March 23, 2014

仲間がいれば愛があれば この世界は美しい

 ブレス型ペンライト

 蘭寿とむサヨナラショーの話。
 蘭寿さんらしく、優しくてあったかくてユーモラスで
 何より、最っ高に楽しいサヨナラショーでした。
 前楽を観終わったときに出てきた感想はただただ「楽しかった!」だった。幸せです。

 マトヴさんのサヨナラショーもそうでしたが、すべて花組時代の曲だけで構成されていて、花組&組子のみんなへの感謝と愛がすごく伝わってくる構成だったなあと。
 ショー前に高翔さんが読んでくださったお手紙のなかでも、「ファン時代から憧れていた大浦みずきさん、安寿ミラさん、そして真矢みきさん、愛華みれさん、匠ひびきさん、春野寿美礼さん、真飛聖さんに続いて、花組を背負って立つ立場になれたことを幸せに思います」というような一節があって…あらためて、花組に対する蘭寿さんの深いリスペクトを感じました。
 そしてもちろん、我々ファンが観たいと思うツボも押さえまくってて!!
 なんかもう、なつかしさよりも先に「これ!これ!もう1回観たかったの〜!」的な興奮と喜びがまさるという(笑)。単純に、エンターテインメントとして素晴らしかったです。ありがとう吉正。

 あの幸福感をうまく伝えられないのが残念ですが、曲ごとに順を追って書いてみますね。


@Where in the World(ファントム)

 ファントムオープニングの、あの「ファファファファファミミ、ラララララソソ」(音名で言われても)という壮大な音楽とともに緞帳が上がると、
 舞台いっぱいに「TOMU RANJU」の吊り物。
 そして舞台のセンターには、後ろ向きでマントを広げた蘭寿さんの姿が。
 うわああああファントムだ!あの幕開きだ!!!!
 そのまま曲調が変わって「Where in the World」に。あらためて聴くと、ほんとうに音域が広くて大変な曲だったのだなあと思うけれど、高音まできちんと伸びていて、はればれと美しい「Where in the World」でした。やっぱりファントムから歌い方が全然変わったんだよね。
 衣装は、深いワインカラーに黒いボアがついた上下とマント(私は気づかなかったけど、『Sensation!』のものだそう)。シックで素敵でした。

A永遠の詩(愛と革命の詩)

 Where〜の途中から銀橋に出てきた蘭寿さん、銀橋の真ん中手前くらいで曲が終わると今度は「永遠の詩」を。
 銀橋で蘭寿シェニエさんのこの曲を聴いて感動していたのがつい最近のことのようで(実際ほんの4ヶ月ほど前だし)、すごく不思議な気持ちになりました。いまサヨナラショーでこの曲を聴いていることが信じられないような。

B愛した日々に偽りはない(オーシャンズ11)

 そのまま銀橋で、たたみかけるように「愛した日々に偽りはない」へ。ほんとうに蘭寿さんらしくて大好きなラブソングだなあ…。
 この、しっとりした3曲を1曲ずつ聴かせるのではなく、メドレーに近い形で銀橋で3曲つづけて歌ってしまうというのがとても良かったです。あれでショー全体にテンポがついたと思う。

Cリベルタンゴ(Streak of Light)

 蘭寿さんが袖へハケ、いったん暗転すると
 おもむろにあのイントロが流れ出して、
 キターーーーーーーー!!!!
 ピンスポついたら女装るなっちキターーーーーーー!!!!
 はい、リベルタンゴです。実は開演前からオケがやたら練習していたので(笑)やるだろうというのは分かっていたのですが、しかし実際に目にするとこの興奮。やばい。
 みーちゃんポジにはふじP。ぴーるな!斬新!ふたりとも黒髪なのが、またコンサートのときとは違う色っぽさで(るなっちコンサートのときは金髪だったもんね)ドキドキしました。

 そして、次のピンスポで
 よっちキターーーーーーーーーーー!!!!!
 よっちと、もちろんヤブキセナくん。あのときの空気感そのまんまで、ふたりとも可愛くてかっこよくて…泣けた。

 アキラ&あかりちゃんもそのまま、そして次に登場するじゅりあ様のポジにはきらり。
 あらためてじゅりあの不在を思い切ない気持ちにもなりましたが、きらりの女王様ぶりもさすがでした。VIVA花娘!

 蘭寿さんは真っ赤なスーツと黒いソフト帽で登場。ほかの男役とおなじく『Mr. Swing!』の衣装なのですが、みんなは黒スーツなのに対して蘭寿さんのは真っ赤だから、なんか、「おお!」ってなった(笑)
 いやあ、なんか、もう…蘭寿さんのリベルタンゴを大劇場で観られるなんて。感無量です。
 エロさでいったらやっぱりあのときのシャングリラスーツのほうがエロかったと思うのですが(笑)、振付とそれを踊る蘭寿さんたちの妖艶さは健在で。ひとつひとつの振りに、新鮮に「ぎゃああ!」となりました。やっぱりらんちゃんを片足でホールドして帽子を直す振りが神。感謝しかない。

Dイントロダクション(Mr. Swing!)

 息を止めたまま観ているうちにリベルタンゴが終わり、そのままけだるい曲調のイントロダクションに。イ、イントロダクション…!何このヤンさん祭り!!!!
 蘭寿さんのハミングがなつかしいのと同時に、いまにもMr. Swingの開演アナウンスが聞こえてきそうで、胸をしめつけられました。みーちゃんの肩にもたれかかっていたところは、よっちに。

 ところどころカットはあったもののほぼフルバージョンで、みりお様との内緒話もあって(特に前楽、蘭寿さんに囁かれたみりお様がすごい勢いでフハッてなってたのが可愛かった)、最後はちゃんと銀橋まで出てきてくれて、とにかくカッコよすぎた!花男さいこう!!!

EFate City(オーシャンズ11)

 みんなが銀橋からハケ、蘭寿さんも銀橋から本舞台へ…というタイミングで音楽がIN。Fate City!ちょっともう息をつかせぬ展開すぎる!!
 ラスティーポジションはみつるきゅん。そこからイレブンが出てくる流れかと思いきや、最後まで蘭寿さん&みつるきゅんのふたりで踊りきりました。みつるラスティーめっちゃカッコよかった…本公演でも観てみたかったなあ。
 『ル・ポァゾン』の光と影でも思ったことですが、みつるきゅんの、相手の空気を汲み取って踊る力は本当にすごい。かっこいい。何よりふたりで踊る姿に、新人公演時代から一緒に過ごしてきた「男の友情」のようなものがちゃんと見えて、それがダニーとラスティーにも重なって見えて…泣けました。

Fくらわんか

 Fate Cityが終わったとたん、「八五郎はーん!」の声とともに、両袖から着物姿の人たちがわらわらと(笑)
 だいもん・イティカ・ふみか・らいらい・イブ様・かぐらちゃん・くみちゃん。そう、『くらわんか』に出てた皆さんです。気づけばさっきまでラスティーやってたみつるきゅんも、ハッピ着せられて貧ちゃんの被り物を被ってるという(笑)
 「八五郎はん、今日で最後なんやて?なんで言うてくれはらへんの、さみしいわぁ〜」
 と小糸はん口調で言いながら、八五郎はんにもハッピを着せてくれるイティカ。
 「わいのことなんて放っといてくれたらええねん、かとーーちべとーーなったらええねんもん」
 と言う蘭寿さんに(台詞がネイティブすぎて聞き取れなかったので超適当)(でも、かとーちべとーが聞けて嬉しかった!)
 「八五郎はん、そんなことを言うたらあきませんよ。皆さんは八五郎はんのために集まってくださってるんですから」
 と諭すだいもん貧ちゃん。まじめw
 (5/16追記:すみません、東京で確認したところ、この台詞を言ってたのはみつる貧ちゃんでした。だいもんはそのあとの「皆さんの愛は大切にしなあきません!」というような台詞)

 で、「こういうときは酒や!」ということで(笑)八五郎はんがあのシコ踏むみたいな構えをとり、みんなの「たーかーさーごー…」に合わせて蘭寿さんの盃にかぐらちゃんがお酒を。
 「今やっ!!!!」
 と止めてお酒をグイッと干す八五郎はん。
 私『くらわんか』は映像でしか見ていないのですが、目の前で繰り広げられる光景が、本当にあの『くらわんか』そのものでドキドキしました。今やっ!でピタリと止まる皆の空気といい、飲み干したときのふわぁ〜っと緩む感じといい、八五郎はんの目尻下がった笑顔といい…まさかナマで観られるとは。幸せです。

 みんなが「くらわんか〜あああ〜くらわんか〜♪」とくらわんか音頭を歌い踊りながら去っていくと、そのまま銀橋に出てくる八っつぁん。
 ここで犬の鳴き声が。
 き…きたーーーー!!!!!
 なんと、なんと、「あなたは犬ですか?」の酔っ払いのくだりをまるまる上演してくれたのでした。ついさっきまで鬼かっこいいFate Cityを踊っていた人とは思えない…(笑)
 やっぱり面白いし可愛いし、ほんっとにお芝居うまいな!!!!と感嘆。だってあの赤スーツにハッピ羽織っただけなんだよ?なのにパッと空気が切り替わって、上方落語の世界になったもん。本物の八五郎はんが、あの銀橋に息づいてました。
 犬を相手にひとくさりクダ巻いた八五郎はん、犬に逃げられて「どんならんで、ほんまに」と毒づき、最後はもちろん
 「さっぱわやや〜」
 と。か、可愛い…!!!!
 「ほなまた、後でな♪」
 と千鳥足で袖にハケていく姿が可愛すぎてリアルおっさんすぎてでも可愛すぎて、サヨナラショーだということも忘れ全力でキュンキュンしました。はあああ。

Gカノン(カノン)

 カーテンから退団者5人が登場して、「カノン」主題歌を。衣装もカノンのプロローグで着てたやつ。
 ネコ先生ががっつり歌うのかと思いきや、歌う順番とか量とかが意外と年功序列で、つまりよっちがすごい歌ってて、よ、よっちが大劇場のセンターでソロを歌うなんて初めてでは…!?と親のような気持ちでオペラを上げてしまいました。でもすごく上手だった!よっちの歌声、あたたかみがあって大好きです。

Hコンガ(コンガ)

 カノンが終わってカーテンが上がると、そこにはコンガプロローグの衣装を着た花組生が!そして真ん中にはやっぱりコンガプロローグの衣装を着た蘭寿さんが!
 か…かっこいいーーー!!!!
 ふつうの白いお化粧であの衣装、というのがなんか新鮮で(笑)、でもあの熱さは当時のままで、もう条件反射的に大興奮。楽しかったなあ、コンガ。
 みんなが銀橋に出てくるところで蘭寿さんはハケ、銀橋はみりお様(壮さんの衣装)&みつるきゅん(みわさんの衣装)中心に。ふたりが「踊れコンガ」「叩けコンガ」「歌えコンガ」「感じてコンガ」を交互に歌っていたのですがふたりともなかなかスリリングな感じで(笑)、あの歌い上げってパワーが要るんだなあとしみじみ思いつつ、でも愛おしくてありがたくて涙でそうでした。みりお様このためにコンガ練習したんだろうなあ、とか。みつるきゅん頼もしくなったなあ、とか。って研15の人にかける言葉じゃないかもしれないけど…でも壮みわの下にいたときのみつるきゅんと、いまのみつるきゅんってやっぱり全然ちがうよね。

I真実の愛(コンガ)

 カーテンがふたたび上がると、紗幕のむこうにあの超絶ポーズの蘭蘭が…!!!!
 あれが見えた瞬間、劇場じゅうが息を飲んだ気がします。私の隣の人は確実に「ひっ」て言ってた。私も言いそうだった。

 これもフルバージョン。真っ白で、静謐で、言葉にならないくらい美しかった。
 もちろん影役のよちルナも登場。このサヨナラショーにおけるるなっちはほぼ女子ですね(笑)
 よっちのダンスが、ほんとうに、ほんとうに素晴らしかったです。
 あのときももちろん凄かったんだけど、でもやっぱり今になって思えば、大劇場であそこまでピンで踊るのなんて初めてだったし、シャカリキになってた部分があったんだろうなあと。
 いまのよっちは、大劇場という空間をきちんと掌握していて、楽しんでいて、いい意味で力が抜けていて…さらに大きな存在になって、堂々と蘭寿さんと渡り合っていました。らんちゃんのリフトなんてすごかった!客席からの拍手もすごかった!!
 せんなさんのカゲソロはそのまま、みわさんの「愛愛愛」の歌はだいもん。これがまたドラマティックで、本当に素敵な空間でした。
 最後にセリ下がる蘭寿さんの指先が色っぽくて美しくて、この瞬間をまた味わえたことにひたすら感謝。

J戦国BASARA(戦国BASARA)

 みりお様が登場し、銀橋で1曲、アップテンポの「戦国BASARA」を。客席手拍子で大盛り上がり!
 もちろん蘭寿さんにとって印象的な作品だったということもあるんだろうけれど、この作品から花組にやってきたみりお様がこの曲を任されている、ということに蘭寿さんのあたたかさを感じました。衣装がきれいな薄紫色で、幸村と謙信のあいだの色だなあ…としんみり。

Kアシナヨ(ル・ポァゾン)

 大階段に板付きで、真っ白い蘭寿さんが登場。
 ここの衣装は、レースのついた白燕尾。『マリポーサの花』でミズ先輩が着てらしたのにそっくりだと思ったのですが、別物?かな?胸元には大きな胡蝶蘭のコサージュ。
 アシナヨ、大好きな大好きな曲なので…これを聴けたことがものすごく嬉しかったです。
 途中で、蘭寿さんのと同じ胡蝶蘭を髪につけたらんちゃんが登場して、デュエットダンスに。
 単独サヨナラショーにしてはデュエットダンスが多い構成のようにも思いますが、蘭寿とむというトップスターにとって、相手役さんやデュエットダンスの比重がそれだけ大きかったことの証だと思います。私もやっぱり「トップコンビ」という宝塚ならでは、トップならではの関係性が好きだし、相手役を大切にする男役さんが好きなので、そういう意味では、最後までそれが貫かれていたことが嬉しかった。特にアシナヨはふたりのデュエットダンスの中でいちばんかも、と思うくらい好きなので、大劇場で観ることができて幸せでした。

 そして今回、蘭寿さんの夢が実現。
 ファントムお茶会のときにも話してましたが、音楽学校のときの蘭寿さんの夢が、
 「真っ白い衣装で、スモークの中でデュエットダンスを踊る」
 だったんですよね。
 お披露目のファントムで早くも「白い衣装」が叶って、でもスモークはなくて(笑)、そのあとの公演でもなくて。
 今回の夢眩はようやくスモークの中でのクラシカルなデュエットだけど、蘭寿さんが黒燕尾っていう。惜しい(笑)
 私も夢眩の初見で「あースモークだー、でも蘭寿さん黒燕尾だー、まあでもらんちゃん白いし許容範囲か」とか思っていたのですが(笑)、さすが蘭寿さん!妥協してなかった!
 蘭をモチーフにした真っ白い衣装の蘭寿さんとらんちゃんが、幻想的なスモークのなかで「アシナヨ」を。
 これで本当に本当に夢が叶ったんだなあ…と、私自身も夢を見ているような気持ちでした。
 だいもんのカゲソロがまた美しくて、もう、天国みたいだった。あれを観てから地上に生還できたのが不思議なくらい。

Lいま、光に向かって(Streak of Light)

 コンサートの祈りの場面。
 蘭寿さんの歌声に合わせて、白い衣装に身を包んだ組子の皆さんが舞台へ。
 正直なところ、コンサート当時からサヨナラショーみたいな場面だなと思ってて、それこそ観てるときからサヨナラショーの予行演習ぐらいの勢いで泣いたりしていたわけですが、あらためてサヨナラショーの場で聴くと…ひどい。きれいすぎて破壊力ひどい。
 「ためらうことなど何もないのさ 愛を信じて / 仲間がいれば愛があれば この世界は美しい」
 この歌詞が、嘘いつわりなく似合う蘭寿さんが大好きです。

 曲の途中で、真っ赤なバラの花束を抱えたみりお様が登場し、蘭寿さんにお渡し。
 バラを受け取ってからみりお様をそっと抱きしめる蘭寿さんが、途方もなく大きくて優しくて…自然に拍手が湧き起こった、あたたかい瞬間でした。
 バラを抱えたまま銀橋に出た蘭寿さん、組子の歌を背に、バラを客席へ。
 これ、前楽も楽も、すーっっごい均等にキレイに投げてて感動しました。いやその、最後に余ってブワッとまとめて投げる人も結構いるじゃないですか!誰とは言わないけどオサ様とか(言っちゃってるよ!)
 蘭寿さんのまじめさを垣間見た瞬間でした^^

Mクンバンチェロ(コンガ)

 「仲間がいれば愛があれば この世界は美しい」
 の旋律とともに、ああ、ショーが終わってしまう…とハンカチ握りしめていたらば
 下がりかけた緞帳が途中で止まった!
 緞帳がまた上がり出した!
 そして聞こえてくるコンガの音色。
 こ、これは…もしや………

 クンバンチェロだーーーーーー!!!!

 曲に合わせて、蘭寿さんの周りでいっせいにひざまずく花組の皆さん。みんなワクワクキラキラした顔でめっちゃ可愛い。特にだいもんが、もう子供みたいな嬉しそうな笑顔で(「パパのクンバンチェロきたー!」的なw)超可愛くて、隣にいるみりお様は逆にすごい緊迫感あふれる表情をしていたのが印象的でした(笑)。あのノリを間近で見るの初めてだもんね^^^^

 と、周りの人たちの顔は鮮明におぼえているのですが、蘭寿さんの顔がうまく思い出せない。なんかもう存在自体が発光していて、ただただ舞台の真ん中からとんでもない量のエネルギーが放たれている感じで、まさしく「クンバンチェロの王様」でした。
 そして、
 とにかく、
 たーーーのしかったーーーーーー!!!!
 何でしょうね、あの熱狂状態。もちろん全力で手拍子して参加していたのですが、それでは足りないというか、すんでのところで組子のみんなと一緒に「チェロ!」「セロ!」って叫んでしまうところでした。もうね、お祭り騒ぎ。楽しすぎた。緞帳がようやく降りたとき、汗かいてたもん(笑)

 もちろん劇場じゅう大盛り上がりで、前楽も2回カーテンコールが。
 「ワンモアタイム?」と客席に問いかける蘭寿さん、客席の歓声に応えて、後奏だけもう2回やってくれました。演奏に入ってもらうとき、指揮のみさきめぐみ先生にいちいち「マエストロ?」って確認するのがすごい男前だった!!

 ****

 そんなこんなのサヨナラショー。
 とにかく「楽しかった」という印象ばかりが残っていて、いまはまだ退団を実感できていない気がします。やっぱり大劇場は私にとってアウェイの場所で、たぶん東京宝塚劇場でお見送りして初めて、いろんなことのけじめが付くのだろうなあと。

 とはいえ、黒燕尾に身を包んで
 「宝塚歌劇団・花組、蘭寿とむ、本日をもちまして宝塚大劇場を卒業いたします」
 と言った蘭寿さんの言葉は本当に重くて。
 タカラジェンヌにとってはホームであるこの場所を、巣立っていくのだということをあらためて痛感しました。たぶんそれは、私が感じる以上にずっと特別なことなのだと思います。

 最後の曲は「すみれの花咲く頃」。
 すみれだろうな、と何となく予期していてはいたのですが、実際にそれが流れたときはとても嬉しかったです。うまい言い方が見つからないのですが…ここで「すみれの花咲く頃」を選ぶタカラジェンヌ・蘭寿さんがやっぱり好きだなあと。

 幸せな幸せな2日間でした。
 東京で、待ってます!
posted by 白木蓮 at 13:11 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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