July 28, 2009

新たなる旅立ち

 稽古場レポートの真波さんがいろいろ面白カワイイなあと思っていたらスカステ7周年番組の真波さんはそれの比じゃないくらい大変なことになっていて、あらゆる意味で雪組スカイレポーターズから目が離せない今日このごろですコンバンワ。
 番組の後半、まりんとあおいちんが「真波そらを見守るパパとママ」みたいなことになってましたねー。
 むしろあのスタジオにいた全員(含下級生)が「真波そらを見守るお兄さんお姉さん」って感じでしたねー。
 最初の自己紹介で「雪組のあんなことやこんなことや、(微妙な間)あ〜んなことを!!お伝えしたいと思いますっ」と華麗に言い放った真波さんコメントを受け、冷静に
 「雪組のあんなことやこんなことや…あーんなことを」
 と追従したきゃびいに涙(ザッツ内助の功)
 きゃびい…できた子や…!!
 あの中でいちばん下級生だったのに、いちばん大人に見えました。おつかれちゃん。

 それにしても86期レポーターズのキャラ立ちっぷりはすげー。
 あかしじゅりあふみかそらちん!!
 ゆりのんがあの場にいなかったのがつくづく惜しまれます。
 あと「テルキタの『幽体離脱〜!』をおもしろそうに見守る真波さん」をばっちり抜いたスカステの中の人、GJでした。


 というわけで、やや(かなり)話は飛躍しますが
 「やる気、元気、柚希」(あかし&コロちゃんが披露した星組の一発芸キャッチフレーズ)
 な星組の、『太王四神記Ver.2』を観てきました。
 もうきょう千秋楽だったんだよね。早いなー。

 なんていうか、
 舞台の絵ヅラが半端なくゴージャスだとか
 れおんくんのトップオーラがとんでもないとか
 れおんくんの手はやっぱりキレイだとか
 れおんくんの声の包容力がすごいとか
 ちえねねはホントに華やかだなあとか
 すずみんがいちいち素敵すぎるとか
 あかしがオトコマエだとか
 ベニー可愛いよベニーとか
 せあら可愛いよせあらとか

 偏った感想は色々とあるけれども、しかし。


 雪ファンとしてはもう、これに尽きます。



 テルホゲに号泣。



 ひ、姫が二番手!!
 姫がかわいい!!
 姫がカッコイイ!!!

 ルドルフを除けば『ミロワール』でキムくんと半々にしか銀橋を渡ったことのないウチのお姫様が、合計3回(本編2回+フィナーレ1回)もひとりで歌いながら銀橋を渡っている……!!!!

 ・°・(ノД`)・°・

 感無量という言葉では足りない。
 ほんとにもう、鳥肌立つくらい感動しました。
 まるで、高校時代に札付きの不良だった息子が司法試験に受かったかのような感動(おまえにとって凰稀姫は何なんだ)


 えー、とにかくテルホゲがかっこいいです。
 特に二幕後半、ポスターの鎧を着てるときのビジュアルがやばい…!!
 髪型も異様にかっこいい!!
 お団子をはずしたザンバラ髪にときめき死ですよ。ぎゃー。

 芝居的にも二幕後半、「偽物なら偽物らしく」と開き直ったあとの覚醒ホゲ様があまりに好みすぎて悶えました。
 まっかつ(未だに漢字がわからん)での大虐殺のドSぶりとか!!!(´∀`*)
 「文句のある奴は前に出ろ!先に地獄へ送ってやる」がサディストMAX。どどどうしようこの凰稀さん好きすぎる。
 自分の足にしがみつきながら息絶えたサリャンを振り払う仕草もたまらないですね。「きたない手で俺様に触れてんじゃねーよゴルァ」的な。
 いつぞやのGRAPH表紙といい、かなめ姫は足蹴が似合いますなあ。

 最初の城壁のあたりは鳴海先生(©『忘れ雪』)っぽくてこれまた素敵なイケメンぶり☆
 ちえタムドクと仲良しな感じもかわいい。てか二人の並びがフレッシュでゴージャスで超眼福。
 もう萌えポインツが多すぎて大変でした。

 そんでもってキハには弱いのが何とも…!!(笑)
 ねねキハに対しては完全なるヘタレですね。テルホゲ様。
 まあそこがまたイイんですけどね(盲目)
 婚約披露の場面でキスをさせてもらえないのとか、死に際の「指一本触れていない」発言とかは前もって聞いていたのですが
 個人的にはカウリ剣の場面が激しくツボ。
 タムドクを刺したキハが、呆然としてフラフラ〜と倒れかけるのをホゲが支えるでしょ。
 そこで、なんだか知らんけどホゲ様のタッチが激しい(笑)
 普通に支えてればいいのに、無駄にキハを撫で回してるんですよね。ホゲ様が。
 ちょ、ヨンホゲそんなにキハに対して欲求不満なのか…!!!
 と思ってものすごくウケました(口を慎みましょう)

 あれはユウヒさんもやってたのかなあ。テルホゲオリジナルとしたら、そこも演出指示だったりするのかなあ。超こまかいなあ。どんだけヘタレ設定なんだろうなあ。でももし演出指示じゃなくて姫の自発的な芝居だったらどうしよう!!(おちつけ)
 というわけで、近々花組のDVDを見て確認したいと思います(笑顔)


 …そして。
 本編でこんなにも素敵なホゲ様を演じていらっさるにもかかわらず、
 フィナーレのドアタマでセリ上がってきて振り向いた瞬間から盛大にヘタレている凰稀さんが愛しい(笑)
 びっくりするほどのオーラダウン(直球すぎ)
 柚希さんがまた、フィナーレになるとタムドクに輪をかけたオーラを出してくるというか
 とにかくものすごいショースタアぶりでねー。キラキラしててねー。
 ああ、これがトップというものかと思いました。しみじみと。
 それと同時に、かなめ姫がヨンホゲとして舞台に立つのにどれだけ頑張ったか…ということにも改めて思い至りました。
 怪我のことはさておくとしても、これまでルドルフを除けば『ミロワール』でキムくんと半々にしか銀橋を渡ったことのないウチのお姫様が(←しつこい)
 本公演の二番手として大劇場に立つために、ヨンホゲとして存在するために、どれほどの重圧をはねのけて頑張ったか。
 ほんとに、ほんとに頑張ったんだよね。
 テルホゲはかっこよかった。
 そういえば凰稀かなめという人は舞台人としての経験値もハッタリもまだまだ十分でないのだ、ということを、本編のあいだは忘れさせてくれた。
 フィナーレになったらいきなり思い出したけど(笑)
 でも、そんなのはこれからいくらでも身についてくることだから。
 頑張った。ほんと頑張った。お稽古もリハビリも何もかも。

 雪ファンとして、凰稀さんを心から誇りに思いました。
 ありがとう。
 そして星組二番手おめでとう。

 ****

 以上!!!
 長くてウザくてすみません。
 他の人の感想は、東京公演が始まってから改めてアップできればと画策中。

 星組の皆様、千秋楽おめでとうございます☆
 東京で待ってるよー。
posted by 白木蓮 at 03:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 26, 2009

so as we're alive

 ミーマイ感想のつづきです。
 前半が長くなってしまったので、後半はコンパクトに。


●愛音羽麗

 いつもながらミワさんの変幻自在ぶりを実感した公演でした。
 まずジェラルドがカワイイ!!めっちゃカワイイ!!!
 ほんとに貴族のおぼっちゃまという感じで、あのジェラルドの衣装も普通に似合ってて、ちょっとヤンチャな感じもあって、なんかもうヌイグルミ的なかわいさ。
 まあくんジャッキーの隣にいても全然若く見えるのが流石だ。
 長身のまあくんジャッキーに、チョコマカとまとわりついてる感じが何ともいえずかわいかったです。潔く「ノミの夫婦」な感じがまたかわいい。

 そんでもってジョン卿がまた素敵なオジサマで!!
 基本的にみわさんの演じるオッサンは大好きなので期待していたのですが、期待以上によかった〜。
 ヒゲも似合うし、いかにも英国紳士という感じの慇懃さと滑稽さを兼ね備えたジョン卿でした。なんていうか、私のイメージするジョン卿にいちばん近いかも。
 壮さんが、どんな役でも壮一帆という強烈なキャラクターで包み込んでしまうのとは対照的に、どんな役でもスッと役のまんなかに入っていって違和感なく存在させてしまう愛音さんもまたつくづく不思議な人だと思いました。

 でもジェラルドの客席降りで、すかさずウインクして客席を釣ってたあたりが超みわさんクオリティ!!
 さすがです!!大好き。


●朝夏まなと

 まあくんジャッキーは、でかかった(笑)
 とにかく思い返すと大きいという言葉しか出てこないくらい、飛び抜けて大きい。
 2幕冒頭のダンスシーンで娘役さんたちと一緒に踊ったりすると、もうびっくりするほど大きい。遠近感が狂う勢いで大きい。
 …なんですが、キャラ自体はのびのびと可愛いジャッキーだったので、その大きさがジャッキーの「猛獣」ぶりを表現するのにすごく役立ってるなあと思いました。
 あの体格がなければけっこう普通のオンナノコになってしまいかねないところを、ずば抜けた身長が助けてくれてるというか。
 天真爛漫なお嬢様という感じの、チャーミングなジャッキーでした。
 ただ、その…
 本編はかわいかったのに、フィナーレが、あのその…
 ショート鬘と小顔と長い腕があいまって、
 ちょっと、若干、アンガールズっぽかった(ごごごごごめんなさーい!!!)

 ジェラルドは、これぞジェラルド!と思わせる正しく健全なおぼっちゃまでした。苦労知らずで、「昼前に起きろっていうのかい?」とかいう台詞がすごくハマる。
 ただし甘やかされて育ったためにアホっぽく見える…という類のおぼっちゃまではなく、本当の意味で育ちのいい、きちんと躾をうけたイギリスの貴族という感じ(ステレオタイプなイメージだけど)
 そういう人だからこそ、あの壮さんジャッキーをピュアな心で受け止めて愛せるんだろうなあと自然に思えました(笑)


●京三紗

 博多座で観たときは、その直前に私自身がタキさんのマリアを見てしまっていたせいか、なんとなくテンポ的に馴染まないような気もしたのですが
 今回のマリアは、花組のこのカンパニーに合わせてきちんと役作りをし直されていて、キャラもテンポもすごく良かった〜!!
 京さんのマリアはとにかく可愛くて貴族らしいおっとりした気品があるのが好き。
 ビルとサリー側から見たら悪役なんだけど、悪役っぽくないというか、マリアも自分の信念に基づいて一生懸命行動しているのがわかるので憎めない。
 二人の全然キャラが違うジョン卿ともそれぞれしっくり馴染んでいて、とにかくチャーミングでした。ランベスウォークのラストが可愛すぎた!!


●未沙のえる

 もはや鉄板のキャスティングなのに、何度見ても、わかっていてもクスッと笑える。そこがすごい。
 揺るぎなくパーチェスターなのに、ちゃんとこの花組メンバーに合わせた呼吸になっているのもすごい。
 出演者が決まる前はまりんのパーチェスターが観たいと思ってたし、今となってはマメのパーチェスターを観てみたかった…と思いもするのですが、やはりマヤさんの匠の技を観られたのは幸せでした。


●日向燦

 今までに観たことのないバターズビー卿だった!!
 髪の毛はちょっとボサッとさせて、ほっぺは赤くして、常に酔っ払ってる感じが超かわいい。
 たしかに、酒飲みという設定なんだからああいうビジュアルもありなんですよねー。新鮮。
 マメの金髪もあまり観たことない気がするので新鮮。
 これまでバターズビー卿に注目することって少なかったけど、マメのバターズビー卿は目で追わざるを得ないというか(笑)、すごい存在感でした。
 タカラヅカっぽく戯画的な、それでいてきちんと細部まで作り込まれた、マメらしい芝居だったなあ…とか書いているだけで切ない…あああ。

 フィナーレでは一転してガンガン踊ってて、超ノリノリ。
 あまりに顔芸が激しいので、組んでいる由舞ちゃんまでつられてすごい顔芸してた(笑)
 マメのダンスがほんと好きです。とか書くのも切ない。ぐすぐす。

 ちきしょー。なんで退めちゃうんだマメ…!(;´Д`)


●初姫さあや

 このバターズビー卿にしてこの夫人あり、みたいな。
 マメとの息の合いっぷりはさすが!!二人の動きからいちいち目が離せない。
 ビルにお尻をさわられてうろたえるところとか、夫婦そろってめちゃ可愛かったです。
 レネちゃんも退めちゃうし、花の87期はさあや一人になっちゃうのか…淋しい。
 がんばれさあや。


●紫峰七海

 いまキーボードを叩いてて思ったんだけど、「紫峰七海」ってすごいスケール感のあるよい名前ですね。うん。
 …それはさておき
 ふみかのジャスパー卿、すっごいステキだった〜〜〜!!
 ほんわかした平和なおじいちゃんで、いるだけで癒される。年月を経て、すっかり童心に返ったおじいさんという感じ。
 あの陽だまりのような笑顔とまあるいお腹からは、確実にマイナスイオンが放出されていました(笑)
 そんなジャスパー卿なので、サリーの「Take it on the chin」の場面がより切なかった。泣けた。

 そしてそのおじいちゃんの中の人が、フィナーレでは髪を振り乱してキザって踊るというミラクル!
 タカラヅカって面白いなあ。
 フィナーレのふみかは超かっこよかったです。


●桜一花

 役としてはソフィアだけだったのですが、アンサンブルでいろいろ出ていてやっぱり可愛かった。
 二幕の最初でしゅん様と組んでタップを踏むのとか、幻想の場面の愛らしさとか、もうほんとかわいい。研11にしてあのかわいさは犯罪。
 でフィナーレでは、ジェラルド役のみわっちorまあくんを犯罪レベルのカワイコちゃん二人(いちか&ひめか)が挟むという場面が…!!
 眼福すぎる。メロメロでした。
 イティカの安定感と、ひめかたんのブッ飛びっぷり(歌とか歌とか歌とか)のコントラストもまた一興。たまらん(´∀`*)

 あと私、プロダクションノートで見られる稽古場でのイティカが好きです。他の人の芝居を見てるとき、いつでもすっごい姿勢がいいの。
 小さいのをカバーするために何となくそういうクセがついているのかもしれませんが、あのスッと伸びた背筋は見ていてとても気持ちがいい。


●祐澄しゅん

 とりあえず私はしゅん様を好きすぎると思います(照)
 なんせ、初見の1幕でもっともテンション上がった瞬間が
 「『An English gentleman』の場面でコックさんコスをしてるしゅん様を見たとき」
 だったという…。
 どうなのこれ。

 だってコックさんの恰好をしたしゅん様が超ステキだったんだもん!!
 大まじめに包丁を上下させるしゅん様が超絶愛らしかったんだもん!!!
 そもそもしゅん様の困り顔が大好きなんだもん!!!!

 もちろんジャッキーの場面の仲買人もめちゃくちゃカッコよかったし、「Hold my hands」のテニサー群舞もシャープで素敵だったし(別にあれはテニサーではないと思う)
 随所で活躍するしゅん様を見てるだけでも幸せな気分になれる公演でした。うひょ。
 プロダクションノートで、まとぶさんに「しゅんしゅ〜ん」と呼ばれて丁寧に振りのおさらいをしてあげるしゅん様…よかったなあ(デレデレ)


 以上、さくっとまとめてみました。
 ほんとに楽しかったなー、ミーマイ。
 ではまた再見!!!
posted by 白木蓮 at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 21, 2009

愛が世界を回らせる

 ただいまー!!
 花組梅芸公演『ME AND MY GIRL』を観てきました。
 (もちろん星組もバウも観たのですがそれはまたあとで)

 いやはや。

 あんなにバカップルなビル&サリーを観たことがない…!!!

 ビルとサリーのすべて、というか
 むしろ周りの登場人物すべて、というか
 いやむしろこの舞台空間を構成する要素のすべてが
 「ビルはサリーを好き」
 という大前提のもとに成り立っていました。
 He and his girl.
 その強力な磁場が生み出す、ファンタジーの世界。
 何だこれ幸せすぎる。
 「愛は世界を回らせる」という歌が劇中にあるけれど、この舞台ではまさに、ビルとサリーの愛が世界を回らせていた。
 すごいなー。ミーマイってこんなラブストーリーだったのか。

 とにかくマトアヤが可愛い!!ほんっと可愛い!!!
 そして二人の愛で回る世界に息づく人たちがまた、みんな超可愛い!!!
 幸せな舞台でした。

 役替わりなどもあるので、久々にスターさんごとの感想を。


●真飛聖

 今までに観たなかで、いちばん私のなかでは納得できるビルでした。
 ひとことで言うと、人格がつながってた(笑)
 これまで何人かのビルを観てきて、「登場時のおちゃらけたビル」と「サリー絡みの話になったときのシリアスビル」のギャップがどうも埋まらないというか
 何かビルって二重人格っぽい…と思うことが多かったのですね。
 貴族の礼儀を身につけたあととか、ほんとに1幕とは別人に見えることがあったり。

 それがまとぶんビルは違った。
 「下町の人だからおちゃらけてる」んじゃなくて、「もともとの性格上おちゃらけてる人」という役作りでした。
 だから2幕になっても人格が変わらない。あのまんま。
 そのおちゃらけ方が、その…まあ…、ぶっちゃけ寒いという人がいるのも理解できなくはないのですが(おい)
 でもいいんです。
 あのビルはああいう性格なんです。最初から最後まで。
 特にウケないのにずーっとダジャレとかギャグとか飛ばしてて、すべってもメゲずにずーーっとネタを言い続けるハートの強い人がいるでしょ。アンタッチャブル山崎とか。
 真飛ビルはああいうキャラなんです。
 で、そういう人当たりがよくていつもふざけてる人ほど、他人に心を許してなかったりするじゃないですか。いやアンタッチャブル山崎はどうだか知らないけど(そこから離れろ)
 ビルがあのキャラだからこそ、本当にサリーにだけは心を許して、すべてを委ねてるんだなというのが分かる。
 彼女なしでは生きていけないのが分かる。
 サリーはビルの魂の片割れのような存在で、サリーはいつでもビルの隣にいるのが当たり前で、ふたりが引き離されるなんてことはありえないんだということが、ビルを見ているとよく分かる。

 ビル自身も、自分がサリーを好きでサリーも自分を好きで二人は永遠に一緒だということをかたときも疑っていない。
 だからマリアに「サリーと別れろ」と言われても、サリーに「さよならを言いに来た」と言われても、全っ然本気にしてなくてずっとふざけてる。
 だって二人が別れるはずはないから。
 まるで世界の常識みたいにそれを信じ切っているから、どんな局面になろうとも、今までのビルならばシリアスに転じていた場面であろうとも、ずっとずっとおちゃらけてるんですよね。
 「街灯によりかかって」の歌さえもウエットさがまるでなくて、希望に満ちあふれてて明るいの。

 すごい。そこまで相手との絆を深く信じられる真飛ビルがすごい。
 そして
 だからこそ、「街灯によりかかって」のあとがすごい。

 幻想のダンスでちょっと切なくなりつつ、それでも明るく「僕は彼女を待つのさ♪」と歌い上げて
 そのあとの、ブラウン夫人から手紙を渡されるところ。

 びっくりした。
 この世の終わりだ、と思った。


 あの手紙を読んだときのビルの顔
 手からぽとりと落ちる手紙
 「街灯によりかかって」のリフレイン。


 それまで信じて、信じ切って疑いもしなかったものが、そのときに初めて壊れる。
 あまりにも唐突な絶望に胸をふさがれる。
 街灯の場面で泣いたのは初めてです。

 そんなビルだから、マリアが困惑するほどの狂気じみた振る舞いをするというのも分かるし、最後のマリアとのやり取りで見せるシリアスさもすんなり理解できる。
 サリーと再会するくだりに至ってはもう…もう…!
 何をか況わんやという感じですね。号泣。

 とにかくチャーミングで、愛情あふれまくったビルでした。
 ことあるごとに「サリーちゃん、サリーちゃん」と呼びかけて「かわいいよ〜」とか言ってるのが本当にかわいい!!!
 サリーが前屈みに歩いてるのを見て「なんだおまえ、ゴリラか!」と言ったあとですかさず「かわいいよ☆」とかね。なんかもうバカップルすぎてしびれる。
 あー、マトアヤっていいなあ。たまらんなあ。


●桜乃彩音

 すごーーーく良かった!!
 もっとウエットなサリーになるのではないかと勝手に予想していたのですが、カラッとした下町娘でケナゲでかわいかった。歌もほんとに上手くなったよねえ。

 なんせ真飛ビルがずっとサリーちゃんサリーちゃん言ってるので、その愛情に包まれて、桜乃サリーもすごく自由に幸せそうに呼吸しているように見えました。
 何をしたって「かわいいよ〜」って言ってくれるんだもんな。そりゃ幸せだよなあ(笑)
 最初の場面も図書室の場面も、マジでアホっぽいんだけどマジで可愛い!
 ビルがアーミン付きのマントを腕にグルグル巻きつけて「手ぇどこ?サリーちゃん、手ぇどこ??」と言ってるとことか、くだらないのに二人がほんと楽しそうでかわいくて。
 前楽はそれでサリーちゃんがビルの手を見つけたと思ったら、真飛ビルが「ET、ET〜」とか言いながらサリーの指をつっついてるし。
 桜乃サリーも嬉しそうに、「ET、ET☆」って言いながら指つっつき返してるし。
 何なんだこのバカップル!!!(笑)
 とにかくあやねたんのサリーはかわいかったです。

 まとぶんビルがあやねサリーを好きなのと同じ重さで、あやねサリーもまとぶんビルが好きなんだというのが自然に伝わってくるので
 「Once you lose your heart」と「Take it on the chin」の歌は本当に切なかった。
 特に「Take it on the chin」の後半、笑顔で歌おうとしてるのにちょっとだけ泣きそうになるところがどうしようもなく健気でした。
 あそこの笑顔と泣き顔のバランスは難しいと思うんだけど、あやねサリーはずっと笑顔で通してて
 でもちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、顔がゆがんで声が途切れるの。
 そこが可哀想すぎて号泣。
 うわーん。ほんと上手くなったなあ彩音ちゃん。
 最後の白ドレス姿も、優雅で気品があってステキ。

 あと、あやねたんと88期男子たちの絡みが好きな私としては
 まあくんジャッキーVSあやねサリーの図がたまらんかったです。
 まあくんがとにかくデカイので、サリーが自分の前に立ちはだかるジャッキーの向こう側のビルを見ようと、ぴょんぴょん飛び跳ねてたりしてすっげー可愛かった!
 ボブ(よっち)とのやり取りもプリティでした。


●壮一帆

 やっぱりえりたん。
 さすがえりたん。
 ビバえりたん。

 アンドレとかジョン卿とかジャッキーとか、すでに雛型がある役を演じるときの壮さんはすごい。
 今までの雛型に、まったくもって引きずられない…!!
 揺るぎなく壮一帆。
 恐ろしいまでのオリジナリティだと思います。大変な才能だ。

 まずはジョン卿のあまりのチャーミングさに胸キュン。
 おヒゲのはね上がり具合がとってもラブリー☆
 何だろう、えりたんを見るといつもそうなのですが、えりたんの演じるジョン卿が「ミーマイのジョン卿」としてどうなのかはよくわかりません。
 ただひたすら、えりたんがジョン卿としてそこに存在しているだけでなんか嬉しくて楽しくてワクワクする。
 だって可愛すぎるんだもんこの人…!!!
 「おお、そうだった。私が打つ番だったな」の台詞でなぜか若干上から目線になってるとことか、もうえりたんすぎて超ときめく。
 あの局面で上から目線になるジョン卿…新しい!
 お屋敷の弁護士とかランベスウォークでのカクカクした動きもかわいいし。
 全体的に、身体が硬そうで重心の高い動き方がとってもえりたん☆
 そんであの飄々とした顔で「おとぎの国のゴッドファーザーとでも申そうか」とか言われたらもうジタバタするしかないですよね。ジタバタ。

 私が観たのはAパターン(えりたんジョン、みわっちジェラルド、まあくんジャッキー)の最終回だったのですが
 まとぶんに「一足早い千秋楽」をねぎらわれ、明日の役替わりを紹介されてジョン卿の恰好でジャッキーポーズをとってみせたえりたんの可愛さには本当やられました。完敗。


 そして迎えた翌日のジャッキー。

 えっと…
 ジャッキーは壮さんで、壮さんはジャッキーでした。
 以上!

 (・∀・)ノ

 なんかね、ジャッキーという役にもやっぱり雛型というか固定観念があるじゃないですか。
 男役が演じる女役だからちょっと声のトーンを上げるとか、シナを作るとか、まあそういう単純なこと。
 でもえりたんはすごい。
 今までの雛型に、まったくもって引きずられない…!!(二度目)
 女役だからって、ジャッキーだからって、何も意識して変えたりしてない。ように見える。
 声もいつものえりたんだし、動きや表情もいつものえりたん。
 「男役ですが何か?」みたいな。
 むしろ「壮一帆ですが何か?」みたいな。

 何なんだろう、この強さ。
 そして何なんだろう、この違和感のなさ(笑)

 ジャッキーというよりはえりたんなのに、ちゃんとジャッキーとしてその場に存在しているミラクル。
 しかもめちゃキレイ!
 すごいなあえりたん。

 潔くパンツやらおみ足やらを見せまくってくれるんだけど、太ももに「お稽古でそのへんにぶつけました」って感じのアザがタイツを通してくっきり見えてて
 それをドーランで隠したりとかしてない無頓着さがまた非常に壮さんぽい。
 雪組の某アヤブキさんなんて「左足にはアザを作らない宣言」をしてたのに…(笑)

 役替わりというのはまあよくあることだし、実際みわっちもまあくんもAパターンの翌日にBパターンをこなしているわけなのですが
 みわっちとまあくんは「ジェラルドがジョンになった」「ジャッキーがジェラルドになった」って感じなのが、壮さんの場合は「壮さんが壮さんになった」って感じで、しかもそれでいてちゃんとジョンとジャッキーなので、なんかものすごく混乱というか倒錯的なキモチになりました。
 壮さんって、男とか女とかおっさんとかセクシー美女とか、そんなもんの境界を軽々と飛びこえたところにいるんだなあ。
 壮一帆という存在そのものがすでにファンタジー。
 いやあ、面白い役替わりでした。

 …と、
 ふと気づけば壮さんに関する感想が『オグリ!』のときとほぼ変わらないあたりが、私のソウカズホ観(および私のボキャ貧ぶり)を雄弁に物語っていますね(笑顔)

 そうそう。
 プロダクションノートを見たら、稽古場の袖で「あ〜ん、ジェラルドぉ〜〜」を言ってるえりたんと、周りで爆笑してる下級生の図が!!!(スカステGJ)
 下級生にキレつつヤケクソ気味に「あ〜〜ん」とか言ってるえりたんに悶絶しました。これがまた、ものすごく壮一帆。
 CS加入者の皆様、必見です。


 まとあやえりの3人について書いただけで力尽きた…。
 というわけで他の方についてはまた後日!
 忘れないうちに書けますように。
posted by 白木蓮 at 03:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 17, 2009

ご無沙汰してます

 ひえーーー10日くらいさぼってしまった。
 どうもご無沙汰しております白木蓮です。
 ここ数日「ひとり忘年会シーズン」ぐらいの勢いで毎晩毎晩飲んだくれていたため、さすがに胃も肝臓も限界に近づいております。
 諸事情でとなみイベントにも行けず…がっくり。

 そんな私のヅカ的近況
  ↓
・巴里祭に行きました。
 まっつの歌声にしみじみと酔いしれる、幸せな時間でした。
 ラストの「黒い鷲」、そしてアンコールの「愛の賛歌」がとにかく圧巻で…!!
 あの歌声をナマで聴けただけでも、本当に行ってよかった。
 「黒い鷲」でボレロを踊るまっつを見て、
 「ああ、この人は骨の髄まで花組の男役なんだなあ」
 と思う。
 何でしょうね、うまく言えないけど。
 ものすごく「花組」だった。「花組」のオーラに浸れることが心地よかった。
 ルナくんが美形で眼福で、じゅりあは相変わらずかわいくて、ほんと楽しかったです。じゅりあ歌上手くなったなー(えらそう)
 そのか氏が観にきていて、まっつが近くに来るとやたら手を振ってアピりまくってたのがカワユス☆

・上のキャプションにもちょっと書きましたが、ゆひすみの新婚さんぶりがやばーーい!!!
 すみ花たん可愛すぎ。ゆうひさん嫁にデレデレしすぎ。
 見てるだけでこっちまでニヤけてくるほどのバカップルぶりですよ。
 あーもう博多が楽しみすぎてどうしよう!

・その前にミーマイフィフティテルホゲ(←読みづらい)遠征が迫っているのであった。
 こっちも楽しみだなあ!
 50/50稽古場映像の、フィナーレ部分でおそろいのTシャツを着て登場しためおみつるが超かわいくて全力でときめいてます。
 作品が多少アレでも、二人の並び(と、れみきらりあまちゃき)(そしてまりん)だけで楽しめる自信がある。うふ。

・CSの「なみだがでるうた 〜花〜」が、みんな上手くて感動。
 なかでも七瀬りりこちゃんのプリマドンナぶりはすごい!!うまい!!!
 体格もちょっとオペラのプリマ風だけど、とにかく上手だし顔もかわいいし、これからの活躍が楽しみです。

・なんかブログ書くのが久しぶりで慣れなくて疲れた…(笑)
 胃薬を飲んで寝よう。おやすみなさい。
posted by 白木蓮 at 03:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 07, 2009

中継小ネタ

 宙楽中継のメモ。
 ほんとにしょうもない小ネタです。
 ていうかほぼ蘭寿さんネタです。すみません。


・今回の中継は今までに見たどの中継よりもカメラワークが下手で(直球)、おいおい抜くとこ間違えてるだろー!!っていうのが多々あったんですが
 芝居の最初、タニオカさんよりも先にいきなり蘭寿さんがドアップになったときは目を疑いました。
 ちちちちがうでしょ!!そこはタニィをドアップでしょ!!!>カメラマン
 のっけから無駄に呼吸困難。

・ていうかナナホくん抜かれなさすぎ…。
 そして「このカメラマンななほ氏とともちんを間違えて覚えてるんじゃないか疑惑」が発生するくらいともちんが抜かれていた。おい。

・『薔薇に降る雨』って、二次元で見ても三次元とあまり変わらな(ry
 むしろ二次元で見たほうが腹が立たな(ry

・良いほうに解釈するならば、二次元に閉じ込められた画面で見たほうがハリー芝居の美質が際立つなあと思いました。
 細かい表情とか、ちょっとした仕草とか、オーランジュ男爵の絶妙な間とか(笑)

・オーランジュ男爵が隅から隅までステキすぎてどうしよう!
 特に何をしているわけでもないんだけど、彼の軽やかさ温かさがものすごく好きです。

・すごい蘭寿さんぽいなーと思うのは、ジャスティンが着替えてきたときの
 「あ、いや何もそれを確かめにきたわけじゃ…」
 というところの動き。音速で腹筋稼働する感じが(笑)

・退団者を送るアドリブも爽やかに決めるオーランジュ男爵。
 あすちんの「がんばって!」に応えて「君も、これからもがんばって」。
 港の場面では、ジャスティンに「今まで楽しかったよ」的なことを。
 …泣けた…。

・ゆっちさんへのアドリブは、中継で映らなくてざんねーん。
 でもタニウメの細かい表情を追ってくれてて、それはそれで良かったですが。

・しかし何よりも忘れられないのは、
 「みっちゃんがアドリブで超高いキーを出したとき、素でポカーンとしてた十輝氏」
 だったりします。
 めでたい飲みたい♪のフランシスくんが、コブシ利かせるところで普段より1オクターブくらい高い音を出したのね(すげー!)
 いりすくんはみっちゃんの真後ろにいたので、みっちゃんが高いキーを伸ばしてるあいだずーっとスクリーンに映り込んでて。
 それがほんとに「みっちゃんってすごいなぁーーーー」(←いりすさん口調で再生してください)みたいな素の表情で(笑)
 ボヌーさんなのか十輝さんなのか分からなかった。超かわいかった。

・ななほ会計士が相談に来る場面、らんとむとななほさんの交わすお辞儀がやたら長くてラブリーでした。
 とむ七、もっともっともっと観たかったなぁ…。

・みちウメの歌がすごく好き。
 そのあとになだれ込む幸せソングはぜんぜん好きじゃないんだけど、その前の姉弟のくだりは本当に好きだった。なぜか。
 待ちぼうけのグザビエさんカワイソス。

・ショーのスパークリング、中継カメラでアップにされるとまた違った恥ずかしさがありますなあ(いつもオペラで拡大しまくってるくせに)
 もう客席でニヤニヤをこらえるのに必死ですよ。うふ。
 後半の「スパークリング!」シャウトあたりは身悶えしつつもなんとか乗り切ったんですが、最後の気合い入りまくったウインクが超ドアップで映し出された日には…腰が砕けた(;´Д`)
 ちなみに中継会場の客席は相当笑ってました(笑)

・銀橋でアムールについて語る王子様タニィが好き。歌も好き。

・真っ白の、めちゃ娘役な衣装なのに踊り方がオトコマエなヒヅキさんも好き。
 バレリーナ風の衣装でガシガシ踊る姿を見てると、『A/L』を思い出します。

・フロリダが大好きすぎて困る。
 あの、帽子を胸の前でパタパタする振りが好き!!
 タニィやらんとむは言わずもがな、ウメちゃんがまたこの仕草が似合うの何のって(笑)

・らんとむ的いちばんのツボは上着脱ぐとこです。
 あの、袖を抜くときに若干もたつくのがたまらーん!!(´∀`*)

・アリス→せーこちゃん→まちゃみ、のラモーナ歌い継ぎは華やかで娘役らしくていいなあ。曲もきれい。
 スクリーン越しでも、まちゃみに送られた盛大な拍手はよく聞こえました。

・ウメにゃんの輪っかドレスってとなみソフィアが着てたやつ?ですよね??
 あのドレス、ソフィアの衣装のなかでもいちばん好きだった(そしてとなみちゃん本人もいちばん好きだったらしい)ので嬉しい。
 新公アントワネットをやったときの、ウメちゃんのとなみリスペクトぶりを懐かしく思い出したりもしました。

・七十のデュエットで不覚にも号泣。

・「She」の途中ですごく効果的にまちゃみのアップが抜かれて、そのとたんにネバスリやら逆裁やら、らんとむまちゃみの今までの舞台がバーッと甦ってきてそこでも泣いてしまいました。
 まちゃみと組んだときのらんとむも、らんとむを見つめるまちゃみも、ほんとに好きだったなぁ。
 今回のショーも、二人のダンスが随所にあってうれしかった。

・それにしてもらんとむのSheは反則すぎる。
 あれを大画面でやられたら、どうしていいのか分からない。
 ぎゃーーー!!!好きだーーーーーー!!!(恥ずかしさのあまりシャウト)

・夢アモールのみっちゃんの歌声にまた涙。
 タニウメきれい。

・タニウメのデュエットダンスの曲もすごく好きでした。
 お披露目公演で手をつないで銀橋を駆け抜けていったコンビは、いつのまにかこんなにも正統派のデュエットダンスを美しく踊るようになって、そして去っていくんだなあ。

・サヨナラショーの「シンデレラ・ロック」を懐かしく聞きつつ、銀橋の蘭寿さんが激しすぎて赤面。
 「シンデレラ・ロック!」の「Rock!」のたびにみんな(スパークリングメンバー)がのけぞるんだけど、蘭寿さんだけ異様にのけぞりが深い…(笑)
 他の人は首をガクッと落としてるのに、らんとむ様は腰というか背中から躊躇なくのけぞるので、なんか「Rock!」のたびにらんとむ様のところだけすごい低くなってて、あまりのことに目が離せませんでした。
 銀橋の上でも本気でのけぞるらんとむ様。ステキ☆☆☆
posted by 白木蓮 at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 06, 2009

昨日まで僕の背中には翼があった

月組トップスター・瀬奈じゅん 退団記者会見について

月組トップスター・瀬奈じゅんが、2009年12月27日の東京宝塚劇場月組公演『ラスト プレイ』『Heat on Beat!』の千秋楽をもって退団することとなり、2009年7月7日に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。


 まだ別れの余韻でボーッとしたままニュースを見て、
 いちばんに思ったのが
 「ああ、こういうオフィシャルな記事でも『トップスター』の呼称が復活したんだなあ」
 ということだったのですが。

 公演タイトルでどれだけ覚悟をしていても、心の中で身構えているのとそれが現実になるのとでは全然ちがう。
 だって彼はトップスターだから。
 トップスターが変わるということは、ひとつの世界が変わるということだ。
 色も匂いも価値観も。
 世界を統べる者が変わるということだ。

 こうやって、時代が動いていくんだなあ。



 スターファイルのゆひすみがとてもとても可愛いです。
 ここでもまた、時代の流れる音がする。
posted by 白木蓮 at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 05, 2009

あなたこそファンタジスタ

 宙組東京公演千秋楽。
 六本木で中継を見て、そのあと出待ちにも参加してきました。

 中継とはいえ楽の本編を見て、サヨナラショーを見て、ご挨拶も聞いて、出の袴姿はちゃんとこの目で見たというのに
 それでもまだ、タニィがタカラヅカからいなくなってしまったということの実感が湧きません。全然。

 タニィは私がタカラヅカを観はじめたころからスターで、本当にずっとずっとスターで、だから実感がないんだろうと思っていたけれど
 理由はそれだけではなくて
 たぶん彼が私にとって、あまりにも完璧なファンタジーだったからなのだと思います。
 昔好きだったおとぎ話の絵本が、いまも変わらず本棚にあるように
 大和悠河は大和悠河というファンタジーのまま、ずっとそこにいるような気がしていました。

 いまでもやっぱり、そんな気がします。


 きょうのタニオカさんは美しかった。
 というか、
 きょうのタニオカさん美しかった。


 袴姿でファンに別れを告げたタニィは確かに凛としてこの上なくきれいだったけれど、
 でも何か、いつものタニィっていうか(笑)
 私にとっては、きょうの真っ白なタニィも、こないだのMy楽のときのタニィも、お茶会で見たタニィも、テレビで見るタニィも、それどころか10年前にはじめて1000days劇場で観たタニィも、同じようにキラキラして同じようにきれいに見えました。
 おとぎ話の王子様が、どのページでも、たとえボロを着てても、やっぱりキラキラした王子様なのと同じように
 タニィはどうしたってタニィでしかない。

 長いあいだそんな完璧な夢を見せてくれた彼が、タカラヅカという場所を去ったらどうなるのか想像もつかないけど
 きっとこれからどんな夢に向かうとしても、やっぱりタニィはタニィなんだろうなと思います。
 最後までそう思いこませてくれる、ファンタジスタでパラダイスプリンスな大和さんが大好きです。


 いままでお疲れさまでした。
 ご卒業、おめでとうございます。


 ひとつひとつの表情が本当にキラキラと輝いていたウメちゃんも
 らんとむとの美しいコンビネーションでいちいち私を泣かせてくれたまちゃみも
 「悔いはありません」とオトコマエに言い切ったななほくんも
 あすちんもりさちゃんも、下級生のみんなも
 お疲れさまでした。
 みんなのこれからの人生が幸せでありますように。


 なんとなく書きたかった中継メモはまた後ほど。
posted by 白木蓮 at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宙組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

July 04, 2009

僕らは止まれるよ

 うわわ、ブログ放置してたらもう独立記念日だ(いや別に意味はないけど)
 スカステニュースのレイアウトも変わりましたね。
 花スカフェの真瀬はるかくんキレイだなあ。新公ヒョンゴも良かったし、いろいろ楽しみだー。

 数日前に宙組My楽を迎えたのですが
 それ以降いろんな局面で、蘭寿氏の「うぉううぉううぉう、うぉ〜ううぉうぉううぉう♪」(←若さスパークリングの歌詞)(歌詞なのか)という声が脳裏に甦ってきて困ります。
 しかもあの曲、歩くときのテンポにちょうどいいと来ている…!!
 このところ仕事で外を歩くことが多いのですが、ふとした時(よその会社に足を踏み入れる瞬間など)に「うぉううぉううぉう、うぉ〜ううぉうぉううぉう♪」が唐突に再生されて困る。
 再生されるだけならまだしも、条件反射で顔がニヤけるので困る。
 入ってきたとたんなぜかニヤニヤしてる私に受付のお姉さんドン引き。

 そんな感じでらんとむにメロメロな今日このごろであります。
 今回の宙組、ショーは観れば観るほど(蘭寿氏の)虜になっていくにもかかわらず、芝居が観れば観るほど苦手で仕方なくて結局あまり回数を増やせなかったのですが
 でも『薔薇に降る雨』My楽の、最後の夜会で踊るタニウメは忘れられない。
 あらためて、なんてキレイな人たちなんだろう…と。
 本当に時間を止めてしまえそうな、美しく切ないデュエットダンスでした。
 ふたりの一挙手一投足があまりに美しくて泣いた。

 あしたは中継でお見送りしてきます。
 おやすみなさい。
posted by 白木蓮 at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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