April 11, 2014

100周年祭り

 3月28日に『宝塚をどり/TAKARAZUKA 花詩集100!!』の花組特出バージョンを、
 4月5日に100周年記念式典の中継を、
 そして6日に祭典『時を奏でるスミレの花たち』の中継を見てきました。さすがにイベント系をナマで観るのはいろいろ厳しかった…。

 なんかどれもこれも楽しくて、本当にお祭り騒ぎで、100周年ってすごいな!タカラヅカってすごいな!!とあらためて実感。このタイミングにファンとして立ち会えたことが幸せです。

 それぞれに記憶が曖昧ではありますが、感想をざっと。


【月組特出】

・まだ大劇場楽の記憶があまりに鮮明だったので、ふたたび大劇場に立っている蘭寿さんを観ていることがとても不思議でした。特に花詩集のプロローグ、きらびやかな衣装で銀橋に出てきた蘭寿さんを観たときは、何かこう…変な言い方だけど、「死後の世界から蘇ってきた人」を観ているみたいな気持ちになった。すごく透明なオーラに満ちてて、本当はそこにいないんじゃないかとすら思えて、でも確かにちゃんといて、神様みたいに笑ってて。あの瞬間の感覚は忘れられないです。

・まあそのあと、蘭の王の場面ではめちゃくちゃラテンでめちゃくちゃ蘭寿さんだったのでそんな感傷も吹き飛びましたが!(笑)
 いやー面白かったわー。オラオラしてたわー。何でしょう、あの「他部署の飲み会に乱入して引っかき回して帰っていく」感…かわいかった…(何でもいいのか)

・花組カラーの衣装で「ザッツ・レビュー」を歌っていたのも印象的だったし、パレードもあのすごい衣装を着こなしていて(笑)素敵でした。夢眩パレードが最後だと思っていたのに、もうひとつ(それもあんなにスペシャルな)大羽根を観ることができて嬉しかったです。

・順番が前後しますが、和物ショーの獅子もモフモフしてて白い犬みたいで超絶(メガ)かわいかった!まさきさんの獅子と並ぶと兄弟犬のようで、落ち着き払った兄犬の蘭寿さん、キャンキャンしてる弟犬のまさきさん、て感じ。やっぱり蘭寿さんの日舞の動きがすごく好きだなあと思いました。

・ナガさんが蘭蘭のことを紹介してくださったのも嬉しくて…
 花組東京公演についても、正式なタイトル(「ハリウッドの帝王、不滅の愛」ってとこまで)と日程をカンペなしで伝えてくださって、蘭寿さんの卒業公演であることに対するあたたかいコメントもあって、ナガさんらしい優しいご挨拶でした。ナガさん、100期生の口上も素敵だった!


【記念式典中継】

・大劇場に秋篠宮・同妃両殿下がご臨席との事で、スクリーンごしにもその緊張感と昂揚感が伝わってきて興奮しました。
 豪華なゲストと催しの中でも、とりわけ辻井伸行さんのピアノが本当に本当に素晴らしかった!ナマで聴いてみたい。

・祝舞「飛翔無限」、私は映像でしか見たことがなかったのですが、花柳壽輔先生がほんとうに春日野先生そっくりに見えて息を飲みました。舞台に降りていらっしゃったのかと思った。皆さん同じ思いだったのか、中継会場全体がざわめいた気がします。
 花柳先生のお衣装は、90周年の「飛翔無限」で春日野先生が実際に着ておられたものだそう。

・あらためて、トド様の日舞はすごいなあ…!と感嘆。日舞のことはよくわからないけど、お腰が決まっていて所作が美しいだけじゃなく、「男役として」完成された踊りなんですよね。お着物の柄でもあった青竹のようにまっすぐで涼やかで、しかも色っぽい。見とれました。

・劇団員全員がずらりと並んで登場する瞬間、
 その華やかさとあでやかさと人の多さ(笑)に圧倒されつつ、最前列センターに蘭寿さんがいたことが…もう……。
 トップオブトップはもちろんユズキさんなんだけど(なので幕開きもセンターはユズキさんだった)、あの場面は学年順なのだそうで。
 列の人数や後ろの人たちの並びから推して、おそらく蘭寿さんと壮さんがセンター割ってたんじゃないかと思うのですが(映像では全体感がはかりかねたので曖昧)、トップ5人のなかでは蘭寿さんがセンターにいて、もう、緞帳が上がってそれを認識した瞬間にバーッと。涙腺が。
 びっくりしたのと嬉しいのと誇らしいのと、なんだかよくわからない感情がいっぱいこみ上げてきて…涙が止まりませんでした。
 華やかな色のお着物が多いなか、蘭寿さんと壮さんは白いお着物で、しかも蘭寿さんは白地に胡蝶蘭、壮さんは白地に色とりどりの帆があしらわれた生地だったのも感慨深かったです。

・瀬戸内寂聴さんが作詞、千住明さんが作曲された曲も華やかで綺麗だったなー。
 各組トップスターのソロやデュエットも少しずつあったのですが、その中で、みちこさまと美穂おねえさまの一瞬のデュエットが別格の素晴らしさでした。さすが。

・中継なのでよく映る人とあまり映り込まない人がいるんだけど(オヅキさんとか超ベスポジ)、よっちが映るたびに「よっち!よっち!」と食いつく私。藤色のお着物で、せしるとせーこちゃんという元男役のふたりに挟まれてもひときわ男らしくて(笑)、かっこよかったです。

・OGの方はムラに集結しているのかと思いきや東宝中継もOG受付枠があったようで、あちこちで見覚えのある顔を目撃。かおりちゃん相変わらず美人!ひめか相変わらず可愛い!!幸せでした。


【時を奏でるスミレの花たち】

・いやはや豪華でしたね!!!!(嘆息)

・6日13時はいちばん記憶に新しい顔ぶれが多くて、キムラさんの「巡り会えた奇跡」→マトアヤの「希望の瞳」とか、もう泣くしかないみたいな流れだったのですが(マトアヤはやっぱり理想のコンビだとあらためて実感…涙)
 次に登場したタニオカさんの破壊力が!!!すごかった!!!!!
 キンキラキンのミニスカワンピとロングブーツ、という女子力高すぎる恰好で「ダンシングフォーユー」を熱唱するタニオカさん。ビシィ!ビシィ!!!とあらゆる方向にウインク飛ばしまくるタニオカさん。ミニスカブーツなのに、現役時代と何ひとつ変わってないタニオカさん。
 タニちゃんハケた瞬間、中継会場がほのぼのした笑いに包まれました。めっちゃ癒された…。タニオカさんまじ天使。

・77期並びとかもほんっとに豪華で、なつかしかったです。
 朝海さんの「我が名はオスカル」、トウコさんの「ひとかけらの勇気」ときてオサ様が何を歌われるのか少し心配だったのですが(DREAM TRAILで「天の鼓」を歌ってたのが印象的すぎて…w)
 「ボンソワール・マルセイユ」のイントロが流れた瞬間、うわーっとなりました。
 サヨナラ公演のときもやっぱり「マルセイユ=宝塚」だと思いながら聴いていたけれど、6年あまりを経た今のこのシチュエーションが、ほんとのほんとに、マルセイユへ戻ってきたジェラールと重なりすぎていて。
 「ああマルセイユ 俺を抱きしめてくれ / ああマルセイユ 俺に口づけしてくれ / 大人になったと」
 という歌詞に、あのときとはまた違う感慨が込められていて…泣きそうになってしまった。
 オサ様のみならず、タカラヅカで育った人たちが、今日のためにタカラヅカに帰ってきたんだなあ。すごいことだなあ。

・このイベントが正真正銘「ラスト宝塚大劇場」になる蘭寿さんも、いつかこんなふうに帰ってくるのかな。と思いを馳せたり。

・わたさんが相変わらずイケメンすぎて、司会のミキさんにも
 「わたる来年スターになれるんじゃない?来年あたりもう1回宝塚に入ったらいいんじゃない?」
 って言われてた(笑)

・リアルタイムで存じ上げないOGの皆様もさすがの素晴らしさだったのですが、中でも…
 麻実れい様のオーラが……(*´Д`)ハァハァ
 スクリーンごしに落とされたっていうか殺されたっていうか、もう、8割がた息が止まった。スクリーンなのに。
 十数年ヅカファンやってて初めて、いわゆる「乙女のポーズ」を取る人の気持ちが分かりました。あれは心臓が遠くへ飛んでいかないよう繋ぎ止めるためのポーズなのですね!麻実様を見ているうちに、知らず知らずそのポーズを取っている自分がいた!
 ロングヘアに黒燕尾、そして何ともいえず優雅な身のこなしと色っぽい目線。本当に本当にステキでした。現役時代の麻実様を知っていたら、私の人生めちゃくちゃになっていた気がする…知らなくてよかった(真顔)

・現役生のパートは、トップ5組のデュエットダンス。
 うおおおイベント!て感じのゴージャスさでしたが、これはさすがに中継カメラだと視界が限定されまくってしまうので、ナマで観たかったなー。という。でもどのコンビもそれぞれに美しかったです。それぞれの振りがコンビに合っていて、蘭蘭はキレキレな感じだった(笑)。てるみりの振付と雰囲気が可愛くて好き☆

・そして目玉企画(?)の『ドンブラコ』!
 か、
 か、
 かわいい……!!!!!

・トド様の爽やかな二枚目ぶり、専科の皆様によるガチの村人芝居、みりお様の犬、チギタさんのキジ、ベニーの猿、そして北翔さん率いる各組二・三番手の鬼ユニット(ユニットではない)。こんな錚々たるメンツがお届けする「ドンブラコ」が名作じゃないわけなかった。
 想像してたよりすごくクラシカル、かつ良質なオペレッタだと思ったら、そもそも原作があるのですね。外の優れたコンテンツを取り入れて「タカラヅカ」流に消化して見せる、いまのタカラヅカにも通じる手法が旗揚げ時からすでに採られていたのだなあと感じ入りました。

・中継だと鬼のみなさんを観察しまくれなかったのが残念なのですが、とりあえず犬猿キジの3人が可愛すぎてね!!!
 もうもう、手を袖にしまってパタパタしながら爪先立ちの小走りで銀橋渡りきったキジタさん、いやチギタさんの可愛さときたら…今も脳裏によみがえると幸せになれる。奇跡の研14。
 みりお様の「ワンワン♪」、キジタさん(だからチギタさん)の「ケケケ♪」、ベニーの「キャキャキャ♪」の三重唱とか!可愛くて殺す気か!
 しかしあのプリティ3人組で、北翔・朝夏・未涼・緒月・凪七・望海・美弥・真風という文武両道っぽい美鬼集団にどうやって勝てたのか謎。体力も知力もいっさい勝てる気がしないよ…き、きっとトド様が百人力だったのですね…。


 そんなこんなの100周年祭り。
 祭典の大トリはサブちゃんの「まつり」ならぬツレ様の「セ・マニフィーク」で、出演者の皆さんもわらわらと登場して手拍子で盛り上げるという流れだったのですが
 その中で、腰から手拍子入れつつ(笑)ノリにノってる蘭寿さんがとにかく楽しそうで。
 特に6日18時最終回の中継でスクリーンに映った蘭寿さんは、目尻の下がりきった、本当に可愛い笑顔でした。最後の大劇場はきっととても楽しかったんだろうなあ、と素直に思いました。
 蘭寿さんファンとしてこの節目のお祭りに立ち会えたこと、幸せです。

 …ってのんびり書いてるうちに花組東京公演が始まってしまった!その話はまた別記事で!
posted by 白木蓮 at 14:06 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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