MSの衣装についてもいろいろ語ってくれたのですが、なんせ見てないので実感としてわからなかったのが残念。
 ひとつ面白かったのが、なんだかミニスカートのお衣装があったそうで
 「あのミニね、脚出ちゃうので恥ずかしかったんですけど…先生に『えー、脚出すんですか!?』って言っちゃったくらい(笑)
 でもあのお衣装は荻田先生が、いつか使おうと思って隠し持ってたものだそうなんです(笑)」

 ここで「隠し持ってた」という単語に反応して笑い出す客席。
 あわてた舞風さんのフォロー
     ↓
 「あ、自宅にじゃないですよ!!劇団の衣装の倉庫にですよ!!!」

 客 席 大 爆 笑 ☆ 

 自宅にミニの衣装を隠し持ってたら怖いよオギー!!!(゜Д゜;)
 でも普通にやってそうなあたりが面白いよオギー!!!(゜Д゜;)
 りらたんのナイスフォロー(火に油ともいう)で大笑いさせていただきました。はー面白かった。
 最後に着た(のかな?)白地に黒い花の飛んでるお衣装は大のお気に入りだそうで
 「私ね、白地に黒っていうのがすごく好きなんです。で、荻田先生とお衣装のご相談をさせていただいたときに、私と荻田先生の趣味がぴったりで…。
 あの黒地に白?じゃない、白地に黒のやつも、荻田先生が使いたいと思って倉庫に
(強調)隠し持ってたやつで、『まーちゃん、あれならまだあんまり知られてないから』とか言って出してきてくださいました(笑)」
 いちいちマニアックすぎるオギーマンセー。
 「劇団に、それとお揃いの手袋もあったので、そっくり全部お借りして。もう大好きで、持って帰りたいくらいで…もう着る機会ないけど、家でこっそり一人で着てみるのに(笑)いいな〜と思ったんですけど、ちゃんとお返ししました☆」(誇らしげ)


■『堕天使の涙』について
 「天上の夢」を歌ってるときの気持ちは?と訊かれ、
 「気持ち?気持ち…うーん。お芝居の気持ち!!」
 と断言する舞風さん。そりゃそうですよねえ。
 でもあそこは日によって少しずつ感じかたが違うそうで、ルシファーの言う「光のパ・ド・ドゥ」という言葉にすごくハッとする日もあれば、そうじゃない日もあって…と。

 台詞にもあるけど、ルシファーはジャンPを思い出させるんだそうです。
 「リリスは病院を出てからも、ジャンPの評判をいろんなところで聞いて知ってるんですよ。街で噂になってたり、あと娼婦だからお客さんに聞いてるかもしれないし…『今ジャンポールっていう振付家がすごいんだよ!』とか(笑)
 で、自分といた頃のジャンポールはあったかい作品を創っていたのに、噂に聞くジャンポールは暗く冷たい作品で評判になってるわけで…そういうところと、ルシファーさんの『闇に生きる者だ』という台詞がすごく重なるんです」

 そのときどきで感情の流れは微妙に違うけど、歌とかを経て最後に到達するポイントはいつも同じで「踊るときだけは光が見える、幸せを感じられる」というところだと。

 光のパ・ド・ドゥの場面。
 「目を閉じて歩いていくところは、もうこの世じゃないので、なんだかすごくいい香り…花の香りに似てるけど花じゃない、いい香りがしていて、地面もふつうの固い地面じゃなくて、やわらかい…というか全部を包み込んでくれるような地面で、という感じの場所をイメージしながら歩いてます。
 で、ルシファーさんが目を開けてくれて、リリスはルシファーさんの顔を見たことないから最初は『誰?』って思うんですけど(笑)『私のために踊ってくれないか』って台詞を聞いて、ああ、この人かー、と。
 『あなたは?』って訊くときは、訊いてるんだけどもう半分くらいわかってるんです。それで『誰でもいい』と言われて確信する、みたいな」


 ダンスについては、
 「ルシファーがリリスの存在に救われたように、リリスもルシファーに救われているんです。
 ふつうのデュエットダンスみたいにダイレクトに愛し愛され…っていうのじゃなくて、こう…
(両手を端から持ってきて、胸の前で合わせて上にあげる仕草)…こういう感じ。ふたりで上っていく、っていう感じですね」
 と。
 なんかちょっと泣けた。
 「でも、パが難しいので…気は抜けません!!(笑)」
 最後はおどけた感じで、そう言い切ってらっしゃいました。


■『タランテラ!』について
 特に好きな場面や見てほしい場面は?と訊かれて悩むりらちゃん。
 皆さん蝶の場面がお好きなようですが…と振られ、
 「あ、蝶ね!!うんうん!!蝶!!!」
 と過剰反応されるりらちゃん。かわいすぎる。
 てか!
 てか!!
 りらたんが!!!
 朝海さんのことを「土蜘蛛」って言った!!!(゜Д゜;)
 「茶色いから土蜘蛛かなー?なんて勝手に名前つけてるんですけど。えへ☆」
 ものすごい適当ムード漂いまくる命名ですが、土蜘蛛って妖怪やんね!!→Wikipedia
 そんな舞風さんが大好きです。

 この場面解説がまた面白くて、
 「チョウチョはツチグモさんが大好きで嬉しくてピョンピョンしてるんですけど、蜘蛛さんのほうは蝶を傷つけてしまった思い出があるので
 『チョウチョさんはダメだあ〜〜〜』
 って…(笑)」


 …………(悶絶)…………

 すげーーーーよ!!!
 舞風りらさん、あの場面をアッケラカンと一言で要約なさいました。
 「チョウチョさんはダメだあ〜〜〜」
 レッツセイ。

 ここで腹を抱えた客席にまたしてもフォロー
     ↓
 「や、あの、コムさんはもっと崇高に苦悩してらっしゃるんですよ!!!」←必死
 だから火に油だってばリラ様!!!!(笑)

 「それで、またまとわりついていくんだけど蜘蛛さんはやっぱり
 『チョウチョさんはダメだあ〜〜〜』
 って去ってしまうという…とっても切ない場面なんです」
(せつなげな声で強調)(手遅れ)

 アマゾンの銀ドレスのところの髪飾りは、蜘蛛の巣をイメージしてるんですよね?という質問に
 「あ、(小声で)そうそうそうそう……弱気(笑)」(自分ツッコミ)
 「蝶の場面のあとにアムステルダムとか大西洋とか色々あるんですけど、ここではまた蜘蛛と蝶に戻るみたいなイメージで、蜘蛛の巣と蝶の髪飾りを…作ってみました」
 だそうです。
 アレほんとにすごいよねーー!!!

 ショーで好きな歌は、パレードの「柔らかな光が降り注ぐ♪」のところ、と。
 というか朝海さんが歌い始めてキム、ミズさんと歌い継いでいって最後に朝海さんに戻る、あの流れの曲がぜんぶ好きだとおっしゃってました。

 あと、フィナーレの白パンツのところを踊り終わって走り去るところではどんなお気持ちですか?という質問には
 「コムさんの歌詞が本当に素敵なので…。少しさみしいんだけど、『明日にはまた白い花を見つける』みたいな歌詞だから、私も『また明日がある』って思ってハケてます。すごく幸せというか気持ちいいというか…スッキリした気持ちですね」
 と。
 うんうん。そんな背中が大好きだよーーーー。


■プレゼントコーナー
 抽選で3名様に、その場でポスターにサインを入れてプレゼント、という企画があったんですが
 1人目の方のところでサインと当選された方の名前を書き終わったとたん
 「うわーっ!!名字のほう書いちゃった!!名前のほうがよかったですよねえ…!?!?」
 と激しく焦り出すりらたん。
 「どうしようすごい堅苦しい感じのポスターになっちゃった…」
 と恐縮しまくりながらポスターをプレゼントしていました。
 2人目の方にも
 「名前のほうがいいですよねっ??」
 と確認してたり(笑)
 もういちいち可愛すぎなんですが!!

 さらに、サインしてあげる相手が目の前に来ているというのに突然
 「あっ!コレ好きなところ!」
 とか言い出して相手の方を凍りつかせる舞風さん。
 何のことかと思ったら、BGMのなかで好きな部分がちょうど流れた…ということらしく(笑)
 BGMには今回の公演のピアノサウンドがずっと流れてたんですけど、舞風さんのお気に入りはルシファーの「神よ答えて私に♪」のところみたいです。
 サインするマジックペンを片手に持ったまま、嬉しそうに「かーみーよーこたーえーてー♪」とか口ずさみ始める始末(笑)
 やっぱコムさんのところか…
 そんなにコムさんが好きか…(´∀`*)

 そうそう、あとプレゼントの当選者で小さい女の子がいて、その子がまたピアノの発表会みたいな真っ白ふわふわのドレスを着てたんですが、彼女がテーブルの前を通り抜けた瞬間に大興奮するりらちゃんが超絶かわいかった!!!
 「今カワイイ子が通ったあーーーーーー!!!!!」
 って3回くらい叫んでました(笑) 
 そんなキミが可愛いぞ!!!
 「最近オバキャラを通り越してオジキャラなんです…」と自白する舞風さん。
 卒業生が楽屋に連れてくる子供たちに激しく反応し、「まーちゃん、オジキャラはだめでしょ」とたしなめられているらしい…。


■クイズコーナー
 司会者の方がりらちゃんに3択の質問をして、りらちゃんの答えを私たちが当てる…というもの。
 質問の選択肢を聞きながらいちいち「あ〜」とか「うんうん」とか反応するりらたんカワユス☆
 みんなが答えを出す前に「えっとねー。…あ、いま答えそうになっちゃった!」とか言い出すウッカリぶり(笑)

 「まーちゃんが男役だったら、着てみたい衣装はどれですか?@黒燕尾、A軍服、Bスーツとコート」
 という質問には、大多数の人の予想を裏切って
 「もし私が、もっと背が高くて手も足も長くてカッコイイ男役だったら…スーツとコート!!」
 と。
 「理由はぁ…『Romance de Paris』のコムさんの衣装が大好きだからです黒ハート
 さいですか。

 「まーちゃんが『私ってすごい』と思うのはどんなときですか?」という質問では、選択肢へのリアクションが激しかった。
 「@朝、時間通りに起きられたとき」→「あ〜〜〜〜〜(笑)」
 「A舞台メイクが早く終わったとき」→「ドッキリ!!」(この言い方がかわいい〜の!!)
 「Bしょっちゅうそう思っている」→「え?なになに?」(耳に手)
 司会者さんが関西の方だったのか「しょっちゅう」の「ちゅう」にアクセントがあったのが聞き取れなかったらしく、何度も聞き返して
 「あ、『しょっちゅう』(「しょっ」にアクセント置きつつ)ね!!しょっちゅう!!!ハイハイ!!」
 と。
 そんなまさえさんは東京出身。
 ちなみに答えは「朝起きられたとき」でした。

 あと何だったかなー。色々あったけど忘れちゃったなー。
 けっこうみんなの予想を裏切る答えが多かったです。
 ご本人も選択肢がいろいろ楽しかったようで、
 「今回、質問がイケてるね(笑)」
 とご満悦でした。
 しかし「イケてる」って、最近あんまり聞かないような…?
 (さすが「死語の世界の住人」by樹里ぴょん)


■メモリアルトーク
 舞風さんに今までの舞台を振り返っていろいろ話していただくコーナー。
 しかし選択肢のない質問には弱いらしく、
 「今までで歌ったなかで好きな歌を3つ挙げてください」→「全部!!」
 「今までで好きだった役を3つ挙げてください」→「全部!!」
 みたいな感じでした(笑)

 あ、でも「好きだったダンス3つ」はスラスラ答えてたなー。
 「『レ・コラージュ』のタイタニック、『あの日見た夢に』のフィナーレのデュエットダンス!!
 それから『ワンダーランド』の青い影と…あと、まさか自分が踊ることはないと思っていたボレロですね」

 って、全部デュエットダンスかよ!!!(笑)
 しかもどさくさにまぎれて4つ答えちゃってるよ!!
 司会者さんに「デュエットダンス以外では何かありますか?」と振られると、「えーっと…」とうろたえる舞風さん。
 何ですかその「デュエットダンスを答えるのが当然だと思ってました」的リアクションは(笑)
 さすがデュエットダンスの申し子、舞風りら。
 デュエットダンス以外では、『タカラヅカ・グローリー』のゴスペルが好きだったそうです。
 あれカッコ良かったよねーーーー!!!!

 「好きだった衣装3つ」では、
 「えーーーー???ピピピピピピピピピッ」
 と言いながらこめかみに人差し指を向けるりらたん。どうも脳内のメモリ検索する音を自分で発している模様。
 「衣装ねー。どんなの着てたっけ?いま着てるのと1コ前の公演くらいしか憶えてなくて…ピピピピピピピピッ」(メモリ検索続行中)
 「あっ!!ピコーン☆」(←何かヒットしたらしき音)(ほんとに言ったんだよ!!)
 「ドリームキングダムの、パレードの衣装!
 あれは背負い羽根のヒモを、上から布かぶせて隠す仕組みになってて…そこまで凝った衣装ってなかなかないので、すごくお気に入りでした。
 あとはねー、何でしょうねー」

 エンドレスに悩みまくるりらちゃんに、司会者さんが
 「日本物もいくつかされていますが…」と助け船。
 「ああー、『睡れる月』で男役さんの日本物の衣装を着させていただいたのは嬉しかったですね。
 最初に合わせたとき、男役さんの着物の着方が全然わからなくて!!なんかね、こういうふうに
(と詳細な実演)袖をたたんで持つ持ち方があるんですよ。
 でもそれを知らなかったから、なんだか袖の丈が長いなぁと思いながらベローーンとなったまま歩いてて、上級生の方に『まぁーーーちゃんっ!!』って(笑)。『それはね、長いわけじゃないんだよ』って言われました(笑)」

 「まぁーーーちゃんっ!!」の言い方が面白かった〜。誰なんでしょうね。やっぱハマコ先生?(笑)
 普通にナガさんな気もするけど、ここで意外とゆっさんだったりしたら相当ときめく。
 だって睡月であんな悪そうな役だったのに!!顔に傷とかあったのに!!
 (注:全ツベルばら以来けっこう悠まーも好きです)(節操なくてすみません)

 あと何かでエトワールの話になったとき、
 「初めてエトワールをさせていただいた『ザ・ビューティーズ!』が、テル…凰稀かなめちゃんとか、オッキー、緒月…キタロウ?とかの初舞台で…ふふ、緒月キタロウ(笑)」
 ヲヅキ話キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!!
 ヲヅキの芸名を思い出せないりら様キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!!
 (どう考えても喜びすぎな俺)
 「あとリサとか?うん、あの期のみんなに『まぁさ〜ん、憶えてますよぉ〜』って未だに言われるのね。恥ずかしいんだけど、そうやって一緒だった子たちといま一緒にやれてるのは嬉しいですね」
 何の証拠もないけどあの口真似は絶対オヅキくん。テンポがオヅキくん。
 てかナチュラルに「オッキー」呼びな舞風先輩がかわいい。
 きっと彼女的に「オッキー」が愛称で「キタロウ」が芸名、なんですね!!(笑)


■プレゼント
 りらちゃんが一人一人にプレゼント(天使の絵がついたしおりみたいなの)を手渡しでくださいました。
 お茶会に行くことは前からわかってたくせに、握手だとか間近で見るだとか、そういうことにはなぜか全く考えが及んでなくて。
 なんかもう…意味わかんないほど緊張した(笑)
 や、だって、あんな発光してる人のそばになんて行けないって!!
 無垢な笑顔でコムロさんにまとわりついちゃう人のそばになんて寄れないって!!
 そんなそんな畏れ多い(ブルブル)

 というわけで超挙動不審になりつつプレゼントをいただき、握手もしていただいてきました。
 め、目が合ってしまった…(当たり前)
 て、手が触れてしまった…(当たり前)

 目の前で見たりらちゃんは、やっぱり真っ白でキラキラでした。
 ちっちゃい。細い。白い。笑顔がまぶしい。
 はー。一生の思い出です。


■ご挨拶
 握手でボーッとなりすぎて、何を言ってたかサッパリ思い出せない(だめじゃん)
 あ、でもね!!
 後半ですごく「娘役も見てほしい」っていう話をしてた。
 「男役さんももちろんカッコいいんですけど、…今は男役さんのことはちょっと置いといてぇ(笑)」(手で物をどかす仕草)
 置いとかれちゃったよ男役さん!!!(笑)
 「雪組の娘役の子たちもみんなすっごく頑張ってて、もうね、○△□っと(不思議な音声を発しながら指折り数える仕草)…数え切れないくらい、可愛い娘役の子がいっぱいいるんです!!!
 で、次からとなみが雪組に戻ってきてくれるということで…星組で一回りも二回りも何回りも(笑)大きくなったとなみが後を継いでくれるというのが私も本当に嬉しいので、皆さま、となみを筆頭に雪組の娘役を…ぜひとも、娘役贔屓で(笑)タカラヅカの舞台を観ていただけたら嬉しいです!!」
 と。

 最後がこの話だったの。
 この人は本当に娘役という職業を愛して、大事にして、それを下に伝えていこうとしてるんだなぁ。
 と、心から思いました。
 娘役好きとして、こんなに嬉しいことってない。
 本当に本当に幸せでした。
 よくわかんないけど、いちばん聞きたかった言葉を聞けた、と思った。


 出口で立ち止まって何度も何度も手を振りながら、妖精は去っていきました。
 ドアが閉まったとき、本当に会場のなかが一段暗くなった気がした。

「リリス」の文字と公演の日付入り

 おみやげのスパークリングワイン。
 千秋楽はこれで乾杯だなー。
posted by 白木蓮 at 23:53 | Comment(4) | TrackBack(0) | 舞風りら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 08, 2006

思い焦がれた昨日があるなら

 自らの業の深さに絶望した蜘蛛は、蝶のそばを離れるけれど
 蜘蛛を失った蝶は、自分が生きながらえたなんて露ほども知らず
 結局はさびしくて死んじゃうんだよね。


 取り残された蝶がひとりで去っていく姿をみると、そう思う。

 かかとを決して地面につけることなく、手に持った薄布もつねに空中にまとわせて、ヒラヒラと軽やかに舞う蝶。
 その蝶が最後に、重い足取りで、布を地面にひきずりながら去っていく。
 さっきまでたゆまず重力を無視しつづけていた全身のベクトルが、今はすべて下へ下へと向かっている。
 喪失の哀しみと、単純な絶望。


 身のこなしひとつでそれを表現できるりらちゃんは神です。


 舞台に立つ上でいちばん難しいのは、踊ったり台詞を言ったりすることではなく
 ただ歩くこと、ただ走ることだと思う。
 だって、何もやりようがないんだもん。
 その人の身体表現能力や舞台スキルが、そのまんま晒されてしまう。


 『タランテラ!』のりらちゃんは、いつでも一人でハケていく。
 いつでも、走り去っていく。
 ピンクの蜘蛛も、アマゾンの銀色ドレスも、最後の白い場面も。
 足を引きずって歩く蝶でさえも、袖に入る直前、何かを心に決めたように走っていく。


 走る彼女の背中が好き。
 こんなにも美しくカッコよく潔く、ひとりきりで走り去れる娘役がいるんだろうか。
 すべてを受け止めて輝く後ろ姿も、
 かすかに微笑んだ横顔も、
 軽やかで力強い足取りも、
 ぜんぶ好き。


 そして
 そんな彼女に惜しみない拍手を送る、いまの雪組の客席が大好き。
 銀橋を走り去るりらちゃんやフィナーレでセリ上がってくるりらちゃんに、毎回毎回、盛大な拍手が送られる。
 彼女が朝海さんの相手役として築いてきたものの、それはいちばんの証じゃないかと思う。

 この人でよかった。
 このふたりでよかった。


 あしたはりら茶です。
posted by 白木蓮 at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 舞風りら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 02, 2006

踊るとき 神様がほほえむ

 『堕天使の涙』についての不満は、山ほどある。

 安易な思いつきで場面を作っているようにしか見えないところとか(まあ主にコムミズのダンスね笑)
 作品で語られる「人間の醜さ」やら「人間の愛」やらが、いちいちスケールちっちゃいところとか
 最初の段階では重要な役柄だと思わせるジャンPが、途中からどうでもいい存在になり下がるところとか
 セバスチャンの生きざまが、リリスのそれとかぶるせいで鮮やかさに欠けてしまうところとか

 要は、物語を形づくるひとつひとつのファクターが正しく機能していないこと。です。
 観ていてものすごくおさまりが悪い。
 落としどころがいまいちよくわからない。
 「光のパ・ド・ドゥ」とか「地獄の舞踏会」とかいうネーミングもどうかと思うし(笑)


 でも
 コムまーを観ていたら、そんなことはどうでもいいと思えた。


 圧倒的な闇と圧倒的な光に支配されて、すべてを忘れて涙を流せた。
 そういう瞬間を与えられたことが本当に幸せだし、
 だからこの作品で良かったんだろうな。と思う。
 間違いなく駄作だけど、それでも、これで良かったんだろうな。と思う。



 ていうかねー
 なんだかねー
 もう、舞風さん演じるリリスに涙腺を破壊されまくってどうしようもないです。
 作品について冷静に考える力が残らない。
 彼女の光がまぶしすぎて、目がくらんで、ほかの何も見えなくなってしまう。
 そんな感じ。
 発光してますよこの人。


 絶望して死を選ぼうとしていた彼女が、どのように「私はすべてを受け入れます」と思うに至ったのか、脚本ではその過程がまったく描かれていない。
 それは物語としていちばんの欠陥なのかもしれないけれど
 スカスカな行間を埋めつくして余りあるほどの光が、彼女からは溢れている。
 欠陥を欠陥と感じさせない力。
 むしろ、そのスカスカさ加減が想像の余地を与えるとすら思わせる力。



 舞風りらという娘役は、ここまで来た。




 愛されてたのかどうかわからない。
 何かと不遇な役回りだったようにも見える。
 幸せだったとは言い切れないかもしれない。
 辛くて苦しいことも、本当はたくさんあったのかもしれない。




 だけど、
 彼女が踊れば神様がほほえみ
 彼女の舞う姿に私たちは光を見た。
 私が知っている彼女は、いつでも嬉しそうに踊っていた。



 何もかも乗り越えてきた彼女だからこそ
 「私はすべてを受け入れます」
 という言葉がこんなにも重く、こんなにも尊い。


 すべてを受け入れる力、
 すべてに感謝する力、
 すべてを赦す力。


 その強さと美しさと神聖さの前に、ただただ、頭を垂れるしかない。


 リリスの美しさを、りらちゃんの強さを、彼女の神聖さを、心から愛してます。

 ここまで舞台に立ちつづけてくれて、ありがとう。
 いつでも笑顔で踊っていてくれて、ありがとう。
posted by 白木蓮 at 22:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 舞風りら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 06, 2006

凛と立つ

舞風りら 退団記者会見(公式)
サヨナラの日まで、スミレ色に染まり続けていたい(ENAK)
退団会見GRAPH(ENAK)

 かーわーえーえーーー!!!

 服装も会見内容も、りらちゃんらしくて本当に可愛い。
 そしてあくまでも凛として恰好いい。
 こういう、背筋の伸びた芯のある娘役さんは大好きです。
 というか、そういう人だからりらちゃんを好きになったのです。
 
「いろいろな作品に出させていただいて、1公演ごとに充実した日々を送らせていただきました。最終的な決断は『ベルサイユのばら』という大作に出演が決まったこと。ほんとにうれしかったし、私はショーが好きなので『ベルばら』の次の2本立て公演を最後にしようと決めました」

 朝海と同時退団になることについては、「自分の中では昨年の『霧のミラノ』公演のころから決意していたんですが、朝海さんと同時に卒業させていただくことがわかったときは、すごくうれしかった。ただ、『ベルばら』が終わるまでは公演に集中して、その東京公演後に朝海さんに報告させていただきました。『がんばってください』と言われました」という。
 ベルばらで退めようと思わず、「その次のショーを最後にしよう」と思ってくれて本当によかった。
 もう言うことないです。

 ミュージックサロン、東京はないみたいなので残念だけど
 とりあえずハードスケジュールの中に無理やり日程を組み込んでくれた劇団のガッツを買いたいですね!!(何様?)
 実は朝海さんより男らしいダンスを踊るりらちゃん。
 最後にぜひ思いっきり踊っちゃってください。

 共演者はオヅキくんでボケボケトーク希望。(真顔)
posted by 白木蓮 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 舞風りら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 01, 2006

風を切る

舞風りら 退団発表


 99%確信はあったけれど、
 これで最後のピースがぴたりとはまった。


 その音が、聞こえた。






 ありがとうは最後の日まで取っておきたかったけど
 でもやっぱり、ありがとう。
 理想の相手役でいてくれて、ありがとう。



 しなやかに風を切るあの美しい舞いを、オギーの舞台で観られることが幸せです。

 コムまーファンで幸せです。
posted by 白木蓮 at 19:43 | Comment(4) | TrackBack(0) | 舞風りら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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