June 28, 2012

華やかなりし日々

 とにかくチケットがなかったり自分の都合も合わなかったりでなかなか観られなかったのですが、先日ようやく、宙組『華やかなりし日々』『クライマックス』を観てきました。

 事前にいろいろ聞いてたせいでハードルが下がってたというのもあるし、おそらく何度もリピートされている方や退団者ファンの方にしてみれば色々言いたいことがてんこもりだろうな…とも察しはつくものの
 1回だけ観た身としては、すごくすごく楽しかったです。とにかく大空さんの存在に圧倒された。大空さんがかっこよくて、かわいくて、何かもう余計なものぜんぶ削ぎ落とされたような究極の美しさだった。大空さんがたどりついたのはこういう場所なのか…と、ただもう息詰まるような思いで観ていました。
 すみ花も本当ーーーーにかわいかった!かわいい娘役ちゃんはたくさんいるけれど、やっぱりすみ花ほど「神聖さ」をたたえることができる娘役を私は知らない。ここまで来られて本当によかったね、と、拍手しながらなんだか泣きそうになりました。

 大空さんとすみ花ちゃん、そしてふたりに向かって集中している舞台の空気、にかなり底上げされた部分もあると思うけど(笑)お芝居もショーも面白かったです。原田くんにしてはちゃんとひとりひとりに役があったし。みんなかわいかったし。変にジメジメせず軽やかなのもよかったし。
 詐欺師も敏腕刑事もそんなゆるふわ系でいいの!大丈夫なの!詰め甘すぎ!とは思ったけど、まあその現実味のなさも一興というか(笑)ファンタジーとして楽しめました。個人的には。
 そんななか、どうしても気になって仕方なかったのはちーれれの恋の行方です!一体どうなったのちーれれは!最後まで楽しみに待ってたのに、あっけらかんと放置プレイで終わってしまって悲しかった…。その他各種エピソードの放り出しっぷりがなんともいえず原田くんクオリティ。あと緊迫した(と思われる)場面で雷が鳴るのも原田くんクオリティすぎてニヤニヤしました。

 ショーは、中詰めのとっ散らかり加減とかが「これ最近どこかで観た…」って感じだったのですが(注:カノンです)それ以外は楽しかった。中詰めにしても、パリから始まって途中行方が見えなくなるけど最後はパリに戻ってくるので、カノンよりはまとまりがあったと思う(笑)。「あれはなんで途中でいきなりゴスペルになるの?ムーランルージュにはゴスペルがあるの?」と友人に聞いたら「三木せんせいがどうしても大空さんに白シャツを着せたかったんだよ、きっと!」と言われて納得しました(笑)
 ローズラメントは、さんざん悪評を聞いていたせいかもしれませんがそこまでは気にならなかったかなあ…。トップコンビが互いを刺し合うという「世界観の崩壊」に対してはどうしても拒絶感があるし、さらにその刺し合いの扱い、生と死の扱いがちょっとバーチャルっぽいというかゲームっぽいのにはすごく違和感を感じたけど。あれだけ刺し合ったあとで何事もなかったようにユニゾンで踊っているのがあんまり理解できなかった(笑顔)
 ただ場面としては絵ヅラが綺麗だったし振付も素敵だったし、そこまで悪印象は残らなかったです。なんていうか、「タカラヅカのサヨナラ公演」という枠を外して観たら芸術的で綺麗な場面…というか。リピートするとなると、そこがいちばん神経にひっかかるであろうことは良くわかるのですが。

 デュエットダンスも黒燕尾も息を飲むほど美しかったし、退団者エトワールも素晴らしかったし、パレードの娘役3人降りがすごく斬新で楽しかったし(他組でもやろうよこれ!)、幸せな観劇でした。
 あと久しぶりに宙組の舞台を観て、私やっぱりかなめ姫が好きだなあとしみじみ思った(なにをいまさら)。つい目で追ってしまうんですよね…。あの佇まいも、甘い声も、好きだなあ。ゆひすみももちろん大好きなのですが、ショーのテルすみがめちゃくちゃかわいくてキュンキュンした!すみ花が『シトラスの風』のハナフサ様みたいでものすごく美しかった!そしてすっしーさんが超絶かっこよかった!(笑)

 これでナマゆひすみの宙組は観おさめ。
 あとは中継でお見送りしてきます。
 楽まであと3日、退団者の皆さんとファンの皆さんが輝かしい1日1日を過ごせますように。
posted by 白木蓮 at 22:13 | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 22, 2012

最近のいろいろ

 どうもご無沙汰しております。
 特に書きたいことがあったわけではないのですが(というか考えてみたらこの1ヶ月近くタカラヅカを観ていない…!)、このところ吐きそうな勢いで没頭してた仕事が一段落ついたし、週末に持ち帰る宿題もないし、同僚との飲み会が延期になったし、家でハイボールとかワインとか飲んじゃってほろ酔い気分だし、要するに今夜の私はヒマ人ですよ!ということで出てきました(めんどくさいなこの酔っ払い)

 いやあ、きょうはいろいろと発表がありましたね。

 まずは月組さん初日おめでとうございます!まさきさん、ちゃぴちゃん、お披露目おめでとうございます!
 観劇はもう少し先になりそうですが、フレッシュピチピチなまさちゃぴみりのトリオを楽しみにしております。CSでちゃぴちゃんにデレてるまさきさんがかわいい。

 さっき月組さんのお稽古場映像を見て、ああロミジュリフィナーレでデュエットダンスがあるのっていいなあ…と思い、雪組初日のコマせしる女装フィナーレにはびっくりしたなあ…と思い(いま思い返しても2011年のびっくりベスト3に余裕で入ると思う)、あの美しかったせしるがまさか本当に転向するとはなあ…と思い、そんなこんなを経てやっと押しも押されもせぬトップコンビになったキムミミが退団しちゃうなんて世も末だなあ…と思い、そんなことをぼんやり考えてたら『仁』の先行画像も出てました。→これ
 …なんていうか、キムミミ超かわいい!とかキムラさんの日本物やっぱり楽しみ!とかいうこととまったく別次元で、また一歩最後の公演に近づいてしまったような気がして、なんだか現実を受け入れられずにいます。こんなふわふわした気持ちのままあっという間に年末が来てしまいそうでこわい。うーん。

 ****

 そしてついに銀英伝のポスターが………ッ!!!!→これ

 かかかかかっこいい!かっこいい!ちょっとこれはもうかっこいい以外の言葉が出てこない!全世界に向かって「これがタカラヅカの本気なんだぜドヤァ」って叫びたい!(誰)
 かなめ姫のフォトジェニックぶりは言わずもがな、みりおんも素敵だしはすみさんの本気出しっぷりがハンパないし悠未さんは当然のイケメンぶりだし、まあ様も赤毛が似合って優しげでかっこいい!
 オヅキさんヤンがなんだかやけにキュルンとしててかわいくて面白いのですが(笑)、麗しの帝国軍のなかでひとり茫洋としてるヤンはオヅキさんの立ち位置(というかキャラというか)にぴったりな気がするのでとても楽しみです。なんたって宇宙を賭けた名将VS名将@テルキタだしさ…!(基本あくまでもテルキタ厨ですみません)
 はあああこれは大劇場初日いきたいなあ。無理かなあ。蘭寿コンが青年館・DCの初日楽ともすべて平日という鬼日程(ま た し て も !)のせいで、平日休むことに関してものすごく危機感が醸成されている…でも行きたい…。
 また近づいたらじっくり考えることにします。

 その前に控えている花組サンテグジュペリ、新公配役が出ました。
 キキちゃん主演おめでとう!全ツにつづいて花組に新しい風を吹かせてくれるのがすごく楽しみです。がりんも全ツで同期キキちゃんと一緒になることで良い意味での必死さが感じられた気がするので、次回公演でも切磋琢磨し合ってガツガツ伸びていってほしいなあ。
 そしてヒロインはまさかの春妃うららちゃん。あんり妹の春妃うららちゃん。
 えっと、いやその可愛いけど!すごく可愛いけど!活躍が楽しみだったけど!花組配属になってうれしかったけど!
 しかし配属後すぐヒロインっていうのは何よりもご本人が大変ですよね…。くじけずにがんばってほしいです。この経験が、これから先のタカラヅカ人生の糧になりますように><


 そんな感じの6月22日でした。
 あしたはやっと宙組を観ます!ソーラーパワーを感じろ、イエイ!(飲みすぎてテンションがおかしい)(家なのに)
posted by 白木蓮 at 23:53 | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 12, 2012

シャイニングリズムの壺

 今更ながら、雪組『Shining Rhythm!』の感想もちょろっと。
 みみちゃんの発表が出る前に大半を書き終わってしまっていたので、いま見るとテンションがアレなのですが…逆に言うと、このどんよりモードになる前にちゃんと記録しておけてよかったかもしれない。初見メモはこちらです。


・一部で不評だったっぽいプロローグの振付、私は大好きでした。この振付に関して友人と話していて、たぶん私の中では「面白い」に対するプライオリティが人より高いんだなと思った(いまさらか)。あの両手でパンをこねるみたいな動きも面白いのですごく好きです!

・中村Bのプロローグはなぜいつもトップ娘役の登場で手拍子が止まる構成になってるんだろう…。雰囲気がしっとりするのはいいんだけど、ラブシンフォニーの彩音たんも今回のみみちゃんもちょっとかわいそうだったなあ。せめて登場で拍手したかったなあ。

・キムミミで踊ったあとチギタさん〜咲奈さままでの男役9名が踊る、のをキムミミが見ている(!)という図がなんだか珍しい気がして好きでした。キムラさんに、次いでみみちゃんに、9人揃ってアピるような振りをするのがよかったなあ。特にみみちゃんのターンが(笑)。かわいい女の子が男子大勢にチヤホヤされてる図はいいですね。

・銀橋で歌うキムラさんが美声すぎて幸せ。

・クールリズムの場面は最後まで目が足りなくてどうしよう!という感じだったのですが、結局最後まで久城くんか咲奈さまかオヅキさんを観ているうちに終わってしまった…。もうちょっと娘役ちゃんたちも観ればよかった><
 女子が出てきたときに、端でくつろいだり会話したりしてる男役のみんながかっこよくて目を離せなくて困りました。オヅキ茶によると「マイク入ってるからあんまりしゃべれなくてエア会話」らしいけど(笑)
 チギあすの肩組みとか、ほたあすの絡みとか、久城くんが移動しながらあんこちゃんの頭をポンって叩くのとか、好きだったなあ。
 レオくんもやっぱりかっこいいし、月城くんもがんばってたし、咲奈さまもますますかっこよくなってるし、みんな公演を重ねるごとにどんどん自由にかっこよくなっていった気がします。

・そんな感じで男役ばっかり観ちゃってたのに、さらさちゃんのウインクはいっぱい目撃した!ありがとうさらさちゃん!
 次期リサリサポジ(ウインク的な意味で)はさらさちゃんですね。

・アンダルシアの場面はキムミミまつ絡みもおいしかったし、とにかく振付がかっこよかったなー。あんなにガチで激しく踊るキムまつってわりと珍しいような。贅沢!
 赤い砂の皆さんも素晴らしかったです。あゆみ先輩のキレは言わずもがな、ひーこちゃんとかもう…すごすぎる…!本当に生身の人間ですか?ゼンマイか何か入ってませんか?と訊きたくなるようなトルネード回転ぶり。人ってあんなにも回れるんやね…。
 あと金髪を振り乱して踊る白峰ゆりちゃんが、なんていうか外国人シンガーのバックダンサーみたいでかっこいいなあと思って観てました(笑)。ひとり顔と名前が一致しなかったのは新研2の沙羅アンナちゃんかな。綺麗ですよね。

・まっつさんがセリ下がったあとのキムミミがすごく好きでした。ようやくふたりきりになれたのに、ちっとも甘くないしニコリとも笑わないんですよね。おなじ罪を分かち合い、おなじ傷を負って生きていくふたり…みたいな痛みが感じられて、キムミミならではの妙味があってよかった。

・中詰めはほんとに楽しかったーーーー!!!何度観てもオヅキさんの1号セリにドキドキした!!
 オヅキさんが若手男役を連れて銀橋に出てくるところは「おお、久城くんがスターみたい!」と思っていつも久城くんロックオンだったのですが、あるとき下手前方席で観たら目の前がほたっさん&ザッキーで、もう釘づけになった(笑)。一緒に観た友人は終演後、「ほたっさんとザッキーが来た瞬間に『神席ってこういう席のことを言うのか…!』と思った」と真顔で言っていました(笑)

・せしる女役転向が発表されたいま、あらためて、男役せしるが娘役ちゃんを引き連れて銀橋渡る場面があってよかったなーと思います。いまCDでこのパートを聴くとちょっと泣きそうになる。

・コマつん&お姉さまズの場面で、超ハジケて踊ってるリサリサがかわいくてかわいくてかわいくてどうしようかと思いました。

・オヅキさんきたー!せしるきたー!コマつんきたー!マッツステップきたー!チギミミきたー!っていう流れがあまりにも神すぎて思い出すだけで幸せ。キムラさんが登場する瞬間の緊張感と、そのあとのちょっと大人っぽい群舞も好きだったなあ。

・キムチギごろんごろん&まっつさん熱唱のターンは最後まで「おとうさーんみてみてー!」にしか見えなくて大変だったのですが(私が)、ダンス終盤の「あれ、いつのまにかおとうさんいなくなっちゃったね^^」「ほんとだねてへぺろ^^」みたいなキムチギがかわいすぎたからもう何でもいい!です!!

・初見から気になっていた、中詰めラストでの久城くんのセクハラぶりが最後まで(というか最後に向かってますます)ひどかった。ひーこの腰を抱き寄せて撫で回してた。歌劇6月号の楽屋日記といい、上級生娘役に対してなぜあんなにドSなのか…!弟キャラこわい…!

・キングあゆが安定の歌謡ショーぶりでほんとに面白かった。あの場面、バランス的に絶対長いよね(笑)。私のなかではまっつさんが「キング、私ゆっくり着替えたいからあと1フレーズ増やしてー」と言ったことになってます(言いがかり)。面白いからいいんだけど!

・影のまっつさんかっこよかったー。翔咲もかっこよかったー。私は咲奈さまのシェネが好きです。

・ここの久城くんがすごいテンション上がってて(たぶん)、ニヤリとしたいい笑顔で手足を振り回しながらガツガツ踊ってるのが若者らしくていいなあと微笑ましく眺めていたのですが、ふと近くにいるえーちゃんを見たら、すっごいクールな顔でビシバシ踊っててめさくさイケメンだった(笑)

・いまさら私が言うことでもないけど、光のキムラさんの歌は本当にすごかったなあ。光メンバーにオヅキさんが入ってるのがわりとツボでした(笑)。やっぱりオヅキさんのダンスが好き。

・影の皆さんがセリ上がってくるとき、まっつさんが乗ってるいちばん小さいセリにひーこちゃんが一緒に乗ってるのがうれしかった!!

・コマつんが上手から登場するときの音楽が正しくブロードウェイ!って感じで、すごく幸せで、でももうすぐショーが終わっちゃう…と思うと淋しい気持ちになりました。コマつんの歌声も、光と影で昂揚した気持ちを穏やかに鎮めてくれる感じで心地よかったー。

・翔くんのロケットボーイがまた正しくロケットボーイで!かわいい!
 ふつうのロケットに比べてもすっごい脚上げてる気がするんですが、最後まで超笑顔でがんばった翔くんとみんなに乾杯。

・そしてパダンパダン。みんな大好きパダンパダン。
 平澤先生の振付も、あのこわい歌詞も、そしてキムラさんの声も、ほんっとに好きでした。CDで聴くとまだあんまりキムラさんががなってないんだよね…。東京のガナリは素晴らしかったな。
 個人的ツボは、やっぱり「大階段での久城くんのポジがビック君@ファントムと一緒」ってことです(笑)。同期だけどサイズ感の差が…!(こら)

・そして燕尾となるとやはりオヅキさんの安定感やまっつさんの花男ぶりは秀逸だなあと思うのであった。

・みみちゃんかわいいー!かわいいーー!!!!
 がおりん&咲ちゃんの歌も観るたびに幸せな気持ちになりました。咲ちゃんの客席アピールがどんどん成長していたのもうれしい(笑)

・退団者&組替え者フィーチャーも本当によかったですよね…。リサリサかわいかったな…。
 ここの場面にかぎらず、なのですが、もうこうやってショーで踊りまくるナガさんを観るのは最後かもしれないと思うとどうにもこうにも胸がギュッとなりました。専科さんに行ったらお芝居がメインだし、ショーに出るとしてもスポット的な扱いでこんなふうに群舞でガンガン踊ることはもうきっとないだろうなあ…と。
 ショーのナガさん、いつでもかっこよくて男前でパッショネイトで大好きでした。
 そのあとにチギタさん以下の男役陣がずらっと銀橋に並ぶのも壮観だった!

・デュエットダンスの素敵さもさることながら、ニワさん&朝風くんのカゲデュエットが斬新すぎて未だにときどき「ババババデュババオ〜アデュババ♪」と口ずさんでしまう。メゴビボンビアサムソン!むだなきのぼりトントントン!(私の耳にはこう聞こえた)

・あろうことかここまで書いて筆が止まっていて、ここから先は「みみちゃんの退団を知った私」がお送りしているのですが…もう…私のバカ><
 シックで大人っぽいキムミミが好きでした。キムラさんがぐいっとみみちゃんを引き寄せてふたりの顔が近づく瞬間が好きでした。リフトも好きでした。最後にみみちゃんにチューするキムラさんが思いっきり肉食顔になるのも大好きでした。
 …淋しいなあ。

・さらさちゃんのエトワールは、まさに私のイメージする「理想のエトワール」だった。素晴らしかったです。

・いろんな思いが交錯しててよくわかんないのですが、でも、いま自分が書いたものを読み返してみるとやっぱり楽しいショーだったなあと思えるし、記憶のなかで雪組のみんながキラキラしてるし、そんな公演に出会えたことが本当幸せでした。ありがとう中村B!ありがとう雪組!!
posted by 白木蓮 at 20:17 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 11, 2012

退団発表

 ようやくカルロスの感想を上げてさあショーを、と思っていたところで、出てしまいました。


2012/06/11
雪組トップ娘役・舞羽美海 退団会見のお知らせ

雪組トップ娘役・舞羽美海が、2012年12月24日の東京宝塚劇場公演(『JIN−仁−』『GOLD SPARK!−この一瞬を永遠に−』)の千秋楽をもって退団することとなり、2012年6月12日に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。



 ……もう、なんて言ったらいいかわからないのですが……。


 やっぱり残念だし無念だし、悔しいしもったいない。
 相手役さんと一緒に退めるのは娘役として美しい花道なのかもしれないけれど、それ以上に、私は娘役スター・舞羽美海の成長を、完成を、ちゃんと見届けたかった。
 まだまだ若いし、まだまだ成長できるし、まだまだいろんな役を演じられたはずなのに。もっともっと大きく美しい娘役トップになれたはずなのに。
 キムミミ大好きだけど、でもみみちゃんという娘役の価値はそこにだけあったわけじゃないのに。

 娘役をきちんと「スター」に育てられない劇団は悲しい。
 ご本人が決めたことなら仕方ないと思ってみても、やっぱりこの状況はあまりに悲しいです。

 キムラさんもそうだけど…どうして組と組ファンが小さいころから大切に大切に育ててきた美しい花を、やっと見ごろになったとたん摘んでしまうんだろうなあ。


 ****


 そして、花組のだいじな花たちも。


2012/06/11
花組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

 (花組)
  愛音 羽麗
  輝良 まさと
  銀華 水
  愛羽 ふぶき
  雪華 さくら

     2012年10月14日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団



 前回にひきつづき、花組を花組たらしめていた大好きな人たちがいなくなってしまう。
 彼らのいない花組が想像できなくて、ただただ単純に淋しいです。




 …あー、なんか、週明けから打撃が大きすぎて「しっかりお見送りしよう」みたいなポジティブな気持ちがまだ全然わいてこないな。つらいな。
 みんなにとって良い公演になりますように、ただそれだけを祈っています。
posted by 白木蓮 at 23:34 | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 10, 2012

ドンカルロスの壺

 またまたご無沙汰しております。梅雨入りしちゃいましたね。
 全然更新できておらずひどい状況ですが、そんななか拍手コメントをくださった皆様、ありがとうございます!身に余るお言葉も頂戴して恐縮しております。
 このところ何件か「お仕事で文章を書いてるんですか?」的なコメントをいただいたのですが、全くもってそんなことはございません!が、いつか何かの折に仕事で文章を使えるぐらい精進してまいりたいと思います。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

 さて、楽から2週間も過ぎてしまいましたが
 大好きだった雪組『ドン・カルロス』のツボを書き残しておきます。初見メモはこちら


・狩りの場面、とりあえずカボチャパンツ祭りすぎて毎回あまりのかわいさにニヤニヤしてました。チギタさんもカボチャ、せしるもカボチャ、翔咲もカボチャ、オヅキさんまでカボチャ(しかも若作り)。なんだあのフィギュア感!全員集めて棚に飾りたい!

・みんながわりと抑えたトーンの衣装を着ているなか、ハウルだけが妙に鮮やかな色合いで目立ってて面白かった。近年のハウルは明確に「ハウル枠」を確立しつつあると思います(笑)。最後の新公であんまり見せ場がなかったのは残念だったけど、これから色々活躍してほしいなー。

・鮮やかといえば、まなはるのピンクのリボンも外せない!あのピンク色の主張っぷりが妙にまなはる!

・娘役ちゃんたちがキャッキャウフフしててかわいかった。みんなを束ねるエボリ公女さまの貫禄もすごくよかったです。あゆっちのああいう声音、好きだなあ。
 2回目以降に観ると、あゆっちがやたらチギタさん推しなのが面白くて仕方ない(役名で言えよ)

・カルロスのソロ、初見時から「こんな歌詞を音月桂さんにアテガキするキムシンこわいわー」と思っていたものですが、東京ではなんかもうシャレにならなさすぎて…。
 毎回あの歌が始まると客席の空気がぎゅーーっと集中してキムラさんに向かっていくのを感じて、誇らしいような切ないような、なんともいえない気持ちになりました。「からっぽだ」と歌うキムラさんの声が本当に「からっぽ」で、凄かった。こわかった。
 でもあの歌が本当に大好きです。あの歌をキムラさんに書いてくれたキムシンありがとう。

・初見から楽までまっつパパがかわいくてかわいくてどうしよう!という感じだったのですが、某友人が
 「人名表をめくっているまっつが『オー人事オー人事』に見える」
 と言っているのを聞いて以来、もうそれにしか見えなくて毎回吹いてました。すみません。

・それにしても赤い幻影のチョイスが絶妙すぎますよね。娘役もすごいけど、朝風くんからのりーしゃからのザッキーって!初めて観たときニヤニヤを抑えられなくて大変だった!

・ほたっさんの如才なさがかわいくて仕方ない。まっつパパ、チギタさんの助手にほたっさんを付けてあげればよかったのに。それはただの探偵SAGIRIです。

・ハンドダンスの場面、ヒメ様が異様にかわいくて動揺した。つい数分前まで怖い幻影だったのに、何あの正統派なかわいさ!おそるべしヒメ様!
 「殿下すごぉーい!」ってとこもめちゃくちゃかわいかったですよね。いやあのアピり具合の過剰さはまぎれもなくヒメ様なのですが。

・そしてリサリサがとにかくかわいかった…!登場の場面が厳しい感じだから、ギャップ萌えというか(笑)、フアナ様への好感度が一気に上がる場面で大好きでした。

・ハンドダンスの揃いっぷりが雪組すぎた(笑)

・新公のこの場面は、みみあゆのおばあちゃんがひたすら可愛くてバイトの久城くんがひたすらイケメンだった思い出。そして久城くんがテーブルの下でやたら脚をガン開きしていた思い出。

・「お優しい殿下に 心から感謝を♪」の最初に鐘の音?が入るのが、なんかのど自慢で失格したときみたい!残念!てずっと思っていたのですが、このくだりが好きすぎて、しまいにはあののど自慢の音を聞いただけで涙がでてくるというパブロフの犬状態に。
 みんなが本当に真摯なまなざしでキムラさんを見つめながら「お優しい殿下に 心から感謝を♪」と歌っていて、その光景をキムラさんが眺めていて、客席のほうへ向き直ったキムラさんの目が潤んでいて…。
 「礼を述べないでほしい」と言うキムラさんの表情と声が、なんだか忘れられません。

・ポーザさんがネーデルラントの惨状を述べる場面で、いつも『ハプスブルクの宝剣』が思い出されて仕方なかったのは私だけじゃないはず。

・「従者たちがたまたま部屋の前に戻っていたら!」というカルロスの言葉に、ご学友たちが全員揃って「(゚д゚ )≡ハッ」て顔で下手袖を振り向くところがあまりにも揃いすぎててコメディっぽいなあと思っていたら(そんなご学友の皆さんが大好きです!)、新公は適度にバラバラな感じであんまりコメディっぽくなかった。あの一糸乱れぬ動きはキムシンの指示なのか。

・「レオノール」と「カルリート」が好きすぎてどうしようもないです。あのキムミミが大好きです。
 カルロスが「あの誓いをおぼえている?」と昔話を始めるとき、レオノールが一瞬だけ彼の話に引き込まれて、夢見るような瞳をするんですよね。あの瞬間、そしてすぐ彼女が現実に立ち戻る瞬間がすごく切なくて好きだったなあ。

・しかし何度観ても、
 「ノーラ…ノーラ!」
 と呼びかけられたレオノールが
 「はい!」
 と返事をして「答えてくれた!」ってなるところで「…つまり、呼ばれたから答えたわけで」とアテレコしたくなって困った(c.f. アルジャノン@アーネストインラブ)

・ポーザさんのキャラというか立ち位置がわりとダルタニアン(『仮面の男』の)と被るので、いつ「このポーザ…」と名乗りを始めるかドキドキしていたのですが最後まで名乗らなかったよね(一緒にしないで!)

・『ドン・カルロス』はどの場面も好きで、キムミミふたりだけの場面も「心から心へ」も大好きなのですが、いちばん好きな場面を挙げろと言われたら舞踏会かもしれないなあ。
 と、いまあらためて思い返してしまうくらい、舞踏会が心底好きでした。
 コマつんの歌も素敵だったし、「さあ、あなたをつかまえた」もキュンとなるし、構図も美しかったし、何より全体が、まるで幻のような非現実的な雰囲気に満ちていて。
 いわゆる舞踏会らしくないゆったりしたテンポのせいなのか、旋律が「レオノール/カルリート」だからなのか、とにかく舞台から溢れてくる「つかのまの夢」感がすごかった。本当に切なくて本当に美しかった。
 ふたりを見つめるイサベルの表情も切なかった…。初見時は、イサベルがカルロスのこと好きなのかなあって思ってるからもしかして嫉妬?と思うんですよね。でも2回目以降に観るとそうじゃなくて、もっと深い悲しみと愛情を持ってふたりを見ているんだなというのが分かって、なんともいえず胸が締めつけられました。
 カルロスの「母上のためにもあなたを誘うのです」という言葉の意味も、2回目以降にすごく響いてくる。「口元だけであなただと分かる貴族はいません」って言うけど、イサベルだけはレオノールが分かる。分かった上で、すごく幸せそうにふたりを見ていて、だからこそひとりきりであの場所に佇んでいる彼女の姿が哀しくて…
 あのあゆみ先輩本当によかったなあ。すべてを見守っているコマつんの存在感も素晴らしかったです。

・今回あゆみ先輩にこういう機会が与えられたことも、そして彼女がその機会に応えてめきめき成長していったことも、雪組スキーとしてとにかくうれしかった。
 スカイナビゲーターズを見ていても思うのですが、やっぱり「注目される」ってすごいことですよね。もともと綺麗だけどどんどん綺麗になってるもん!ぽっぷあっぷTimeでの美しさなんて尋常じゃなかったもん!

・ちなみに新公テッツィアーノの久城くんはコマつんよりも若いというか「イタリアのチョイ悪オヤジ」感が強くて、歌も「イタリアではぐくまれた…」のところでちょっとだけ色男っぽいガナリが入っていたりして、大変かっこよかったです。コマつんは「すべてを見守っている」感じなんだけど久城くんは「すべてを操っている」感じに見えた。どっちのテッツィアーノも良かったなあ。

・舞踏会のあとのキムミミも大好きでした(大好きなところが多すぎて節操ない)
 みみちゃんがひざまずく仕草がとても好きです。音速でシュッと小さくなってスカートのなかに埋もれちゃうところがかわいくて、それでいてちゃんと背筋に気品と意志が感じられる。『黒い瞳』のマーシャといい、ゆうこちゃんの動きを研究したんだろうなあ…と思う(笑)

・レオノールの
 「どこかで誰かが、今夜もひとりきりなのかもしれません」
 とか
 「自分ではどうにもならないことも、たくさんございます」
 という台詞が好き。台詞自体も好きだし、みみちゃんの言い回しもすごく好き。

・しかしこの直後に衝撃のあゆチギ(笑)
 「父親は、あなたよ」
 ってあゆっちに言われたときのチギタさんの「ガーン」っていう顔がおもしろすぎて!かわいすぎて!もう大好きだよSAGIRIさん!(SAGIRIさんて言うなよ)

・あのくだりのあゆっちは男前ですよねえ。
 筋書きの「えっww」感といいあゆチギのキャラ設定といい、ゆめみさんの絶妙なシリアスさといい、火サスっぽさ満載でたまらんかったです。

・霊廟の場面が毎回「パパしっかり!www」とニヤニヤしているうちに終わってしまったのですが後悔はしていない。
 この作品への総評の常套句(笑)である「家族の会話は家でやれ!」について、友人が
 「一応は家でやってるんだよね、すごく広くて人がいっぱいいるだけで」
 と言ってて目からウロコが落ちました(笑)。たしかに霊廟もおうちの一部だ。異端審問やってる場所もたぶんおうちだ。

・初見メモにも書いたけれど、「心から心へ」のセンターがオヅキさんなのが本当にうれしくて、殿下への呼びかけを聞くたびにいろんな思いがよぎって、とにかく忘れられない場面でした。そこから始まるアカペラのコーラスも好きで好きで、聴くたびに新鮮な気持ちで泣けてしまった。アカペラの最初のソロがゆめみさんなのもうれしかったし。

・コーラス終わりで銀橋にいる久城くんが「殿下…ッ!」て小さく叫ぶんだけど、マイクついてないのに日に日にお芝居が激しくなってて、楽は2階A席で観てた私にも彼のナマ声が届いたミラクル(笑)

・みみちゃんの「死なないで…」が公演を経るごとにどんどん切なく悲壮になっていって、後半はもうあの台詞を聞くだけでもらい泣きしてしまった。
 強く凛として「男の人は勝手です」と殿下をなじれる彼女だからこそ、あの「死なないで…」があんなにもかわいそうでかわいかったんだと思います。

・ついったーで「あのみみちゃんの顔をキムラさんしか見られないなんてずるい」と書いたら「キムシン作品は客席から見える見えないの考慮がないですよね」というようなリプをいただいたのですが、確かに『オグリ!』の照手姫の演出はひどかった…。あのときのすみ花の表情を見られなかったのは一生の心残り(重い!)

・それにしても花道で帽子を脱いだまっつパパは美形だったなあ。まっつリサリサって、とんだ美形兄妹だなあ。

・ニワさんのセリ上がりにびっくりするの巻(笑)
 あの異端審問長官は本気でこわかったー。
 新公の月城くんは、バイトの関係もあるのかふつうの顔色でふつうのイケメンでした。しかし月城くんもうまかった…立派だった…。まあ研2になったばっかりの新公(ソルフェリーノ)でニワさんの役をやって客席の度肝を抜いた彼だもんね!

・ここのまっつパパの一連の流れが好きすぎて何度マネしたことか(まちがった愛情表現)
 特に
 「だが、この恥は取り返しのつくものだ…!(どや顔)」
 はヅカ友と集まるたびにマネしてました。ごめんなさい。大好きです。
 あと、「もしもフェリペ2世を蘭寿さんがやったら」という妄想大会も相当楽しかったのでここにメモっておきます(いらない)。「消えろ…!」とか「愛、か……」とか「見るべきものは、見た♪」とか「なぜだぁ…ッ!」とか「レオノールとやらに伝えておくのだ★」とか(だからいらない)

・この場面のイサベルはあゆみ先輩がもともと持っている強靱さが存分に生きて、好きだったなあ。
 新公の桃ちゃんは、言われるままに嫁いできたか弱い王妃がここでやっと自我に目覚めた…という感じがして、あゆみ先輩はもともと内に秘めていた王妃としての強さがここで一気に花開いたという感じで、持ち味がぜんぜん違って面白いなと思いました。

・場面が前後しますが、カルロスが投獄されてる場面のレオノールにも同じような違いを感じたかも。
 みみレオノールはそもそも「強い」人なんだけど、あんりレオノールはそれまでは翻弄されるタイプだったのが「死なないで…」で初めて自分の思いをぶつけることができたように見えた。桃ちゃんもあんりちゃんも、変な言い方だけど「窮鼠猫を噛む」みたいな(笑)一種爆発的なエネルギーが感じられたのが面白かったです。

・トレド大司教様の、というかナガさんの、あったかさに本当に救われた。

・この場面の「心から心へ」でガン泣きしすぎて、もう…。
 コーラスに乗せてキムラさんがソロで歌う、「とりかえーしーのー♪」の「のー♪」ってところが死ぬほど好きでした。たぶん伝わると信じてる。
 そのあとちょっとアップテンポになるところでわけわかんないくらい涙腺を刺激されてしまって毎回ハンカチがびしょびしょになっていた思い出。でも歌のあいだずーっと木槌(?)を振り上げたまんま静止しているニワさんを見てちょびっと癒されていた思い出。

・ここで出てくる頭巾をかぶったレオノール、最初は幻想かなんかだと思っていたのですが、実は最初からずっといたんですね!そして無罪が告げられた瞬間、フアナ様の指示でサッとハケていくんですね!実体があったのか!(笑)

・基本的にご学友下級生陣のキャラ立てとしては、久城くんが荒ぶってるのをまなはるが宥める…という図が多かった気がするのですが、無罪判決の瞬間にまなはるがすごい勢いで久城くんを抱きしめててて久城くんの骨が折れるんじゃないかと心配になるレベルで、ああやっぱりまなはるはまなはるだなあ^^と思った次第です。

・すっごくどうでもいいんだけど、ナガさんの
 「ハプルブルグ家のカルロスを、無罪とする!」
 を聞くとどうしても後ろにスクリーンが見えて「 無 罪 」っていう文字が効果音とともに出てくる気がしていた私の逆裁病。

・銀橋でノーラに後ろからから抱きつかれた瞬間のカルリートがめちゃくちゃかわいくて幸せそうで、その瞬間空気を読んでみんなに「下がれ」みたいな指示をするパパがまたかわいくて、本当いいハッピーエンドだったなあ。

・そのハッピーエンドに号泣していた千秋楽、最後の最後で壇に上ろうとしてけつまずいて手をついた月城くんに超癒された(笑)。あの美しい顔と落ち着いた芸風に似合わず、ちょっぴり動きがぎこちない彼から最近目を離せない私です!


 ということで、長すぎ&遅すぎですがカルロス感想は以上!ショーはまたのちほど!
posted by 白木蓮 at 22:42 | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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