April 28, 2014

THE LAST TEA PARTY

 蘭寿さんのラストお茶会、行ってきました。

 いつものようにご報告しようと思っていたのですが
 なんか、自分でもびっくりするくらい記憶も気力も残ってません…。
 お茶会の最中も、何か一瞬一瞬の記憶が自分のなかにとどまってくれずシュワシュワと蒸発していっちゃうような感覚があったのですが、何よりも、終わった瞬間の「終わった」感がすごくて。(ボキャブラリーひどい)
 あまりにも素敵な終わり方で、ああほんとうに終わったんだなあ最後だったんだなあと思って、淋しくて淋しくて、なんだかもう…頭がからっぽになってしまいました。ムラ楽ですら蘭寿さんの退団を実感できていなかった私が、もしかしたら初めて、蘭寿さんがいなくなっちゃうことを本気で認識した瞬間かもしれない。

 …と言ってこのまま何も書かなかったら、1年後くらいの私がすごく私を恨む気がするので(笑)そのうち思い出したらぽつぽつと書いていこうかな、とは思ってます。
 が、とりあえず今日は、とても素敵だった始まりと終わりのことだけ。

 ****

 「とむさんがいらっしゃいました」というようなアナウンスはなく、ゆっくりと会場が暗転する形でお茶会が始まりました。
 前方のスクリーンには「THE LAST TEA PARTY」というタイトルが、古い映画ふうに。
 つづいて、『ラストタイクーン』『TAKARAZUKA夢眩』のダイジェスト映像が、モノクロで流れました。これも古い映画っぽく、画面がところどころ乱れたり揺れたりして、場面が変わるときもフィルムが送られる感じ(って伝わります?)になっている、おしゃれな仕立て。これだけでも胸がいっぱいに。

 映像が終わると、お芝居のオープニングの音楽がIN。
 美女たちのブロマイドが出てくるところで、スクリーンには
 ・蘭寿さんのジョルジュ@女装(天使の季節)
 ・蘭寿さんのあんみつ姫(JURIのそれってどうなの)
 ・蘭寿さんのチャイナ美女(ASIAN WINDS!)

 のブロマイドが!!
 ちょww 会場大爆笑www

 そこへ、
 「だめだ!誰ひとりイメージと合わない。もう一度集め直せ!」
 と一喝する声(笑)
 えっどこどこ?と会場がざわつき、ようやくピンスポがつくと
 会場上手のサブステージで、プロデューサー椅子に座った蘭寿さんが振り向きながら登場!!!きゃー!!!!!
 そこからメインステージまで、広大な会場を横断しつつゆっくり歩いて回ってくれました。泣けて笑えて、いい登場だったー。


 公演のお話、とむさん年表、式典やイベントの話、質問コーナー、とぎっしりコンテンツがあり、いよいよ最後のご挨拶をして退場…という段に。
 じつは最後のご挨拶で何を言っていたか全然憶えていないのですが(使えなさすぎる海馬)、ご挨拶を終えて立ち上がった蘭寿さんがおもむろに、テーブルから真っ白な薔薇の花束を取り上げたので驚きました。装花の陰に隠れてたからか、ぜんぜん気づかなかった。
 お客さんのうわぁー!という歓声を受け、
 「あげないですけどねー(笑)」
 と冗談めかして言いながら、花束をひょいっと肩に担ぐ蘭寿さん。男前ww
 その、花束を担いだ恰好のまま、また会場をゆっくりと横断してくれて。
 BGMは「人生をかけた夢」。曲と盛大な拍手に送られながら下手側のサブステージにたどり着いた蘭寿さん、お芝居のラストのように、ちょっとのけぞるようなあの絶妙な角度で会場を振り向いて微笑み
 そして花束を担いだまま、衝立の向こうに消えていきました。
 ふつうのお茶会のように扉から去っていくのではなく、横顔を見せて歩いていく姿が蘭寿さんに似合いすぎててかっこよすぎて……
 あの姿が目に焼きついて、涙がでた。

 そのまま暗転するとふたたびスクリーンに映像が。
 また映画ふうのモノクロ映像で、今度は会場を出たばかりの蘭寿さんの姿が!え、中継?
 カメラに向かってニコニコしながら手を振る、モノクロの蘭寿さん。
 宴会場をでてホテルの廊下を歩き、車に乗り込む蘭寿さんを追うカメラ。
 車の窓から手を振ってバイバイかなー、とぼんやり思っていたら、車に乗った蘭寿さんがおもむろにダッシュボードから何かを取り出し、窓ごしにカメラに見せました。
 手に持った小さなボードには、筆記体で
 「The End」
 と。

 …もう、あまりにも粋でおしゃれなエンディングで…
 ここまで軽やかに完璧に締めくくられたら、「やられた」としか言えない。
 感動と感謝と、あとに残された圧倒的な淋しさに、ただただ茫然としてしまいました。

 一晩明けたいまも、思い出すと淋しくてたまらないです。あんなに楽しかったのに、だからこそ。

 あと2週間。大切に過ごそうと思います。
posted by 白木蓮 at 21:22 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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