February 18, 2014

夢眩タイクーン(西)蘭寿茶メモ1

 宝塚ラストのお茶会、行ってきました。
 ちゃんと時間をとって蘭寿さんのお話を聞く、というスタンスなのか、今回は握手も抽選会もなし。
 でもすごく充実していて、心の底から幸せなお茶会でした。

  いつも握手で時間があるときに前半のキーワードとかを少しメモっていたのですが、今回それができなかったので(笑)いつにも増して記憶が適当です!ごめんなさい!いつにも増して半信半疑で読んでいただけるとうれしいです。あくまでもニュアンスですので、転載・転用もご遠慮くださいませm(_ _)m


【登場〜乾杯】

・「とむさんがいらっしゃいました」のアナウンスで会場後方の扉がひらくと、
 なんと、
 なんと、、
 ティアドロップサングラス着用の蘭寿さんが!!!!!!!
 ぎゃああああああ!!!!!!
 (これだけで阿鼻叫喚する会場)

・素顔にティアドロップサングラスがあんなに似合う日本人がいるのか!っていうね。めちゃくちゃ似合っててめちゃくちゃカッコよかった…やばかった…。

・大興奮の客席の間を練り歩きながら、壇上にたどり着いた蘭寿さん。サングラスを外す前に、グラスをちょっと下にずらして瞳をのぞかせて視線を送る、というあの(舞台でもやってる)仕草のサービスがあり、またしても会場絶叫。ひーー!!!

・さっそく乾杯を…ということで、蘭寿さんの前に運ばれてきたのは安定の公演カクテル(笑)
 「皆さんは?」
 といつも通り前方席をのぞき込む蘭寿さん。
 「あ、午後の紅茶?ありがとうございます(笑)」

・具体的にどう話していたか忘れたのですが、乾杯のご発声の時から「最後のお茶会」という言葉が出てきて何か不意打ちをくらった感じでした。いや、最後なんだけどね。
 前回の東京のお茶会では退団の話が出なかったので、お茶会の場でこういうワードを聞くのが初めてで…「そっか、最後なんだ」とあらためて認識させられた思いでした。

・今回、みんながお茶を取ろうとかがんでも恒例の「好き」が出なかったのでちょっと淋しく思っていたら、乾杯のあとみんながまたかがんでお茶を戻そうとしてるのを見て
 「あ、しまう。…しまう(笑)」
 とうなずきながらニヤついていたので私の溜飲が下がりました(何を期待してるんだ)


【お芝居の話】

・今回公演ばなしが盛りだくさんだったので、芝居とショーに分けますね。順番とかはめちゃくちゃです。すみません。

・まずは、映画に憧れて映画に人生を賭けるモンロー・スターと、宝塚に憧れて宝塚一筋に歩んできた蘭寿さんはリンクしているように見えますが、役作りはどのようにしていきましたか?というような質問。
 「やっぱりリンクする部分はあるし、私だけじゃなくて、他のみんなもすごくリンクしている部分があると思うんですよね」
 と。
 なのでそれほど苦労なく役に入れたけど、周りとの衝突だったり、キャサリンとミナという頭の中の三角関係(←って表現をしてたと思う。おもしろくて印象に残りましたw)だったり、難しい部分もあって
 でもぼろぼろになったときに見えてくる本当に大切なもの、を力でなく流れで見せられるようにしたい…というような話をされていました。めっちゃ意訳なので、ちがってたらごめんなさい!

・泥酔してぼろぼろになる場面はあとから追加になった。「とにかくぼろぼろになってほしい」と言われたらしい(笑)

・今回の公演にあたり、スーツ物でかっこいい男性をやりたいとリクエストしていて、生田せんせいが前からあたためていた中から『ラスト・タイクーン』を選んでくださったんだそうです。

・最後の「Thank You」の歌詞は、生田せんせいが悩みに悩んでいて、歌詞が上がってきたのはなんと通し前日くらい(笑)
 「だから通し1日目は、私こうやって(と目の前の進行表を持ちながら)歌詞見ながら歌ってましたもん。『これ初日までに覚えられるかなー』って思いながら(笑)」

「生田先生が、『18年宝塚に捧げてきて退めていくトップスターの気持ちが分からない…』って悩んでて。『そう簡単に分かってたまるか』って(笑)」
 なんか生田せんせいと蘭寿さんの関係性が可愛い。
 「で、『これでどうでしょうかっ!!』(持ってた紙を、肘ピーンと伸ばして顔うつむけて差し出しつつ)(単位すれすれの学生が教授に追試レポート出す時みたいなテンション)って感じで出来てきて…(笑)。1ヶ所だけ、『ここは私の気持ちと違うしモンローとしても違うと思う』と言って直していただいたんですけど、そこ以外はもうオールオッケーでした」

・お稽古中、毎日生田せんせいが「すみません、今日もできてないんです…」と謝ってたらしいです(笑)
 「私も余裕ぶって『あ、全然大丈夫ですよー』とか言ってたんですけど、さすがにやばいなと思って『あの、先生…そろそろ通しですけど…』って(笑)
 そしたらその通し前日の夜中にFAXで、『遅くなって誠に申し訳ございませんでした』って歌詞がダーッと送られてきて(笑)
 なんか前にもこういうことあったなーと思ったら、『月の燈影』の時に大野先生が次の日の台詞をFAXで送ってきてたなーって思い出して(笑)、あれ以来ですね。あんなのは^^^^」

 うるわしきヲタクつながりwww
 ていうか私は、蘭寿さんちFAXあるんだ!ということに地味に驚きました(笑)。スターたるものあらゆる事態に備えなくてはならないのですね。こういうやり取りがメールじゃないところが非常に蘭寿生田っぽい!(偏見)

・でもこの話を聞いて、毎回Thank Youでやたらと泣いてしまう理由が少し分かった気がしました。生田せんせいと蘭寿さんの想いがいっぱいつまった歌なんだな、と。

・この作品の中で、モンロー以外にツボな役は?と訊かれ
 「ライディングウッド。…あの、紫峰七海ちゃんの、監督の。椿姫の場面を出番前に袖で見てるんですけど、すっごく細かくいろんなことやってて面白いんですよねー」
 と。
 ショーのVACATIONでやってるガイドさん?の役も大好きだそう。オーシャンズといい、ふみかさんは蘭寿さんのツボにはまるようです(笑)

・モンローはああいうラストを迎えるけれど、残された人たちがまた映画を作りつづけて彼の想いは残っていくし、ゆうまりんさんとみつる(という呼び方だった)が「自分たちが生きているかぎりモンローも生き続ける」というような台詞を言ってくれてて、新公時代から一緒に過ごしてきた二人がそういう台詞を言ってくれて本当に嬉しい…と。
 生田先生がすごく愛情を込めてこの作品を作ってくださって、今回生田先生とご一緒できてよかった、と仰っていました。このへんも大意ですが、とにかく蘭寿さんの表情がとても真摯で優しくて、あんな顔を見たら今後もいっくんに肩入れせずにはいられないよね!

「最後にキャサリンに言う『僕はずっと君のそばにいる。僕は永遠に君を愛してる』は、もちろんキャサリンへの言葉でもあり、お客様やファンの皆様に対する私の想いでもあって…」
 という言葉も印象的だったなあ。いつもいつも、ファンに大きな愛情を向けてくれる蘭寿さんが大好きです。


【ショーの話】

・いちばん最初に吟遊詩人で出てる、という話で
 「まあ一瞬なんですけどね。…ねー、なんであの衣装新しく作ったんでしょうねー」
 とぼやく蘭寿さん。えっ新調なのwww
 「あの衣装についてる羽根、10センチいくらだったかなー?すごく高級なのを付けていただいてるんですけど、舞台でガッて脱ぐたびにその羽根がどんどんもげていってて…www」
 蘭寿さん、ショーの話になるとどうも草生やしがちです。なんとなく、語尾にね、生えてる。
 「なので、一瞬なんですけどあの衣装もよく見てみてください」
 との事でした^^

・オープニングの衣装は今回新しく作っていただいて、華やかですよね!と。
 「今回のお稽古が始まる前…ディナーショーのお稽古中だったかな?それくらいのときに劇団で齋藤吉正先生にお会いしたら、すっごいうれしそうに近づいてきて
 『とむ!オープニングの衣装、全員新調だから!!!(`∀´)b 』
(親指立ててドヤ顔)
 ってwww ワルーーーーい顔でwwww」
 wwwwwww
 吉正ブレねーな!っていうのと、蘭寿さんの吉正モノマネがおもしろすぎて会場大爆笑。
 吉正の「親指立ててドヤ顔」は上手方面に向けてやってくれたのですが、会場のウケっぷりが嬉しかったらしい蘭寿さん、下手側にも「全員新調だから!!!」ってもう1回親指立ててくれました。まさかのモノマネリプライズwww

・だめだ、これ書きながら思い出しててもじわじわくる。蘭寿さんが再現する吉正のドヤ顔。表情がほんとそっくりだったwww

・そんなわけで大盛り上がりの(笑)オープニングですが、蘭寿さん的にとても好きなオープニングだそうです。
 「青木朝子先生の曲がすごく好きで…歌ってても楽しいし、客席が盛り上がってくださってるのが分かるので」
 と。うんうん、楽しいよね!私もこの間、たいくつな仕事をしてたときにアレを口ずさんでたらすごく元気になったもん。

・そのあとの客席降りも、お客さんの笑顔がさらに大きくなるのを感じられて好きだそうです。
 「ショーの後半で使う曲をラテンバージョンでやるっていうのが、いいなって。あとで出てくるときはバラードで歌うんですけど、ここでは明るい感じなのが…好きですねー」
 との事でした。なんだか分かるなあ。ショーの全貌を知ってからリピートで観ると、あの明るいのがまた響くんですよね。

・ケントモリ先生の場面について。
 ムーンウォークは
 「家でずっと練習してました。もうー、見せたいくらい面白かったですよ(笑)。歯みがきしながら廊下を行ったりきたり(笑)」
 歯みがきしながら廊下でムーンウォークしてる蘭寿さん…み、見たい……!可愛い!

・足の裏を全部使って擦って、ヒールアップして、もう片方の足の裏を擦って…というムーンウォークの動きを、てのひらを足の裏に見立ててすごく丁寧に説明してくださってました。
 舞台で履いてるのがスニーカーで、底がセパレートになってるので(ダンス用のスニーカーって甲を曲げられるようにセパレートしてあるから、そういうやつかな?)足の裏全体を感じるのが難しくなかなかお稽古の時のようにはいかないそうなのですが、今ある状況のなかでのベストを尽くしたい、と。

・ムーンウォークはまだ「発展途上」とも言ってましたが、
 「最後まで、できない何かに挑戦しつづけているっていうのが…常に前を向いて歩いてきた自分らしいかなって思ってます」
 というようなことも仰っていて、なんか眩しかったです。すごく楽しそうで、キラキラしてた。そういう人なんだなあ。

・「今まで小池先生や植田景子先生など、いろいろな先生のモノマネをご披露くださったとむさんに、是非ケントモリ先生のモノマネもお願いしたいのですが…」
 という司会からの無茶ぶり(笑)
 「えーーー!モノマネ???なんだろう…あんまりクセとかないんですけど……」
 と困惑する蘭寿さん。確かに会見とかを見ても、ケントモリさんってビジュアルは個性的だけど話し方はきわめてまっとうな感じですよね(何だと思ってるの)
 「あ、でも、意外と甘い物がお好きみたいで。こう、振付で煮詰まってる時とかにお菓子を持っていくと、すごいうれしそうに
 『らぁんじゅさんのお菓子いただきまぁーーす!!!』
 って(笑)」

 高!!ケントモリさんテンション高!!!
 「振付してる途中とかでも、持っていくと『ワンエンツーエン…らぁんじゅさんのお菓子いただきまぁーーす!!!』って(笑)。で、絶対その場で食べるんですよ。すぐに。それでまた振付に戻っていくっていう(笑)」
 すごく自由で、アメリカンで、「振りを受けさせていただきます」って感じでは全然なかったそうです。「それいいですね、それで行きましょう」とどんどん振りが採用されていったり、「蘭寿さんの動きにくいところがあったらすぐに言ってください」と言ってくださったりしたんだとか。このへんは前回の大石さんのお話とも共通してますね。

「情熱大陸かなんかで見たんですけど、ケントモリさんってアップしないらしいんですよね。確かにお稽古場にいらっしゃっても、アップしないでいきなり踊ってて。でもすごい動くんですよね。
 お稽古の後とかにも、『皆さんに捧げます。今日僕は本当に感動したので』って言って突然マイケルジャクソンの曲を踊っててくださったりして(笑)。それが本っっっ当にかっこよくて!!私たちはもうぎゃあぎゃあ言ってたんですけど」

 ケントモリさんについて語る蘭寿さんは本当に楽しそうで、楽しいお稽古だったんだろうなーということが伝わってきました!

・中詰めは、曲を初めてもらったときに「どうしようすごい昭和の香り……」と思ったらしい(笑)(私たちと同じ反応ですね!奇遇ですね!)
 「でも『思いっきりやってください』って言われて、音楽担当が甲斐先生(と聞こえたのですが違うかも。プログラム未確認)だったんですけど、もう思いっきりやったら
 『それだよ。とむくん、それだよ』
 って言われて(笑)
 コレでいいなら、いちばん楽なところだな…と^^」

 あの「しやっくぅねつぅの〜」が「いちばん楽」だと語る蘭寿とむさん。やはり只者ではない。

・そんなところも含めてラテンはとても自分らしいし、客席にもそんな空気を感じる、と仰ってました。銀橋に出ていくとき「待ってました」感があるらしい(笑)。たしかに私も「待ってました」って思ってる(笑)

・騎士の場面について。
 初舞台ロケットの、剣を持って踊る演出を齋藤吉正先生が憶えていてくださって、それにちなんだストーリーを付けてくださったそうです。2曲目でロケットの曲が流れることもあり、このあいだ観にきた同期(芸名を言ってたのですが聞き取れなかった…)は泣いて帰った、と。
 衣装の軍服も、色もきれいだしすごく気に入ってるそうです。

・そして、羽山先生に付けていただいた黒燕尾。
 「すごく基礎の、音楽学校で習うような基本的な振りなんですよ。あー、羽山先生は最後にこういう課題をくださったのかー、と。
 なので、とにかく全員できっちり踊りこもう、とみんなで決めて…難しい振りではないからこそ、ちゃんと踊らないと踊れないので、全員で気を揃えてやっています」


・月央さんとの場面がありますが…という振りに
 「あそこね、今日拍手をいただけて。ね。
 『うわぁ粋なことするなぁー』って思いながらよっち見たら『ふぇーーーーん(´;ω;`)』って顔してて(笑)、私はもう『泣くな!泣くな!』って目で(笑)
 周りのピックアップメンバー、アキラとかもウルッと来てる雰囲気があったんですけど、よっちがいちばん『ふぇーーーーん(´;ω;`)』って顔になってて。袖に入ってからも『優しすぎるぅーーーー、幸せすぎるぅーーーーーー(泣)』って言ってました」

 よっちも可愛いしよっちの顔真似する蘭寿さんも可愛いし、実際のよっちを想像したら、なんか、もう、やばい。
 拍手が起きた公演を私も観ていたのですが、頭がショートしてしまってそのときの記憶があんまりないです。不意打ちすぎた……

「でもあれは、よっちがこれまで男役としてずっと取り組んできたことに対する結果なので。
 すごく先生の愛情を感じるし、羽山先生もよっちがそれに値すると思ったからあの振りをつけたんだと思うんですよね。お稽古場で振りがついた時も組子のみんなが拍手してて」

 このお話のあいだ、泣かないようにするのに必死でした。いまも書きながらちょっと泣いてる。蘭寿さんの口から、よっちについてこんな言葉を聞ける日が来るなんて。

・黒燕尾はやっぱりきちんと出たいし、髪型もきちんとしないといけないので、階段の上から降りてくるのはかなり時間的に厳しくて「ものっすごい早替わり」だそうです。
 「でもやっぱり、頂点で降りてくるということにも意味があると思うので…がんばって着替えようと。もう、ワンフレーズ遅れたら間に合わない、っていうくらい。カゲ段をすごい勢いで上ってるから、みんな必死によけてくれてます(笑)」

・以前、黒燕尾で大事にしていることは「ライン」だと仰っていましたが、それ以外に大切にしていることはありますか?と訊かれて
 「ポーズ。…一緒か(笑)」
 と。
 「でもこれは本当にね、花組下級生の頃に、磯野千尋さんが花道から厳しく…あ、そんなに厳しくもなかったですけど(笑)、毎日『違う』『違う』ってチェックしてくださって。
 それまでは結構ノリやフィーリングで踊っていたんですけど、『肩はそんなに動かしちゃダメ』とか全部叩き込んでいただいて本当にありがたかったので。大切に踊りたいなあと思ってます」

 よっちも言ってたけど、伝統ってこうやって受け継がれていくんですよね。今まさに蘭寿さんの背中から学んでいる下級生も、きっとたくさんいるんだろうなあ。

・燕尾のあとのデュエットダンスも、王道な感じで大好きだそう。
 「リフトとかもありますし、らんらんコンビの集大成として…ふたりで3年間築いてきたものをしっかりと表現できるように、と思いながら踊ってます」
 蘭寿さんが「らんらんコンビ」って言ったのがちょっとおもしろかった(笑)。私もあのデュエット、大好きです。


 ということで公演のお話は以上!
posted by 白木蓮 at 15:49 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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