December 31, 2009

年忘れスペシャル2009

 年末にドドッといろんなことがあり、書くつもりだった公演感想もすべて中途半端、行くつもりだったアサコさんの中継も行けず…というまことに情けない有様なのですが
 今年も一応半券カウントしてみました。
 毎年のことですが新公も1回として含めてあります。
 東西は分けてませんが、カラマーゾフのDC公演は去年のに入ってるので、今年分は赤坂公演のみです。
 ということでどうぞ。


【花組】
『太王四神記』6枚
『哀しみのコルドバ/Red Hot Sea』2枚
『オグリ!』1枚
『ME AND MY GIRL』2枚
『フィフティ・フィフティ』1枚
『外伝ベルばら/EXCITER!!』6枚
『相棒』1枚 計19枚

【月組】
『夢の浮橋/Apasionado!!』1枚
『二人の貴公子』1枚
『エリザベート』1枚
『ラストプレイ/Heat on Beat!』2枚 計5枚

【雪組】
『カラマーゾフの兄弟』6枚
『忘れ雪』5枚
『風の錦絵/ZORRO』21枚
『AQUA5コンサート』2枚
『ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO!!』14枚
『情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!』2枚
『雪景色』2枚 計52枚

【星組】
『My dear New Orleans/アビヤント』1枚
『太王四神記Ver.2』5枚
『再会/ソウル・オブ・シバ!!』2枚
『コインブラ物語』1枚 計9枚

【宙組】
『逆転裁判』6枚
『薔薇に降る雨/Amourそれは…』3枚
『大江山花伝/Apasionado!!2』2枚
『逆転裁判2』8枚 計19枚

 総合計104枚


 …ひいいぃぃぃぃ(白目)


 去年までアンダー80をキープしていたというのに、飛躍的な伸びを見せてまさかの100枚超え。
 すげー!年10回公演ってすげー!(たぶんそういう問題じゃない)
 ここにイベント中継だのミュージックサロンだの巴里祭だのディナーショーだのを加えたら一体どんなことになるのかいやはや(;´Д`)

 とりあえず雪組と逆裁を観すぎって話ですね。はい。

 来年はどうなるのか、まるで分かりませんが…
 2010年も、別れや出会いのひとつひとつをちゃんと胸に刻みながら
 私なりにタカラヅカを愛していけたらいいな、と心から思っています。

 皆様、良いお年を。




 ちなみに2009年のマイベストステージは『オグリ!』です。
 1回しか観てないけど(笑)
posted by 白木蓮 at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(2) | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 26, 2009

雪組

雪組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(雪組)
未来優希         
彩吹真央      ―すでに発表済み―
神 麗華
大月さゆ

       2010年4月25日(雪組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

貴穂しゅう
       2009年12月26日付で退団






 ハマコさん。じんじん。さゆさゆ。

 ひとりひとりに思い入れがありすぎて、何をどう書けばいいのかよく分かりません。





 ただ、雪組スキーとして
 それからキムくんスキーとして

 この状況はつらいです。







 とてもつらい。






posted by 白木蓮 at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 23, 2009

相棒初日

 花組シアター・ドラマシティ公演『相棒』。
 日帰りで行ってきました。
 また後ほど詳しく書ければと思いますが、とりあえずケータイから箇条書き。
 ちなみに私のキャラ理解はSeason8を数回見た程度のものすごい付け焼き刃なので、そこらへんご了承くださいませ。


・開演オープニングが右京さん。
・のっけからダーイシ全開。
・プロローグのダンスが違和感なくてカッコイイ!キレキレな腰の動きがどことなくおやじダンサーズ(←今回パパイヤ鈴木氏が振付に入ってるらしいので、多分そのせい)
・黒ブチ眼鏡で踊るまっつにちょっと萌え。
・勢いよく回るとき、律儀に眼鏡のつるを押さえるマトヴさんにも萌え。
・右京さんは野郎どもを従えて踊り、神戸さん(えりたん)は婦警さんたちを従えて踊る…というのが何となくキャラに合ってて好きです。
・しかしダーイシ、婦警コス好きだなあ(呆)
・なんていうか、ヲタクっぽいんだけどヲタクの表面をなぞってるだけというか、とりあえずコスプレさせときゃいいだろみたいな中途半端さを感じる。どうせならサイトーくんぐらい嗜好を極めてほしい(それもどうかと)
・だがしかし、ゆゆたんの婦警コスはおいしくいただきました!!でへ☆
・きらりのミニスカポリスが美脚すぎ。あと歌も上手くなった〜。
・伊丹(めお様)と米沢(みつるきゅん)のハマリっぷりが半端ない!すごい!!!
・めお様はそもそもの持ち味にぴったりの役だからいいとして、みつるきゅんはあんなに上手くて大丈夫なのか…(笑)
・えりたんとかめお様とか、「何をやってもえりたん」「何をやってもめお様」になる人は、こういう作品ではすごく強いなーと思いました。キャラを装っていてもどうしようもなく滲み出るその人らしさ、というか(笑)。キャラを正確に真似れば真似るほど、えりたんやめお様の強烈な個性が浮かび上がってくるのが面白い。
・その点まとぶんの右京さんは、あまりにも器用に水谷さんすぎて(笑)今のところまだネタっぽい感じが拭えず。もう少しまとぶんらしさが出てくればと思うんだけど、キャラ制限もあるし難しいかなあ…。
・しかしあの右京さんぶりは素晴らしい。一見の価値アリです。
・演出、構成はかなり悪い意味でダーイシな感じ。
・とりあえず場面が細切れブツ切りで見づらすぎる!テレビの場面割りじゃないんだから、こんなにコマゴマと転換されても。
・なんだかメリハリに欠けるというか、とりとめのない演出でした。曲の入るタイミングも、私的にはあまりしっくり来なかったり。
・あと、ヒロインあやねたんを完全な悪役にしちゃわないように…と気を使った結果(たぶん)、本筋であるべき推理部分がものすごーーーく弱くなった印象。
・いちばん見せ場になりそうな右京さんの推理場面が〇〇〇って!!ヒドス!!!(初日なので一応伏せます)
・あやねたんは素敵だったのですが(登場場面がなぜか警察官コスなのはGJ)、ピンクのワンピが安っぽくてあまり似合ってなかったのと、右京さんにラブな設定のせいでちょっと人格分裂気味に見えたのが気の毒でした。いちばんダークな魅力全開だった〇〇場面も〇〇〇だし。
・いやでもラブの部分に関しては、過去の伏線を入れたりしてダーイシも相当がんばってたと思うよ(上から目線)
・「あやねたんを悪役にしないぞ大作戦」のしわ寄せを一気にくらった感があるのがミワさんですが、グレートーンの警察場面のあとでいきなり派手に出てきて慟哭してたり、あまちゃきへのラブアピールがめちゃ欧米人で激しかったり、電話であやねたんと話す場面がなぜか海外ドラマの吹き替えっぽかったり、最後も慟哭してたり、ミワさんらしさは十分に出ていた…のではないかと…(やや弱気)
・それにしても石田氏はなぜあんなに臓器移植ネタが大好きなのか(e.g. 『青い鳥を探して』)。これもいたずらに取り上げただけで、表面をなぞってるようにしか見えないのですが。
・全体的にいろんなことが上滑ってる感じがしたのが残念。このあたりについてはまた別項で。
・さあやは流石だ。
・まっつが色々な意味でツボ。
・イティカ、出番は少ないけど可愛くていい女でした。
・あまちゃきのコスは最強!!ぎゃー!!!
・らいらいの前のめり感が芹沢くんそのまんまでツボった。フィナーレではもちろんウインク捕獲(笑)
・ハッチさんの投げやりな台詞廻しがとてもステキです。
・星原先輩みたいな警察のエライ人、普通にいそうです。
・終盤で神戸くん+大勢の大合唱があるのですが、ここのえりたんソロがめっちゃ見所!かなり赤面します。お聞き逃しなきよう。
・フィナーレはプロローグと同じく、ほどよくパパイヤ鈴木でカッコイイ(笑)
・デュエダンの最後にネタが入るのもご愛嬌。


 以上!
 読みにくくてすみません。
 「三次元を舞台化する」ことの難しさは随所で感じたものの、とにかくみんなのキャラ立ちっぷりが素晴らしかったです。特にめおみつる!(←しつこい)
 これから回数を重ねるうちに、全体の流れにリズムができてもっと良くなるだろうなと期待しています。
 青年館で待ってるよー。
posted by 白木蓮 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 20, 2009

心の翼

 『タカラヅカスペシャル2009 WAY TO GLORY』、有楽町での中継に行ってきました。


 きっと泣いてしまうだろうな、とハンカチを用意して観ていたのですが(そして実際、オープニング雪組のリオで若干泣いたのですが)

 ものすごくフリーダムに盛り上がる宙アパショと、しょっぱなエンジンかかりまくりの蘭寿さんに撃ち抜かれて早くも泣き笑い状態に。

 ちょ、ちょっと!!!
 風の錦絵→リオデブラボー→ソウルオブシバ、の流れは比較的オーソドックスというか、あくまでもヅカスペ用の端正な盛り上がり方だったのに宙アパショときたら…。

 なんでいきなり、歌っているゆうひさんの背後かららんとむがネットリ絡んでくるんですか!
 なんで「男役陣がゆうひさんに迫るかたわら、熱く絡むとむすみ」とかが展開されてるんですか!
 なんか全体的にノリが自由すぎる!!いや嬉しいけど!!(錯乱)
 のっけから客席で悶えてしまって困りました。


 で、気を取り直して迎えたパロディコーナー。

 み…
 宮崎弁のアンドレ…

 (゜Д゜;)))))

 (もはや泣くどころではない事態)(違う意味で涙が)


 えー。
 雪組のパロディコーナーはなぜか花組外伝ベルばらの要素がふんだんに盛り込まれており、
 ものすごく宮崎弁のゆみドレ&やたら暑苦しいキムカル、の激しい芝居が繰り広げられていました(とおい目)
 それでみなこマリーズが出てきて雪組子たちがみんなゾロになって出てきて、「黒い騎士」ならぬミズ先輩のゾロも出てきてゾロがゾロゾロ。みたいな。(←超なげやりな説明)

 いやまあ、本公演ではなかなか見られないゆみキムを思わぬところで捕獲できたので、がっつりおいしくいただきましたけども!!
 「千の誓いが欲しっとか、万の誓いが欲しっとか」(……)のあと、今宵一夜をまるまる歌ってもらってもよかったんですけども!!
 なんかもう、ゆみキム絡みは「たまに出てきたと思ったら男女カポーdeお笑い」が定番なのか…となみサヨナラショーとか。
 な、何はともあれ、みんな楽しそうでした。よかった。

 星組は、いちばんひねってない感じだったけど(笑)ヘルメットかぶってるメガホンを振るれおんくんと、真剣にアホ芝居をする星組子たちがかわいかったので満足。特にすずみんの入り込みっぷりハンパない!(さすが!)
 わざわざ振り向いて、ヘルメット着用のれおんくんを見て笑ってる愛ちゃん(指揮:佐々田愛一郎氏)がバッチリ映り込んでたのも満足。
 そして88期のダブルチュムチを見られたので大満足!ミラクル!!

 宙組は、まあ、見るからにいちばんパロディしやすそうなアレですよね(笑)
 とりあえず「異議あり!」と「ぐっ…!!」という、みんなに通じるお約束があるのは強い。
 みっさまが無駄に芸達者すぎてステキ☆
 いりす氏が無駄に色気ふりまいててステキ☆
 みーちゃんはおいしかったッスねー。
 らんとむ可愛かったッスねー(異議は却下します)
 最後の曲が大江山なので、スーツで膝を曲げてすり足してるニックとエッジワースもラブリーでした。

 ****

 そんなこんなで1部はヘラヘラ笑ってるうちに終わってしまったのですが
 2部はさすがに…いろいろと。

 「すみれのボレロ」、本当に本当に美しかったです。
 正直言うと、あのときほど「タカラヅカスペシャルが大劇場での公演だったら、あの階段が26段あったら」と思ったことはないけれど。
 でも、本当にきれいだった。
 この人が、この人たちがタカラヅカの男役として今ここにいることを、素直に幸せだと思えました。
 悲しいと思うあまりに、彼らのこれまで歩いてきた道程やいま立っている場所までも否定することはしたくない。
 これから彼らが歩いていく道も、涙ではなく花で飾られた道であってほしいと思います。
 だって中継のモニターで見るゆみこちゃんは、本当にいつもどおりの、優しい笑顔を見せてくれていたから。
 踊り終わって両隣のかなめ姫とらんとむに向けた笑顔も、すごく優しくて温かかったから。
 その優しさと強さを、客席で少しでも受け止められる観客でありたい。
 不遜きわまりないですが、そんなことを思いました。
posted by 白木蓮 at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 19, 2009

見上げれば空は青く

 公式発表から4日が経ちました。
 朝、目が覚めて「ああ、夢じゃないんだ」と噛みしめることにも慣れました。


 なんで、どうして、と、今もやっぱり思います。
 一体どうしてこんなことになってしまったのか。


 現実のタカラヅカは、甘い夢だけでできているわけではない。
 様々な出来事の裏に、私たち一般ファンになど到底知りえない事情がたくさんあるのであろうことは承知しているつもりです。
 夢みて努力さえすれば誰もがスターになれるわけではない、ということも分かっています。

 それでも
 ファンの目に映るタカラヅカは、夢の世界であってほしかった。
 もし私たちの気持ちにかなわないことが起きるとしても、せめてそれは、夢の世界の流儀にのっとったやり方であってほしかった。


 現在、私が親しくしてもらっているヅカ友の7割はゆみこちゃんのファンです。
 特にいつもつるんでいる仲間は、ほぼ全員がゆみこファンです。
 15日の夜、悲しみに憔悴しきった彼女たちの顔を見て
 そのときもただひたすら「どうして」という思いを噛みしめるばかりでした。

 ただまっすぐにゆみこちゃんを愛してきたはずの私の大切な友人たちが、どうしてこんなに泣いて泣いて苦しまなくてはいけないのか。

 実際の事情がどうあれ、これだけ誰かの心をえぐり傷つけることがあってはならない。
 そんなことは誰にも許されてはならない。
 まして企業が大事な顧客を苦しめるなんて。
 あえて現実的な言い方をするならば、タカラヅカの売りである「夢」のイメージを守り、その流儀を貫くことが最大の顧客サービスであるはずだし、それを徹底することが企業イメージの向上、ひいては利益の増大にもつながるのではないかと思います。
 目先の利益だけを追い求めて顧客を真剣にかえりみない企業がどんなことになるか、誰にでも分かることなのに。どうして。


 ****


 私の周りにいるたくさんのゆみこちゃんファンの人たちはもう、前を向いて、ゆみこちゃんと一緒に歩きはじめています。
 私も、私なりのやり方で、たくさんの時間を自分の中にとどめておきたい。
 もちろんゆみこちゃんのことも。他のジェンヌさんたちのことも。
 だって何が起きても、タカラジェンヌはそれぞれの場所でそれぞれの公演を頑張っているんだから。

 見届けなくては。
 できる範囲で、精いっぱい。
posted by 白木蓮 at 23:50 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 15, 2009

足跡のない道

雪組 彩吹真央 退団について

このたび雪組の彩吹真央が、2010年4月25日の雪組東京宝塚劇場公演『ソルフェリーノの夜明け』−アンリー・デュナンの生涯−、『Carnevale(カルネヴァーレ) 睡夢(すいむ)』−水面に浮かぶ風景− の千秋楽をもって退団することになりましたのでお知らせいたします。なお、今後の出演スケジュールは下記の通りです。

■今後の予定
(1)2009年12月19日(土)〜20日(日)<梅田芸術劇場メインホール>
 『タカラヅカスペシャル2009〜WAY TO GLORY〜』
  監修/三木章雄 構成・演出/中村 暁、中村一徳、木村信司

(2)2010年2月5日(金)〜3月8日(月)<宝塚大劇場>
 赤十字思想誕生150周年 宝塚ミュージカル・ロマン
 『ソルフェリーノの夜明け』−アンリー・デュナンの生涯−
  作・演出/植田紳爾
 ショー・グランデ『Carnevale(カルネヴァーレ) 睡夢(すいむ)』−水面に浮かぶ風景−
  作・演出/稲葉太地

(3)2010年3月10日(水)〜11日(木)<宝塚ホテル>
       3月13日(土)〜14日(日)<第一ホテル東京>
 彩吹真央ディナーショー『(タイトル未定)』

(4)2010年3月26日(金)〜4月25日(日)<東京宝塚劇場>
 ※演目は(2)に同じ

なお、宝塚大劇場公演千秋楽(3月8日)および東京宝塚劇場公演千秋楽(4月25日)には公演終了後引き続き、サヨナラショーを実施予定です。





 なんで、どうして、という言葉しか出てこないし信じられないし信じたくない。




 もう二度と劇団に失望したくはなかったのに。



posted by 白木蓮 at 23:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 14, 2009

ワークショップ、のような

 遅ればせながら『雪景色』の話。
 12月5日にチギコマコマ、6日に逆パターンのコマチギチギを観ました。

 と、とりあえず

 チギコマ超おつかれさま…!!!!(震)

 台詞も動きも量ハンパなかった。すごかった。あれを役替わりって鬼すぎる。
 ふたりとも大汗かきながらの熱演で、終演後の挨拶では、ほぼ定型の文句を言うだけなのになかなか言葉が出てこなくて新公の挨拶みたいなことになってました。
 そこに辿り着くまでに全てのエネルギーを消耗しちゃったんだろうなあ…と思わせる感じ。
 もう本当に、あの役替わりをやり遂げたというだけで尊敬です。
 心からおつかれさま(>_<)

 ただ
 せっかくのチギコマW主演バウ、おまけに東上までする作品で、この激しい役替わりが必要だったかどうかと言われるとちょっと疑問…。
 おそらくはとにかく台詞と動きを憶えて舞台に乗せることが最優先になりすぎて、他の部分を深める余裕がなかったのかな?と思えるところも多かったし
 そういう体力的・精神的なギリギリ感が客席にもすごく伝わってきてたので。
 新公やワークショップであればそれも良さのひとつだけど、青年館で6500円を取るなら、やっぱりもっと興行としての完成度も考えなくてはいけないと思う。
 まあ役替わりで観劇回数増やした人も多いだろうから、興行面ではある意味正しいのかもしれませんが(笑)


 あと個人的には、3作品のバランスがちょっと不満。
 できれば2部の江戸人情物をメインで観たかった…!
 いちばん長い時間を費やしていた1部の上方落語は、時間のわりに中身が薄くて間延びしてしまった感があるのと、素人目にも台詞のイントネーションとかがすごく大変そうでした。
 ただでさえ役替わりで大変なのに、そこまで負担かけてやるなよー!という。

 言葉の問題だけでなく、センター3人の芝居の質が、上方落語にはあまりそぐわなかったような気がします。
 うまく言えないのですが、「アホ」になりきれない感じというか。賢すぎるというか。
 一生懸命アタマで考えて「アホ」を演じようとして、「バカ」になってしまってるというか。
 たとえば『くらわんか』でのらんとむやみわっちの、「アホ」としか言いようのない軽やかな可笑しさを見てしまうと、やっぱり関西人かそうでないかの違いが大きいのかなあと思うのですが
 でも大阪出身のみみちゃんもアホではなかったので、単に持ち味の問題かな。

 で、アホになれないと、この落語って相当きついのです。
 だって三五郎とお咲ちゃんの言動とか、よく考えたら(よく考えなくても)ふつうにヒドイやん?
 あれを後味の良い笑い話として見せるには、よほどの「アホ」でないといけないんだと思う。賢くも正しくもないけれど本人は大まじめで愛嬌があって憎めなくて、というような。
 チギコマミミの持ち味がもともと「アホ」ではなく、そのギャップを演技でカバーできるほど芝居がこなれているわけでもないので(なんせ役替わりだから)、落語はちょっとしんどく感じました。
 2部はベタな人情物だけど泣けたし(単純)、チギコマミミに合ってる気がしたし、特にチギ吉蔵&コマ伊佐次のパワーバランスがものすごく好み!
 なので、落語は前物にしてこっちをメインディッシュにしてほしかったなぁ。


 もうひとつ不満だったのが(まだあるのか)
 下級生の使われ方が偏りすぎてたこと。
 チギコマがあれだけハードな挑戦をしてるので、てっきり出演者を鍛えるワークショップ的な公演なのかと思いきや、下級生の大半はほとんど出番もなく…
 むー。
 数少ない出番も偏っていて、りんきら・咲奈・ほたてトリオに見せ場が集中するのはまあ仕方ないのかもしれませんが
 みみさゆに次ぐ娘3の役どころは全部さらさちゃんだったり、目立つソロは全部このみちゃんだったり。
 いや、さらさちゃんもこのみちゃんもすごく良かったけど!せっかく3作品あるんだから分散しようよ分散!!
 カレンちゃんにも歌わせろーとか、すずちゃんの見せ場あれだけかよとか、桃ちゃんも勿体ないとか、りーしゃハウルザッキーも美貌の無駄遣いじゃねーかとか、まなはるもそれだけかい!とか、組ファンとしてはなかなかフラストレーションの溜まる公演でありました。
 しゅうくん&がおりんも何だかすごい使われ方だよな(笑)
 しかしあの二人はさすがだ。


 …と、いろいろ不満はあるものの
 なんだかんだ言ってやっぱり楽しかった!!
 という個々の感想を述べる前に力尽きたので本日はこれにてー(ちょっとちょっと、文句しか書いてませんよ私!)
posted by 白木蓮 at 23:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 13, 2009

テレビ三昧

 どうもお久しぶりです。生きてます。

 雪景色の感想をはやく書こう書こうと思いつつ、気づけば雪景色も全ツも千秋楽。おめでとうございます!!
 全ツ大好きなのに今回はあまり祭りに乗れなくて残念。。
 青年館の役替わりはもちろん両パターン観たので、近日中に感想をアップしたいと思います。

 観劇頻度が低いためか最近とみにインドア志向が強まってしまい、ここ数日は『のだめカンタービレ』にハマリ中(い、いまさら!?)
 もともとマンガ派でドラマのほうは最初の数回しか見てなかったのに、今のブームはめっきりドラマ版。
 昼間に再放送されてるやつを録画して夜中に鑑賞したりとか。
 先日『風が強く吹いている』で小出恵介氏に開眼してしまったせいで、『のだめ』の真澄ちゃんにすらうっすらときめきます。人の先入観っておそろしい…!!!(白目)
 このぶんだときっと映画も行ってしまうことでしょう。まんまとフ○テレビの策略に乗せられているなあ。

 そんなこんなで珍しくスカステ以外にテレビっ子な日々を送っていまして、『相棒』のバックグラウンドもなんとなく掴めてきたのでこの勢いでDC初日に突撃しちゃおうかなぁとか思っている今日このごろ(今すごく話が飛躍したよ)
 壮さんとめお様とみつるきゅんが楽しみすぎる…!!
posted by 白木蓮 at 23:55 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 05, 2009

シェルブールの雨傘

 となみちゃん、退団後初舞台おめでとうございます!!

 ということで
 日生劇場『シェルブールの雨傘』、初日を観てきました。

 このへんにも書いたとおり、映画があまり自分の中でしっくり来なかったので少々覚悟して行ったのですが…すごく良かった!
 映画の流れやテイストをほぼ忠実に汲んだ上で、映画よりはるかにメリハリの効いた舞台に仕上がっていました。
 映画の感想のとこで書いた「雨にけむる港町シェルブール、それと対照を成すポップな色あいのインテリア」が、本当にそのまま舞台の上で表現されていて感動。あのセットの感じはとても好き。
 映画だとやや単調に感じる音楽もドラマティックにアレンジされ、それを塩田先生がこれでもかというほど盛り上げていて(笑)心地よかったです。
 個人的にもっとも危惧していた「台詞がぜんぶ歌、しかもあれが日本語になる」という点も意外と大丈夫だった!
 呪文のような(私にはそう聞こえる)フランス語よりも、日本語のほうがスッと身体に入ってくるせいかなあ。訳詞も自然できれいでした。

 ****

 さて。
 謝先生の演出についてとかタータンさんのステキぶりについてとか、書きたいことはいっぱいあるのですが、ものすごく眠いのでそのへんは後日書くとして
 ここはやはり白羽さんのことを。

 となみさんのジュヌビエーヴは、

 なんか
 すごく
 かわいかった…!!!!(素)

 なんといっても初々しい16歳?17歳?の役で、最初のほうは「ちょ、ちょっと気合い入りすぎて前のめりになってる…!」とか「さすがのトナミちゃんも薄化粧にプラチナブロンドのカツラ(注:ポスターまんまでした)は難しいよなぁ」とか「あんなに歌が上手いプリンシパルの皆さんとあんなに身体能力の高いアンサンブルの皆さんに囲まれて大丈夫なんだろうかトナミちゃん」とか、観ながらいろいろ気を揉んでしまったのですが(余計なお世話すぎる件)
 でも、
 ギイとのラブシーンの可愛さ美しさ瑞々しさには心底やられました。
 何でしょう、あの庇護欲をそそる感じは(笑)
 別れの場面では、もうお化粧ぜんぶ落ちるんじゃないかぐらいの勢いでボロボロ号泣しててねー。鼻水出てるんじゃないかぐらいの勢いでねー。
 そりゃうっかりもらい泣きですよ。
 母親役のタータンさんに対して見せる娘っぷりもすごくよかった。
 タータンさんがもうとにかく素晴らしいので、その懐に包まれてるというか、いい意味で甘えさせてもらってる感じが自然に滲み出ていて。

 うまくまとまらないのですが
 井上さんとかタータンさんとか、キャリアも包容力もある(そして見た目も長身の)人と組むことで、演技的にもビジュアル的にも、となみちゃんの「華奢で硬質で人形っぽい」感じがかなり出てたような気がします。
 そこは私がいちばん好きなとなみちゃんでもあり、映画のカトリーヌ・ドヌーヴを観て強く感じた部分でもあるので、それが舞台に表れていたのはすごくすごくうれしかった。
 あと、「台詞がすべて歌で語られる」というのは、この作品のなんともいえない非現実感を醸し出している要素のひとつでも勿論あるのですが
 となみちゃんに関しては、これが「台詞のクセが出ない」という点でも有利に働いていて(笑)退団後の初舞台がこの作品でよかったな、と、素直に思いました。


 …と
 ファンの欲目でなんだか絶賛しちゃってますが、これから改善してほしい部分ももちろんありまして。
 まずやっぱりカツラがカツラがカツラがーーーーー!!!(涙)
 いや、あれも可愛いんだけど…でもとなみちゃんならもうちょっと何とかなりそうな気が…。
 ジュヌビエーヴに関しては演出指示が細かくて自分では決められない、とかなんだろうか。
 うーん。

 ラストの再会シーンに関しては、ビジュアルもお芝居も、まだまだ物足りない感じ。
 というか、今のままだと正直不満です(直球)
 カツラもこれまた微妙だし(映画のドヌーヴに似てるので指定された形なんだと思うけど、となみちゃんの顔の形にはあまり合ってないような…)、コートの着こなしも、最後の表情も。
 あのコート姿のいけてない感じは一体何がいけないんだろう。カツラのせいか。やっぱりカツラなのか。

 お芝居は、きっとこれからやっていくうちに深まっていくんだろうなと期待しています。
 演出的に、最後は後ろ姿より横顔をがっつり見せてほしいなあと思ったりもしますが。
 コートの後ろ姿もなんとなくいけてない!超もったいない…!!

 という感じで眠すぎて何書いてるかわからなくなってきたのでこのへんで。
 雪景色の話などもいずれまた。
posted by 白木蓮 at 23:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | OG・外部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

December 03, 2009

師走

 あれよあれよという間に12月ですねー。

 雪全ツはスタート地点の市川でMyゴールを迎えてしまったし、カサブランカ遠征も結局できてないし、月組さんはムラで1回観たきり東京ではいつ観られるのかも分かってないし、で
 なんだかぜんぜんヅカネタのない日々。

 あ、でもクリアファイル付きパソカレは発売日に買ってきたよ!(こういうことだけ行動が早い)
 今年はマトヴさんとかなめ姫のを購入。
 毎年カレンダーはもてあましてしまうので、表紙が好みのものだけファイル目当てで買ってます。なんか効率悪い気もするけど。
 つうかかなめ姫が超かっこいい…!!!
 こういう出版物に関しては最近ほんとにハズレがないですね。ジゼルもよかったなあ。
 今月はキムくんが載っているらしいので立ち読みしてこなくては。

 そうそう、先週からちょびっと『相棒』のドラマを見始めました。
 にわか勉強にも程がある。
 まだまとぶんとえりたんとまっつの役以外さっぱり分かりませんが…ミッチーをえりたんに脳内変換しつつニヤニヤしています。ふふ。

 さて今週末は雪景色とシェルブール!
 年内にやってしまいたいことも山積みだし、忘年会も(もちろん)たくさんありそうだし。
 皆様もそれぞれお忙しいことと思いますが、元気に12月をお過ごしください〜。では!
posted by 白木蓮 at 01:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。