March 07, 2013

JUMP!

 花組『オーシャンズ11』、早くも大劇場My楽を迎えてしまいました。

 今回は3回遠征したのですが、これほど遠征するたびにどんどん変わっていった作品もあんまりないような気がする…!
 特に望海ベネディクトの進化は本当にすごかった。初日は「どう見ても蘭寿さんがいちばんの悪役!だいもんマジメに出世してきたのにかわいそう!あんまりいじめないであげてー!」と不憫さばかりが先に立ってしまったのに(それはそれで好きだったけどw)、いつのまにかどんどん悪役としての存在感が増していて。
 対テスの感情ひとつ取っても、初日はわりとガチで好きな感じというか、すごい誠実に愛してる感じがしたんだけど、公演中盤からは「所有欲」「支配欲」の部分がすごく見えるようになったのがいいなあと。テスに投げる視線とか、テスがいなくなった瞬間の表情の変化とか、抱きしめるときのおしり鷲掴み加減(笑)とか、ひとつひとつにちゃんと思惑が見える。蘭寿ダニーがテスへのぞっこんラブぶりを惜しげもなく表現しているので(笑)、ふたりの対比が鮮やかでおもしろい。
 その「悪」の部分がきちんと固まってきた今、アドリブでのハジケっぷりも楽しい!かわいい!
 正直ジョンソン先生のアドリブは「そこまでやらなくても…」と思っていた派なのですが、だいもんのアドリブ返しにどんどん磨きがかかってるせいで、ここのアドリブ合戦が楽しくなっちゃっている私です(単純)。横山やすし風で仕掛けてきたジョンソン医師の正体が分かった瞬間、「怒るでしかしーー!!!!」と絶叫しただいもんに全私がキュン死した!ベネディクトがあくまでも真剣に悪役として生きているからこそ、あそこのアドリブも生きてくる。と思う。だってだいもん本当にまじめにキレてたもん。「怒るでしかしー!」って超本気で言ってたもん(笑)
 そんな「大マジメに悪役やってるがゆえの憎めないおちゃめさ」が、だいもんとだいもん率いるベネディクトチームのキャラとして練り上げられつつある気がします。悪いヤツだけどコミカルな面もある、ディズニーのヴィランズ的なキャラクター。「なんだ、スーパーマンの登場か?」に、ブルーザーが「そうかもしれねえ!」と答えた瞬間のだいもんの表情とか、もう完璧にディズニーすぎて震える。子分がアホかわいいのもディズニーテイストの所以ですね!個人的に、マキシム&ボーイは『ヘラクレス』のペイン&パニックっぽいです(伝わらない)
 ひとりひとりが真剣に「悪」を極めてるのに妙におかしい、そのベクトルが次第に合ってきていて、チームとして見てもすごく楽しい。よっちも初日の公務員ぽさが薄れて、立ち姿や表情にワルっぽい余裕が出てきてる!アゴも割れてる!だからこそ時々見せるよっちっぽさが超可愛くて魅力的!(盲目。)

 悪役が悪役としてきちんと成り立つようになったので物語としての座りもよくなったし、あとフィナーレのだいもんのギャップがものすごいことになってて腰抜ける(笑)。銀橋の歌の甘さとか、群舞の表情のエロさとか、何事…!?!?


 対する11メンバーももちろんどんどん進化しているのですが、いちばん変わってるのはみつるイエンかなあ。部分休演から復帰して(おめでとうございます!)より自由に動けていることもあるのか、とにかくまずはヨーヨーがめちゃくちゃ上達してる(笑)
 そして、なんか、異常にかわいくなってる!!なんだあの魔性のオトコノコかわいすぎる!!
 動きとか表情とかいちいちかわいいんだけど、盗聴してる場面ですごいナチュラルにふみかの腿にもたれて座ってる姿を見て、私のなかで何かの回路が開きました(えっ)。あの子はペット用に飼育された愛玩動物か何かなの?人を見たら甘えるように調教されてるの?ちょっといくらなんでも無防備すぎてかわいすぎるんじゃないの??
 お色気滴りまくりのみーちゃんがあのみつるきゅんを飼ってるという構図もなんかおそろしい…。しかもみつるきゅんのほうがはるかに上級生という事実こわい…。

 そんなみつるきゅんも、Fate Cityやフィナーレで踊るとめちゃくちゃかっこよくてですね!
 だいもんにしろみつるきゅんにしろ、バリバリの花組男役であると同時にとてつもなく「役者」なんだよなあ。と、あらためて感じ入る今日このごろです。

 ****

 蘭寿さんは、初日のバブリーな髪型が落ち着いてホッとしたようなちょっと淋しいような(笑)。いまの髪型、あんなにチリチリさせないでもっとバサバサしててもいいのにー!と思うのですがだめなのかな…。
 髪型のことはさておき、一挙手一投足がかっこよくてエロくて愛にあふれてて大好きです。いい意味で力の抜けたかっこよさで、もうスーツ着たまま生まれてきたんですか?ぐらいのナチュラルさで(笑)、でもやっぱりテスには全力でメロメロなのが好き。かわいい。

 初日は全然そんなことなかったのですが、
 2週間後にもう一度観たら、「JUMP」の場面でボロボロ泣いてしまって…。
 その時だけかと思ったんだけど、そのあとも観るたびにやたらと泣いちゃっています。
 ライナスやソールやラスティーを始めとするメンバーひとりひとりの生き様が眩しいのはもちろんのこと、上手のスツールから彼らを見ている蘭寿さんの姿と表情がなんだかすごく印象的で。
 「真ん中で引っぱる」のではなく、「傍らから見ている」蘭寿さんが、本当に静かで、大きくて、優しくて、愛に満ちてる。
 いまの花組が大好きだなあ、ここにいる蘭寿さんを見られて幸せだなあ、と、心から思いました。
 そのあとライナスに言う「じゃあついてこいよ!」からの力強いダンスと、メンバーを率いての明るいダンスもやっぱり幸せすぎて泣いてしまう。蘭寿さんと花組に出会えてよかったです。

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 細かいツボが超いっぱい溜まっているのですが、それはたぶん東京公演で!花組のみなさま、東京でお待ちしております!!
posted by 白木蓮 at 19:29 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 12, 2013

オーシャンズ11初見メモ

 たいへんご無沙汰しております。
 花組『オーシャンズ11』、初日を観てきました。

 諸事情により初日1回きりの弾丸ツアーで、今後しばらく遠征の予定もないのでだいぶ適当な記憶なのですが
 いやあ、とにかく、

 かっこよかった……!!!!!!

 この一言に尽きます。
 蘭寿さんエロかっこいい。だいもんカッコかわいい。みんなキメキメでかっこいい。花男inスーツって無双!!!

 組の顔ぶれの変化もあるし、作品自体の特長でもあるんだけど、とにかく下級生まで出番がいっぱいあって、見せ場を与えられて、それぞれにカッコつけてがんばってる姿が本当にかわいくてかわいくて愛おしかったです。オーシャンズメンバーはもちろんのこと、他の人たちも(特に男役さんは)いろんなところで大活躍してて楽しかった!
 全体的なトーンとしては星組版と比べて堅実というか、きまじめ(笑)な印象を受けました。これはだいもんベネディクトによるところも大きいかも。ベニーベネディクトはいろんな意味でキレてる人だったけど、だいもんベネディクトはすごく勤勉かつまっとうに出世してきたビジネスマン、て感じなので(笑)。彼が生い立ちを語るところなんてすっかり感情移入して応援したくなっちゃったよ!テスに対するふるまいや眼差しも紳士で誠実でときめいちゃうよ!「夢を売る男」っていうキャッチフレーズも、だいもんが言うとウォルトディズニー的ステキ感が漂うよ!
 なんといってもだいもん・よっち・ネコくんが並んだときのお役所感がすごい(笑)。よっちiPad(むしろあえて「タブレット端末」と呼びたい)似合う。そしてきらりがひとりめっちゃ悪役っぽい(笑)
 悪役チームのきまじめさゆえに蘭寿ダニーのアウトローぶりが際立っていて、いやいや法律的にも道義的にも絶対いちばんのワルはダニーですよね^^^^という感想を抱かせるところも、星組版とはちがって面白かったです。

 オーシャンズメンバーもかわいかった…。水美柚香がふたりでお尻フリフリしてたりジャレ合ってたりおそろいで変なヅラとヒゲを装着してたりして、なんかもう私は幸せです。キキちゃんも華やかでよかったし、みーちゃんやたらと色っぽくてカッコイイし、みつるきゅんがまじで可愛いし(衛布さまが紅林なみのかわいさに変身しておる!何事!)、おじさまたちも素敵だし。アキラが「年かさチーム」と「若者チーム」のちょうどまんなかっぽいところにいて、あの中間管理職的たたずまいがなんともいえずアキラ!と感銘を受けました。調整型というか(笑)
 あと、緊張もあってか全体的におとなしめだったメンバー紹介において、ふじPリヴィングストンがひとり突き抜けてて楽しかった!あの流れを受けたみちこさまもさすがだった!
 初日もかわいかったけど、みんなこれからどんどん良くなっていくんだろうなあ。楽しみです。

 らんちゃんはテスのキャラじゃないのでは…と観る前には危惧していたのですが、ちゃんとテスだった!ヴェガスのカジノやショービズの世界に染まりきらない、純粋で清廉な雰囲気がよかったです。若いし潔癖だけれど「幼い」印象ではなかったし、背伸びしてる感じもなくて自然だった。蘭寿さんとも、年は離れているけどちゃんと夫婦に見えた。
 見た目的にも、一時期より少しだけ肉が戻り、ボディラインに女性らしい丸みが出たのがすごくいいなあと。胸もがっつり入れてて(笑)でもいやらしい感じじゃなく、清潔な色気が感じられて好きでした。

 蘭寿ダニーについてはひたすら「かっこいい…エロい…かっこいい…エロい…」の繰り返しだけで終わってしまい、細かいところ全然観られてないので、また回数を重ねてからじっくり語ろうと思います。とりあえず、ベタだけど「快感だ」からのチューがヒドすぎた…。あんなチューをしておいて「本能に従うんだ」って、確信犯すぎてほんとひどい>< 好き><
 蘭寿さん自身がお茶会でも話していた、「大きなことをやらかすんだけど結局はひとりの女性のため」という胸キュンポイントがいかんなく発揮されていて、思う存分キュンキュンしました。ワルいしエロいしヒドい奴だけど、たったひとりのテスにメロメロなダニーが本当にだいすきです。ラスティーに「あいつの泣き所は女」とか言われちゃってるのもかわいい。

 ということで、また当分観られませんが、こんど観たときにはきっとぜんぜん変わってるんだろうなあーといまから楽しみ!
 初日本当におつかれさまでした。
 そして部分休演のみつるきゅん、お芝居ではふつうに動いていて安心したけど…くれぐれも無理のないよう、そして早く回復されますようにお祈りしています。
posted by 白木蓮 at 21:14 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 27, 2012

Victorian Jazz&おかしな二人

 この秋冬の花組、コンサート以外も観てるのに何も書けてない!
 …と思って感想書きにきたのですが、なんせ時間が経ちすぎていろんなことがありすぎて記憶が遠い。困った。。
 とりあえず、携帯に数行だけ書き残してるメモをもとに海馬をふりしぼってみようと思います。

 ****

 花組『Victorian Jazz』は、とにかく、だいもんがかっこよかった!!の一言に尽きます。だいもんが!かっこよかった…!!!!
 ナイジェルという役のチャラさというかいいかげんさがだいもんの持つ生真面目な持ち味とはどうしても相容れない部分があって、物語としてはやや説得力に欠ける気もしたのですが、しかしそんなこともねじ伏せてしまえる演技力と歌唱力とスター力。圧倒的に「主役」でした。うまくて、かっこよくて、エロい(笑)。だいもんの硬質な色気がすごく好きです。
 めちゃくちゃナンバーが多くてしかも難曲揃い(斉藤恒芳先生の!)なので、それをだいもんが軽々と歌ってくれることですんなりとあの世界に入っていけたし、とにかく客席にいて心地よかった。歌うことに追われるんじゃなく、歌を自分の感情表現の手段として使いこなせる人なんですよね。
 だいもんのことは大好きだし小さい頃からけっこう見ていたとも思うのですが、しかしフィナーレの「威風堂々」でセンターに踊り出てきただいもんを見た瞬間だーだー泣いてしまって、自分でもびっくりしました。本当にうれしくて、なんだかあの光景が忘れられない…。初主演おめでとうございます!

 ほかの出演者もとにかくみんなかわいかったなー。ふじPはあのワンちゃんっぷりもさることながら、アルバートが降霊(笑)した場面の包容力がすばらしくて…泣かされました。『コード・ヒーロー』のジュニアとか、ああいう優しい役が似合う。上っ面の優しさではなくて、育ちのよさからくる生来の優しさと誠実さ、みたいな。
 なんかわりとナチュラルにヒロインふじP&ヒーローだいもんのドタバタラブコメディだったので(真顔)役回り的にはべーちゃんが男役二番手?みたいな感じだったのですが、べーちゃんもかわいいいい!!メガネっ子かわいいいいいい!!あの「スクープの予感んんッ!」みたいなアニメな鼻息(笑)を三次元で表現できるのは、タカラヅカ広しといえどもべーちゃんぐらいしかいないんじゃないかと思います。かわいかったー。
 和海ボーイも美声発揮でがんばってたし、わたるひびきくんも復活新公とかに比べてすっごく良くなったし、ネコくんってこんなに歌うまいんだ…!とあらためて認識できたし、せんなさんは安定の上手さ華やかさだし、メイドのレンナちゃんしょみちゃんのドヤ顔がたまらなかったし(笑)、どこを見ても楽しかったなー。

 そして、とにかく、
 桜一花無双…!!!!!
 いままでに観たイティカの役のなかでいちばん好きかもしれない、と思うくらい大好きです。
 うまいのはもちろんなんだけど、とにかく人として魅力的なんですよね。ヴィクトリア女王が。厳格で、気品があって、でも愛情にあふれていて、そしてものすごくチャーミング!
 声音も表情もすごいのですが、やっぱりイティカって身体表現が素晴らしいなと思いました。あの卓越した身体表現力があるからこそ、少年からおばあちゃんまで何でも違和感なくできるんだと思う。今回も、ちょっと戯画化された動き(ゼンマイ仕掛けみたいな振りがすごくかわいい!)から慈愛あふれる母親のしぐさ、そして女王としての威厳あふれる立ち居振る舞いまで、すべてが完璧に美しかったです。
 イティカレー親子(ちぢめるな)がとにかく美形親子でかわいくてね…。超美形ヒゲ男子のゆずかれーくんが、ちっちゃいイティカ母さんに「ママ!」ってすがりついてるのがなんとも愛おしくてね…。ナウオンもむちゃくちゃマザコンな感じでかわいかったですね!(笑)
 ゆずかれーくん、発声とかまだまだなところはもちろんたくさんあるのですが、今回はあの頼りなさ含めて役にはまってた。見た目超ダンディでイケメンなのに口を開くと小学生男子!なのが、すごく正しくバーティでよかったと思います^^

 今回デビューの田渕せんせいは、なんというのか、「ドリーミーないまどき男子」という印象を受けました。ドリーミーなんだけど、萌えてるんだけど、その萌えかたがいまどきなんですよね。ちょっとライトな感じというか…吉正みたいに我を忘れて萌え狂ってない(笑)。まあそれくらいのバランス感覚があるほうがいいのかもしれない(笑)
 あと個人的に、べーちゃんが最後までメガネを外さなかったところが超いまどきだ…!!と感嘆しました。「メガネっ子がメガネを取ったら美少女」世代じゃなくて「メガネっ子はメガネっ子のままでかわいい」世代。これ、いままでのタカラヅカにあんまりなかった感覚だと思います(…ってエラそうに書いてる自分がすごくおばちゃんぽいw)
 作風は総じて草食っぽいのにラストが意外と「俺軸」なところもいまどき男子のドリームだよなあ、とちょっとニヤニヤしたのですが、デビュー作のアパルトマンシネマで同じく俺軸なラストを展開した稲葉くんがふと気づいたら劇団内1、2を争う乙女に変身していたので、今後の田渕せんせいがどういう方向に進化を遂げるのか楽しみです(笑)。それとミュージカル展開が自然で上手なので、今後もどんどん生かしてほしい!

 ****

 もうひとつ、専科・花組の『おかしな二人』。
 1回しか観られなかったのですが、ほんっっと楽しかった…!!!
 トド様の自由自在さはさすがの一言だし、みつるきゅんが芝居巧者ぶりを存分に発揮してトド様とわたり合っているのが本当に頼もしくて、誇らしくて、大興奮でした。こんなお芝居をタカラヅカで観られるなんてすごいことだなあ。
 今回は前回の星組版と比べてオスカーとフィリックスの「同世代感」が増した分、よりリアリティをもって観られたような気がします。ラストも前回より納得しやすかったような…なんだろう、フィリックスが女子と並んだときに、みつるきゅんだと否応なしに花男の甲斐性のようなものが垣間見えて(笑)、それが納得感につながったというか。
 フィナーレまで徹底してフィリックスモードのまんまで、それでもタカラヅカの男役らしさを失わない華形さんが大好きです。

 ほかの花組メンバーもとにかくのびのびしていて楽しそうで、もう観てるだけで幸せでした!まりんさんもふみかもがりんくんも役に合っててかわいかったし(がりんくんの恐妻家ぶりとか足が遅いのとか、いちいちキャライメージにぴったりでかわいい…)、みんながトド様と一緒に「ニューヨーク・ニューヨーク」でキザってる姿なんて楽しすぎて鼻血出そうだったし。ゆずかれーくんもバウから短いお稽古期間でがんばったなあー。トド様とタイマン張ってる姿を観て、なんだか目頭が熱くなってしまった…。
 幕間に友人と「なんかゆずかれーくんだとアームカバーすらファッションの一部っていうか、綺麗に見えるよね」「うんうん、さらっと着こなしちゃってるよね」「みっきーとかゆみこちゃん(銀薔薇の)はアームカバーを萌えアイテムに昇華させてたんだけどね」「わかる!ゆずかれーくんはまだアームカバーっていうアイテムのちょいダサ効果を熟知してないのよ!」という会話をしてました。ゆずかれーくんがおのれの美しさとアームカバーとのギャップに覚醒したとき、タカラヅカは新たな一歩を踏み出す。(おおげさ)(いやしかしオーシャンズで水美柚香がモロイ兄弟だなんて!ついに時代が水美柚香に追いついた!演出変わらなければふたりだけで一場面とかありますよね??ひいいいい…!)

 そしてポッポー姉妹が最強すぎて!!!
 あまりの素晴らしさに、本気で涙ポロポロ流して笑いました。せんなさんもバウ出てたはずなのに、一体どんな降霊術を使ったらあれだけさあやと呼吸が合うのか…。
 さあやもせんなさんも神がかり的に間がよくて、うまくて、もう、ひたすらに面白かったです。しかも絶対的な前提として、ふたりとも超キレイ。色っぽい。華やか。あくまでも娘役らしい品があって、それでいてめちゃくちゃ面白い!
 トド様がナウオンで「彼女たちは一流ですね」と言っていたのが本当にうれしかった。春日野先生がおっしゃった「タカラジェンヌの品格」「舞台でのお行儀のよさ」ってこういうことなんだろうなあ、と、身をもって感じられた気がしました。

 そんな花組の誇るさあやが、オーシャンズで退団…。
 2012年は周知の得がたいコメディエンヌぶりとともに『復活』のナターシャや『近松・恋の道行』のふさのような情感あふれるさあやも観ることができて、これからもっともっと、と思っていた矢先…本当にさびしいです。歌劇誌の組レポやCSのスカイレポーターズも、賢さと品のよさが滲み出ていて好きだったなあ。
 オーシャンズもしっかり見届けて、お見送りしたいと思います。
posted by 白木蓮 at 23:52 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

October 09, 2012

CONGAの壺3

 コンガのツボ、さらにつづき。
 ツボ1ツボ2もそれぞれちょっとずつ(本当にほんのちょっとですが!)追記してます。


・壮さんの銀橋ダンスソロから始まるバイラコンガ。この序盤の、静かな感じもすごく好き。
 ネコくんはもともと歌の人だけど、今回はお芝居のカゲソロといい、ますます声に磨きがかかって大活躍の感があります。いまの花組ではとても貴重な人だと思うので、これからも楽しみ。
 りりかちゃんは歌のイメージがなかったのですが、すごくまろやかできれいな声!もっといろんな歌を聴いてみたい。

・みつる&きらり、みーちゃん&なぎさせいなちゃんが本舞台で踊ってるダンスに目を奪われます。リフトも、さりげないんだけどどちらの組も息が合っててすごくきれい。

・バイラコンガは、全体のプリミティヴな雰囲気がなんともいえず好きだなあ。
 こういう場面ができたのは、たぶん藤井せんせいが去年ノバボサノバの演出を手がけたからこそだろうな…と思う。もちろんノバボサノバの世界観には遠く及ばないのですが、いままで大介のラテンといえばノリ一辺倒!かっこよければOK!だったのが、もう一歩だけ深いところへ踏み出そうとしているような感触があるというか。えらそうですみません。。

・とか何とか言いつつよっちが出てくるとよっちを中心に食いついているのですが(ここの動きも本当かっこいい!)、金髪をバサバサに振り乱しつつ必死の表情で踊っているだいもんもすごく好き。みつるきゅんの髪型もかわいくて好き。要するにやっぱり金髪が好き。
 らんちゃんの黒髪ロングも似合っててかっこよくていいなあ。

・歌手チームに和海ボーイとかマイティーとかが入ってるのが新鮮で頼もしい。

・大地を踏みしめるようなステップで最高潮に温度が上がったところで、大階段に現れる蘭寿さんが…。
 あの瞬間本当に好きです。劇場のすべての意識が蘭寿さんひとりに集まる瞬間。
 音楽も静かで、照明もわずかで、蘭寿さんは後ろ向きに立ってて、でも、あの背中から言いようのない気迫と研ぎ済まされた美しさが伝わってくる。
 後ろを向いたまま手をワシャワシャッとするときの人差し指が最高に好き。人差し指だけであんなにも空気を揺らすことができるなんて…!

・あの水色のスパン衣装、はじめて観たときはこういう場面なんだからもうちょっとミニマムな衣装でもいいのでは…と思ったものですが、慣れてしまった今ではアレじゃないと落ち着かない(笑)
 内ももというか、股下の内側というか、とにかく激しく踊ると布に負担がかかりそうな部分だけこっそりスパン無し仕様になってるところも好きです(笑)。実用的☆

・「フィゥッ!」みたいな掛け声で、舞台の空気が静から動へパッと切り替わるのも好き。
 蘭寿さんが銀橋へ出てくるとき、本舞台では娘役群舞になるのですが、そのフォーメーションに入るときのらんちゃんが手を軽く広げて「みんな行くわよー!」的リアクションをするのが大好きです。正しく娘役の長という感じがする。しかも両脇はイティカじゅりあ。最強!その最強シンメを従えるらんちゃんかっこいい…!
 一度じゅりあ様のカツラがちょっと調子悪かったらしい時があって(素人目には全然分からなかったんだけど)、後頭部を押さえつつらんちゃんのほうへ走ってきつつ、らんちゃんに向かって「てへっ☆」みたいな顔をしたじゅりあ様に全私が身悶えました。か…かわいい…!!
 そのあと退団者のダンスを見てるときに、表情や顔の向きは変えずに手だけさりげなく動かして髪型を直してたじゅりあ様がまた、色っぽくてプロの娘役感満載でステキでした。

・この場面、娘役ちゃんたちの髪型がみんなワイルドで凝ってるのもいいなあと思います。レンナちゃんのドレッドパーマヘアとか。
 ドレッドパーマが関係あるのかどうか分からないけど、バイラコンガで踊ってるレンナちゃんを観てるとなぜかいつも和涼華さんを思い出す。他のときは別に似てると思わないのに…なぜ。

・パープル7の面々が先にハケていくとき、上手側で最後にハケるみーちゃんのほがらかな飛び跳ねっぷりと顔残しっぷりがすごくて、袖幕にぶつからないか心配になります(それは大ちゃんだよ!)

・退団者が踊るのを見てる蘭寿さんと、その横に立ってるらんちゃんの佇まいがすごく「夫婦」っぽい。ちいさこべのピクニックで子供たちを眺めてたときみたいな。
 ここのダンス、退団者ひとりひとりもすごくいい顔をしているし、周りで見つめている組子のみんなからもそれぞれの思いが伝わってきて、やっぱり毎回泣きそうになってしまう。

・全員の真ん中でガツガツ踊る蘭寿さんをみるたびに、先日友人が言っていた「蘭寿さんまじプレイングマネージャーだよね」という言葉が頭をよぎる(笑)。真ん中でも、そしてフリフリスパン衣装でも、あんなふうに必死で踊る蘭寿さんが大好きです。

・最後の、コンガの音に合わせてひとり蘭寿さんが踊るところの神がかった感じも最高に好き。

・高翔さんの動きはひとつひとつが丁寧で、すごく抑制がきいていてきれいだなあ。
 2階から観ていると、オケピの中でコンガを叩いている人が本当に一生懸命高翔さんを見ながら叩いていて、最後の動きとかもう完全にシンクロしてて、そんなところも舞台って素敵だなあと思う一瞬。

・大階段から登場のパープル7、みつるきゅんの「アウーァ!」という掛け声がたまらないです。イケメン!
 ここはなんといってもみーちゃんのエロエロぶりが…。なんであんなにいろいろ滴ってるんでしょうか(笑)。濡れて乱れる黒髪!これでもかというくらい開いた胸元!でも踊りは、ダイナミックなのに上品でしなやかで美しい…!!
 そしてみーちゃんの斜め後ろで踊っているゆずかれーくんが、持ち前の美貌に加えて日々みーちゃんの動きの「艶」とか「粘り」のようなものを体得していっているように見えて、本当にこれからが楽しみだなあと思います。彼はいい育ち方(育てられ方)をしていますよね。

・壮さんだいもん&娘役ちゃんたちが出てくるときの、上手花道でのパープル7がイイんだこれがまた。
 振りは一応決まってるんだけど微妙にフリーというかラフな空気感があって、それぞれ動きのニュアンスが違ったりとか、ちょっと髪を撫でつけてたりとか、するのが、イイ!そしてそうしている間にも全員目線はがっつり娘役をハントしてるのが…最高にイイ…!!!(ボキャ貧)

・しかしもちろん壮さんだいもんも観たいわけで。
 金髪地毛なのにだいもんがイイ女でしびれる。色っぽい。そしてめちゃくちゃかわいい。大劇場序盤はまだまだ硬かったけど、最近どんどん女っぷりを上げててどうしよう!かわいいよのぞみ子ちゃん…!

・そしてあらゆる娘役さんを懐に包み込んでしまう壮さんはやっぱり偉大だなあと思うのでした。

・壮さんのあとから降りてきてコーラスを入れるイティカ・さあや・くまくまの「大御所感」がすごい。あのカツラとドレスの重厚感も含め、なんかすごい。

・他のカップルもいろいろ観たいのになかなか観られてませんが、あきら&きらりがめちゃくちゃ好きです!あきらり!(縮めないで)
 すんごい色っぽくてネットリしてて、キレもあって、ビジュアルバランスも素晴らしくいいのー。アキラが下級生なのもたまりません。

・そんなこんなで大興奮しているところへいよいよ真打ち、
 蘭寿さんの登場です。
 カゲ段を上がってきて大階段てっぺんセンターへ歩いてくるとき(2階だと見えないけど)、わりと高確率で髪の毛とか衣装とかいじってるのがツボです。
 最初に降りてくるときはフロントの照明が当たってないので、あの昆虫ふうフリフリ衣装の中で泳いでる身体の線がくっきり見えてちょっとエロい(笑)

・しかし照明が当たって踊りだしたらさらにエロい(笑)
 「ジンジンジン☆」の腰振りは、本当に、どうしたらいいのか……。
 他の場面でもガンガン腰は振っているのですが、ここはなんていうかもう、「一心不乱に腰だけを振ってる」感じがなんとも(笑)。もし私が蘭寿さんのお父上だったら「まゆ…嫁入り前の娘が人前でそんなにはしたなく腰を振ってはいかん…!」と天を仰いでしまうレベル(そんな想像はいらない)
 そういえば先日CSで流れた「リクエスト!スター名場面」での「腰振り特集」は素晴らしく意味わかんなかったですね!妙齢の女性があんなに自分の腰振りについて語ってていいのか!延々語ったあげく、きわめつけに「これからも皆様の毛穴全開になっていただけるようなセクシーな腰振りをしていきたいと思います」(大意)とか言ってていいのか!いいけど!大好きだけど!

・このあいだ友人に「小惑星Bー612ならぬR-106っていうのがあったら、きっと赤い星で住人は『ジンジンジン!』って言いながら腰を振ってるんだろうね」と言われてすごい笑いました。そりゃあ王子さまも「大人っていうのはまったく変わってるな」って思うよね^^

・壮さん・だいもん・パープル7が抜けてるからなんですが、よっちがものすごい位置で降りてきていて初見時に腰を抜かしそうになった思い出。

・ここの腰祭り&男祭り&掛け声祭りは、なんかもうテンション上がりすぎてハクハクしているうちに終わってしまう…。
 蘭寿さんが片足でひざまずくところのスタンスの広さもたまらなく好きだし、全員が揃ってジャンプするところの勢いも好き。みんな膝下がすごく跳ね上がってる!(笑)
 そのあとの、全員が前かがみになって、蘭寿さんが「アィーエッ」みたいな掛け声かけて、他のみんなが口々に掛け声で応えて…っていう流れも好きすぎて。
 みわさんの巻き舌と掛け声が日々パワーアップしている気がして切ない。そしてあの掛け声祭りを見るたびに『黒い瞳』のまっつプガチョフの掛け声(公演終盤にはなくなってたやつ…)を思いだし、やっぱまっつさんは花組出身だなあと感慨深い気持ちになったりします。

・らんちゃんが登場してからの流れも本当に好き!
 動きや振りもさることながら、大階段の電飾がお祭り騒ぎすぎてすごい。あんなに張り切った電飾を久々に見ました(笑)。右からコンガ!!下からコンガ!!一文字ずつコンガ!!どんだけコンガ!!
 あのチカチカ加減を見てるだけでもテンション上がるのに、電飾の前で踊ってる人たちがまた大変なテンション(笑)。みつるきゅん→みわさん→壮さん、とハケていく流れもかっこいいし、蘭蘭になってからの手拍子デュエットダンスも大好きです。
 ムラ序盤は蘭寿さんの掛け声が微妙に空回りしてる感があったのですが(笑)、らんちゃんの掛け声もどんどんサマになってきていいなあと思う。ふたりで声を合わせるところもかわいいし、蘭寿さんがロング巻き舌を決めたあとの「ア〜イッ!」ていうらんちゃんも超かわいい!

・蘭寿さんの巻き舌は、あの長さももちろんすごいけど(笑)巻き舌と身体の動きがリンクしてないところがすごい!と毎回思います。
 たとえ長く巻き舌できる人でも、あんなに激しく動いてたらふつうは動きに合わせて舌が途切れる(?)と思うんですよね。それが蘭寿さんは、どれだけ動いても巻き舌は独立して継続してるんですよね…すごい…!!!

・花道や銀橋での、蘭寿さんがらんちゃんに向ける眼差しも優しくてオトコマエで好きだなー。

・みわさんのエトワールを聴いていると、この存在が花組から失われることがやっぱりうまく理解できなくて愕然としてしまいます。
 最後の衣装が花組カラーなのが、よかったなあ…と思う。

・蘭の花のシャンシャンがかわいいーーー。
 パレードで降りてきたみんなが、お辞儀をしてからシャンシャン一振りしてステップを踏むのもかわいい。『Joyful!!』のジャンプとか、『Cocktail』の乾杯とか、大介ショーはパレードの振りもちょっとかわいい時が多いですよね。

・『ファントム』から大劇場3作目になっても、やっぱり、大羽根をしょって最後に降りてくる蘭寿さんを観るたび新鮮に感動してしまう。
 ゴールドを基調にしたオーロラスパンの衣装も、黒いシャツも、蘭のシャンシャンも、黒塗りに映えていてとても好きです。
 蘭寿さんが歌う「情熱ーのー、コンガァー♪」の「コ」が大好き(笑)

・最後まで盛り上がって大好きなパレードですが、最近、上級生が銀橋に出てくるとき大階段の最前列センターにいるお若いダルマの方が気になって仕方ありません!あの動きのノリノリぶりは何事!(笑)
 遠くからなんとなく観てるとぜったい目に入ってくるのですが、お名前も学年も何もかも分からないので、もし何かご存じの方がいらっしゃったら教えてくださいませ(笑)


 というわけで、ざっくりですが以上!
 なんとか楽の前に書き終われてよかった…。
 公演期間も残りわずか、皆様思う存分楽しみましょう〜!!
posted by 白木蓮 at 02:02 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

October 02, 2012

CONGAの壺2

 コンガのツボ、つづきです。

・海賊のあとから始まる中詰め。
 ここだけではないのですが、『CONGA!!』の好きなところは、灼熱の温度だけではなくてところどころにひんやりした湿度が感じられるところです。某ディ●ニーランドのジャングルクルーズの途中で、石づくりの静かな洞窟?に入るところがあるじゃないですか。そこまでいた世界から突如遮断されたような静謐と、神秘と、水のにおい。ああいう感じが随所に配されているのがすごく好き。あえて暗転を長めにとっている箇所があるのも好きです。余韻を感じられる気がして。

・そんな静謐のカーテンをそっと開けるようにして、キリンさんの登場ですよ。
 ちっちゃい同期シナボンのキリン@ソロモンはそれはそれは大きかったものですが、イティカのキリンは等身大!ちっちゃい!(笑)
 しかしその小ささをはるかに凌駕するパワフルさ。劇場を支配する存在感。そもそもあの衣装とカツラが似合ってる時点で花娘すごすぎる…(さあや・イブ様・くまくまもあのヅラが似合ってる!)

・ドンタコスっぽい衣装を着てるまりんさんとタソの現地人ぶりがとんでもないのですが(笑)、高翔さんの大きな被り物からのぞいている小顔と金髪がとても好きです。イケメン。今回気づいたけど、私黒塗り+金髪の人が相当好きです。

・そして、
 イケライオンきたーーーーーー!!!
 吠えながらきたーーーーーーー!!!!
 どうしよう。かっこいい。本当にかっこいい。タテガミ生やしてるのにかっこいい。タテガミ堅そうなのにかっこいい。(いや、柔らかいのもちょっと嫌だけど)(どうでもいいよ!)
 銀橋の歌がパッショネイトかつ優しくて大好きなのですが、特に
 「百獣〜の〜王〜アイムラオ〜ン♪」
 の「ラオ〜ン♪」が好きすぎて、毎回聴くたびにハァーン(*´Д`)ってなります。
 あと海賊でも「愛し合おう」って歌ってたけどここでも歌ってるよね。蘭寿さんって「愛し合おう」が似合うよね。主題歌の「愛してくれ」「愛してやる」も好きだけど。
 しかしここ、よく聞くと「愛し合おうよ 乱れ乱れてみだらに♪」って言ってるのであった。いやん。

・みわさんの狼もかっこいい!銀の狼テイストでかっこいい!
 そしてですねー
 後ろで踊ってるよっちが超絶かっこよすぎて…!!!!
 歌詞が思い出せないのですが、こう、手を威嚇するようなポーズで構えてガッガッガッと3回コントラクションを入れるところが好きで好きで!たまらん!あのときの表情もたまらんー!(おちついて)

・山猫チームはわりといつもべーちゃんを見ているうちに終わってしまう…。でもりりかちゃんも仙名さんもすごくかわいい。花娘かわいい。
 どうしても娘役ちゃんに目がいってしまいがちなのですが、このあいだ男役さんを見てたらふじPがガツッと客席釣っているところを目撃して心奪われました。やりよる。

・だいもんの爽やかな美声が大好き!両脇に従えたじゅりあきらりのセクシー美女ぶりもさすがとしかいいようがない!
 青い衣装もあいまって、すごく心地よいだいもんタイム。あのファルセット、きれいですよねー。もっと長く歌ってほしい。

・その爽やかさから一転、雌豹みつるきゅんの登場です(笑)
 …なんていうか、幕があく前からいろいろ覚悟はしていたのですが、そして今はすごく楽しく観察しているのですが、
 初見では私の乙女心がプチショックを受けました(真顔)
 だって世界の彼氏みつるきゅんが…女子…!!!
 なんか、みつるきゅんがあんなに女の子でしかも結構かわいくてしかも結構グラマラスだなんて認めたくない的な。やだもう私ったらピュア(殴)
 見慣れた今となってはふつうにかわいいのですが、でもやっぱり何となく気恥ずかしさもあって、未だに顔を覆った指の間から覗くような気持ちで眺めています。いやまあ実際はオペラでガン見なんですけどね。うふ。(ぜんぜんピュアじゃない)

・みつるきゅんを追う豹@みーちゃん&アキラも超絶かっこよくて、ついつい銀橋を見てしまうため後ろにいるハイビスカスちゃんたちをなかなか捕獲できていないという。とりあえずハイビスカス4人の立ち位置と、きららちゃんにふみかとよっちが群がってるということは把握しました。そこだけかよ!
 きららちゃん・こりのちゃん・なみお先輩・さちかせいらちゃんという渾身の人選に大介の吉正的エッセンスを感じるので(笑)、楽までには是非じっくりと観察したいものです。

・(10/8追記:雌豹の誘惑をはねのけて、どうにかこうにかハイビスカスちゃんに群がるメンツを確認。春花&紫峰月央、美花&彩城冴月、花奈&銀華神房、紗愛&夕霧日高、だと思われます。まちがってたらごめんなさいー!)

・そして「アーイムタイガー♪」の壮さん。あのカツラどうなってるの!トラそのものだよ!まさかの耳があるよ!歌詞のとおりサディスティックな風貌ですよ!
 ここのうしろ、本舞台できらまさと氏とあかりちゃんのデュエットが繰り広げられているのがなんとも大介だなあ…としみじみしてしまいます。同期やもんね。

・らんちゃんクジャクの「美しく気高き羽根 男はイチコロよ♪」という歌詞を聴くたびに、スカピンの「クジャクを知っているだろう?」「羽根を広げるのはオスだけだ♪」というメロディが音速で脳内を駆けめぐる…ごめんなさい…。
 でもあのゴージャスな羽根は見ていてとても楽しい!かわいい!

・らんちゃんの歌の途中から、本舞台後方を歩いてきてスタンバイするライオン・トラ・狼の3人。
 ああいう、ライトが当たってなくて振りもついてなくて「ただ歩いてるだけ」みたいなところの蘭寿さんがやたら好きです。ついついガン見してしまう。

・曲が始まったときに辺りを見回す蘭寿さんの動きが、本当に「獲物を探すライオン」そのものですごく好き。みつるきゅんを見つけるときの目の動きもやらしくて好き。
 そのあとのみつるきゅんとのデュエットも、すごく野性的というか生々しいというか、こう、本能のままに絡んでいる感じがエロくていい!
 でもケモノだけどケダモノにはならないのが蘭寿さんのいいところ(笑)
 そして、雌豹なのに蘭寿さんの前では子猫ちゃんのようになってしまうみつるきゅんがかわいいやら恥ずかしいやら…///////
 蘭寿華形はまだちょっとラブがあるというか、いやよいやよも好きのうちっていうか、まあ正直みつるきゅんが子猫ちゃんすぎてわりと「お互いの合意のもと」感が強いのですが(何言ってるの)、壮柚はなんか、すごい。壮さんが言うとおりドSカップルすぎてバトル感はんぱない。どちらも相手に隙を見せたくなくて超バトってるのにどうにも相性が合っちゃう的な。(だから何言ってるの)
 あんなにドSなのに、いっちばん最後のポーズのところで極上のデレ笑顔を見せるゆずかれーくんがかわいくてキュンとする!

・途中で男女(雄雌…?)に分かれて踊るところの蘭寿さんが全体的にエロくて大好きです。特にこう、腰を落とすところの表情が。

・全員が揃う中詰めのクライマックス、銀橋に出た蘭寿さんの
 「かんじてコンガ〜ァ〜コーンガームーチョムーチョー♪」
 っていうところが好き。「感じてコンガ」と「コンガムーチョムーチョ」の間にブレスが入らなくて、強引に息をつなげちゃうムリヤリ感が好き。わかりにくくてすみません。

・そんなわけで終始イケライオンさんに釘付けの中詰めでした!

・ロケット、みーちゃんもアキラもかっこいいよー。
 みーちゃんの華麗すぎる脚上げが、あのフリフリ衣装であんまり目立たないのがちょっと残念(笑)。でもふたりとも似合ってるし、着こなしてるし、とにかく男前!髪型もみーちゃんがロン毛でアキラが短髪で、それぞれ見せ方を分かっててかっこいいです。

・ラインダンサーズはやっぱりマイティーの筋肉にほれぼれ。舞月くんのスタイルのよさにもほれぼれ。
 ダルマや女装のたびに「キムラさんに似てる…」と思う和海ボーイですが、黒塗りだとあんまり似てない気がします。でもつい目が行ってしまうというか、好みの顔(笑)

・上手からセリ上がってきて銀橋で歌うみわさんを見ると、『ラブ・シンフォニー』の中詰め後のみわさんとか、『ファントム』のフィリップのみわさんとかを強く思い出します。みわさんにしか表現しえない、花組らしい、濃厚かつクラシカルな存在感。
 …まだいなくなってしまうことが信じられないなあ。

・幕があくと、蘭の花のなかでリフトしている蘭蘭。
 これ最初に観たとき、ほんとにどうなってるのか分からなかった…。あれがらんちゃんの脚だと気づくのに数秒かかった(笑)
 そして気づいた一瞬のち、「ちょww蘭寿さん膝立てて寝てるだけwww」と思ってすごくツボに入りました。らんちゃんがあんなに反ってるのに、蘭寿さんとっても楽そうですよね(笑)。いや、もしかしたら結構体力使って支えてるのかもしれないけども!

・しかしらんちゃんのドーランよけの布をさっと取って隠す動作が俊敏すぎて毎回しびれます。

・ここの場面本当に好きだなあ…。蘭蘭の表現する「白」が、純粋なだけではなくてとても力強いところが好き。強く、揺るぎない、何者にも侵されない白。
 らんちゃんが地毛なのも新鮮でいいですよね。

・初見でここによっちとルナっちが走り込んできた瞬間、あまりの事態に目を疑ってオペラを落としそうになりました。いや、稽古場レポートでそんなようなことを話してるのは聞いてたけど、まさかあそこまで目立つポジションだとは思ってなくて…!だって舞台上に蘭蘭とよっちとルナっちしかいないよ!誰得って俺得だよ!(錯乱)
 よく見ると走り込んでくるときの体勢が「頭から突っ込んでくる」感じで相当おもしろい、ということに気づいたのは最近の話です。それまではもう、「よっちがよっちがよっちがーー!!!」ということで頭いっぱいすぎてあんまり分かってなかった。

・超アグレッシヴな表情で腰をグラインドさせながららんちゃんに襲いかかるよっちがかっこよくて、かっこいいんだけどかわいくて、どうしていいか分からない…。
 でもよっちのダンスがやっぱり大好きです。前回の記事でも書いたけれど、舞台での身体の見せ方がどんどん、どんどんうまくなっていて目が離せない。

・ルナっちを観るたびに「オシャレ美容師」という単語が頭をよぎる。ああいうビジュアルの美容師さん、裏原宿あたりにいそう(偏見)
 ルナっちの鼻息荒い感じも大好きなのですが、やっぱりルナっちは男役やってるときの「常になんか滴ってる」感じが好きだなあとあらためて思いました。ポァゾンもそうだけど、女役をやると強さが前面に出すぎちゃうような…。
 まあ、そんなルナっちに翻弄されてる蘭寿さんという図はとてもかわいいのですが!(笑)

・4人がセンターに集まってきて、プリエから膝がイン、アウト、イン、シュピッ!ってなるときの(伝わらない)、シュピッ!の蘭寿さんが、どうみても「きをつけ!」とアテレコしたい感じの速さと鋭さでシュピッ!てなっててときめきます。何を言ってるんだ私は。

・よっちとらんちゃんのリフトが大好き。よっちが片手でらんちゃん抱えて、本当ーーーになんでもなさそうな顔でクルクルクルクル回るんですよね。1ミリもつらそうな顔しないの。どこまでもお芝居の一部として自然にリフトしてるの。そこが好き。

・未だに歌詞をよく聞き取れていないのですが、「愛愛愛」を連呼して違和感ないみわさんって本当にすごいなあ!

・よっちが蘭寿さんに絡みつくところで、この世でいちばん胸を熱くしているのは私だという自信がある。俺得しかない。

・よっちとルナっちがまた頭から突っ込むように(笑)ハケていったあとの蘭蘭もたまらなく好きです。
 リフトもすごいし、何より最後の一連の動きがとにかくきれい。動き自体はエロいんだけど、エロさを超えて本当に本当に美しいと思う。
 とりあえずらんちゃんの脚が上からみると「6時半→6時→6時10分」みたいになるのがすごすぎる!そこに臆せず絡んでいく蘭寿さんもかっこよすぎる!たまにらんちゃんのスカートがめくれ上がっちゃってると、さりげなく直してあげる蘭寿さんがイケメンすぎる!
 セリ下がっていく蘭寿さんの指先がまた美しいです。視界から消える最後の瞬間まで神経が張りめぐらされていて、観るたびにそっと心を撫でられるような気がする。


 ということで、またいったん切ります。空き時間にちびちび書いてるからぜんぜん終わらない…。
posted by 白木蓮 at 00:20 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 24, 2012

CONGAの壺1

 またまたご無沙汰しております。
 WEB拍手からいろいろと感想や同意のコメントをいただき、ありがとうございます!まさかの「とんだすっしー」に反応してくださる方までいらっしゃり…感無量です(笑)
 私事ですが先週無事に**歳の誕生日を迎えました。バースデー観劇で花組の皆さんにお祝いしてもらって(勝手に)、本当に本当に忘れられないくらい幸せな1日でしたー!そして今年も拍手コメントをくださった方、ありがとうございます。旦那様もお誕生日、おめでとうございました☆どうぞよろしくお伝えくださいませ!

 さて、ぜんぜん進んでない花組『CONGA!!』のツボ、そろそろ書き始めようと思います。
 なんか今回、ぐわーっと燃焼しつつ観てるせいか、何度観ても観終わったあとの記憶が薄い…。観てるあいだは終始「ギャアアアアア!」ってなってるんだけど、公演時間内に燃え尽きすぎて、終わると「あーたのしかったー(ぼんやり)」しか残ってないみたいな。
 で、あの刹那的な興奮を味わいたくてまた観てしまうのですよね。困ったことです。

 というわけで薄い記憶を掘り起こしつつ、ちまちま書いていきますのでよろしければお付き合いください!


・とりあえず電飾の吊り物がでかい。とにかくでかい。CONGA!!がでかい。
 大劇場のとき、友人と「『し、芝居でポカンとなった人はこれで払拭してネ!』っていう気合いの電飾かな^^」とか話してましたどうもすみません。。
 舞台いっぱいを埋め尽くしてて、ギランギランで、いい電飾ですよねー。先日お隣で観劇されていた花組初見とおぼしきおばさまたちが、開演前に電飾が出てきたとたん「うちの(贔屓)組でもこういうショーをやってほしいわあー」とおっしゃってました。中身をまだ観てないのに、電飾の段階でこういうお言葉が出るってすごくないですか。CONGA!!の威力はんぱない。

・ゆずかれーくんが飛び出してきて幕開けを飾るのはパラディにつづき藤井ショー2度目ですが、「さもありなん、さもありなん」と思わせる瞬発力と圧倒的な華!ゆずかれーくんはすごいなあ。

・みわさんの登場が大好き。うわあ愛音羽麗さんだ!花男だ!と思います。
 そのあとの壮さんへの歌い継ぎ、そして全員のプロローグへとつながるのもすごくワクワクする。

・大地がざわめくような、何かが始まるような群舞を受け、満を持して蘭の花から登場する蘭寿さん。
 か…か……
 かっこいい!!!!!!
 あの白と茶のターバンと衣装、すんごく似合ってて好きだなあ。シンプルだけど力強くて男らしくてかっこいい。
 布の巻き具合によって、ターバンの左側頭部の模様と左側のもみあげが完全に一体化してるときがあるのですが(友人に言われて気づいて以来、どうしても確認せずにいられない…)なんかもうそれすらも好きです!いとおしい!
 今回、あまり赤味がないマッチョな黒塗りなのがすごく好み。真っ青な目元も大好物です。

・歌手チームも活躍していて、それぞれドヤ顔してるのがいいですね。らいらい素敵☆
 しかしめぐむ・アーサー・いまっちが抜けたことで、いわゆる歌手要員の顔ぶれが一変したなあと実感する…。まだちょっと気持ちが慣れない。もちろん、代わりに新しい人がどんどん出てきているのは頼もしくもあるのですが!

・「セクスィーなリズム!」でビシィィィッと客席を指さす蘭寿さんの人差し指が好きです。あの指には空気を切り裂く力がある。ぜったい何かビーム出てる。

・銀橋に出てきて「踊れコンガ」「叩けコンガ」「歌えコンガ」「感じてコンガ」と歌うところの、「叩けコンガ」の振りが大好き。蘭寿さんならではの動きというか(笑)、全身で叩いてる感が出てますよね!腰でコンガ叩けそうですよね!(どういうこと)

・あの白い衣装のらんちゃんもかわいい。らんちゃんは白が似合うなあ。
 5組デュエットのところ、だいもんが声も顔も悩まし〜い感じで歌ってるのがツボ。

・華形&春風ターンからの歌い継ぎは一気にノリノリになる感じでひたすらノリまくっているのですが、壮さんターンで本舞台センターのよっちが…もう…!
 2階から観てるとね、後方に固まってスタンバイしてる男役陣のどまんなかから、サーッと舞台前方に向かってひた走ってくるよっちが見えるわけですよ!たまらんよ!泣いちゃうよ!
 で、センターで踊るよっちが本当にイキイキしていて…。
 もともとダンサーではあったけど、パラディくらいから俄然目立ってきて、従者長とかカノンのソロとかを経て、どんどんダンスうまくなってるなーと思います。なんていうか、舞台で「魅せる」踊り方になってるというか。手足のリーチがどんどん広くなって、コアの部分から身体がしっかり動いていて、しかもすんごい表情豊かで楽しそうで!かわいいしかっこいい!
 そして今のあの輝きは一朝一夕に培われたものではなく、どんなときでもどんな場所でも真摯に舞台をつとめているからこそなんだよなあ…ということを、今までのよっち(といっても私がロックオンするようになったのは『太王四神記』とか『オグリ!』以降なのですが)の舞台を思い返しつつしみじみ感じています。今なかなか出番がない下級生の人とかも、よっちを見習ってがんばってほしいなあと本当に思う。おまえはよっちの何なんだ。

・えー、よっちについて語りすぎました。
 そんなこんなで黒スパン+羽根のギラギラ蘭寿さんが登場ですよ!キャーーー!(心の声)
 このあたりになるとすでに1回目のクライマックスを迎えて興奮状態なのであまり記憶がないのですが、とりあえず蘭寿さんの「コ〜ンガ〜ムーチョム〜チョ〜」が好きすぎて聴くたびに悶えます。あんなに濃く「むーちょむーちょ」って言える人なかなかいないと思うの。

・みんなが銀橋で最後に決めるポーズが好き。両腕を頭のうしろでシュパッと組むみたいなやつ。

・つづいてのクンバンチェロは、もう蘭寿さんがフリーダムすぎて…(笑)
 初見のときにもチラリと書きましたが、蘭寿さんがすごく自由に、楽しそうに大劇場を支配してる感じが、観ていてとても幸せです。銀橋にストンと座り込むのもそうだけど、オラオラ言いながらお客さん煽ったり、お客さんに手を取ってもらえないとスネて寝転んだり。あの衣装で、ひとりで、銀橋に寝転んでもサマになるって何事!
 とにかく自由自在な感じとか、お客さんを釣ってキャーッて言わせる手練手管(笑)とか、そこからグワーッとアップテンポの「クンバンクンバンクンバンクンバンチェロ♪」に持っていくテンションとか、もう、本当スターだなあと思います。うわあ私痛い!

・クンバンチェロが終わって曲調が変わるとこの蘭寿さんがめちゃくちゃ好き。力が抜けてるのに腰の動きだけすごいシャープで(笑)、さっきのクンバンチェロでのガナリ声とはまったく違う高めのトーンで「GO!」っていうのがかわいい!超かわいい!ああいうツナギの部分大好き!

・そして始まる黒白対決。
 …なのですが、この場面ほぼよっちしか観れてません。困った!だってよっちのかわいさが異常!
 白チームが押し寄せてきたときの黒チームがもう、かわいいったらないですよね。壮さんのガキ大将ぶりとかみつるきゅんのオラオラぶりとか、ちっこいのにえらそうで可愛いイティカとかヤンキーかぐらちゃんとか(笑)よっちの小物っぷりとか。なんかみんな、威勢がいいのにしょぼくれがちなのがすんごい可愛い!!牙むいてキャンキャン吠えてるのにすぐ尻尾巻いて逃げてきちゃうみたいな(笑)。「何だよう」って感じでガンつけに行くのにすぐ気圧されて帰ってきて、かぐらちゃんに「しっかりしなよ!」みたいな感じで励まされてるよっちが愛おしいです。キャラ設定がブレなさすぎる。
 そして、ワチャワチャ入り乱れて小芝居しつつも次のジャーン!っていうきっかけでちゃんと定位置かつ超かっこいいポーズで踊り出すのがまたイイ!当たり前なんだけど、気づいたらみんなちゃんとポジションについてるんですよね。プロだわー。

・黒チームを観すぎて白観察が手薄いのですが、だいもんとかルナっちとかきらまさと氏とかが目に星を入れてキラキラ踊っている感じがうさんくさくてとても好き(笑)

・黒ボーカルのふみか&イブ様が、大劇場中盤から突如ヒートアップして激しくがなり出したのですごく面白いです。最初あそこまでじゃなかったよね(笑)
 ふみかイブVSらいらいさあや、っていうのがキャラとか声質に合っててそれぞれいいなあ。
 あと、黒のほうは確認できてないのですが、こないだふと観たら白のほうはらいらいがさあやの分まで(つまり自分のぶん入れて2本)スタンドマイク持ってきてあげてたよ!超ジェントルマン!らいらいもキャラぶれないですね…(感嘆)
 (10/8追記:ふみかイブはやっぱりそれぞれが自分で自分のスタンドマイクを持参してました。キャラの違いがはっきりしてて面白い!)

・うしろにいる楽団?のメンバー(スイちゃん・かずさよしき氏・マキシム・わたるひびきくん・びっくくん)が普段なんとなく目の端に入れては愛でているメンバー勢ぞろいすぎて、大介に「気が合うね!」って肩ポンポンしたい(迷惑)
 そして全体的に自由すぎる楽団のなかでひとり常識人ぽい高翔さんがかわいくてツボ。

・らんちゃんかわいい〜!「プン!」がかわいい〜!
 プン!でハッとなる黒白の皆さんもすごくかわいい。あと、わりと早い段階かららんちゃんに懐柔されてノリノリし始めちゃってふみかにたしなめられてるよっちもかわいい。すごくよっちっぽい。

・そのあとはもう、全員かわいいんだけどね!特によっちがかわいくてね!目を離せなくてね!
 あのワキワキしてから腕を右、左、右、右、みたいな振り、シンプルなんだけどよっちの弾むような踊りを見るとついつられて身体が動いてしまう…。このあいだ本当に踊りそうになってしまい、仕方ないので家に帰ってから踊ってストレス解消しました。なにやってるの私。
 それくらいよっちが楽しそうで楽しそうで、しかもホントに全身使って踊ってるんだよという話。

・しかし楽までには他の人ももうちょっとちゃんと観ようと思います。

・つづいて花娘スキー垂涎の(笑)宝石場面。
 いやあ、美しい…。じゅりあきらりがたまらなく色っぽい…。
 これはもう花娘じゃないとできないなあ。雪娘だと、美しいけどもうちょっとリアルな感じになると思うの。花娘は百合もファンタジーなんですよね。
 なんといってもあの青いカツラの似合いっぷりが奇跡!じゅりあ様も素晴らしいけど今回きらりの美しさに目が潰れそうです。ふたりとも小雨ドレスがとにかく似合ってて、幸せ。
 他の娘役ちゃんがソロモンの海の衣装を着ているのもなんだか感慨深いものがあります。あの衣装を見るだけで心がざわざわする…。

・と、じゅりあきらりに心を奪われているうちに、上手花道からツカツカと歩いてきてポーズを取る蘭寿さん。ここの、本当に「ツカツカ」って感じの歩き方が好き(笑)
 お茶会レポでここの台詞についてなんやかんや書きましたが、たぶんやっぱり「moca」が正解だと思われます。「モカ、ボアノーチェ」。「モカ」で若干語尾が上がるのが最高にセクシーで好きすぎる!あの抑えた口調も好きすぎる!ありがとうヤンさん!

・衣装も曲も振りもすべて好きなのですが、最近「たどりついた島はエルドラード〜♪」のところの振付がとてもツボです。ガッツポーズを身体の前でフリフリするみたいな(伝わらない)
 あの振り、ふつうあんなにカッコよくできます?できませんよね!(反語)少なくとも私がやってみたらただの変な動きだったよ!(比べないで)
 ああいうさりげない動きをカッコよくできるのが蘭寿さんの素晴らしいところだなー、と感服しておる今日このごろです。脚の使い方とかもさりげなくイイんだよね。

・「パイレーツカリビアン」とか「セクシーカリビアン」の「カリビアン」がめっちゃ早口なのも好き(笑)

・娘役ちゃんたちが銀橋に出てきてメロディが一区切りつくところ(うまく説明できない…)で蘭寿さんがすっごい高速で膝をシェイクさせてることに最近気づきました。だってそこはいつもきらりを見てたんだもん!きらりがものすごい顔をするんだもん!本気で誰かを取って食いそうな、ワルくてエロい顔なんだもん!
 あのきらりは全世界の人が見るべき。そして震えるべき。
 しかし蘭寿さんの高速膝シェイクも観たいので悩ましい(笑)

・本舞台に戻ったところでじゅりあきらりに両側からがっつかれても、ふたりを余裕で包み込んでる蘭寿さんがかっこよすぎる。ふたりがかりで襲ってきてもなお、「たくましい胸の中で甘い夢みて愛し合おう♪」って笑ってそう。セクシーカリビアンこわい…!

・「アトラクティーボ!」と叫ぶなみお先輩が安定の男子っぷり。久しぶりだねカツオ!(カツオじゃないです)

・ここで愛羽くん・スイちゃん・きらまさと氏と絡むのが大介ならではの粋な演出だなあ…と、初見でウッとなりました。楽近くなったらまたウルウルしちゃうんだろうな。

・「フッ!」のあとで腰を屈めながら前に走り出てくる蘭寿さんがかっこよすぎて!どうしようかと!
 あの前傾姿勢がなんともいえずかっこいいんですよね。ちょっとのニュアンスだけどぜんぜん違うんですよね。ヤンさんってすごいなあ。今更。

・蘭寿さん、壮さん、とガツガツ来て
 愛音さんが完全なる姫ポジで登場。
 いやあ、最初何事かと思いましたよね…あのセクシーな音楽…!おもむろに脚をロンデするみわさん!
 なんていうの、立ち位置的にロジャーラビットのジェシカみたいな(笑)お色気ヒロインポジです。引き連れてくる手下たちはわりと普通にガシガシ踊ってるので、みわさんのヒロインぶりが際立っております。大介のみわさん観!(天を仰ぎつつ)

・そのあとはもう怒濤の展開。
 蘭寿さん、壮さん、みわさん、みつるきゅん、みーちゃんが走り出てくるところもテンション上がるし、そのあとのユニゾンが本当に本当にかっこよすぎて!
 振りが高速なためちゃんと把握できてないのですが、下手側を向いて両手を顔の前で組んで腰を前後にクッと振るところが激しく好きです(分かりづらい)。ここの蘭寿さんがね、ウインクではないんだけど左目をすがめるようにしてニヤッと笑うのが死ぬほどかっこいいんですよね!観るたびに昇天しそうになる!
 そのあとの客席指さして本気ウインクもかっこいいし。全員で肩組んで走ってくるのもかっこいいし。もうかっこいい以外の言葉が浮かばない。好きすぎてつらい。

・いちばん最後の蘭寿さんのポーズ、大劇場では脚をクロスしてたのが東京では仁王立ちになってしまったのだけが少し残念…。クロスかっこよかったのになあ。何がいけなかったのかなあ。
 しかし東京初日、海賊の場面で暗転した瞬間の拍手は忘れられません。すごかった。たぶん舞台にもしっかり届いたんじゃないかと思います。


 とりあえず、以上。
 なんか気持ちが先行しすぎてぜんぜん筆が進まないので(笑)いったんここで切ってアップします!
posted by 白木蓮 at 11:10 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 15, 2012

サンテグジュペリ東京初見

 花組東京公演『サン=テグジュペリ』『CONGA!!』、始まりました。
 大劇場公演中は結局コンガの感想を書けず、それというのも私の中であまりにサンテグジュペリへの拒否反応が強すぎて、楽しいはずのコンガの記憶すら靄がかかったようにぼんやりとしてしまっていたからなのですが(どんだけ苦手だったのw)
 東京へ来て少し耐性がついた…というか、お芝居との折り合いのつけ方が分かってきて、おかげで幕間もドンヨリすることなく、コンガもより楽しめるようになった感じがします。

 勝因(?)としては3つあって、
 ひとつは大劇場から東京までのあいだ、いっさいサンテグジュペリ関係の情報に触れなかったこと。
 CS映像や出版物もお芝居に関する部分はほとんど見なかったし、星の王子さまやそれ以外の関連書籍も読まなかったので、サンテグジュペリや『星の王子さま』に対して自分が抱いていたイメージがいい意味で抜けたというか。
 大劇場初日付近は関連資料をがっつり読んでいて、サンテグジュペリという人に対する愛着も湧いてたせいで「いやいやサンテックスってそんな人じゃないし!コンスエロもそんな人じゃないし!星の王子さまの解釈ペラッペラやし!」みたいな無駄な怒りが生じてしまったので…。そういうこだわりや先入観を極力抜いたぶん、「オリジナル谷作品」みたいな気持ちで観ることができました。
 二つめは、ストーリーを追うのを諦めて、ショーのつもりで観るようにしたこと。
 ストーリーがないことは分かってるんだから最初からそうしろよ!って話なんですが、今回なかなかそれができなかったんですよね…。どうしても全体の整合性や蘭寿さんの感情の流れが気になってしまって、入り込めなくて。
 でももう、場面場面を楽しむ!わけワカメな場面は理解を諦めて蘭寿さんの髪の毛の先っぽまで観察する!と決め(いやだなあそんな観客)、その場その場だけを観るようにしたら意外と乗り切れる気がしてきました。前後の流れを無視すれば、寝てる蘭寿さんはかわいいし蘭蘭タンゴはかっこいいし青春アミーゴは泣けてしまう。
 三つめに、東上にあたって芝居の台詞がいくつか加えられ、根本的な支離滅裂ぶりは特に解決していないものの(笑)「コンスエロ=薔薇の花」という意図が一応明確になったこと。サンテックスとコンスエロを追う上では多少腹オチしやすくなった気がします。
 とにもかくにも女子脳の私としては、とりあえず「薔薇の花」という符丁によってふたりの関係性が絶対のものになり、最初と最後にふたりがラブラブしている、というだけでかなり観やすくなった感(単純)。途中段階は相変わらず突飛すぎてついていけないのですが、最後のデュエットダンスで蘭寿さんが超デレデレ甘々なイイ顔をしてて、それを観たらなんか色々どうでもよくなっちゃった感(単純)。


 そんなわけで、サンテグジュペリ少し楽しめるようになったよ!心にダメージを受けなくなったぶんコンガもますます楽しくなってきたよ!という私事のご報告でした(需要ない)
 これからコンスタントに観劇予定なので、細かい感想はまたいずれ。
 初日のカーテンコールから千秋楽かと思うくらい暑く熱く盛り上がって、楽しい公演の幕開けでした!これから1ヶ月楽しみましょう〜!
posted by 白木蓮 at 22:52 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

August 15, 2012

サン=テグジュペリ私見

 花組『サン=テグジュペリ』と『CONGA!!』、蘭寿さんバースデイに合わせて2回目遠征してきました。

 サンテグジュペリ、初見時に比べるとポカーン度は薄れてちょっと慣れた…かな。
 前にも書きましたがべつに不快な作品ではないので、ストーリーのなさを自分の脳内で補完できるようになればイメージで乗り切れる部分はあるし、あとタカラヅカならではの谷せんせいの愛情もところどころに感じるのでそういう意味では嫌いじゃないです。いや、その「タカラヅカならでは」の関係性に頼りすぎてて脚本上はわけわかめなんだけどね!蘭寿さんと壮さんが同期だとか、愛音さんが今回で退団だとか、知らなかったらサンテックスとギヨメの友人関係もメルモーズがとつぜん空に散る意味もまっっっったく分からないけどね!

 それにしても、やっぱり
 主役の感情の流れがまったく見えない作品って、つらい…。
 谷せんせいがやりたかったことは何となく分かるし、サンテックスの生涯と『星の王子さま』の文章をオマージュ的に重ねるという手法自体を否定したいわけでもないのですが
 でも根幹となる部分のストーリーや流れが皆無だから、そこへ無理矢理『星の王子さま』を重ねられてもまったくカタルシスがないわけで。
 部分部分の取り組みはいいと思うのです。メルモーズの夕日のくだりとか、最後のサンテックスとコンスエロとのやり取りとかね。
 ただメルモーズにしても唐突にそこだけ出てきて別れを告げられたところで(私たちはみわさんが去ることを知っているからそこで5割くらい脳内補完できるけど)それまでの積み重ねがないから感動できないし、サンテックスとコンスエロにしても、そこだけ感動的なくだりを引用して感動的なやり取りをされたところで(私たちは蘭蘭がトップコンビだって知ってるからそこで5割くらい脳内補完できるけど)それまでの愛憎がなーーーんにも描かれてないから感動できないし。
 もともとのストーリーがないせいで、せっかくふんだんに使われている『星の王子さま』の美しい文章が全然生きてなくてつらい。むしろ作品への冒涜だとすら思えてしまってつらい。
 まあ、もともとの『星の王子さま』やらサンテグジュペリの史実やらタカラヅカのお約束やらを総動員して脳内補完しまくった上で出演者の皆さんの熱演を観てしまうと、思わずウルッと来たりもしちゃうんですが!
 しかし脚本としてはやっぱりナシだなあ。。お芝居としてまともに成り立ってないと思う。

 あと、オマージュの仕方が浅い、ような(小声)
 私も上演が決まってからいろいろと関連書籍を読んだクチなので人のこと言えないのですが、それにしても作品の重ね方が安易というか直截的すぎるというか、ぶっちゃけ恥ずかしいというか(笑)
 谷せんせいって本当に『星の王子さま』が好きなのかしら、どう見ても作品に深い愛着がある人のオマージュだとは思えないんだけど…と思っていたら、歌劇誌の座談会で「夏休みだから何か児童書っぽいものがいいなーと思って、いろいろ読んでたら星の王子さまがいいかもーってなって、さらに調べたらサンテグジュペリ自身も面白い人っぽかったから題材コレにしたよ☆(←すごく意訳)」という旨のことを発言されていて、全力で「さもありなん、さもありなん!」ってなりました。ですよねー。
 まずもって「元ネタを読んでいないと完全に置いていかれるオマージュ」というのは(少なくとも大劇場作品においては)やっちゃダメだろうと思うし、なんか全体的に作品へのリスペクトが感じられない…。
 高潔なアラブの戦士となったサンテックス(笑)がネリーとイチャコラする場面ですっごくイラッとするのは、もちろん脚本的に「ネリーって誰だよw」感がハンパないせいもありますが、パイロットが王子さまと出会う直後の場面だから、というのもあると思ってます。
 砂漠で遭難→「生きるんだ」連呼→王子さま(それもらんちゃんが演じている)と出会って羊の絵を描く→生還→愛人とイチャイチャ。なんだこれ。
 サンテグジュペリについての文章を読むと彼にとって砂漠での体験はすごく神聖なものだったということが伝わってくるし、だからこそ『星の王子さま』は砂漠を背景に描かれているのではないかと思うのですが…
 その場所から帰ってきた瞬間にああいう行動を取られちゃうと「えっ王子さまとの出会いは彼にとって何だったの>< コンスエロってサンテックスにとって何なの><」としか思えなくて愕然とする。
 そういう切り貼りにすごくデリカシーがないので、ラストの「サンテックスは『星の王子さま』のなかに生きつづけている!」みたいな台詞もやたら薄っぺらく感じられてしまって…
 なんか、本当いろいろもったいないなーと思います。
 ていうか、これサンテグジュペリ関係者的に大丈夫なの?怒られたりしないの?(素)

 蘭寿さんもみんなも、ひとつひとつのお芝居に説得力を持たせようとがんばってるのはビシバシ伝わってくるし、実際素敵なディテールはたくさんあるし、らんらんのタンゴが素晴らしいし、寝っぱなしでいじられてるサンテックスはかわいいし、壮さんのキツネもかわいいし、幕開きから最後まで水美柚香が良いシンメだし(重要)
 もうちょっと慣れればもうちょっと楽しめるような気はするので、色々がんばります。作品を楽しむためにファンががんばらざるを得ないのがタカラヅカ!^^(どうなの)

 ということで今回もサンテグジュペリに筆をついやしてしまい、コンガのツボまで手が回らないトラップ。
 大劇場公演中に1回はなんか書きたい…。とりあえず今回も蘭寿さんがかっこよくてかっこよくてかっこよかったです!バースデーアドリブも盛り上がって楽しかったです!しあわせーーー!!!
posted by 白木蓮 at 09:54 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 30, 2012

星の王子さまになった操縦士

 案の定フットルースの話をまったく書ききれてませんが、花組『サン=テグジュペリ』『CONGA!!』、観てきました。

 えーっと。

 今回残念ながら初日に遠征できず2日目から参戦し、初日を観た友人からただ一言「大変な珍作」という感想を聞いて席についたのですが

 こwれwwはwww
 聞きしにまさる大変な珍作wwwwww

 つまらないとかそういう次元ではなく、なんていうかもうストーリーという概念を放棄しきっていて、ひとつひとつの場面がまったくつながってなくて、起承転結とかももちろんなくて、人物描写って何それおいしいの?みたいな世界。とにかくストーリーがないのでだんだん自分が何を観ているのかわからなくなってきて、ちゃんと起きてるのに意識が青空と大地のあいだを浮遊するという超常現象が起きた(笑)
 緞帳が終わったときに時計を見てびっくりしました。これ1時間半しか経ってないのか!3時間くらい観たような気がしてた!

 いやあ、すごいなあ谷せんせい。こういう方向にトぶとは予想だにしなかったです(とおい目)
 プロローグもすごかったけど(だって蘭寿さんがガチのキラキラ王子さま!キツネとかお花とかみんな勢ぞろいしてピューロランドばりのメルヘンショー!みわさんの「うぬぼれや」はじめ各星の住人たちが縦1列に並んだときは、EXILEが始まるんじゃないかと本気でドキドキした!)、そのプロローグの衝撃がふっとぶくらいの本編の破壊力。
 サンテックスとコンスエロの愛情の始まりがまったくわからなくて、ふたりがそれぞれ別の人に惹かれた理由もまったくわからなくて、またお互いに戻ってきた理由もまったくわからないってタカラヅカ的に斬新!確かにサンテックスとコンスエロの結婚生活はいばら道だったみたいだけど、舞台なんだからそこをもうちょっと腹オチできるようにしてほしかった…!!
 コンスエロは突然シャーマンになっちゃうし、ギヨメの話もメルモーズの話もすべてが断片的にポンと出てきてポンと終わるのでぜんぜん共感できないし、挟まれる歌がいちいち演歌っぽいし、砂漠で遭難して助かったサンテックスはいきなり「高潔なアラブの戦士となったフランス人」みたいなことになってるし(マ、マトヴさん…?と思って二度見した)、蘭寿さんにも蘭乃さんにも「星の王子さま」が降臨しまくってるし、もうどうしたら(茫然)
 まさかあんなにちょいちょい『星の王子さま』をやるとは思いませんでした。王子さま=サンテックス、コンスエロ=花、のイメージはベースにあるとしてもあくまでも舞台はサンテグジュペリの生涯、という認識を勝手に抱いていたら、らんちゃんが王子さまになったり蘭寿さんが操縦士になったり蘭寿さんが王子さまになったりらんちゃんが操縦士になったりするものだからびっくりしすぎて思考停止したww何事wwww
 (まだご覧になっていない方には私が何を言っているのか分からないと思いますが、実話です)
 視点が入れ替わりすぎるし、あそこまで台詞をガンガン言われちゃうとちょっと…。大切なものが目に見えまくってるよ!もうちょっと言外に秘めておこうよ!><


 でもあとからプログラムを見たら、そもそも谷せんせいのやりたかったことと私が『サン=テグジュペリ』という作品に期待していたものがかなり食い違ってたんだな…とは思いました。
 私はこの作品が『サン=テグジュペリの生涯』だと思っていたのですが、違ったんですね^^谷せんせいは研17の蘭寿とむさん主演で『星の王子さま』をやりたかったんですね^^^^副題の「星の王子さまになった操縦士」は隠喩じゃなかったんですね^^^^^^
 プログラムのコメントで、あんなあっさりと「登場人物が突然『星の王子さま』になるのは当然のことなんだヨ!」みたいに言われたらもうどうしようもないです。すみませんでしたって言うしかないです(笑)

 いや、『星の王子さま』を投影するならするで、もうちょっとやり方があっただろ!とも思うのですが。
 あくまでもコンスエロ=花のイメージはキープして、コンスエロの美しさとワガママぶりと魅力をまず見せて、それで二人の心が離れて(これが四角関係のダンスらへんね)、そこからギヨメさんとの対話にもっていって「もしきみがぼくをなつかせたら、ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる」からの「きみのバラが、この世に一輪だけのバラってことがわかるから」「きみは、きみのバラに責任がある」あたりでクライマックスを作って、サンテックスがコンスエロへの愛に立ち返る…みたいにしたほうが(ベタだけど)綺麗にまとまったんじゃないかなあ。今のだと本当に本当にわけわかんないです。蘭寿さんが王子さまヴォイスでキャッキャウフフ笑うところとか、どうしていいかわからなくて客席でモジモジします(笑)。いや、かわいいけど!とんだ羞恥プレイをさせられてる蘭寿さんがかわいいけど!><

 …えー、そんなこんなで言いたいことはてんこもりの『サン=テグジュペリ』あらため『星の王子さま』ですが(勝手に改題しないように)
 いわゆる「不快な作品」ではないので、そういう意味ではリピートできるかなあと思います。『仮面の男』ムラ版とかはほんとにキツかった…。最近だと『長い春の果てに』とか『双曲線上のカルテ』とかも個人的にはつらい作品なのですが(ごめん石田せんせい)、星の王子さまに関してはそういう感じはないので、逆に慣れてしまえば楽かも。イメージだけを追った散文調作品だと思えば乗り切れるかも(笑)。でも蘭寿さんの笑い声だけは慣れずにいつまでもモジモジしちゃう気がするけど(笑)

 ****

 というわけで、芝居で消耗しきってからの『CONGA!!』初見。
 ひゃーー楽しかったーーーー!!!!ありがとう大介!!!!!

 稽古場レポートでの「夏に食べるカレー」という言葉どおり、ひたすら熱いです。ノリノリです。ムンムンしてます。なんか、私の思いこみなのか、組子のみんなの「さあこれからコンガだよ!芝居のことは忘れて楽しんでね!!」感がひどい(笑)
 まだ味がなじんでないカレーというか、花組らしくノリが先行して常にトップテンションなので抜きどころがないというか、カレーそしてカレー!ナンはどこいった!みたいなところもあるのですが(笑)もうとにかく楽しかったです。赤味の少ない黒塗りがみんなかっこいい!蘭寿さんもらんちゃんも黒塗り似合う!あと今回お芝居で金髪の人が多いので、黒塗り+金髪の人たちが何かイイ!みつるきゅんとかだいもんとか!
 とりあえず、黒塗りで目元青くて衣装ギラギラの蘭寿さんが常に何かを滴らせながら腰振りながらオラオラしているのを観られただけで私は幸せです。プロローグのあとの銀橋クンバンチェロ、あの大きな劇場をひとりで自由に楽しそうに操っている姿が何だか本当に幸せで、うれしくて、ちょっと涙出そうになってしまった(病気)

 どの場面も好きですが今のところ中詰めが大好きです!蘭寿さんがイケライオンすぎてときめく!あの、ちょっと獣っぽい素振りがすごく好き。あと個人的に、「中詰めの最初に絶対グロリア・エステファンの『CONGA』が来るはず!」って思ってたらドンピシャでちょっとうれしかったという(笑)。…と予想できてしまうくらいのオーソドックスさも、大介ラテンショーのいいところだと思ってます^^

 蘭蘭のダンスもよかったし、壮さんもみわさんもかっこよかったし、何よりやっぱりいろんな人がいろんなところで前のめりかつ楽しそうに活躍していたのがうれしい。退団者演出も素敵でした。
 まだぜんぜん観きれていないので、細かいツボはまた追々アップしたいと思います!CONGA!
posted by 白木蓮 at 10:45 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

May 31, 2012

近松・恋の道行

 花組青年館公演『近松・恋の道行』の感想ちょびっと。

 心中物を単なる心中物で終わらせず、「心中が大流行り」の浮き世を描くことで違う角度から男女の生きざまを浮かび上がらせる…という、景子せんせいらしく計算された興味深い作品でした。
 とはいえ初見はけっこうモヤモヤが残ってしまって。
 1幕は物語がどんどん心中へ向かって、死へ向かって進んでいくのが、2幕からは反転して生への渇望が強烈にきらめき始める。清吉と小弁ちゃんも、鯉助も。
 その「生」の光がすごくまばゆくて印象的で、だからこそ、一度は生に向かおうとした嘉平次とさがが最後に結局心中に至るところがうまく理解できなかった。あ、そんな理由なんだ?みたいな(笑)
 2回目に観たら、心中の虚しさを知ったうえでなお、どうしてもそこへ向かわずにはいられない衝動、死に逃げずにはいられない人の愚かさ…のようなものを描きたかったのかな、とも思えたのですが。
 でもその「死へ向かわずにはいられない」理由がちょっと浅いというか、見えにくかったのが残念だったなあ。あの構成だと「生」のほうが正しく思えてしまう。いや正しくなくていいんですが、その「正しくないほうへ突き進む」ことを納得させられるだけの圧倒的な強さが足りないというか。

 …というのが私のモヤモヤポイントだったのですが、そのモヤモヤも含めてずっしりと胸に残る作品で、面白かったです。
 ちら見レベルですが、ついったーとかで他の人の感想を見させていただくと皆さん共感する登場人物や反感をおぼえるポイントが違っていて、しかもそれがその方自身の状況や内面と密接にリンクしているように思えて(って勝手な印象ですすみません)、たぶんそのときそのときの状況によって見え方がまったく変わる作品なんだろうなと思いました。そういう意味では、景子せんせいにしてやられた感。
 私自身はどうなのかというと、やっぱりというか何というかいちばん共感したのは清吉と小弁ちゃんで、結局自分はすごく女子脳でまだまだ青くさくて、あと絶対的に強烈な「生」に惹かれる人間なんだなあと実感した次第です(笑)。まあ、単にみつるきゅんが超かっこよくてべーちゃんが超かわいかったからというのもあるのですが!べーちゃんべーちゃんんん!(だいなし)

 嘉平次とさがの心中については、上記のとおり構成上はモヤッとするところもあるものの、とにかくみわさんの包容力と「愛」のパワーがはんぱなかった。この人が愛ゆえに死に向かって突き進んでいくなら仕方ない、と思わせる凄みがあった。やっぱり恋愛してるみわさんが好きだなあ…。
 そのみわさんに包まれるみりおんもすごくよかった!お化粧もきれいだったし、台詞や仕草のひとつひとつに、今まで不足しがちだった情感やうるおいがあって。あと、たおやかで落ち着いてるんだけど「かわいい!」と思わせてくれたのがいいなあと思いました。すごく健気でいじらしくて、かわいかった。みわさんに「かわいいおまえ」って言われるのが似合ってた。宙組へ行く前にこの役を観ることができてうれしかったです。

 みーちゃんは花組デビューということを忘れてしまうくらいの馴染みっぷりで、上手だった〜。鯉助という人はとにかく魅力的…というか、鯉助自身にすごく魅力があるわけではないと思うんだけど(笑)彼がいることで作品全体がすごく魅力的になった、ような気がします。構成上は客席と舞台をつなぐのは近松先生なんだけど、心理上(?)は、現代の客席と元禄の舞台をつないでいる役割は鯉助にあったんじゃないかと思う。
 近松先生があくまでも冷徹な目で時代を切り取るのに対して、鯉助はあくまでもその時代を「生きて」いて、そんな息子を父である近松先生が肯定してあげられない、救ってあげられないことが哀しかった。お蝶ちゃんの「それでも、書きたいんやろ?」という台詞が、私には「生きたいんやろ?」と言っているようにも聞こえました。醜くても無様でも、それでも生きていこうとする強さ。
 …って感想を書いてると、やっぱりどんどん自分の気持ちが生のほうへ生のほうへと向かっていくのは一体何なんだろう(笑)

 長作は描き方に深みのない悪役なのがちょっと残念だったのですが、アキラは押し出しもよくて貫禄もあってよかったです。歌うまくなった…!
 ふじPの幾松みたいな役、好きだなあ。コードヒーローのジュニアもそうだけど、まっすぐで誠実でそれゆえに自分や周りを追いつめてしまう役。あの弟にあんなことを言われたら、嘉平次が「死ぬしかない」って思うのも分かる気がする(笑)。ふじPの『春琴抄』とか観てみたい(笑)。りりかちゃんのきはも、しっとりした風情のなかに芯の強さが感じられて好きでした。

 『復活』に続いてさあやお姉さんの切なさと情感が素晴らしかったし、なみお先輩のカタギじゃなさがハンパないし、ゆずかれーくんが壮絶に美しすぎて息を飲むレベルだし、こりのちゃんとななくらちゃんがまた日本物の子役やってるのもかわいかったし、かずさよしき氏の子役もかわいかったし、ひらめちゃんも超かわいいし、わたるひびきくんの力仕事要員ぶりがブレないし、とにかくどこを見ても楽しかったです。
 しかし『舞姫』の合言葉(えっ)だった「切っても切ってもきらまさと」はあくまでも当時のきらまさと氏がまだまだ知名度も存在感もなかったからネタになりえたのであって、ふみかとからいらいとかネコくんとかイブ様とかタソとかスイちゃんとかがあんなに出てくると何かもう大変だよ!「切っても切っても」感がすごすぎるよ!^^

 関係ないけど、昔『王家に捧ぐ歌』を見たときから甲斐先生の音楽はちょっとワイルドホーンっぽいと思っていたのですが、今回のみつるきゅんソロがとっても「This is the Moment」でした。良い曲だったー。
 …とか書いておいて作曲が甲斐先生じゃなかったらどうしよう(笑)
posted by 白木蓮 at 20:05 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

May 07, 2012

カノン全ツメモ2

 終わっちゃいましたね、GW。
 私のGWは雪初日→花全ツ初日→市川→八王子→仕事→雪組→旅行→雪組→オヅキ茶、でした。まさに黄金週間!すべてが楽しかったです。いろんな巡り合わせに感謝です。

 さて、全ツカノン初見メモのつづき。


【パシオンネグロ】

 朝夏無双の場面、メンバーは左から蘭舞くん、がりん、キキちゃん、マキシム、マイティー、優波さん。…で合ってる?
 まさかのスルーされポジ(本公演ふじP)にマキシムが配されるという事件によりちょっと面白いことになってますが(スルーされたときのマキシムのどや顔がいろんな意味でヒドイ笑)、まあ様は全ツでもガツガツと肉食系で素敵です。

 踊り出す蘭寿さんの両脇が望海月央のシンメになってて感慨深いパシオンネグロ。
 ここはとにかくだいもんたちのダンスの上達ぶりがすごい!ナウオンで言ってた「お腹に力を入れて他は抜く」というテクニックだと思うのですが、もう、とにかく本公演のときとまったく別物!踊りが段違いに大きく見えるし、良い意味で楽そうに見える。力を抜くってすごい!ていうか蘭寿さんもっと早く教えてあげてーーー!!(笑)
 蘭寿さんの動きがいちいち好みすぎるのはもちろんのこと、黒いターバンからのぞく金髪がすごくかっこよくて好きです。
 蘭寿さんたち上級生組が後ろのお立ち台(違)に行って腰を振るとき、本公演のみつるきゅんはすごい勢いですっ飛んできて自分の位置に入っていたのですが、同じポジ?のまあ様はわりとのんびり来てのんびり踊りに参加しているのがツボ。単に距離が短いからか、いやそれにしても。


【祈り】

 壮さんとらんちゃんのくだりで前奏がちょっと長くなった以外は、大きな変更はないかな。
 大劇場のときから分かっていたこととはいえ、いよいよ全ツとなると、よっちソロ→まあ様とふたりユニゾン、のとこのアイコンタクトを見るとすごく切なくなります。ふたりともイイ顔してるんだこれがまた。

 大劇場・東宝で退団者が踊っていたパートは、蘭寿さん・らんちゃん・壮さん。ここは唯一と言っていいぐらいお休みできるところだったのに、蘭寿さんたら更に踊らされてる!!(゚Д゚;)))
 …という問題はさておき(さておくのか)、ここで退団者に向かって「全身全霊」な顔で歌う蘭寿さんが大好きだったので、あれを見られなくなったのがちょっと淋しい。振りはかわいいけど。


【スパニッシュ】

 若手3人のところ、ふじPポジにキキちゃん。こうやって聴くとあらためて難しい歌なんだなーと思います。ふじPたちも回を追うごとに上手くなっていったので、これからもっと3人の音量バランスが取れて良くなっていくはず!

 みわさんVSみつるきゅんのところは、だいもんひとり…というか、「だいもんVS娘役ちゃん」みたいな構図に。
 あんな強そうに踊ってる娘役集団にだいもんひとりで勝てるわけがないじゃん!かわいそう!と思いながら見守っていたら案の定負けてて、でも最後はなぜかだいもんが娘役の中心でドヤ顔を決める、という場面でした(笑)

 それにしてもだいもんの出番数ハンパない…。本公演でも踊りまくって大変そうだなあと思っていて、全ツはセンターの場面が増えるだろうからハードな群舞はちょっと免除されるかなと思いきやひとつも減ってない!ラテントリオとかスパニッシュとか、純増!
 赤熱海全ツでもだいもんの出番の多さにびびったものですが、今回もすごいなあ。がんばれだいもん。
 (と、リンクした記事を読み返したら「鯉のぼり」という文字があってちょっと笑った。今回も5月5日には鯉のぼりが登場したようで何よりです。鯉のぼり好きなんだよね、だいもん!)


【フィナーレ】

 階段の段数が減っても反る蘭寿さん。安全性が増したからか、ものすごい勢いで反ってる蘭寿さん。さすがです><
 まあ様と絡む蘭寿さんの動きとか表情とかが、なんか本公演のときより受け受けしくなってて「あわわ」ってなる(笑)。なんていうか、しどけないというか…。どどどうしたの!(笑)

 ここの燕尾も祈りの場面もそうなのですが、もともと本公演で出ている人数が少なかったので全ツでもそんなに「減った」感がなくて、むしろ本公演で出てなかった人たちがちゃんと出ていてうれしい。いいんだか悪いんだか。
 高翔さんもかっこいいし、舞月くんも観たいし、でも本公演のときから観てる人たちもちゃんとチェックしたいし、もちろん蘭寿さんも観たいし、目が足りなくて大変です。

 ダブルデュエットダンス、みりおんポジにじゅりあ様。
 じゅりあ様のしなやかさ、艶やかさ、衣装の着こなし、壮さんとのバランス、すべてが素晴らしすぎる…!
 花野じゅりあという人は、ヒロインのアンチテーゼ的役割を与えられたときにめちゃくちゃイイ仕事をする人だなあと思います。虞美人に対する呂妃も然り。みりおんとらんちゃんだとどうしても「ふたりとも白」という感じなんだけど(若手ヒロインだからそれでいいんだけど)、じゅりあ様はらんちゃんの「白」に対してちゃんと色を出せる。
 白に対してパキッと黒をやれる娘役ならそれはそれでたくさんいると思うのですが、じゅりあ様が出せる色合いはもっと多彩で柔軟なんですよね。それは、前にも書いたけどじゅりあ様の根本にあるものが白とかピンクとか、ヒロイン系の「かわいい」色だからだと思います(いままでの扱い云々ではなく、単純に持ち味として)。そこにいろんなキャリアを積み重ねてきたからこそ、「ヒロインの相似形を描いたうえで濃い色を乗せる」という芸当ができるんだと思う。

 というわけで、じゅりあ様参入により4人全体の見え方もだいぶ変わったダブルデュエダン。役替わりって面白いなー。


【パレード】

 だいもんのエトワールがやっぱりすごい!全国の皆さんに「タカラヅカの人すごいでしょ」って自慢したい!(笑)
 八王子のホールがわりとクラシック仕様というか、オーチャードやアクトシティ浜松に似た縦型のホールだったのですが、そこに響きわたるだいもんの歌声といったらもう…素晴らしかったです。
 ポァゾンのときもそうだったけど、全ツで蘭寿さんが大きな羽根をしょって現れると本公演のときとはまた別の感慨があって、うれしい。本当に幸せ。

 しかし今回も「私たちと旅に出ましょう!」と次の公演地の宣伝をしちゃってる蘭寿さん。だから誰か蘭寿さんに、大劇場の宣伝をするように言ってあげてー!(しつこい)


 そんなこんなの全ツメモでした。
 まだしばらくはお預けですが、あと何回かは観る予定です!楽しみ!
 雪組の東京公演所感もまたあらためて。最近はいつも東宝にハンカチ2枚持参しております。お手洗い用と涙をふく用。
posted by 白木蓮 at 02:33 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

May 06, 2012

カノン全ツメモ1

 花組全国ツアー『カノン−Our Melody−』初見の話。
 …と書きだして止まっている間にみわさんバウも始まり、全ツ組は九州でヒートアップし、あっという間にGWが終わろうとしているわけですが(笑)
 今回はタカラヅカと関係ない旅行に行ったりしてぜんぜん祭りに乗れてないので、ついったーをありがたく眺めつつ楽しそうだなーとニヤニヤしています。公演してるのにまだしばらく花組に会えないと思うとちょっとさみしい!そのぶん雪組に行ってるけど!

 さて、本公演ではいろいろとモニョる部分も多かった『カノン』ですが、全ツ版はわりと穏やかな気持ちで観ることができました。
 単純に慣れたというのもあるけど(笑)、やっぱり下級生の出番があまりにもあまりにも偏っていたり、退団者の扱いがおかしかったりするのが相当自分のなかでストレスだったんだなあ…と。構成のだるさとかには慣れられてもそこは慣れなかった。
 さすがに全ツになると最下級生までフル稼働なので、いろんな人たちを観ることができたのが何よりよかったです!もちろんメンバーの繰り上がりも新鮮だし。蘭寿さん自身の出番はそれほど変わらないけど、髪色が金髪になったことでまた印象が変わったし。

 というわけで、簡単に場面ごとの変更とか印象とかをまとめておこうと思います。


【プロローグ】

 筒はなくなったものの(笑)やっぱりこのショーのプロローグは大好き!ピンクスパンの蘭寿さんが現れた瞬間の幸福感はんぱない!
 ピンク蘭寿さん(いかがわしい言い方やめて)からの歌い継ぎ1番目がキキちゃんで、それだけでおおお新鮮…!となりました。やっぱり長身イケメンで若くてパワフル!今回明るい髪色の人が多いので、あの黒髪も目立ってていいですね。
 カルガモちゃんは無しで、キキちゃん(本公演まあ様)→だいもん(みつるきゅん)→まあ様(みわさん)→壮さん、の歌い継ぎ。相変わらずよっちイティカのダンスを良い位置で拝めるのも幸せ。

 シルバースパンで踊る蘭寿さんがやっぱり大好物なのですが、金髪とあの衣装がすごーーーくよく似合う!口紅は真っ赤だし「ザ・タカラヅカスター」感がすごい!(笑)
 客席降りもあるし、盛り上がりますね。これぞ全ツ。


【船】

 壮さんの相手役がみりおんから仙名さんへ。
 みりおんが硬質ながらも「自分の意志がしっかりしている」感じの令嬢だったのに対して、仙名さんはもうちょっと幼いというかおぼこい(笑)感じを動きで表現している気がしました。壮さんもそれに合わせてより包容力を増したような。
 周りの人たちをまだあんまり観られてないのですが、さちかせいらちゃんが、衣装が変わった(たぶん春花きららちゃんが着てたやつ)にもかかわらずまたしてもマイティーと組んでるのがちょっとツボ。あのカップル好きだわー。

 この場面がいちばんいまっち姫花をよく観ていたところなので、ふたりがいないのが未だに不思議な気がします。姫花のドレス(花蝶さんが着てる)が目に入るたびにハッとしてしまう。


【タンゲーラ】

 蘭寿さん登場ソロはもちろん客席登場です。「果てしないジェラシー♪」でお客さんのアゴを撫でたりとか、蘭寿さんならではのメソッドでガシガシ釣ってらっさいます。ついったーによるとどんどんオイタ度を増しているようで何より^^
 (ポァゾンのときも間近で目撃して死にそうになったのですが、蘭寿さんさ、ちっちゃい女の子を一本釣りするの本当よくないよね…人生狂うよね…みんな釣られたあと「心ここにあらず」みたいな惚けた顔つきになっちゃってるんですが!)

 本公演でみわさん・みつるきゅん・まあ様・だいもんがやっていた紫スーツ4人はまあ様・だいもん・よっち・ルナっち。紫ドレスの娘役4人は本公演と同じ。
 よっちとルナっちが紫メンバー!あのエロ振り担当…!
 ということで紫チームを観たい気持ちむんむんなのですが、青チームも高翔さんや日高くん、キキちゃんなどの新規メンバー参入があるので目を離せず、もちろん赤い蘭蘭も観たいし、なんかもう大変。目が足りない><
 本公演だったら「きょうは○○を観る日!」と決めて集中することもできるのですが、今回はそれほど回数を観るわけでもないのでついつい目が泳いじゃって大変なことになってます。とりあえず今のところほとんど蘭蘭を観れてない(えっ)

 いちばんラストのみつるきゅん&まあ様ポジにそのまんまよっち&だいもんが入ってて、えっちょっと何この望海月央推し…!と隠れ望海月央ファン的には動揺したのですが(笑)、華形朝夏があんなにグイグイまさぐり合ってたのにあの二人は抱き合って頭くっつけてるだけでなんにもしてないのがツボ(笑)。むしろ「戦時中に母親とはぐれて慰め合ってる兄弟」って感じなのがツボ。それでこそよっち!(親指)


【中詰め】

 みんな大好きじゅりあ様!から始まるロケット。
 初日開演前にプログラムを見たらここのラテンシンガー」(本公演さあや)にがりんが入っていて、これはもしや女装…!?とwktkしていたのですが、えらいきっちり襟の詰まったノーブルな衣装で出てきて、ふつうに男役として歌ってました。音程もがりんに合わせて何度か下がってる。
 ついったーでも書きましたが、「女子会にうっかり参加させられてしまった男子新入社員」感がすごかった。じゅりあ様「大河ー!ツマミ足りないんだけどー!」的な(※ネタです)
 でもすごいがんばって熱く歌い上げてたし、艶のある良い声だし、これから回を重ねるうちにもっともっと良くなっていくはず!女子会に負けずがんばれがりん!(違)

 まあ様・だいもん・アキラのストリートボーイズは、だいもん・ルナっち・マキシム。登場時のシャウトはご当地アドリブ。
 マキシムのなんともいえない独特な動きをいつもほほえましく眺めているのですが(パレードでお辞儀する瞬間すら「あ、マキシム!」って遠目で分かるレベル)、ここでもマキシムらしくおかしなことになってて何かもう愛おしい^^

 そしてまさかのみつるポジによっち!えええええ!
 プログラムを見た瞬間から信じられないというかちょっと意味がわからないというか「き、きらりよろしく…!」と手に汗握る感じだったのですが(よっちに謝れ)、実際に観ても「あわわわよっちがよっちが」みたいな感じになっちゃってまともに観られてません。ごめんよっち。でもハケぎわに大きく投げキッスを飛ばすところは毎回オペラでガン見してる!
 めぐむさんの歌手ポジはキキちゃん。いい声で、聴きやすいです。

 みわさんのアルディラはまあ様。
 ここは4組デュエットダンスではなく、まあ様に赤ドレスのらんちゃんと黒ドレスのイティカがシンメで絡んでいく感じ。最後はらんちゃんを舞台に残してまあ様&イティカが一緒にハケていくのですが、芝居に引きつづきこの身長差が大好きです。イイ!
 それにしてもイティカの「組んでる男役を超男前に見せるスキル」は素晴らしいなあ。

 残ったらんちゃんが歌いだしてからディアボロへと続く流れは本公演と同じ。蘭寿さんの金髪もヅラで分からないのであんまり変わり映えしないというか(コラ)、なので本公演で観られなかった周りのディアボロたちをちゃんと観よう!
 …と思うものの結局よっちとかだいもんとかルナっちとかばっかり観ていて本公演と変わらないオチ。次に観るときはもっといろいろ観よう。
 ここのらんちゃんのダンスが相変わらず素晴らしいのですが、全ツだと床の材質や滑りやすさも場所によって違うだろうし、ケガせずにがんばってほしいなー。

 壮さんの月の場面、姫花ポジはきらり。
 ただ壮さんのうしろでヒラヒラと舞うだけなのに、人が変わるとここまで違うのか!と思うぐらいぜんぜん違う。姫花もきらりも個性光りすぎ(笑)(笑いながら泣く)(ひめかorz)
 今はまだ姫花のあどけない表情とか背中とか指先とかが脳裏にちらついてしまうところがあるのですが、きらりはやっぱり一言でいうと「練れてる」感じ。背中もぴしりと鍛えあげられてるし、とにかく完成度が高くて美しいです。細かい表現も本当にキレイ!

 そしてラテン。
 真っ赤な衣装で登場する蘭寿さん、登場時に何かしら叫んでます。八王子のときは「ア〜rrrrr〜〜は〜ちおうじ〜〜〜!!!」ってシャウトしてた(笑)
 銀橋に出る代わりに客席に降りて、そのあと戻るわけですが、途中で出てきて下手側の階段上あたりで待ってる壮さんが、立ち位置的に「客席から戻ってくる人たちのお出迎え係」みたいな感じになっててちょっと面白いです。小学校の校門に立ってる人みたい。「はいおはよーございます、おはよーございます、はよーございます、っざーっす」みたいな(笑)。で「んじゃ全員来たから代わりに出てくるわ」つって客席に降りてくるみたいな。そろそろ壮さんに謝れ。

 蘭寿さん・壮さん・みわさんの3人銀橋はみわさん→だいもんへ。
 だいもんおめでとー!フリーダムなおじさんふたり(おじさんって言うな)に比べるともちろん若いしまだまだ硬いところはあるけど、歌も客席アピールもばっちりで、観ていて幸せな気持ちになります。ついったーを追ってるとおじさんたち(だからおじさry)はどんどんやりたい放題になっていってるようなので、だいもんも積極的に絡んでがんばってー!

 …しっかし全ツに来てあらためて思う。この中詰め長いよ!

 ということで、長いので(笑)いったん切ります。
posted by 白木蓮 at 14:40 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

April 30, 2012

長い春の果てに初見メモ

 花組全国ツアー初日の所感。

 『長い春の果てに』、友人から初演DVDを借りて見たときにわりと「うーん…」となってしまったので(ラインナップ発表時の感想はコチラ)実際に観て苦手だったらどうしよう><と心配していたのですが、実際客席に座ったらそれほど抵抗なく観られてひとまずホッとしました。
 いやモヤモヤポイントはたくさんあるのですが!随所で「ダーイシorz」ってなるのですが!
 いちいち台詞が下品、とかは見なかったことにするとしても、とにかく登場人物の行動・言動の動機が分からなさすぎてびっくりする(笑)。みんな意味不明ですが特にクロード先生まわり!ステファンとクロードの間には一体何があったの!クロードはいつどこで改心したの!何でいつのまにかふたりはお友達になってるの!教えておじいさん!(きらまさと氏に向けてヨーデル)(あのおじいちゃんイケメンすぎるだろ)
 『復活』が大好きだったから忘れかけてたけど、そういえば石田せんせいって『再会』とか『相棒』とか『青い鳥を探して』とかを書いた人だったなあ…と、ちょっととおい目になりました(笑)

 でも、まあ、
 プロローグの蘭寿さんの大股開きを見た時点でもういろんなものに負けたというか。(早!)
 だってとにかく蘭寿さんがかっこよすぎる…!
 到底フランス人には見えないのですが(あらゆるティテールがアメリカ人)(むしろあらゆるディテールがランジュトム)、本当かっこいい。そしてかわいい。乗馬の場面とかウサギの場面なんて、ずーっと百面相しててもう呼吸困難になりそうなくらいかわいい。どうしよう。
 ああいうニュアンスで舞台にいる蘭寿さん、自体がすごく久しぶりで楽しかったです。金髪久しぶり!地毛のお芝居久しぶり!テンポが速い現代芝居久しぶり!ああいう「普通の男の人」久しぶり!いやステファンの人格が「普通」かどうかはおいといて(笑)、ナチュラルな感じのお芝居がとにかく久しぶりでかっこいいいいい………!!!!
 メガネもたまらんし(銀縁も好きですがラストの黒縁もいいですね)白衣もスーツももちろん似合うけどラフなニット姿とかがすごく新鮮でした。ていうか、Vネックが、深い!舞台で観るリアルなナマ鎖骨…!あと折り返した白衣の袖から見えるナマ腕…!(おちついて)

 ステファンのお芝居については、すごく素敵なんだけどまだ血肉になりきってないというか、ところどころリカさんの面影に引きずられているような印象を受けたので、これからさらに蘭寿さんナイズされていくのを楽しみにしてます。リカさんが唯一無二の強烈な印象を残す方なので、観てるほうも引きずられてる部分があると思うのですが。
 しかしああいうテンポのお芝居になると、蘭寿さんの間(ま)の良さが際立ちますね。好き!(笑)

 そして蘭蘭がとにかくかわいかった。なんていうか、役柄が似合いそうでいて案外似合わないんじゃないかと思ってたけど思ったより似合ってる!みたいな(ややこしい)
 らんちゃんがもっと大人っぽくなったり、もしくは過剰にロリっぽくなったりするかなと思っていたのですが、すごくナチュラルに「少女」でした。大人と子供の、ちょうどはざま。ナタリーやフローレンスよりも背は高いんだけど(笑)あの肉感のないほっそい腕や華奢な首筋に少女らしさがみなぎっていて、思春期の迷走する乙女心、みたいなものがイヤミなく表現されてたと思う。背伸びした外国のティーンエイジャーという感じなので蘭寿さんも心配していたほどロリコンに見えず(笑)、蘭蘭の距離感がすごく好きだなあと思いました。らんちゃんに振り回される蘭寿さんかわいい^^

 他キャラもみんなかわいかったー!あれですね、この作品の枕詞として必ず言われる「ハートウォーミングな物語」だと思おうとすると微妙なキモチになるけど、多種多様なへんてこキャラを愛でるコメディだと思うと楽しいですね(笑)
 とりあえず高翔花野夫妻に夢中です。というか高翔花野蘭寿の家族感が異常です(笑)。この人たちこうやってひとつ屋根の下で生きてきたんだなあ、っていうのが心から理解できる…!高翔さんと蘭寿さんふたりのときはそれほど「親子!」って感じでもないのに(基本的トーンは似てるけど)、ここにじゅりあ様が加わると「ああ家族だなあ」と思う。きっとじゅりあママがお怒りのときはパパもステファンもそっと黙って怒りが鎮まるのを待ってたんだろうなあとか(怒りの原因は「いつものビストロでお気に入りのメニューが切れてた」とかそんなレベル)、ママがステファン叱ってるのをパパが「まあまあ」となだめようとしたら逆にパパまでママに叱られちゃって大惨事だったんだろうなあとか、夫婦喧嘩するとママがいちいちステファンに「絶対帰ってくるんじゃないわよっ!」て書いた手紙を持たせて病院に走らせてたんだろうなあとか、でも結局仲直りしてデートに出かけるふたりを見てステファンは肩をすくめてたんだろうなあとか。
 3人でアッハッハッハッて笑ってるときの、親密さというか同一性というか一種の排他性というか(笑)、「この3人だけが家族」(=ナタリーとエヴァは他人)感がはんぱない。しかも3人揃ってとってもアメリカン。どこのフルハウスかと!誰かが何か言うたびにオーディエンスの笑い声が聞こえてきても違和感ないレベル^^
 高翔さんの、石田脚本でも過剰にセクハラにならない端正さとまっとうさがすごく好きです。そしてじゅりあ様の根本的な明るさとかわいさが好きです。怪演なんだけどちゃんとチャーミング!

 よっちもかーわーいーいーーーー!!!!(定期post)
 なんだあの研修医。とりあえず人工呼吸しようとしてる顔と、花蝶さんとつっつきあって「コイツぅ」「何よぉ」ってやってるところがかわいすぎてオペラを離せなくて蘭寿さんを見逃しそうになって困っています。こう、女の子とジャレてる月央さんっていう図が新鮮で戸惑う…!どうしよう!

 まあ様×イティカの身長差コンビもかわいいし、だいもん×きらりの演技派コンビもかわいいし。ただ、だいもん×きらりの大事な結末が客席降り芝居っていうのはひどいです…。2階席は完全に「音声のみでお楽しみください」状態でした(そして音声のみで聞いてあらためて、だいもんもきらりも芝居うまいなー!と感嘆した)。ソロ歌とかも客席降りで歌うことがほとんどで、ちょっと2階は淋しいなあ。これからの会場では改善されるといいのですが…。
 冒頭の、シモーヌの回想のところでもステファンが客席に降りてるけど、あそこのステファンの表情を見てるか見てないかでそのあとの物語への入り込みが全然ちがうと思うんだけど!むーん。

 まあ様は台車で出てこなかったのが非常に残念だったのですが(笑)、かっこよかった。イティカの背伸びチューは反則!チューされてあっさり手術の手伝いを決意しちゃうまあ様のおばかぶりもかわいい!(笑)
 すごくどうでもいいのですが、まあ様のオレンジのつなぎ姿を見るたびに「この人天下一武道会に出てそう…」と思ってました。すみません。

 他にも見どころいっぱいで、ショーの役替わりや変更も色々面白かったのですが、とりあえず初見メモは以上です!なんか偏っててごめんなさい!
posted by 白木蓮 at 01:43 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 24, 2012

復活千秋楽雑感

 花組『復活/カノン』、終わってしまいました。
 始まった当初は長い公演だと思っていたけど、実際終わってみるとやっぱりあっという間。

 公演のあいだはやっぱり観劇したり観劇友達と遊んだり合間に仕事したりで(合間かよ)バタバタと過ごしていたので、終わったいま、ぼんやりしながら断片的に公演のことを思い返しています。ディアボロで床ゴロゴロするときにすごい勢いで上着の裾をはね上げる蘭寿さんが好きだったなとか。パシオンネグロの最後のウインクはいつも「ヒャッハー!!」みたいな顔してたなとか。(謝れ)

 退団者に関しては、正直未だに実感がないです。千秋楽当日はとにかく見届けることに必死で、泣いたり取り乱したりとかもなくて、ただもう機械的に観ていた、ような。
 振り返ってみると、たぶん集合日のショックがあまりにも大きすぎて
 集合日から千秋楽までの4ヶ月ぐらいはある意味ずっと、そのショックと折り合いをつけようとしてきた日々でもあったので(ってガチファンじゃない私が言うのもおこがましいですが)、千秋楽でやっと「ああ退めちゃうんだなあ」と受け入れられたというか。
 そうは言ってもやっぱりどうしようもなく淋しいし、次の公演であらためて彼らの不在に気づかされる瞬間が今から怖いですが…。
 でも、めぐむもうらぽんもアーサーもゆゆちゃんもめいちゃんもいまっちも姫花も、本当にきれいでした。姫花かわいかった…!最後に姫花のアニエスに出会えて本当によかったです。悔いはない、と思えた。石田せんせいありがとう。

 蘭寿さんのご挨拶は退団者に触れ、まあ様の組替えに触れ、夏美組長の専科異動に触れ、そして新しくやってくる3人に触れ(ここで「春風弥里、芹香斗亜、華雅りりか」とフルネームをすらすら言ったのが妙に印象的だった)
 本当にしっかりとした、そして血の通ったご挨拶でした。
 夏美組長を送り出すくだりで涙声になりながらも一言一言きちんと話そうとしていた蘭寿さんとか、一生懸命陽気な表情を保とうとしていたはっちさんとか、その横でもらい泣きしてたまあ様とか、もうなんていうか…忘れられません。
 そのあとの「すみれの花咲く頃」で、呆けたような緊張の糸が切れたような、ちょっとうつろな顔で客席を見渡していた蘭寿さんの顔も。
 ああ終わったんだなあ、と思った。
 1回目のカーテンコールのとき、緞帳が降りるところの「カモン!」の声掛けがなくて、あの音楽って「カモン!」が入らないとものすごく間の抜けた感じになるんだな…としみじみ思っていたら2回目以降はちゃんと「カモン!」が入ったのがちょっと面白かったです(笑)。あれはやっぱり舞台裏で「ちゃんと『カモン』入れましょう!」みたいな通達があったのかな(笑)。ちなみにニュースでは1回目さらっとカットでしたね^^

 なんだか今回の公演についてまだあまり脳内整理できてないのですが
 何はともあれ、通常より1週間長い公演を乗り切った花組の皆様、本当に本当にお疲れ様でした。
 蘭寿さんファン的には、蘭寿さんの集中力、持久力、精神力の強さをあらためて日々感じた公演…だったような気がします。
 きっとハードな公演だったと思うし、客席にいて心が痛むことも正直あったけど、でも、だからこそあんなにも強い蘭寿さんに出会うことができたと思ってます。
 今回もいっぱいの幸せをありがとうございました!花組さいこうー!(蘭寿さん口調)

 そして公演中書き散らした駄文にたくさんコメントをいただけたことも、いつもながら本当にうれしかったです。公演のツボに共感してくださった方、『復活』で蘭寿さんにハマられた方、お茶会レポの感想をくださった方、などなどたくさんの方からのお言葉にいっぱい励ましていただきました。ありがとうございました!
 こんなブログですが今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 書こう書こうと思いながら書けてないネタもろもろについては、年度切り替わりの大騒ぎ(笑)が終わったらまたおいおい。…って、それまで憶えてられるんだろうか…。
posted by 白木蓮 at 12:03 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

March 10, 2012

カノンの壺

 花組『カノン』のツボ、です。
 大劇場観劇時のメモはこちら


・初見から今に至るまで、一貫してプロローグが好きで好きで大好きで仕方ない!!
 考えてみるとヒートオンビートもロックオンもプロローグがいちばん好きだったので、たぶんミッキーのプロローグが好きなんだと思います。そのぶんプロローグ終わってからの印象がどれもモヤッと(ry

・ピンク総スパンの蘭寿さんが銀橋を渡るときの圧倒的な幸福感も好きだし、まあくん→みつるきゅん→みわさん→壮さん、の歌い継ぎも好きだし、そのうしろの本舞台センターでよっちイティカが組んでるのもたまらんし、金色の吊り物が上がってシルバー総スパンの蘭寿さんが現れると毎回大興奮しちゃうし、ここのクイクイしたダンスとさりげないウインクが相変わらず大好きだし、らんちゃんのタコ足はやっぱりいいし、銀橋に出てきたときの蘭寿さんの両手投げキッスも「ぎゃああ!」ってなるし、銀橋から本舞台に戻るらんちゃんがすごい勢いで客席にアピってるのもかわいいし。一度らんちゃんの指さしウインクをがっつりいただいてしまい、びっくりしたのとかわいいのとで顔ヘラッヘラになりました。おっさんか。

・本舞台に戻った蘭寿さんが、「いま、世界を抱きしめ♪」の「いま」のところで人さし指を立てて右腕をまっすぐ上にかざすところが大好きです。すごい速さで腕がシュタッて伸びるんだよ!指先までピーーーンてなってるんだよ!(伝わりづらい)
 そのあと音速でシュルッて1回転するところも好き。

・ついったーでもちょっと書いたけど、場面終わりでニヤリとする蘭寿さんのニヤリ加減が、大劇場初日近辺と今とではなんとなく違う気がする。目線の使い方が変わったような。
 最初のころのほうが分かりやすくイヤらしい感じで好きだったのですが(笑)、まんべんなく客席に届くニヤリは今のほうかなー。って、私の勘違いだったらすみません。

・壮さんとみりおんの場面、最初のころはセンターの二人といまっち姫花ばっかり観ちゃってたけど、最近はいろいろ観られて楽しい。
 マイティーとさちかせいらちゃんのカップルがクラシカルな感じで好きです。特にマイティーがせいらちゃんを後ろから抱きしめる図の昭和感が!いい…!!(笑)
 その前に上手後方で柚香くんとマイティーが何やら絡んでるのも、すごくいいシンメだなあとデレデレしながら眺めてます。要するに水美柚香が好きなのか、ああそうだ。

・タンゲーラはすべてが好きすぎて目が足りない…!
 とりあえず「君と踊るタンゴは果てしないジェラシー、君を奪うダンスは燃え上がるエクスタシー♪」が蘭寿さん大放出すぎてどうしよう。
 あの銀橋渡りを愛するあまり、もう上手花道に蘭寿さんが登場した瞬間からテンション上がっちゃって大変です。セリ上がりかと思いきや、実はつかつかと歩いてきてわざわざあのポーズを取ってるのがいいですよね(笑)

・動きのひとつひとつがすごくBOY先生だなあと思うのですが、特に両腕を前にかざして両手の人さし指と中指を地面に向けるところが好き。蘭寿さんがあの振りを踊ると、見えない何物かに人さし指と中指がグサリと刺さっているのが見える!ような気がする!(笑)

・静かな音楽のところで、らいらいとルナっちにリフトされて照明を浴びるひめかが大好きです。
 以前も書いたように私はひめかの無機質さというか「カラッポになれるところ」がとても好きなのですが、彼女のそういうところがものすごく上手く活きた場面だなあと思う。ほんとうに美術品のよう。そのあとめぐむにグルグル回してもらってるところの無表情ぶり(笑)も好きだなあ。

・らいらいの影に隠れてあんまり目立たないけど、今回ルナっちはかなりのリフト要員ですよね。お芝居でもゆゆちゃんリフトしてるし、ディアボロのところでも走ってくるらんちゃんをサッとすくい上げて回してあげてるし。あんな美形なのにタフガイ。
 ルナっちが踊ってるときの、「いつでも何かがダダ漏れてる感じ」が激しく好みです!

・場面ラストにおけるみつるきゅん×まあくんの絡みがどんどん激しくなっていて、二人のまぐわい加減(おい)が気になるあまりうっかり蘭蘭を見逃したりもしている今日このごろですが
 反対側に目を向けると実はよっちとアキラも絡んでるんだよ!っていう。(笑)
 上手側の華形朝夏が日々エスカレートしていってるのに、下手側の月央瀬戸はいつまでたっても超健全で(笑)、エロの香りがまるでしなくて(笑)、すごく二人らしいなと思います^^^^

・スーパーじゅりあ様タイムのじゅりあ様の羽根が東京では黒に変更されましたが、じゅりあ様のエロの本質は黒じゃなくてあくまでもピンクなんだよ!と声を大にして主張したい。
 黒っぽい大人のエロもできるけど、私にとってのじゅりあ様は舞夢のミツバチちゃんとかオサコンの天然グラマラス美女とか(笑)ああいう天真爛漫なセクシーキャラなのです。ブランデー的ではなく、マシュマロ的なエロというか…。根本に「かわいい」がないとダメなのよ!だって花娘だもの!

・と主張しつつ、しかし相変わらず銀橋をトテトテ歩いてきてじゅりあ様タイムを展開するじゅりあ様が無双すぎて骨抜きなのであった。

・じゅりあが踊りさあやが歌う豪華ロケットですが、このロケットの振りが、観れば観るほどひげダンスにしか見えなくてつらい(笑)。しかも柚香くんが美しすぎるダルマ姿と蠱惑的な表情で大まじめにひげダンスを踊ってたりするものだからますますつらい(笑)

・中詰めのみつるきらり銀橋で、きらりが本舞台のスーツダンサーズに手を振ってるとき(ここのよっちがすごいかわいい…!)、膝をついてきらりの腰にすがりつきつつ客席に向かってドヤ顔するみつるきゅんが大好きです。

・大劇場のときからアルディラのアーサーゆゆがかわいいなあと愛でていたのですが、東京ではふたりとも退団者になってしまって…かわいければかわいいほど淋しさもひとしお。ていうかこの場面退団者多すぎ><

・ディアボロの場面は、好きなんだけど、場面コンセプトと振付があんまり合ってない気がするのがちょっと残念。
 名倉先生の振りが、なんていうか良くも悪くも「古典的な日本のジャズダンス」なので(もちろん名倉先生が日本におけるジャズダンスの草分け的存在であることを考えれば当然なのですが!)、これもっとシンプルな場面コンセプトとシンプルな衣装でシンプルに踊れば素敵なんだろうなあ…と思います。タカラヅカの男役がディアボロに扮して踊る振り、って感じではない…。もったいない。これは明らかにミッキーのマッチングミス。
 なのでディアボロたちに関しては、出演者それぞれが自分で考えたというマント振りがいちばんおもしろいです(笑)。切なげにマントに絡むだいもんとか、マントにまたがってハアハアしてるルナっちとか(私ウソ言ってない)、几帳面にマントの衿を持とうと手で探してるよっちとか(笑)

・この場面、らんちゃんが大好きー!
 今回のらんちゃんでいちばん好きかも。まっ白い衣装も似合ってるし、聖と毒を併せ持った感じがすごくいい!
 最初のバレエっぽいダンスもきれいだし(蘭寿さんにうしろから羽交い締めにされて引っ張られていくところが好き)、後半で覚醒してガンガン踊りまくるところはひたすら「すごい!」と思います。筋力がついたよねえ(上から)

・このあいだ下手から観たら、蘭寿さんにマントでくるまれる直前のらんちゃんの顔がエロすぎて震えました。

・そして「愛はるかに」。
 ひめかキタ!ひめかセンター!ひめかかわいい!
 …要するにムラの初見からずっと変わらずひめかにロックオンしまくってるという。本当にもうね、かわいいよね…。
 でも最近やっと他の娘役ちゃんも観られるようになりました。みんなかわゆい。べーちゃんもレンナちゃんもかわゆい。カナリア以降まほうつぐみちゃんが気になります。

・カーニバル場面、なんだかんだ言ってもあの唐突なお祭り感が好きだ!
 蘭寿さんが歌いながらやる、「手先と足先を投げ出す」みたいな動きが大好きです。鮮烈なシンコペーション感というか(何言ってるのこの人)

・とむえりみわ銀橋はやっぱり蘭寿さんのうさんくさい英語と「f」の発音でほっぺがふくらむところが好きすぎるのですが、蘭寿さんと壮さんが英語で掛け合い(笑)みたいなのをしてるとき、愛音さんがフリーダムに別方面の客席を釣ってるのも結構ツボ(笑)

・まあさまカッコイイ!
 やはり組替え前だからなのか、それとも舞台で与えられている立場の大きさゆえか、この公演の間にぐんぐん存在感を増しているのが頼もしいです。絡まれる下級生のみんなも(そしてスルーされるふじPもw)いい顔してるなあ。

・カーテンあいて板付きの蘭寿さんが歌うところ、「パパパパ〜ン♪」みたいな妙にハイトーンのところが好き(笑)。そのあと膝立ちになってがなるように歌うところも大好き。ああいうガナリ、久々に聴いた気がする!Risingの「ジャズはどうして生まれたか」みたいなやつ。

・パシオンネグロは何から何まで好きなのですが、途中で下級生が前に出て踊って、蘭寿さんはうしろの台に乗って腰振りながら回ってるところが「お立ち台」感満載で大好物です(笑)。ていうか基本的に、あの衣装で腰振ってる蘭寿さんが大好物です(身も蓋もない)

・タンゲーラもそうなんだけど、今回みつるきゅんのダンスがめちゃくちゃうまくなったなー!と思って観るたびにびっくりする。たまに顔つけすぎて中居くんみたいになってるときもあるけど(笑)、本当によく身体が動いてますよね。ひとつひとつの振りが丁寧だし。
 ポァゾンのマタドールの場面もすごく「動きが変わった」印象を受けたけど、そこからさらに進化していて、与えられた経験をひとつひとつ着実に自分のものにしているという感じがします。すごいなあ。

・それまでが異様に濃いので、祈りの壮さん&らんちゃんの銀橋にすごく癒される…。ふたりとも清冽な存在感があって素敵。曲もきれいですよね。

・ここで板付きになってる男役メンバーが全員パシオンネグロ組(まあくん・よっち・だいもん・ルナっち)なのが激しく謎。
 みんなひざまずいてスタンバイしながら肩で息してるし、汗だくだし、蘭寿さんの周りを走り回らないといけないし、もう、観てるほうがつらいというか…
 ちょっと休ませてあげてー!と思ってしまいます。
 パシオンネグロに出てない人いっぱいいるんだし、その人たちを板付きにしてネグロ組はあとから出てくるメンバーに混ざればぜんぜん問題ないのになー。ミッキーのこういうところが本当にわけわからん。なんで退団者が全員出ないのかも、相変わらずわけわからん。

・…しかしこの人員配置だからこそのよっちソロなわけで、そう思うと何も言えないわけですが!(弱)

・そんな状況のなか、同じくパシオンネグロ組でしかも奈落スタンバイであるはずの蘭寿さんがほとんど汗もかかずにシレッと出てきて、なんかもう、すごい域に行ってしまってるなあ…と(素)
 今回のショーの蘭寿さんに関して私が受けている印象を一言で表現すると
 「らんじゅは こうてつのにくたいを てにいれた!」
 って感じです。あくまでも舞台で観てるだけの印象なのですが、身体そのものが一段階レベルアップしたというか。
 もちろん日によってちょっとグラついたり声が裏返ったりはふつうにあるのですが、根本的な安定感が今までとは違うような気がする。ファントムあたりでは急速に痩せすぎたせいか自分の重心がどこにあるのか分からなくなっているように見えたのですが、たぶんもう一度重心をしっかり掴んだのと、あとはもう本当に日々の鍛錬なんだろうなあ…。お茶会での「逆立ちしながら腕立て伏せ」とか、歌劇でさあやが書いてた筋トレの数々とかもそうだけど、とにかく自分の身体を自分できっちり制御している。ように見える。

・以上どこまでも私個人の感想なのでご意見・ご反論は多々あろうかと思うのですが、とりあえず今回の蘭寿さんのしなやかな大活躍ぶりを観るたびに、なんだかもう神様を見てるような気持ちになってしまうのでした(堂々と痛い…!!!)

・そんなわけで「祈り」。
 ここの蘭寿さん大好きです。表情も動きもテンションMAXというか(笑)、異様にハイなところが好き。表情がくるくる変わるんだけどどこを切り取っても「ザ・蘭寿!」な表情をしててたまらん。
 動きも独特というか、振りそのものがちょっと面白いんだけど踊る蘭寿さんのカクカクぶりがまたツボで…!今回のショーのなかで真似したい振りNo.1です。できないけど(笑)

・退団者フィーチャー場面、いまっちさんが日に日に退団者オーラを増してきてて困る。めぐむがきれいでひめかがかわいくて困る。
 3人を見つめながら歌う蘭寿さんが、ほんとに「全身全霊」って感じの顔で3人にエネルギーを振り向けてるところも好きです。手前勝手だけど、退める3人にもあの顔が見えたらいいのにって思う。

・しかし残すところ1週間強となった今でも、なんでいまっちさん退めちゃうわけ?という思いを拭えません…往生際が悪い…。

・みわさんVSみつるきゅん場面のコンセプトが未だにあまりよくわからないのですが、とりあえず、みわさんとみつるきゅんがかわいくて周りの娘役ちゃんがカッコイイので幸せ(逆じゃないのか)

・大階段で大きなスカートをさばいて踊ってるひめかがかわいいようううおうおうおう。

・下手で白い娘役ちゃんに囲まれてジャン!と音が鳴るところの、顔を仰向けた蘭寿さんが好きすぎる。ていうかあそこで白目になるのが好きすぎる(笑)
 蘭寿さんて目を閉じて仰向くとなぜかいつも白目になりますよね。あれが、もう、大好物です…!!

・ここもまあ様がどんどんオーラを増していて、純粋にすごいなーと思います。大劇場初日とはまるで別人。

・男役総踊りになってから、私のなかで「黄金の斜めライン」と呼んでいるところがあるのですが(笑)特に2階席だとその斜めラインばっかり観てしまう。
 ちなみに下手前列にいるよっちから後列センター寄りに向かって、月央→冴月→日高→和海、のラインです。なんという俺得!

・左膝をちょっとプリエして右脚をそこに引っかける、みたいな振りをしてるときの蘭寿さんが好き。

・だいもんのエトワールが何度聴いても素晴らしくて惚れぼれします。

・パレードで壮さんが階段を降りてきて、歌い終わってからシャンシャンを上手→下手に振るときの音楽がものすごく壮さんぽくて陽気でイイ!!とつねづね思っているのですが伝わるかな…。「ジャッジャッジャーン、ジャッジャッジャジャーン♪」ってところ。「恋はあせらず」の前奏みたいな(笑)

・上手側の大階段ダルマメンバーに柚香くんとか舞月くんとか和海ボーイとかがいてやたら豪華。まだダルマなんだよねえ。。
 それにしても和海ボーイのダルマ姿はキムラさんにそっくりである。ポァゾンといい、なんで女装するとこんなに似るの!(笑)

・大きな羽根をしょって大階段に現れて、「祈り」を歌い出す瞬間の蘭寿さんが本当に大好きだなあ。あのパァァンとした笑顔と歌声に劇場全体が包み込まれるような気がして、つくづく幸せな気持ちになります。


 …てな感じで、痛さ全開のまま終わる(笑)。長くてすみません!
posted by 白木蓮 at 02:57 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 29, 2012

復活の壺2

 WEB拍手を再送くださったgさま、ありがとうございました!今回は大丈夫でした!
 新公との比較、いろいろと面白いですよね。書けたらそちらも書きたい…です…(小声)
 あ、あとインフィニティも近々(いつだ)アップ予定なので、気長にお待ちいただければと思います!ありがとうございました。

 ****

 花組『復活』、書き忘れてたツボのメモ。
 脈絡なく吐き出してるので読みづらくてすみません。前回のツボはこちら


・回想シーンが始まるところ、「カチューシャのーうたごーえー♪」と歌いながら花道登場するネフリュードフさんがすごく若くてラブリーなんだけど、視点を変えてカチューシャ側に立ってみると、3年ぶりの登場であんなふうに歌いながら自分のことだけ見つめながら満面の笑みで一直線に向かって来られたらちょっとコワイ(笑)。そんな人やだ(笑)

・帽子を脱いでからというものやたらと髪の毛をいじっているネフリュードフさんが気になって「ちょっと髪の毛さわりすぎ!」とか思ってたのですが、カチューシャにアタックするための身づくろいだと思うとかわいい…かもしれない(甘)

・ラブシーンの最後でカチューシャを抱いて舞台後方へ歩いていくネフリュードフの、カチューシャの髪をなでる手つきがどんどんひどくなっている気がする>< 指先がはれんち><
 もちろん大好物です!(笑顔)

・カチューシャにシベリア流刑の判決が下ったとき、陪審員がそれぞれに「聞いてないぞ」「我々の意見と違う」みたいな小芝居をしているのですが
 こないだ観たとき、暗転するタイミングで全員が揃って「おいっ!」みたいな感じで判事(たぶん)に指さしをしていて吹いた。あれは貸切限定だったのかなあ…そのあとの通常公演で観たら、指さしてるの一人か二人だけで、タイミングもばらばらだったので。暗転なかとはいえ、全員でいっせいに「おいっ!」て指さしキメてると一気にコメディー感が増します(笑)

・ネフリュードフがお屋敷で椅子に座っているとき、あんまり脚を開いてなくて(ぴったり閉じてるわけではないけど、身体の幅くらいなので男役としてはかなりおとなしい座り方)(シェンボックが超ラフな座り方をしてるので余計お行儀よく見える)、しかも両手をドラえもんみたいにキュッと握って両膝の上に乗せているところがかわいくてかわいくてかわいい^^

・シェンボックがニーチェについて話してるのを聞きながら、頭のまわりにいっぱいハテナを浮かべでるアニエスがかわいすぎてどうしよう。「真理って?」って訊くときのなんにも分かってない感じとか、もう、かわいいったらないよね!食べちゃいたいよね!そりゃあシェンボックも指クルクルしておでこツーンってしたくなるよね!

・初見のときから、シェンボックの「前向きに生きるってのは、どっちが前でどっちが後ろか分かってるヤツの言う言葉だ」という台詞が大好きです。正しい。

・ネフリュードフに求婚されるときのカチューシャのお芝居がどんどん深まっていて、観てると本当にせつない…。
 「あたい、お酒はやめたから」
 は彼女なりの精一杯の告白だと思うのですが、それを聞いたネフリュードフの
 「そうか、そりゃ…よかった」
 がとても好き。うまく言えないけど、彼女の言葉の意味を汲み取りきれてないところも含めて、好き。

・カチューシャの進化に合わせてファナーリンのお芝居もどんどん変化していて、みつるきゅんはつくづく芝居勘の良い人だなあと思います。

・ペテルブルクで
 「じゃまずはセレーニンに連絡をとって…」
 と勢いづいちゃう蘭寿さんを止めるみつるきゅんが、「フリスビーに向かって一目散に駆け出そうとハアハアしてる大型犬を止める飼い主」って感じでなんとも頼もしいですね!(役名で言って)

・セレーニンが「ネフリュードフはロシアにとって必要な人材だ」とか「将来有望な男をシベリアに行かせるわけにはいかん」とか言うたびに『舞姫』の相沢くんを思い出すのですが、豊太郎さまは確かに将来有望な人だったけどネフリュードフはどう見てもあんまりロシアに必要そうじゃない(笑)。あのままミッシイと結婚してもただのぼんくら貴族っぽいし…。
 セレーニンたらネフリュードフを買いかぶりすぎじゃないの!と思っていたところで気づいたのですが、セレーニンって登場したところでも
 「私はネフリュードフの親友だ」
 って自己紹介するし、最後のお手紙でもダメ押しのように
 「君の親友、セレーニン」
 という文句で締めてるんですよね。なんだよセレーニンがネフリュードフのこと大好きすぎるだけじゃんかよ!(笑)

・セレーニンのお手紙といえば、出だしの
 「君の申し立てを棄却した検事のセレーニンだ」
 という名乗りがすごく分かりやすくて親切だなーといつも思う(笑)

・赦免状を受け取ったファナーリンが、銀橋で男泣きするところが大好きです。過剰なところが一切なくて、でも、湧き上がる思いが一瞬だけそこで溢れ出てしまった…みたいな泣き方。あれを見るとこっちまで泣けてしまう。

・カチューシャの結婚式を見守るミハイロフの芝居が切なくてすごく好きなのですが、最近、花束持参で意気揚々と現れたネフリュードフを見る瞬間の彼の表情に「ご愁傷様です」とアテレコしてしまう自分が嫌(笑)
 すっごく気まずそうな、そしてバツの悪そうな顔をするんですよね…。彼のせいじゃないのに。ミハイロフかわいいよミハイロフ。

・こないだの記事で、「8年前のシェンボックが風邪をひいたときのネフリュードフがアメリカ人」みたいなことを書いたけど、ラストのシェンボックからの手紙で
 「自由で気楽な孤独より、束縛のなかにある愛を選んじまったってわけだ」
 というくだりを読んでるところのネフリュードフさんはさらにアメリカ人だった。「Oh…」を通り越して「Wow…!」だった(笑)

・最後の幻想の場面、カチューシャが8年前とおなじ恰好をしているのに表情は8年前とぜんぜん違うところがすごく好きです。彼女が経験してきた哀しみと苦しみと、そしてそれを超えた「慈愛」が見える。まるで聖母のような。
 カチューシャは最後に「私をゆるしてくださいね」と言うけれど、あの幻想を見ると、ネフリュードフもまた彼女に赦されたんだな…と素直に思える気がします。
posted by 白木蓮 at 01:55 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 24, 2012

復活の壺1

 21日早朝3時ごろにWEB拍手からコメントをくださったg様、大変申し訳ないのですがコメントがすべて文字化けしてしまっていました…。
 もしお差し支えなければ、もう一度お送りいただけると大変うれしいです!お手数をおかけして申し訳ありません。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 さて、GOGO5DVD-BOX発売記念イベントやら花新公やらラインナップやら、ネタは次から次へと出てくるのにアウトプットがまったくもって追いつかない今日このごろですが
 花組東京公演『復活』の小ネタをちょびっと。
 大劇場観劇時のツボはこちらです。


・このお芝居の始まり方、本当に好きだなあ。ものがなしくて重厚で、ロシアのぴんと張りつめた寒い空気が伝わってくるような。だいもんの哀愁をおびた歌声もすごく効果的だと思います。

・しかしカチューシャを引っ立てながら先頭切って銀橋に出てくるアキラを観るたび、『小さな花がひらいた』の
 「おいら、先触れで走ってきたわけだが…」
 という台詞が頭をよぎってつらい(笑)
 あっきーが宙組の駆け込み隊長だとすれば、アキラは花組の先触れ隊長です!よっ男前!

・そして序盤からのイマタソ推し(笑)。ふたりとも上手いなー。
 ていうかイマタソとスイちゃんとらんちゃんがオケボックスを挟んでバトってて、軽く92期祭り^^

・まあさまセンターでふみか&らいらいシンメ、という村人(?)の存在感が異常…!
 あの場面、女の子はいっぱいいるのに男子はよく見ると3人だけなんですが、とてもそうとは思えない濃さ。

・黒眼鏡をかけて登場するきらりのあやしさがハンパなくて大好きです(笑)
 丸い黒眼鏡ってどうしてあんなにあやしくて面白い様子になるんですかね。みわさんのフォンダリとか。

・アーサーが「陪審員のみなさま、宣誓はお済みになりましたか」って言うとき、まっさきに「はい」って手を挙げるネフリュードフさんの優等生ぶりが好きすぎて困る。マジメか!
 あと、いまっちが挙手してからしばらくしつこく手を挙げつづけているのも大好きです。日高くんの、全体的に発言権がなさそうな感じも大好きです(笑)。あんなにかっこいいのにい!

・大劇場で『復活』、バウで『インフィニティ』をやっていたとき、ベルリンの場面で上着をスムーズに着脱するまっつさんを見るたびに「なぜお隣の蘭寿さんはコートを着るときあんなにモタモタしちゃうのか…いやそれがかわいいけど!^^」とか思っていたものですが、東京に来たら「侍従に着せてもらう」仕様になっていた(笑)
 上着を着るとき(これはもともと着せてもらってた…よね?)とコートを着るとき、どちらも着せてくれた子にちょっとだけ「ありがとう」みたいなニュアンスでうなずくネフリュードフさんが好き。あんなに動揺してるはずなのに、そこは忘れないんですよね。ネフリュードフの育ちのよさ、生来のやさしさを感じると同時に、非常に蘭寿さんぽい芝居だなーとも思います。

・やっぱりギルティーひめかの座敷わらし感が揺るぎない。
 あと観れば観るほど、コルチャーギン伯爵夫人→ギルティー、に化けてるイティカの変貌ぶりがすごすぎて震えます。ほんっとに上手い人だなあ。

・「酔っぱらって汽車の窓を開けたまま寝たら風邪をひいてしまって」とシェンボックさんが話してるとき、隣のネフリュードフさんが「Oh……」みたいな感じで両腕を広げて肩をすくめるのですが、そこだけ完全にアメリカ人でちょっと面白いです。あれは絶対ロシア人じゃない!(笑)

・らんちゃんに飛びつくタソの姿を見るたび、いつからんちゃんがなぎ倒されるんじゃないかと心配してしまう。ごめんタソ。

・「プチトリアノンでの休暇を満喫した顔だな」とからかわれたネフリュードフさんの
 「まあ、……ね」
 がかわいすぎてどうしよう!!!特に「ね」が!!!!!

・そのあとの「口紅ついてるぞ」「えっ、どこ?」もかわいいよー。たまに動揺しすぎるのか何なのか「どこどこ?」って2回言っちゃってるのもかわいいよー。

・蘭寿さんに「岡場所」って言われるとどうしても吉原みたいな感じを連想してしまいますよね。「岡場所」て!(笑)
 「神は僕をお許しにはならないだろう」と言いながら十字を切る動きも激しくて大好きです。

・まりんさんがやってきたときの、蘭寿さんの
 「ワーーーーニコフかぁーー!!!」
 が、顔いっぱいに再会の喜びを表現しててすごくかわいい。「今回は友情に免じて特別だ」って言われたときの「ワァーニコフー!!」もかわいい。私蘭寿さんが発する「わ」の音が好きです。ポァゾンの「あいのみわくに♪」とか。(どうでもいい!)

・ネフリュードフがカチューシャと結婚する宣言をしたとき、ナターシャが
 「だいいちカチューシャの了解が要るでしょう。彼女に結婚を断られたらどうするの?」
 って言ってるのが、毎回「え、お姉ちゃん気になるのそこなの?」って突っ込みを入れたくなる(笑)。カチューシャが結婚を断ったらそれはそれでお姉ちゃん的に問題ないのでは…。
 ナターシャは基本的にこの作品のなかでいちばんマトモなことを言ってる人だと思うので、ここの発言のトンチンカンぶりが余計気になるのですが、まあ、それだけ動揺してるってことですよね。

・ペテルブルクでの舞踏会、娘役ちゃんのドレスがかわいいー!みんなマカロンカラーで、袖もマカロンみたいにぷっくりふくらんでて。
 そのあとの場面で伯母さまとクララとアニエスが出てくるとき、ドレスの上にそれぞれ合う色あいのコートやケープを羽織ってるのもかわいいですよね。

・ファナーリンがセレーニンのことを報告しにきて「よし行こう!」みたいな感じで上手にハケていくとき、蘭寿さんの黒燕尾の裾がめっちゃ風になびいてるのが好き。燕尾であんなに全力疾走する姿ってなかなか見られないような(笑)。ついでにあのロン毛も一緒にフワフワなびいてて面白いです。

・シベリアに向けて出発する場面、囚人と兵士たちが列になって上手花道にハケているところで、しんがりを務めるゆずかれーくんが血も涙もなさすぎて震える(笑)。あの兵士こわい…!顔が美しいだけに壮絶にこわい…!!!

・宿の主人(ふみか)が東京に来てからどんどんパンチ効いた感じになってる。大劇場はあんなロン毛じゃなかったよね…?
 シベリア訛り?もどんどんエスカレートしてて、「子供は引っ込んでろーい」のところとか、ほぼ何を言ってるのか分からないです(笑)

・シモンソンとカチューシャの結婚式のとき、それを複雑な顔で見守っているだいもんがとても好きなのですが、式をつつがなく終えたあとで牧師にそっと会釈するだいもんの律儀さがさらに好きです。いろんな思いを飲み込んで、自分の役目を果たそうとしているところが。
 「我々護衛兵にも物資等を頂戴し、ありがとうございました」のくだりも好き。
 そのあとの蘭寿さんのビシイィィィッ!!ていう敬礼も大好き(笑)

・大劇場のとき友人に教えてもらってからというもの毎回チェックポイントなのが、「サーシャに敬礼するよっち」。
 いちばんラストに兵士たちが一列で下手へハケていくとき、小屋からサーシャちゃんがお見送りに出てきて兵士たちを観察したり、ちょっと並んで行進してみたりするんですよね。
 で、他の人たちは彼女に注意を払わず通り過ぎていくのに、よっちはサーシャちゃんに応えてちょっと敬礼してあげるの!
 かわいい!かわいすぎる!イメージ通りすぎる!
 あと列の最後のほうで舞月なぎさくんも敬礼してあげてます。こっちもキャラに合っててかわいいー。

・サーシャちゃんが「新しい靴とぉ、帽子がほしい、って!」と天真爛漫に言うとき、そばで指を折りながら頭のなかでソロバンはじいてるふみかがかわいい。

・それにしても、帽子や靴の話をしてる子に
 「これからも人を愛せますように、…かな☆」
 って返すネフリュードフさんひどい(笑)。完全にポカンとしちゃってるじゃん!困ってるじゃん!「…かな☆」で無理矢理「テヘッ」みたいなニュアンス出してもだめだって!超かわいいけど!(おちつけ)

・壮姫花が本当に本当にかわいい…です……(嗚咽)
 シェンボックの「男の美学」はちょっと何言ってるかわかんないし、最後に「でもそれはウソ♪」と持論を180度ひっくり返して「男がいて女が完成し、女がいてほんとの男が完成する〜♪」と突如キムシン化(すぐさま結婚することだね!的な!)するのも全力で「はい?」と突っ込みたくてたまらないのですが
 しかし壮姫花のかわいさですべて帳消し。オールオッケー。
 最後の銀橋の、ふたりのハーモニーが本気で大好きです。不思議に合ってると思うの。
posted by 白木蓮 at 23:39 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

February 20, 2012

それは愛か、償いか

 いろんな公演の話を書きかけててワケわかんなくなりつつあるのですが、とりあえず、東京公演が始まった花組『復活 ―恋が終わり、愛が残った―』の話。

 大劇場のときにああだこうだとモヤモヤポイントを書き連ねてみましたが(→このあたり)、東京公演が始まってようやく、いろんな流れが自分の中で消化できた気がします。自分の受け取り方が変わったのか、お芝居が変わったのか分からないけど。


 大劇場でモヤモヤしていたことを要約すると
 「ネフリュードフがカチューシャに対して抱いている感情が『愛』ではなく『償い』にしか見えない」
 だったのですが
 ここへ来て、「『償い』でいいんじゃね?」という結論に達しました(軽い!)
 なんていうか、脚本に従って無理に「愛」だと解釈しようとしてたからモヤモヤしちゃったんだなーと。
 やっぱりネフリュードフがカチューシャのために奔走するのって愛ではなく、「償い」だと思うのです。
 カチューシャにまつわる活動を通して彼の人格のなかに「人間愛」とか「博愛」のような精神が芽生えたのは確かだと思うけど、でもここまでカチューシャに固執するのは、あくまでも自分のため。自分の罪の意識を払拭するため。

 そしてネフリュードフだけではなくカチューシャも、自分自身のために行動していたように思えます。
 もちろん彼女は彼女なりにネフリュードフを愛していたと思うし、だからこそネフリュードフの優しさに付け込んでしまわなかったのだと思うのですが、でも、やっぱりあの状況のなかでは「自分が生き抜く」ことが第一義になっていたのではないかと。

 それをいちばん感じたのがシベリアへ出発する場面。
 シモンソンの唐突なプロポーズ宣言でポカーンとなっていろいろすっ飛びがちな(笑)この場面、よく考えてみるとカチューシャとネフリュードフも結構アレです。
 現代の…というか個人の感覚かもしれないけど、二人ともすごく中途半端に見えるんですよね。
 カチューシャは「もういいのよ」「シベリアにはついてこないで」と言うけど、でもネフリュードフをきっぱり拒むことはしない。彼を本気で遠ざけたかったらそこでシモンソンと結婚することもできたはずだし、逆に「私はあなたと一緒にいたい」と素直に言うこともできたはずなのに、その判断をネフリュードフに委ねてしまって結局宙ぶらりんなままにしてる。ヒドイ><
 ネフリュードフも、ほんとに心底愛してるなら「君を愛してる!結婚なんかしないでくれ!君が何と言おうと僕は世界の果てまで君を追いかけていくんだ…ッ!!」ぐらいのことを言ってカチューシャのあばらを折りつつ抱きしめてしまえばいいのに(原作丸無視!)(中の人=蘭寿とむ基準で作品を考えないでください)、「僕に君たちの結婚を妨げる権利はない」とか言っちゃうし。でもシベリアには黙々とついてくし。重いよこの人!(笑)
 愛ゆえ、というよりはやっぱり自分自身が救われようとする巡礼のようですよね。
 だいいちネフリュードフは、再会してからというもの一切カチューシャに触れてない。それはかつて自分が触れたことで傷つけてしまった彼女への畏れやためらいもあるけれど、それ以上に、やっぱり彼女に対して「けがらわしい、触れてはならない女」という無意識の意識があったのではないかと思います。

 ふたりとも、そうやって自分のために互いに依存していて
 でもカチューシャは、自由の身になったときに初めて、本当に物事がきちんと見えるようになったんだと思う。
 ネフリュードフのこと、シモンソンのこと、自分自身のこと。自分がどう生きていくべきか、誰と生きていくべきか。
 シモンソンが8年前の少女ではない「ありのままの」自分を愛してくれているということも、ネフリュードフが多分そうではないということも、そして、それでもネフリュードフが自分に向けてくれていた大きな人間愛を今度は自分が誰かに与えるべきだということも
 自由になり人生の選択肢を与えられてはじめて、正しく判断することができたのではないかと。
 結局のところ、「自分が幸せじゃないのに愛する人を幸せにしようだなんておこがましい」わけです。自分が幸せになってはじめて、人を幸せにできるわけです。イワーノヴナ伯母さん、正しい!(笑)

 そして
 そういうカチューシャの姿を見たときに、ネフリュードフも初めて本当に「ありのままの彼女」を愛することができたのではないかと思います。
 8年前の清純な少女でもなくやさぐれた娼婦でもない、隣の誰かのために生きていこうと決めた、ひとりの力強い人間としてのカチューシャを。
 泣き崩れる彼女にネフリュードフが言う
 「もう泣くのはおよし。…結婚おめでとう」
 という言葉がすごく好き。
 そう言いながらカチューシャを助け起こして花束を渡す瞬間、彼自身も何者かに救われ、赦されたのではないかという気がします。
 「カチューシャを抱きしめてやってください」
 とシモンソンが言うのに、ネフリュードフは抱きしめない。
 少し前までは愛せなかったから触れられなかった、でもこのときは、深く愛しているからこそ彼女に触れないのだと思う。うまく言えないけど、すごく大切なものを天に差し出す…みたいな感じ、に見えます。「みこころのままに」というか。ほらみわさん天使だしさ!(違)

 あーあー、何言ってるのかわかんなくなってきました。
 原作に目を通したとはいえ、ロシアの思想や宗教観についてとか、トルストイについての知識がまるでないので恐縮ですが…この舞台は私にはそう見える、という話。

 しかし「そういう話」だといったん飲み込んだ上でなお、やっぱりフィナーレでネフリュードフがカチューシャのあばらを折る勢いで抱きしめてると無条件に幸せで涙が出てしまうのであった。だってタカラヅカだもんね!蘭寿さんだもんね!^^^^

 …はい。
 ということで、無駄に長々と書いてしまったので小ネタは別記事にします。
posted by 白木蓮 at 23:34 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

January 10, 2012

カノン初見メモ

 花組大劇場公演『カノン』。

 実はこれ、初日に幕が降りたときにはけっこうポカンとしてしまってました。
 「すごい楽しい!」と大ハシャギするのでも「なんだよこれ!」と憤るのでもなく、「へっ…?」(口あいてる)みたいな。

 ポカンとなった理由は多分ふたつあって、
 ひとつは構成とかテンポとか、ショーの中身そのものの部分。
 もうひとつは、やっぱり序列的な意味での居心地の悪さ。
 だと思ってます。

 ひとつめに関しては、自分の覚悟が足りてなかったのも悪い(笑)。そういえばミッキーショーってこうだよね、ひとつひとつの場面は良くてもつながりとか全体のテーマ性とか全然ないよね、というのを観たあとで思い出しました…。しかしそれにしても、この唐突なレ・コラージュ感が年々ひどくなっている気がするのは気のせいですか。
 ミッキーショー単体で考えれば「まあこんなものかもな」とは思えるけど、でも、この数年ですっかり大介をはじめとする若手演出家たちが定着させてきた「一貫性とリズムとカタルシスがあるショー」に慣れてしまった身にはやっぱりちょっときつい。特に中詰めの盛り上がらなさと、後半フィナーレに向けての流れの悪さは致命的です。そこはもうちょっとがんばってほしかった…。

 ふたつめは、観る人によって感じ方は様々だと思うのですが
 でも今までふつうに花組を観てきた人なら大なり小なり「えっ」てなる配役があるのは確かだと思う。なんていうか、やり方が露骨というか、それこそ大介とかならもっとうまくオブラートに包んで見せるだろうなっていうか、まあ、一言でいうと「ミッキーおじさんデリカシーないです><」っていう話です(笑)。おじさんしっかりー!

 あと、すごく個人的な好みの話になってしまうのですが、デュエットダンスはトップコンビで観たかった…というのは正直思います。壮さんがどうとかみりおんがどうとかじゃなくて、単純にトップコンビスキーとして、大階段前のデュエット→銀橋でのお辞儀、はトップコンビの特権だと思っているので…(なのでよくある3組デュエットとかも、できれば最後にトップコンビが残ってひと踊りしてほしい派。)(知らん)
 思考が古いのかもしれませんが、タカラヅカを観ている以上はある程度のお約束感というかピラミッドゆえの安心感がほしくて、なのでそれが覆されることに対する違和感がどうしてもあります。ヘンな話、たとえばゆひすみの宙組で蘭寿さんが同じようにデュエットに参加したとしたら、やっぱり「うーん…」てなったと思う。

 と、思うところは諸々あるものの
 結局のところたわいないショー作品なので、観なれれば楽しい!のも事実。
 初日と翌日に観て、翌週もう1回観て、もりもり楽しくなってきました。
 ということで、現時点での感想をメモっておこうと思います。前置き長くてすみません。


・なんだかんだ言ってますが、オープニングはすごくいい!楽しい!
 筒が回って壮さんとらんちゃんがかぐや姫のように(笑)登場するのもいいし、じゃあ真ん中の筒が回ったらおなじように蘭寿さんが登場するのかな…と思いきや上空に浮かんでる、というのも新鮮でいいです。初日は蘭寿さんが登場した瞬間は「おおお〜」とどよめいた(笑)。ちなみに私はらんちゃん観てて一瞬気づかなかった(おい)

・で、さらにいいのが「自分で頭飾りを引きちぎる蘭寿さん」です。
 あの、ショーのプロローグで大きな衣装着て登場して次の瞬間それを脱いで早替わり…というのはよくありますが、たいていは群舞とかに隠れて下級生にお手伝いしてもらいつつやるのであって、あんなに前のほうで堂々とお着替えする人あんまりいないと思います。
 ブチッッッ!!!と音がしそうな勢いで額のバンドを引きちぎる蘭寿さん!引きちぎったバンドを音速でらんちゃんに渡し、今度はブチブチブチッ!!!と上着の前を外しにかかる蘭寿さん!蘭寿さんが脱いだ上着を遠慮なくはぎ取る壮さん!何この公開早替わりおもしろすぎる…!
 バンドをちぎる蘭寿さんが、わりと毎回モタつく感じなのもツボです。初日だけかと思ったら1週間後に観てもちょっとモタモタしてた。かわいい…(笑)

・上着を脱ぐと、どピンク総スパンになってる蘭寿さん(笑)
 ここからの流れがとっても好きです。ファントムフィナーレのジャズみたいな、軽妙でワクワクする感じ。蘭寿さん→まあくん→みつるきゅん→みわさん→壮さん、と歌い継いでいくのですが、それぞれ交代するときに手をパーンを打ち合わせてバトンタッチするのもいい!

・歌い継ぎが一段落し、あらためてセンターから登場する蘭寿さん。今度はシルバーの総スパン。
 JAZZYなパーカッションのリズムに乗せてトップさんがソロで踊る…という、これもよくある場面なのですが、なんか振りがあんまり見たことない感じというか、見たことあるような振りなんだけどすごく蘭寿さんっぽい腰やら腕やら首やらのニュアンスが加わっているという(笑)。あれはああいう指示なのか、それともスタンダードな振りに蘭寿さんが独自のニュアンスを加えているのか、とても気になります(笑)

・ここにらんちゃん、壮さんが加わり、男役スターさんたちが加わり、さらにいろんな人が加わり、客席登場する人たちも加わり、ばーっと盛り上がる総踊りに。
 らんちゃんのタコ足ドレス(プログラムにも載ってるやつ)がめちゃくちゃいいと思う!似合う!

・全員で盛り上がって「カノン!カモン!」ってやったあと、蘭蘭がちょっとだけ残って色っぽくひと踊り。
 すごく短いし、いきなりすごくセクスィーな雰囲気になるし、最初観たときは「えっどうしたの(笑)」と思ったのですが、蘭蘭の伸びやかなダンスとアダルトな雰囲気は素敵です。あと以前CSニュースで言ってた「暗転してから手をつないでハケ」ができてよかったねらんちゃん、って思う(笑)。私も好きです、あのシチュエーション。

・今回全体的に、らんちゃんのダンサーとしての成長が著しい気がする。少し前までは、踊れるし身体も柔らかいんだろうけど舞台上だとちょっと雑な感じがするかな…という印象があったのですが、今回はどの場面も丁寧に踊れているし、何より表現力がアップして場面ごとにいろんな色が出せているのがいいなと思います。黒い場面はちゃんと黒くて(笑)、白い場面はちゃんとまっ白。蘭寿さんとの場面も、それぞれ色が違って楽しい。
 あとは出番が多くて体力的に大変だと思うので、蘭寿さんともどもちゃんと食べてスタミナつけてねー!痩せすぎないでねー!と思ってます。

・次の壮さん&みりおんの場面、雰囲気も絵ヅラも曲調も好き。ああいう曲調、なんていうんだろう…。すごく「パリ!パリ!」な感じ(勝手なイメージ)
 みりおんも白のドレスが似合って清楚でかわいいし、やっぱり壮さんの「あらゆる娘役を懐に包み込む」包容力は相変わらずすごいなー!本来あんまり壮さんっぽくない場面コンセプトだとは思うのですが、いつのまにかこういう哀愁漂う場面もこなす人になったんだなあ…と勝手にしみじみしています。

・この場面のいまっち&ひめかがとにかくかわいい。あとボーイさんたち(というかタソとビック君)に存在感がありすぎて困る(笑)。はっちさん&みりおん父娘の執事がまりんさんなのも、なんか存在感すごい(笑)

・つづく美術館の場面、BOY先生の振付がとにかくかっこいいし、みんなガンガン踊りまくりだし、蘭寿さん担いでグルグル回るらいらいの安定感がすごいし、何よりらんちゃんの黒幕っぷりが素晴らしくて(笑)好きです。
 アダムみたいな赤いスーツで登場して、銀橋で何かエロい歌(ぜんぜん憶えてないんだけど「ジェラシー♪」とか「エクスタシー♪」って囁いてた気がする…)を歌ったりしてるくせに、らんちゃんに弄ばれまくる蘭寿さんが新鮮。蘭寿さんがみんなにリフトされたりらいらいに担がれたりしてるとき、上から見守ってるらんちゃんが怖くてイイ!翻弄される蘭寿さんもイイ!
 ラスト、らんちゃんに手を引かれて(笑)階段を上っていく蘭寿さんの無防備な後ろ姿が死ぬほど好きです。好みです。悶えます。
 最後に振り返ってニヤリと笑うのも、「あちらの世界」へ行ってしまったような狂気を感じられてすごく好き。あの表情いいなあ。

・この場面、凪咲星南ちゃんがすごく目に入ってきた。なんとなく雪娘っぽい堅実な雰囲気の美人さんなんだけど(伝わるのか)、ダンスやたたずまいが綺麗だなーと思います。

・美術館の場面にじゅりあがいないのはなんでー?と初日に疑問を持っていたわけですが、次の場面で謎が解けました。
 でました!スーパーじゅりあ様タイム!!!!!
 これ本当すごいです。銀橋のセンターでピンもらってダンスソロ、おまけに反対端まで銀橋を渡りきるという。
 そしてその扱いに負けることなく、じゅりあ様のスターオーラはんぱない!ダンスかっこいい!ダルマ似合いすぎ脚なげーーーー!!!
 こういうのいいですよねえ。めちゃくちゃテンション上がった!
 そしてそのままセンターでロケットガール。脇で歌うのはさあや。ひええええ贅沢すぎる!
 じゅりあさあやに気を取られすぎてロケットメンバーをぜんぜん観られなかったのですが、いまプログラム見たらとっても豪華メンバーなのですね。かずさよしき氏も上級生で入ってるのね!よし今度観よう。

・そして始まる中詰め。
 まずはまあくん・だいもん・アキラが「Volare」を歌いながら銀橋を渡るわけなのですが、この場面がちょっとひどい…。
 ミッキーが考える「ポップ」とか「ロック」とか「現代的」のイメージって、マジで20年前あたりで止まってるんだな!と驚愕しました。10年以上前、タカラヅカ観たことないクラスメイトをなぜか全ツ『うたかたの恋/ブラボー・タカラヅカ!』に連れていき、ゴールドフィンガーの場面で死ぬほど爆笑されたことを思い出してしまった…(とおい目)(あの頃私は若かった)
 とりあえず衣装がひどいです。なんだあの謎の革ジャンとTシャツと綿パンは!花組男子はそういうの似合わないのよう!似合わないからこそ花男なのよう!
 そして、たぶん衣装に合わせようと超がんばった3人の髪型がまたなんとも(笑)。いや、ほんとにがんばってるのが伝わってきて愛しいんだけど、でも、びみょう…(笑)
 さらに編曲もひどい!
 なぜにあんなゆるーーいテンポでアレンジしてしまったのでしょうか。Volareなのに全然ビール飲みたくならないよ!Volareを聴いたらパブロフの犬的に条件反射でビールを飲みたくなるのが酒飲みのサガなのに(たぶん違う)、そういう爽快感がゼロなのです。ゆるいのです。せっかく銀橋渡るんだからもっとカッコよく渡ってほしかった><
 でもがんばってる3人はすごくかわいい。あと、この「昭和のタカラヅカにおける現代風ポップス」みたいなセンスが、花組の昭和っぽさにマッチしてると言えなくもない…かもしれない。

・次に銀橋に出てくるみつるきゅん&きらりがまたものすごい80年代風!テラ昭和!
 …なのですが、妙に着こなしてるふたりはさすがだなと思いました。
 ここでみつるきらりは歌わずに銀橋でねっとり絡み、歌は花道でめぐむ・くまくま・かぐらが歌う、という構成が斬新(笑)。今回、美術館の場面もだけどかぐらちゃんが目立つ位置で活躍していて頼もしいです。
 しかし銀橋のみつるきらりも花道の3人も観たいのに、本舞台ではよっちがセンターで踊っているのだった。大変!目が足りない!
 ここで踊ってる男役陣の衣装もかなり昭和で、特に日高くんのスーツの柄がチェス盤みたいでひどい(笑)。なんかサマになってたけど(笑)

・そうこうするうちに、本舞台にみわさんが登場。安心のみわさんクオリティ☆
 ここはもう昭和テイストじゃなくて普通の紳士&淑女的な場面だった気がするのですが、プログラムを見たら同じ場面のつづきだった。コンセプトがよくわからない…。
 ここでアーサーとゆゆちゃんが組んでるのが超かわいい!です!ふたりをガン見してるうちに終わってしまった。

・次の場面が唐突にファントムっぽくてびっくり。えーと、これ中詰めの一部ですよね?
 オペラ座チックなシルエットがホリゾントに現れ、マントを羽織った長髪の蘭寿さんが後ろ向いてセリ上がり。あわわわわどこのエリックさん…!
 と思ったら、振り向いた蘭寿さんがエリックさんと違ってヤンチャそうな風貌だったのがちょっと面白かった(笑)。でもやっぱりファントム感はんぱなかった。だって周りで踊ってる人たちがほぼ従者!だいもん・アキラ以外全員従者メンバーだったと思います。だいもんはオサ様版の従者だし。

・ここは蘭寿さん演じる悪魔(役名が「ディアボロ」なので、そういう設定だと思う)がらんちゃん演じる少女をさらいに行く、みたいな場面なのですが、らんちゃんの無垢な少女っぽさがすごくいいなあと思いました。踊りもきれいだし、けがれない「聖」の感じがちゃんと出てる。
 振付もカッコよかったけど、最後に大きなマントでらんちゃんをすっぽり包み込んでニヤッと笑う蘭寿さんがいちばん印象に残ってます。あの「マントすっぽり」はよかった!

・しかし今回のらんちゃんは本当によく脚を上げているなあ。
 わりとどの場面でも蘭寿さんが反っててらんちゃんが脚上げてて、「どの振付の先生も蘭蘭にそれをやらせたいのはよく分かったから、似たような振りばっかりにならないように演出家が調整してあげて^^」と思う。ミッキーそういうの気にしなさそうだけど^^^^

ひめかがかーわーいーいーーー!!!!
 (いつものpost)
 クリーム色のドレスで、ひとり登場するひめか。銀橋で壮さんが「愛はるかに」を歌うなか、本舞台で踊るひめか。他の娘役ちゃんたちも出てくるけど、ひめかがセンターで衣装もいちばんキラキラしてた…銀橋に出てきて壮さんと絡んだりもしてた…うわー。
 芝居のみならずショーでも壮姫花を観られて、なんていうかもう感無量です。淋しいし切ないけど幸せ。
 銀橋で壮さんに抱きつく姫花の背中がまだまだ若くてムチッとしてて、あと何年かいたらこの背中が鍛え上げられた「娘役の背中」に変わったんだろうなあ…と思ったりして、でも、俺たちの月野姫花はこれでよかったのかもしれない、とも思う。
 でもやっぱり、さびしいなあ…!!(「もう涙とはおさらばさ」が流れ出すフラグ)(あっちゃん><)

・ところでこれ、中詰めの一部ですよね?(2回目)(中詰め長すぎて構成が見えなくなってきた)

・ここで花火が上がり、いきなりのラテンタイム!
 出たラテン!
 なぜラテン!!
 (゚д゚)))))))

・『Heat on Beat!』でも全ツ版『ロック・オン!』でも謎のラテンを挿入してきたミッキーなのでやるんじゃないかとは思ってたけど、いや、それにしてもこの唐突感はひどい…。
 しかもあの衣装。史上最大に目がチカチカする、あの衣装。またしても『ブラボー・タカラヅカ!』の思い出が甦りました(とおい目)(いや、あのマンボの場面は好きだったけど)

・突然ラテンなのはまあ良しとして、ここもとにかくテンポがひどい!
 ものっすごく盛り上がりにくいテンポ!
 あまりのゆるさ&タルさに、みんなが銀橋に出てきたところで初めて「ああ中詰めのクライマックスなのか!」と気づきました(遅)。ちょっとテンポを変えるだけで全然客席のテンションが変わると思うのですが、ダメなのかな…。

・しかし赤スパンのビラビラ衣装をまとった蘭寿さん&どピンクスパンのビラビラ衣装をまとった壮さんのフェスティバル感が尋常じゃないので、なんかもうこれでいい気がしてきた。甘い。

・中詰めの盛り上がりがイマイチなため、そのあと男123が残って歌うという構成もどうも盛り上がりにくいのですが、英語でちょっと掛け合いっぽく歌う3人が恥ずかしくて面白いです(笑)。蘭寿さんは英語で歌うときも「f」の音が入るとほっぺがふくらむのがかわいい!
 で、英語で歌ってるよ面白いなーと思ってたらいきなり日本語に切り替わったので、それもまた面白くて吹きました(何でもいいのか)

・それにしても、ライジングに続き「渾身のキザリ場面をなぜかラテンビラビラ衣装でやらされる蘭寿さん」再び(笑)。いいのか悪いのかよくわからない。

・次のパシオン・ネグロは、銀橋でまあくんが若手男役をかたっぱしから食っていくというすごいプロローグが。まあくんが正しく鬼畜すぎて、花組下級生のごとく「まあ様」とお呼びしたい!まあ様!
 絡まれる男子たちもみんな良い表情をしていて好きです。マイティーイケメン。

・そして蘭寿さん筆頭に上級生が登場しての、パシオン・ネグロ。蘭寿さんがなんか「長(おさ)」って感じ。
 スパニッシュもう見飽きたよーって思ってたけど(ごめんなさい)、衣装も音楽もちょっとワイルドかつ現代的な感じで、何より振付の端々にBOY先生らしいニュアンスがあるのがすごく新しくてかっこいいです。蘭寿さんの「フォウッ!!」(ほっぺたふくらましつつ)も聞けるし!!
 しかし蘭寿さんがよく踊り、よく反ってる(笑)のはもちろんのこと、みんな本当によく踊ってるなー。寒い時期だし、くれぐれも身体に気をつけてくださいm(__)m
 最後に蘭寿さんがバチンとウインクかますのが「キターーー!!」ってなります(笑)。かっこいい!!

・銀橋で壮さんとらんちゃんが歌う場面、ふたりとも透明感があっていいなあ。白らんちゃんが裸足なのが好きです。上から観たら、ペディキュアがすごくキラキラしててきれいだった(笑)

・ここから始まる「祈り」の場面、コンセプトは分かるのですが何とも中途半端な感じがするのが残念…。つい最近『NICE GUY!!』の「祈り」の場面を観てしまったあとだけにorz
 とりあえず、こういう場面を作るならもうちょっといっぱい人を出してくれー!と叫びたい。どうしてこの局面で人海戦術を使えないのか…。2階から観ると舞台スッカスカでさびしいです。
 退団者を全員出さないのとかも意味がわからない。せっかく退団者フィーチャーする場面があるのに、5人中3人(めぐむ・いまっち・ひめか)しかいないってどういうこと?そこはアーサーもめいちゃんも出してほしかった><
 しかも男役の衣装がエイサーだし。お尻ピチピチだし。どうしてそうなった。

・曲はいいし、蘭寿さんもみんなもすごくいい表情で歌い踊ってるし、よっちがソロで踊るところとかもあるし(初日びっくりしすぎて目を疑った…よっちー!!)、後半いちばんの盛り上がりではあるので色々もったいない。
 退団者の件だけでも、東京で改善されないかなあ。

・ここでも蘭蘭が「暗転してから手をつないでハケ」をしているのですが、デュエットじゃないんだから必ずしも手をつながなくてもいいのにわざわざつないでハケてるのがかわいいなあ…と思うと同時に、どうしても毎回「『ミロワール』のアクアの場面で手をつないでハケてた彩吹さんとひろみたん」を思い出してしまって困る(笑)

・若手男役3人が「パッヘルベルのカノン」を歌いながら銀橋を渡るのを見て、そういえばこのショー『カノン』だったな、と思いだしました。
 ここのメンツがふじP、がりん、ときてマイティーでもゆずかれーくんでもなく優波さんなのが、まあなんていうかあらゆる意味ですごいなあ…と思うわけですが、とりあえずこの3人のいでたちが「黒い天使」(バレンシア)っぽいのがとても気になっています。
 まじめな話、若手の顔見せなんだとしたら帽子はないほうがいいと思うの。

・で、みわさん&みつるきゅん中心のスパニッシュ。
 ここは初日観たとき、場面内容がどうこうではなく「まだ大階段出てこないのか!」ということにびっくりしました。私の感覚だと、「祈り」でいったん盛り上がりを迎えたわけなので、若手銀橋とかロケットとかの軽めの場面を入れたら温度が冷めないうちに大階段フィナーレへ持っていくべきだと思うのですが…ここでまたがっつり一場面入れてしまうとテンション落ちる気がする…。
 と思ったけど、プログラム上はここもフィナーレの一部なんですね。でも感覚的にフィナーレっぽくないんですよね。フルコースでいうと、肉のあとにサラダとかスープとかを持ってこられてしまった感じ。
 場面の重さ的には、中詰めのあと辺りできちんと観たかったなあ。

・みわさんとみつるきゅんはもちろんカッコイイのですが、場面構成があまりにもスタンダードなスパニッシュのせいか、「これ!」と思うポイントをまだ見つけられてません。相変わらずスパニッシュ感度の低すぎる私…。

・そして大階段。やっと大階段。
 白い衣装で大階段に板付いてる蘭寿さんが、振り返る…のかと思いきや、まさかの「後ろに反って顔見せ」。す、すごいな…!
 個人的に、プロが舞台で見せてくれているものに対して怖いとか心配とか言い募るのはあまり好きではないし、ご本人やスタッフの方が舞台稽古を通して「大丈夫」と判断した上でやっているのなら大丈夫だと思うのですが、とはいえ観ていて非常にハラハラするのも確か。そしてミッキーが明確な演出意図を持ってやっているならいいんだけど「これおもしろいかもー」ぐらいのスタンスでやってるのなら、やらなくてもいいんじゃないか…という気はします。わからないけど。

・この場面の娘役メンバーに白姫あかりちゃんが入ってるのがうれしい。

・ここで全花組メイツを驚愕させる、まあ様&蘭寿さんのデュエットダンスが(笑)
 最初のびっくりから抜け出てみれば、そうだよねまあ様は花組の大事な王子様だもんね、宙組に行ってもがんばってね…!って素直に思うし、かっこいいし、あとまあ様の若々しい鬼畜ぶり&長身に対して蘭寿さんがちょっとかわいく見えるのもツボなのですが(笑)、しかしまあびっくりしますよね。3回観て3回ともびっくりしました(学習して!)
 そしてここで後ろからみわさんとかみつるきゅんとかを出しちゃうのは、やっぱり「ミッキーおじさんデリカシーないです><」って思う。そこはもうちょっとやり方があるんじゃないかと。

・でも群舞はかっこいいなあ。こういうの久々な気がして、新鮮。
 落ち着いたらもっとツボを発見しようと思います。

・二組デュエットダンス、場面そのものに関しては冒頭に書いたとおりですが、でもここまで壮蘭をがっつり観られることってそんなにないし、らんちゃん&みりおんの二人に絡まれる蘭寿さんとかもなかなか珍しい気がするので楽しいです(どっちだ)。衣装もきれい!
 銀橋に出てきて、暗転して、もう一度照明がついたときの壮さんのアッサリ感が好き(笑)。すごく壮さんと蘭寿さんのキャラの違いが出てるなーと思う(笑)

・だいもんのエトワールが素晴らしい!美しい!
 衣装がちょっと安っぽいのが残念だけど、男役さんのエトワールであんなに耳福なのって初めて聴いたかもしれない。

・らんちゃんのパレードの衣装がかわいいよー。

・主題歌が好きなので、明るい気持ちで終われてうれしいです。
 はっきり確認したわけではないのですが、最後の「カモン!」っていうシャウト、蘭寿さんだけ何か違うタイミングで言ってませんか?(口の動き的に。)みんなはちゃんとカタカナで「カモン!」って言ってるのに、蘭寿さんだけ「カ」がすごく短いというか、表記するならば「C' mo---n!」ってそこだけ英語ふうになってる感じがしたのですが…見間違いかな。次回ちゃんと確認します。


 はーとりあえず書けた。長かった。
 長いうえに愚痴っぽくてすみません!
 いったん疑問点は吐き出したので、次からは楽しいことをちゃんと書こうと思います。ていうか憶えてないところが多すぎる…。
posted by 白木蓮 at 02:42 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

January 03, 2012

復活初見メモ・その2

 花組大劇場『復活―恋が終わり、愛が残った―』、初見メモのつづき。


・蘭寿さんのネフリュードフ、好きです…!!!
 (身も蓋もない)
 ラズロとかもそうなんだけど、私こういう「耐える」蘭寿さんがすごく好きだなあと思いました。なんていうの、静かな中に滲み出る優しさ、のようなものが。
 いちばん好きなのは、カチューシャ(らんちゃん)に怒声を浴びせる女看守(イブ様)を必死で止めるところ。「お願いだから叱らないでくれ」って懇願するところ。
 あそこのネフリュードフ、決してカチューシャへの愛情からそうしているのではないんですよね。ただひたすら自責の念にかられて、カチューシャを見ていることがつらくてつらくて、それをもう必死に「耐えて」いるんですよね。
 ラズロの静けさの中にはイルザに対する大きな愛情とか革命への意志とかがあったけれど、ネフリュードフはそんなに立派な人ではなくて、ただ黙って自分自身のつらさを耐えている。でもその中に彼が本来持っている優しさや弱さが透けて見えるところ、それがすごくすごく好きです。
 前の記事で書いたとおり、いまのところカチューシャへの「愛」がそれほど描かれていないのが残念ではあるのですが、公演を重ねていくうちにもうちょっと蘭寿さんらしさが出て愛情過多になってくるんじゃないかなーと期待(笑)。でも今の、愛が見えなくて手探り状態な感じもそれはそれで好きなんですけどね。

・この刑務所での場面で、らんちゃんのタバコに火をつけてあげる蘭寿さんの背中がツボすぎて好きすぎてときめきすぎて元旦から吐くかと思いました………。
 もうね、見たら分かるから!みんな見て!!ぜひ見て!!(う る さ い)
 だめだ思い出しただけで動悸が。

・青年時代のネフリュードフくんのほうはひたすら恥ずかしくて恥ずかしくてカワイイ!!!!
 2011年の全蘭寿担とろかしワードは「女房になるのかならねえのか、どっちでいっ!」でしたが、2012年は
 「僕のこと、嫌いなのかい?」
 です。いやん。
 あそこの軍服の襟元はだけっぷりとか、らんちゃんを後ろから抱きしめて頭飾りを外すところとか(2日目に観た時これが髪にひっかかってなかなか外れず、台詞言いながら一生懸命外そうとしてやっと外れて床に投げ捨てたのが…悶え死んだ><)、らんちゃんを正面から抱きしめたときにらんちゃんのかかとが完全に床から浮いてるとことか、もう…いい!死ぬほどベタだけどそれがいい!!
 ああいう、あばら折れそうな力強いハグは本当久しぶりに観たなー。逆裁以来?
 お姫さま抱っこしてクルクル、も超王道でいいですよねー。キュン。

・青年ネフリュードフのカツラが何かモケモケ(壮さん語)してて、もうちょっと何とかなるんじゃないか…とは思うのですが、まあかわいいからいいか(甘)
 現在バージョンのカツラはほぼポスターとおなじ感じだと思います。形とかは好きなんだけど、光の当たり具合によってなぜか白髪混じりに見えるのが不思議。なんでだろう…いやかわいいからいいけど…(基本的に髪型うざめの蘭寿さんに甘いですすみません)
 ビジュアル面でいうと、今回はコート姿をいっぱい見られるのがうれしい。ロシア作品らしく、めいっぱいモフモフしてるのもうれしい。帽子もかわいいし、手袋も、いわゆる白手袋じゃなくてあくまでも防寒用の手袋っていうのがいいですね。手袋を外してみわさんと握手するところとか、すごくリアルな感じがして好きです。

・モフモフで思い出したのですが、今回劇中で『カラマーゾフの兄弟』フィナーレに使われてたロシア民謡がいくつか出てきて、すごくなつかしい気持ちになりました。まあカラマーゾフのほうはCLUB MIXだったけどね!

・二作連続で、「花束持ってらんちゃん迎えに行ったらみわさんにかっさらわれてる蘭寿さん」の図がツボ。
 ファントムのときもさんざん言った気がするけど、あの花束というアイテムのかわいそうっぷりが尋常じゃない…!蘭寿さんかわいそう!(笑)
 この花束のくだりも、ネフリュードフの「(過去への恋慕や自分の罪への償いではなく)今のカチューシャを愛していて、だから迎えに行く」という流れがもっと見えてきたらもっと腹オチ感が増すんじゃないかなーと思ってます。

・シェンボック(壮さん)に対峙するときのネフリュードフがかわいくて好き。
 ていうか、チャーミングでフリーダムな壮さん&きまじめだけど隙のある蘭寿さん、の図がCSとかで見る壮蘭と同じすぎる!(笑)
 壮さんが蘭寿さんに「口紅がついてるぞ」とフェイントかけて、蘭寿さんが「えっ!?」てなってるところに壮さんが「ばーーか、ウソだよん」って言うところとか、もうどうしようかと。かわいいなあオイコラ!
 しかもこのやり取りを聞くと『Ernest in Love』のアルジャノン&レインを思い出してしまうわけで、当時蘭寿さんにフェイントかけられて「えっ!?」てなってた高翔さんも今回同じ場面にいるわけで、なんかもうニヤニヤせざるを得ないですよね。うん。

・原作ではちっとも出番がないものの「これを壮さんに当てたくなる気持ちは分かる…!」と膝打ちしてしまったキャラ、シェンボック。
 今回の舞台ではネフリュードフを見守り助ける友人として出番も増え、役割も増え、いい感じにアレンジされていたと思います。かつ、やっぱりキャラが壮さんにぴったりでかわいい。
 壮さんって本当にいるだけでそこに光が射す、唯一無二のスターさんだと思うのですが、その持ち味をうまく生かしたシェンボックだったなあ。

・そして、
 ひめかがかーわーいーいーーーー!!!!
 (定期post)
 公式の「人物相関図」が出た時点で「壮姫花!壮姫花!壮姫花!」と大騒ぎしていたのですが(だって本当に夢だったんだよ…メランコリック全ツでティーナやらないかなって思ってたんだよ……)、ずっと見たかった壮さん&ひめかの宇宙人カポー(笑)が最後に叶うとは。
 あんまり期待しすぎると実際はあんまり壮姫花じゃないかもしれないから期待しないように気をつけよう、と自制しつつも超期待してしまっていたのですが、舞台を観たら期待を上回る壮姫花だった!!石田せんせいありがとう!!!!(ハグ)(迷惑)
 ちゃんとお芝居する場面も多かったし、ほんっとに夢のようにかわいい二人でした。作品としても、ネフリュードフ&カチューシャと対峙する位置にシェンボック&アニエスというファンタジックなカップルがいることで、すごく救われたような気がする。

・舞踏会の場面ではひめかのダンスソロもあってね…本当にかわいくてね…(おいおい)(泣いてる)
 ひめかが踊り終わった瞬間、お腹から声出して「ハラショーッ!」て叫んだ蘭寿さんも本当にかわいくてね…(おいおい)(そこは泣かなくていい)
 後半でとなみグルーシェニカのドレスを着て出てきたひめかを見たらもう、完全に涙腺決壊しました。かわいいよううう。

・しかしCSの稽古場レポートでまりんさんがしきりにひめかのマネをしてたものだから、「相場で失敗、すっからかん」のところで吹いてしまった。まりんさんソックリです…あのしゃべり方はまさしく俺たちの月野姫花(笑)

・らんちゃんのカチューシャは、ご本人も言ってましたが本当に新境地という感じ。
 あんなやさぐれたらんちゃん初めて見た!すごかった!
 そして、らんちゃんがやさぐれて地声でお芝居するとれーれ感ハンパないということを発見しました(笑)。地声似てるんだなー。
 やさぐれらんちゃんも清純らんちゃんもすごくいいのですが、今のところあんまり中間部分がないので、まったくの別人格に見えてしまうきらいはあります。ていうかやさぐれらんちゃんがれーれすぎるため、「清純モードはらんちゃん、やさぐれモードはれいちゃんのダブルキャストなのかな!^^」と思ってしまう(笑)
 でもネフリュードフに結婚を申し込まれたあと、ファナーリン(みつるきゅん)に心情を吐露する場面はとてもとてもとてもよかった。それを受けるみつるきゅんがまた、素晴らしくよかった。

・らんちゃんに唾を吐きかけられて身をすくめる蘭寿さんとか、らんちゃんに「あんたはあたいの最初の客なんだよ!」と言われて「がびーん(顔にタテ線)」ってなる蘭寿さんとか、が好きです。なんか新鮮な蘭蘭(笑)
 らんちゃんの素晴らしいところは、こういうヨゴレの役をやってもちゃんと清潔感があるところだなあ。体当たりなんだけど汚くなりすぎず、ちゃんと「ヒロイン」でいられるところが好き。
 ファナーリンが彼女について説明するところで「被告はいやしい生まれではなく、読み書きもでき、たくさん読書をして教養を身につけている」みたいな台詞があるんだけど、そこに説得力があるのがいいなと思います。「バカにすんじゃないよ、娼婦だって字は書けんだよ!」というところも。

・ところでカチューシャの、「『公爵様のお手付き』という触れ込みで人気娼婦になった」っていう設定は必要なんですかね。ちょっと身元を調べられたら「公爵様」がネフリュードフってことはすぐ分かっちゃいそうな気がするんだけど…昔の話だから大丈夫なのかな。
 カチューシャ自身の美しさと色気で人気が出たってことにしておいたほうがいいような気がするのですが、まあ、「あたいは公爵様のお手付きってことで売れっ子になったんだ」と凄むらんちゃん&「お願いだからそんなことを言わないでくれ」と子犬のように傷ついてる蘭寿さんの構図が面白いからいいか(笑)

・8年前の蘭蘭もかわいい!
 らんちゃん、ロシアの民族衣装が似合うなー!超かわいいなー!
 ネフリュードフの部屋に薪を持っていくところのカチューシャがすごくいい。本当はだめだって分かっているのに、抗えなくて行ってしまうところ。その前の場面も含めて、ずっと口では「いけませんわ」って言ってるんだけど本当は彼のことを好きっていうのがちゃんと伝わってくるんですよね。
 それを分かってるくせに「僕のこと、嫌いなのかい?」とか言っちゃうネフリュードフさんほんとひどいです><

・ネフリュードフやシモンソンと同じく、カチューシャも終盤の気持ちの動きがもうちょっと明確に見えるといいかなと思う。シモンソンとの結婚を決めるくだりとか、ネフリュードフに別れを告げるくだりとか。脚本によるところも大きいのですが。
 でもらんちゃんのお芝居もこれからどんどん進化するんじゃないかと思うので、楽しみです!

・シモンソンはいい役だなー。書き込みが不十分なところはあるものの、熱意と慈愛に満ちていて、カチューシャを包み込む大きさがあって。まさにラズロポジですよね。
 この役をあえて壮さんではなくみわさんに振り、壮さんを「傍観者」のシェンボックにしたのが今回の石田演出のすごいところだと思う。持ち味的にドンピシャだもん。

・みつるきゅんのファナーリンがまたいい!めちゃくちゃいい!メガネ男子なイケメンビジュアルだけではなく(メガネ最高だけど!)、ファナーリンのまじめさ、頭のよさ、誠実さがたまらなく好き。
 そして何より、ネフリュードフとカチューシャに対する距離感が素晴らしい。ファナーリンやミハイロフ(だいもん)の存在が、物語の輪郭を明確にしていた気がします。本当にお芝居うまいなあ。
 ファナーリン弁護士と対峙するマトヴェイ検事(ふじP)も、若さと野心と毒が見えて素敵!この二人の裁判シーン、スリリングで好きです。

・裁判シーンといえば、下手側からスイちゃん・らいらい・かずさよしき氏、という並びの裁判官席が大ゼリで下りてくるところがツボすぎて震えました。なんという味のある3人…!

・さらに忘れてはいけない陪審員席。るなっち・ネコくん・きらまさと・いまっちさん・日高くん。いやこれアイドルユニットだろ絶対(笑)
 見せ場としては少ないのですが、さすがの小芝居と存在感です。たまらん。そのユニットの末席にしれっと蘭寿さんがいるのもたまらん。
 最初の裁判シーンでは上手・下手に3人ずつ分かれているのですが、2度目の裁判シーンでは下手側の陪審員席に6人ギュッと固まっていて、蘭寿さんもろとも詰め込まれてる感が超カワイイです。どうみても狭いです。

・被告席もすごい存在感。
 被告3人、それぞれ名前を呼ばれるとピンが当たって効果音とともに振り返る…というドヤ演出がいい!(笑)
 3人(めぐむ・くまくま・らんちゃん)とも、その演出に負けてないのがさすがです。
 めぐむ&くまくまは、犯行再現シーンで銀橋渡りながらお芝居するのもすごくよかったなあ。こういうのうれしいなあ。

・そして、この個性豊かな裁判シーンをぐっと引き締めているのがアーサー。
 歌と台詞で裁判の概要を説明していくという、非常にアーサーらしい役なのですが、本当に素晴らしい。声のよさ、歌のうまさ、台詞の間、そしてロシア人の名前を噛まずにすらすら言ってのけるところも!(笑)
 アーサーにも最後にこういう見せ場があってとてもうれしいです。

・同じく裁判の場面、ネフリュードフの葛藤を表現するコロスのようなダンサーがいて(いまプログラムを見たら役名は「ギルティー」ww)黒赤を基調とした衣装に赤のざんばら髪みたいなカツラを被っているのですが、よっちのこのカツラの似合ってなさが異常(笑)。よっち…そんなところも愛おしい…。
 あと、ざんばら髪の姫花がどう考えても座敷わらしにしか見えません!あっちゃんこわいよあっちゃん!(笑)
 こういうコスチュームを普通に着こなしてるイティカ&じゅりあってすごいな、と素で思いました。

・今回、芝居の幕開きがだいもんの美しいソロで始まるのが好きなのですが、だいもんの役も好き。
 ミハイロフ、まっすぐで正義感とエネルギーに溢れていて、かつ冷静でクレバーな目線も持っていて、舞台での居方というかスタンスが絶妙だなあと思う。やっぱり芝居がうまい。
 まりんさんとのコンビネーションも大好きです。まりん&だいもんのガッツリ芝居って今まであんまり見たことない気がするんだけど、この二人の組み合わせ、イイ!
 あのその、いやらしい意味は一切ないのですが、そこはかとなくだいもんに「お稚児さん」感が漂うのがいいです(笑)。いやらしい意味はないんですよ!ほんとに!でもまりんさんの隣にいるだいもん、がすごく美しくてみずみずしくていいんだよ!(なんだろう、言えば言うほど墓穴掘ってる感)
 豪放磊落なまりんさん(ロシアだからってアゴヒゲ盛りまくり!アゴ割れてますよさすが!笑)と、若竹のようなだいもんの組み合わせがなんともいえず好きでした。だからいやらしい意味じゃないんだからねっ!

・今回本当の意味でいやらしいのはらいらいです。本気で、骨の髄までいやらしいです(全力でほめてます)
 らんちゃんへのあのセクハラぶりはひどい…!
 「おまえの体は世界じゅうを旅してきたんだろ」みたいな台詞もひどいけど、らいらいの言い方と表情と手つきも本当エロすぎてひどい(だからほめてます)。どんだけ好色なの!と思って見てたら、車椅子を押してハケるとき、その車椅子に乗ったおばあちゃん(鞠花ちゃん)を撫でまわして嫌がられていた…。いやあの、その人おばあちゃんなんですけど!あんた女なら誰でもいいわけ!><

・後半に出てくる大コーラスが雰囲気あって好きだったなあ、あれ何ていう場面だろう、と思っていまプログラムを確認したら「エリア ともしび(コーラス・それぞれの心)」という場面で、筋書きのところに
 「愛か、償いか…ネフリュードフは、これまで自分を駆り立ててきたものはそのどちらであったのかと己の心に問いかける」
 って書いてあった。えっそうだったんだ!で、愛と償いどっちだったのー!(私の理解力の低さすごい)(だってあんまり歌詞聴いてなかったんだもん…)(ごめんなさい)

・まあそれはいいとして(よくない)、この場面がとても印象的でした。
 上手側から囚人たち、下手側から兵士たちがそれぞれ客席登場するのですが、ごく静かに次から次へと現れて歩いていく、その感じがシベリアへのつらく淋しい道のりを思わせるようで。音楽もきれい。
 (…しかし私が観た2度とも、クライマックスでトランペットが盛大にかましていた思い出。いいところなのでよろしくお願いします…!)
 2日目に観たときは下手の通路側だったので、とりわけその気配を肌で感じることができて、鳥肌の立つような感覚がありました。
 しかも兵士たちのメンツがよく見るとすごく豪華(笑)。アキラとかいまっちとかよっちとかルナっちとかマイティーとかゆずかれーくんとか。その人たちが脇目もふらずただ静かに歩いていくというのがまた印象的で、なんだか忘れられません。

・兵士で思い出したんだけど、シモンソンとカチューシャが結婚する場面で、兵士たちがやけに優しくにこやかにふたりを見守っていたのが面白かった。いくら結婚式とはいえ、その人たち囚人なのに!そんなフレンドリーな感じでいいの!
 特にうれしそうな顔でふたりを見ていたよっちが、いちばん最初に拍手を切ったのを私は見たぞ。
 よっちかわいいよよっち^^


 みりおんとかまあくんとかさあやとかふみかとかななくらとかきらりとかじゅりあとか、書きたい人たちがまだいっぱいいるのですが…
 とりあえず、以上です!
posted by 白木蓮 at 23:15 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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