January 02, 2012

復活初見メモ・その1

 年末年始にメッセージくださった皆様、どうもありがとうございました!
 メッセージの内容はもちろんのこと、年末や年明けのお忙しいタイミングにわざわざいらしていただき、拍手までいただけたということ自体がとてもうれしかったです。
 あらためまして、本年もよろしくお願い致します。

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 さて、2日間の遠征が終わり、花組『復活/カノン』と雪組『samourai』を観て帰ってきました。
 どちらの公演もすごく楽しくて、蘭寿さんとキムラさんとそれぞれの声で「あけましておめでとうございます」の開演アナウンスを聴けて、『samourai』ではキムチギオヅキの豪快かつ美しい毛振りも観られて、めでたくも幸せなお正月でした!満足!

 ネタが多すぎて整理しきれないなー。
 まずは『復活』の初見感想をざっくりメモっておこうと思います。

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 初日についったーでも呟きましたが、最初の感想を一言でいうと
 「石田せんせいなのに下品じゃない!!」
 です。びっくりした!感動した!石田せんせい悪口言ってごめんなさい。

 原作が原作だけに、下品にしようと思えばいくらでも下品にできちゃうよね…という危惧がものすごくあったのですが
 石田せんせいっぽいお下劣ぶりは今回なりをひそめ(まったくないわけじゃないけど、端々に出てくる程度で話の根幹には影響してない)、むしろ全体的には「重厚」という言葉がぴったりくる感じでした。
 まず音楽の使い方とか、舞台全体の絵ヅラとかがすごくきれい!
 きれいなだけじゃなく重みがあるというか、ロシアらしいどっしりとしたクラシカルさがある。シベリアの原風景を思わせる「ものがなしさ」のような風情もちゃんとある。
 裁判の場面も上下の花道や大ゼリを活用した見せ方がダイナミックでよかったし、客席降りや銀橋での芝居も効果的に使われていて、大劇場という空間を存分にいかした舞台でした。

 加えて、メインキャストから細かい役に至るまでみんなすごくキャラがはまっていて(アキラに目立つ役がないのが残念だったけど…でも軍服コスは堪能した!)、退団者にきちんと見せ場があって、要所要所で歌える人にちゃんとソロがあったりするあたり、まさに座付き演出家の面目躍如といった感があります。石田せんせい悪口言ってごめんなさい(2度目)


 脚本のほうは、イメージを壊さずそれなりにまとまってはいるものの、ちょっと消化不良なところもいくつか。
 まずはやっぱり、シモンソン(みわさん)の描写がちょっと唐突かなあと思う。原作と違ってもともとネフリュードフの友人、という設定にしたのはいいと思うのですが、がんばって伏線張ったにもかかわらず彼のカチューシャへの思いが非常に見えづらい…のですよね…。
 そこまで語る時間がないのは分かるんだけど、シモンソンとネフリュードフの、カチューシャへ対する感情の違いはもっときちんと見せたほうがよかったと思います。じゃないと「えっいきなりプロポーズとかwwみわさん早まらないでwww」ってなる(笑)

 これと関連してくるのですが、そもそもネフリュードフがカチューシャに対して抱いている感情というのが、ちょっと現段階では見えにくい。ポスターのキャッチでもある「それは愛か、償いか」の部分が。
 原作を読むかぎりではやっぱり「償い」なんじゃないかと私は思っていて、だからこそカチューシャは彼と一緒になることを選ばなかったのだと思うのですが、それをもうタカラヅカ的に「愛」として見せきってしまいたいのか、それとも「償い」のままなのか、そこの解釈が不明瞭になっているような。
 「恋が終わり、愛が残った」という副題をみても、作品全体を見渡してみても、たぶん描きたいのは「愛」のほうなんだろうなあ。でもそれならそれで「愛が残った」ところをちゃんと見せてほしかった。今のままだと「恋が終わった」ところまでしか分からなくて、その先に「愛」が生まれた過程があんまり見えない気がする…。
 姉のナターシャ(さあや)に「あなたは自分の罪を償いたいだけなのよ」と言われたときとか、シモンソンに「私は(あなたと違って)ありのままのカチューシャを愛している」と言われたときとか、ネフリュードフにその問いかけが投げられる場面はいくつかあるんだけど、いずれも尻切れトンボな感じで終わってしまうのが惜しいです。ここを打破できてないので、やっぱりただの「償い」なんじゃないの?と言われても否定しきれない(笑)。そしてそうなってしまうと、タカラヅカの芝居としては結構おさまりが悪い(笑)。ていうかぶっちゃけ、ネフリュードフがカッコ悪い(笑)
 ここで「でも、愛なんだ!」と思わせる何かが欲しかったなあ…と思うのは単なるヅカファン脳でしょうか。
 まあ現時点でいうと、脚本の問題だけでなく蘭寿さんもやや芝居の方向性が定まりきっていない感じがあるので、お芝居が練れてきたらまた変わってくるんだろうなとは思います。みわさんも、らんちゃんも。

 主題が「愛」である以上仕方ないこととはいえ、ネフリュードフの社会的思想の変化が見えづらいのもちょっと残念。
 もっときちんと描き込んで、シモンソンたちとの関係性やさらには「人生の第二幕」にまで絡めて見せるか、それともそういう思想の部分はばっさり排除して「愛」に特化するか、どっちかにしたほうがよかったと思います。じゃないと思想的な部分も含めたネフリュードフの行動がすべてナターシャの言う「償い」にしか見えなくて、結果「愛」が薄れてしまう気がするので。


 あと「カラマーゾフとかプガチョフとか、短絡的にロシアin宝塚ネタを盛るのやめて><」だの、「全体的に歌詞センスがひどい!恋は人生のデザートとかメインディッシュとか、私は恋の被害者とか観察者とか当事者とかって何!><」だの、細かい突っ込みどころは多々あるのですが…
 しかしこれだけ語りたくなるのは楽しい証拠!
 何よりキャラ萌えできるのがいい!
 …ということで、次項でネフリュードフをはじめとする各キャラや作品のツボについて語りたいと思います。正月早々しちめんどくさい文章を書いてすみません!(土下座)
posted by 白木蓮 at 23:57 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 19, 2011

泣いちゃあだめでしょ、って言われても

 花組公演『カナリア』、ドラマシティと青年館で観てきました。

 実のところ、DCで1度観たときには思ったほど入り込めなかった…というのが率直な感想です。
 個人的に「人外のモノ」を主役に据えた物語が感情移入しにくくて苦手、というのもあるのですが(結局『堕天使の涙』が最後まで好きになれなかったのはそこのところだと思う)
 それより何より、ハリーやりたい放題すぎるだろ!という気持ちばかりがモヤモヤモヤモヤ渦巻いてしまって。

 ぶっちゃけ、舞台を観ても、あの配役になった意味があんまり分からなかった。のです。
 ウカ@マイティーはすごくがんばってたしすごく上手だったしすごく綺麗だったし、あらためて私好みのビジュアル^^と思ったけど(そこはどうでもいい)、でも、いま彼がウカを演じる必然性は特に感じなかった。
 美容師@いまっちももちろん素晴らしかったしさすがの作り込みだったけど(笑)、彼にあれしか見せ場がない理由はよくわからなかった。
 ヴァンサン@まあくんも、役に合ってたし良かったし大好きだけど、いまの彼がやるべき役がヴァンサンかと言われるとやっぱり違う気がした。

 …などなど。

 要は「ああ、だから番手も立ち位置もすっとばしてウカがマイティーじゃなきゃいけなかったのか!」とか「だからいまっちはこの役なのね!」と納得させられるだけのもの、は舞台になかったわけです。
 もしくは劇団が本気のマイティー推しでこれからガンガン上げてくよ!という意思表示であればそれはそれで理解できたと思うのですが、今のところそういう兆しも見受けられないわけです(次回の新公配役とか)(むしろ新公こそもうちょっと冒険すべきじゃないのかと小一時間ry)

 もちろん番手やキャリアがすべてではないし、たとえばヒエラルキーを優先するあまり全然ニンじゃない役を振られる…とかそういう事態は避けるべきだと思うし、結果として舞台がおもしろければいいじゃん!とも思うのですが(実際におもしろかったし)
 ただ、ここまでやられてしまうと、正直タカラヅカの座付きの役割を放棄してるとしか思えない。
 むしろ「こういう配役しちゃう俺カッコイイ、タカラヅカの枠にとらわれない俺カッコイイ、桜一花におっさんとかやらせちゃう俺カッコイイ★」的エゴイズムにしか見えない。
 そのおかげで(活躍できてる人もいるけど)無駄遣いされてる人がかわいそうだよ!お気に入りの役者で遊ぶのは勝手だけど、まずは座付きとしてやるべき仕事をしてから遊べよ!「最悪でも、演出家」とか言わせて悦に入ってる場合じゃねえぞ本当にヴィムに不幸にされてしまえゴルァ!
 とか、思っちゃったのでした。最近の私がアンチハリー気味なのは自覚してる。ごめんなさい。

 まあ、あと、そんなことを延々と考えてしまう程度にはストーリーがゆるかった…というのもアンチハリーぶりに拍車をかけたひとつです。
 いや知ってたけど!DVDも(蘭寿さん見たさに)買ったものの1回だけ見て「うーん…」てなって長年放置してたけど!でもずっと見てなかったから記憶が美化されてたというか(笑)、あらためて見るとやっぱり楽しみ方がよくわからない作品だなあと。つまらないというよりも、たぶん何かハリーと私のツボが決定的に違うんだと思う。


 ****


 …とまあ、初見はいろいろモヤモヤしたものの
 2回目は「そういうもの」として観れたので、楽しかったです。そうだよね、そもそもストーリーとかじゃなくてキャラを楽しむ作品だもんね、ていう。
 同じハリーのやっつけグダグダ悪魔モノである『スカウト』を愛してしまっている私としては(笑)なつかしい部分や愛おしい部分もたくさんあって、何より出ている花組のみんなが本当にかわいくてかわいくて、もう何でもいいよ!となりました(弱!)











 と、ここまで書いて、いろいろキャラ萌えを叫ぼうとしていたところで
 発表が出たわけです。


花組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

 (花組)
  扇 めぐむ
  煌雅 あさひ
  彩咲 めい
  真瀬 はるか
  月野 姫花   
  

     2012年3月18日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団





 …意味がわからない。

 なんで?という言葉しか浮かんでこない。


 もっともっといろんな姿を観たかったし観られると信じて疑ってなかった。
 特にいまっちさんは今回お茶会にも行かせてもらって、あらためてその美しさやクレバーさや歌唱力やサービス精神や舞台に対する熱い姿勢に心打たれたばかりだっただけに、もう、本当「どうして?」としか…。

 別にハリーのせいにしたいわけでは全然ないし、的外れだと分かってもいるのですが、でも『カナリア』を観た直後のタイミングだと余計にいろいろ考えてしまう。苦しい。
 いまっちさんはしっかりした人だから自分でちゃんと考えて決めたんだよ、と言ってもらったけど
 だからこそ、そういう人が今ここでこういう決断を下してしまったということがあまりにつらいです。

 めぐむも。アーサーも。めいちゃんも。俺のひめかも。
 なんでだよもっと観たかったよ。なんで歌えて渋い男役や可愛い娘役ちゃんがどんどんいなくなっちゃうんだよ。はるちゃんとかあまちゃきとかゆまたんとかがいなくなっただけでもつらいのに、ボンバーめいちゃんと俺のひめかが退めるとか花娘どうなっちゃうんだよ。俺のひめかがいない花組なんてマジパンのないデコレーションケーキだよ(どういう喩えだよ)(「俺の」って連呼するのやめろよ)



 うまく言えないけど…まだいろんなことを受け入れられなくて、ただただ「なんで?」とか「ばか!」とか叫びたい気持ちでいっぱいです。
 本人たちが決めたことだから幸せに卒業できるようにお見送りするしかない、とか、そういう境地にもまだ全然たどりつけない。ガチファンじゃないからこそ言える勝手な戯言かもしれませんが。







 あーーーーーーーーーーー
 そんなわけなので早くも雪組千秋楽が迫っているのですが何も追いついてません!もう時間がない兄さん!カナリア感想も上記のとおり尻切れトンボ!ラインナップも出てる!

 気持ちを整理できないまま、時間ばかりが飛ぶように過ぎていきます。困った。
posted by 白木蓮 at 23:27 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 16, 2011

全ツ総括、というかただの雑記

 ウニが甘くて旨くてとろけた!

 ウニイクラどーーーーーん!!!!


 はい。
 というわけで、ついに全ツが終わってしまいました…さびしい。

 無事千秋楽を迎えた札幌の話とか、ツボに書き忘れたツボとか、思いつくままにだらだらと書き連ねていきたいと思います。
 よろしければお付き合いくださいませ。


・楽アドリブでいちばんインパクトがあったのは、ピクニックの二人三脚の場面。
 くろ&じっぺいがフライングして茂次おじさんに「ズルすんじゃねえ!」とか怒られて、子供たちもくろに抗議しているまっさいちゅう、
 中島さま@高翔さん&福田屋の女将@京さんが二人三脚で登場!!
 一瞬本気で何が起きたのか分からなかった。
 みんな(舞台上も客席も)がポカンと見守るなか、二人三脚しながら真顔で舞台後方をすいすい横切っていきました。すごく…速かった……(笑)

・お二方が通過していったあとはいろんな人がいろんなこと言ってて何言ってるのかさっぱり聞き取れなかったのですが、とりあえず「なんか変な人たちがいた!」って感じでギャアギャアギャアギャア騒いでる子供たちに茂次おじさんが一言、
 「…いまのは幻だ!」。
 これとっさのアドリブだとしたらすごい才能だと思う、けど、どうだったんだろう。訊いてみたい(笑)

・芝居の質からして絶対にあるわけないとは思ったものの、そのあとの福田屋のシリアスな場面で「女将さん、先ほどはどうも」「いえいえ、ごめんなさいよ」的なやり取りがあったらどうしよう!と無駄に心配した(笑)。大団円で中島さまが出てくるときも、妙に凝視してしまった(笑)

・というわけで、大いに盛り上がったピクニックでした。
 でっかいおにぎりをくわえたまま二人三脚に挑んだくろもかわいかった!

・ピクニックといえば、茂次さんとおりつちゃんが「小さな花がひらいた」を歌うところで
 おりつちゃんに近づこうとしてためらってガクガクした茂次さんが、そのあと後ろを向いてウーンと伸びをするのがツボだったなあ。わざとらしいよ茂次おじさん!ニヤニヤ。

・子役のみんながどんどんどんどん役に憑依していってて、後半になればなるほど、観てるこっちも本気で「子供らは、かわいいなあ」モードに入り込んでました。もう子供にしか見えないというか。
 もちろん芝居の深まりということもあるのでしょうが、1ヶ月にわたって文字どおり「おなじ釜の飯を食った」ことがあの無邪気さとか団結とかにつながったんじゃないかしら、と勝手に推測してみる。

・姫花あっちゃんは初日から神がかったかわいさだったけど、後半のリアルあっちゃんぶりときたら!もう!!!
 特に山で走ってて転ぶところの泣きだしかたが、ほんとに日に日に進化してて。
 ぱたんて転んで、一瞬自分でも何が起きたか分からないからシーンてなって、そのあとビエーーーーーンって泣くの!それこそ「火がついたように」泣くの!!
 ちっちゃい子ってそうですよね。転んで、一瞬シーンとして、あ、泣くかな泣くかな?って思ってるとあんな感じで泣き出しますよね。あの間(ま)がリアルすぎて、弟や従妹が小さかった頃のことを思い出した(笑)
 そのあとおりつ姉ちゃんに慰められるときの、しゃくりあげかたも超かわいかったなあ。

・くろ&正吉に呼ばれて茂次おじさんが出てくるとちょうどあっちゃんが泣いてるわけですが、ここで出てきた途端、「おいおいあっちゃんが泣いてるじゃねえか!」みたいな感じで慌ててる蘭寿さんの顔が大好きでした。お父さんは心配症(笑)。茂次おじさん、あっちゃんが嫁に行くときは大騒ぎで大変だろうなあ…ニヤニヤニヤ。

・そのあとアキラが姫花をお姫さま抱っこして、下ろしてあげたときに姫花のほっぺをキュッて押さえてご機嫌とるのもかーわいかったー!

・しかしこのあとみんなで踊るところ、アキラ&くまくまがけしからんことになっておるのです(役名で言えよ)
 以前「二人三脚の場面でアキラと組んでる梅ちゃん@くまくまは、ぜったい内心ドキドキしてるはず」と書きましたが、ごめん、もうそれどころの話じゃなかった!なんか気づいたらみんなが踊ってるどさくさにまぎれて二人でジャレてた!アキラがくまくまを追っかけてつかまえようとしたところを逃げられてパフッ☆てなってた!(つまり白鳥の王子様@蘭寿さんと同じ状態。)完全に「つかまえてごらんなさいウフフ♪」「アハハ待てよコイツぅ」だった!曲の最後、手を胸の前で交差させてひざまずいたくまくまの両肩にアキラが手を添えてた!
 その流れで二人三脚も当然のように組むしね。二人三脚が終わってアキラがふたりの紐をほどいてるとき、くまくまが屈み込んだアキラの背中に両手を添えてるのが何ともイヤンな感じです。そのあとふたりでハイタッチしてるし。なんてこった…!

・大工の下っ端であるアキラと、子供たちの最年長であるくまくまならそんなに年齢のギャップはないだろうなと思われるわけですが、このことを友人に話したとき「でも梅ちゃんって、伝次と同じ布団で寝てるんだよね」と言われて「えっ」てなった(笑)。確かに、確認したら伝次&なみお先輩と一緒に寝てる!よりによってそんな男子っぽい二人と…!(笑)

・まあでもそんなに色気づくような年頃だったら大留にいないで女中奉公にでも出ればいいのにっていう話だし、大人びてはいるけどもっと幼い子なのかもね、という話に落ち着きました。
 そうなると結論はただひとつ、「アキラはロリコン」なんですけどネ!(笑顔)(だから役名で言えよ)

・なみお先輩があまりにも小学生男子すぎて心の中で「カツオ」と呼んでいたのですが、そしたら友人も「カツオ」だと思っていたことが発覚。うん、あれはカツオだよね(笑)
 ちなみに、なみお先輩の役名は「又」です。
 さらにちなみに、なみお先輩は娘役です。

・菊二たちが帰ってくる場面の茂次おじさんのシルエットが好きすぎて、後半ずっとオペラでガン見してました。横顔が本当に美しい…。あのまばたきも好き。
 子供たちがピクニックのことを話すときに、ちょっと身じろぎするところがたまらんかったです。

・お芝居のラスト、あっちゃんが茂次おじさんに「どうしたの?」と訊いてたところが後半は「ねえねえ、おじさん」に変化。
 個人的には「どうしたの?」のほうが小さい子の無邪気さ(と、それゆえの残酷さ)がストレートに出てて好きだったのですが、後半バージョンも「ちょ、最後までおじさん呼びwwダメ押しwww」て感じである意味残酷だったのでよかったと思う(笑)
 おりつちゃんの背中にくっついたあっちゃんの「おねえちゃぁん」も好きだったなあ。

・大団円で、菊二が駒太郎(かずさよしきくん)の脚にくっついてるのが可愛くてホワホワしてました。駒太郎は絶対、ガキ大将の菊二くんに大工道具を隠されたり作業中に背後からどつかれたりしてると思うの。でも怒れなくて「なんだようオマエ、しょうがねえな」とか言ってると思うの。どういうドリームだ。

・最後のラインナップの菊二&あっちゃんもすごく好き!
 というか、幕開きから「いきなり小さいあっちゃんに殴りかかられて戸惑ってる菊二」が大好きだったのですが(笑)。どうすりゃいいんだよこのちっこいガキ、みたいな(笑)
 そのふたりがラインナップではもう、仲良さそうでねえええ。
 茂次おじさんの歌に合わせて子供たちが左右に揺れるんだけど、揺れながら「ねー」ってうなずき合ったりとか。たまに揺れるタイミングが合わなくて頭ごっつんこしちゃって、頭を押さえながら「やっちゃったー」みたいな感じに顔を見合わせて照れ笑いしてたりとか。
 緞帳が下りる前、ぺったりお辞儀したあっちゃんが顔を伏せたまま菊二の手をペンって叩いて、菊二が叩き返すのもかわいくて大好きでした!

・千秋楽では、茂次おじさんの歌に合わせて揺れる子供たちが、みんな肩を組んでて。
 肩組んで楽しそうに揺れてる子供たちを見たときに、はじめて「ああ終わっちゃうんだ…」と思って、泣きました。本当に淋しかった。

・これを書いてるいまも、もう茂次おじさんやみんなに会えない、あの世界は二度と現れないんだということがなんだか信じられません。舞台はいつもそうなんだけど…でも、淋しい。

・札幌におけるル・ポァゾン的最大のトピックは、やはり何といっても「蘭寿さんのらんちゃん脚撫であげ」でしょうか。
 結局札幌1日目の夜公演のみでお目見えした(と思う)のですが、あれはもう…ヒドかった……!!
 完全にすみれコード逸脱してました。

・ジゴロの場面で、蘭寿さんがひざまずいてらんちゃんのおみ足をなぞるところ。
 通常ならばふつうに(?)手を添え、ふくらはぎ→ひざ→ふともも、と、脚の側面というか外側?を撫でていくのですが、なぜかその回のみ、蘭寿さんが手首を返していて(てのひらを自分側に向けるようなかんじ)

 ふくらはぎ裏側→ひざ裏側を撫であげてそのままふとももの内側に手が。

 (゚Д゚;))))))))))

 らんちゃんの脚に腕を絡めるようにしながらふとももの内側をギリギリまで撫であげて、きわどいところで俊敏に外側に切り替える…ていうところまでやってました。どどどどういうテクなんですかそれは!!!!

・いやあ、恐ろしい。恐ろしい人です蘭寿さん……。

・ちょっとここで頭パーンってなってしまって、この回の記憶があんまりない(笑)のですが
 基本的にこの回の蘭寿さん、明らかに「お疲れだなあ」って感じだったんですよね。音響があまり良くなかったせいもあるとは思うけど、声もいつもより出てなかった気がする。
 なのでぶっちゃけ「疲労のあまりご乱心」としか思えなくて(笑)、「ちょ、何してるのwwwww」感がいや増しに増したのでした。

・らんちゃんもびっくりするよね…。らんちゃんがあんなにノリノリじゃなかったら、立派な公開セクハラですよこれはもう。ありがとうらんちゃん!

・千秋楽はそんなオイタはなく(笑)、全体的にすごく丁寧に踊っているなあという印象を受けました。
 「右、左、両手、ワキ!」の振りもそうだし、そのあとも、とにかく喜多先生の振りに忠実に踊ろうとしていた印象。なんとなくですが。
 で、その踊り方が、余分なものが取りはらわれた感じで何ともかっこよかったのです。何度も言うけど本当にかっこよかった。とにかくかっこよかった。

・しかし電話からのスケベっぷりは相変わらず異常。
 特に、指で鼻をこすりながらニヤッとする表情がどんどんやらしくなっていておののきました。あそこの一連の流れはほんとにもうね…蘭寿さんのスケベ!(し つ こ い)

・こないだからスケベスケベ連呼してたら、札幌のお土産屋さんで友人が「パクちゃん、こんなもの売ってるよ!パクちゃんのためのグッズだよ!」と教えてくれたブツがこちら。

 いろんな意味でひどいw

 …うーむ、あらためて見ると本当にいかがわしいな。

・ネタのために買ったのはいいけど、どうしたらいいんだろうこれ(笑)。抽選で1名様に差し上げます!
 …嘘です、自分で食べます^^おまえが精力増強してどうすんだって感じですが^^^^

・らんちゃんをつかまえる直前にべーちゃんに迫る蘭寿さんが大好きだったんだけど、楽はほんっとに顔が近かった!まじでチューしてたんじゃないかと思うぐらい。
 あの距離で近づかれて平然とした顔を見せてるべーちゃんはさすがだなあ。さすがはいまっちを掌の上で転がせる娘役だなあ(笑)

・ジゴロのあと男役5名が登場するところで、みつるきゅんとらいらいが握手をしていたのはいつも?それとも楽だったから?わりとつねにアキラロックオンだったので把握できてないです…あわわ。

・タコ足からチラチラ見えるルナっちの尻がエロすぎて、見てはいけないものを見た気になった(笑)
 またみつるきゅんがきわどいところ(脚と尻の境目)を堂々と触りに行くんですよね!これだから花男は//////

・だいもんの恋人ちゃんたちを溺愛するあまり、あの振りをだいたいマスターしたと思う(嫌)

・高翔さんのヅラは、1日目がキタキツネ、2日目はカニでした。
 キタキツネのとき、最後に「コン」って言ったのがかわいかった!「コン」て!
 キツネの鳴き声が「コン」だということを、小学校のころ以来ひさびさに思いだしました(笑)
 千秋楽は「カニ女よ♪」と。「でもかわいい!」と笑顔で言い放っただいもんの包容力に乾杯☆

・闘牛士も大詰めの「ライライライライララーイラライラライ♪」のところ、曲に合わせてちょっとずつ柱の陰から牛さんたちが出てくる振りがどうにも面白くて笑っちゃってたのは私だけでいい。

・白燕尾の場面で、なんだかすごく泣いてしまった。いろんな思いがこみあげてきて。

・パレードの蘭寿さんが歌う、
 「悪魔のような 愛の魅惑に♪」
 ってところが、赤面最高潮な感じで大好きすぎて毎度震えてました。
 特に「魅惑に」の「わくに」のところ。「わ」っていうか「wa」なの!口をいったんすぼめてからの「wa」なの!絶対伝わらないと思うけど!!

・はっちさんのご挨拶がまれにみるgdgdかげんだったのですが(コラ)、それを聞いているうちに『ル・パラディ』で毎度毎度はっちさんがご挨拶されていたことを思い出し、募金に立っていた花組生のことを思い出し、その彼らと蘭寿さんが被災地を回ってきて今こうしてここに笑顔でいる…と思うと胸が熱くなりました。
 蘭寿さんのご挨拶も、いつものように真摯な思いが伝わってくる、とても良いご挨拶だったと思います。

・最後に緞帳が降りるとき、両袖からキラキラテープのシャワーが飛んだのですが、えらいこと飛距離が短くて(笑)袖に近いジェンヌさんたちがテープ総かぶり、みたいなことに。
 特にかがんでお辞儀をする娘役さん(上手側はめいちゃん、下手側はゆゆちゃん)は被り物から羽根扇から何もかもがテープまみれで身動き取れなくなっちゃって、両側の男役さんたちに助け出されていたのがすごくかわいかったです(笑)
 もう一度緞帳が上がってみたら、みんなで仲良くテープを持ってたのもかわいかった!
 何より、たぶんふだんのテープシャワーとは機材とか色々勝手が違っただろうに、こういう演出で盛り上げようとしてくれたスタッフさんの気持ちがあったかいなーと思いました。タカラヅカって…本当にいいですね!(キラーン☆)(れみれみ)(いきなりそういうネタを盛らなくていい)


 以上!
 あっという間で、あわただしくて、でも夢のように幸せな1ヶ月でした。ほんとに「無我夢中」という言葉がぴったりだったと思う(笑)
 いままで行った全ツのなかでも最多の会場を回れたし(9/14…)、各地でいろんなおいしいものを食べられたし、それぞれの会場でそれぞれの空気を感じられたし、観劇以外にもたくさんの思い出ができて、もうすごくすごく楽しかったです。

 花組の皆さん、1ヶ月間のハードな公演ほんとうにお疲れ様でした!
 そして幸せな舞台をありがとうございました!

 蘭寿さんたちはこのあとすぐ舞踊会、そして間髪入れずに『復活』集合ですね。ますますハードだけど、少しでも身体を休められますように><
posted by 白木蓮 at 00:27 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 11, 2011

ポァゾンの壺2

 あああ私の全ツも札幌を残すのみとなってしまいました。
 終わっちゃう前に、どうにかこうにかル・ポァゾンのつづき。

 …あ、その前に、WEB拍手から「カナリアを観るご予定はありませんか?」という質問をいただいたのですが
 すみません!観ております!DCと青年館と1回ずつ観ました。
 よっちの愛らしさとか壮さんのステキさとか小悪魔ちゃんたちのかわいさとかいまっちのハリキリぶりとかハリーのヤンチャぶりとか、いろいろいろいろ語りたいことはあるのですが何せ時間も体力も底をついていまして…。全国ツアーってすごく楽しいけどすごく大変ですね!夢のはざまの現実を生きるのに精一杯!
 でもできればこちらの感想も書きたいので、期待せずにお待ちいただけたらうれしい、です…(フェイドアウト)

 というわけで、滑り込みル・ポァゾンのツボ。


・闘牛士の場面、初日前は「またスパニッシュかよ!今年はもう十分すぎるくらい観たよ!」と思っていたのですが(すみません)いまはとても好きな場面になりつつあります。
 場面コンセプトも好きだし、曲も歌も好きだし、蘭寿さんの白い衣装も好き。
 ダンスも、おなじスパニッシュでも『誰がため〜』とはだいぶ違うなあと思う。振付が謝先生で、よりダイナミックかつ現代的に仕上がっているせいもあると思うのですが、蘭寿さんの踊り方もたぶん違う。ひとつひとつの振りにピーンと神経を張りめぐらせていた『誰がため〜』のときとは違って、いい意味で力が抜けているというか…。うまく言えないけど、「トップスターらしい踊り方」になったような気がします。緩急が以前よりもずっと自由自在で、なので見ていてすごく気持ちいい。

・それにしても謝先生の振りが秀逸。なかなかちゃんと追えないけど牛の動きも超かっこいい!大好き!
 舞月なぎさくんのダンスとスタイルがやっぱり目を引くなあ。

・この場面、星組中日版のちえテルはまさに「光と影」で「おまえと俺は裏表」だったわけですが、蘭寿華形の場合、ちえテルのような表裏一体感はあまり感じられなくて
 みつるきゅんは「蘭寿さんの影」というよりも「若き日の蘭寿さん」のように見えます。
 何も恐れず何も憂えず、ただ純粋に闘牛士の夢を追いかけていたころの蘭寿さん。
 彼がその夢をかなえてついに「ヒーロー」の栄光を手にしたとき、内側からたえず己に問いかけてくる存在がみつるきゅんなのだと思う。自分は、本当に望んだ幸せを手に入れることができたのか。かつて自分が夢みたとおりの自分になれているのか。

・ここのみつるきゅんが本当に素晴らしいのです。
 前回ファントムで若キャリエールを演じたみつるきゅんが
 「自分がどういうふうに演じたいか…というよりも、とにかく壮さんのキャリエールに沿うようにやっている」「舞台上からは壮さんの姿は全然見えないけど、声をよく聞いて、お客様が壮さんを見ても自分を見ても同じキャリエールという人物を感じられるように心がけてる」
 みたいな発言をお茶会でされていたのですが、今回もまさにそれで。
 感情も、動きも、とにかく蘭寿さんにきっちり沿わせて作り込んでいるのを感じる。特に動きは、本当ーーーーーに蘭寿さんをよくよく見て研究したんだろうなと思います。ものすごく失礼なのを承知で書いてしまうと、いつものみつるきゅんとはもう、動きの質からして違う。ひとつひとつの動きが大きくてダイナミックでのびやかで、これだけ踊るためにどれだけ努力したんだろう…と思いを馳せずにはいられない。
 ちえテル的な「萌え」は別にないんだけど(笑)、単純にドラマとしてクオリティが高いなあと思わされる場面です。蘭寿さんもみつるきゅんもイイ!
 蘭寿さんの踊りはやっぱり何もかも好きなのですが、特にみつるきゅんが「どちらの姿が俺♪」と歌ってるあたりのダンスがすごく好き。しなやかで色っぽい。

・黒衣をまとって登場するらんちゃんが、黒らんちゃんの本領発揮しまくってます。闘牛士の死はこの貴婦人が裏で糸を引いてたようにしか見えない!ザッツ黒幕!(笑)
 初日からしばらくは、音域が合わないのか歌い出したとたんにヨレヨレッとなる感じだったのですが後半にかけてどんどん上達していて、こわさに拍車がかかっていてステキ。あの上達ぶりは本当に「長足の進歩」って感じですごいと思います。
 …まあ、公演前半の「ヨレッてなってるらんちゃん&『お嬢様のカバーはわたくしどもがッ!』とばかりに全力でコーラスしてるネコくんアーサー」の図も非常に面白かったのですが。ネコくんとアーサーの闇執事ぶりが素晴らしい(笑)
 一度らんちゃんのつけてるヴェールが取れてしまったことがあって、らんちゃんはそれを自分で外して手に持って歌っていたのですが、そしたらそのヴェールをアーサーが超さりげなく受け取ってた!惚れ直しました。

・白燕尾のだいもんがアムールを歌い出すと「オーベロン現象」が起きる。オーベロン現象とは、『ファントム』のオーベロン様登場時と同じく、「初めて歌うまい人きたーーー!もっと歌ってーーーーー!!!」とうっとり聴きほれる現象ですごめんなさい(各方面に土下座)
 でも、ここのだいもんの歌は本当にいい!ベルベットボイス!
 その前にもソロはあるけど、あの恋人ちゃんソングはじっくり聴かせる系の曲でもないし、手拍子やら何やらでかき消されがちだし、だいもん比でも音域が微妙なのかそれほど歌声が冴えわたる感じはないので、このアムールで「だいもんキター!歌ウマキター!」ってなるときの陶酔感ときたらハンパない。

・水色のらんちゃん&娘役ちゃんたちもかわいい〜。花娘かわいい〜〜。
 らんちゃんと組むだいもんの「すみませんがちょっと失礼して組ませていただきますね」感が大好きです!

・蘭寿さんの白燕尾が美しい…。
 登場するときの姿も、顔を上げて踊り出す瞬間も、動きのひとつひとつも、とにかく端正でキレイで、見とれる。
 前にいまっちがトークショーで「黒燕尾は着ようと思えばなんとか着れちゃうけど、白燕尾はそうはいかない。その人の男役が出てしまう」というようなことを言ってた気がするのですが、この群舞を見ていると本当にそうだなと思います。下級生はやっぱりラインの甘さや無駄な動きが分かりやすく見えてしまうし、上級生になればなるほど余計なものが削ぎ落とされて美しいのがよく分かる。高翔さんとか本当にキレイですよね。

・蘭寿さんの燕尾は、カッチリした動きも美しいですが、半円になったみんなの前でひとり踊るときののびのびした動きがとても好きです。きちんとした「型」が身についているからこその、自由な美しさ。

・ボレロ調の曲で踊る蘭寿さんがかっこよすぎて、ベルばらのオマージュみたいな大階段黒燕尾ボレロを蘭寿さんで観たい!と願わずにはいられないのですが(決してベルばらを観たいと言ってるわけではないですよ!念のため!)
 ボレロから一転やさしい曲調になり、らんちゃんが出てくるときに蘭寿さんの表情がほどけるのがすごく好き。柔らかくてやさしい。私やっぱり娘役さんと組んでる蘭寿さんが大好物です。

・こういうオーソドックスな「ザ・タカラヅカ」をきちんと魅せてくれる花組が好きだなあ。

・若手のみんなが、昭和感あふれるネットリした「ジュテーム」をはりきってこなしてしまうあたりも花組の素晴らしいところ(笑)
 ここのアキラひめかが好きすぎてつらい…!あの身長差とかビジュアルとかがとにかく好みすぎる…!
 アキラがひめかを後ろから抱きしめてひめかの頭に自分のほっぺをくっつけると、それまでわりと無表情だったひめかがめちゃくちゃ幸せそうな顔でキュッて笑うのー。それが死ぬほどかわいいのー。デレデレデレデレ。
 ひめかかわいいよひめか。どさくさに紛れて一人だけマイクつけてなくても「中居くんか!」なんて言わないよ(言っちゃってるよ!)

・今回のロケット、全ツらしくオーソドックスに盛り上がる感じで大好きです。個人的に、いつもは娘役ちゃんメインのロケットのほうが好きなのですが、今回は男役メインなのにすごく好き。
 とりあえず、きらまさと氏のロケットガールとしての華が異常!本場パリのレビューってこんなんかも、と思わせてくれるダイナミックな美しさ!
 ルナっちももちろん美しいし。きらまさと、ルナっち、舞月くんの3人でセンター取るところが大変眼福です。3人ともビューティホー。

・アシナヨで登場する蘭寿さんの後ろ姿が好きすぎて…。
 サスの当たり方も美しい。

・実は公演前半、どうしても「アシナヨはちえねねテルのための曲だと思ってたのに>< そのまんま転用するとか岡田せんせいヒドイ><」っていう気持ちが強くてうまく入り込めなかったのですが
 でもやっぱりすごく素敵な曲だし、いまは本当に好きだなあと思いながら観ています。
 蘭蘭のデュエットダンスがとにかく綺麗。組んで踊るときもいいけど、ユニゾンで踊るときの呼吸の揃いっぷりに感動する。特に二人そろって後ろに跳ぶところが大好きです。すごく幸せそうだし気持ちよさそう!

・みつるきゅんのアシナヨの歌がどんどん上手くなってることにもキュンとなる。上手くなってるだけじゃなく、何か切実さのようなものが伝わってくる。闘牛士の場面といい、彼の舞台にはやっぱりドラマがあるなあ。

・くまくまの歌声に拍手しつつ、だいもんがスパンでキラキラしとる!と感動しつつ、90期いっぱいいるなあと思いつつ(笑)、でっかい羽根の蘭寿さん。
 ヅカファンが少ないエリアの会場だと、ここの大羽根にどよめきが起こるのが何とも…。
 ああ、トップスターなんだなあ。と、この瞬間にすごく実感しました。
 かつて星影ジョイホー全ツとか外伝ジェロ編全ツとかでいろんなエリアへ詣でた際、ミズ先輩の羽根に客席がどよめくのを見て「どーだ、うちのトップさんはすごいだろ!」的な誇らしい気持ちになったものですが、今その立場に蘭寿さんがいるんだなーと思うと…本当に感慨深い。
 あと単純に、今回の蘭寿さんのパレード衣装が好きです(笑)

・みんなが両手に羽根扇を持ってるのに、蘭寿さんだけ片手持ちで右手だけフルフルさせてるのがすごくかわいいなと思う(真顔)

・ミズ先輩はとにかくどのエリアに行っても「次は大階段が26段ある宝塚大劇場へ、皆様ぜひとも!」という営業活動をされていた記憶があるのですが、蘭寿さんはどのエリアでも次の公演会場の宣伝をしていて(相模大野で「次は秋田にまいります!」とか)、それってけっこうハードル高いよねっていう(笑)。誰か蘭寿さんに「来年のツアーは大劇場の宣伝をしたほうがいいんじゃないですかね…」って言ってあげて!(誰だよ!)


 これで、おしまい☆(あっちゃん)
 札幌参戦される皆様、ともに楽しみましょう!!
posted by 白木蓮 at 22:53 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 06, 2011

ポァゾンの壺1

 先日のわけがわからない芝居レポに拍手&コメントをくださった皆様、ありがとうございました!涙が出るほどうれしいコメントもいただいてしまい…もう、感謝感謝です。この白木蓮(ダルタニアン口調)、皆様の優しさのおかげでどうにかネット界を生きのびております。
 きらまさと氏の「頭」という役についても、拍手コメントで優しく解説していただきました。
 「きらまさ君の『頭』ですが『月の燈影』での一樹千尋さんの位置で、鳶(町火消)の頭のことです。
 お仕事の一つとして、その町内(町役など)と江戸の役人(同心など)との顔をつなぐ役目もあったようです。
 そういや『月の燈影』でも、まりんさん演じる同心とひろさんの頭がつるんでますね。」

 との事で、納得!鳶の頭であれば、大工とも縁が深いのは道理ですね。ヒロさんと同格だなんて、すごいなーきらまさと(笑)
 Uさま、どうもありがとうございましたm(__)m

 ということで、調子に乗って『ル・ポァゾン―愛の媚薬2―』のツボも書きたいなーと思っているわけなのですが
 先週末に観た長野公演がいろいろな巡り合わせで楽しすぎて幸せすぎて、蘭寿さん好き好き好きーーーー!!!度が過去最高レベルに跳ね上がって相当気持ち悪い人になってしまってるので、とてもじゃないけど落ち着いて感想を書ける気がしません。もともと書けないけど。
 ついったーにもちょっと書きましたが、あの長野で生まれてはじめて「好きすぎて泣く」という経験をしました。もともと涙腺が弱いので感動したり切なかったり幸せだったり、で舞台観て泣くことはしょっちゅうなのですが、単純に「好き!」っていう気持ちがつのって涙が出たのははじめてです。なんなんだ、もう、KIMOI!!

 そんな人が書いてるル・ポァゾンの話ですよ。
 ちまちま書いてたらいつまでたっても書き終わらないので、とりあえず前半部分をむりやりアップ。


・突然ですが、私今回のショーのみつるきゅんが大好きです。
 みつるきゅんは新公卒業してから今までずっと良くも悪くも「みつる枠」であることを許され、そのポジションを自らの努力と魅力で着々と築きあげてきた人だと思うのですが、今回の彼は、その「みつる枠」の中にいるだけではダメで。
 研13にしてもう一度ちゃんと正統派な「タカラヅカ」であることを余儀なくされていて、そして、(涼風さん・凰稀さんのあのポジションが決して彼のニンではないにもかかわらず)そこに逃げ道を作ることなく真っ向から取り組んでみせてくれたことが素晴らしいなあと。
 幕開きのあの衣装で登場した瞬間に「うわあなんだか下級生時代のみつるきゅんぽい!」と思ったのですが、幕開きだけでなくどの場面もいい意味で「若手新進男役」みたいなまっすぐなエネルギーに満ちていて、とても新鮮な感じがしました。全ツ振り分けを知ったときにはびっくりしたけど、こういう華形さんを見られて本当によかったと思う。

・幕開きみつるきゅんの周りで飛び跳ねてる女の子たちが、どう考えても子役の名残を残しすぎです(笑)。すごくおてんばです(笑)。かわいいけど!

・今回アキラひめかの組み合わせがたくさん観られてうれしい。プロローグから眼福。

・くまくまのソロと共にテンションがじわじわ高揚し、
 黒幕がパーンと取り去られ、
 満を持して真っ赤な蘭蘭キターーーーーーー!!!!

・いやあ、しょっぱなから本当にかっこいいですね!(素)
 公式グッズとか宝塚GRAPHの題字とか、近頃とみに劇団の「蘭寿とむ=赤」推しが顕著で「おいおいちょっと安易すぎるだろ!ネタか!」とか思ったりもしていたのですが、しかしここまで赤が似合ってしまうと伏して認めざるを得ない。そうですね、蘭寿さんのイメージカラーは赤ですね^^

・らんちゃんも色っぽくていい感じです。私ああいう無機質かつ硬質な色気を出せる娘役さんがすごく好きです。

・お茶会とか稽古場レポートとかナウオンとかで何度も何度も「わたし踊れますよ!チャーラッチャラー♪」って再現してた振りで蘭寿さんがハケていくと、もう何ともいえず幸せな気持ちになる。だってご本人がすごくすごく幸せそうなどや顔をしてるんだもん(笑)。
 あの振りがまた、とてつもなく蘭寿さんに似合うんですよね…!肩の開きかたといい腰のキマリかたといい指先といい足の運びといい、さすが堂に入ってるなあ(笑)

・アキラのイキがった踊り方が「THE花男!THE昭和!」って感じで大好きです。あの衣装もすごく似合う。

・ルナっちのキメ顔もやっぱり好きだー。なんで彼はいつも何かを滴らせながら踊ってるんでしょうか(笑)。好きすぎる。

・蘭寿さんの客席降りが、回を追うごとにどんどんヒドくなってる…!!!!!(震撼)
 私ももちろんちゃんと変遷を追えてるわけではないけど、少なくとも最初のころはあんなヒドイ釣り方してなかったよね?「ああ〜ああ〜ああああ〜♪」とか、ふつうに通路に立って首回すだけだったよね?いつのまにか「お客さんの手を握ってグイッと引き寄せてそのまま首を回す」みたいな謎のハイテクノロジーが繰り出されているのですが!どんどんタガが外れちゃってやりたい放題なのですが!
 いちど間近でお客さんが釣られているのを見てしまい、ガチで心拍数上がりすぎて死ぬかと思いました。一瞬何が起きたのかわからなかった。今もあれは夢だったんじゃないかと思うぐらい、脳内映像がぼやけている。でもギャアアアアアア!!っていう気持ちだけは思い出すだけで汗が出るくらい鮮明におぼえてる。あまりにも予期しないことが起こると人間の脳の処理能力ってこうなるんですね…。

・ちなみに長野では通路際のお客さんが何人かバラの花?みたいなのを蘭寿さんに渡していたのですが、それを受け取った蘭寿さん、本舞台に戻って暗転前の一瞬に「バラにキスしながらウインク」をかましてくれました。さすが!!!

・次のらんちゃんソロがオサ様版ファントムのフィナーレ男役群舞とおなじ曲なので、「その日がきっとくる〜、白馬に乗り♪」と音が上がるところで、オサ様に絡みにいってたマトヴさん&ゆみこちゃんとかを思い出して無駄にニヤニヤします。らんちゃんごめん。
 ここの歌はクリスティーヌ効果か、すごくきれいに声が出ていていいなあと思う。

・白鳥と一緒に歩いてくる蘭寿さんが何度観てもかわいくて面白くて大好きです。というかこの王子様のビジュアルが絶好調に大好きです!カツラが変とか言われてても大好きです!(盲目)
 いや実際、ライジングの王子様はネタ的な「好き!ww」だったのですが(失礼)、今回の王子様はかなり本気で「好き黒ハート」ですよ。あれ?何かおかしい?
 …まあ、ビジュアル的に大好きな理由のひとつが「ありえないぐらい胸元が開いてるから」、だということは否定しない。この変態!

・あの胸元はちょっとすごい。ひどい。エロい。
 初見のときは何かの事故かと思いました(笑)
 鎖骨の下のあばらが見えるのはもちろん、角度によっては本来隠れているはずのものもチラ見えですよね。動揺しつつもガッツリ食いついてごちそうさまですって言うしかないですよね。神様仏様王子様ありがとう!

・いやその、胸元ばかり見てるわけではないですよ。あのバレエっぽい踊りも好きだし晴れやかな顔も好きですよ。という弱々しいフォロー。
 でもあのキラッキラな笑顔が本当に心の底から大好きです。らんちゃんに向ける表情がやさしい!かわいい!みずみずしい!(笑)
 デュエットもいいし、嵐のあとの男役ユニゾンもかわいくてすごく好き。バレエチックにふわっと跳ぶ振りとか、おゆうぎチックに腰を振る振りとか(伝わらない)

・嵐のあとは、娘役のユニゾンもかわいい。特に姫花が超かわいい。
 中日で観たときあそこのねね様のキャイ〜ンみたいな振りに撃ち抜かれたものですが、姫花のキャイ〜ンもかわいすぎて…!(キャイ〜ンっていうな)
 ゆゆたんもべーちゃんもかわいいし、花娘のスイーツ感を存分に堪能できる場面ですよね。幸せ。

・で、エデン。魑魅魍魎って感じのエデン。
 テンプテーションdeギラギラなみつるきゅんもさることながら、お姉さま軍団がすごく良い仕事をしてるなあと思います。特に梅咲さんのイロモノ感はもはや某舞咲さんに匹敵する勢いです(全力でほめてる)。あのみつるきゅんの後ろを横切る不思議なステップも、「ああイブ様はそうやって歩くよね、そういう生き物だもんね」とすんなり納得してしまう…!
 彩咲めいちゃんのグラマラスぶりからも目が離せない。

・みつるきゅんが青い林檎を投げると、その林檎の先に現れるのがアダム@蘭寿さん。
 林檎を手のなかで転がし、
 「ホウッッッ!!」
 蘭寿さんぽい掛け声と共に林檎を投げた!蘭寿が林檎を投げたァーー!
 と野球実況中継ばりのアナウンスで叫びたくなる素晴らしい投球!
 腕のしなりといい、手首のスナップといい、すげえ…としか言いようがないです。どんどん林檎の描く放物線が鋭くなっていて、あれ当たっちゃった人がいたらケガするんじゃないかと心配になる(笑)。たぶんあのへんの袖にいる人はヘルメットかぶって待機してるはず(笑)

・この場面はもう、すべてがあまりに大好きすぎて逆に感想を語るのが難しいのですが…
 とにかくかっこいい!かっこいい!!かっこいい!!!
 …正直これ以外の言葉が出てこない!
 喜多先生の振りって本当に男くさくて濃くてエロくて破廉恥ですばらしいですね。キレキレなんだけどキレキレなだけじゃなくてところどころ粘度が高くて、伸びやかさもあって、そのバランスがほんと神がかってる。そしてもちろん「キメどころ」が実に巧妙に配置されてる!この振りを蘭寿さんが踊ってる、ということが単純に幸せで幸せで仕方ないです。何度観ても観たりない。

・みんながマネする(笑)「右、左、両手、ワキ!」のところもあのシャープな動きと脇の締めっぷりがめちゃくちゃカッコイイし、だいもんアキラふじPと4人で踊るところの「空中でシコ踏みつつ身体の向きを変える」(←動きが速すぎて何やってるのか分かんないけど、私にはこう見える)みたいなのもすごいし、上半身を落として地面を撫でるようにする振りも大好きだし、何よりもやっぱり終盤の総踊りが…!!
 おなじ動きを4回繰り返すのに、4回ともドキドキさせられる。というか1回ごとにドキドキが高まる。特にあの、┗(゚∀゚)┐←こういう体勢(AAの表情どうにかしろ)でそのまま腰をクイッてやるのが!ただのクイッじゃなくてものすごいクイッなんですよね蘭寿さんの場合。一瞬なのにグイィィィッッッッッ!みたいな。それが4回!死ぬ…!!!

・ちなみにこの┗(゚∀゚)┐なポーズ、私は心の中で「闇広のポーズ」と呼んでいたのですが(エリザフィナーレの男役群舞でこういうのありますよね…?)ついったーで「乾布摩擦」と言われてて吹きました。確かに乾布摩擦してる!クイッて!(笑)

・振り向きざまに客席にアピるところも大好き。最初の2回はセンターに軽くアピり、3回目は1階下手側・4回目は2階下手側に向かってそれぞれ投げチューみたいなのをしてますよね。あのかけ方が本当に「スター!」って感じ。自分に向かってかけられてるのでなくても、「タカラヅカってかっこいいなあ、素晴らしいなあ」と思う。

・踊りまくったあとに始まる電話タイム。
 蘭寿さんの止まり汗が色っぽい。

・ここの"OK. See you later."からの一連の流れがエロすぎて、ほんと、ひどいです。
 まず電話してるとき〜切った直後ぐらいの蘭寿さんの顔が!顔がー!
 あのね、この時にニヤッてするんですけどね、どう見ても「これから起こるムニャムニャを考えると抑えようとしても抑えきれないニヤッ」なんですよね(太字にしないで)。目つきも下からすくい上げるような、普段あんまり見たことがないようなやらしい目つきなんですよね。ちょっと鼻をこするような手つきもやらしいですよね。エロというよりむしろスケベ!としか言いようがない!もうっ、蘭寿さんのスケベ!

・で、ガクガク。スケベからのガクガク。
 心臓の鼓動のような音楽のスリリングさも含め、「抑えきれない衝動の発露」感が大好きです。ニヤッだけではおさまらなくなってついにガクガクしはじめちゃったよこの人!みたいな。要するにスケベ延長戦(やめろ)
 さらに胸ポケットからハンカチを出して顔に。さいしょ汗を拭いてるのかと思ったけど、これ、「嗅いでる」んですね…!媚薬?ル・ポァゾン?
 ハンカチを嗅ぐときのニヤリ顔もアレだけど、ハンカチをポッケにしまう手つきもなんとなくやらしい。なんていうの、「そそくさとしまう」感じが。やっぱりスケb(ry

・おもむろに後ろをむいて髪を撫でつけたと思ったら、ついに\パーン!/ってなる蘭寿さん。
 ここの、音に合わせて右手ー!左手ー!よしこいーー!(腰グワン)みたいな振りが、気合い入りまくった感じで大好き!まさにスケベゴコロが昂じて大爆発、の感があります。そんでバシィィーーンと上着脱ぎ。脱ぎながら客席に向かってどや顔。もうどうしよう!はあはあ!

・蘭寿さんは女子に囲まれるのが似合うなあ(素)
 皆様お察しのとおり、ひめかに絡まれるところが大好物です。ひめかの脚が意外と肉感的なのが…イイ…!!あのお人形っぽい表情もすごくいい。あっちゃんがこんなに色っぺえオンナになって茂次おじさんに絡むなんて…(いろいろ間違えてる)
 ファントム→ちいさこべ→ポァゾン、と毎公演らんとむひめかを観られるなんて、幸せすぎてそのうちバチが当たるんじゃないかと心配。

・初日はじゅりあ様の「憎い人♪」が大変なことになっていて椅子からずり落ちそうになったのですが、回を重ねるごとに良くなってると思う!
 しかしトリオメンツがじゅりあ+ななくらひめか、て。
 まさかのひめか歌手ポジ!!!歌ウマがななくらちゃんのみ…!!!(白目)
 まあ、妖艶なじゅりあ様の斜めうしろで必死かつ無表情に歌ってるひめかがかわいすぎるので何でもいいんですけどネ☆
 私が思うひめかの良さのひとつは、「何も表情のない顔」ができるところです。表情豊かなんだけど、ときどきびっくりするぐらい「からっぽの顔」になる。そこが好き。

・らんちゃんに絡む蘭寿さんの卑猥さが、これ全国の皆さんに堂々公開していいのかと心配になるレベル。とりあえず親と一緒には観たくないレベル。
 うしろから抱きしめるところも(胸をまさぐる手つきが最近本当ひどいw)、脚線をなぞるところもリフトも好きだけど、リフトで抱き上げたらんちゃんをゆっくり下ろすところがやらしすぎて大好きです。密着度はんぱない。下ろすあいだずーっとらんちゃんの顔見てるし。ナウオンでらんちゃんが言ってたとおり、まさに目線がからみついてる!

・最後はらんちゃんの首筋に食らいついて、ニヤリとして暗転。
 …はあああああああああ(放心)

・しかしここで世界の彼氏、みつるきゅんの登場であります。
 ふじP・ふみか・みつる・らいらい・アキラ、の並びが花組すぎてつらい…!
 5人のなかでいちばん、そしてたぶん女役ちゃんたちと比べてもいちばん小柄なのにいちばん漢らしくてエラそうなみつるきゅんが大好きです。この曲も好きです。
 階段を下りてきてからおもむろに側転するらいらいがとてもツボなのですが、観るたびに「かるわざ」という言葉が頭をよぎるのは何故(笑)。アクロバットじゃなくて軽業。軽業師らいらい。

・星組バージョンの儚げなしーらんが目に焼きついているので、ルナっちがとても強そうでびっくりしました。めっちゃ美女だけどめっちゃ強そう!やる気まんまん!
 …なんだけど、そんなルナっちにも臆することなく組み敷いてしまうあたりがさすがの華形さんですね。男前すぎますね。

・舞月なぎさくんの女装がキレイ。かわいい。
 ファントム稽古場で「コムロさんそっくり!背の高いコムロさんや…!」と瞠目した舞月くん、舞台で観てるとそれほどコムロさんぽいとは思わないのですが、女装すると一気にコムロさん度が上がるなあ。コケティッシュな感じが。
 ダンスが綺麗なところもコムロさん。おまけに長身で手足が細長くて、ほんとに見映えがする。
 アキラとのカップルが端正でとにかく美しいです。リフトもダイナミック!!

・アキラ&なぎさ(って書くと俄然昭和感が増すw)が好きすぎてついつい下手ばっかり見ているのですが、手前のらいらい&がりんもすごく破廉恥でステキだと思います。いやん。

・そして場面は変わり、だいもーん!!
 かーーわいい!!
 超マジメにあの場面に取り組んでるだいもんのかわいさもさることながら、周りの娘役ちゃんたちがかわいすぎて震える。なんだあれ超かわいい!全員かわいい!曲も歌詞も振付もかわいい!!!あんなかわいいコたちをヅカファンだけで独占してて許されるものなの?(真顔)
 新公卒業してるのに何の違和感もなくあのかわいこちゃんポジをこなせてしまうゆゆたんも素晴らしいし、べーちゃんもななくらちゃんも花娘の本領発揮だし、ひめかの黄色似合いっぷりは異常だし。私生まれ変わったらあのひめかになりたいです。

・高翔さんの「恋人」、初日付近は結構きれいめに出ていたのがどんどんほっぺもおてもやんになり、髪にもいろいろ(ウサ耳とかご当地モノとか)盛るようになり、お笑い度がエスカレートしていて素敵。
 あと、ラストの「ウフフ、いやあねぇ」(会場によって変えてるところもあるけど)の声が好きです。こういうタカラヅカ独特の女装文化(笑)に慣れてない人にも、ちゃんとこれがコメディなんだと分からせる「男役力」みたいなものが確かにあると思う。実際ヅカファンが少ない会場でも、ここで地元のおじさんたちが笑ってたりして。高翔さんの声、好きだなあ。

・高翔さんに翻弄されてるだいもん、の図がかわいすぎる…ニヤニヤ。


 てことで、やっと中詰めを過ぎました…。
 だめだこれ札幌までに終わらない><
posted by 白木蓮 at 23:55 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

October 29, 2011

ちいさこべの壺

 秋も深まり、急激に寒くなってきましたが皆様お元気にお過ごしでしょうか。寝ても覚めてもアタマのなかが全ツでいっぱいの白木蓮です(言われても!)

 早いものでそろそろ折り返し地点を迎えた『小さな花がひらいた』『ル・ポァゾン―愛の媚薬2―』ですが、ボンヤリしてるとあっという間に終わってしまいそうなので、ぼちぼちとツボなどを書いていきたいと思います。


・てなわけで第一声、
 「あたい、あっちゃん!」。
 (*´∀`*)
 (*´∀`*)
 だめです。無理です。この時点で骨抜きです。腰砕けです。何なんだ!ひめかがかわいすぎるだろう!

・基本的に、茂次さんを見てないときは常にあっちゃんロックオンという私のダメダメぶり。はーかわいい。ほんとかわいい。何しててもかわいい。

・いっちゃん@さほゆかりちゃんもすごくかわいい!
 あっちゃんいっちゃんがジャレてると、目尻が下がりすぎてニヤニヤデレデレしかできません。もはや何かの罪に引っかかりそうな勢い。

・しかしこの子供たちの告白は、何度観てもつらいです。あえて選んだ演目だと分かってはいても、やっぱり時節柄リアルすぎて「これ大丈夫なのかな…」と思ってしまう。あと全ツだから、いわゆる「タカラヅカ」を期待して観にきたお客さんがのっけから引かないかな…とか、余計な心配をしてしまう。
 ここに来て初めて、『ソルフェリーノの夜明け』にあの壮大なプロローグがついていた意味を理解しました。つらい話を始めるときでも、タカラヅカたるものまずは絢爛豪華に観客のテンションをばーっと上げに行くのよね!掴みって大事よね!
 ………ほんと植田せんせいはいろんな意味で非凡だと思います。

・アキラの、「大工たちのなかでは下っ端だけど子供たちには頼れるお兄ちゃん」感がなんともいえず好き。立場は弱いんだけど優しくてしっかり者で。
 子供たちに好かれる、だけじゃなくて、ませた女の子たちにモテるタイプだと思う(笑)。なので二人三脚の場面でアキラと組んでる梅ちゃん@くまくまは、ぜったい内心ドキドキしてるはず(笑)

・蘭寿さんは本当に青天が似合う…!!!!!
 あのきりりとした面差しときれいな形の頭に青天が映えるのはもちろんですが、ハッピの着こなしとか背中の角度とか足の運びとか、そういうひとつひとつがちゃんと「江戸っ子」で、役者だなあと思います。端的に言って、好きです(訊いてない)

・相変わらずかずさよしきくんが気になる今日このごろ。

・原作を読んでたにもかかわらず、最初ふみかの役には悪役設定が盛られてると信じて疑いませんでした。だってあの貫禄!あの声音!あの悪人顔!ネコくんを止めるところも、宴席の誘いを断るくだりも、腹に一物あるとしか思えない!ふみかに謝れ。

・「高輪町」「あべ川町」っていう呼び方がいいなあと思う。

・いま使いたくてたまらない言い回し=「どうかうっちゃっといてください」。

・おりつちゃんと子供たちのことで揉める場面の茂次がすごく好き。
 「じゅうーーよにん…!」って驚くところの落語的な(くらわんかを彷彿とさせるw)表情とか、ともすればおりつちゃんの勢いにほだされそうになるのを強いてかたくなに拒否るところとか、でも冷淡になりきれなくて目が泳いでるところとか、それまであまり隙を見せなかった茂次の人間らしい部分がよく見える場面だなと思います。「だめだっ!」て言いながらスネた顔でそっぽ向くのがかわいい!おりつちゃんと別れて、戸口に向かおうとして、もう一度振り返って目が合うときの「なんだ」っていう言い方も、ムクれた小学生男子みたいでかわいいいいいい!

・井戸にすがりついて悲しみをさらけ出していたら子供たちに取り囲まれる蘭寿おじさん、という図がひたすらにかわいい。あっちゃんかわいい。

・「いま考え事をしてるんだ」
 の台詞廻しが大好きです。こういうさりげない間(ま)、本当にうまいなあと思う。「どうして普通にしゃべれないんだ」(逆裁)とか「盛り上がってますね」(カサブランカ)に通じる感じ。

・「もう涙とはおさらばさ」、今までTCAとかイベントで聞いてもいい曲だと思ったことがなかったのですが(失礼)芝居の流れのなかで聴くとしみじみいい曲だと思える。ザッツ寺田マジック!

・蘭寿さんを必死にぱたぱた叩くひめかとか、たまらずひめかを抱きしめる蘭寿さんとか、ひめかに背中を差し出す蘭寿さんとか、うれしそうに蘭寿さんにおぶさるひめかとか、ひめかをおんぶしたままハケる蘭寿さんとか…
 なんかもう、自分がどっちを羨ましがってるのか分からない。何度観ても俺得すぎて禿げあがりそうです!泣く!

・らんちゃんの姉さんかぶりがかわいい。みつるきゅんとらんちゃんのやり取りがかわいい。みつるきゅんリアル男子…!

・きらまさと氏の「頭」がどういう役割なのかよく分かってないのですが、あの学年にしてあの雰囲気を出せるのはすごいなと思います。貫禄…とは違うんだけど、なんというか、「鷹揚さ」のようなもの。いかにも公務員らしい同心@高翔さんとの対比が好きだなあ。

・高翔さん&きらまさと氏はかっこいいし、みつるアキラはかわいいし、かぐら&いぶちゃん&わたるひびきくんのモンペも上手いし、京さんの女将は素晴らしいの一言だし、らんちゃんの必死のお芝居もキュンとなるし、ここのくだりすごく好きです。

・で、ここに白いハッピ姿で入ってくる茂次おじさんがまたかっこいいの何のって…!
 お芝居の作りがちゃんとそうなってるんだけど、彼が登場するとピリッと空気が変わるのが素晴らしいと思う。「茂次でございます」って挨拶する背中が好き。

・アキラの台詞でいちばん好きなのは、くろちゃんに言う「静かにしなよ!」です。あの一言に彼のキャラが集約されているよね。

・おゆうちゃんと茂次さんの距離感がなんとも絶妙で、これはおりつちゃんが邪推して嫉妬しても無理ないよね!ていう。
 だって茂次さん、おゆうちゃんには優しいもん。いつもと明らかに違うもん。赤の他人だと思ってるからこその、優しさというよりは「礼儀」なんだけど、おりつちゃんから見たら「私とちがっておゆうさんには丁寧で優しい!『おゆうちゃん』ってちゃん付けしてるし!><」としか思えないもん。
 しかも茂次さんさ、おゆうさんを子供たちに紹介するとき、妙にしっかり彼女の肩を抱いてるんですよね(笑)。おりつちゃんが妬かないわけないじゃんね。このやろう!

・でもそんな茂次さんは、上手に走り込んでいくおりつちゃんをじっと目で追ってるんだぜ。ぎゅーーーーん。

・「ちいさこべ」の場面のあっちゃんが犯罪的にかわいすぎて、本気でどうしていいか分からない。最初から最後まであっちゃんを見てるうちに終わる…困った。
 「そいで、ちいさこべよっ」とどや顔するところで撃ち抜かれ、「すーきなみかどがいらしたのー♪」で二発目をくらい、「これでー、おしまいっ!」で黒焦げになり、「うん!あたいはじめから知ってるよ」のところはもう煙しか残ってません。シュルシュル。はあはあ。

・私ひめか厨でよかった!生きててよかった!しあわせ!(そんなにか)

・ゆゆめいが華やかでかわいい〜。
 じゅりあ様のあでやかさとらんちゃんの素朴さの対比がすごく好きです。
 あと、「縁日」に惹かれて「おりつ姉ちゃんなんてどっかいけ!」とか言っちゃうあたり、子供の持つ残酷さがすごくリアルで身につまされる(笑)。おりつちゃんカワイソス。

・「(カゴを)持ってってやろうか?」という言葉がごくごく自然に出てくる茂次おじさんとか、おりつちゃんの葛藤を察してるんだけどうまく言ってあげられない茂次おじさんとか、くろちゃんに微妙にデレる茂次おじさんとか、照れ隠しでくろちゃんに八つ当たりする茂次おじさんとか、が大好きです!特に「くろ、おめえ俺に指図すんのか。大きなお世話だ」ってところの言い方が果てしなく好みです、茂次おじさん!(おじさん連呼するのやめろ)

・「持ってってやろうか?」は、別に相手がおりつちゃんだからというわけではなく、「女の子だから」自然に出てきた言葉、という感じがすごくする。まあなんてジェントルマン!ときめく!
 …女子校育ちで力仕事でもなんでも女子が率先してこなす環境に慣れているせいか、「男性に重い物を持ってもらう」というシチュエーションに異常に弱いかわいそうな子です。どうもすみません。

・くろちゃんかわいいなあ。みつるきゅんかわいいなあ。

・おりつちゃんが、泣きながら菊二たちのお尻をぶつくだりが好きです。らんちゃんもふじPたちもすごくいい。愛がある。泣ける。

・蘭寿さんのシルエット!蘭寿さんの咳払い!焦らして焦らして最後まで出てこない蘭寿さん!何そのプレイ!(違)

・なみお先輩の男の子っぷりがただごとじゃない。「娘役が男の子をやってる」感ゼロ。どうみても男役。
 あまりにも娘役感がなさすぎて、ショーになったとき娘役陣を見渡すと「あ、そうだそうだなみお先輩がいたんだった!」とびっくりします(笑)

・あっちゃんの転び方が、初日から現在にかけてどんどん上手くなってると思う。市川のときはもっと段取りっぽくて「ハイ倒れました」て感じだったんだけど(それはそれでかわいかったけど)(何でもいいのか)、最近はほんとに「ちっちゃい子が走っててぱたんと転んだ」感じ!びえーんって泣きだすのも分かる!かわいすぎて駆け寄って助け起こしたい!
 そのあとの、しゃがれた「もうーなみだーとはおさらばさー♪」も大好きです。ひめかかわいいよひめか。

・その風景を後ろから見てる蘭寿さんがまた好きだなあ。

・アキラがひめかをお姫さま抱っこする瞬間のキュンキュン度はんぱない(笑)

・くろちゃんセンターでみんなが踊るとき、見よう見まねで一緒に踊ろうとしてるあっちゃんがかわいくてかわいくてどうしよう!!踊れてないのにいっしょけんめい踊ってるのが、もう、もう…!!!(落ち着けよ)

・みつるきゅんが踊って場を盛り上げたところで「若棟梁ーーーッ!!!」とか掛け声が入って蘭寿さんがキレキレダンスで乗り込んでくるのかと思いきや、最後までおとなしくしてるところが斬新ですね(真顔)

・懐手で子供たちを眺めてたり、おにぎり喉に詰めたじっぺいの背中を叩いてやったり、二人三脚のスターターだったり、くろちゃんを叱ったり、とことんおじさんモード(笑)な蘭寿さんがすごく好きだなあと思う。こういう、自分では別に動かないけど明らかに場を掌握し包み込んでいる役…って、今までになかったような気がするから。というか、きっと今の立場になったからこそできる役なんだと思うから。

・茂次さんとおりつちゃんの幼なじみな会話がかわいいなー。
 おりつちゃんの
 「あのときぶたれて泣いたけど、…とってもうれしかった(はぁと)」
 がドMすぎてニヤニヤします。本当うれしそうにウットリしてるんだもん(笑)

・でも、なんか、分かる。
 いや、「私も蘭寿さんにぶたれたい><」って事じゃなくて(それもあるけど!蘭寿さんにぶたれたらうれしいけど!何の話!)
 好きな子とケンカするのすらちょっとうれしい、子供の淡い恋心とか。「あたしあんたのこと好きだったのよ、きっと」と過去形でぼかしてみる、今のおりつちゃんの恋心とか。
 そういう感情がすごくリアルに甦ってきて(「伝わってくる」んじゃなくて、自分の感情として「甦ってくる」感覚が確かにある)、しみじみ上手いなあと思います。周五郎もシバティも。

・このシチュエーションであんな優しい歌を歌うなんて反則ですよね、茂次さん。女泣かせすぎる><

・とか思ってキューーンとしてたら、おりつちゃんが歌うターンで
 「らんちゃんに近づこうとして近寄るのをためらってガクガク」
 という技を繰り出す蘭寿さん。
 ガクガク!
 なぜここでガクガク……!!!!

・さすが蘭寿さん。こんな王道シチュエーションでもテラ蘭寿さん。
 いやあもう、ほんと、稀有な人ですね。大好きです。

・「べらぼうめ、こんなことで音を上げてたまるか」
 で見得を切る姿が最高にキマる蘭寿さん。
 とにかくかっこいい。空気がピーンと締まる。大向こうから声掛けたい。

・ふみかがあんな悪人オーラを出しながらものすごい良い人な発言をしててポワンとなります。ギャップ萌え?(なんかちがう)
 あの懐の大きさ、素晴らしいなあ。「だめなら、また手を貸しゃあいい」って、究極の包容力…!あったかい!
 あの言葉を聞くと、ほんとに大船に乗った気持ちになる。悪人が出てこないお芝居っていいですね。

・ここのだいもんらいらいがまたいいなあ(ひらがなばっかだと読みにくいなあ)
 らいらいの「〜〜なすって」という言い回しの似合いっぷりは異常(笑)。「ごめんなすって」とか「お気をつけなすって」とか、意味もなくマネしたい!
 この二人が正面やや上に向かって見得を切って暗転する瞬間、「ああ私いま花組観てるわあ」という幸福感に包まれます。

・福田屋のくだりはやっぱり京さんが素敵!本当に素敵!
 ナウオンか何かでも話題になってたけど、火箸の扱いひとつ取ってもとにかくカッコいい。しびれます。こういう日本物の美しさを伝えられる方は昨今貴重だなあ。

・今回もっとも蘭寿さんらしいなあと思う台詞は、
 「ありませんかッ…?」
 です。大留の看板に五百両の価値が云々、というところ。
 台詞の字面だけを見たらこれよりも赤面する台詞とかキュンとなる台詞とかいっぱいあるんだけど、これは「文字上は普通の言葉なのにもかかわらず、蘭寿さんが渾身の力で発することで独特の趣をもつ」台詞の典型だと思う。何を言ってるんですか私は。
 これを言うときの蘭寿さんの、鼻先から相手に迫っていく感じがとても好きです。蘭寿さんてたまに、あの高い鼻から何かのオーラを発するよね。横顔で。

・お仕事モードが終わって、おゆうちゃんに
 「また今度遊びに来るよ」
 という茂次さんの口調が優しい。これもおゆうちゃんにあんまり興味がないからこその優しさなんだろうけど、やっぱりおりつちゃんにしてみたら辛いよねえ。この口調。

・茂次おじさん、そんな短気に女の子に手を上げちゃいけません><
 って思うけど、らんちゃんがうれしそうだからいいのか。山での思い出話に引きつづき、おりつちゃんは「これで二度めよ」って言いながらうっとりしすぎです(笑)

・ぶったことを謝る言葉、最初観たときは「勘弁しろよ」だった気がするんだけどいつのまにか「勘弁しろよな」になってた。あれ、最初から「勘弁しろよな」でしたっけ?私が聞き取れてなかっただけ?
 どっちにしても、こんな上から目線な謝り文句ってないよね!なのに声があんなに色っぽくて優しいなんてひどいよね!惚れざるを得ないよね!

・「子供らは、かわいいなあ」と言うときの茂次おじさんの目尻下がりっぷりがかわいい。比喩じゃなく本気で、物理的に(笑)、目尻が下がってる!「デレデレ」っていう擬態語があんなに似合う表情はあまりない。

・菊二くんのおりつ姉ちゃんLOVEっぷりが愛おしいなあ。絶対「大きくなったら大工になっておりつ姉ちゃんを嫁にもらうんだ!」って思ってたはずなのに、おりつ姉ちゃんの恋路のために奔走する菊二くん。ああいうのを「健気」って言うんでしょうね、おめえにも分かるか。

・おりつちゃんとくろちゃんの押し問答があって、不意におりつちゃんの眼前に茂次さんが現れる瞬間の音楽が「ラスボス登場」って感じでこわい(笑)。おじさんこわい(笑)

・この場面はもう、すべてが好きすぎてどうしたらいいのか…。
 なんていうか、なんでか分からないけど、本気でおりつちゃんの気持ちになって観てしまって何度観ても新鮮にギャアアアアアアってなります。
 いきなり目の前に好きな人が立ちふさがってる瞬間とか、荷物をバシッと奪い取られる瞬間とか、「俺はおめえと一緒になりてえんだ」って言われる瞬間とか、ひとつひとつが本当に鮮やかで特別で。
 くろちゃんの芝居もすごくすごくいい。くろちゃんを「やかましいんだこのやろう!」って一喝する茂次さんが大好きです!若棟梁ーー!

・「三度めに殴られてえのか。女房になるのかならねえのか、どっちでぃっ!」
 と言われた瞬間に泣きだしてしまうおりつちゃんの気持ちがものすごくよく分かる。幸せすぎて、信じられなくて、でも大好きで、泣くしかないもん。
 …なんか、このDVなプロポーズにここまでときめいて息も絶え絶えな私って本当に日本人だなーと思います(笑)。ああ、現代の草食系男子に茂次おじさんの男気を注入したい!見習って!
 その前におまえが大和撫子になれよって話ですけどネ。

・そしてあっちゃんの
 「どうしたの?」
 で、わずかに残っていた自制心がパーン\(^o^)/
 この「どうしたの?」、初日付近はマイク入ってなかったのがちゃんと聞こえるようになって、全国各地の客席を破壊しています。ハカイダーひめか。

・あっちゃんに「どうしたの?」って言われてそっぽ向いちゃう茂次おじさん。かわいい!かわいい!かわいいいいいいいいいい!!!

・みんなに囲まれて照れてる茂次さんとか、照れつつ中島様には律儀にお辞儀する茂次さんとか、手拭いを渡せなくてわざわざあっちゃんに託す茂次さんとか、もう、本当かわいい。大好き。
 ふたりが一歩ずつ近づいていくところで緞帳が下りるのも、日本的チラリズム(笑)で美しいなと思います。

・パレードのあっちゃんがまた、かわいいったらないんだぜ。
 おりつちゃんが出てきて子供たちみんなとハイタッチしていくとき、すごくワキワキ準備してるの!うれしそうに手をスタンバってるの!そう、まるで凰稀さんとハイタッチするために動きが挙動不審になってる大ちゃん@ナイスガイのように!(違うだろう)

・で、おじさんの扉をあける「よいしょっと!」ですね。はーーかわいい。
 扉の向こうでキメて立ってる茂次おじさんが心底かっこいい。

・お芝居にパレードがついてるのって斬新だけど、特に全ツのお客さんには分かりやすくていいと思う。座ってぺったりお辞儀する子供たちがかわいいです。


 やばい長い。なんかテンションもおかしい。こんな調子でショーまで語りきれる気がしない…!
posted by 白木蓮 at 13:22 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

October 16, 2011

もう涙とはおさらばさ

 ひめかがかーわーいーいーー!!!

 (定期post)

 というわけで、花組全国ツアー公演『小さな花がひらいた』『ル・ポァゾン−愛の媚薬2−』初日を観てきました。
 今回は全国津々浦々…とまではいかぬまでも何箇所か追いかける予定なので詳細なツボなどはまた追々アップするつもりですが、とりあえず市川で2回観た時点でのメモ。


 『小さな花がひらいた』、原作を読んだ時点で期待してはいたのですが期待以上にらんとむ茂次が好みだった!はっきり言って好きすぎた!結婚したい!(それはいつも言ってる)
 エリックも好きだったけど、やっぱり粋でいなせで男前で一本気で照れ屋な茂次を見て「こういう蘭寿さんを見たかった…!」と思いました。キャラも見た目もすべてがかっこいい。江戸言葉が似合うのももちろんですが、江戸物の所作が本当にひとつひとつ決まっていて素晴らしいなあと思います。歩くときの背中の角度とか、お辞儀のしかたとか、座りかたとか、さりげない動作も全部ちゃんと「江戸の若棟梁」なんですよね。いや、実際の江戸の人はあんなにキレキレじゃないと思うけどね(笑)
 シバティならではのクサい台詞も本当にはまる!おりつちゃんに対する台詞とか、もうぜんぶ着信音にしたいレベル。子供たちに対する台詞や目線も優しくて、すっごいほだされてデレてるのにデレきれない感じがたまらんかったです。「俺もこれから仲良しになるぜ」とか…いいよね…!(おちついて)

 で子供たちがかわいいーーー!!
 正直なところタカラヅカにおける子役というのがちょっと苦手で、特に集団芝居になるとつらいことが多いのですが、今回は大丈夫でした。だってひめかがかわいすぎる!本当に無垢でピュアで「あっちゃん」にしか見えない!ひめかのあの声と舌っ足らずぶりがあんなにも生きる役があったなんて…(涙)。幕開きの「あたい、あっちゃん!」一言で、私の後ろの初心者らしきおばさまが「ああー」と、「『フルハウス』でミシェルがいじらしい言動をしたときのオーディエンス」みたいな声を漏らしてました。そのぐらい本当にかわいくていじらしくてかわいかった。単純に容姿がかわいいだけじゃなく、ちゃんと経験を積んで表情とか身のこなしとか、いろんな表現力を身につけた今のひめかだからこそのかわいいあっちゃんだったと思う。
 蘭寿おじさんに「あたい、あっちゃん!」て呼びかけるひめかとか、たまらずひめかを抱きしめる蘭寿おじさんとか、蘭寿おじさんにピョンとおぶさるひめかとか、を見られただけでチケット代の元は取れたと思ってます(真顔)

 今さっき「子役が苦手」と書きながら思い出してみたのですが、いままでに好きだった子役でパッと思いつくのって、一花の小林少年、一花の紅林、すみ花の子ヴィットリオ、すみ花の子エリック……そして姫花。花組の、芸名に「〜花」がつく娘役の子役スキルはんぱない!そういえば今回の桜咲彩花ちゃんも好きだ!(笑)

 ほかの子役もみんな上手で、あんなに大勢いるにもかかわらずそれぞれの年齢とか立場とかキャラとかがきちんと立って見えたのが印象的でした。さほゆかりちゃんもかわかったし、くまくまのお姉さんぶりも際立ってたし、ふじPの突っ張った感じやがりんのヤンチャぶりもよかったし。ルナっちも上手かったしおいしかった!ああいう耳年増のおませさんっているよね(笑)
 で、その子たちに取り囲まれて口々に「おじさん」呼ばわりされる蘭寿さん…という図が私的にツボすぎました。子供たちに「おじさん」「おじさん」て連呼される蘭寿さん!「おじさんもつらいんだよね」「おじさんもボクたちとおんなじだね」って同情される蘭寿さん!かわいすぎる…。
 逃げ出したふじPたちが戻ってきたときに、茂次おじさんのシルエットだけが障子の向こうに見えて咳払いだけが聞こえてくる、というシチュエーションに盛大に悶えました。最後まで姿を見せないのがイイ(笑)

 らんちゃんのおりつちゃんも良かったです。まずビジュアルがかわいかった!らんちゃんの洋物化粧はまだまだ改善の余地アリだと思っているのですが、日本物のメイクはかわいい。眉の描き方も上手。
 おりつちゃんのキャラもすごく好きでした。子供たちに埋もれることなくちゃんとしっかりしたお姉さんで、でもかわいくて一途でけなげで。おゆうちゃん@じゅりあ様との関係性が完全に「これサブリナとグレチェンじゃん!」て感じで、らんちゃんのサブリナ大好きだったので懐かしいなーと思ったり。じゅりあ様に対する嫉妬とあこがれと、「どうせ私なんて」感がすごく好きだなと思いました。
 じゅりあ様のセレブ感がまたいいんですよね。嫌味がないのに嫌なところが(笑)。ゆゆ&めいも含めて、付け焼き刃ではない育ちのよさとか教養とかとかふっくらした幸福感が滲み出ていて、でもらんちゃんにしてみたらそれがたまらなく辛いだろうなあ…という。じゅりあ様は彩音たんとの対比もよかったけど、らんちゃんと対峙しても本当にいい仕事をしますなあ。
 娘役といえば、かぐら&いぶちゃんのモンペぶりもよかったです。上手かった(笑)

 大留のメンバーが男前でかっこよかった!男役たるものこうでなくては、というかっこよさ。
 だいもんの日本物というとやっぱり貧ちゃん(くらわんか)のイメージが強かったので、イイ声できりりと大人の男を演じていたのがちょっと意外というか、いい意味で予想を裏切られました。このところだいもん&らいらいの仲良しエピソードをよく見かけるせいか、この二人の並びにちょっと反応してしまった(笑)。二人で暗転前にキメ顔(違)するところとか、花組らしくてすごく好き。
 みつるきゅんはもう、文句なしにかっこよくてかわいくて面白くてかっこいい!ああいう役ほんとうに上手いなあ。コメディリリーフ的な役だけどそれだけにとどまらない「情」を感じさせるところがやっぱりすごいと思います。みつるアキラの組み合わせも新鮮でよかった。アキラ氏の、子供たちに対する「不器用なお兄ちゃん」ぶりにキュンとなりました。ひめかをお姫様抱っこしてるのとか!

 お芝居が終わって緞帳が降り、さて休憩と思ったらもう一度緞帳が上がってパレード的なものが始まったのにはびっくりしたけど(笑)大団円、て感じがしてよかったです。

 ****

 ショーはまだまだまだまだ全然見きれてないのですが…
 何はともあれ、「蘭寿さんのショー」が久しぶりすぎて幸せすぎてそれだけで泣きそうでした。やっぱりショーはいい!本当にいい!
 基本的に星組中日バージョンとの変更はほとんどなかったと思います。白鳥王子もあのまんま(笑)。でも全ツ仕様なので白鳥には乗れなかったらしく、白鳥と一緒に歩いていらっしゃいました。飼ってる白鳥とお散歩、みたいな(笑)。
 「ちょ、白鳥と歩いてきたよ!」と思った時点でニヤニヤし、王子様の金髪ロン毛ヅラがDSの逆裁ヅラを彷彿とさせる感じで(いや、あれよりはぜんぜん似合ってたし馴染んでたし個人的にはかなりイケてたと思います…!)さらにニヤニヤし、お姫様ならんちゃんと出会ってパァッ☆と笑顔になるところでついに吹き出し(すみませんすみませんすみません)、一緒に踊りだしてらんちゃんを抱きしめようとしたららんちゃんが腕の下をすり抜けていって空気をパフッ☆てしちゃうところで完全に崩壊してニヤニヤというかケタケタが止まらなくなりました。ひいいいいい!!
 いやあ面白かった。こんな蘭寿さんを拝めてほんとうに幸せです(真顔)
 蘭蘭がかわいすぎて他の人をあんまり見れなかったのですが、この場面、アキラゆゆが組んで踊ってるのが超かわいかった!

 そしてアダム。演目決まったときから楽しみすぎて吐きそうだったアダム。実際見たらもう好きすぎて好きすぎて好きすぎてほんとに血を吐きそうでした…!死ぬほどカッコいい!!!喜多先生すごい!
 星組さんのも異様にかっこよかったのですが、記憶にある星組さんの踊りと比べると崩しが少ないというか、肩のラインを保ってきっちり踊っているあたりが花組らしいなあと思った次第。
 蘭寿さんの踊りが心の底からTHE蘭寿とむ!な感じで、キレまくりで、2階からオペラ使わずに見てても腰のクイッていう動きが音がしそうなぐらいに伝わってくるという…(笑)。もう、ほんと、好きです。大好きです。
 らんちゃんも色っぽくてよかったー。蘭蘭の英語が、予想してたよりもカタカナじゃなくて逆にびっくりしました(笑)。いや、らんちゃんはともかく、蘭寿さんはパラプリのあやしげなフランス語とか最近のCSの「ほわっつあっぷ」とか、いろいろと不安要素が…(失礼)。でも"OK. See you later."はふつうにかっこよかったです!そしてそのあとの蘭寿さんが相当ひどいことになってるのですがそれはまたゆっくりネットリ語りたいです!
 あ、まだ初日付近なのであえて書いておくと、らんちゃんの胸はもうちょっと盛ってもいいと思うの…蘭寿さんの手が、あのその、物足りなさそうというか…(小声)(本当にいろいろとすみません)(土下座)

 他にもルナっちの女装とかだいもんのかわいさとか花娘の素晴らしさとかみつるきゅん全般(笑)とか、ショー全体の構成についてとか、いろいろ書きたいことはあるのですがとりあえず初見メモはこんな感じで。
 これから1ヶ月、みんな身体に気をつけて、おいしいものを食べてがんばってくださーい!
posted by 白木蓮 at 22:55 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 18, 2011

花組ファントム千秋楽(いまさら)

 えー、『ファントム』千秋楽からすでに1週間以上経ちましたが…皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 私はというと、楽の翌週は平日5日のうち4日は日付が変わるまで飲み、体力限界のまま週末に突入したと思ったら名古屋→ムラに遠征し、戻ってきて、いまに至る。という感じです。あ、怒濤の飲み会ラッシュの最中に**歳の誕生日を迎えました。ついったーでお祝いしてくださった皆様、ありがとうございました!WEB拍手からコメントくださった方もありがとうございました!旦那様のお誕生日と同じだそうで…よろしくお伝えくださいませ(笑)

 さて、そんなこんなでファントムが遠い昔のように思える今日このごろですが
 書き忘れていたツボ共々、楽のことも少しメモっておこうと思います。


・「夜のために着替え」の場面で、バレリーナ姿の由舞タソが超はりきってて超かわいくて超いとおしかった!ほんっとかわいかった!
 いつもに増して表情豊かで、動きもキレキレで、なんかもう「はじめて舞台に立った研1さん」みたいなハリキリぶりがかわいくてかわいくて…。それを見たら自然に泣けてしまって困った。

・この場面、銀橋に走り出てきてシャンドン伯爵の名刺にキスするらんちゃんがすごくかわいくて好きだった、のですが、周りが見どころいっぱいすぎてしょっちゅう見逃してしまっていた思い出。

・楽のビストロのらんちゃんは本当によかった!感動した!
 1ヶ月間、わりと波があって心配してしまう日もあったけど、うまくなったなあああ。すごくがんばったんだよね。

・ビストロでセリから降りる蘭寿さんに手を貸すいまっちさんがうっとりした顔をしてる…というのが随所で話題になってましたが、それ以前に、セリ上がってくる蘭寿さんを見つめるいまっちさんのうっとり加減がひどかった(笑)

・ビストロ後の新曲(最後まで曲名を把握してないあたり…プログラム見て!)、曲が盛り上がるところで蘭寿さんがタンと両足を揃えてピンと背筋を伸ばしてシュッと腕を上に振りかざしてグイッと拳を握るところが好き。伝わりますかこれ。

・エリックに殴られてヨタヨタと後ずさるオーベロン様が、弱くて小回り利かなくてかわいそうで大好きでした。あのでっかい衣装でシャンデリアに合わせて揺れてる姿とかもう、かわいすぎる。

・ここでエリックの手を取って逃げるキャリエールさんが本当に本当に好きだったなあ。決して大人の包容力ゆえではなく(それもあるんだけど)、ただただ「逃げてしまう」感じ、そして逃げるにあたって遮二無二エリックの手を掴まずにはいられない感じ、が。

・ストーリーオブエリックの曲で、薬草売りが出てくるときに「ボボーン」というベース?の音が入るのがゾクッとする感じでよかった!伝わりにくくてすみません。
 薬草売りの初花クン、ほんと美人さんで大好きだったのに退団は早すぎる…さみしいです。

・「やめろぉーーーー!!」と薬草を捨てるところかな、ベラドーヴァが若キャリにすがるようにして彼の顔に手を添える仕草がとても好きでした。泣けた。

・みりおんの子エリックも公演を通してすごく良くなったと思う!

・らんちゃん、My True Loveも本当うまくなったよねえ。蘭寿さんのガクガクの変遷にばかり気を取られてしまった場面ではありましたが(笑)ムラ初日に比べて、技術的にも表現的にも素晴らしく飛躍した気がします。

・You Are My Ownの拍手がいつまでも鳴りやまなくて、その音にも、その空間にも、そしてその中にいる壮さんと蘭寿さんの姿にも、泣いた。
 壮さんが蘭寿さんの頭をぽんぽんって撫でてたのが優しかった…。

・そこが感動的だっただけに、やっぱりクリスティーヌを見つけた途端キャリエールを突き飛ばしていくエリックの姿が痛々しく切なかったのですが。

・エリックがフィリップと揉み合っているとき、彼に銃を向ける警官たちの間を「撃つなーー!伯爵に当たってしまう!」と言いながら走り込んでくるまりん警部の姿がまじ恰好よくて毎度惚れそうでした。

・鎖にぎゅうっと胴をしめつけられたときのエリックのうめき声どんどんリアルになっていって、観てるこっちまで苦しかったなあ。
 キャリエールがあの苦しみから楽にしてやりたい、と思ってピストルを向けるのも(もちろんそれだけが撃つ理由ではないけど)分かる気がした。

・フィナーレの赤い淑女の由舞タソが美しくてかわいくて、見てるだけで号泣。
 もともと超絶美女で超絶ナイスバディだったけど、この数作、さらにタカラヅカの娘役として美しくなってきたというか…。いつも胸ばっかり見てたけど(やめて)いつのまにか背中が、本当に鍛え上げられた「娘役の背中」になってて。素晴らしかったです。
 いまこうやって書いてても、由舞タソがもういないことが信じられない。あああ。

・タレ目とアイメイクの感じがヒメ様に似てる、と私がいつも思うひらめちゃんは、ロケットに入るとさらにヒメ様に似ています。過剰な顔アピールが(笑)

・今回の男役群舞は、たぶん今後私の「好きな大階段群舞ランキング」の上位に入りつづけると思う。

・ついったーでも書きましたが…
 デュエットダンス、ひとりで階段を降りてくる蘭寿さんがいちばん最初にらんちゃんを見つける瞬間を見たくて、オペラで追っていたらその瞬間に拍手が起きたのでびっくりしました。あれはうれしかったな。

・組長さんが読む退団者の手紙、どれも感慨深かったですが、特に由舞タソのお手紙はあまりにも思い出せる風景が多く、聞きながら泣いてしまいました。舞姫のマリィ大好きだったなあとか、上海の香雪もかわいかったなあとか、エキサイターのファッションのウインクがたまらんかったなあとか、パラディのシャバダバのダンス(そのネーミングどうなの)は素晴らしかったなあとか。

・あと、初花クンがタキジャズのタップロケットで少人数口(というのかしら?イティカの周りに数人いたタップガールズのことですよね?映像確認できてないので違ったらすみません…)に入っていたというのを聞いて、オギーの発掘力ぱねえなと思った記憶。

・退団者の挨拶はみんな簡潔で美しかったです。由舞タソがいちばん緊張してた気がする(笑)。かわいかった。

・蘭寿さんの挨拶は、各方面まで気配りが行き届いた挨拶でした。途中で「これトーク回収しきれるの…?」と一瞬心配になったのですが(失礼)、ちゃんとまとめてました!たぶん!詳しくはCSでご確認ください。私も録画しっぱなしなので後で見ます。


 以上!
 終わったあと友人たちと打ち上げしながら「ネタとしてやり過ごすはずだったファントムにここまでハマるとは…」と言い合ったのですが(色々すみません)、とにかく、本当に楽しかったですファントム!
 あらためて、大好きな花組に大好きな蘭寿さんがいることの幸せをひしひしと感じた千秋楽でした。
 お世話になった皆様、本当に本当にありがとうございました。
 そして花組の皆さん、公演お疲れ様でした!
 全ツ&カナリアも楽しみにしてます。フフフ。
posted by 白木蓮 at 23:51 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 09, 2011

ファントムの壺2

 「宝塚の仮面の男は凄いらしい。」(児玉せんせいがやっちまった的な意味で)とか
 「外部のロミオとジュリエットは凄いらしい。」(ITボーイ修一郎がご乱心的な意味で)とか
 いろいろと話題には事欠かない毎日ですが、皆様お元気ですか?こんにちは白木蓮です。はやく仮面の男もロミジュリも観たいです。わくわく!

 さて、「宝塚のオペラ座の怪人も凄いらしい。」ということでファントムですよ。
 ツボリストが途中で止まってるうちに楽まであと2日とか!ぎゃああ…!!

 今回のファントム、観るたびに本当いろんな発見があって、それを日々書き残しておく余裕がないのがとても残念なのですが…
 とりあえず、前回とおなじ感じで2幕のツボを書き連ねていこうと思います。


・分かってるんだけど、2幕が始まるたびに必ず「なんで着替えてるの…!!」と突っ込まずにはいられません。
 エリック本人はともかく、、気を失ってる女の子を好きなドレスに着替えさせるのはアリなのか。ナシだろう。いくら従者にやらせててもだめだろう。
 …そんなエリックがかわいくて仕方ない今日このごろです☆(盲目)

・キャリエールとバトるときのカクカクぶりが健在でうれしい。と同時に、このあたりからエリックがどんどんクリスティーヌに対して前のめりになっていて(いや、最初から非常に前のめりではあるのですが…ビストロに花束持ってったりとか…)、愛ゆえの狂気に向かっていくさまが伝わってきます。

・ストーリーオブエリック、本当にキャリエールの台詞が振りきっかけになっていて、観てるとすごく面白いんだけど(「そのときあまりにも驚くべきことが起こった。彼女が歌ったんだ!」とか)壮さんのプレッシャーたるや大変なものだろうな…と思う。

・くまくまベラドーヴァはムラのときより歌声にも存在にも透明感が出て、すごく素敵になったなあ。

・2006年版のときにオサ様とすみ花の傷の形が違うのが気になっていたのですが、今回の蘭寿さんとみりおんちゃんの傷は瓜二つなのでちょっと安心した(笑)

・まあくんの純粋な若キャリも好きなのですが、みつるきゅんの若キャリが好きすぎてものすごく感情移入してしまう。特に赤ん坊の顔を見るくだり以降は本当に目を離せない。子エリックに対する複雑な感情とか、子エリックが自分の顔を見て泣き叫ぶところの苦しみとか…見てるとあまりの切なさに泣けてきます。

・ゆまたんがみつるキャリエールの周りをちょっとだけソロで踊る絵ヅラが大好き。この二人のコンビほんとに好き。ううううう。

・しかし赤ん坊の顔を見てみつるきゅんが叫ぶとき、彼の肩に頭をもたせかけているコロスのらいらいが妙に陶酔した顔をしているのが気になります(笑)

・セリ上がってきてガンガン踊る白いエリックが、ここまで蘭寿さんでいいのかと思うくらいMAXで蘭寿さんなんだけど、まあ蘭寿さんだからいいよね。私は何を言ってるんでしょうかね。

・最後に仮面ダンサーズに囲まれて「マリア様、お救いください♪」を歌うときの表情が好きです。これでもかというくらい口が大きく開いてるの。

・ここの場面はいつも蘭寿さんばっかりロックオンしちゃってたのですが、あるとき前方でオペラ使わずに観てたらベラドーヴァが子エリックの顔にキスするのが見えて、そこでだーだー泣いてしまいました。ベラドーヴァも子エリックも、本当に幸せそうな顔をしてて。
 その場面と、クリスティーヌがエリックの顔にキスするくだりが自分のなかできれいに重なったというか…最後エリックがあんなにも幸せそうに死んでいく意味が、理屈じゃなく本当に腑に落ちた。はやく気づけよって話なんですが。

・フィリップの新曲ソロ、ムラBパターンのまあくんはどことなくコードヒーロー調(ロンリーロンリーロンリーソルジャーハッハァーン!)(違)だったのが東京に来たらフィリップらしい一途なラブソングになっていて、うれしいような淋しいような複雑なキモチ。

・関係ないけど私はマトヴさんのフィリップが大好きで、たぶん歴代フィリップのなかでいちばん好きなのですが、マトヴさんが今回の新曲を歌うのを想像してみたらテラSHOWAすぎて震えました。

・相変わらずエリックの身だしなみを整える従者が絶好調に大好きです。よっちの顔が見えないのが残念だけど、エリックのおぐしを撫でつける繊細な手つきにニヤニヤ。まよちゃんがソツなく仕事をこなし、きらまさと氏が超真剣な表情で仮面を装着している横で、ルナっちが微妙にうっとりした顔でエリックの汗を拭いているのが気になります。ビストロといい、ルナっちはうっとり設定なの?(笑)

・森のデートはもう本当にかわいい!エリックも従者もかわいい!
 それだけに残酷で胸が痛むシーンでも勿論あるのですが…でも「ぼくの、領地をね!」のかわいさといったらない。
 そういえばこの台詞のてにをはが合ってないのがいつも気になります。「ぼくの住んでいるところへ連れていってあげるよ。…ぼくの、領地をね!」って何かおかしくないか。「ぼくの、領地へね!」が正しいんじゃないのか。まあ何でもいいけど(いいのか)

・ここでの最大のトピックは、やはり「東京公演1週目の途中からガクガクしなくなった」ことでしょうか。
 あのガクガクが!蘭寿エリックのアイデンティティともいえるガクガクが!怪人というよりもはや故障したアンドロイドのようだったガクガクが!仮面を外す前にクリスティーヌが怯えて逃げるんじゃないかと心配せずにいられなかったガクガクが!プロダクションノートでも「はじまりの時」でも映ってなかったからカメラマンか編集さんが自重したのかと思ってたら、東京稽古場映像ではこれでもかというぐらいフィーチャーされてたガクガクが…!( う る さ い )
 マトヴさんご観劇の翌日からガクガクが減ったということで、私たちの間では「楽屋に来たマトヴさんに悪気なくモノマネされてガーンてなった」説が有力なのですが(ネタですすみません)、ここへきて一体なぜ変わったのか、真相が気になるところです。あんなにかたくなにガクガクしてたのに!

・芝居としては今のほうがはるかに自然で良いと思います。特に東京に来てからはらんちゃんのMy True Loveがあんまり怖くなくなったので、蘭寿さんの過剰なガクガクがよけい浮いて見えてたのは事実。…なのですが、なんか、ちょっと、さみしい(笑)

・でもガクガクしなくなったあとで初見を迎えた友人に「前はガクガクしてたけど今はあんまりしてないんだよね…」って言ったら「えっ、あれで!?」と驚かれた程度には今もガクガクしてますよ。というフォロー。

・そんなガクガク談義はさておき、クリスティーヌが逃げたあとの嗚咽はいつ観てももらい泣きしそうになります。まさしく「幻想の幕切れ」、あの胸が張り裂けるような叫び声と共に「ぼくの森」が消え、世界が闇に戻る瞬間が本当に切なくて切なくて。
 (余談ですが…オサ様版以降の従者たちは実体を伴った人間として描かれているけれど、ここから先の舞台に従者たちが登場しないことを考えると、やはり彼らもエリックが作りだした幻想であるというのが正しい作品解釈なのかもしれない。エリックの夢が崩れ去ったとき、彼らの存在も忽然と消えてしまうのかもしれない。それでも私は元浮浪者設定の愉快な従者たちがダイスキですが!!)

・ここの慟哭も、そのあとのMy Mother Bore Meも、日によってかなり違うのですよね。感情の乗り方とか声の出し方とか。東京ではムラのときの「楽譜どおりにきちんと歌わなきゃ!」というところを超えて、すごく自由に歌うようになった気がします。感情が前に出すぎてたまに声がかすれたり裏返ったりすることもあるけど、でも、それも含めてすごく好き。
 なんだろう、技術的に上手くなったというのとは違うのかもしれませんが(あ、私は技術的にもすごく上手くなったと思ってるのですが)(←盲目☆)、今回の公演で歌声の表現力がものすごく増したなーと思います。極端な話、顔を見ずに声だけを聴いてても感情が伝わってくるようになったというか…。そのへんの表現がとても深くなったと思う。ただのファンの戯言なので適当に聞き流してくださいね。

・My Mother Bore Meを歌い終わってハケるところ、オサ様の芝居を踏襲したのか妙に意気揚々とハケてる…と以前書きましたが、これはムラの途中から変わり、わりとヨロヨロした感じでハケるようになりました。ヨロヨロって言い方もどうかと思うけど。東京に来てからはさらにラリってる感が強くなり、たまに面白いときもあるのですが(笑)エリックの絶望と狂気がより伝わりやすくなった気がします。

・先日初心者の友人と観劇したとき、キャリエールさんが「どきなさい!」と額縁をめくって自動ドア(?)を開けるところでちょっと吹いていて、確かによく考えてみたらおもしろいよな、と思いました。からくり屋敷か。

・あのドアのうしろにライトが当たって、エリックの姿が浮かび上がる瞬間が大好きです。

・今回ほどキャリエールさんに感情移入して『ファントム』を観たのは初めてで(それはエリックに関してもそうなのですが)、なんかもう観るたびにつらいし苦しいし切ない。
 今回どうしてこんなにキャリエールさんに傾倒してしまうのか、考えてみてもよくわからないのですが…等身大の「だめな人」だからなのかなあ。人としての弱さとかだめさとかが、そのまんま伝わってくるというか。
 だめな人がだめな人なりに傷ついたり苦しんだり逃げたりしながら生きてきて、やっと赦しを得て、でもそれをまた自分で壊さなくてはならない、壊すことで自分に決着をつけなくてはならない、という流れが明確に見える。人としても父親としても、なんとなくだめなところがすごくリアルで愛おしい。やっと理解しあえたエリックが「クリスティーヌ!」って叫んでキャリエールを突き飛ばしていっちゃう瞬間とか、もう、「だめなおとうさんの悲哀」を見るようで本当に切なくなります(だめだめ言いすぎだろう)
 そのだめな人(また言ってる)が自分の手で自分の息子に引き金を引く瞬間、
 そして撃たれたエリックがこのうえもなくピュアな笑顔でキャリエールを見る瞬間、
 彼が受けた罰の重さがわかる。
 …単純にお芝居として観ていてもすごく響くし、挫折専科(雪組時代)→壮一帆ぶっちぎり(オサまと時代)を経ていつのまにか壮さんはこんなところまで来たんだなあ、ということにも本当に感動します。
 あと、いままで(新公りせふみかを除いて)キャリエールってみんなエリックより下級生の人が演じていたけれど、それを同期で演じることでやっぱり伝わり方がすごく違うなあと思う。別にオフが仲いいとか仲悪いとかいうことと関係なく(実際どうなのか知りませんが)(ナウオンとかの壮蘭は大好物です!)、空気感が絶対的に違う。『黒い瞳』のキムまつでも同じように感じたけれど、これはもうタカラヅカ独自の、「そういうもの」なんだと思う。客席からのバイアスも含めて(笑)

・キャリエールさん語りが長くなりましたが…
 このくだりのエリックももちろん大変好きです。You Are My Ownでの、すべてから解き放たれたような無防備さには毎回ぎゅーんとならずにはいられない。キャリエールもエリックも、あそこで父として子としての自分の居場所を見つけたんだなあ、エリックはやっと「ぼくをあたたかく迎えてくれるやさしい人」に出会えたんだなあ、という安堵の思いでいっぱいになります。

・キャリエールさんがエリックの背中をぽんぽんと叩いて、「さあ、お前を地下に連れていってやろう」と言ったときのエリックのうなずきが好きすぎる。あんなに無防備な表情でこっくりうなずく研16…!!
 あと、「ぼくは海の化け物を見たと思ったんだ」の「化け物」の言い方が日に日に幼く、本当に少年のような口調になっていってるのが愛しい。

・で、あれだけガードを解いてパパにすべてを預けきっていたのに、クリスティーヌが現れたとたん火事場の馬鹿ヂカラ的に走り出してしまうエリックが愛おしいというか痛々しいというか。
 ここの立ち回りはどの手も好きですが、フィリップ(特にみわさんの首絞められた表情は秀逸)に脇腹の傷口を押さえられて「ぐおぉぉぉぉ」と生まれたての恐竜みたいな声をあげるところがとても好きです。

・キャリエールさんを見てると本当に切ないんだけど、彼が拳銃を向けたとき、警官役のかずさよしき氏が全力で顔芸をしているのが気になりすぎてwktkが止まらない!最近とっても気になる存在。

・しかし撃たれた瞬間のエリックの笑顔は…反則だろう。壮さんもGRAPHで「あれは反則!」て言ってたけど、反則だろう。あんな笑顔をみたら泣くしかない。

・クリスティーヌに仮面を取られて、「やめてくれ」って言うんだけどもう顔をそむける力も残っていなくて、すーっと瞳をそらすエリックが切ないです。

・さっきも書いたけれど、ベラドーヴァが子エリックの顔にキスするのを見てから、ここのクリスティーヌのキスですごく泣けてしまうようになった。

・このあたりのキャリエールさんの放心状態というか、魂を抜かれたようなたたずまいが本当にもう…。
 この人これからどうやって生きていくんだろう、自殺しちゃうんだろうか、それとも自分の業を背負って長い年月を生きていくんだろうか、とか、すごくいろんな思いが観るたびに頭をよぎる。

・やっぱり最後のエリックのMy Mother Bore Meが大好きだなあ。

・そんなこんなでフィナーレですが(唐突だな)、もうどれもこれも大好きです!フィナーレについて思っていることはだいたいココで書いてしまったので省くとして、やっぱり男役群舞が最高に好き。なんていうか、蘭寿さんらしさ全開というか、大谷せんせいのエロスと夢が詰まってるというか、まあ一言でいうならば「久々にものすごくマネしたくなる振り」です。リアル友の皆様には是非どこかでご披露しますネ(しなくていい)

・しかしあそこの大階段のビック君は目立つよね…。三角形のところはまだしも、そのあと隊形が変わって四角になるとマジでゼロ番ぶりが際立ってますよね。何のボディガードかと(笑)

・パレードで階段降りてお辞儀して定位置につくときの、タソとひめかのアイコンタクトがかわいくて好きです。

・花道で向きを変える蘭寿さんの羽根さばきが大好き。羽根がクイッて角度を変えるの!あたかも羽根そのものに意志が宿ったかのような素晴らしいキレ!!(笑)
posted by 白木蓮 at 23:55 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

August 24, 2011

ファントムの壺1

 花組東京公演『ファントム』のツボを、思いつくままにだらだらと箇条書きしてみます。たぶん相変わらず長いです。すみません。
 初回遠征時のメモはこちら→その1その2その3


・だいぶ何度も観てるのに、蘭寿さんと従者たちにロックオンしすぎてたせいで、洗顔ダンスのとき由舞タソがソロを踊っていることに東京来てから気づきました(……)(ばか)
 気づくの遅すぎだけど、由舞タソひとりにピンが当たってひとりだけ他の人と違う振りを踊ってるのを見た瞬間は本当に感動した。今回ショーがない公演で彼女が退団することがとても淋しいのですが、ここのソロとか、ストーリーオブエリックで若キャリの周りを踊るところとか、細やかな気遣いがあるのがうれしいなと思います。ありがとう中村B!

・白鳥ひめかも超かわいいけど、黒鳥になってからのひめかの美貌と毒気が大好き。ほんとに表情豊かでかわいくて、みてて飽きない。

・黒鳥ちゃんたちに脱がされる前に、さりげなくプチプチプチッとマントの衿元をはずすエリックがかわいいです。

・パリのメロディ、Bパターンの街の男@みつるきゅんの若さとかわいさは異常(笑)
 東京Bパターン初日、花道から飛び出してきたみつるきゅんに全私がハートを撃ち抜かれました。か わ い い !
 だいもんとサイズが揃ってるので、二人の肩をアキラが後ろからガシッと抱える図も非常に愛らしいです。でもAパターンのまあだいのじゃれ合いぶりも大好物なんだけど(笑)

・前に「ブケーが死ぬところの従者の登場を見逃した><」と書きましたが、のちほど捕獲。あのおもしろい踊りは削除されたのですね…。
 ちょっぴり残念な気もするけど、上手から勢いよくシェネを回って出てくるよっちが素敵なので無問題!

・CSで従者それぞれの中二設定(笑)とポーズの意味を聞いてからというもの、「闇深きパリ…♪」とエリックが歌うのを聴くと「うん、そうだよねこの人たちの闇が深すぎるよねwww」と思う。みんなの中二っぷりがあまりにかわいいのでつい「www」になっちゃうのは許してください。

・ここで銀橋を渡るエリックが、歌い終わったあとでどうみても「見えない誰かに後頭部を殴られた」みたいな動きをするのが非常にツボです。あれは蘭寿さんにしかできない(ていうかやらない)動きだと思います。好きだわあ、蘭寿さん(いまさらか)

・オペラ座の場面でセリ上がるみつる&イティカが大好きなのですが、みわさんショレのセリ上がりポーズも超かわいいーーーー!!!なんだあれ家に飾りたい!!!!

・ムラのBパターンを観たときにはまあくんフィリップの「夜の街、恋を秘めた心に♪」というソロがかなり大変なことになっていたんだけど、東京で観たらすごく良くなってた!
 歌だけじゃなく、お芝居もとても良くなっていて感動しました。やっぱりあの一途な御曹司っぽさ(笑)とスタイルは素晴らしいなあ。らんちゃんとの映りもきれい。

・みわさんショレ、幽霊に怯えるところとかカルロッタにメロメロなところとか、とにかくラブリーで大好きです。みわショレのときはカルロッタもかなりコメディ寄りになるしヴァレリウスもさらにエンジンかかるし、全体的に支配人サイドのテンションがバーッと上がるので、どっちのテンポがいいかは好みが分かれるところだと思うけど。

・みつるショレの、うさんくさくて野心満々で「やらしい」感じも本当に好き。みつるきゅんが「ショレ&カルロッタはキャリエール&ベラドーヴァの対極にある夫婦像」と話していたというのを聞き、今まで考えたことなかったけどなるほど!と思った次第です。まさにそのとおりのショレ像を作り上げていると思う。みつるきゅんの芝居、好きだなあ。

・きらりソレリがかわいい。歌はがががんばってー、と手に汗握る感じではあるのですが、ムラ初日のひめかのジェットコースターぶりが焼きついているのでそれほど気にならないマジック(笑)
 しかしそういえばきらりは2006年版でもフーガのソロがあるメグ役だったけど、もしかして中村B的にきらりは歌手枠なんでしょうか?あのその、きらりのよさはそこじゃないと思うんだけど…。

・リシャールだいもんの髪型が、大劇場前半は外国人の男の子のクセ毛みたいな可愛いくしゃくしゃパーマだったのに、途中からなでつけた感じになってしまったのがけっこう残念です。いまも前髪がピヨッとしてて可愛いけどネ。

・全体的にエリックさんはとてもかわいいキャラなのに、キャリエールが解任されたと聞いたときの
 「やれやれ、予期せぬことが起こってしまったな」
 だけはすごくオトナなのがなんか面白い。蘭寿さんのまじめな感じがよく出ているというか。

・カルロッタの発声練習のくだり、蘭寿さんとイティカの掛け合い…って、別に向かい合って芝居してるわけじゃないので掛け合いとは言わないかもしれないけど、お互いに台詞&発声のタイミングが絶妙だなあと思います。蘭寿さんの「誰なんだ」とか、イティカのたたみかけるような発声とか、さりげないんだけど間(ま)がすばらしくてすごく好き。壮さんの一貫したスルーっぷり(笑)も大好き。

・「僕をあたたかく迎えてくれる、優しい人たちはどこにいるんだろう」
 という台詞が、今回やたらと心に刺さる。
 エリックの孤独はもちろんのこと、その叫びに応えることができないキャリエールの痛みと孤独もすごく感じるので。そしてこの台詞を胸にとどめて2幕を観てると、You Are My Ownで泣けてしまうのです。

・Where in the Worldのあと、ウン!とうなずいてハケるエリックがかわいいよー。

・ゆまたん・いぶちゃん・ひめかの「あの人はあなたに○○って言ったんでしょ?」が、ことごとく本人の持ち味と噛み合ってないのでプチストレスというか、そのへんの融通のきかなさがBだなあと思う(笑)。確かにゆまちゃんは脚もきれいだしいぶちゃんの笑顔も素敵だしひめかのお洋服はかわいいかもしれないけど、キミたちのいちばんの魅力はそこじゃないだろう!なんかもっとあるだろう!どこ見てんのフィリップ!

・しかしこのくだりは、みわさんフィリップの説得力がはんぱない…。ソレリが「あら、あの人、私だけを愛していると思っていたわ」と言ってますが、みわさんはソレリにも他の女の子にも毎日「キミだけを愛してるよ♪」って言ってみんなの目をハートにしてそうだもん。しかも悪気ゼロ(笑)

・まあくんはその点、クリスティーヌと出会ったが最後ひたすら彼女一筋、という感じ。
 なのでビストロ後の歌の印象がまったく違って面白いです。まあくんの爽やかで一本気な感じも好きだな。

・らんちゃんのHomeが東京に来てすごく良くなった気がする!大劇場のときは技術的にもハラハラする感じだったのに加え、私自身もあやねたんの幻影が強すぎて入り込めてないところがあったのですが、東京初日ではじめてちょっと泣けた。
 らんちゃんは日によって芝居とか歌声とかのトーンがかなり変わる人なので、1ヶ月公演をやる上では、もうちょっとペースを一定に保てたほうが本人も周りもラクだろうなとは思います。経験値の問題かもしれないけど。でも日々成長してるからきっと大丈夫!

・ムラのとき、友達に
 「エリックの『マドモアゼル』がすごいフランス語発音だよね!」
 と言われていまいちピンと来てなかったのですが、東京に来てからはすごく耳に入ってきて、そのたびにウケてしまう。ほんとになんともいえないフランス語ふう「マドモアゼル」。パラプリのアンソニー様といい、蘭寿さんのフランス語は妙な味がありますよね…(笑)

・リハーサル開始前、イティカがいつも変なエクササイズ(?)をしてるのがかわいくて視線を奪われます。

・リハーサルはどこ見てても楽しいけど、まさかの蘭寿→ひめかのチューが俺得すぎてつらい…!もちろんらんとむイティカも見られるし。
 まあくんセルジョのヘタレ感、みつるセルジョのやる気むんむんなのに残念な感じ、どっちもイイと思う(笑)

・フーガで出てくる従者はどうみてもアイドル軍団です。ていうか完全にドームコンサートのノリだろう君たち。
 衝立から躍り出てくるよっちのドヤ顔が愛おしすぎて泣ける。

・「バババババババ♪」とかの発声練習のとき、エリックがずーっとクリスティーヌを見つめながら歌ってるのがなんだかかわいい。つうか仮面ごしの目ヂカラがすごい(笑)

・ビストロに入ってくるキャリエールさんが、あの赤い衣装の上に緑の帽子とコートを身につけていて、「ひとりクリスマス」みたいなことになってるのがちょっと面白い。
 特にコートを脱いだとき、一瞬「赤い上下+緑の帽子」というとてもオサレな壮さんになります。なんていうか、ある意味壮さんにしか着こなせない組み合わせ(笑)。しかもあのとき、オペラ座の団員たちに歓迎されてすごくうれしそうというか無防備というか、キャリエールらしからぬペカーッとした笑顔なの!あの恰好であの笑顔なのが、もう壮さんそのものって感じで超かわいいの!

・カルロッタが歌うとき、後ろにいるアキラ&ひめかが「不満そうな顔でヒソヒソ→カルロッタがこっち向くやいなや超笑顔で拍手→また音速で不満そうな顔」っていうのをまるで「だるまさんがころんだ」みたいに繰り返してるのがかわいい。とびっきりの笑顔でパチパチ拍手するひめかがかわいすぎて溶ける…!!

・エリックが下手すっぽんからセリ上がってきてクリスティーヌとデュエットしてるとき、基本的に従者たちはポーズを取ったまま微動だにしないのですが、ルナっちがときどき目をつぶって陶酔した表情で聴き入ってるのがツボです。

・そして微動だにしないまま「メロディメロディ」を歌う従者たちが好きすぎるのであった。

・「この子と契約しなさい!」という台詞を聞いて、銀橋で小さくガッツポーズするエリックがかーわーいーいー。うれしそうに上手にハケていくのもかわいい。

・ビストロでのみちるタソの小芝居が全体的にうるさくて大好きです。
 フェアリークイーンで妖精さんをやってるみちるタソも大好きです。

・Bパターンだとみつるきゅんがロバ耳着用なのがなんとも恥ずかしカワイイ…。うふ。

・しかしエリックさんの指揮が好きすぎてなかなか舞台上を観察できてません。すごいキレキレ感!前方席で観ると呼吸音もすごい!(笑)

・エリックはやっぱりケンカがめちゃくちゃ強そうです。従者のなかに空手家でもいるのか。ついでににおい嗅いだだけで毒も判別できちゃってるけど、従者のなかに薬剤師でもいるのか。なんでも従者のせいにするのはやめないか。

・「クリスティーーーーヌッ!」と叫びながらセリ下がっていくみわさんがTHE愛音羽麗全開なわけですが、まあくんの「クリスティーーーーヌッ!」を見て「まあくんも立派な花男だなあ…」としみじみしました。あのみわさんと遜色なく見得を切れるってすごいよ!(笑)

・小舟を漕ぐ蘭寿さんを見ると、「すっくと立つ」っていう言葉が浮かぶ。あんなに「すっくと」という日本語が似合う立ち姿はなかなかない(笑)
posted by 白木蓮 at 22:48 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

August 15, 2011

花組夏祭り

 大劇場の初日遠征でバーッとファントム感想をメモったきり、何も書けてないまま早くも東京公演の幕が開いてしまいました。

 大劇場公演後半戦、役替わり、そして東京公演序盤…ときて書きたい小ネタは大量にあるのですが、まずは初回遠征メモで書ききれなかったフィナーレの話を少し書いておこうと思います。

 ****

 実は6月24日にはじめて観た時点では、フィナーレがいまいちピンと来てませんでした。
 なぜなら、全神経の90%ぐらいが「蘭寿さんの髪型が髪型が髪型がーーーー!!!」という一点に集中していたから(笑)
 ファントム仕様のメイク(青白い)は覚悟してたけど、あの微妙オールバックは…あれはちょっと…!!!
 ひたすら蘭寿さんの前髪とオデコに意識を奪われてしまい、そこにアワアワしてるうちに大半が終わり、デュエットダンスが始まったら今度はハーフアップ。誰鐘からの女子力ふたたび。えええ!(笑)

 そんなわけで、初日のフィナーレで私が認識できたのは「みわさんがセリ上がり」「男役が黒燕尾」「中詰めみたいな構成の歌い継ぎ」ぐらいのものでした。ひどい。

 ****

 しかし二日目(本編でだーだー泣けた回)、フィナーレでもものすごく泣けてしまって。

 みわさんの銀橋渡りで泣き、みわさんと娘役ちゃんのダンスで泣き、ロケットで泣き、男役群舞で泣き、そしてジャズで大泣き。特にらんちゃん以降の歌い継ぎ〜壮さんセンターの盛りあがるところで鬼泣き。そこ蘭寿さん出てない!(笑)

 なんか、花組を観るたびにいつも感じる「あーー花組好きだーーー!」っていう気持ちがグワッと込み上げてきて…
 その大好きな花組に大好きな蘭寿さんがいるんだなあ、ということをあらためて実感して、そしたらボロボロ泣けてしまったのでした。幸せすぎて。
 みわさんのタメとかウインクとか、どこを見てもかわいい娘役とか、どこを見てもキザってる男役とか、パラディに引きつづきビシッと揃った「ザ・花男!」な燕尾とか、みつるきゅんがニヤッとしながらセンターに絡んでくるのとか、壮さんのペカーッとした笑顔とか、もう、ねえ…。
 やっぱり私花組が大好きだな、今ここでこの光景をみられて本当に幸せだな、と、心から思いました。うまく言えないけど。「幸せ」っていう言葉しか思いつかない。

 あと2回目に落ち着いて観たら、ふつうにいいじゃん!今回のフィナーレすごくいいじゃん!と気づいたのも泣けた一因です(早く気づいて!)。ありがとう中村B!
 ロケットのテンポが速くてズンズンしてる感じ(わかりづらい)も好きだし、男役群舞は文句なしにカッコよくてエロくて破廉恥でしかもカクカクしてるのがたまらないし、中詰めふうのジャズも楽しくて盛り上がるし。蘭寿さんが歌いながら銀橋渡って、そこから「次はらんちゃんだよ!」的にバトンタッチするところが好きです。こういう歌い継ぎ、ありそうでなかなかないような。
 まあくんがセンターに来たときのよっちが素敵すぎて目を離せません。特にあのジャンプするところ!しかしオペラで見てるともれなくみちるタソが視界に入ってきて、彼のジャンプの表情につい目を奪われてしまうのが困る!(笑)
 どの人のターンもめちゃくちゃ楽しいのですが、やっぱりあのどピンクの壮さんがキャリエールの殻を脱ぎ捨てて「えりたんだよぉ☆」とばかりに登場する瞬間、世界が救われます。壮さんが壮さんらしく存在してくれていればいるほど、幸せで幸せで泣けちゃうのはなんでなんだろう。タランテラのカリプソ然り、オグリ然り、パラディのシャバダバ然り。震災直後のムードに明るい風を吹き込んでくれた、『Bright』のポスター然り。

 デュエットダンスも、シンプルながら雰囲気があって大好きです。振りのなかにキスもハグも入ってるのが、蘭寿さんらしくて恥ずかしくていいですね(笑)

 蘭寿さんの髪型も、見慣れたらふつうにカッコよく見えてきました。いや、叶うならば一度くらいは前髪おろしたバッサバッサの髪型であの燕尾を観てみたいけど…!でもそしたら鼻血吹いて千秋楽まで全公演通いつめちゃうからやっぱりオールバックでいいや。うん。

 …そんなこんなで、フィナーレを観るたびに幸せをかみしめている次第であります。
 暑い夏の残りは熱い花組とともに必死で乗り切る所存!
 猛暑がつづきますが皆様もご自愛くださいね。
posted by 白木蓮 at 19:55 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 30, 2011

花組ファントム2011・その3

 花ファントムについての個人的覚えがき、第2幕。
 相変わらずだらだら書いてますのでスルーしてやってください。


・2幕冒頭のWithout Your Music、従者のダンスが激しくなっていて目を見張る。あんなアクロバティックな振りなかったよね…??
 でんぐり返ししたあとで肩にかかった燕尾の裾をはらうよっちがとてもツボ。

・ここで何といっても突っ込みたいのは、「エリックがクリスティーヌのために用意した部屋がドリーミーすぎる」ということです(笑)
 なんだあのベッド!かわいすぎるだろ!トゥーンタウンにある「ミニーの家」みたいだったよ!蘭寿さんの趣味であんなの作らされた従者たちかわいそう><
 …とか思っていたのですが、基本的には色調も模様(つる草模様)も前回と同じらしい。前回はベッドの側面がほとんど布で隠れているのであまり模様が見えないので、そのせいのようです(と教えていただいた)。でも前回もあんなにハートっぽいつる草模様だったっけ?遠目にみると、至るところに隠れミッキーならぬ「隠れハート」があるように見える模様なのですが!(笑)

・とりあえず、蘭寿さんに「ここはかわいくネ!」とか言われておとなしくトントンカンカン叩いてるよっちたちを想像するとすごく楽しい(役名で言えよ)。たぶんいまっちは自ら「ここは紫色がいいんじゃないですかっ!?」とか鼻息荒く提案していると思う。きらまさとは細かい作業が苦手なので木材を運んだりする係だと思う。完全にイメージです。

・眠っているクリスティーヌにそっとキスするエリックを見ると、本当にせつなくてキュンとしてしまう…。
 すごく愛情を感じるし、だからこそ悲しい。

・キャリエールに怒ってるエリックの身振り手振りが、すごく蘭寿さん全開でカワイイです。特に「僕がこの地下に火を放てば、このオペラ座は永遠になくなってしまう」みたいな台詞のところ、フェニックス・ライトが法廷に立ってるのかと思うようなキレキレ感!(笑)
 ところでこの台詞、前からあったっけ?なんか聞き覚えがないような?と思って2006年版のDVDを見てみたら、オサ様は
 「おまえには他にやり方があったはずだ。このオペラ座を焼き払ってしまうこともできたのに」
 と言ってますね。そうか、キャリエールにやらせる案だったのか!(笑)
 このあたりの変更は、蘭寿エリックの能動性を物語ってるような気もします。

・クリスティーヌへの愛をキャリエールに語るエリックを観てると、やっぱりとてもせつないような痛々しいような気持ちになる。たぶんキャリエールもおなじ気持ちなんじゃないかと思う。

・ストーリーオブエリックは、全体的にわかりやすいというか、よりストーリー性の強いダンスになったと思います。若干「語りすぎてる」感じもあるので、賛否が分かれるところかなあ。でもバーにもたれてバレリーナを見守るだいもんとかアキラとかアーサー、が可愛いからいいや(そこか)
 くまくまは美声なんだけど硬質な声質なので、ベラドーヴァのイメージとは少し離れるかな…という気がする。とはいえやっぱりキレイな声!あと友人に言われて目からウロコだったのですが、「えりたんの息子が蘭寿さんっていうのは納得しづらいけど、えりたんとくまくまだったら息子が蘭寿さんってのは納得できる」(笑)。なので蘭寿ママ、として考えるとくまくまが適役なのかもしれない(笑)

・まあくんの若キャリエールが初日はちょっと長めのカツラをかぶっていて、そのヅラがぶっちゃけ壮絶にイケてなかったのですが(ぶっちゃけすぎ)、翌日観たら地毛になってました。ナイスチェンジ!

・今回、壮さんの抑えた低音がとても好きだなと思った次第。

・子エリックは、すみ花がやっぱり神がかっていたのでみりおんは大変だっただろうなあ…と思うけれど、危なげなく上手に演じていました。さすがにすみ花のような強烈な印象はないけれど、あれだけできたら十分に及第点だと思う。なんで私こんなにえらそうなの。

・エリック登場後のダンスは、もちろん蘭寿さんが絶好調にキレキレで踊ってたのでオールオッケーです。しかし周りのダンサーがみんな仮面着用なのはちょっと淋しい…。顔確認したいよう。まあ、前回のように「仮面を手にもって踊ってる」よりは、「仮面をつけてる」ほうが場面のコンセプトに沿うと思うのでいいんですが。

・フィリップの新曲ソロがあまりにもみわさん仕様すぎて、アテガキとしか思えない…!どことなく昭和なメロディアスさが完全にみわさん!別に曲調が似てるわけではないんですが、みわさんへのフィット感という意味で『ラブ・シンフォニー』の中詰め後のねっとりソロを思い出しました(そういえばあれも中村Bである)。渾身のアテガキぶりに、これ役替わりのまあくんは曲が変わるんじゃないかと思えるレベル(笑)

・ああ、いいなあみわさん。好きだなあ。

・カルロッタ殺害シーンが、前回版ほどホラーなビジュアルじゃなかった(笑)
 そしてこんなシチュエーションであってもらんとむイティカの並びにときめきます(病気)。蘭寿さんがイティカに花束と見せかけた剣を突き刺すくだり、『スカウト』でラルゥにナイフを突きつけてたショーンを思い出したり(病気)。花束を投げる蘭寿さんの仕草もすごく好きなのですが、最後にバラの花びらが降ってくる演出がイイ!舞台に残った花びらがあとから「血痕」として扱われるのも。

・ファントム恒例、「よってたかってエリックのおぐしを直す従者たち」。
 これもニヤニヤと待機していたら、よっちが率先して蘭寿さんの髪を撫でつけはじめたので全力でロックオンしました。俺得!
 あの場面は本当に我々従者スキーのためにあるとしか思えないですよね。ええ。かまわれてるエリックがかわいい…。

・2幕に入って「蘭寿エリックは白がお好き」疑惑発生。
 ビストロでクリスティーヌのために用意するドレスも白だし、2幕で眠っているあいだに着せられるドレスも白だし、ストーリーオブエリックでエリック本人が着てるのも白だし、ついでにいうとデュエットダンスの衣装も白(それあんまり関係ない)
 …と言ったら友人に「何その処女信仰みたいなの!ヤダ!」と言われましたが、私もイヤです(笑)
 まあ実際のところは、初演の花總さまに倣っただけかもしれませんが。花總さまもビストロ・2幕とも白ですよね、確か。

・ビストロのドレスはともかくとして、2幕のクリスティーヌの衣装はあやねたんのが好きだったなあ…。清楚な水色で、適度に普段着っぽさもあって。
 今回のらんちゃんのはサテンみたいな生地で全身ツヤツヤキラキラしすぎているのと、ラインも後ろのスカートをかなりふくらませているので、ちょっとドレッシーすぎる気がします。綺麗なんだけど、らんちゃんにはもっと素朴なほうが似合うんじゃないかしら蘭寿さん(知るかよ)

・「いまでは鳥が鳴いている」の笛を吹く係は誰かなあワクワク☆と初日からはりきってオペラをスタンバっていたら、まさかのいまっちで盛大に吹く。いまっちー!!
 期待を裏切らない素晴らしい笛吹きっぷりで、客席に向けた背中が完全に「どやっ!」て言ってました。そんなんできるのいまっちさんだけです。さすがです。

・この森の場面、蘭寿エリックが本当に幸せそうなピュアな顔をしてて、クリスティーヌを慈しむ気持ちが全力で伝わってくる。特に詩を読むくだりでクリスティーヌが戸惑った顔をしたときの
 「あとで読もう」
 という台詞に、彼女を傷つけたくない、楽しんでもらいたい…みたいな思いが溢れていて胸が痛くなります。

・ここの場面はらんちゃんがどう見ても完全なる闇キャラ(笑)なので、よけいに蘭寿さんへの憐憫の情が増す、というのもあるのですが。
 あやねたんはあの場所がほんとうの森だと完全に信じ切っているように見えたけれど、らんちゃんは絶対あそこがエリックの幻想なのを知っていると思う。のに、あやねたんぽく微笑んでいるのがけっこうこわい!本当にあのポスターのような微笑み!(゚Д゚;)))
 さらに「あなたのお顔を見せてください」のトーンがすごくこわくて、My True Loveも微笑んだまま一点を見つめて歌ってるのがこわくて、その横で蘭寿さんはガクガク悶えてて、なんかもうどうしていいかわからない!(笑)

・さんざん悶えたのち、すっかりらんちゃんの妖術にかけられた蘭寿さん(笑)が満面の笑みで仮面を外すのが…つらい……。
 しかもミッション完了した黒らんちゃんが、怯えて息を飲むとかそういう生半可なリアクションではなく、容赦なく黄色い悲鳴をあげて去っていくという。ちょ、蘭寿さんの傷口に塩…!!(笑)(笑ってる場合じゃない)

・そりゃあ蘭寿さんも絶叫するよね。涙こぼして泣き崩れるよね。あの黒らんちゃんには誰も勝てないよね☆
 …と茶化してみたりしつつ、蘭寿さんの号泣にうっかりもらい泣きしているのであった。

・えっと、現時点では以上のような解釈しかできない場面なのですが、らんらんはこの芸風(?)で楽まで突っ走るのでしょうか。いや、すごく面白いんだけど!
 回を追うごとに二人のお芝居も変わってくるだろうなと思うので、次に観るときはまたちがう解釈を試みたいと思います。黒らんちゃんがどこまで進化するのかwktk(笑)

・前にも少し書いたように、蘭寿さんにMy Mother Bore Meが合っていたのがすごくうれしかった!大好きなナンバーだし、オサ様のも大好きだったし、だからこそ難しそうだな…と思っていたので。
 やっぱりラブソング(と定義していいのかどうか分からないけど)を歌っている蘭寿さんが好きです。
 このナンバーを歌いあげたあとでなぜか意気揚々とハケていくのは春野さんの専売特許だと思っていたのですが、蘭寿さんもけっこう明るく堂々とハケてた。え、あれデフォなの?(笑)
 あと背後のカーテンが謎の母子絵じゃなくてちょっと安心。一面のロウソクでした。

・黒らんちゃんも余裕で受け止められそうなみわさんが大好き。

・そして蘭寿エリックはやっぱりケンカが強そうです。あんなにすぐ撃たれちゃうなんて信じられない!並みいる警官たちを相手に半日ぐらいは余裕で戦っていられそうなのに!(笑)

・キャリエールの「ここはたった今見たところだ」の防御がどう見ても不自然なんだけど(演出的に)、それを分かっていてわざとその場を離れる(そしてキャリエールを泳がせる)ように見えるまりん警部がすごく有能そうでカッコイイ。

・You Are My Own、場面として好みだったり泣いたりしたことはないのですが、先日書いたように、今回の2回目観劇で生まれてはじめて泣きました。
 やっと自分を受け止め愛してくれる人に出会えたエリックがとてもとても幸せそうな顔をしていて、キャリエールはまさに渾身の絶唱という感じで本当に大きくあたたかくて…。
 本当に、言葉にできないいろんな思いが込み上げてきた。

・歌の前の「それも悪くないな。そんな一瞬なら生きるに値する」も、まじりっけない愛情に満ちていてすごく蘭寿さんらしいなと思う。たぶんあのくだりがあったから銀橋で泣けたんだと思う。

・みわさんは羽交い締めにされるのが似合いますね(笑)

・You Are My Ownの蘭寿さんがあまりに幸せそうで、壮さんがあまりに包容力溢れているので、エリックの死ぬくだりがすごく幸福なあたたかいシーンに感じられました。そこに至るまでの彼の苦しみに過剰に共感しちゃってたこともあって(笑)、ああやっとエリックが解放されたんだなあ、楽になれたんだなあ…と思えた。
 クリスティーヌの腕に抱かれている時も本当に本当に安らかな表情をしていて幸せそうで、観ているほうも救われました。

・しかし感動してるところに笑いをもたらしてくれるのはやっぱり愛しの彼らであります。
 従者!
 今回もばっちり盛装の従者!!
 あの姿は本当にね…我が心の琴線をビリビリと震わせるのですよね…。

・マントにシルクハットを一部の隙もなく着こなした従者たちが整列してきた瞬間、全私が涙を一瞬忘れて「キタ━━━━(゜∀゜ )━━━━!!!!」と快哉を叫びました(おちつけ)
 しめやかな表情でエリックを運び上げようとしたら明らかにマントが邪魔で肩にかけ直してる姿とか、もう、アホかわいすぎてどうしたらいいのか…。
 大好きです。大好きです。大事なことなので2回言いました。

・しかし、今まで考えたことなかったけどお披露目公演で葬儀(?)の場面っていうのもなんだかすごいな。
 …とちょっと思ったけど、従者は面白カッコイイし、らんちゃんはピアノを叩いて召還魔法を使ってるし、蘭寿さんもそれに合わせてあっさり出てきて歌っちゃうし、なんか陽気な気持ちで終われるのがこの作品のいいところですね!(笑顔)

・ここで召還されてきた蘭寿さんの歌が、作品中でいちばんと言っていいぐらい好きです。やっぱりMy Mother Bore Meが好き。このラストの部分は特に、すべてから解き放たれた表情でストレートにクリスティーヌへの愛を歌っているのが、すごく蘭寿さんらしくていいなと思います。


 …ここまで数日間にわたる歯痛と戦いながらちょっとずつ書いてきたのですが(ついったーをご覧の皆様はご存じかと思いますが、歯痛を放置してたら腫れあがって大変なことになっておるのです)、力尽きたのでここまで。フィナーレは別項で!

 WEB拍手にて「本当は見てみたいけどどうしたらいいのか…」というメッセージを下さったヅカ初心者の方、ぜひぜひこれを機にナマの舞台を観にいってみてくださいませ!チケットは意外とどうにでもなるものですよ。当日券も劇場で売ってますし、おひとり様でも全然大丈夫です!
 ちなみにファントム東京公演は8月12日からですよー(宣伝)(しなくていい)
posted by 白木蓮 at 23:52 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 26, 2011

花組ファントム2011・その2

 花組ファントム、とりあえずいろいろと覚えがき。


・指揮者が塩田先生でした。そのせいかどうかは分かりませんが、オケのレベルがいつもより多少高かった気がする…。分かりやすくカマしたりとかはなかった。
 まだ歌と演奏が馴染んでいないところもあるものの、芝居前のオーヴァーチュア(があるのです!)もすごくよかったし「Where in the World」のたたみ掛けるようなスピーディさも好きだったし、今後が楽しみです。

・初日の幕が開き、オペラ座の屋根に蘭寿さんが現れて「僕の叫びを聞いてくれ」を歌い出したときは、やはり感慨深いものが…。
 ああ、ここまで来た。
 と思いました。本当にもう単純に。

・しかし従者が出てくるタイミングであやまたずオペラを移動させる私(…)。
 キターーー!!!!よっちのセリ上がりキターーーーーーーーー!!!!!
 しかもロン毛!!!!
 しかもルナっちとシンメ!!!!
 すみません、ここで完全に心拍数が上がりまくりました。だって本当にかっこよかったんだもん!よっち!

・ちなみに、ずっとよっちを追っててオペラをずらしたらシンメ位置にルナっちがいたのでシンメだと思ったんですが、2回目に確認したらこれはセリ上がってから移動しているようで、上がる最中はよっち&きらまさとがシンメでした。きらまさとがまたイケメンすぎて!!何ぞこのイケメン集団!!
 ルナっちとシンメで上がってきてるのはふじP。チリチリヘアーがラブリーです。

・白鳥→黒鳥のとしこさんポジはじゅりあ。
 じゅりあを大きなマントで包んで隠す蘭寿さんがなんかかわいい。
 かつ、後ろでよっちが由舞タソの衣装を脱がせてたので「がんばってよっち!」とエールを送っておきました(何みてんの)

・プロローグは本当に「踊るファントム」だなあと…。
 とにかくやたらキレキレで、ああBOY先生の振りを蘭寿さんが踊るとこうなるよね、かっこいいよね、と普通に見とれてしまいました。明らかに蘭寿さん仕様のガクガクした振りが追加されてたりとか!(笑)
 いろいろ変わってる気がするんだけど、あの顔を洗うみたいな振りはやっぱりあって面白かった。
 最後、従者たちを本舞台に残してエリックは下手スッポンでセリ下がり。

・パリのらんちゃんかわいー!
 ものすごくマイクが頑張ってるなあと思ったけど(それは蘭寿さんもなのですが)、初日であれだけ歌えれば無問題だと思う。声がかわいいし。

・まあだいアキラもかわいいよー。

・と思いながら上手花道にオペラを向けたら、ソレリがひめかでした(初日の話)
 えっ、きらりは!?!?としばし混乱。幕間になって「急病で休演」というアナウンスが流れたのですが、そのときは分かってなかったので。
 ただ開演が10分ほど押したことから考えて、本っ当に急だったんだろうな、と思いました。というか、そうとしか思えないくらいひめかが大変なことになっていた…。ひめか大好きの私ですら「こりゃ大変だ」と思ったので、きっとものすごく大変だったんだと思う。久々にクラッシャーひめかを見た(そこが彼女のたまらない魅力なわけですが、あの状況下では伝わりづらいよね…という)
 きっとまだ新公のお稽古もほとんどしてないだろうし、とにかく衣装着て舞台に出て段取りこなすだけでいっぱいいっぱいだったんだろうなあ。よくがんばった!
 ひめかが一区切り台詞を言い終わるたびに優しくうなずくみわさんが本当に男前でした。さすがのみわさん。あと、ひめかソレリにちょっかい出すだいもんが超かわいかった!

・2日目のひめかは、歌はともかくお芝居はすごく良くなっていたので安心しました。
 しかし代役云々は別として、本公きらり・新公ひめか、という顔ぶれを考えて今回は「歌わないソレリ」なのではないかと推測していたのですが…ふつうに今までのソレリのパート全部歌ってたな。

・きらりは今日(26日)から復帰なのですよね。おめでとうー!よかった!!!

・そんなこんなでパリのメロディが終わり、場面はジョセフ・ブケーとカルロッタのディズニーフロート(違)へ。
 盆と共に回ってくるあのセットがエレクトリカルパレードのフロートっぽいよね、というのは常々思っていたことではあるのですが、イティカのカルロッタがまた、徹底的に戯画化されたディズニーアニメの悪役みたいで!
 『ジキル&ハイド』のエマとかスカピンのあすかちゃんみたいな、ラーメンを盛った感じの髪型(笑)に、徹底した悪女メイクもすばらしくて見てるだけで楽しかったです。ちっさいのにエラそうで素敵。
 みちるタソのブケーもさすがでした。予想してたよりおとなしかったけど(笑)、タソのいいところは「やりすぎない芝居もできる」ところだなとあらためて思う。

・ここでは蘭寿さんとタソを注視していて従者の登場を見られなかったのが痛恨事。気がついたらもう舞台にいたんですよねー。
 前回とおなじ変な踊りで登場していたのかをぜひ確認したかった…!!!友人に訊いてもまだ真相が不明なので次回確認するつもりではいますが、もし分かる方がいらしたら教えてください(笑)

・オペラ座は人がいっぱいいてとにかく華やか。
 そして高翔さんのイケメンぶりにびびる。ぎゃー!ぎゃー!音楽室の壁にかかってそうなクラシカルな音楽家ぶり!しかもノーブル!ぜったい貴族出身!予想を裏切る素晴らしいおじさまビジュアルで、目を奪われました。
 じゅりあのマダムドリーヌも完成度高いし、女の子たちはとにかく可愛いし、いいなあオペラ座メンバー。去年あたりから春花きららちゃんがやたらオペラに入ってきます。かわいい。

・セリ上がってくるイティカ&みつるきゅんが、本当アニメみたいでかーわーいーいー。

・みつるきゅんwithヒゲがフィギュアみたいで可愛くて、でもすごくイイおっさんぶりです。「おじさま」じゃなくて「おっさん」(笑)。彼のお芝居はやっぱり好きだなあ。ふんぞり返ってる感じがたまらん!!

・天井からの手紙、前回はまっつ(リシャール)が拾って「あなた宛てです」と言いながらキャリエールに渡す、という流れだったので今回はだいもんが拾って渡すのかと思っていたら、今回はアキラが拾ってだいもんに渡してだいもんは高翔さんに渡して高翔さんが「あなた宛てです」と言いながら渡す…という妙な連携プレーだったのが面白かった。
 友人と「だいもんリシャールはきっと字が読めないんだよ!」「『せんせいこれなんてかいてあるのー』って言いながらメルシエ先生のところに持っていくんだよ!」とかいう話をして盛り上がりました。ごめんねだいもん。

・(8月に入って追記。あとから観たら、アキラが拾ってだいもんにちょっと見せて、アキラが高翔さんに渡す…という流れでした。思い込みで妄想しててごめんねだいもん。)

・壮さんキャリエールは、終始抑えた感じのトーンで発声しているのが渋くて恰好いい。こういう声も出せてこういうお芝居もする人なんだ!と、新鮮な印象を受けました。
 ただ、意識してのことだろうけれどいわゆる「壮さんぽさ」のようなものもすごくすごく抑えていて、そのぶん大人しい感じもするので、もうちょっと壮さん寄りになってもいいかな…とは思う。それやると若くなっちゃうから、てことなのかな。でもとにかくダンディで素敵です。

・壁からシューッと出てくる従者たちが好きすぎて2011。

・従者=浮浪者設定は相変わらず(笑)
 「僕が食べ物を手に入れてやらなければ飢え死にしてしまう」のところでがっくりと膝を折るよっちが無力感あふれててカワイイです。

・イティカカルロッタの歌は、ほんとうに「歌えない」設定になってました。高音を張り上げるところでわざとガマガエルみたいな声になったり(笑)。もともとイティカがタキさんのような歌手ではない、ということもあるんだろうけど、この演出がまた戯画的というか分かりやすくコミカルな悪役って感じでよかった。従者たちが耳をふさぐのも当然、みたいな。

・しかし従者たちが本当にイケメン祭り…。みんな髪型のこだわりハンパない…(ほれぼれ)
 ルナっちはやっぱり美しいし、きらまさとはカッコイイし、日高くんがなんだかとってもダイナミックなクールビューティ!
 いまっちが気合い入りすぎてちょっと髪型微妙なのも愛おしい(笑)
 なんていうかもう全員がドヤってて素晴らしいです。ザッツ花組!

・ここでのキャリエールとエリックの応酬は、初日はちょっと違和感があったというか、私の中でつかみきれなかった部分。
 明らかに少年ぽかったオサ様エリックとちがって蘭寿エリックは大人だし(「新しい支配人は幽霊を信じるかな?」の言い方がぜんぜん違うので面白い)、ふつうにオペラ座の外で生きていけそうだし、「そもそもこの人なんでここにいるんだっけ?」みたいなところで引っかかってしまって。
 でも2回目からは自分の受け取り方が変わったせいか、その「ふつうの人」が地下にいなくてはならないことのやるせなさ、どうしようもなさ…みたいなものをすごく感じられた。ので、よかったです。

・Where in the World、会見映像でさんざん言われてた「暗闇ほォー!」じゃないよ!ということにちょっとウケる(謝れ)
 きのうも少し書いたけど、ほんとうに歌は努力されたんだろうなあと思います。曲のリズム感というかスピード感もすごく好き!

・楽屋口の場面、べーちゃんがひめかの代役でした。ぜんぜん違和感なくて、「あれ、もしかして本役だっけ?ひめかがいなくなった分は代役入れずに台詞をみんなで分担してるのかしらん」と真顔で思ってしまったほど。えらいなあ。
 由舞たんはやっぱり本当にかわいい!
 仙名さんのメグが、キュートでそこはかとない可笑しみがあって好きです。

・カルロッタのスタッフたちが90期祭り。ゆゆたんかわええ。

・イティカのThis Place Is Mineは圧巻!大好きすぎる!!
 とにかく思いきった役作りで攻めに攻め、完全に舞台を支配しきっていました。ほんとうにお芝居が上手い人だなあ…とあらためて脱帽。ガナリ声からキュートなアニメ声まで、声の使い分けもすごくて『スカウト』のラルゥを思い出してしまった(笑)。子役やおばあちゃん役でいつも感服させられることではありますが、身体表現もやっぱり上手い。
 カウチやら椅子やらに「カルロッタの過去の舞台スチール(四つ切)」みたいなのがいっぱい飾ってあるんだけど、描かれているイティカがどれも超イケイケな表情をしてておもしろかったです。小道具さんどう考えてもハリキリすぎだよ!!イティカがかわいいからってさあ!!(笑)

・ほんとに素晴らしいので、あとは喉が最後まで健康でありますように…と祈るのみです。怒鳴ったりがなったりで、かなり負担かけてるんじゃないかと思うので。

・嫁バカなみつるきゅんがまた大変かわいい。

・そういえば、タキさんの「春のような」黄色いドレスをイティカも手に取っていたのですが、実際にイティカが「どうかしら?」と言っていたのはもっとオサレな感じのドレスでした。確かにあの黄色いドレスは、イティカだとふつうに似合っちゃいそうだよね(笑)

・Homeはあやねたんバージョンが好きすぎるせいでまだ慣れていないところもあるけど、らんちゃんはかわいい。あと「ピアノに向かう蘭寿さん」が思いのほか好みだった(笑)
 らんらんの声が意外とぶつからなくて合うなあ、というのもうれしい発見でした。

・歌が終わってハケるエリックがすごい高速セリ下がりをしていて、彼がいなくなったあとをふわっとカーテンがよぎる…というステキ演出が。本当に消えたみたいだった!そりゃらんちゃんもびっくりして目をパチクリするわ(笑)
 今までに観たことがある高速セリといえば『ワンダーランド』でポンッと登場したコムロさんですが、今回は下がってるのでさらに怖そう。そして蘭寿エリックめっちゃ運動神経よさそう。

・リハーサルでもエリックが高速セリで登場し、消えるときも高速でセリ下がり。セリ大活躍。
 ファントムの「神出鬼没」感が出ていてとてもよかったです。
 セリにかぎらず、リハーサルの場面はいろいろと変わり、流れが分かりやすくなった感じ。ここでも踊りまくるファントム。
 個人的にはエリックとカルロッタの絡みが増えて、けっこうらんとむイティカなのがニヤニヤポイント。またおなじ舞台に立つなんてなあ…と勝手にしみじみしました。最後にはイティカ突き飛ばされちゃうけど(笑)
 最後、音に合わせてエリックがスッとセリ下がっていくと「おおお!」と思う。

・まあだいアキラがイケメンだなあ。まあくん軍服似合うなあ。
 今回のだいもんのクセ毛ふうパーマがかわいくて大好きです。

・タソの死体が高クオリティ…!まばたきしてない!

・フーガはいろんな人がいろんなことをしてるのでまだまだ見きれてないのですが、従者が出てくるともう従者しか見えない。困る。

・らんらんのYou Are Musicが大好きです。やっぱり恋愛光線を出している蘭寿さんは問答無用で好きだ…!!
 あと、蘭寿さんの「バババババババ」(←発声練習)のノリがなんか好き(ノリって言うな)
 「ォォォォオオオーーユーアーミュージック♪」のクレッシェンドが思ったほど恥ずかしくなくて、ホッとしたような残念なような(笑)

・ビストロ、前半はひめかをハラハラと見守っているうちに時が過ぎました。でも本当に本当に美少女。そしてみわさんが心底男前。
 エリックの声が聞こえてきたときにパーッと笑顔になるらんちゃんがかわいいです。
 しかし銀橋を渡るエリックを目で追いつつ、真顔でポーズとってコーラスする従者たちを眺めるのは至難の業なのであった。ぐったり。

・シャンドン伯爵が全体的に「愛音羽麗ここにあり!」という感じで大好きなのですが、ビストロのあとの浮かれソング(違)も超みわさんぽくてすごくいい!!好き!!
 「Oh, クリスティーヌ♪」のとこの発音とか、らんちゃんとの噛み合ってなさとか、毎日ちがう女の子に「君は本当に素晴らしい!」って言ってそうな(しかしそんなことは大した問題じゃないと思わせる)キャパの広さとか、とにかくすべてがツボ。みわさんLOVE。

・そのあとで花束を手に出てくるエリックのかわいそうっぷりが…。
 本当にかわいそうすぎて胸が痛い。だってあんなドレスまで用意してクリスティーヌを送り出したのに!お花持ってビストロまで迎えにきたのに!
 今までのエリックももちろんかわいそうではあったのですが、やっぱりあの「お花」というアイテムがかわいそうさを何倍にも増幅させますよね。生身の男性としての、リアルな痛みが伝わってきてしまう。

・しかしそのあとの新曲が突っ込みどころ満載すぎて動揺を隠せません(笑)
 曲調がなんだかロシアとかポーランドとか、そのあたりの民謡みたいな物悲しい感じなのも不思議だし(今ふと、そういえば「百万本のバラ」っぽいなあと思って調べてみたらあの曲もラトビアの曲なのですね)、歌詞もいろいろぶっ飛んでるし。「彼女の愛を失ったら」って、そもそもまだ彼女の愛を得てないのでは…?という(笑)
 でも花束の受け渡しリレー(周りのダンサーちゃんたちがすごくがんばってて、いつのまにか蘭寿さんの手から離れた花束がまたいつのまにか蘭寿さんの手に戻っている!)を2階で見てたりするとすごく面白いし、あの曲調も慣れたら蘭寿さんに合ってるような気がしてきました。単純☆

・ここのダンサーに入ってるひめかがすごくイキイキしてて、あーソレリ大変なんだろうなーと思いました。踊ってるひめかのかわいさと表情豊かさは余人をもって代えがたい。

・蘭寿さんの指揮が(予想にたがわず)めっちゃ機敏でキリリとしていらっさる!かっこいいいい!!
 エリックがオケボックスから出ていくときに入れ替わりで指揮台に戻る塩田先生の動きも非常に敏捷でした(笑)。踊る指揮者2名(笑)

・妖精さん役のまあくん&アキラがとっても恥ずかしいです。と書いたところで、役替わりではみつるきゅんが妖精さんをやることに気づいた。なんだそれ照れる!
 ここのひめかがリアル妖精さんでした。かわいかったーー。きらりも楽しみ。

・だいもんオーベロンが…超美声……!!!!!
 いやそのあの、開演1時間以上経ってはじめて本物の歌ウマ男役さんが出現したときの衝撃ときたら、もう。ねえ。いろいろすみません。
 いつものだいもん比で考えてもこのソロは本当に素晴らしいと思う。もちろんいつもすごく上手だしドラマチックなのですが、今回はたぶんオペラを意識した朗々とした発声で、それがもうほんっと美声なの!惚れる!もっと歌ってー!!
 ソロあれだけなのがめちゃくちゃもったいない…。オーベロンにまるまる1曲歌ってほしい、と思うくらい素敵な歌声でした。

・それにしても、オーベロンの衣装がすごいということはよくよく知っていたはずなのに、実際見たら思ってた以上にすごかった(笑)。あらためて衝撃を受けた。

・蘭寿エリックはとてもケンカが強そうです。

・ここで戦いにくる従者たちが全員しっかりマント着用なのが本当におもしろいよね。マント着て剣持って側転したりとかさ、何なんだもう釣る気か!ばっちり釣られてるけど!

・どうしてかわからないけど、蘭寿さんの
 「君はこれを飲んだのか」
 がとても好きです。
 もちろんお姫さま抱っこも大好物です。

・そしてみわさんの慟哭芝居が炸裂ですよ。
 ドアの耐久性が心配になるほどの蹴倒し芝居もさることながら、セリ下がりながらの
 「クリスティーーーーーーヌッ!!!!!」
 がザ・みわさんすぎてwktkが止まらない!それでこそみわさん!!

・ボートを漕ぐ蘭寿さんの「恋に一直線」なかんじが好きだなあと思いつつ、1幕終了。


 ということで、いったん切ります。
 まちがってるところがあったら訂正していただけるとうれしいですー。


 あ、WEB拍手へのお返事。今回プチミュに行くのを忘れてしまいました…!!蘭寿ワールドが展開されているとの事、次回忘れずに行ってきたいと思います。リマインドありがとうございます!

 あと、少し前に「アンケートの集計結果はどうなりました?」というメッセージをいただいたのですが、昨年末にあわててアップしております!リンク先はこちらです!→@ABC
 …というお返事でよろしいでしょうか?遅くなって申し訳ありませんでした><


 ファントムで頭がいっぱいになる前にノバボサ役替わりBパターンのことをメモっておこうと思ってブログ書きかけてたのに、ほぼ書き終わったところで消してしまったのが未だにくやしい。もう思いだせる気がしない…。でもCパターンもなんとかして観にいきたいです!
posted by 白木蓮 at 23:46 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 25, 2011

花組ファントム2011・その1

 花組大劇場公演『ファントム』。

 初見はやっぱり慣れ親しんでいる2006年版と比べながら観てしまっていて、入り込みきれないところもあったりしたのですが…
 翌日に2回目を観たらいろんなことが腹に落ちて、新しく今回の『ファントム』を好きだ!と思えました。
 舞台そのものも2日目のほうが硬さが抜けてよくなっていたこともあり、なぜか初日より2日目のほうがだーだー泣いてしまった。何このタイミングずれてる人!


 ****


 私にとっていちばんよく見ているエリックはオサ様なので、どうしてもオサ様との比較になってしまいますが
 オサ様エリックがあくまでも「理想の声」とか「至上の美」とか「母のごとき慈愛」とかの崇高なもの、ある意味で偶像的な存在としてクリスティーヌを求めたのに対して、蘭寿エリックはもっと「女性」としてクリスティーヌを愛したように見える。別にヘンな意味ではなく(笑)
 それに呼応するように、あやねクリスティーヌは本当に聖母のような存在だったし、らんちゃんクリスティーヌはすごくリアルな女の子、という感じがします。
 たぶん蘭寿エリックにとって「天使の声」とかのプライオリティはそこまで高くなくて(笑)、母親の声に似ているというのもそこまで重視していなくて(笑)、なんでクリスティーヌを愛したかといえばそれはもう単純に「彼女が彼女だったから」なのだと思う。ただ単に、ひとりの女性として彼女を愛したのだと思う。きっかけは歌だったとしても。

 オサ様エリックは自身がまさに「音楽の神が遣わした天使」のようだったけれど、蘭寿エリックはあくまでも人間であり、ふつうの男性なんだろうなという気がします。
 だからこそ切ないし、本当かわいそうな人だなあと素直に思う。たぶんこの人、顔さえ「もうちょっとマシだったら」すごくまっとうな生活してるよ!ソーラーパワーを浴びてガールハントして薔薇色のキャンパスライフだよ!(どんなイメージだよ)(ちなみにオサ様は、顔がイケメンでも引きこもって音楽ヲタクの道を歩んでそうな気がします)
 「でも僕はできないんだよな。ときどき僕は、このオペラ座の地下以外に自分の居場所がないことを忘れてしまうんだ」のくだり、いやいやアナタなら大丈夫ですよ!外に出ても絶対居場所ありますよ!と思わずにはいられません。
 そんな健全な性質の彼だからこそ、ただただ「顔が醜い」という理由ゆえに世界から拒絶され、愛した女性からも拒絶される…という現実があまりにもあまりにもリアルで、残酷で、胸が痛い。どれだけ心が美しくても、どれだけ純粋に彼女を愛しても、それでも世界はいやおうなく彼を拒絶する。顔が醜いから、ただそれだけで。

 …そんなの悲しすぎる。

 今回はじめて、「ほんとうのエリックの顔」にすごく思いを馳せました。わりと毒々しい感じの傷にはなってるけど、でももちろんタカラヅカだからやっぱり綺麗な顔。ほんとうのエリックの顔は、きっとそれどころではないんだろうなあ。もしかしたらパーツが判然としないぐらいの。ほんとうに「怪物」としか思えないほどの。だってそうでないと、あのエリックがそこまで傷つく理由にならない。
 とか考えていたら、「美しさ」を売りにする劇団があえてこの作品をやるってすごいよなあとしみじみ思いました。イヤだとかじゃなくて、なんか倒錯的というか…。だって、信じられる?あの醜い怪人が、私たちの誰よりも美しい顔をしているなんて(マダムドリーヌ口調)


 ともあれ、そんな感じで蘭寿エリックが腹落ちしたせいか
 2回目の観劇、たぶん生まれてはじめてYou are my ownで泣きました。
 人としてここまで苦しみ抜いてきたエリックが、はじめて(母親を除き)自分を無条件に愛し赦してくれる人と出会えたんだなあ、ずっと背負ってきた重荷をやっと下ろせたんだなあ…と思って。キャリエールの過去がいろいろアレすぎるのは06年版でさんざん突っ込み済みなので、今回は忘れることにする(笑)
 きょうは上手側だったので、エリックの顔がすごくよく見えて、その顔をみたらなんだか色々どうでもよくなってしまったのでした。
 よかったね、楽になれて。と素直に思った。
 壮さんがまた「絶唱」という感じで、いままでに見たことがないタイプの包容力を見せていて、ステキだったなあ。
 「でも、声はいいだろう?」「とても良い」のくだり、壮さんが「とってもいい」と言ってるのがツボです。この「っ」が入るところ、すごく壮さんらしいと思う(笑)
 

 ****


 らんちゃんクリスティーヌとの関係性については、全体として前述の「リアルな男女」がベースにあるなあとは感じるものの、お互いにまだまだ模索中という感じがするのでこれからどうなっていくのかが楽しみ。

 とりあえず現時点では、My true loveのらんちゃんが恐ろしすぎてポスターまんまの漆黒キャラです!こわい!かつ、とても面白い!(笑)
 初見のとき、「あなたのお顔をみせてください」というらんちゃんの声があまりにも恐ろしかったので思わず二度見。
 そのあとのMy true loveも、すごく綺麗に歌えてるのになぜか蘭寿さんに向かって妖術をかけているようにしか見えなくて「らんちゃん覚醒ver. キターーーーーー!!!!」と客席で震撼。
 そして蘭寿さんはといえば、
 妖術にかけられてものすごい勢いで身悶えております(笑)
 悶えてるし震えてるしガクガクブルブルしてるし!全身で「どうする、俺!」って言ってるし!何このおもしろい人たち!!!!(笑)

 ということで、らんらんの今後がすごく楽しみだなあ!という話でした。
 あ、歌は二人とも本当に本当にがんばっていたと思う!らんちゃんも上手になってたし、蘭寿さんもいつもの「母音を張り上げそうとするとhが入る」クセを極力抑えているように聞こえました。どちらもとても丁寧に歌っている感じがしてよかったです(贔屓目が入っているのは重々承知です)
 蘭寿さんは意外とMy mother bore meが似合うんだなあというのが新しい発見でした。あの曲がいちばん好きかも。恋愛感情をきちんと乗せた歌だからかな。悶えたあとだからかもしれないけど(笑)


 超ざっくりな蘭寿エリック考察は以上!
 次回からは細かいツボとか突っ込みとか従者ビュー(笑)とかについて熱く語りたいと思います。ニヤニヤ。
posted by 白木蓮 at 23:14 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

May 10, 2011

ファントム集合日

 いよいよ花組の集合日。

 集合日前にここまで緊張したことはない、というほど緊張しました…。きのうの夕方からソワソワと落ち着かず、きょうは朝から「おまえが集合するわけじゃないんだから落ち着け」ぐらいの勢い。いろんな意味でドキドキした。



 ひとつには、やっぱり退団者。

 由舞たん、らんかちゃん、初花クン&花輝クン……。

 言わずと知れた我らがアイドル由舞たんも、まだまだこれからだと思っていたらんかちゃんも。
 全員芸名に「花」「華」の入っている花92期娘役陣が、花織・千華(あまちゃき)につづいて初花・花輝と抜けてしまうのもさみしい。由舞たんも「華月」ですね。
 次から次へとカワイコちゃんが出てくるのが花組のおそろしいところではあるけれど、それでも、かわいいかわいい花娘がいなくなってしまうと思うと本当になんともいえない喪失感をおぼえます。特に由舞たんは、パラディで素晴らしい娘役ショースターぶりを見せつけてくれただけに…惜しい。やっぱり惜しい。

 ****

 もうひとつは、配役。
 花娘マジック的なところでいうと、一花カルロッタ!華耀ソレリ!うわあああ!!!
 きらりソレリ、予想の斜め上を行っててびっくりしたけど超たのしみです。みわさんフィリップはソレリがどんだけ暴走しても笑顔(とウインク)で受け止めそうだけど、まあくんフィリップは大丈夫かな…と一瞬心配になったところで二人が同期だということを思い出した。なんだそれ楽しそうすぎる。
 イティカカルロッタも超たのしみです。だってみわさん×イティカ、とか!みつるきゅん×イティカ、とか!なんというラブリーな支配人夫婦。ショレとカルロッタのいろんな場面を回想してはニヤニヤが止まりません。カルメンでも何でもやってしまえばいいよ。個人的には、蘭寿さんがイティカを蹴り倒したり最終的に○○(一応伏せてみた)するのかと思うと、久々にらんとむイティカ好きの血が騒いで困った感じです。
 かわいいイティカだと逆にプリマドンナに違和感なくて話に無理が生じるような…という気がしなくもないのですが、そこをどうねじ伏せてくるのかも楽しみ。こういう大きな役がちゃんと組の娘役に回ってきたことも喜ばしい。

 さあやヴァレリウス、くまくまベラドーヴァ、だいもんリシャール(オーベロン)、あきらラシュナル、アーサーボーイ長…などなど、楽しみな配役を挙げればキリがありませんが
 実のところ、本日の配役における私的トピックはこれ一択です。


 よっち=従者の長キタ━━━━(゜∀゜ )━━━━!!!!


 前々から友人諸氏と「よっちが従者の長だったらいいね」「うん、でも、キャラ的にジョセフ・ブケーっぽいよね」「似合いすぎるよね」「よっちの死体…」という話を繰り返していたのですが
 ジョセフ・ブケーはまさかのみちるタソ。そうかそっち路線でいくのか!(笑)

 ということで念願のよっち従者が(しかも長で)見られることになり、狂喜乱舞しております。
 前回の花ファントム当時からこのブログを読んでくださっていた方はご存じだと思うのですが、私は本当にあの従者というキャラを愛しているので…!(笑)蘭寿エリックと一緒によっち率いるイケメン従者チームを見られると思うと、それはもう盆と正月がいっぺんに来たような心持ちです(おちついて)
 みちるタソのジョセフ・ブケーもたのしみだなあ。あのエレクトリカルパレードみたいなフロートにタソとイティカが乗って盆回りしてくるのか!ニヤニヤ。

 あと斜め上すぎたのがさおりさんのメルシエ(音楽教師)。音楽教師って、前回みとさんがやってたやつですよね?女役ですよね?でも役名がちがうからきっと男性に書き換えるんですよね?
 …と混乱したものの、あの役どころの寡黙でシニカルな佇まいはさおりさんに合いそうだなあととても楽しみにしています。Homeの場面のストップモーションとか、絶対に素敵だと思う(笑)

 ****

 きょうの集合日に当たってやたら緊張していたもうひとつの要因は、やはり、「組替えしてはじめての集合日」ということです。それこそ「おまえが心配してどうする」度MAXなのですが、前にいた組とはいえ時間も経ってるし立場も変わってるし、そりゃ緊張するよね…と、想像すればするほど自分まで勝手に超緊張。身内か。
 ほんとこればっかりは私のようなファンごときが気を揉んでどうなるものでもないので、良いスタートを切れていたらいいなあ、と祈るばかりです。

 花組の皆さんが素敵な初日を迎えられますように。
 これからのお稽古、がんばってください!
posted by 白木蓮 at 23:35 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 22, 2011

パラディの壺

 花組『Le Paradis!!』の簡略メモ。

 思ってたよりも全然回数観れず、おまけにあんな盛りだくさんのショーなので本当に目が足りなくてちっとも覚えてない…のですが、とりあえず、楽の前に書いておきます。
 未だにプログラム買ってないので、順番とか配役とか間違ってたらすみません。


・オープニングのゆるやかな音楽が好き。あの音楽と照明だけで、すごく楽しいことが始まる感じがしてわくわくします。

・ゆずかれーくんが可愛い!華やか!!さすが!!
 …しかしあの柚香くんを観るたびに、「研3のこの子がやってる妖精さんの役回りを、何の違和感もなく研12で演じたみわさんってすげーな」とつくづく思う。あ、赤熱海のシェルね。

・オープニングはチョンパ。
 明るくて華やかで、レビューで、なんかもう…イイ!!相変わらずのボキャ貧ですみません。でもほんと無条件に幸せな気持ちになる。
 蘭ちゃんのカンカンもかわいいー。花娘かわいいー。

・みわさんが男役を従えて現れる瞬間、「ザッツ花組!」というムンムンしたオーラに激しくテンション上がります。
 みわさんの花男スキルもさることながら、周りがとにかく濃い…!
 ぶっちゃけ振りはぜんぜん揃ってないんですが(笑)、もう、ひとりひとりのアピールが花組すぎてたまらん。どこを見ても楽しくて大好きです。

・そして壮さん。娘役を従えるのがこれほど似合う人はいない、壮さん。
 ずらりと並んだ娘役ちゃんたちがこれまたレベル高すぎて…!
 え、さっきカンカンであんなに可愛い子たちがいたのにまだこんなにカワイコちゃん揃えてるんですか?あのちっこくてキュートでコケティッシュなイティカさんが花娘最上級生って本当ですか?ついさっきまでおばあちゃんやってたって本当ですか?花娘すごすぎませんか?(おちつけ)
 イティカじゅりあきらり由舞のダルマ勢揃いを見られるとか本当にありがたすぎて寿命が延びそうです。周りもみんなかわいい。あまちゃきとひめかはやっぱり犯罪的にかわいい。
 この錚々たる花娘(しかもダルマ)を、あっけらかんとした笑顔で全員ウェルカム!って受容できちゃうのが壮さんの素晴らしいところだと思います。

・それにしてもこのプロローグ、みんなの出ハケのステップがめちゃめちゃかわいいですよね。

・満を持してのマトヴさん。
 ここのトリコロールの衣装がすごく好き!清潔感があって華やかで、マトヴさんによく似合ってるなあと思う。
 はるちゃんのソロ(初見で半泣きになった)がドラマティックでいい。男役群舞もかっこいい。

・大勢揃ってのプロローグ締めは、光に満ちあふれていて本当に観てるだけで幸せになります。

・そこから銀橋への流れも好きだなあ。いい具合のヌケ感があるというか…寒くなったり痛々しくなったりしてもおかしくない場面なのに、全然そんなことなくて、おしゃれでウイットに富んでいて軽やか。
 女役さん(笑)4人が、コメディに終わらずそれぞれリアルなんですよね。こういう、ゴツくて怖いけど(失礼)個性的でチャーミングなフランス女性っていそうだなあと思う。衣装もシックでステキ!
 4人とマトヴさんのバランスもいいなと思います。お互いに、どう出てもちゃんと返せる感じが。

・で、カフェ!!
 ここはほんとにどこ観ていいか分からなくて迷う!!
 壮さん筆頭に花組が誇るイケメンズのギャルソン姿は最強だし、イティカ率いる花娘のかわいさときたらハンパないし、ふみかとさあやの歌も大好きだし、もうどうしていいやら。
 タカラヅカを観ていてつねづね思うことではあるのですが
 男役のかっこよさはもちろん、娘役のかわいさも決して若さゆえのものではなく、年月と共に磨かれるスキルなのだなあ…ということを、この場面を観ていると強く感じます。イティカもきらりもゆまたんも、下級生の頃より今のほうがずっとかわいいもん。舞台上の、技術としてのかわいさ。(あ、3人は素顔もふつうにかわいいけど)
 言うまでもなく、その娘役ちゃんを受け止める壮さんやみつるきゅんやめお様の花男ぶりも素晴らしいし。みつるきゅんのギャルソンコスは反則…!!!!

・しかしなんだかんだ言ってこの場面、何度観てもしゅんゆゆばっかりオペラで追っているのであります。
 単体でもステキだしコンビとしてのバランスも最高にいいし、なんていうか、醸し出す雰囲気が「パリ」なの!パリの小粋なカップルなの!!何言ってるのかわかんないけど!!
 はー、ゆゆたんかわいいなー。

・最後にカップルでメニューを開くときの壮さんの笑顔に超癒される。

・みわさんとあまちゃきの場面もかーわーいーいー!!
 あまちゃきがほんっとかわいい(私さっきからかわいいしか言ってない)。みわさんの包容力はんぱない。娘役に向けるみわさんの眼差しが大好きです。体格的にはそこまで変わらないはずなのに、ほんとにあまちゃきがすっぽり包まれてる…!!はあああ。

・まと蘭の「雨のパリ」(という題なのかどうかは知らないけど)は、なんていうか、「サブリナ後日譚」のような気がして勝手にキュンとしてしまいます。ああライナスとサブリナでパリに行ったんだね、パリは雨の日が素敵なんだよね、みたいな。まあサブリナの言に従うなら傘をさしてはいけないのですが(笑)
 加えて、場面全体の雰囲気がなんとなく『TUXEDO JAZZ』のRainy Night in Old New Yorkを思い出させる感じもあり、そのころのことも重ねてまた切なくなったりしています。

・後半に4人で歌うメンバー(らいらい、めぐむ、アーサー、ネコくん)が、妙にキャラ立ってて面白くていつもニヤニヤしてしまう。4人とも、こう、過剰にドラマティックというか…(笑)

・だいもんとはるちゃんのコンビにキュンとしつつ、もともとは同期の男役同士なんだよなーと思うとちょっと楽しい気分になります。アパルトマンのはるちゃん(みとさんの彼氏役)とか、好きだったなあ。
 この場面、まあくんもすごくカッコイイと思う。スーツ似合う。

・くまくま!めお様!ひめか!

・このオペラ座の一種唐突な感じが、すごくめお様らしいというか(笑)
 ディコラティヴでロココな衣装も、ファルセットの歌声も、ああそうだよね薔薇様だもんね☆とすんなり受け入れられる感じが確実にあります。

・そんでもって
 ひめかがかーわーいーいーーー!!!!
 (定期post)
 最強お人形ビジュアルだなあ。目に色気があっていいなあ。
 My初見の際、2階から観ていたらひめかの胸パッド(…)ががっつりお目見えしていて「ぎゃああひめか…!!!」となり、観るたびに胸元を気にしてしまうのですが、見えちゃったのはあの1回のみだったようです。よかったよかった(ばらすなよ)

・もっと観たかったなあ、めおひめか…。

・オペラ座から打って変わって、ギュンギュン飛ばすサバ男@みつるきゅん登場!!
 怒涛の85期つながり!!
 周りを取り巻くエイトシャルマンがおおむねみつるきゅんよりもビッグサイズなのですが、ぜんっぜん負けずにオラオラしてるみつるきゅんが果てしなく花男です。ステキです。惚れそうです。というか今回のみつるきゅんが全体的に好みすぎてどうしたらいいかわからないです(どさくさにまぎれて告白)。かっこいいわあ。

・そこからの中詰めは、もう、目がいくつあっても足りません。
 こういう歌い継ぎの中詰めって本当いいよね!銀橋には次から次へとスターが(しかもみんなカワイイ娘役従えて)出てくるし、本舞台も充実してるし、スターの層が厚くなきゃできない技だなと思う。タカラヅカを観る醍醐味。

・とりあえず
 「しゅんきらり!」
 「よっち!よっち!よっち!」
 「みわさん銀橋の選曲が神!」
 の3点だけは大声で叫んでおこうと思います。

・本舞台セリ上でのしゅんきらりは、もう…はじめて観たとき泣いた。藤井くんの愛が詰まっとる。

・よっちが!よっちが…!
 本舞台で男役を引き連れて踊ってる!!!!!
 (号泣)

・最初本気で見間違いかと思って、何度もオペラで見直しました(ひどい)
 だって、もう、ねえ?
 アーサーとかネコくんとか銀華水くんとかいまっちとか、すごく強そうな人たちを従えてよっちが群舞のセンターにいるわけですよ。そりゃもう号泣ですよ。夢見心地ですよ。

・心の底から残念なのは、銀橋に出てくる85期トリオとがっつり被ることです。どっちかを諦めないとどっちかをちゃんと観れない…。
 トリオは絶対DVDに残るけどよっちはどれだけ映るか分からない!と思うとどうしても本舞台を優先してしまうのですが、でもトリオをナマで観れるのも最後だし。うううう。
 DVDどれくらい映ってるんだろうなあ、よっち。

・あのアップテンポの歌い継ぎで、みわさんにわざわざ「焦らさないで」を歌わせる藤井せんせいは神様です。何あれみわさんに似合いすぎてる!(白目)
 そして両脇にじゅりあ・きらりを従えてびくともしないみわさんってやっぱり素敵。

・まあくんはるちゃん由舞たん、だいもんアキラふじPあまちゃきひめかみりおん…
 しあわせ。

・はっちさん・さおたさん・王子・まりんの「パッパヤッパ〜」も好きで仕方ない。

・トップ娘役のお尻を追っかける男子たち、の図はある種定番ですが、これだけ男役が並ぶとやっぱり壮観!らんはなちゃんかわいいー!!!
 男役陣の小芝居がいろいろうるさくてイイ(笑)

・らんはなちゃんのダルマが細くて細くてびっくりする。かわいいけど、ちゃんと食べるんだよ。ごはんお代わりするんだよ。デザートもお食べ(おばあちゃんの気分)

・男役がマトヴさんに一人ずつ絡むところ、みつるきゅんがなんかリアルで見ちゃいけないものを見た気になる(笑)
 めお様はさすがのナルシーぶりで、まあくんでちょっと爽やかになって、だいもんはまだ「真飛さんに絡ませていただきますっ!」て感じなのが初々しくてカワイイ。

・…と思ってたら
 「フフフ坊や、まだまだ青いぜ。男役に絡むってのはこういうことなんだぜ」
 とばかりに本命登場ォォォォ!!!(※みわさんです)
 みわさん、ねっとり!超ねっとり!!(笑)
 あの、今回みわさんのお茶会に参加させていただいた際
 「今回もゆうさんに絡みにいくけど、エキサイターの時みたいな色っぽい感じじゃなくてもうちょっと爽やかになるように気をつけてる」
 みたいなことをおっしゃっていた記憶があるのですが…私の聞き間違いですか?(素)

・そんなこんなでお待たせしました。どや顔美女の登場です。
 壮一帆さんほど「どや顔」って言葉が似合う人はめったにいないと思います。盆が回って客席に顔が向いた瞬間、「どやっ!」だもん。

・面白い。ここ本当に面白い。壮さんがどこまでも壮さんで、どや顔でスカートめくって「チラッ☆」とかやってて、そんな壮さんにマトヴさんがものっすごい悩ましげな表情で悶えながら絡んでいくという。カオス…!!!
 こんなにがっつり色っぽく絡んでるのに、なぜか健全なところがとてもまとえりらしくていいと思います。大好きです。

・銀橋から花道にハケていく壮さんの表情がえらそうで好き(笑)

・ダルマのセンターでキラキラしてる子は誰かしらと思ってオペラを向けたら、ゆずかれーくんだった件。どこにいても目立つ!

・中詰めラストがすごく明るくて楽しくて、だからこそ切なくて、そのあとの壮さんのシャバダバダッシャバダバダッにすごく癒される。
 この感覚、タランテラの中詰め後の壮さんにいつも癒されて泣かされてた感じをちょっと思い出します。壮さんってすごいよなあ。

・まなと由舞&しゅんじゅりあも色っぽくてダイナミックでイイ!いつのまにか由舞タソがじゅりあとシンメで大人の女ポジになってて感慨深い。

・ムッシュサクレ、王子のフランス語がいとおしいです。

・きらりの「イェイイェイイェーイ!!」が朋子さんにしか見えません!(笑)
 いぶちゃんも相変わらずなんか面白い人だなー。
 タソは言うまでもなく。ただ、エキサイターでも同系統の女役だった(しかもオチのレベルが高すぎた)せいか、今回はタソに関してはこの場面より普通の男役のほうが好きです。どの場面でもすごいんだもん!狙ってないのに面白いし存在感ハンパないし、しかも上手い。

・ムッシュサクレが出てくる場面は、このショーのなかでいちばん好きかもしれない。
 今回2階が多いので正直マトヴさんの登場はほとんど見られてないのですが、本舞台にいる男役陣が好きで好きで好きで…。
 なんだろう。曲も好きだし(「幸福を売る男」的な、かわいた陽気さとかすかな退廃が同居した感じ)、みつるめおを筆頭にイケメン男子たちがモブっぽく羽根扇を振ってるのも好きだし、モブなんだけどそれぞれがやたらと主張してるのも好きだし、シンプルな黒い衣装にピンクの羽根扇という色合いも好きだし。
 最近気づいたのですが、私すごく羽根扇という物体が好きなんだと思います。あの、風をはらむ感じが。見てると泣きたくなる(病気)

・絶望→再生、は大介ショーの鉄板ですが、今までに観た数あるショーのなかでこのムッシュサクレのくだりがいちばん好きだなあ。
 舞台人の虚構と悲哀、そしてそれでも舞台にいることの意味、のようなものがすごく端的に(単純に、とも言えるけれど)表現されていて、ストンと腑に落ちる。
 今までの大介ショーだと「再生」のキラキラ感が圧倒的に強くてそこに目がくらんでいた部分があるんだけど、今回は「再生」の前の「絶望」にとても共感できる気がします。だからこそ、「再生」の部分もより美しく思える。

・しゅん様、まあくん、よっち、だいもんのダンスも好き。
 しゅん様が出てきた瞬間に「わああ…!」となって、まあくんが出てきて「同期…!」てなって、よっちが出てきて「88期祭り…!」と思って、そしたらだいもんが出てきて「あれ?」みたいな(笑)。え、ここもしかして同期枠じゃなくスター枠なの?という(笑)
 お兄ちゃんたちのあとから出てくるだいもんの「おみそ」な感じがとってもカワイイのですが、とにかく、ここのダンスを見てると胸を打たれます。

・そしてエスポワール。
 ここからの流れはもう…泣くしかない。
 いつもの大介パターンといえばそれまでなんだけど、でもちゃんと大介がこの花組のために思いを込めて作った場面なのが分かるから、王道だって何だっていいじゃない!と思います。王道上等。一度しかない退団公演を「最高の王道」で送り出せることはやっぱり本当に幸せだと思う。
 海のように波打つボアも、キラッキラなマトヴさんも、みんなの歌声と表情も、マトヴさんがみんなと客席に向ける表情も、すべての瞬間が貴重で幸せで愛おしい。そういう時間を劇場で共有できることのありがたさを、しみじみと感じずにはいられません。

・送りだす人たちの顔を見ていると無性に泣ける。最初のほうの、本舞台でみつるめおが踊るところとかも、めお様はただただ眩しくてみつるきゅんを見ているときのほうが泣けてしまう。

・ルミエールの壮さん・みわさんを見ると、なぜかタキジャズのトンチンカントリオを思い出して「ずいぶんと時間が経ったなあ」としみじみ思います。

・久々に花男の黒燕尾を観られて幸せ。ひたすらに幸せ。
 花組ポーズをあんな大真面目にキメられる組なんて他にない…!
 大階段での「Y」の隊形も、すごく花組だなあと思う。ミキさんの退団公演でやってなかったっけ。
 初見のときも書いた気がしますが、これを観るたびにロミジュリフィナーレのまっつを思い出して「あー、あの人はここで生まれ育ったんだなー」と実感します(笑)。燕尾の踊り方がひとりで「ザ・花男!」だったんだもん(笑)

・それにしても最近みつるきゅんばかり観てしまって困る。。

・らんはなちゃんの登場時間が短くてちょっと淋しいのですが、ひとりになってからのマトヴさんのSHOWAぶりが凄すぎて色々吹っ飛ぶ(笑)
 「アイラブユー」をあんなSHOWAテイストで叫べる人いないって!パリのレビューなのに!(笑)
 そんなマトヴさんが本当に大好きです。
 唯一心残りなのは、マトヴさんの花組で昭和かつバンカラなハイスクールミュージカルを見られなかったことだなあ。まとえりみわのツッパリ学ラン物が観たい、と願いつづけて早幾年(どんなドリーム)
 とか、つい思いを馳せてしまう「アイラブユー」なのでした。

・エトワールのあまちゃきかわええ…なんで退めちゃうんだこのやろう。
 バレンシア全ツのマルガリータがあまりにも可愛くて目を剥いたのが、つい最近のことのようです。ほんと昨日ぐらいだったんじゃないかと(大ちゃんふう盛りトーク)。あまちゃきの憧れの上級生って大ちゃんなんだよね、そういえば。

・エトワールも歌うエスポワールの歌詞に、「人生」(la vie)って入ってるのがすごく好き。パリっぽい。完全に思い込み。
 「La vie、人生という名の聖なる時間」って…いいよね。

・娘役がいっぱいセンター降りするパレードが好きなので、このパレードが好きです。
 しかも羽根扇が好きなので、このパレードが好きです。
 さらに言えば、最下級生までちゃんと男役と娘役の衣装を(ロケット衣装でなく)着ているところも好きです。要するに今回のパレードが大好きだということです。

・マトヴさんキラキラ。羽根もキラキラ。
 CSでしゅん様がマトヴさんの羽根について説明していたのを見て以来、いつも凝視してしまう。

・最後まで本当に夢そのもの、完璧なル・パラディだからこそ
 正直なところ、いったん幕を下げきってほしかったな…というのはあります。
 すごく我儘な言い分なのは分かってるけど、幕が下がりきらずにまた上がってご挨拶が始まるのは、夢が現実にスッと変わる瞬間を目の前で見せられるようで少しつらかった。
 もちろん、幕を下ろしてしまうと退席するお客さんが出てきてしまうので募金に滞りが出るとか、時間的な問題とか、そうできない事情があったのは分かるのですが。
 …そんな駄々をこねたくなってしまうぐらい、本当に現実と切り離された美しい夢の世界だったんだよ。

・もう千秋楽目前。
 いろんなことがあった1ヶ月だったけど…退団者の皆様と見送る皆様が幸せな千秋楽を迎えられますよう、心からお祈りしています。
posted by 白木蓮 at 23:09 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 27, 2011

愛のプレリュード

 花組東京公演『愛のプレリュード』『Le Paradis!』を観てきました。

 芝居は…その、いろいろと…(絶句)。場面転換の仕方やら「フレディさん!」「ルイスくん!」ていう呼びかけやらを見て、ああ鈴木Kって植田おじいちゃんの弟子だったよねえ…と遠い目になりました。ううう。でも愛は伝わるんだけども。かっこよくてツンデレで情に篤いマトヴさんを観たい!とかね。王子に見せ場をあげたい!とかね。ラストの王子のくだりは短いけれどキュンとしました。さおりさんが相棒なのもうれしかったな。

 巷で「実質ヒロインはえりたん」だとさんざん言われているのは知っていたのですが、ガチのヒロインぶりには驚愕。そ、壮さんがセリ上がってきてスモークのなかマトヴさんとデュエットダンスを踊りだしたよ!お互いスーツで抱き合ったりしてるよ!壮さんがスモークのなか盆回りしつつセリ下がっていったよ!ミーマイの幻想場面かよ!
 え、これ、ヒロイン壮さんをマトヴさんとみつるきゅんが取り合う話ですよね?違うの?(真顔)

 とかとか、いろんな細かい突っ込みどころは置いておくとして
 「お金=汚い、醜い」という価値観の置き方はかなり引っかかりました。
 いわゆる拝金主義はもちろん否とされるべきだけれど、でもお金って決して汚いだけのものではないし、実際にフレディだって孤児院にお金を送ることで誰かを幸せにできているはずだし、現実的なことを言えばいま花組生たちは終演後ロビーに立って震災の義援金を募ってくれているわけで。この公演もチャリティとして収益金を義援金に充てようとしているわけで。
 そのへんをもうちょっと大人らしく処理できなかったのかなあ、とは思う。

 なんていうか、本当に鈴木Kの「思い」だけが先走りすぎて何がしたいのか私にはあまり分からなかったのですが…
 まあ、
 「カフェのウエイターがよっち&るなっち、ってどんな俺得!」
 「ジョセフの仲間たちが無駄にイケメン集団すぎる!」
 「イティカ&めお様がかわゆい!」
 の3点によりわりと楽しめてしまった感はあります。単純!(笑)

 ****

 ショーは楽しかった!
 こんなにクラシカルな(そして愛に満ちた)「レビュー」を観たのって久しぶりだなあ、と思いました。本当にタカラヅカの「レビュー」の原点を見せてもらったような。藤井くんが今年の歌劇1月号で「前までは自分の作品をいきがって作っていたけれど、最近は宝塚としてどうあるべきかを考えるようになった。いろいろ迷いはあっても、行き着く先は『宝塚』が好きという気持ち」(←かなりざっくり要約)というようなことを書いていてちょっと泣きそうになってしまったのですが、あの文章を裏打ちするような舞台だったと思います。

 とにかく全編パリ!パリ!(←ちえねねテルふう)な感じでしゃれおつ(死語)だったし、ピンクをメインにした色調もステキだし(それだけにプロローグと中詰め後のみんなの真っ青な衣装はちょっと疑問だったのですが、後半で青いみんなが波のようなボアを持ってるのを見て、わあああRed Hot Seaのパレードみたい…!とウルウル)、中詰めの歌い継ぎも久々に見る感じで楽しかったし、黒燕尾もかっこよかったし、もちろん藤井くんらしく退団者への餞が随所に施されていることにもウッとなったし。
 何よりもやっぱり花男カッコイイ!花娘カワイイ!とデレデレしました。本当にタカラヅカ。ロミジュリフィナーレでのまっつの浮きっぷり(いい意味で)を毎回微笑ましく眺めていたわけなのですが、きのう花組を観てあらためて「ああ、あの人ここから来たんだなあ」と思った(笑)。黒燕尾でガチの花組ポーズやって決まる組なんて他にない(笑)

 ****

 皆さまご存じのとおり、終演後に組長さんからとマトヴさんからのご挨拶があり、客出し時のロビーで生徒さんが募金をされていました。
 みちるタソがいたので、募金がてら「楽しかったです!」と伝えてきました。どこの場面だか忘れたけど、すっごい号泣しながらふと目を上げたら大階段でタソといまっちがシンメになっててすごく癒されたので。群舞でもタソが目に入るたびにワクワクさせてもらったので。しかしいったんタソを観はじめると他の人を観られなくなるのですごく困る(笑)

 ご挨拶を聞くにつけ、花組の皆さんが東京公演の幕を開けるに当たって本当にいろいろな葛藤があったんだろうなと思うけど…
 でも、舞台を観てほんとに楽しかったし、私たちの幸せな気持ちが客席の拍手や募金でのふれあいを通して、少しでもジェンヌさんたちに伝わればいいなと思います。

 しゅんきらり!とかしゅんゆゆ!とか、雨のパリで歌ってる男子4人!とか、自分より明らかに大きくて強そうなエイトシャルマンに負けてないサバみつるきゅん!とか、パリなのにとってもSHOWAなマトヴさん!とか、諸々のツボはまた後日。
posted by 白木蓮 at 23:39 | Comment(5) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 23, 2010

花組集合日

花組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(花組) 
眉月 凰
真飛 聖  ―すでに発表済み―
真野 すがた
祐澄 しゅん
天宮 菜生
天咲 千華
鳳龍 アヤ
朝陽 みらい

     2011年4月24日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団


 …ぜんぜん実感が湧かない…。

 淋しい、というよりも、自分のなかで彼らのいる光景が当たり前すぎてどうしていいか分からない感じです。
 もっともっと観ていたかった人ばかり。

 うまく言えないけど…
 花組だいすきです。
posted by 白木蓮 at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 30, 2010

俺こそが掟

 谷正純のすさまじいポテンシャルを見た…!!!


 ということで、花バウ『CODE HERO』です。
 いやあこれはハハハハハハハ(絶句)

 なんていうか、とんでもないんだけど、ほんととんでもないんだけど
 しかしそれ以上に、
 こんなん作れるのか谷せんせい…!!という、生ぬるい驚きとも感動ともつかぬ思い(笑)が湧き上がってくる作品でもあります。
 別にすっごくおいしい料理とかクセになる料理なんてハナから期待してなくて、まあ学食くらいの味だろうな、食べれないほどまずくないといいな、と思って食べてみたらものっすごい前衛的な無国籍料理が出てきた、みたいな。のんびりちんたら走る牧歌的なレースなんだろうな、と思っておじいちゃんの町内会自転車レースを見に行ったら暴走あり脱輪ありの血で血を洗うレースだった、みたいな。ぜんぜん伝わらないよこれ!
 とにかく、こんなにトリップしてる谷せんせいは初めて見ました。えええ、「ただ単につまらない」だけの人じゃなかったの!?(暴言やめて)

 まあその「飛んじゃってる」方向がイケコオリジナル風というか、サイトー風というか生田くん風というか、でもサイトーくんや生田くんほど全力で「俺の萌えを感じろ!」テイストではなくて若干ベテランゆえの「お仕事」感漂っちゃってるのがまたどうしようもないというか、総括すると「病院行ったほうがいいです><」レベルなんですが(ひどい)
 でもでも、ただ単につまらない作品よりも断然面白い!クセになる!あとを引く!のもまた事実。
 だってあの主題歌だけでもう、勝ちに来てるもん。完全に攻めの体勢だもん(笑)
 一度観劇したが最後、脳内があの戦隊ヒーロー物ふうテーマソングで埋めつくされること間違いなしです。ロンリーロンリーロンリーソルジャーハッハァーン!ていう(注:蘭寿さんの歌声表記ではない)

 主題歌以外にも、「ストレートプレイが突然ロックミュージカル(?)になって心情を歌い上げ、何事もなかったかのように元に戻る」場面が散見されるのですが、これがまた本当に面白い。曲調といい歌詞といいノリといい、どうしていいか分からないくらい面白い。この面白さは観ないと絶対伝わらないと思う。みんな観てー!(宣伝)
 2幕のものすごく緊迫した場面(たぶん)で多重唱ミュージカルが始まったときには、もう、あまりの事態に笑い死ぬんじゃないかと思いました。声を出さないように必死で唇をかみしめ、全身をブルブル震わせつづけた結果、座席を揺らしてしまっていたらしい…。お隣に座っていた方、本当にすみませんでした(土下座)

 で、さらに面白さを倍増するファクターとして
 この謎ミュージカルを展開する人たちが、みんな無駄に歌ウマ…!!!
 (無駄って言うな!!)
 まあくんも普通に上手くて、そこにみりおんちゃんがすっごい綺麗なソプラノで乗ってきて、さらにだいもんがめちゃくちゃ美声で絡んでくるわけですよ。昨今の若手バウにあるまじき歌クオリティなわけですよ。でも歌うメロディは戦隊物のテーマソングで、内容は「ロンリーソルジャー」とかなわけですよ。
 歌がうまい、ということがここまでネタとして機能した例は『外伝ベルサイユのばら ジェローデル編』のフェルゼン(彩吹さん)ぐらいしか思い当たりません。でもあれはソロだったからなー。トリオになるとネタ感も3倍です(だからネタじゃないから)

 そんなこんなで、まあ突っ込んでも突っ込んでもキリがない、みたいなオモシロ公演ではありますが、まあくんもみりおんちゃんも頑張ってるし、だいもんは大活躍だし、だいもんの手錠プレイも拝めるし(笑)、しゅん様もアーサーも素敵だし、タソはすごいし、くまちゃんといまっちのソロが素晴らしいし、みんな観たらいいんじゃないかな!
 ただしネタを解せるお友達と一緒に観ることを強くおすすめします。ひとりで観るといろいろ大変だと思う…(笑)

 青年館でまた観るので、LPがゼロにならなければ(笑)細かいツボも列記したいと思いますが、とりあえず「みんな観てねー!」とアピれるだけアピって去ります。ではまた!!
posted by 白木蓮 at 21:54 | Comment(11) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

November 25, 2010

なつかしい今

 花組全国ツアー『ラブ・シンフォニー2』。
 メランコリックは中日公演の記憶が鮮やか、と書きましたが、ラブシンフォニーについてはどちらかというとオサ様の初演を思い出すことが多かったです。やっぱり初見のイメージって強いし、観た回数自体も初演のほうが多いし、あとどれだけ年月が経ってもやっぱりオサ様の印象は強烈だなと心から思う(笑)
 オサ様の退団公演をマトヴさんがプレお披露目で再演して、そしてそのマトヴさんも退団が決まったいま、もう一度この作品を演じる…ということが何だかものすごく因果というか、時間って不思議なものだなあとしみじみ思いました。

 以下、楽しかった全ツラブシンのメモ。


・まと蘭壮はこういうオーソドックスなレビューがよく似合う!きれい!かわいい!!
 かつ、娘役がみんなかわいいっていうのはショーにおいてほんとに強いなあと思う。どこ見ても幸せ。

・マトヴさんの客席降りがカッコよくて優しくてデレデレ。
 さいたまで観たとき、全然ピンスポの届かないところまで通路を端から端まですごい勢いで猛ダッシュしてきてくれて、きゃああ!となりました。

・キーポンでキザって踊るよっちをガン見してたら、後ろからものっすごい美形がオペラに映り込んできてびびった。柚香光くんってほんとにきれいやねえ!白いスーツが映えて美しいの何の。

・らんはなちゃんがエロくてよかったー。
 エキサイターもそうだったけど、らんはなちゃんを相手にするとマトヴさんがロリコンぽく見えるのがすごくいい!(笑)

・らんはなちゃんはまだカツラや被り物のテクニックが発展途上というか、自分に似合うものを熟知していない感があって、特にショーでは「あわわわ」となることも多いのですが、さいたまでのショートヅラは超よかった!神がかってた!
 キャトルの舞台写真を見たら金髪のロングで、横浜のときはエキサイターのファッション銀橋のきらりみたいな被り物で、いろいろ試行錯誤してがんばってるのが素晴らしいなあと思います。

・まと蘭がセンターでイチャイチャしてるとき、周りに残ってそれぞれにエロく絡むコンビ4組の男役メンツがみつるきゅん・めお様・らいらい・るなっちで、何を基準にセレクトされてるのかがすごく気になりました。エロ顔できるかどうかってこと?(笑)
 ちなみに私はこういうエロ絡みのみつるきゅんがとても好きです。だから何だ。

・花盗人の壮さん、相変わらず突き抜けたキラッキラ感がいいなあ。センターパーツも似合う似合う!
 今回お花ちゃんのメインがじゅりあ・ゆまたんという非常に強そうなメンツなのですが(笑)気圧されてる感じがまるでないのが壮さんクオリティ。壮さんってどの娘役と組んでも違和感ないですよねー。言い知れない包容力を感じる(笑)

・久々にがっつりゆまたんの谷間を拝ませていただきました…。
 あれはすごい。相変わらずすごい。ここ数年痩せて胸もスリムになったと思ってたけど、もしかして衣装に恵まれてなかっただけだったのか!

・それにしても花娘のかわいさは異常。ひめかかわいいよひめか。

・らんはなちゃん、パイナップル似合うなあ。無邪気な笑顔で男役を従えるのも似合うなあ。かわいくてエロくてすごくいいなあ。
 そしてみわさんは自らもアピりつつ娘役を立てるのが本当に上手だなと思います。さすが。

・ここのアキラの「瀬戸かずやです下級生です!少人数口に入れてもらったのでがんばります!」的風情がすごく好き(笑)
 でも一生懸命なだけじゃなくてどこかツッパってるというか反抗期的な感じもあって(笑)、こういうの何て言えばいいのかしら…と思ってたらキシン先生が前に教えてくれてましたよ。「とっぽい」。

・ラテンの入り、テラ昭和な雰囲気で歌って踊るマトヴさんがなつかしい。オサ様の空気感をそのまま受け継いでる感じがいとおしい。あそこ大好きです、花組ならではの泥くささが(笑)

・キンバラは無条件に楽しい!!
 横浜で観たとき、客席降りのよっちが近くて、脳内でキャーキャー言いながらよっち凝視してたら中詰めが終わりました。後悔はしていない。

・さいたまのとき、キンバラ終わってマトヴさんが
 「さいたまといえばぁ〜?」
 と渾身のモノマネ。
 みんなが「クレヨンしんちゃん!!」と叫び、マトヴさんがMr.YU口調で「似てた?」と言って暗転、でした。
 マトヴさん…しんちゃんやりたかったんだね…(笑)

・終演後の挨拶でも最初しんちゃん口調で
 「みなさまぁ〜」
 としゃべり出し、
 「あ、失礼しました。もういいですか、いいですね(笑)」
 と普通の口調で訂正。
 「せっかく練習したのでもうちょっとやってみたかった」そうです(笑)

・初演時から毎回思うけど、あれだけキンバラ盛り上がった直後に出てきてしっとりねっとり歌う愛音さんて本当にすごいよね。

・スパニッシュのトリオがまと壮みつる、ボンバレオの歌手がめお様…という展開に、中村Bの揺るぎなき「香盤順配役」クオリティを感じる。

・中日のときにも書いたかもしれないのですが、このスパニッシュがいちばん「オサ様サヨナラ」の色が残っている気がして、踊るみんなの気迫にもその名残が感じられて、観ているととても切なくなります。
 みんなの真ん中で踊るマトヴさんを見ると否応なしにオサ様の姿がだぶるし、なんというか踊りの「気」のようなものが似ていて、きっとあのころ毎日マトヴさんはオサ様の姿をしっかり見ていたんだろうな、と思える。そういうのってすごく美しいなと思う。今でも。

・スパニッシュ衣装で、誰よりもキレキレキメキメで踊るらんはなちゃんに惚れた(笑)

・ロケットボーイのアキラ&るなっち、ロケットガールのあまちゃきがかわいいーーー!!!
 ここの歌詞もメロディもすごく好きだなあ。

・きらまさとがロケットに入っていていろいろと衝撃を受けました(笑)

・下級生男役が軒並みロケットに入っていることもあり、黒燕尾冒頭メンバーの年季の入り方がハンパない!なんと最下がよっち!(笑)
 まりんのキザリにキュンとしました。

・ここは振りも曲もちょっと「野郎」な感じで、花組らしさも溢れていて大好きです。みんなかっこいい…!!

・SO IN LOVEメンバーにアキラが入ってよかったなあと思いつつ眺めていたら、鮮やかなピンクのドレスで階段下りてくる娘役がひとり残らずかわいくて、あまりのレベルの高さに瞠目した。
 みつるひめかのカポーが好きすぎて困る。

・まと蘭のデュエットダンス、「SMILE」の曲がすごく似合っていて、愛らしくて、でもちょっと切なくて、観ていたら涙が出そうになりました。
 タカラヅカってきれいなところだなあ。


 そんな感じで、楽しかったです全ツ!
 サービス満点のマトヴさんなので、もっとヅカファン濃度の低い遠くの会場にも行ってみたかったなあ…と思いつつ、今回は首都圏のみで断念。
 ラストの沖縄まで皆さんがんばってくださーい!
posted by 白木蓮 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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