December 31, 2012

年忘れスペシャル2012

 今年もあっという間に大晦日になってしまいました。皆様お元気にお過ごしですか?
 おとといから一念発起して大掃除を始め、せっせとゴミを袋に詰め込んだものの、年末のゴミ回収がすでに終わっていたため大量のゴミ袋のなかで途方にくれている白木蓮ですこんばんは(ひどい)
 この環境で心安らかに年を越せる気がまったくしませんが、現実逃避を兼ねて、恒例の半券カウントをやってみたいと思います!
 今年も東西は一緒くた、新公は別、中継等はノーカウントです。


【花組】
『復活/カノン』18枚
『復活/カノン』(新人公演)1枚
『長い春の果てに/カノン』9枚
『近松・恋の道行』2枚
『サン・テグジュペリ/CONGA!!』18枚
『サン・テグジュペリ』(新人公演)1枚
『Streak of Light』15枚
『Victorian Jazz』2枚 計66枚

【月組】
『エドワード8世/Misty Station』1枚
『ロミオとジュリエット』2枚
『春の雪』1枚 計4枚

【雪組】
『Samourai』2枚
『インフィニティ』3枚
『ドン・カルロス/Shining Rhythm!』8枚
『ドン・カルロス』(新人公演)1枚
『フットルース』3枚
『双曲線上のカルテ』3枚
『JIN/GOLD SPARK!』5枚
『JIN』(新人公演)1枚 計26枚

【星組】
『オーシャンズ11』1枚
『天使のはしご』1枚
『REON!!』1枚
『ダンサ・セレナータ/Celebrity』1枚
『琥珀色の雨にぬれて/Celebrity』1枚
『ジャン・ルイ・ファージョン』1枚 計6枚

【宙組】
『仮面のロマネスク/Apasionado!!2』1枚
『ロバート・キャパ』1枚
『華やかなりし日々/クライマックス』1枚
『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』3枚 計6枚

【その他】
『おかしな二人』1枚
『タカラヅカスペシャル2012』2枚 計3枚

 総合計111枚


 …えー、このカウントを始めてからいちばん多いですね。ということはたぶん私史上最多。
 要因としては、去年からかたくなに貫いていた「同じ演目のダブルヘッダーはしない」という自分ルールが最後のStreak of Lightでガタガタッと崩れたのと、あと単純に、蘭寿さんがすごい働いてたってことじゃないかと思います(笑)。去年はお休み期間が長かったからなー。
 たくさんの公演のぶんだけたくさんの蘭寿さんに出会えて、もちろん他にも素敵な舞台に出会えて、良い1年でした。

 ****

 きりまりが去り、ゆひすみが去り、大きく顔ぶれが変わった…だけでなく世代の移り変わりを如実に感じた2012年でしたが
 いちばん大きかったなあと思うのはやっぱりキムミミの退団です。いま2011年の年忘れを振り返ったら「キムミミデビュー☆」とか無邪気に書いてる自分がいてあらためてしょんぼりした…。
 でもキムラさん退団発表からの8ヶ月、どの舞台も本当に本当に楽しくて幸せでした。キムミミの雪組に出会えたことに感謝。

 ということで今年のマイベストステージは『ドン・カルロス』。どうにもこうにもとにかく大好きだったんだよ…。『Shining Rhythm!』も大好きで、二本立ての「興行」としてもとても好きでした。『CONGA!!』ももちろん大大大好きだったのですが、芝居とのトータルの印象としては(ry
 次点は『春の雪』かなあ。『インフィニティ』とか『Samourai』も好きだったなあ。…って好きな作品を挙げていくとどうしてもバウや小劇場に偏りがちになるので、そういう意味でも大劇場オリジナル二本立ての佳作だった『ドン・カルロス/Shining Rhythm!』の意義は大きかったと思ってます。来年も!いい芝居といいショーを!観たいです!!(一本物祭りと知りつつ叫んでみる)
 『Streak of Light』に関しては、ライジング同様別格ということで。


 そんな感じです。
 みなさま、本年も当ブログを見守っていただき、誠にありがとうございました。
 閲覧数の多さにびびったり、自分の身辺が忙しくなったり、これまでにないくらい「もうブログやめようかな…」と思うことの多い1年でしたが、それでもなんとか続けることができたのはいつでもWEB拍手やメールフォームやついったーからあたたかいお言葉をくださった皆様のおかげです。本当に、心から感謝しております。
 来年も自分のペースで走っていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!

 どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
posted by 白木蓮 at 22:41 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 27, 2012

Victorian Jazz&おかしな二人

 この秋冬の花組、コンサート以外も観てるのに何も書けてない!
 …と思って感想書きにきたのですが、なんせ時間が経ちすぎていろんなことがありすぎて記憶が遠い。困った。。
 とりあえず、携帯に数行だけ書き残してるメモをもとに海馬をふりしぼってみようと思います。

 ****

 花組『Victorian Jazz』は、とにかく、だいもんがかっこよかった!!の一言に尽きます。だいもんが!かっこよかった…!!!!
 ナイジェルという役のチャラさというかいいかげんさがだいもんの持つ生真面目な持ち味とはどうしても相容れない部分があって、物語としてはやや説得力に欠ける気もしたのですが、しかしそんなこともねじ伏せてしまえる演技力と歌唱力とスター力。圧倒的に「主役」でした。うまくて、かっこよくて、エロい(笑)。だいもんの硬質な色気がすごく好きです。
 めちゃくちゃナンバーが多くてしかも難曲揃い(斉藤恒芳先生の!)なので、それをだいもんが軽々と歌ってくれることですんなりとあの世界に入っていけたし、とにかく客席にいて心地よかった。歌うことに追われるんじゃなく、歌を自分の感情表現の手段として使いこなせる人なんですよね。
 だいもんのことは大好きだし小さい頃からけっこう見ていたとも思うのですが、しかしフィナーレの「威風堂々」でセンターに踊り出てきただいもんを見た瞬間だーだー泣いてしまって、自分でもびっくりしました。本当にうれしくて、なんだかあの光景が忘れられない…。初主演おめでとうございます!

 ほかの出演者もとにかくみんなかわいかったなー。ふじPはあのワンちゃんっぷりもさることながら、アルバートが降霊(笑)した場面の包容力がすばらしくて…泣かされました。『コード・ヒーロー』のジュニアとか、ああいう優しい役が似合う。上っ面の優しさではなくて、育ちのよさからくる生来の優しさと誠実さ、みたいな。
 なんかわりとナチュラルにヒロインふじP&ヒーローだいもんのドタバタラブコメディだったので(真顔)役回り的にはべーちゃんが男役二番手?みたいな感じだったのですが、べーちゃんもかわいいいい!!メガネっ子かわいいいいいい!!あの「スクープの予感んんッ!」みたいなアニメな鼻息(笑)を三次元で表現できるのは、タカラヅカ広しといえどもべーちゃんぐらいしかいないんじゃないかと思います。かわいかったー。
 和海ボーイも美声発揮でがんばってたし、わたるひびきくんも復活新公とかに比べてすっごく良くなったし、ネコくんってこんなに歌うまいんだ…!とあらためて認識できたし、せんなさんは安定の上手さ華やかさだし、メイドのレンナちゃんしょみちゃんのドヤ顔がたまらなかったし(笑)、どこを見ても楽しかったなー。

 そして、とにかく、
 桜一花無双…!!!!!
 いままでに観たイティカの役のなかでいちばん好きかもしれない、と思うくらい大好きです。
 うまいのはもちろんなんだけど、とにかく人として魅力的なんですよね。ヴィクトリア女王が。厳格で、気品があって、でも愛情にあふれていて、そしてものすごくチャーミング!
 声音も表情もすごいのですが、やっぱりイティカって身体表現が素晴らしいなと思いました。あの卓越した身体表現力があるからこそ、少年からおばあちゃんまで何でも違和感なくできるんだと思う。今回も、ちょっと戯画化された動き(ゼンマイ仕掛けみたいな振りがすごくかわいい!)から慈愛あふれる母親のしぐさ、そして女王としての威厳あふれる立ち居振る舞いまで、すべてが完璧に美しかったです。
 イティカレー親子(ちぢめるな)がとにかく美形親子でかわいくてね…。超美形ヒゲ男子のゆずかれーくんが、ちっちゃいイティカ母さんに「ママ!」ってすがりついてるのがなんとも愛おしくてね…。ナウオンもむちゃくちゃマザコンな感じでかわいかったですね!(笑)
 ゆずかれーくん、発声とかまだまだなところはもちろんたくさんあるのですが、今回はあの頼りなさ含めて役にはまってた。見た目超ダンディでイケメンなのに口を開くと小学生男子!なのが、すごく正しくバーティでよかったと思います^^

 今回デビューの田渕せんせいは、なんというのか、「ドリーミーないまどき男子」という印象を受けました。ドリーミーなんだけど、萌えてるんだけど、その萌えかたがいまどきなんですよね。ちょっとライトな感じというか…吉正みたいに我を忘れて萌え狂ってない(笑)。まあそれくらいのバランス感覚があるほうがいいのかもしれない(笑)
 あと個人的に、べーちゃんが最後までメガネを外さなかったところが超いまどきだ…!!と感嘆しました。「メガネっ子がメガネを取ったら美少女」世代じゃなくて「メガネっ子はメガネっ子のままでかわいい」世代。これ、いままでのタカラヅカにあんまりなかった感覚だと思います(…ってエラそうに書いてる自分がすごくおばちゃんぽいw)
 作風は総じて草食っぽいのにラストが意外と「俺軸」なところもいまどき男子のドリームだよなあ、とちょっとニヤニヤしたのですが、デビュー作のアパルトマンシネマで同じく俺軸なラストを展開した稲葉くんがふと気づいたら劇団内1、2を争う乙女に変身していたので、今後の田渕せんせいがどういう方向に進化を遂げるのか楽しみです(笑)。それとミュージカル展開が自然で上手なので、今後もどんどん生かしてほしい!

 ****

 もうひとつ、専科・花組の『おかしな二人』。
 1回しか観られなかったのですが、ほんっっと楽しかった…!!!
 トド様の自由自在さはさすがの一言だし、みつるきゅんが芝居巧者ぶりを存分に発揮してトド様とわたり合っているのが本当に頼もしくて、誇らしくて、大興奮でした。こんなお芝居をタカラヅカで観られるなんてすごいことだなあ。
 今回は前回の星組版と比べてオスカーとフィリックスの「同世代感」が増した分、よりリアリティをもって観られたような気がします。ラストも前回より納得しやすかったような…なんだろう、フィリックスが女子と並んだときに、みつるきゅんだと否応なしに花男の甲斐性のようなものが垣間見えて(笑)、それが納得感につながったというか。
 フィナーレまで徹底してフィリックスモードのまんまで、それでもタカラヅカの男役らしさを失わない華形さんが大好きです。

 ほかの花組メンバーもとにかくのびのびしていて楽しそうで、もう観てるだけで幸せでした!まりんさんもふみかもがりんくんも役に合っててかわいかったし(がりんくんの恐妻家ぶりとか足が遅いのとか、いちいちキャライメージにぴったりでかわいい…)、みんながトド様と一緒に「ニューヨーク・ニューヨーク」でキザってる姿なんて楽しすぎて鼻血出そうだったし。ゆずかれーくんもバウから短いお稽古期間でがんばったなあー。トド様とタイマン張ってる姿を観て、なんだか目頭が熱くなってしまった…。
 幕間に友人と「なんかゆずかれーくんだとアームカバーすらファッションの一部っていうか、綺麗に見えるよね」「うんうん、さらっと着こなしちゃってるよね」「みっきーとかゆみこちゃん(銀薔薇の)はアームカバーを萌えアイテムに昇華させてたんだけどね」「わかる!ゆずかれーくんはまだアームカバーっていうアイテムのちょいダサ効果を熟知してないのよ!」という会話をしてました。ゆずかれーくんがおのれの美しさとアームカバーとのギャップに覚醒したとき、タカラヅカは新たな一歩を踏み出す。(おおげさ)(いやしかしオーシャンズで水美柚香がモロイ兄弟だなんて!ついに時代が水美柚香に追いついた!演出変わらなければふたりだけで一場面とかありますよね??ひいいいい…!)

 そしてポッポー姉妹が最強すぎて!!!
 あまりの素晴らしさに、本気で涙ポロポロ流して笑いました。せんなさんもバウ出てたはずなのに、一体どんな降霊術を使ったらあれだけさあやと呼吸が合うのか…。
 さあやもせんなさんも神がかり的に間がよくて、うまくて、もう、ひたすらに面白かったです。しかも絶対的な前提として、ふたりとも超キレイ。色っぽい。華やか。あくまでも娘役らしい品があって、それでいてめちゃくちゃ面白い!
 トド様がナウオンで「彼女たちは一流ですね」と言っていたのが本当にうれしかった。春日野先生がおっしゃった「タカラジェンヌの品格」「舞台でのお行儀のよさ」ってこういうことなんだろうなあ、と、身をもって感じられた気がしました。

 そんな花組の誇るさあやが、オーシャンズで退団…。
 2012年は周知の得がたいコメディエンヌぶりとともに『復活』のナターシャや『近松・恋の道行』のふさのような情感あふれるさあやも観ることができて、これからもっともっと、と思っていた矢先…本当にさびしいです。歌劇誌の組レポやCSのスカイレポーターズも、賢さと品のよさが滲み出ていて好きだったなあ。
 オーシャンズもしっかり見届けて、お見送りしたいと思います。
posted by 白木蓮 at 23:52 | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 26, 2012

四海兄弟

 前回の記事でコマつんのことには触れましたが、あらためて。


2012/12/25
副組長就任および組替えについて

この度、下記の通り、副組長の就任、および組替えを決定いたしましたのでお知らせいたします。

【月組 副組長就任】
憧花ゆりの・・・2013年3月25日付で月組副組長に就任
 ※尚、現月組副組長 花瀬みずかは、2013年3月24日付で退団いたします。

【月組】
明日海りお・・・2013年3月25日付で花組へ組替え

【雪組】
沙央くらま・・・2013年3月1日付で月組へ組替え

【宙組】
凪七瑠海・・・2013年1月29日付で月組へ組替え

※組替えとなる上記3名について、異動後に最初に出演する公演は未定です。


 みりお様の異動に関しては、まあ、ありそうな線…という言い方もどうかと思いますが、今後考えられるもろもろの懸念を解消する策としては妥当な気がしていたので特にびっくりではないです。
 ただ、なんていうか、みりお様大変だろうな…とは思う。いろんな意味で。花組での立ち位置がどうなるにせよ何らかの軋轢は避けられないのだろうし、明日海望海の並びってスペシャルすぎるな!と楽しみな気持ちもあるもののやっぱりファンの方は複雑だろうし、この立場まで来てからの組替えは何よりもご本人にとってハードだろうし、そういうこと全部含めて、みりお様大変だろうな…と。あと単純に、いまの花組の絵柄にみりお様が入った図があまり想像できない(笑)。想像つかなすぎて逆にどんな化学反応が生じるのか楽しみ(笑)
 でもまあ、とりあえず花組に来たらルナっちと並んでみてほしいよね!生き別れた兄弟とかやったらいいよね!^^^^
 とかなんとか、わりと脳天気に楽しみにしちゃってるのが現時点での本音だったりもします。

 コマつんが雪組からいなくなってしまうのは本当にさびしいし心細いし、カチャ様は宙組でもうひとふんばりできたんじゃないかな、という気持ちも正直あるのですが、たぶんふたりとも月組のほうが活躍の場があるんだろうなとも思うので…これはもう、素直に楽しみにしていたいです。
 コマつんミーマイでジョン卿だったりするのかなあ…超観たいなあ。87期並び、チギコマもチギとももコマともも楽しかったんだからコマまさも楽しいに決まってる!

 ****

 誰が悪いわけでもなく、劇団がよかれと思って(たぶん)采配した結果である以上、そしてそれぞれのジェンヌさんがその結果を背負ってがんばろうとしている以上、ただもう
 「それがおまんの使命なら、まっとうすればええがじゃ!」
 と思います。本当に、心から。
 あのチギ竜馬の台詞大好きだったなあ…。台詞自体も好きだったし、言い方も。恭太郎に対してだけではない、世界のすべて、歴史のすべてに向けられる大きな愛と包容力を感じた。

 まっとうすればええがじゃね、みんな。
posted by 白木蓮 at 22:52 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 25, 2012

出会えたことが奇跡

 雪組千秋楽、中継でお見送りしてきました。

 結局初見メモサヨナラショーの話を書いただけで、東京公演の感想をまったく書けないまま楽を迎えてしまったのですが…
 すべてが終わったいまになってみても、なんだか信じられないような気持ちでいます。もうキムミミに会えないなんてウソでしょ?みたいな。
 やっぱりもっともっとふたりの雪組を観たかったし、なんで?って未だに思うし、ここに来るまでがあまりにも早すぎてまだまだ実感が追いついてない。年が明けたら、またふつうに舞台の上でキムミミが笑っていそうな気がします。

 でもその一方で、ちゃんと現実を理解している部分もあって。
 My楽だった18日の観劇で、ようやく、本当にようやく、自分のなかで少し納得できたんですよね。
 ありがたいことにMy楽の席がほぼドセンだったのですが、そこから観た「トップスター・音月桂」の姿が本当にキラキラキラキラまばゆくて、何もかもが晴れやかに輝いてて…
 それを観たときに、素直によかったと思えたし、ありがとう、とも思えた。
 短い間だったけれど、この2年間でキムラさんの雪組からいっぱい幸せをもらったなあーと、やっとその事実に目を向けられたような気がしました。あの時、あの場所、すべては夢ではなかったんだ。

 そして中継のスクリーンごしに聞いた、キムラさんのあの言葉。
 「雪組・音月桂は、本日をもって宝塚歌劇団を卒業いたします」
 きりりとした袴姿できっぱりと言ったこのご挨拶に、ハマコさんとミズ先輩の退団ご挨拶を思い出し、脈々と受け継がれる雪組男役の矜恃を感じ、ああここで音月桂は宝塚人生にけじめをつけるのだ…とあらためて思い知らされました。理解させられた、というか。

 退団発表の日からいままでに不可解なこともたくさんあったし客席にいてつらい気持ちになることもあったけど、それでも、千秋楽のキムミミは本当にすがすがしい笑顔でした。すべてを吹っ飛ばすような、圧倒的な、美しい笑顔でした。
 だから私も幸せな気持ちであの1日を終えることができたし、これからも雪組贔屓でいたいな、と思えた。あ、キムラさんが何度も「皆様これからも雪組贔屓でお願いいたします!」って言ってたんですよね。その言葉が、あの袴姿と日本物慣れした佇まいにしっくりはまっていて、とてもいい言い回しだなあと思ったのでした。なんかこう、大向こうから声を掛けたくなる感じ?(笑)

 キムラさん、みみちゃん、杏奈先輩、ハウル、ご卒業おめでとうございます。
 今後は客席で雪組贔屓になる皆様の幸せを、心からお祈りしています。

 ****

 ぜんぜん書けてないけど公演も楽しかったなー。キムチギの、どんだけ顔くっついてもぜんぜん危険な香りがしない(笑)中二感が大好きでした。チギまつも大好きでした。
 それだけに、最後の立ち回りで「友よ行こうよ♪」のアレンジバージョンが流れるのがもう泣けて泣けて…。毎回新鮮に切なかった。

 あとインフィニティから続く沙央VS彩凪は本当によいコンビだよね!もはや「こまがたくんとあやなぎくん」(だるまちゃんとりんごちゃん的なノリで)ってユニット化したいくらいだよね!翔クンがどう体当たりでぶつかってもコマつんがしっかり懐で受け止めてるのが素晴らしいんだよね!
 って書こうとしていたらコマつんが組替え…とか…。ショーの中詰めの沙央夢乃とか濃くてクドくて最高によかったのにあの並びは1作だけとか…。チギコマのチップ&デールも見れなくなるとか…。
 楽中継の赤鳥の場面、キムラさんが復活するところで目に飛び込んできたコマつんがすごい表情をしていて、なんかもう瞬間的に網膜に焼きついたんですよね。うまく言えないんだけど、いま思い出すだけでも胸がギュッとなるような表情。キムラさんのサヨナラだから…と勝手に納得していたのだけれど、あのときどんな思いで踊っていたのかと思うとやっぱりギュッとなります。もちろん月組で活躍してくれるであろう事はうれしいんだけど、でも雪組のコマつんが大好きだったし、雪組の足腰を支えてくれていた人がまたひとりいなくなってしまうのだなあと思うと、さびしい。

 なんか言いたいことが錯綜してわけがわからなくなってしまいました。すみません。やっぱりなるべくリアルタイムで書いておかないとぐちゃぐちゃになるな…。中詰めのペアダンスは咲奈ひーこ派です!とか、オルフェの場面で錚々たる歌手メンバーのなかにあすくんが混じってておもしろかったです!とか、スノービーストはついついほたっさんに釘付けです!とか、そういうことはもっと早く書いておけばよかった。いま書くけど。

 ****

 色々なことがあるけれど、これからもやっぱり雪組が好きだと思います。
 そして最後になってしまいましたが…壮さん、あゆっち、雪組トップスター就任おめでとうございます!
 これから始まる新しい雪組の道が、明るい光に満ちたものでありますように。
posted by 白木蓮 at 20:18 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 23, 2012

タカラヅカスペシャル2012

 『タカラヅカスペシャル2012』、観てきました。
 しばらくぶりの大劇場開催。梅芸ではなく、中継でもなく、大劇場のこのイベントをナマで観るのは初めて!
 ということで、大変楽しかったです。
 大劇場とはいえ舞台セッティングが梅芸と同じ仕様(=オケが舞台上にある)だったので大階段を観られなかったのは非常に残念だったのですが、やっぱり大劇場は照明が全然ちがう!明るい!華やか!
 (ただ、やたらと後ろから目つぶしライトを当てていたのは気になった。あれは1階から観るといい感じの効果なのかしら?2階から観てると「目が!目がぁぁ!!」って感じでわりと大変だったのですが…)
 あと銀橋があるのって本当にいいですよね!出演メンバーがざーっと銀橋を渡っていくだけでも豪華で幸せな気持ちになる。梅芸のときみたいに、トップさんが一人ずつ客席降りして2階3階は延々取り残される…というのもなくて、2階でもずーっとスターさんを観てられて幸せでした。

 演出としては、去年のようにパロディコーナーが長すぎることもなく(笑)ごくスタンダードな形でまとまっていてよかったのではないかと思います。まあ、そのパロディがパロディでもコントでもなくただの石田余興になっていたのはちょっとアレなのですが>< 誰か普通にコント書ける人呼んできて><
 トップコンビスキーとしては去年の抽選会にたぎりまくったので、ああいう企画がなかったのはちょっと淋しかったなあ。いや別に抽選会じゃなくてもいいんだけど、あの「男子部」「女子部」が楽しそうにワチャワチャしててかつ各コンビのコンビ感が際立っているという構成が実に!実によかったのですよ!!3組デュエットダンスもよかったしシャッフル企画も多かったし、いやはや去年のコンビ推しときたらすごかった…(しみじみ)。
 しかしまあ、今年はお稽古のスケジュール的に難しかったんだろうなというのも理解できるので、オーソドックスに楽しいものを観られただけでいいと思うことにします。ていうか、月曜日にコンサートの千秋楽迎えて水曜日にオーシャンズ集合した蘭寿さんたちが金曜日にタカスペの舞台に立ってるなんて…奇跡…!本当におつかれさまでした><

 メドレー的なものとかはあまり細かく覚えていないのですが、とりあえず、1部で出てきた華形緒月朝夏春風、の並びの昭和感が素晴らしすぎて大変にツボでした。この並びのなかで一生懸命スカしてるのに隠しきれない昭和っぽさを滲ませてるみーちゃんがかわいくて仕方ない!娘役ちゃんたちが出てきたところで娘役に絡もうとするみつるきゅん&その腕を引っ張って袖に連れていくオヅキさん、の図もレア(しかしイメージどおり)で楽しかったです。
 あとアキラの「365歩のマーチ」似合いっぷりが異常(笑)。壮さんの「高校三年生」似合いっぷりも異常(笑)

 コントは、前述のとおり石田余興すぎてなんとも…という感じだったのと、あと去年みたいに全員出演とはいわないまでも宙組ぐらいの人数いるほうが楽しいかなーと思いました。花月星はトップコンビ+2番手の3人、宙はトップコンビ+ともキタまあの5人だったのですが、5人くらいはいるほうが人数で押し切れるというか(笑)、客席も盛り上がりやすいような。
 ていうか宙組の5人がやりたい放題すぎて!^^^^
 「戦争」と「カメラマン」というキーワードからよくここまでネタを広げたなあ、という。そしてみりおん身体張ってんなあ、という。宙組さん娘役にも容赦ない^^^^^^
 とりあえずすっごいがんばってるみりおんとか、すっごいがんばってるまあ様とか、そのまあ様を後ろから抱きしめてうっとりしてるゆうみさんとか、水を得た魚のように自由すぎるオヅキさんとか、かいがいしくかなめ姫のヅラを整えて帽子かぶせてあげるオヅキさんとか、を観られたので私はとても楽しかったです。
 かなめ姫が戦場カメラマン(本人いわく「ロバート・キャパのいとこの友人の曽孫のロバート・カッパー」なのですが、どうみても某ゆっくりしゃべる戦場カメラマン)を嬉々として演じていて、最後に銀英伝パレードの歌を歌いながら銀橋に出てくるときも身のこなしが徹底したおじいちゃんぶりで、その姿を見たら久々に「この人やっぱりオサ様に似てるわ…!」と思いました(笑)。あの淡々としたガチおじいちゃん芝居は、まさしく黒蜥蜴のときのオサ様であった…。
 カメラマンたちが一人ずつ銀英伝キャラに憑依していくところで(まあ様は黒アフロを脱いだら赤毛のぼうやならぬ赤毛のアフロになるという仕込みっぷりw)、ハゲヅラの上にかなめ姫のベレー帽を奪い取ってかぶったオヅキさんがヤン口調で
 「じゃあ私は、奏乃はると元帥に」
 と言い、ゆうみさんがオーベルシュタイン口調で
 「雪組の」
 と注釈をつけ(笑)、ベレー帽を取られて金髪ロン毛になったかなめ姫がそこだけラインハルト口調で
 「ばかやろう!ラインハルト閣下だ!」
 と怒鳴り、そしたら全員が真顔で
 「ジーク・カイザー」
 って挙手した流れがすごく面白かったんだけど文字にすると超絶くだらないですね。すみません。

 月組はロミジュリの任侠バージョンで、なんで任侠モノなのかがちょっと分からなかったのですが…石田せんせいの趣味…?まさちゃぴみりの浴衣と裸足草履が見たかったってこと?気持ちはわかるけども!
 ちゃぴちゃんの博多弁(ちがったらすみません)ジュリエットがめちゃくちゃかわいかったです。「俺、ほんとは姐さんのこと…」って後ろから抱こうとしたみりお様を「あんたが熟女好きだって知っとっとよ!」と突き飛ばしてた(笑)。おい石田…!って思ったけどみりお様なら熟女好きでもまあいいか(そういう問題じゃない)
 ひょっとこおかめのお面をつけて盆踊りで出会うロミオとジュリエットとか、「神主のロレンスさん」とか、殺されて緋毛氈の床机に寝転がったら浴衣の裾がペロンとからげて綺麗なすねがむき出しになってたまさきさんとか(!)、まさちゃぴが寝てる床机を起こすためだけに出てくるタキシード姿の月組男子たちとか、パロディとしては楽しかったしまとまってたのですが、最後まで「なんで任侠モノ…?」という疑問が頭から離れなかった…。どなたかご存じでしたら教えてください。

 花組は『復活・恋が終わり借金が残った星の王子様』。
 ごく個人的にですが、こういうパロディでは実際の舞台で着てた衣装をもう一度着てきてほしい派なので(笑)そういう意味では花組は、ネフリュードフとカチューシャとギヨメをそのまま観られたのがうれしかったです。流れとしてもわりとシンプルに「後日譚」っぽい感じだったのが好きでした。
 パロディだってわかってるのにネフリュードフが「君のせいで一文無しになっちまった」ってカチューシャを責めてる流れにプチしょんぼりしたのですが(ピュアか)、カチューシャの恩赦が決まってカチューシャとネフリュードフが抱き合うところがなんかすごく幸せそうですごくうれしかった(だからピュアか)!
 それにしても蘭蘭はコメディがうまいなあ、とあらためて。
 蘭寿さん「恋が終わり…借金が…」
 らんちゃん「はっけよーーい」
 蘭寿さん「ァのこったのこったのこった…おいっ!」
 蘭蘭「…………(真顔でみつめあう)」
 という、文字で書くとただの事故みたいな脚本がなぜか面白いという。間(ま)が!間がいいですよね!
 余談だけど、去年のコントで蘭寿さんがふじPに要求したのもこういう感じのやつだったんだろうなぁと思いました…こりゃ難しいわ。
 壮さんが真顔でしれっとキツネポーズを取るのも面白かったし、最後にガシッと抱き合う壮蘭も見られたし、銀橋コンガでがんがん腰を振りまくるネフリュードフ様も見られたし(あのコートとスーツであの腰は…エロいです…//////)、楽しかったです。あと最初の「ともしび」カゲソロはだいもん?で合ってる?久々にあの歌を聴けたのもうれしかった!

 星組はすでに公演の原形とどめてなくて(笑)、しいていえばちえねねの性別交換は『REON!!』再びなのかな、という…。REON!!のあのコーナーがすでにパロディだった気もするので、なんていうの、パロディのパロディ?(笑)
 しかし公演をもじるでもなく、特に何か公演にひっかけるわけでもなく、ただひたすらちえねねべにのキャラ力だけで一場面もたせられるあたりがいまの星組の勢いを如実に表しているなあと感心しました。あれはすごい。ベニーが黒柳徹子に扮してねね様がヒゲつけてユズキさんが白無垢着てるという、それだけで絵になるもん(笑)
 MCで蘭寿さんが「袖にいたらテルの後ろ姿が『海を見てるおじいちゃん』みたいだった」と言ったらユズキさんが「わたし後ろ姿が『雪山みたい』っていわれましたー」と言ってて、うしろ向いたらほんとに雪山みたいで(笑)、いや本当すごいわ!白無垢で後ろ向くだけでこんなに笑い取れるってすごいわ!と感動すらおぼえた^^

 そんなこんなで(まとめるな)、今年も愉快なタカラヅカスペシャルでした。
 最後のトップさんソロがミュージカルナンバーで、蘭寿さんは「Where in the World」。
 去年のタカスペで(コントだけど)「Without Your Music」を歌っていたときには「うわあ完全にエリックから蘭寿さん節に戻ってる…!」と瞠目したものですが、今年は「蘭寿さん節のままうまくなってる…!」と思ってなんかジーンとしてしまいました。いや、その、あくまでも当社比なのですが…(こら)
 でもこういうふうに同じ作品の曲で1年ごとの歩みを感じられるというのもなかなか無いし、幸せなことだなあと。

 これで雪楽中継を残し、今年のナマ観劇はおしまいです。
 来年もたくさんの素敵な舞台に出会えますように。
 そしてあしたの雪組千秋楽が、かかわるすべての皆様にとって良い日となりますように。
posted by 白木蓮 at 22:57 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 19, 2012

忘れな君 われらの恋

 蘭寿とむコンサート『Streak of Light』、ついにDC楽を迎えてしまいました。
 1回1回を見届けるのに必死で、そのわりに心構えのないままあっけなく終わってしまった感じもあり、なんか自分のなかでぜんぜん形にできていないのですが…
 とりあえず、前回書いていなかったツボとかDCの話とかをとりとめなくメモっておこうと思います。本当にとりとめないです。一部ついったーと重複してるところもありますがご容赦を。


・私にとって花男のダンスのツボというのは8割がた「肩のライン」、あと背中とか重心とか娘役さんに向ける目線とかだと思っていたのですが、今回それに加えて
 娘役さんの腰を支える手の、中指と薬指の先に力点があること
 だという発見をしました!(いきなりどうした)
 手のひら全体に力を入れるんじゃなくて、いやもしかしたら全体で支えてるのかもしれないけど、あくまでも見え方としては中指と薬指。の、先。
 そこに力が入ってると自然に手の甲の筋がきれいに見えて、しかも色っぽい!
 蘭寿さんの場合、人さし指と小指はほぼ浮いてる(使ってない)んですよね。よっちもめちゃくちゃ色っぽく支えてるなあと思う。みーちゃんやアキラも。
 これが下級生になると(もちろん全員チェックできたわけではないのですが)手全体でガバッと支えてることが多くて、おおおこれがキャリアの違いなのか!と感動したのでした。DC後半はこれを確認したいがために、デュエットの場面になると大変な勢いでオペラ上げて手ばっかり見ててちょっと変態だった。すみません。

・変態といえばお茶会ネタでもあったとおり、DCでは蘭寿さんの腰が大暴走してえらいことになってたわけですが(笑)
 私が観ただけでもいろんなバージョンがあってよく憶えてないのですが、とりあえず、「腰を別人格扱いしてる蘭寿さん」を観られた回がいちばん面白かったです。
 腰をカクカクさせる蘭寿さんによっち先生が「カクカクしない!」って言ったら今度は過剰になめらかにグイングイン回し始めて(笑)、あわてたよっちが
 「ちょっと落ち着きなさい!腰を!腰を落ち着かせなさい!」
 と(笑)
 そしたら蘭寿さんが
 「腰を落ち着ける…落ち着ける…落ち着けっ!!」
 て言って自分の腰をペシッて叩いてた。あれっ、文字にすると本当ただの変態さんじゃん\(^o^)/
 そのあと曲で踊るところでも超カクカクしたあとで超グイングインしてて、よっちに「その間くらいにしなさいよ!」と怒られてました。

・前楽と楽はアドリブが入り乱れすぎて何が何やら、という感じだったのですが、楽は指をチラチラさせながら隙間から腰を見てる(←セルフモザイクw)よっち先生に、蘭寿さんが
 「先生もやってみてください!」
 と無茶振り。
 最初は無理よ!無理よ!と拒否ってた先生でしたが気づいたら絶好調にグイグイ腰振ってて、挙げ句の果てに舞台上の全員が思い思いに腰シェイクしてた(笑)。すごい楽しそうだった(笑)
 先生が「皆さんもご一緒に〜!」と客席まで誘ってくれたのですが、いやそれは…無理です…^^
 でも(ある意味)一体感があって、楽しい楽アドリブでした。

・前楽は腰まわりもさることながら、みーよちのマジチューが刺激的すぎて!!!
 青年館楽あたりから相当ギリギリまで距離を縮めていたみーよちですが、前楽でいつもどおりみーちゃんに接近したよっちが
 「もー我慢できないッ!」
 と叫んだかと思うと体勢変えて正面からみーちゃんの唇を奪った…!!
 もう劇場内が絶叫の嵐(笑)。本懐を遂げたよっち先生、今度は蘭寿さんに迫るも蘭寿さんはどうにか逃げおおせてました。みーちゃん茫然自失って感じでよろめいてた^^^^

・よっちの体をじーっと見るらいらい→「どこ見てんのよ!」と胸元を押さえるよっち→「いやその…」と慌てるらいらい→「さては私のカラダが目当てなのね!?」とキレるよっち、という誰得な小芝居(笑)もDCから追加されていて、きらりは相変わらず飛ばしてるし、花88期始まりすぎ(瞠目)

・それにしても、本当にがんばったなあよっち…(いや、チューの話ではなく)(チューもだけど!)
 青年館初日によっちの大活躍ぶりを見てうれしかった反面、なんせ「学年のわりに舞台上でしゃべり慣れてない感」が全面に出すぎてて(笑)よっちスキーなだけにもろもろ心配もあったのですが、持ち前のマジメさで客席を味方につけて楽までやりきったなあと。スベってもトチっても(笑)客席も共演者のみんなもちゃんとよっちの味方で、だからこそあんなに毎回が楽しかったんだと思う。そういう空間にいられたことがすごく幸せでした。
 途中心配だった喉も、DC終盤は落ち着いて声そのものが安定してきたような。たいていの人が新公内に済ませるであろう「男役としての声変わり」を、よっちはこの公演内で迎えたと思います(笑)

・よっちといえば(まだよっちの話か)、タンゴの場面のよっち&矢吹セナくんコンビが、青年館〜DCにかけてすごく進化した気がする。ルナっちや他の女役さんに比べてどうしてもまだ硬い印象だった矢吹くんが、どんどん色っぽく艶っぽくなっててびっくりした!
 振りもリフトも、よっちと矢吹くんがお互いに刺激し合いながら…というか、まじめに学び合いながら(笑)どんどん雰囲気を高めていっている感じが好きでした。一組一組にピンが当たるところの、よっちの膝に矢吹くんがヒョイって飛び乗るリフトもうまかったし、蘭寿さんがらんちゃんの背中をツーッてなぞる振りの前もすごいダイナミックなリフトをしてた!しかしなんせ蘭寿さんがらんちゃんの背中をツーッてなぞる振りの前なので、最後まであまりしっかり観られなかったのが無念です…。

・タンゴのカップルはアキラじゅりあもよかったなあ。最初に絡みにいくとき、じゅりあ様の顔をてのひらで包み込むように触るアキラが超エロかった////

・タンゴにかぎらず、青年館よりDCのほうが格段にアキラが目に入ってくる率が上がった気がします。単純に私の視界が広がったというのもあるとは思うけど…なんだろう、ちょっと地に足ついた感じ、というか。存在感がいい意味でドッシリしてきた!

・蘭寿さんのタンゴは以前も書いたとおりすべてが大好きで目を離せないのですが、特にDCに来てからは、らんちゃんに突き放される一瞬前のガバッていう抱きつき(未遂)が!ツボすぎて!!どうしよう!!!って思ってました(言われても)

・ブロードウェイの前半と後半でじゅりあ・きらり・くまくまの歌手3人がカツラを変えてきてることにDCでやっと気づいて「うおおおおお」と感動した。気づくのが遅い。

・青年館とDCで演出部分の大きな変更ははなかったですが、変更されてよかったなと思うのは2幕の「Make Believe」のアップテンポ部分がかなり速くなったことです。あれで全体のメリハリがついたと思う!

・「見果てぬ夢」、DVD収録日って手拍子入ってたのかなあ。私は入ってないのが好きだったんだけど、楽周辺はほぼ毎回入っていたので…。

・「ボンジュール宝塚」の「シャンテシャンテシャンテダムール♪」の振りが好き!っていうのはこのまえも書いたのですが、シャンテシャンテに入る直前の、仁王立ちになって膝をカクッてやる振りもすっごいツボでした。何これ絶対伝わらない。

・祈りの場面、高校の創作ダンス部みたいとかサビが長いとかさんざん言ってたくせに、公演が終わったいまあの光景を思い返してみると、すべての断片が愛おしくて泣けてきます。
 DC終盤、前方のドセンで観ていたときにボロボロボロボロ泣いてしまって。
 あのときの舞台のまばゆさとか、みんなの笑顔とか、紙吹雪がキラキラしてたこととか、忘れられません。
 よっちきらりがアイコンタクトして笑い合うところが好きだったなー。蘭寿さんに手を差し伸べられて、こっくりうなずくらんちゃんも好きだったなー。

・千秋楽の挨拶のとき、この場面の「仲間がいれば 愛があれば この世界は美しい」という言葉を蘭寿さんが引用して、
 「お客様も、宝塚を愛してくださる仲間です」
 と言ってくれたんですよね。(CS未見なので細かい言い回しは違うと思いますが)
 それが本当に本当にうれしかった。お茶会のときもうれしかったけど、千秋楽でまたそう言ってくれたことがすごくうれしかった。
 このコンサートに出会えてよかった、蘭寿さんに出会えてよかった、そしてタカラヅカに出会えてよかった。と、あらためて思いました。

・楽のアンコールで、メンバー全員から蘭寿さんへ一輪ずつ、赤い薔薇の花を手渡すというサプライズが!
 蘭寿さんがすごくびっくりしてうれしそうだったのはもちろんのこと、下級生順にセンターで薔薇渡して舞台端へ回る、という動きを繰り返しているうちに端側に人が詰まってワチャワチャしちゃってたのとか、みーちゃんが薔薇にキスを添えて渡したら次のらいらいは蘭寿さんの腰に手を回しながらキザに渡したのとか(さすがすぎる)、順番に渡していったらうっかりトリがらんちゃんじゃなくてじゅりあ様になってたのとか(笑)、なんかもう全部かわいかったです。


 ちっともまとまってませんが、とりあえず、以上。脈絡なさすぎてひどい(笑)
 
posted by 白木蓮 at 22:09 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 15, 2012

大海原をこえてどこまでも

 このところコンサートネタばかりに偏ってしまったので、それ以外に観たものの話もぼちぼち書いていこうと思います。

 ということで、雪組新人公演『JIN』の話。
 見どころいっぱいだったし、みんなすごく頑張ってて全体的なレベルも高くて楽しかった!
 と同時に、本公演って毎日すさまじいスタミナと熱量で100分間を駆け抜けているんだなあ…と、あらためて思い知った新公でもありました。あれだけハイスピードで詰め詰めの脚本でも、100分間テンションを下げずに走り切るってすごく大変なんだなー。舞台を動かしていくうえでのパワー配分の大切さ、みたいなものをしみじみ感じた公演でした。

 今回で92期が卒業となったわけですが(雪92期は長が一回だけなんだよね)、最初で最後の長で大変だったとはいえ、もうちょっと挑戦してみてほしかった…というのが正直な印象ではあります。
 すごく厳しい言い方をしてしまうと、本役さんの役作りをなぞった上で、足りていない部分は持ち前のガッツと熱さと愛嬌(笑)で補う、という感じに見えた。もちろんそれだけのガッツと熱さと愛嬌があるのは素晴らしいことだし、下級生ならそれで全然いいと思うんだけど、でも長の学年である以上はもう一歩踏み込んだ何かを見せてほしかったな、という。中でも翔クンとまなはるは今までに色々と場を与えられてきてるわけで、どうしてもこちらの期待値も上がってしまうわけで、君たちもっとできるんじゃないの!?自分なりの役の解釈とか、君たちならもっと見せられるんじゃないの!?と思ってしまって…。
 特にまなはるは小さいころから新公や再演はわりとソツなくこなしてしまう人だっただけに、その「ソツなくこなす」ところからいまいち殻を破れていないように見えるのがなんとも歯がゆい…。新公卒業したいま、どこかでどうにか突き抜けてほしいなあ。
 とかなんとか思いながらも、まあ、やっぱり翔クンの竜馬は愛されキャラ全開でかわいいしまなはるの勝さまは暑苦しさ全開だし、ザッキー親分の熱量はんぱないし、キャラを愛でる的な意味ではすごく楽しかったのですが!^^

 娘役ちゃんたちは、それぞれが今までの持ち駒だけでは乗り切れない役柄を与えられていたこともあって、それぞれ必死にがんばっているなーという印象でした。ひーこちゃんがヒメ様のおばあちゃん役を捨て身で演じていてなんだか感動した…。桃ちゃんの夕霧もさすがの美しさ。あのはかない風情が役によく合ってたと思う。
 ヒロインさらさちゃんはもちろんめちゃくちゃ上手かったのですが、やはり咲さんのニンではなかった…ような…。咲奈さまより上級生だし、どうしても貫禄があるんだよね。お芝居の持ち味が「白=ヒロイン」じゃないんだなあというのもあらためて感じたり。(逆に、「無垢な黒」を表現できる娘役さんとしては右に出る者がないと思ってます)
 歌声はさすがだし台詞廻しもきれいだし、やはり実力は素晴らしいなあと感嘆したので、これからもいろんな役で活躍してほしい!

 役も見せ場も多い作品なので、下級生がみんなフル回転で、成長著しい感じで楽しかったです。亜聖くんのおじさまぶりが際立ってた!おーじくんvsほたっさんの掛け合いが絶妙すぎた!月城くんと凰くんがイケメンだった!レオ様は「まっつの一挙手一投足を見つめて学んだ」感がたたずまいのひとつひとつに表れていて愛おしかった!(笑)
 るりるりが凛としたしっかり者のお母さんで、でもかわいげもちゃんとあって、達者さに舌を巻きました。ゆめみさんポジに入ったさらちゃんも、ますますしっとり感が増して上手だったー。
 あすくんの高岡さんもすごくよかったです。咲奈さまの高岡さんはクレイジーだけどあすくんの高岡さんはクレバー。ナイフのような鋭く冷たい存在感と暗い情念があって、引き込まれました。声がまたなんとも蠱惑的なんですよね…。あと本公演では観られないあすくんの青天を拝めて、期待どおり美しかったので満足(笑)。『若き日の唄は忘れじ』ポスターに特出を果たしたのも納得!です!
 えーちゃんは楓役も素敵だったのですが、禿役がとにかくかわいすぎてどうしようかと…。ちゃんと幼いのにどこか色気もある感じがたまらんですね。あとやっぱり顔が好み。(身も蓋もない)

 主演の咲奈さま、さすがの安定感でした。仁友堂設立の場面やラストの合唱を観ながら、ああ咲奈さまはミズ先輩のサヨナラ公演もキムラさんのお披露目公演も、そしてキムラさんのサヨナラ公演も主演しているんだなあ…とあらためて感慨深かった(とか言いつつロジェ新公は未見なのですが)。それだけ雪組の未来を背負わされてきた人だし、今回の安定した舞台姿はまるでキムラさんや同期のみみちゃんに「もう大丈夫」と言っているかのようで、本当に頼もしく感じました。サヨナラ仕様に書かれた台詞や歌の、熱量を落とすことなく自分なりの仁として表現していたのがよかったなーと。すごくピュアで、それでいて運命を受け止めるしなやかさを持った南方先生でした。
 新公卒業まであと1年あるので、今度はまあ様のプルキルみたいな何かすっごい色濃い役をやってみてほしいなあ。ハマコさんご卒業とともに「雪組新公主演経験者はかならずハマコさんの役を新公でやる」という素晴らしい伝統がなくなってしまったのはとても残念なのですが、仮面新公のひろみたんの役みたいな、色悪咲奈さまのさらなる開花を期待します(笑)。って次回ベルばらか!\(^o^)/
posted by 白木蓮 at 23:41 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 13, 2012

SOL蘭寿茶メモ2

 『Streak of Light』お茶会の話、つづきです。


【ゲームコーナー】

・テーブル対抗で、蘭蘭以外を除くコンサートメンバー全員の「オーディション場面のキャラ設定」を当てるクイズ。
 事前にそれぞれのテーブルで回答しておき、蘭寿さんが答えを言う、という流れでした。
 …私帰ってきてからやっと今回のナウオンを見たのですが、ナウオン見るとけっこうキャラ設定話してるんですね。事前に見てれば全問正解できたかも!くやちい!(笑)

・司会「ここで、クイズのお手伝いをするためにブロードウェイから豪華ゲストが駆けつけてくださいました。
 アンジェリーナ・ジョリーさん、Come in!」
 (ここのCome in!の発音がすごく良くてちょっと面白かったw)
 …ということで、出てきたのは西茶恒例、アンジーふうの扮装をキメたスタッフさん。蘭寿さん苦笑い^^^^

・「ハーイ、アンジーよ。
 あなたがボブ?…じゃなかった、マイク……じゃなくて、トムね!よろしく☆」
 のっけから飛ばしてるアンジーに、いつものとおりちょっと呆れた感じで笑ってる蘭寿さん。彼女が出てきたときの蘭寿さんの、いい意味で容赦ない(笑)感じがだいすきです。
 アンジー「握手してあげましょうか」
 トム「(素直に手を出す)」
 アンジー「(手をそらして)おあずけ☆」
 トム「なんだよ!(笑)」
 ここのやりとりのテンポが素晴らしくて漫才コンビを見ているようでした。蘭寿さんのゆるふわツッコミが炸裂(笑)。そして「なんだよ」が超イケメンだった…!

・答え合わせはサクサクと。短時間ながら、ひとりひとりのキャラに触れられるクイズだったのですごく楽しかったです。舞月くんが「バレエダンサー」という設定で、
 「たまに『春日か!』っていうくらい姿勢よく胸を張ってますけど(笑)」
 とか。
 更紗さんかな?「ギャップがある人」というキャラ設定らしく、その答えを言ったときにアンジーが
 「ちなみに、あなたはギャップはあるの?」
 と振ったら蘭寿さんが
 「ギャップだらけです」
 って言ってました(笑)。たしかに!

・ひとりひとりのキャラ紹介が終わったところでアンジーに「ところでトムのキャラクターは?」と訊かれた蘭寿さん、
 「私は、もう…このまんまですね。(自分を指さして)このまんま」
 と。
 そしたらアンジーがすかさず
 「WOW、セクシーボーイね!OK!」
 とかって返しててそれも面白かった(笑)


【一問一答】

・少しだけ、客席からの質問コーナーも。

・オーディションの場面で自分がやってみたい役はありますか?
 「うーん、どれも面白いですけど…華耀きらりちゃんの田舎者とか、やってみたいですねー。
 あの人ずーっと訛りながらしゃべってて、ほんとに面白いんですよ。たまに袖に入っちゃって『あ〜袖に入っちまった〜』って言いながら出てきたり(笑)。フォーメーション入れ替わる時に『待ってくれえ〜』とか(笑)。なので、やってみたいです!」

 蘭寿さんのマネした東北弁(たぶん)がすごいかわいかった!私もあの場面のきらり大好きです!

・司会「今回、皆様から寄せられた質問の3分の1が『腰について』だったのですが…」
 ちょっとどういうことwwwww
 司会「その中でひとつだけ選ばせていただきます」
 ということで読み上げられた質問が、
 「腰の王子様とむさんですが、今回の腰さばきについてはいかがですか?」
 みたいなやつ。
 質問内容はおぼろげなのですが、とりあえず「腰の王子様」って!!!と場内大爆笑でした。蘭寿さんも
 「あ、星の王子様じゃなくて腰の王子様なんだ(笑)」
 とケラケラ。
 今回は客席や周りにノセられて色々やっちゃってるそうで、
 「調子に乗りやすいんですよ、幼少のころから」
 と。

・お茶会前日の、(私は観ていないのですが)ついったーでも話題になってた「先生、腰が止まりません!」事件については
 「あれはねー、神が降臨しましたね(笑)。ご覧になった方います?神が降りてましたよね。
 自分でやりながら『やっばいこれ超おもしろい!』って思って……気がついたらよっちが私にしがみついて腰を止めてた(笑)」

 えっと、つまり、すべて無意識だったのですね^^^^ 毎回の腰アドリブは神様のしわざなのですね^^^^ 蘭寿さんこわい^^^^^^

・歌詞を書くのは時間がかかりましたか?という質問。
 「いや、そんなにはかかってないですねー。3時間半くらいかな?ガーッて集中して」
 3時間半が長いのか短いのか、歌詞を書いたことがないので分からないのですが、たぶんガーッて集中してるときの蘭寿さんって本当にガーッて集中してるんだろうな、と、話を聞きながら思ってました。頭悪い感じですみません。

・歌詞を書きながら曲自体もなんとなく「ここからはサビで〜」とかイメージはしていたそうなのですが、今回は別に「Streak of Light」という主題歌もあるし、コンサートの他の曲と雰囲気がかぶらないように…ということで、吉田優子先生が
 「スローロックはどう?」
 と提案してくださったのだそうです。
 「先生が『こんな感じで…』と弾いてくださったのがすごくかっこよくて、『うわー!全然考えつきませんでした!』って感動しました」
 というようなことを仰ってました。私もあの曲の力強い感じがすごく好きだなあ。

・ベルばらのお稽古はされてますか?
 「そうですね、このドラマシティが始まる前に少し時間があったのでお稽古に入らせていただきました。
 もう月組さんがかなりできあがってきている中で、『私のために申し訳ございません』という感じだったんですが…」

 いやあ、月組さんも大変だけど蘭寿さんもさぞかし大変だと思います…。

「いくつか(場面を)抜きでお稽古していただいて、アンドレがあの…橋で死ぬところをやったときに、お稽古場で見てた人たちから拍手が起きたんですよ。
 で、ぴよぴよぴよぴよ?ってなって」

 何そのぴよぴよぴよぴよって!!かわいい…!!!
 ぴよぴよ言ってる蘭寿さんが本気でキョロキョロぴよぴよしてめちゃくちゃかわいかったです><

・月組さんってプロダクションノートとかを見ててもお稽古で拍手しているところをよく見かけるので(いいですよね)、単純に名場面!ってことで拍手が起きたのかと思ったのですが
 「どうも私、死ぬときに弾丸を全部受けてたらしくて…(笑)」
 でた!死に様マイスター!!!
 「私いままでも蜂の巣になって死ぬ役とかが多かったので、ぜんぜん意識しないで聞こえた銃声をぜんぶ拾ってて…そんなに全員の銃がアンドレ狙ってないだろうっていう(笑)
 で、鈴木圭先生がササササーッて近づいてきて、
 『とむ、3〜4発でいいから…』
 って言ってまたサーッて去っていかれたんですけど」


・この話、実際に聞いてたときもめちゃくちゃ面白かったのですが、いまこうやって思い返すとさらにジワジワ面白い。だってお稽古に飛び入りしてきた他組のトップさんがいきなり想定外の蜂の巣になって死んでるんだよ!月組の皆さんからしたらびっくりだよ!ポカーンとしないで拍手してくれた月組さんの柔軟性すごい!

「もうひとつ何か笑われたことがあって…なんだったかなー?
 あ、そうだ。私、撃たれたあとのアンドレの『ブロンドの髪…♪』がアンドレ発信のアカペラだって知らなかったんですよ。
 なので撃たれたあと、音がなかなか始まらないなーと思いながらずっと『ううッ…ぐはァッ…』って苦しむ演技をしてて…
 そしたらまた鈴木先生が
 『とむ、歌って』
 って(笑)」


・だめだ月組の皆さんの気持ちになると本当につらいwww

「で歌い出そうとしたんですけど笑っちゃって(笑)、
 『…すいません、ブロンドからもう一度お願いします…』
 って言ったんですけど。
 もうお稽古場みんな笑っちゃって、どこからか『かわいー』とかいう声も聞こえてきたりして^^」

 かわいいって言われたのが結構うれしかったのか、まんざらでもない感じの蘭寿さんでした。そんな蘭寿さんがかわいいよ!

・ベルばらの演出については
 「あの…クレーンをね、今作ってるらしいんですけど、馬車に乗れるらしいんですよ!龍真咲さまと!」
 ちょっと興奮ぎみの蘭寿さん(笑)
 「今作ってるってことなので私もよくわからないんですけど…あの、なんか、馬が、オーケストラボックスを越えて向こう側?まで行くらしくて」
 ここで客席がザワザワしたのを見て
 「あれ、これ言っちゃダメなのかな…?ダメだったらシーーで」
 と客席を見渡しながら口元に人さし指をあてた蘭寿さんがめちゃくちゃにかわいかったです!しかし制作発表で植田御大が「クレーンで馬車を飛ばす」って言ってたから大丈夫だろうということで書きます!
 このあたりの、「説明しつつも蘭寿さん自身が半信半疑」みたいな感じがすごく面白かった(笑)

「いやー、でも、私ずっとベルばらは観るものだと思ってて、出演されてる方に『やるものだよ!』って言われても『いやいや観るものですよ〜』とか言ってたんですけど…楽しい!やってみるとすごく楽しいです」
 …だそうです(笑)
 たしかに、中に入り込んでやってみるとあのベルばら歌舞伎って楽しいのかもしれない。現に私だって、ベルばらヤダヤダって言いながらも友人と会うたびに蘭寿さんの「飲むなぁ…ッ!」とか壮さんの「ゆ、け、フェルゼーン♪」とかちゃぴの「オスカル様のにおい…」(←やりません)とかを想像して遊んでるうちにものすごい時間経っちゃうもんね。

・というわけで、お稽古はとてもハードそうなのですが蘭寿さんが楽しそうなのでよかったです!という話でした。

・最後に、「とむさんにとってファンとは?」という質問。
 いつもお茶会で「とむさんにとって大切なものは?」みたいな質問をされるたびに
 「ファンの皆様です!」
 と半ばお約束っぽく(笑)即答する蘭寿さんですが、今回は質問の順番が逆…というか、オープンクエスチョンであらためて「ファンとは」を問われて、すごく考え込んでいたのが印象的でした。「うーん…なんだろう…」ってずっと考えてた。
 しばらく言葉を探したあとに
 「同じ光のなかを一緒に歩く仲間、ですね」
 と。
 ついてきてくれる、とか支えてくれる、とかではなく、一緒に歩く仲間。
 …なんていうか、
 ファンに対してそう言ってくれたことももちろんうれしかったし、そういう言葉を発してくれる人なんだ、ということそのものがとてもうれしかったです。うまく言えないけど。


【今後の予定】

・どういう順番だったか憶えてないのですが、とにかく、コンサートが終わったとたんにオーシャンズ集合してタカスペの通しがあって…みたいなものすごいハードスケジュールで、本当に聞いてるだけで気が遠くなりそうでした。
 「タカスペが終わったらオーシャンズのお稽古をしつつベルばら…って感じで、あ、まあベルばらは一人で黙々とやるだけなんですけど」
 とか言ってて、なんかすごく何でもなさそうに自分のタスクを並べてる感じが印象深かったなあ。
 こういう状態になっちゃうとむしろもう冷静になってこなすしかないのかもしれませんが(笑)、超タイトなスケジュールのなかで淡々と飄々とやるべきことをやる…という姿勢がまぶしくて、私も見習わねば!と心した瞬間でした。

・オーシャンズの話になったとき、
 「あんなにいろんな人を巻き込んで大きなカジノを騙すんだけど、それが結局ひとりの女性のためっていうところが…ズキュンとくる」(←ものすごく大意)
 みたいな発言をされていてズキュンときた(笑)
 わかる!私も!!「たったひとりの女を幸せにできない男が、どうして大勢の人を幸せにできるだろう」って言うタムドク様とか、「私も収容所で辛かった。だが君に再び会える日を夢見て耐えることができた」って言っちゃえるラズロさんとかが大好きです!!!!
 国を賭して戦う大人物でありながら、ひとりの愛する女性を心のよりどころにしている…というイケコの女子脳全開なヒーロー像にいかんせんときめいてしまうのですが、どうやら蘭寿さんもそこがツボらしいということが分かってうれしかったなあ。まあダニーはタムドク様やラズロさんと比べるとやってることのスケールが相当ちっちゃいけど(笑)

・そのあと戦国BASARAの話に。
 もうゲームもプレイしてみたそうで(すごいな…!)、
 「やってみて、『あーこれ人気あるのわかるわー』って。こうね、ボタンを連打するだけでぶわーーーーって敵が倒れていくから、私すっごい強い!って錯覚するんですよ(笑)
 それでスペシャルボタンみたいなのを押すと『だいしゃりーーん!』とか言ってブルルルルルルルルルルー
(巻き舌)ってなってまたどんどん敵が倒れるっていう(笑)。私どんだけ強い武将なの!みたいな。あーこれは人気出るなーと思いました」
 武将がイケメンだから、とかじゃなくて「てきがすぐたおれるからたのしい」。イケコヒーローにキュンキュンしてるのにゲームに関しては小学生男子なのか!かわいい!^^

・まだどのキャラをやるかは決まってないそうですが、人気のあるイケメンキャラになるように鈴木Kせんせいが頑張ってくださっているそうです。今回Kせんせいの登場率高いな(笑)


【お見送り】

・ここで蘭寿さんが退場…かと思いきや、なんと司会の方から
 「きょうはとむさんが皆さんをお見送りしてくださるんですよね?」
 という言葉が。
 「はい、そうなんです。今日ちょっと、あまり時間がなくなってしまったのですが…せめてもの、クリスマスプレゼントということで」
 ここの言い回しも超曖昧なのですが、蘭寿さんが言った「せめてもの」という言葉にすごく感動してしまいました。
 自分がいちばん大変なはずなのに、時間短縮だったこととか握手がなかったこととかに対してちゃんとフォローしようという気持ちが伝わってきて、じーんとした。

・会場の出入口近くに蘭寿さんが立って、ひとりひとりに薔薇の花を渡してくれました。ゴールドラメがついた真紅の薔薇。
 薔薇をもらえたこともうれしかったし、その心遣いもうれしかったし、基本的に下級生や少人数のお茶会でやることが多い「お見送り」を蘭寿さんがしてくれたというのも新鮮だったし、何よりも渡してくれた瞬間の笑顔が本当に晴れやかできれいで…!
 いい思い出です。
 薔薇は旅行鞄に入らなかったので、ホテルにチェックインするときも翌朝出勤するときも手で持っていきました(笑)


 そんなこんなで今回のメモは以上!
 DC公演も残りわずか、私が観られるのはさらにわずかですが、最後まで楽しみたいと思います。
posted by 白木蓮 at 00:15 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 11, 2012

SOL蘭寿茶メモ1

 めっきり寒い今日このごろですが皆様お元気にお過ごしですか?
 最近「このブログを見て当日券でコンサートに行きました」とか「このブログを見て勇気を出してお茶会に行きました」とかいったコメントをいくつかいただきまして、恐縮しつつも大変ありがたく思っております。私見まるだしのてきとうブログではありますが、少しでもどなたかのお役に立てていればうれしいです!

 さて、『Streak of Light』お茶会の話。

 今回はお仕事の都合ということで、かなり短縮版のお茶会でした。抽選は事前にやり、握手もカット。
 でも限られた時間のなかで、できるかぎりファンのために頑張ってくれているのが伝わってきて、とてもとても良いお茶会でした!

 ということで、少しですが憶えていることをメモっておきます。
 毎度ながら私の脆弱な記憶力に頼った適当レポですので、その点をご了承の上でお読みいただければ幸いです。


【登場】

・会場が暗転し、暗がりのなか
 「ワン、トゥー、スリッ、フォウ!」
 の掛け声とともにピンが当たって蘭寿さん登場!
 いっせいにギャアアアーとなる客席。
 音響の設定がうまくいってなかったのか、このあとでコンサート幕開きのジャジャジャン!っていう音楽(つまりワントゥスリッフォウ!の前の)が流れてしまっていて演出的にはちょっとあれな感じだったのですが、そんなことも気にならなくなるくらい、会場を練り歩く蘭寿さんがかっこよかった!
 襟元がゴージャスな黒いファー(フォックスかなあ…もんのすごい綺麗な毛並みだったw)になってる黒いジャケット、カーキ色のパンツをお召しでした。靴はよく見えず。

・今回はテーブル形式だったのでシアターのときのような「みんながかがむのを見て蘭寿さんがウケる」というお約束のくだりもなく(笑)、つつがなく乾杯。なに言ってたかまったくおぼえてない…すみません。
 ていうか、いま書いててふと思いましたが蘭寿さんが西のお茶会でアルコールをお召しにならなかったのは久々ですね^^^^


【公演ばなし】

・時間がない中でしたが、けっこう公演の話はしっかりきっちりしてくれてました。…って何を話されてたかこれまた曖昧なのですが(だめじゃん!)

・DCに来てから「ハロー!元気かい?」のくだりにレスポンスが入るようになって、びっくりしたけど楽しいし盛り上がる、というようなことを。
 関東と関西で違いはありますか?という質問では、
 「関西の人は最初からすごく積極的に手を出してくれるんですよね(笑)。初日から遠慮なくバンバン出してくださったので、あれ、これ初日だよね?みたいな(笑)。あー関西きたなーって思いました」
 みたいなお答えでした。

・3曲目(For Me, Formidable」)ではかなり後ろのほうにも行くし、柵がジャマだなーと思いつつも楽しんでるそうです。
 でもあの、柵にしがみつくようにして客席と戯れる蘭寿さん、ていう図がまたいいよね!私は柵あってよかった派!(どういう派だ)

・リベルタンゴについては一言、
 「ヤンさん最高!」
 振付の日が1日しかなかったんだけどすごく丁寧に振付してくださって、稽古場でも素敵だったけれど舞台に行ったら照明がついてさらに素敵になってる…と。
 いまヤンさんは上の梅芸で公演していらっしゃるので、ふらっと「遊びに来た」とおっしゃって楽屋に来たりするらしい(笑)
 「今日もメールをくださったんですけど…『お部屋でモニターを見たけど、リベルタンゴなかなか揃ってますね』って。同じ劇場なので、チャンネルを切り替えると(楽屋で)モニターを見られるんですよ」

・そのあとの歌の振付もヤンさんですが、
 「歌い出しで後ろを向いてるんですが、私は『少し顔を見せたほうがいいのかな』と思って斜め後ろ向きぐらいの角度でやってたんですよ。
 そしたら『顔なんか見せなくていい、背中で魅せろ』って言われて。
 『うわーまたハードル上がったなー!』
 って思いながらも、本当にすごく教えられることが多いです」

 ヤンさんってすごいな…。振付が素晴らしいだけじゃなくすべてがすごいな…。「モカ、ボアノーチェ」の言い方といい、この歌い出しの背中といい、我々がギャーッてなる宝塚のツボを完全に分かってる!こわい!

・2幕前半の振付はAYAKOさん。
 「あやこさん(宝樹彩さん)は私が花組に配属されたときにまだ在団されてたし、初風緑さん主演の『君に恋して!ラビリンス』のときに一緒にギャング役だったりしたんですよね」
 ああ、例の「最下級生の蘭寿とむさんがハリキリすぎてセットを壊した」事件の公演ですネ(事あるごとに言わなくていい)
 「…なんですけどなかなかあやこさんの振付に当たる機会がなくて、会うたびに『やりたいねー』って言ってたので、今回ほんとにうれしくて。しかもかなり長い場面なので、あやこさんもすごく気合いを入れて来てくださって(笑)」
 ミラーボーイズの振りとか、あやこさんならではのニュアンスがすごくあるし、実際にNYでダンスを学ばれたあやこさんだからこそ出てくる部分がある…みたいなことを話されてました。
 「まあ、『実際のオーディションはこんなに楽しくないよ!』っておっしゃってましたけど(笑)」
 そりゃそうである。

・ゴールドベージュの衣装でらんちゃんと主題歌デュエットするところは、はじめジーンズの予定だったらしいです。あくまでもブロードウェイのトムとキャシーが舞台で歌ってる、という位置づけで。
 「でも酒井先生が通しを見て、『うん、成長したふたりでやろう!』とおっしゃって、『ですよねー』みたいな(笑)」
 なので、あそこは「成長したトムとキャシー」だそう。
 あくまでも私の個人的な認識なのですが、ブロードウェイくくりはみーちゃんセンターの場面までで、あのゴールドの場面は蘭寿とむさんと蘭乃はなさんが歌ってる…という印象だったので、これはちょっと意外でした。いや、言われてみれば納得できるんだけど、でも成長したふたりはSO IN LOVEでも見れるじゃん?っていう(笑)
 とはいえトムとキャシーが「Streak of Light」を歌ってる、というのもなんか倒錯的というか現実とリンクする感じで面白いなーと思ったので、次回はそのつもりで観てみようと思います。

・祈りの場面は、とにかく曲がきれい!と。
 「歌稽古のときに泣きそうになってしまって…。
 歌稽古なんだから泣いてる場合じゃない、ちゃんと音取らなきゃ!って思いながら隣のらんちゃんを見たららんちゃんも泣いてて、『だよね!』って(笑)」


・みんなの顔を見る振りもあって、すごくみんなからパワーをもらっているそうです。
 「ちょっとね、皆さんからは私の後頭部しか見えないんですけど…」
 とおっしゃってましたが、いやいや、その後頭部と後ろ姿からいろんなものが伝わってきますよ!ね!

・すみれのボレロは、本当に夢だったので幸せ。
 「コンサートをやると決まったときに『何がやりたい?』って訊かれて、『すみれのボレロをやりたいです!』って言ったんですよね」
 本当は段数少なくてもいいから階段(たぶん全ツに持っていくような階段)がほしかったそうなのですが、それはさすがに難しかったそう。
 でも今回の螺旋階段状のセット、視覚的にメリハリがあっていいですよね。

「羽山先生に『アナタ出てたんですってねェ』って言われて、『はい!いちばん後ろで踊ってました!』って」
 でた蘭寿さんの羽山先生モノマネ!(笑)

「舞台でどう見えるかな…と思ってたんですけど、舞台稽古でフィナーレを客席から見たとき、『た〜のし〜!』(手を叩きつつ)ってなって(笑)
 やっぱり宝塚っていいな、楽しいなって思いました」

 このへん非常に記憶が適当なので言い回しとか自信ないのですが、すみれのボレロのくだりといい、このフィナーレの感想といい、蘭寿さん自身が本当にタカラヅカ大好きで愛してる人なんだなあと思いました。
 もちろんこのコンサート自体からも蘭寿さんのタカラヅカ愛がびしばしと伝わってくるわけだけど、お茶会でもそれが感じられたことがすごくうれしかったです。


 …短縮版だから1回で全部いけるかと思ったのですが、書き出してみるとそこそこ情報量があるのでいったん切ります。しかしお茶会の話って難しいなー。
posted by 白木蓮 at 20:33 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 07, 2012

Streak of Light

 蘭寿とむコンサート『Streak of Light』のツボ、その3。


・2部と3部(というかフィナーレですね)のあいだは休憩なしでミラーボールが回っているわけですが、このミラーボールの光がすごくきれいで毎回感動します。いちど私の後ろに演劇関係者っぽい人たちがズラリと並んで観てたことがあったんだけど、その人たちもこぞって感心してた(笑)

・緞帳が上がると、白とピンクの変わり燕尾に身を包んだアキラ、キキちゃん、ゆうなみさんが踊りながら待ち受けてる(笑)「ああ宝塚、わが宝塚」。
 ここのアキラがすっごい好きです。というかフィナーレのアキラが全体的に好きです。今回88期やルナっちがそれぞれ大奮闘している中で、どうにもこうにもアキラのアピールが弱いというかもうちょっとグイグイ来てもよさそうなものなのにいまいち視界に入ってこないというか、一言でいうと「アナタいいもの持ってるんだからがんばりなさいよ!」(←ってよっち先生が蘭寿さんに言ってた回があったw)感が否めないのですが、しかしこのフィナーレになると!アキラのクラシカルな花男っぷりが!輝いてる!あのイキり方、すごく好きだなあ。

・そのあとに出てくる娘役ちゃんのドレスがすごくかわいくて好き。いちごみるくグラデーション!かわいいいいい!
 花娘みんな花のようにかわいいし、センターで「タカラジェンヌに乾杯♪」と歌うじゅりあきらりりりかのあでやかさも素晴らしいし、「乾杯!」と追いかける花男がまた!かっこかわいい(笑)
 この曲を聴いていると本当に幸せな気持ちになります。むしろ私も一緒に\乾杯!/ってやりたいぐらいの勢い(\KEI!/のノリで)(だめだろう)

・そして「レインボー宝塚」。
 曲も美しいし、らいらいの柔らかな低音とくまくまの清楚なソプラノにうっとりするし、よっちあかりの正統派デュエットダンスも本当にきれい…!!!
 ダンサー同士としてももちろん素敵なんだけど、それ以上に「タカラヅカの男役と娘役」なのが素晴らしいなあと思います。よっちに抱きついたあかりちゃんの手に、一拍遅れてよっちが自分の手を添える瞬間が死ぬほど好き。手つきも、表情も、何もかもが完璧に男役。惚れる。

・そんなしっとりした場面に「ボーンジューーール!」と殴り込み(笑)をかけてくるのが春風さんですよ。
 いやあかっこいい。みーちゃんがかっこいい。一気に場を自分のものにしてしまうところがスターだなあ。上下に分かれて、ほかの男役さんと合流するらいよちも可愛い。らいらいがあとから出てくる下級生メンズにやたらアピっててかわいい(笑)

・ここのですね、「シャンテシャンテシャンテダムール♪ダンセダンセダンセダムール♪」ってとこの振りがめちゃくちゃ好きなんです。「ザ・花男!」って感じで、バリッとしてて。ちょっぴり古めかしいところがまたいいのです。
 で、この振りを踊るとき前列でよっちとアキラがセンター割ってて、後列のセンター(つまりふたりの間)にはマイティーがいるという神フォーメーション!3人ともシャンテシャンテシャンテダムールが似合いすぎててかっこよすぎるううう!!

・赤いドレスでしっとり出てくるらんちゃんもかわいいなあ。まさに「フェアリー」って感じで、好きだなあ。

・らんちゃんのしっとりパートから一転、全員で明るく「タカラジェンヌに栄光あれ」をコーラスするところが大好き。
 特にみんなが一列になって「進めいざ、進めいざ♪」と歌うところが好きで、本当に好きで、観るたびになぜだか泣きそうになります。タカラヅカっていいな、タカラジェンヌって美しいな、と心底思う。

・そしてすみれのボレロ。
 もう、ここは…なんて言ったらいいのか……。

・ピンスポが当たるまえ、蘭寿さんが身体をギュイーンと反って腕を張る、そのシルエットがとてもとてもとても好きです。一片の無駄もなく、男役として鍛え上げられたライン。
 そこから正面を向いてピンが当たる瞬間の顔の上げ方、動き出し方、すべての動きが隙なく計算し尽くされていて
 ああ、この人はこのために16年間ひたすら精進してきたんだなあ…と感じる。
 「タカラヅカの男役」を極めるためだけに長い年月を歩いてきて、その結晶がいまここにあるんだなあ、と。

・コンサートメンバーがその蘭寿さんの空気に寄り添い、そして蘭寿さんに負けじと、必死でこの場面を作っていることがまたとてもうれしいです(微妙に上から目線ですみません)。
 男役を従えて踊るときの緊張感漂う空気も、すみれ色のドレスの娘役に囲まれたときにその空気が柔らかくほどけるのもすごく好き。

・曲調が変わって登場するらんちゃんが、本当に妖精のようで……。
 らんちゃんがヒラヒラ踊るのを見ている蘭寿さんの眼差しが大好きです。あんなにもキリッとした黒燕尾姿なのに、本当に優しくてあったかい。
 ライジングのときに「蘭寿さんが劇団人事的にどうなっても、どっちでもいい」という趣旨のことを書いた記憶があるのですが、そしてそれはもちろん100%本気だったのですが、でもいま、蘭寿さんがトップになってよかったと思う。トップ娘役さんに向けるあんな表情を見られて、幸せだと思う。

・蘭蘭、みーじゅりあ、よっちきらり、の3組のデュエットダンスも夢のようにきれい。それぞれのコンビが完璧に自分たちの「タカラヅカ」を体現していて、すごく幸福な気持ちになります。

・羽山先生の燕尾の振りって、振付だけ取り出してよく見るとわりと「えっ?」ていうのが多いと思うのですが(すすすみません!)しかし黒燕尾を着こなした男役が全員で気を揃えて踊ると、本当に美しく見えるんですよね…。すごいなあ。

・最後は男役娘役いっしょの総踊り。
 男役陣の気迫と美しさはもちろんのこと、そのなかでスカートを美しくさばいて踊る娘役さんたちにも「タカラヅカの娘役」としての強さと誇りが感じられて大好きです。そういえば『インフィニティ』のヒメ様のスカートさばきにも素晴らしい矜恃を感じたのだった。

・青年館公演はいろんな席で観ましたが、このボレロは2階センターで観たのが断然いちばんでした。
 あそこから見えた美しい景色、そして曲が終わった瞬間の湧きあがるような拍手…忘れられません。
 DCではまた違った景色が見えるんだろうなあ。楽しみ。

・ボレロが終わり、蘭寿さんの給水タイム(笑)
 あかりちゃんが持ってきてくれた水をストローで飲むときのフェミニンな感じとか、やたら丁寧に顔の汗を拭くところとか(鼻の下をぬぐう瞬間が好き。そこまで!?っていうw)、なぜか拭きながら一回客席に向かってドヤ顔するところとか(笑)、あかりちゃんに向ける優しい表情とか、いろいろ好きです^^

・そのあとのMCは、ライジングのときと同じく、毎回ほぼ同じ文言を正確にしゃべるのが本当蘭寿さんらしいなあと思う。
 「宝塚は再来年100周年を迎えます。この舞台を築いてこられた諸先輩方に、敬意の心で、フィナーレは宝塚の曲を集めてみました」
 というくだりが、日本語としてはちょっとヘンなんだけど(笑)すごく蘭寿さんぽい言い回しだなあと聞くたびに思ってました。
 あと宝塚ニューサウンズの皆さんとみさきめぐみ先生を紹介するとき、舞台上に自分ひとりしかいないのにひとりで「ヒュウッ!」て掛け声かけてるのがツボ(笑)

・MCのあとに始まる、蘭寿さん作詞の「一筋の光」。
 「RANJU」の実績があるだけにどんな恥ずかしいナンバーが始まるのかと身構えていたら(こら)、ふつうにいい曲で驚いたという…。最後にファルセットとかも入らなくて拍子抜けしたという…。ちょっと正座して蘭寿さんに謝れ。

・この曲も、2階から見た舞台の美しさが忘れがたいです。
 「それぞれの光、色が重なり生まれる絆」(歌詞はうろおぼえですが)のところで、本当にいろんな色のサスが蘭寿さんめがけて当たるんですよね。
 その光を浴びた蘭寿さんがなんとも明るくて、まぶしくて。昔舞台照明をやっている人に教わった、「光は色を重ねれば重ねるほど白くなる」という言葉を思い出しました。
 そして「My light」から始まるサビで、そのサスの光がいっせいに白く変わっていくのが、もう…。
 2回目のサビでは、蘭寿さんに向けたサスだけではなくバックサスからもばーっと白い光が放たれて、なんていうか舞台全体が「この世ならぬ場所」のようでした。そこにひとり立っている蘭寿さんも、この世ならぬ人のような。
 もちろん舞台はいつでも現実とはちがう場所なんだけど、それでもあのとき観た光景はあまりにも神々しいものとして記憶に焼きついています。

・曲が終わったあとの蘭寿さんのご挨拶も、蘭寿さんらしくまっすぐな感じで好き。
 「それでは最後に、仲間と一緒に『Streak of Light』を歌ってお別れしたいと思います」
 と言って主題歌が始まったとたん、笑顔パカーッ、両腕広げてパキーン、みたいになるところも好き(笑)

・みんなが出てきてご挨拶するあいだ、蘭寿さんがずっと後ろにいてみんなを見守ってるという構図がいいなあと思います。袖から出てきて蘭寿さんとアイコンタクトするみんながかわいい。
 最後に蘭寿さんがお辞儀してパレードっぽい流れになるとき、それぞれが一瞬ずつ蘭寿さんにアピるところもかわいい。よっちがオカマアピしててかわいい(笑)


 …と最後の最後よっちの話に転じたところで(笑)、とりあえず感想は以上です!
 DCでも何度か観る予定なのでまた何やら書ければいいなと思うのですが、ヴィクトリアンジャズの話も書けてないしおかしな二人も観る予定だし雪組関連もさっぱり手を付けられてないし、困った。1日30時間ぐらいほしい……。
posted by 白木蓮 at 20:16 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 03, 2012

長い旅路の果て…ではなく、途中

 ひゃーーーエリザガラの話を書きかけていたのに蘭寿コンにかまけてすっかり放置してた!
 梅田楽の本日(おめでとうございます)、こっそりアップしておきます。

 『エリザベート ガラ・コンサート』、姿月・花總バージョンと春野・白羽バージョンを観てきました。

 前回のガラコンは観ていないので今回が初参戦。
 はじめは、みんなが衣装を着ていながら振りは踊っていない、小道具もほとんどない、歌うときはハンドマイク…という状態が少し中途半端に感じられて戸惑ったのですが
 でも場面が進んでみると、この『エリザベート』だからこそ成り立つガラコンサートの楽しさを心から感じられました。
 『エリザベート』という作品は、楽曲が素晴らしいというだけでなく楽曲のなかにほとんどすべてのストーリーが詰め込まれていて
 だから他の要素を排して楽曲のみをひたすらに表現することで、より『エリザベート』の音楽性、そしてその中に閉じ込められた物語性をギュッと凝縮した形で味わうことができるのだなあと。
 もちろん楽曲だけでは説明しきれないストーリーのディテールもあって、そこはルキーニの説明台詞と「みんなもう分かってるよネ」的暗黙の了解でわりと雑に進められてるのが面白かったけど(笑)

 そう、暗黙の了解。
 音楽だけで物語を表現する場、でありながら、そこにはつねに暗黙の了解が隣り合っているわけです。
 ここにいる人たちのほとんどがかつて『エリザベート』に出ていた、演じていた、という了解。
 その舞台が本当に素晴らしかった、という了解。
 私自身、ズンハナのエリザベートは自分がはじめてナマで観た『エリザベート』であり、はじめて始発に乗って当日券を買いに行った作品でもあり、なんかもうものすごい思い入れがあるわけで。並んでるとき寒かったこととか、ギリギリで無事買えて友達と大喜びしたこととか、買ってから開演まで1000daysの並びのドトールで飲んだお茶がおいしかったこととか、舞台を観たときの震えるような感動とか、ありありと思い描けるわけで。
 そして今回の舞台に余計な装飾がないぶん、どうしても彼女たちの背後にあの当時の光景が浮かんで見えてしまって、まるで自分がタイムスリップして1000daysの客席にいるかのような錯覚すらおぼえてしまって
 こんなふうに現在と過去をシンクロさせて懐かしむことが正しいのかどうか、もし正しいのだとしたらこのガラコンの意義はどこにあるのか、過去を振り返ることからは何も始まらないんじゃないのか…というようなことを悶々と考えてしまったのでした。

 でも
 「最後のダンス」あたりでそれが完全に払拭された。
 そもそもズンコさんという人は声の立ち上がりがかなり遅いというか、ノってくるまでに時間がかかる人だと思うので(失礼)今回も「あ、ノってきたなー」と思ったのが「不幸の始まり」らへんだったのですが(いや、そんなところも含めてとても好きなのですが…!)
 そのノってきたタイミングでの「最後のダンス」が本当に本当に素晴らしくて。
 トートとして、そしてそれ以上に姿月あさととして、「最後のダンス」という楽曲を余すところなく表現しきっていた。すごかった。
 終わったときの拍手がもう…!!
 劇場に嵐が起きたかのようなすごい拍手でした。完全にショーストップ。
 あの曲を、あの拍手を感じた瞬間に、ああこれがこのガラコンなんだなあ…と、なんだかすんなり受け入れることができたというか。
 あんな「最後のダンス」は、たぶん現役時代には聴くことができなかったと思う。歌唱力の差ではなく、どちらが良いとか悪いとかでもなく、ただ立場や年齢や『エリザベート』に対する立ち位置があのときと今とではまったく違うから。
 いまのズンコさんが、いまのズンコさんのままであらためて『エリザベート』の楽曲と向かい合い、それをかぎりなく自由に表現してくれているということ。
 そのことを肌で感じられたとき、本当に「来てよかった」と思いました。

 ハナフサ様のシシィにも同じことが言えて
 相変わらずかわいい!とか、相変わらず細い!とか、昔観たシシィを想起させる要素はもちろん失われていないんだけど
 でもそれ以上に、「いまの花總まりがすごい…!」と思った。
 花總まりという娘役が稀有だったのはあのたぐいまれなる容姿でもなく、圧倒的な華でもなく、娘役スキルでもなく(言うまでもなく全部素晴らしいのですが)、あの憑依型の演技力ゆえなんだなあ。ということを今更ながらに思い知らされました。
 ハナフサ様もまた、いまのハナフサ様としてあらためてシシィに向き合い、いまのハナフサ様だからできるシシィを表現していて、だからこそ特に2幕の深みは素晴らしかった。はじめて出会うシシィだった。
 いまのズンハナの『エリザベート』を観ることができて本当によかったです。あのころの胸キュンが甦った(笑)だけではなく、あのころよりさらに進化した『エリザベート』を見せてもらえた。そして、結局のところあのころもいまも大好きだなあと思えた。
 表現は変わっていても、役の根底にあるものは変わっていなくて(ズンコトートの圧倒的な虚無とハナフサシシィの圧倒的な気品)、変わったものも変わっていないものもすべてひっくるめて「いま」を愛しいと思えました。昔もすごく楽しかったけど、だからこそいまもこんなにも楽しい。タカラヅカって楽しい。

 ****

 2回目に観たのは春野・白羽バージョン。

 正直ハナフサ様のシシィを観た直後にとなみシシィを観るのは、(私がとなみ厨なだけに)少し怖いような気もしていたのですが
 なんだかとってもよかった…!!!と思う!
 となみシシィも上演時より年を重ねたぶん、そしてきっといろんなことを経験したぶん、深みも凄みも増したシシィでした。現役のときに観たシシィよりもずっと、「死」に近いところにいるシシィだった。
 観劇前日にいまCSでやってる「DREAM FOREVER」というOGのインタビュー番組を見て、「『エリザベート』のときは本当に苦しかったけど、今もう一度挑戦させていただけるのはすごくありがたい」というようなことを話しているのを聞いたので、余計にウルッと…。リベンジできてよかったね、と、心から思いました。

 2回目は、私がガラコンという形式に慣れたこともあるけれど(笑)ズンハナバージョンと違って明らかに特定の組を想起させる顔ぶれではなく、まさにガラコン!て感じのMIXメンバーだったので、すごく純粋に楽しめたかも。タカスペ的な面白さというか。
 いや、もう、オサとなの「未知との遭遇」感がですね!ものすごくてですね!(笑)
 1幕のあまりの異次元っぷりに「これ『私が踊る時』とかで並んだらどうなるんだろうwww」とワクワクしていたのですが、「私が踊る時」も、とても同じ板の上にいるとは思えない異星人対決感。ちがう星から来たふたつの魂が出会った奇跡!!
 なんていうか、本来の『エリザベート』ってもしかしてこうなのかもしれないなあというか、タカラヅカだとトートとシシィが基本コンビなので「愛」に昇華されるのがオーソドックスな形なんだけど、こんなふうにすれ違ってすれ違ってお互いがそれぞれに孤高の存在でありつづけるというのも面白いなあ、みたいな。どっちも負けてなくて、どっちも素敵で、ほんとに面白かったです。最後の昇天のときとかもいろいろ噛み合ってなくて、オサ様が笑顔全開のときにとなみさんがちょっと放心してたり、となみさんを抱きしめてるオサ様が天を仰いで「THE・オサ様!」みたいな顔をしてたりするんだけど、でもなんか、「うんうん、よかったね^^」ってなりました。
 そんなトートとシシィの傍らにいるガイチフランツが、本当にあたたかな「人間」で。
 05月エリザでも青年期から老年期にかけてどんどん声が変わっていくガイチさんはすごいなあと思っていたものですが、今回はさらに声が深くなり、もうほんっとにエエ声…!あんな声で「戻っておいで、シシィ」って言われたら即戻るわー。おヒゲもかっこいいわー。
 リアルタイムできゅんきゅんしてた「みんな見てる(はぁと)。皇后らしくするんだ(はぁと)」が白羽さんに向けられている幸福感ときたら。やっぱりガイチフランツ大好きだなーとしみじみ思いました。
 バートイシュルで久々にわたとなを見られたのもうれしかった!退屈して地べたに座り込んでるシシィの手をとって立ち上がらせてくれるわたルキーニとか、背中をどんっと押してガイチフランツのほうへ行かせてくれるわたルキーニとか…。すごく、ときめきました…。

 私が観たのは白羽シシィ初回だったので、わたさんが「本日やっと初日を迎えた方がいます(笑)。白羽ゆりさん!」と紹介してくれていました。
 ひとことしゃべるんですか?みたいな感じで、隣のわたさんを見上げながら人差し指を立てて物問いたげな顔をするとなみさん。そうだよ、ひとこと言うんだよ、みたいな感じでやっぱり人差し指を立てて返すわたさん。キュン死する私。
 しゃべりだしたとなみさんが史上最高レベルにしどろもどろになってて(笑)
 「舞台稽古から初日まで1週間あきまして、本当に1週間孤独な生活を送っていて……すごく不安だったのですが、出演者の皆さんが本当に大きく受け止めてくださって。でも、いろいろと、ハプニングもありましたので…」
 ここでわたさんとその隣の大峯さんがすごく笑ってた。大峯さんはとなみさんが組回りで出た宙エリザでマックスだったんですよねー。
 周りの皆さんに見守られつつなんとかとなみさんが話し終えたところで、わたさんが「ではトート閣下、締めをお願いします」とオサ様にパス。
 ここでオサ様が
 「今回初めて白羽ゆりちゃんとご一緒したのですが…どこまでも、どこまでも追いかけたい!もっともっとストーカーしたいなーって思うエリザベートでした!^^」
 とかなんとか言ってた^^ オサ様^^^^^^
 歌声の素晴らしさも舞台上でのオサ様!な佇まいも、そしてご挨拶のフリーダムさもオサ様クオリティ全開ですごく楽しかったです。大好きです!

 どちらの回も、トート&シシィ以外のキャストをあまり把握せずに観にいったのですが
 ズンハナ回のオープニング、とつぜん視界に飛び込んできた朝海ルドルフの美しさにぞわーーーーーっ!!!!と全身鳥肌立ってオペラを落としそうになりました。ほんっとに美しかった…。やっぱり朝海さんの顔最強に好みです。
 幕開きのコムルドに興奮しすぎたあまり、2幕でエリザベートが旅に出る場面、ルキーニの「皇太子は成人〜♪」で反射的にオペラ上げたらガラコンはここでルドルフが出てこないトラップ(笑)。前のめりすぎや(笑)
 宝塚→東京で組替えになったので、朝海さんは東京ではルドルフじゃなかったんですよね。最後のご挨拶で
 「私は(現役のときは)東京に来れなかったので、今日が私の東京初日です」
 とおっしゃってました。期せずして朝海ルドルフの東京初日に立ち会えたこともすごくうれしかったです。ズンコムの「闇が広がる」、素敵だった…。

 ****

 他の出演者のみなさんも本当によかったです。
 しゅん様の現役感!めぐむの歌声!まりえったさんの安定感!ちや姉の歌唱力!
 しゅん様の軍服姿がイケメンすぎて今すぐにでも宝塚の舞台に立てそうでした。重臣のみなさんが、もちろん1幕もかっこいいんだけど2幕のエロ悪だくみのくだりで俄然男役度を上げてきたのがすごい面白かった(笑)。シュヴァルツェンベルクの葛城七穂さんって、私は現役時代を拝見していないのですが美声でオヤジでねっとりしてて好み…////
 さゆさゆのヘレネはヘレネっていうかほぼジョセフですね(笑)。ジョセフ元気そうで何より(笑)
 みなみまりちゃんのヴィンデッシュとスターレイ、みっぽーのルドヴィカとスターレイ、それぞれ変幻自在で素晴らしくて、あらためて85期娘役のすごさを実感したり。とにかくどこを見ても楽しかったなー。

 OGの皆さんがいまも輝いていることがうれしいなーと思うと同時に、でもこの空間を楽しめるのはやっぱりかけがえのない現役の時間を積み重ねてきたからなんだよなと思い、あらためて、いま私が観ているタカラヅカの世界をきちんと目に焼き付けようと思った次第。
 みなさま本当にありがとうございました!
 これからも、それぞれの道でご活躍をお祈りしています。
posted by 白木蓮 at 18:41 | OG・外部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 01, 2012

The Impossible Dream

 蘭寿とむコンサート『Streak of Light』のツボ、その2。


・1幕はわりと息を詰めて観ているので、2幕が始まる前はこれから楽しいのがクルー!っていう気分でわくわくします。
 実際に緞帳が上がると、舞台上の色彩がパーッと鮮やかで明るくてそれだけで楽しい。センターのみーちゃんからして黄色のジャンパーに青のダウンベスト!らんちゃんは赤とピンクでレギンスは$マーク柄!POP!(笑)
 三つ編みメガネで絶妙なヘタっぴさ(笑)で踊ってるきらりもかわいいし、じゅりあ様のナルシストぶりもさすがだし、ルナっちは完全にアキバ系だし、アキラは「グリース」とかに出てきそうなチョイ不良系イケメンだし、みんなそれぞれにアピール激しくて目が足りないです。

・蘭寿さんはかぼちゃ色の衣装(=緑のジャケットとオレンジのシャツ)で客席から登場。かーわいい!「ポケットにはたったの5ドル」の歌い方と表情がかわいくて大好き。

・初日から、舞台を上手から下手へと横切るだけで客席の笑いをいっせいにさらったよっち先生。オヅキさん@H2$の域に達しておる……(笑)

・さらに登場したとたん万雷の拍手を浴びるよっち先生。
 全ツカノン川口公演のとき、中詰めで踊るよっちに拍手が入って「よっちの登場で拍手が入るなんてもうこの先ないかもしれないなあ…」とか勝手に感動していたのに、ぜんぜんそれどころの話じゃなかった!先生大人気だった!
 ここの登場の拍手、日を追うごとに入ってきたわけではなくて初日からガッツリ入ったんですよね。それが、よっち愛されてるなーと感じてすごくうれしかったです。

・この場面で好きなポイントは、もちろんよっち先生の大活躍ぶりもあるけど(笑)蘭寿さんが基本センターにいないところ。あと全体的にすごくリアルなところ。
 「センターにいないのが珍しい」なんてめちゃくちゃに贅沢な話だとは思うのですが、ありがたいことに蘭寿さんがいつもゼロ番にいることに慣れてきている昨今なので、脇でみんなに混じって踊ったり芝居したりしてる蘭寿さんの姿がやたら新鮮でかわいい!ご本人ものびのび楽しそうに小芝居してるのが、観てて楽しいです。

・「全体的にリアル」というのは、ブロードウェイのオーディションという芝居を通して、みんなの「タカラジェンヌ」としての在り方がなんとなく伝わってくるように思えるところ。
 これはよっち先生の存在感によるところも大きいのですが、よっち先生のカウントの取り方とか合間合間に挟むコメントとか、ちょっとした指摘のしかたがすごーくナチュラルで、たぶん普段もこういうふうに自主稽古とかしてるんだろうなっていう。あ、オカマではないと思いますが(あたりまえだ)
 初見メモにも書いたけど、よっち先生の教え方って絶対的に愛があるんですよね(笑)。CSの「We Love Dancing」でも下級生に教えるのがうまいなーと思ったし、おなじくCSの従者トークでも自然にリーダーシップをとって下級生をほめたりアドバイスしたりする姿が印象的だったので、たぶんよっちの素が今回の先生役に反映されているんだろうな、と。
 周りのみんなも、もちろん役として必死にやっているんだけどなんとなく「お稽古場もこんな感じなのかな」と思わせる雰囲気があってすごく好き。自分たちの出番じゃないときに振りを確認してるところとか。コーラスの「僕たちはダンサー 踊りが命♪」というくだりが、曲も振りも大好きです。勝手な思いこみかもしれないけれど、中の人たちの叫びにも聞こえて。

・学生時代NYに行ったとき少しだけダンスレッスンに潜り込んだことがあるのですが(もちろん超超超初心者レベルですが!)、全体の振りの進行とか人の動き方がそのときを思い出す感じで、たぶんAYAKO先生ならではのリアルさなんだろうなあと思う。

・しゃべったり踊ったりしながらお芝居を進行していくのでたまによっち先生が振りに入るカウントをつかまえられないことがあって、「ちょっと待ちなさい。…(目を閉じて音楽を聴く)…5、6、7、8!」って言うところがめちゃくちゃ素っぽくて好きでした(笑)。きっと指揮のみさきめぐみ先生もよっちのカウントをほほえましく聞きながらバンドにキュー出してるんだろうな、って思うと萌える!(どんな萌えだ)
 そしてとにかくよっち先生の動きがきれい。みんながコーラスしてるときにひとりセンターで後ろを向いて踊ってるところ、指先とか背中とかどこを取っても本当に美しい。上手側で蘭寿さんたちが必死に歌ってるのに、ついついセンターの先生を凝視してしまって大変なことに。

・みーちゃんがイケメン!みーちゃんがイケメン!(大事なことなので2回)
 あのさりげない、力の抜けたかっこよさがいいわあ。声もいいわあ。よっちにいきなり絡まれたときの戸惑い方とか、いまどきの若者っぽくて好きです(笑)。楽ではよっちがめちゃくちゃ接近しててまじでチューしちゃうかと!私の脳内にみーよちという未知の回路が開かれるかと!いやあ、88期ってこわいですね。
 彼女に振られた数分後、くまくまに言い寄って完全彼氏ヅラしてるところもチャライケメン。

・らんちゃんのちゃっかりガールぶりも似合っててかわいいなあ。いちばん前に入っちゃうときの「きゅるん」っていう顔がなんともいえず好き。あの顔が許されるのはかわいい子だけです!フレンドパークのねね様とか(笑)

・バンダナるなっちが「やる気あってイイじゃない」とよっち先生にほめられて前に出てくるとき、自然発生的に拍手が起こるのがなんともいえず好きです。花組最高ー!って思う(笑)
 そしてマキシムのあの変な動きがマキシムらしすぎて愛おしい…。

・蘭寿さんの腰さばきがどんどん調子に乗ってきてて、楽近くはもうお子様に見せてはいけないレベルだった(笑)。よっち先生も「そこだけはいいわよ」ってホメてた(笑)
 あそこのノリノリっぷりがすごく自由で楽しそう、かつファンの喜ぶポイントを押さえまくってて!本当に!好きです!

・蘭寿さん妄想タイム(笑)のとき、スローモーションで踊ってるみんながめちゃくちゃかわいい。「あ、あ、あん」のところとか超かわいい。
 さらにデュエットになったとき、うしろでストップモーションしてるところが大好物!きれいに止まってるのにほんの少しだけ動いちゃってたりまばたきしてたりするのが!『カサブランカ』1幕ラストのストップモーションも大好きだったので、私基本的にストップモーションがものすごく好きなんだと思う。本来動いてるはずのものが止まってる、ということに途方もないときめきを感じる(謎)
 ここのストップでよっち先生は腕を上に上げていることが多いのですが、このときの前腕の筋肉がまた非常に美しいのです。ダンサーだ…。

・マイティーの「顔には自信があるけど ダンスはだめ♪」のネタ感がすごい(笑)。いやマイティー確かにすごくきれいな顔をしてるけども!でも水美柚香シンメ的にはポジショニング逆じゃん!ネタじゃん!ていう。
 ちなみに壮さんDS組が観劇されたとき、ここのパートで全員めちゃくちゃウケてました^^

・最終オーディションでボードとペン片手に踊りながらみんなを見てるよっち先生が、どうしても「オーディションの審査員」ではなく「通信簿をつけてる小学校の先生」に見える(笑)。なんていうの、あの、にじみ出る愛情…!きわめつけに「みんなよかったわよ」とか言ってくれるもんだから、もう!

・合格発表のときの蘭寿さんのドキドキハラハラ芝居が本当にリアルで、オペラで観てると私まで一緒にドキドキハラハラする(入り込みすぎ)
 で受かったときの喜び方が!か わ い い ! !

・よっち最強のまま終わるのかと思ったら、最後にガツンと投入されるじゅりよち芝居^^^^ 酒井せんせい分かりすぎてる^^^^^^
 じゅりあ様に振り回されて指先をブルブルさせてるよっちがいじらしすぎて!かわいすぎて!!
 じゅりあ様の「そこに並んでお待ちください、でしょ?」の女王ぶりが心の底から大好きです。虐げられてるよっちかわいいよよっち。バンドネオン上海といい、なぜこんなにも「いたぶられ芝居」が似合うのか…。

・って気づいたらこの場面の蘭寿さんのことあんまり書けてない!蘭寿さんも観てるし大好きなのに!踊るたびにいちいちオレンジシャツの裾をズボンにしまおうとする蘭寿さんが大好きなのに!(そこかよ)

・早替わりで登場するミラーボーイズはもう…ひたすらにかっこいい…。
 みんな激イケメンなのですが、やっぱり蘭寿さんから目を離せません。一周まわって突き抜けたかっこよさ、というか。あんなにキメキメの場面なのにぜんぜん力入ってないんですよね。Tシャツのラインとか微妙に補正しきれてないし(笑)。でも、それも含めて、ひたすらにかっこいい!!!
 ひとつひとつの動きが男役として仕上がってるなあ…と、毎回みとれてます。

・みーちゃんが相変わらずなんか滴っててかっこいい!
 ルナっちのイケメンぶりには、さっきのヲタぶりを見ているだけに感動すら覚える(笑)。1幕のタンゴの美女が次の登場ではアキバ系ヲタ男子になって、その数十秒後にはこんなイケメンになってるとかタカラヅカって夢の世界すぎる!

・「僕はダンサー」の振りは、今回マネしたい振りナンバーワンです(笑)
 最後にミュージカルっぽくハケていくところも大好き!

・次の娘役ちゃんの場面もかわいいー!こちらも、あの三つ編みメガネきらりがこんな美しい娘役に…と感動してしまう(笑)。芝居だって分かってるのに!のに!
 曲も素敵だし、じゅりあきらりくまくまがゴージャスだし、一列にずらりと並んだ娘役ちゃんたちがかわいいし、やっぱり花娘ってすばらしいなあ。

・つづいてらんちゃんの「One Night Only」。
 ここのらんちゃんの衣装はらんちゃんの痩せっぷりが際立って見えるので、もうちょっと装飾があったほうが…とは思うものの、センターで男役顔負けのポーズをキメるらんちゃんがかっこよくてさすが。
 男役さんの振りもかっこいい!特にサビのところで自分のふとももを持って一瞬キープするところ!たいていよっち観ちゃってるけど!
 みんながガンガン踊りながら歌ってるのもときめく。コンサートって、最下級生までヘッドマイクをつけてるのがなんかいいですよね。

・蘭寿さん出てないけど、らんちゃんが「One Night Only」を歌うことでなんとなくこのコンサートがライジングとつながっているようにも思えて、ちょっとジーンとします。

・蘭寿さんは次の曲で、キラキラ青スパンの衣装で出てきて「Make Believe」を。ここの「ザ・宝塚スター」な感じもすごく好き。

・その次の「SO IN LOVE」、曲が名曲なのはもちろんのこと、振りとか全体的な雰囲気も大好きです。アキラあかり、キキりりが出てきて3組デュエットになるところもいいし、リフト…ではないけど娘役さんが男役さんの上にフワッと乗るところもきれい!
 らんちゃんのカツラが、MGM映画の女優さんみたいなクラシカルで豊かな感じなのもいいなあと思う。
 最後で蘭蘭だけになったとき、「死ぬ日まで♪」で手をつなぐところで両手とも恋人つなぎになってるのが何とも恥ずかしくて好きです(笑)

・「見果てぬ夢」はもともととても好きな曲なのですが、なんか今回すごく感動してしまう…。
 最初のソロのところも蘭寿さんの声で歌われるとすごくパーンと晴れやかに伝わってくるし、アップテンポになってからの群舞も本当に…いい!!!!
 みんなの澄んだ表情とか、勢いのあるダンスとか、明るくて楽しいのになぜか泣きそうになる。曲調が明るいので手拍子入っちゃうことが多いけど、入らないほうが断然好きだなあ。
 蘭寿さん以外の男役が半円になって蘭寿さんがまんなかで踊るところ、蘭寿さんの動きがすごく鮮やかでパキッとしてて、それを観るとなんだかとても幸せな気持ちになります。

・ブロードウェイの曲を歌うみーちゃんが華やかでかっこいい!みんなかわいい!

・その次の場面でもう一度「Streak of Light」を歌う蘭蘭が、今回いちばん好きな蘭蘭かも。
 ベーシックなデュエットなんだけど、幸福感にあふれててタカラヅカのトップコンビっていいなあ!と思える。蘭寿さんがらんちゃんに両手を差し出して「さあ踏み出そう 手を取り合って♪」と歌うところが最高に好きです。あんなふうに言われたらそりゃあ踏み出すよね!手を取り合って!
 パッションでトド様が着てたゴールドベージュの衣装もきれいだし、らんちゃんの衣装もきれいだし、ゴールドベージュで揃えたらんちゃんの髪飾りもかわいい。

・祈りの場面は、ちょっと長いというか、単調に感じる部分もあるのですが(特にアップテンポになって学年順で数人ずつ踊り継ぐところが、曲調も含めて高校の創作ダンス部っぽい…)、みんながガチで踊りまくっている感じは好き。
 マイティーのダンスはやっぱりパワフルだなあとか、くまくまって最近はすっかりシンガーのイメージだけどダンスうまいんだなあとか、しっかり「ダンス」を観られる場面なのがよかったです。みーちゃんよっちの踊りの見せ方はさすがだし。

・蘭寿さん出てきてからの曲調やら歌詞やらは、もう本当にずるいですよね。
 みんな真っ白だし、曲もきれいだし、蘭寿さんがみんなの顔を見渡すところとか、いやがおうにもいろいろ考えてしまって…泣いた。
 初見メモでも書いた「サビ数回付け足した感」はやっぱり否めないのですが(笑)、楽近くになるとそれすらも愛おしく思えて。
 いきなり蘭寿さんが「ハァ〜〜〜ン♪ハァ〜〜〜〜ン♪」って言い出すところも好きです(真顔)

・来年とか、再来年とか、その先とか、きっといま観ている光景をすごくなつかしく思うんだろうなあ。と思って、毎回自分が観ている舞台を網膜に焼きつけるのに必死でした。
 なので、あの白いまぶしい美しい風景を、なんだかとてもよく憶えています。
 なるべくずっと、忘れないでいられたらいいな。


 …以上、長くなりましたが第2部の感想でした。
 オーディション場面とかまだまだ観きれてないので、DCでもうちょっと観たい!です!
posted by 白木蓮 at 22:17 | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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