September 26, 2008

最近の泣ける話

 いや、この1週間ぐらいでいちばん泣いたのは勿論『外伝ベルサイユのばら −アラン編−』なんですが(いろいろな意味で)
 それ以外の泣ける話ね。


・花組の公演プログラムその他を購入するたび、稽古場の写真を見てはソウカズホ氏の白丸首シャツ具合をチェックするのが習慣になっている私。
 GRAPH9月号でも着てた(23ページ左上)
 ベルばらプログラムでも着てた(よりによってプロフィール写真)
 そして、今日やっと全ツナウオンを見たら
 ナウオンでも着てた。
 まさかの1時間白丸首大サービス。
 …泣きました。

・前回の記事のコメント欄で、『逆転裁判』が携帯やPCからもできる、というのを教えていただきまして(ありがとうございます)
 さっそくカプコンの携帯サイトからDLしてきて少しプレイしてみました。
 OH!!確かにこれなら経済的!!
 生まれてこのかた、ゲームと呼ばれるものは『テトリス』と『ぷよぷよ』ぐらいしかやったことがないので(笑)いまどきのゲームってどんなんだろう…とびびってたのですが、意外と原始的な感じで取り組みやすかった。ケータイ用だから簡略化されてんのかな。
 今のところまだイマイチこのゲームの面白さが分からないものの(え?)、ナルホド君がめちゃくちゃらんとむっぽいキャラだというのは分かりました。こりゃあ楽しそうだ。
 しかし目の前のことにのめり込みがちな短絡的性質のせいでついつい電車の中とかでもプレイしてしまい、もともと衰えがちな携帯のバッテリーがあっという間に減るわ減るわ。
 肝心の通話メール機能をろくに果たせてません。
 きょうも同僚と待ち合わせしてて危うく音信不通になるとこでした。
 泣く。自分のアホさに。

・雪組の楽映像、よいですね…。
 真っ白透明な天使のかなめくんに当たった光がスッと落ちて、銀橋のゆみこさんに焦点が移るとこのアングルとかたまらん。CSとは思えない(おい)
 シナラギのクローズアップぶりも良かったなー。
 挨拶でグスングスン言っちゃってるミズ先輩とか、ゆみこさんに「手つなご!」って感じで差し出される凰稀さんの手とか、もちろん反対側でちゃんと手をつないでるキムとなとか、ファンですか?ぐらいの勢いで「85期フォーエバー!!」とシャウトするミズ先輩とかにいちいち癒されまくりました。
 自分以外の、それも下級生の期をあんなふうに称える人、はじめて見た…(笑)
 もう〜ああいうところが大好き!ほんと好き!!
 泣ける。みんな可愛すぎて。

・シナボンが挨拶の最初に言ってた
 「どうしようもなく別れがさみしいです」
 という言葉に、すこし不意を突かれた。
 大好きだから別れがさみしいって、そういえば当たり前のことなんだけど。
 退団挨拶で「幸せ」「楽しい」という言葉はよく聞くけど、「さみしい」ってあんまり聞いたことないなー、と。
 なんだかすごくストレートに心に入ってくる言葉でした。
 シナボンといえば、「楽屋わくわくcafe time!」での
 「けっこう事あるごとに退団を実感してる。ああ、最後なんだって」
 みたいな言葉も印象的だったな。
 なんていうか、彼女の「きちんと別れと向かい合ってる」スタンスが好きです。
 …泣かされる。
posted by 白木蓮 at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 24, 2008

三次元へ

 沢樹くるみちゃんが、オギー退団についてグッとくる記事を書いてます。
 ぜひともご覧あれ。


 さて、くるみちゃんのブログによく登場する仲良し同期といえばこの方(そんな前フリ?)
 永遠の研30、蘭寿とむ!!!(だめじゃん!)
 大宮で昼公演観れなくて悶々としてたあいだに、バウ主演の発表が出ましたよ。

バウ・ロマン
『逆転裁判』−蘇る真実−
原作・監修・制作協力/株式会社カプコン
脚本・演出/鈴木圭

300万本の売り上げを誇り、女性にも人気のゲームソフト「逆転裁判」を題材にした話題作で、アメリカを舞台に熱血弁護士が難事件を解決していく物語。宝塚歌劇では、弁護士としての活躍を描くと共に、ラブ・ロマンスの要素も織り込み、舞台化。ゲームソフトで使用される楽曲と宝塚版ミュージカルとのコラボレーションも見どころです。

 ゲームのことは何も知らないので、まずはとにかく蘭寿さんの主演作が観られる!!!ということにテンションを上げつつ
 「ゲームかあ。へー、まあゲームの世界を三次元で表現できるのなんてタカラヅカぐらいよね☆」
 とかのんびり考えていたのですが
 帰ってきてYahoo!ニュースを見たら、なんだか超おもしろいことになってる…!!!
 ちょ、らんとむ…!!!!

 (´∀`*)

 いやあ、俄然楽しみになってきました。
 せっかくなので予習としてゲームをプレイしたいけど、まずDSを買うところから始めねばならんな。うーむ。

 ****

 雪組の振り分けも出てますね。
 願いどおりキムバウdeテルキタなのはめちゃくちゃ嬉しいんだけど、お休み組が多いのが残念。
 香音くん、れのくん、ハウル、すずちゃん、大澄くん、ひなちゃん…_| ̄|○
 好きな子たちのお休みも辛いけど、まだ知らない下級生たちが軒並みお休みなのも切ないな。
 小規模公演こそ下級生を憶えるチャンスなのに。ひどいわ。
 みんな腐らずにがんばってほしい、と心から思います。
posted by 白木蓮 at 00:45 | Comment(6) | TrackBack(0) | 蘭寿とむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 23, 2008

レコード破り

 たぶんパレルモぐらいから(つまり私がちゃんと花組を観るようになってから)ずっと私のなかで続いてきた記録が本日破られました。


 大宮にて、花全ツのサバキ敗退…!!!


 いやーびっくりした。
 本当に今まで花組のサバキを買えなかったことがないので、まさか観れないなんつう事態が起こるとは思ってませんでした。いや、夜公演はなんとか観れたので良かったんですが。
 サバキがないほど公演が盛況なのは喜ばしいけど、はじめて負けたのがよりによってベルばらだと思うとなんか釈然としない(笑)

 そんでまた、
 やっと観られた『外伝ベルばら』のポカーン度が記録破りな感じでして。
 す……す…………
 すげー!あのジェローデル編を超えるってすげー!!
 (゜Д゜;))))
 毎回ベルばら新作を観るたびに「これ以上アレなものはあるまい」と思うのに、いつでも次回作はそれを上回ってるベルばら。
 ある意味ものすごい才能だ。

 まあ両方とも相当アレなんで、どちらがよりアレかっていうのは個人の好みによるところが大きいと思いますが(アレアレ言うな)
 私的にはアラン編のほうがきつかった…。
 まず物語の進行っていうか構成がヒドス。
 そしてヒロインの扱いがアリエナス。

 少なくともあと1回は観る予定なのですが(茅ヶ崎で)
 もうちょっと観劇回数を増やしてまたネチネチと「100分間の腹筋トレーニング」シリーズを書くか、それとも精神衛生上よくないからあと1回だけにとどめておくか、今かなり迷ってます。
 いやはやいやはや。

 芝居の破壊力が凄すぎて、なんだかショーのことがあんまり記憶にありません。
 壮さんのドSっぷりは素敵でした。
 あとマトヴさんの女装が意外とオカマでした(笑)

 ****

 ソニックシティの音響に問題があったのか、セリフとか歌詞とかほとんど聴き取れなかったのがちょっと残念だったかな。
 まあショーは再演だし、芝居も半分くらいはどっかで聞いたことあるセリフだから別に困らなかったけど(笑)
 拍手とかはよく響いてたのでホール自体の音響はそれほど悪くないと思うんですが、ゲージが…。
 ちゃんと2階席でもマイクゲージ取ったのか?と問いつめたくなるほど聞こえが悪かったです。
 全国ツアーってこういうのがほんとに大変だよなぁ。
 ジェンヌさんもスタッフさんもがんばれー。

 最後のまとぶんの挨拶を聞いて、
 「あ、別にトップスターの挨拶って大劇場のアピールをしなくてもいいんだ!!」
 と目からウロコが落ちたりしました(笑)
 半ば本気で義務なのかと思ってたぜ…。
 でも行く都市行く都市、全国各地で律儀に大劇場の営業に努めていたミズ先輩が大好きです黒ハート
posted by 白木蓮 at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 22, 2008

暑さ寒さも彼岸まで

 けさ久々の長袖を着用しつつ、まさにタイトルの言葉どおりだなあと感じ入ったのですが
 あした(お彼岸)はまた暑いらしい。
 あれ??
 …まあいいか。
 私もまだビーサンとか履いてるし(季節感丸無視)



 雪組の皆さま、ムラ千秋楽おめでとうございます。
 私の本番はこれから!!という感じなのであまり実感はないけれど
 暑い暑い夏のさなかのお稽古と長期公演、お疲れさまでした。
 マッチョな夏でしたな。

 シナボンとラギラギほんとにおつかれさま。
 東京組の私はつい、ムラ楽といわれてもまだ東京でたくさん観られるしーとか思ってしまうのですが
 彼女たちタカラジェンヌにとって、「宝塚」の地を離れるということは、私なんぞが想像するよりもはるかに重大なことなんだろうと思う。
 学校通って、お稽古して、舞台立って、生活してた街。
 自分たちの血となり肉となった街。
 劇団だけじゃなく、街全体がHOMEというか。
 たまに宝塚に行って、あの独特の雰囲気を肌で感じると本当にそう思う。

 だから、あともう少しだけ
 「宝塚」でのお稽古期間を満喫して、元気に東京に来てほしいなあ。
 その日を楽しみに待ってます。
posted by 白木蓮 at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 21, 2008

つれづれ

・東京国際映画祭にソロモン!?!?
 あわあわ。
 どういうことなのか良くわかってないけどあわあわ。
 うわあ超観たい…!!!
 が、どうも奇跡が起こらないかぎりその日のその時間に六本木へ赴くのは難しそうです。
 起こらないかな、奇跡。(他力本願)

・これってもちろん別カメラが入ってるんですよね?
 このぶんだけ(できれば安く)DVD販売してほしいなあ。
 視点の多すぎるソロモンなので、撮影バージョンは多ければ多いほど嬉しい。

・CSの合間に流れる録音風景(部活めいたスカピン団員ズ)に負け、ついにスカピン主題歌CDを買ってしまいました。
 年老いたパソコンをなだめつつ、さっそくiPodに投入。
 やっぱりINTO THE FIREが好きー。

・現在部屋でCDを聴ける機械がPCしかないので、
 あとiPodの充電ができる機械もPCしかないので、
 「CD再生もできるiPodスピーカー」
 というやつが欲しい。
 たまにネットとかで物色中。

・お、もうすぐ花全ツ大宮だーー!!
 今回は遠出はしないのですが、とりあえず大宮と茅ヶ崎は参加予定です。もう1ヶ所ぐらい行くかも。
 すでに梅田方面からいろんな噂が聞こえてきてますが(笑顔)
 私は雪組で鍛えてるんでまかしてください(自信)(いらない)

・ただジェローデル編で30回聴いた主題歌をまた聴くのかと思うと…あははうふふ。

 _| ̄|○
posted by 白木蓮 at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 18, 2008

白い壁の宮殿

 月組日生劇場公演『グレート・ギャツビー』観てきました。
 原作を読んだことも初演を観たこともなく、完全に白紙の状態で臨んだのですが
 すごく良かった。面白かった。

 悲しいというにはあまりにやるせなく、淋しいというよりもむしろ虚ろな、でもたまらなく美しい物語。
 冒頭の明るく賑やかなパーティと、ラストの静かすぎる葬儀との対比がほんとうにほんとうに鮮やかで
 あのたくさんの人たちは一体どこへ行ってしまったんだろうと思いを馳せ、人生のgreatnessとは何なんだろうと切ない気持ちになりながら
 それでも人生のすべてをデイジーに捧げることのできたギャツビーはやっぱり幸せだったんだろうな、と思える。

 うーーーん
 観終わったあともいろんな感情が(自分の中で)交錯していて、たぶん今の私には理解しきれてない部分もあると思うし、上手くまとまらないんだけど
 とにかくひとりひとりの登場人物に嘘がなく魅力的で、小池氏の演出も素晴らしく、ほんとにいい舞台でした。
 何より、アサコさんが壮絶なまでにカッコ良かった。
 姿の美しさはもちろんのこと、ひとりの人を愛しつづける強さとか純粋さとか、狂気にも似たまっすぐさとか
 そういうものが光となって放たれているような。
 その光の矛先であるあいあいも、すごくキレイでした。



 ボキャ貧すぎてぜんぜん感想が書けないので、軽くメモ的なものだけ。

・車がちゃっちくなくて、ふつうに動いててびっくりした。ああいうの初めて見た気がする。
・「デイジー」っていう人と「デイズィー」っていう人がいるのがちょっと違和感(笑)あれはわざと?
・みとさんを久しぶりに見た気がして嬉しい。
・ソルさんすげー。
・汝鳥さんの演じ分けっぷりもすげー。
リュ、リュウ様がカッコ良すぎる…!!!!!
・ナチュラルに窒息しそうでした。何なんですかあの色男。むしろエロ男。
・一色氏がなぜかちょっと汐風幸さんに見える。
・ゴルフコンペの曲がどっかで聞いたことある感じだなあと思ったら『シトラスの風』の「花占い」で、しかもそれに気づいてからよく見ると振付も妙に似てた(笑)
・「神の眼」の演出が神すぎる。
・できればリピートしたかったです。
posted by 白木蓮 at 23:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 17, 2008

お前と俺とは同期のすみれ

 そういや星85期の「楽屋わくわくcafe time!」も可愛かったですねー(唐突)
 本当いい企画だなあアレ。

 なんとなく「若いコたちのトーク(=あまりにもスターな人は出演しない)」というイメージがあり、雪86期のときも「あわわわわ、かなめ姫が参加してるよ!!!」とちょっぴり畏れ多いキモチになっていたので
 今回ふつうにれおんくんが参加しているのを見てびっくらこきました(笑)
 に、二番手様が…!!!(゜Д゜;)))

 でもホントに宝塚って、番手やポジションに関係なく「学年は学年」「同期は同期」な世界なんだなぁと改めて実感。
 特にれおんくんはいつでも上級生にひとりだけ混ぜてもらっているようなイメージなので、同期でのリラックスしたトークがなんか新鮮でした。
 つうかまよまよが可愛すぎるぜ…(溶)
 3人の関西弁ぶりにも笑った。あそこまで全員がバリバリ関西弁っていうトークはなかなか見ない気がします。

 ****

 メールフォーム&WEB拍手から誕生祝いのメッセージを下さった方、ありがとうございましたm(_ _)m
 特にメールフォームからメッセージを下さった、おなじ誕生日の方。
 ありがとうございます!というより、むしろおめでとうございます!
 お互い良い1年にしたいものですね〜。

 NANAの新刊買ってきたので今日はこのへんで。
 では!!
posted by 白木蓮 at 23:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 16, 2008

そして時は過ぎる

 オギー退団公表に激しく凹みつつ、三連休だったので仕事もそれなりにバタバタしつつ、気づいたら誕生日を迎えておりました。ハッピーバースデイ俺!!
 …いやあ、年を経るごとに誕生日が嬉しくなくなるなあ(笑)
 でもふだんあまり連絡を取っていない友達からメールが来たり、仕事仲間と楽しく飲みつつお祝いしてもらったり、そういうのはいくつになっても本当に本当にうれしいものです。
 年相応のちゃんとした大人になれるよう、少しは努力を重ねていきたいと思います。無理そうな気もするけど。

 去年の誕生日って何してたっけ、と思いだしてみたら
 星影全ツの梅芸公演に行ってたんだった。
 今年も大劇場に行きたかったけど…残念。
 でも
 本日開催されたAQUA5のライヴイベント、及び「Memories of 山科愛」が10月にスカステ放送決定!!!
 というのが私にとっては至上のプレゼントです(ウインク☆)
 雪組&AQUA5の皆さん、三連休+ライヴイベントお疲れさまでした!
 あしたの休演日はゆっくり休めますように。
 もう楽まで1週間ないんだなあ。早い。

 ****

 そういえばケータイに、「真飛聖からのムービーメッセージ」なるものが届きました(パーソナルデスクトップカレンダーの特典)
 …トップさんてこんなことまでやらされんのか大変だなあ…。
 などという夢のない感想が脳裏をよぎりつつも、けっこう嬉しかったです。
 ありがとうマトヴさん!!
 全ツ楽しみにしてるよーーーーー!!!!(お稽古場に向かってシャウト)
posted by 白木蓮 at 23:10 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 13, 2008

Quo Vadis?

荻田浩一氏「ソロモンの指輪」を最後に宝塚歌劇団退団へ

さて「螺旋のオルフェ」(93年)で大劇場デビュー、ショーに芝居に独特の世界で根強いファンを獲得している若手演出家、荻田浩一氏が上演中の雪組公演「ソロモンの指輪」を最後に宝塚歌劇団を退団することになった。劇団の慰留にも本人の意志は固かったとかで、今後は外部での幅広い活躍を目指すとか。宝塚歌劇にとっては惜しい人材の流出だ。

 ソース⇒スポニチ大阪 宝塚歌劇支局(藪下哲司)

 教えて下さったsun様、ありがとうございます。


 ****


 噂はチラホラと聞こえてたけど。
 けど。


 私たちを魅了してやまない、そしてオギー自身も確かに魅せられたであろう「タカラヅカ」という強力な磁場から彼をして離れしめたものは、いったい何なのだろう。
 ただ単に「タカラヅカでやりたかったことはやり尽くした」「もっと外で仕事をしたくなった」だけならいいなと思う。
 でも
 もしそうではないとしたら、
 今の劇団そのものが彼に見切りをつけさせたのだとしたら。



 タカラヅカはこれからどこへ行ってしまうのだろう。



 外部での、「タカラヅカ」という枠にとらわれない仕事をしているオギーも好きです。
 OGとタッグを組んで舞台を創るオギーも好きです。


 でもそれ以上にずっとずっとずっとずっとずっと
 タカラヅカでのオギーが好きでした。
 タカラヅカでしか実現しえない、オギーの世界が好きでした。
 彼がタカラジェンヌという唯一無二の素材に向ける、透徹した視線とこまやかな愛情が好きでした。




 『ソロモンの指輪』の終幕を飾るのは
 鮮血をにじませたトップスターと、切ないほどに透明なカゲソロ。

 そして、

 しずかに扉が閉まる音。
posted by 白木蓮 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | タカラヅカ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 12, 2008

画面で出会う雪ん子たち

 タカラヅカニュースの「スター☆セレクトQUESTION」(だっけ?)を見て、かなめくんのリアル千秋先輩ぶりにgkbrしている白木蓮ですコンバンワ。→このあたりの記事参照
 飛行機に乗れないから海外に行けない、て…!!!
 それどこの千秋真一くんですか?(真顔)

 そういえば前に、ひろみくんの役(のだめの)を考えるとか書いておきながら考えてないな。
 今だとフランクとかで見たいかなあ。心優しきアニメヲタク。
 ユンロンとかも面白そうですが。あとウィルトールオケのロランとか。
 ひろみくんってのだめワールドが似合うよね。何でも結構はまりそう(笑)

 そんなひろみくんたちの85期cafe timeも勿論見ました。
 か〜わ〜え〜え〜〜〜!!
 ラギラギの「あ、あ、のうじょう」に骨抜きです。
 毎日ウォーミングアップだかマイクテストだかの時に「農場」という単語を練習している、とみんなにバラされるラギラギ。
 「やってみて」と言われて、おもむろに胸のピンマイクを持って口元に近づけ、「あ、あ、のうじょう」と再現してくれるラギラギ。
 か…可愛すぎる…。
 (´∀`*)
 何かと暴走しがちなヒメちゃんとか(それでこそ舞咲りん)、それを可愛い顔してクールに止めるひろみたんとか、言動はいちばんお姉さんなのに表情やら仕草やらがいちいち超キュートなシナボンとか、それぞれの個性が出まくってて大変楽しいトークでした。
 雪85期って、人数比のせいかキャラのせいか、明らかに力関係が「女子>男子」っぽいのがイイ!!(・∀・)ノ
 8人全員集めたらすごいことになりそうだ。主に女子が(笑)

 雪組ばなしでもうひとつ。
 今月更新されたVISAのキムくんコーナー、なんだか顔が急激に大人びてますねー(って、妙齢の女性に向かって言うセリフじゃないけど)
 髪型のせいでそう見えるのかな。おばちゃんドキドキしちゃうわ。
 お疲れなのもあるかもしれないですが、引き締まった良い顔をしていて、きっと忙しくも充実した日々を過ごしているんだろうなあ…と勝手に嬉しくなります。
 とにゃみ語りもしてくれてありがと!(笑)
 早くまた舞台の雪組生たちに会いたいぜ。
posted by 白木蓮 at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 11, 2008

栄光の日々はどこへ行った

 あれだけ素晴らしいスケールと名曲を誇るスカピンが、私にとってほんのすこし座り心地のよくない舞台なのは
 もしかして私が、悪役であるはずのショーヴランに肩入れしすぎてるせいなのかもしれない。
 別にショーヴランが、「非道な冷血漢」にしてはあまりにもアホでしかも色恋に執着しちゃっているから、ではなくて(笑)
 私には、彼の目指すところが本当に間違っているとはあんまり思えないから。なのです。

 1幕で彼が歌う1曲目。
 貴族への憎しみと革命への想い。

 たぶんあの曲のインパクトが強すぎるんだと思う。
 それと私がベルばらの原作を好きすぎるんだと思う。
 あの曲を聞くと、ショーヴランの情熱にどうしても共感してしまう。
 「ああ、ショーヴランはきっと小さいころ食べるものも服も靴もなくて、お腹をすかせて裸足で石畳を歩き回っていたんだろうなあ…」とか(それは衛兵隊士の弟だ)
 「貴族の馬車に母親を轢き殺されて、『文句があるならベルサイユへいらっしゃい!』とか言われて身も世もなく泣いたんだろうなあ…」とか(それはロザリーだ)
 「きっとショーヴランの近所に住んでいて可愛がっていたいたいけな少年が、貴族にピストルでだまし討ちされたんだなあ…」とか(それはロザリーの近所のピエールだ)
 まあ、そういうことが脳裏をよぎっちゃうんですよね。いちいち。
 ショーヴランの抱えている痛みや辛さが必要以上に身に迫ってきて、彼がほんとうに理想に燃えて革命に加わったんだろうなというのもすごく分かって、だからその彼が、イギリス貴族にグラパンの恰好させられたりしてるのを見るとものすごく切なくなる。
 「栄光の日々」も、ショーヴランの歌うパートがいちばん胸に刺さる。

 やり方を間違えただけで、彼はかつてはあの輝かしい革命の闘士だったのに。
 彼の称号は今でも、誇り高き「シトワイヤン」なのに。





 …というようなことを、別に言語化して考えながら観ていたわけではなく
 ちょっぴり割り切れないような思いを抱きながらボーッと観ていただけだったのですが。

 その、ちょっとだけ頭に引っかかっていた「?」という部分が
 フィナーレ始まったとたん、とつぜん自分の中でくっきり見えた。
 頭の中の靄がいきなり晴れて、言葉になって落ちてきた。


 「ひとかけらの勇気」は、ショーヴランの歌でもあるのだ。


 本編での険しい表情はどこへやら、スターオーラ全開で華やかに晴れやかに「ひとかけらの勇気」を歌うれおんくん。

 どうしてだろう この世の中に 欺瞞と不正 溢れている

 あれはきっと、ずっと以前のショーヴランの姿だ。
 貴族の圧政、歪んだ王制から解き放たれようと、雄々しくも立ち上がった市民たちの姿だ。
 きっと彼らは、この歌に歌われるような勇気と正義を持って、すべてを捨てて闘いに挑んだのだろう。
 ためらわず炎の中へ飛び込んだのだろう。



 そんなことを思ったらうっかり号泣しました。
 本編では一度も泣かなかったのに、彼が銀橋渡ってる数分間で面白いくらい泣いた。
 観ているあいだずっと何か引っかかっていたのはコレだったんだなあ、と。
 このショーヴランを知っているから、私は作品に完全に入り込むことができなかったんだなあ、と。


 うん、なんかもう刷り込みですよねー。
 ビバフランス革命!!!みたいな。
 「外伝ベルばら(ジェローデル編)」にしても、いわばスカピンと同じ「生き残った貴族」側の話なのに、いちばん盛り上がったのはなぜか回想の革命シーンだったし(まああれは脚本自体にものすごく問題があったわけだが)
 自分でもどうかと思うけど、でも、池田理代子先生に刷り込まれたこのフランス革命贔屓は治らんのでしょう。たぶん。

 ****

 ショーヴランの「ひとかけらの勇気」に涙したもうひとつの理由は、「れおんくんの歌がめちゃくちゃ上手くなっていたから」でも勿論あります。
 れおんくんの、「礼音」という芸名の漢字の由来は
 「歌が苦手だから、音に礼を尽くせるように。音にお礼を言えるように」
 だという話をずっと前に小耳に挟んだことがあって(それこそ彼が研1か研2ぐらいのころ聞いた話なので違うかも…まちがってたらすみません)
 ふつうダンスが得意な人は「舞」とかそういう漢字で特技をアピールするものなのに、なんだか謙虚な人だなあ。と思った記憶があるのです。
 銀橋の歌を聞いてたら、それを思いだした。
 音の神様はちゃんとその「礼」に応えてくれたね、と。


 あんなに立派になって、あんなに歌も上手くなって、黒いメイクもすごく似合って、
 それでもなんだかアホ可愛い(笑)柚希ショーヴランが大好きです。
posted by 白木蓮 at 22:59 | Comment(3) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 09, 2008

愛すべきヌケ感

 星組東宝公演『スカーレット・ピンパーネル』。
 2回目観てきました。

 ****

 初見のときからうっすら感じていて、2回目でやっぱりどうしても疑問に思ったこと。

 ↓

 この作品の「潤色」、小池修一郎氏はどれくらい手を入れているんだろうか。
 特に第2幕。
 あれ、ほんとにブロードウェイのに沿ってやってるんだろうか。

 だって…
 その…


 2幕のストーリー展開が、あまりにもイケコオリジナルっぽすぎませんか?(素)


 筋立てとして良いとか悪いとかいう話じゃなくて、とにかく全体的に、ものすごく小池ワールドの香りがする〜!!

 天上天下唯我独尊で自意識過剰でけっこう夢見がちな悪役。
 ハンサムで頭良さそうだけど実は意外と運まかせなヒーロー。
 大事な局面でものすごくあっさりと事態が好転するラッキーぶり。
 壮大なテーマを掲げつつ、すごいミニマムな感じで収束していく物語。
 「おいおいそこは気づこうよ!!」と随所で突っ込まずにはいられない、ナイスボケをかますキャラたち(←それも一人や二人ではない)(むしろほぼ全員)

 ………………

 いやあ、すごい。
 あれがもしイケコやりたい放題だとしたら、ブロードウェイの威光にも負けぬめくるめく小池ワールドの存在感がすごい。 
 もしBW版まんまだとしたら、海の向こうの脚本家と小池氏の波長の合いっぷりがすごい。ある意味ミラクル。
 だってどう考えてもwritten by 小池修一郎っぽいよコレ!!
 あの何ともいえない脱力テイスト。ゆるーーい展開。
 YES, ザッツイケコ☆

 (・∀・)ノ

 …はい。
 以上どうしても茶々を入れたくなったので書いてみましたどうもすみません。

 いや、なんだかんだ言いつつ、曲は本当に魅力的だしビジュアルも美しいし迫力はあるし、もちろん主要キャストの素晴らしさは言うに及ばず!って感じでついつい引き込まれてしまうのですが。
 たとえばグラパンの扮装を解いた瞬間や、洗濯カゴからひょいっと現れる瞬間のトウコさんにうっかり胸キュンしちゃったりしてるのですが。
 ショーヴランに至ってはもう好きで好きで好きで、改めて別記事で語りたいと思ってるくらいツボなのですが。
 ていうか私は小池作品(とか小柳作品とか)のこういうアホっぽさやヌケ感が大好きなんだった、そういえば。

 ただこの作品の場合、プロローグがあまりにも迫力満点で、かつ歴史的な重さシリアスさを多分にはらんでいるので、そこから後半イケコ的ワールドに突入していくのが若干尻すぼみ、というか…。
 これで終わっちゃっていいんかい!!という気がせんでもない。
 まあタカラヅカだからいいのか。

 BWオリジナル版がどんななのか気になるなあ、と思いつつも
 私はやっぱり「ひとかけらの勇気」があってスカピン団それぞれに恋人がいて(BWのスカピン団員には彼女いないらしい)、悪役が愛すべきヌケサクで、最後は美しいラヴソングで終わって、華やかなフィナーレのつくタカラヅカの『スカーレット・ピンパーネル』が好き。
 素晴らしいところもユルいところも全部含めて、この作品を楽しみたいと思います。

 ****

 ところで、潔いほどのエリザスタイル踏襲で話題のフィナーレですが(そうなの?)

 エリザで言うところの「闇が広がる」に相当する、「INTO THE FIRE」での男役群舞。
 あれって、
 初演がもし星組でなくてもああいう感じの振りが付いたのでしょうか。


 否。


 星組さんだからこそ、あんな超ワイルドな振付になったに違いない!!


 特にトウコさんがハケて柚希くんセンターになってからの「漢」っぷりは、何だかすごいことになってます。
 ちょ、星メンズはりきりすぎ!!みんな濃すぎ!!!(喜)

 もしスカピンがエリザのごとく続演するとなると、あのフィナーレダンスはあのまま受け継がれるわけで
 たとえば(あくまでも仮定ね)現雪組でやったとして
 「ゆ、ゆみこさんがすごいワイルドに踊り狂ってるよ!!」
 「剣持ってクルクルクルクル回っちゃってるよ!!」
 「初演のまんまかよイケコ!!!」
 みたいなことになるんだろうなあ。
 超楽しいだろうなあそれ。
 と、ひとりムヒムヒしながら観ていた私。アホです。

 海外ミュージカルは役が少ないのが難点だけど、コーラスの迫力とすさまじい団結力、そしてフィナーレ群舞の漢らしさに、決して薄れることのない星組魂を見ました。
 ああ、楽しかったー。
posted by 白木蓮 at 22:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 星組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 08, 2008

ヅカっぽい雑談

 前回の更新から6日も経っている…!!
 いったい何をしてたんでしょうか私は。
 すでに思い出せないあたりが危ない。まあ、おおかた飲んだり遊んだりしてたのであろう。
 ボーッとしてるうちにスカピンについて書こうと思ってたことを忘れてしまいましたが(曲だけはすごく残ってるのでよく口ずさんでいる)、明日また観てくるのでそのうち書きたいと思います。はい。

 ここ数日の雑談。

・ブックマークをまだ買いに行けておらず、そろそろ売り切れてそうでアレなんですが
 今年の見本を見たかぎりでは、ゆうひくん・みつるきゅん・かなめ姫のが欲しいです(オマエ去年はまとぶん・らんとむ・キムくんのを買ってたんじゃあ…)(どんだけ無節操)
 グラサンゆうひくんと引き潮みつるきゅんとクライドかなめくん!!ステキ。

・しかしどうして今年もオヅキくんのブックマークが出ないのかと小一時間問いつめたい。
 クライドと対になる感じでテッドのブックマークを出してくれたら、並べて壁に貼るのに!!劇団のバカバカ!!!!
 (いや、そもそもブックマークとは壁に貼るものではないわけだが)

・そういえばAQUA5の特典DVDをやっと見たんですが、スカステニュースにちらっと出てた「AQUA FEEL AQUA SOUL」のダンスは、プロモにもメイキング映像にも全然出てこないんですねー。
 超残念。
 てっきりあのダンスがフルで見られると思って楽しみにしてたのに!!
 パニクルーの人の振付で踊るAQUA5がすごいカッコ良かったのに!!
 ミズさんの腰つきがめちゃくちゃエロくて悶絶してたのに!!
 ていうか、パニクルーというグループがまだあることを知って感動したのに!!
 ということは、あの振付は完全にライヴ用なんだなあ。いいなあ。
 ライヴ行ける方楽しんできてくださーい!!

・そんなわけでちょっと拍子抜けしたものの、やっぱAQUA5はカッコ可愛い。見てて癒される。
 素顔でいきなりクライドの台詞を言い出したかなめくんが素敵すぎて、そこだけ3回くらいリピートしてしまいました(え?)
 だって他のみんな(←全ツ中だったためベルばらモード満載)が
 「私はドレスは着ん(金)!!」「黄色!!」「しょくんっ!!」
 とかアホなことを言ってるのに、「テルは?」と振られて
 「俺は何ひとつ、頑張ろうとは思わないね」
 って返しちゃうんだもん!反則です、姫。
 私やっぱりかなめくんの声がすごく好きだわー。デレデレ。

・ソロモンマリポーサを、もう一度だけまた観ました(いつのまに)
 ソロモンが中毒性ありすぎてすごい。こわい。
 私ソロモンだけトリプルヘッダーしたい。ずっとあれだけ観てたい。
 途中で入る拍手もしたくないしできることならまばたきもしたくなくて、とにかくすべてを観たくて、観ているときのあのザワザワと波立つ自分の気持ちに説明がつけられるようになるくらいまでもっともっと観たい。
 …なんてね。そんなんしたら廃人になりそうだけど。
posted by 白木蓮 at 15:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 02, 2008

いいキャラ揃えてます

 よい子のみんな、タカラヅカニュースの「楽屋わくわくcafe time!」はもう見たかな?(唐突)

 以前にも花85期(みつるめおイティカ)の超gdgdトークで私を悶死させてくれたコーナーですが、今回はなんと
 雪86期。
 テルキタそらリサ。
 先生!殺す気ですか!?
 てな勢いの神がかったメンツです。ありがとうスカステの中の人!!

 テルキタスキーとしては、
 「リアルヴァンパイアかと思うほど色素が薄く(←髪の毛含む)ビューリホーな姿で、幼稚園児のような『りか』という名札をつけて超ゴキゲンな凰稀さん」
 とか
 「同じく嬉しそうに『きたろー』という名札をつけつつ、いつもの飄々とした口調で自分とかなめくんの小心者ぶりを語る緒月さん」
 とかにもうメロメロだったのですが、
 それを凌ぐ勢いで


 あのマイペースな美しきかなめ姫をも保護者モードに入らせる真波そらの愛玩動物っぷり


 に激しくツボりました。

 台詞がどうしても関西弁になってしまって同期みんなに突っ込まれるそらちん。
 幕が開いてからも、心配して毎日袖でセリフを聞いてるテルキタリサ。
 何かっつうと「もうまゆちゃんは〜しょうがないんだから〜」みたいな“親スイッチ”が入るテルキタリサ。
 もうどんだけ愛されてんのかと。


 血液型の話をしてても、テルキタリサがA型だという話になって

 緒月「あれ?(まゆちゃんは)O型だっけ?」
 凰稀「ABだよ!」←間髪入れず

 か、かなめくんが音速で突っ込んでいる…!!
 ていうか、
 姫が他人の血液型を把握している…!!
 (姫は他人に興味がなさそうだという一方的な思い込み)

 真波くんすげーなー。あのポジはおいしすぎる。
 テルキタの相変わらずなまったり加減といい、リサリサのプリティさといい、永久保存版にしたいコーナーでした。

 あそこにみずせ君とはるなたんが加わるとどうなるのだろうか…(笑)
posted by 白木蓮 at 17:02 | Comment(6) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

September 01, 2008

心の叫びはサイレントボイス

 『忘れ雪』読了しました。

 えーと。
 読み終わってみれば切なくてピュアなラヴストーリー(何たって「バウ・ピュア・ストーリー」だし!!)だった気もするんですが、しかしその切なさピュアさに匹敵する突っ込みどころも満載で、まあ、その……
 面白かったです。いろんな意味で。

 なんかものすごく体言止めの多い文章だなあ、とか
 時代設定は5〜6年前のはずだし携帯電話とかも登場するのに、そこはかとなく漂う「15年前のトレンディドラマ」な香りは何なんだろう…とか
 一人でニラニラしつつ快調に読み進めていたのですが。

 物語がしだいに白熱してきた259ページ目、
 かぎりなく絶妙なタイミングで挿入される


 心の叫びはサイレントボイス。


 というセンテンスにはやられた(笑)
 比喩ではなく本当に麦茶を吹きました。
 あ、あれはダメだって!!奇襲攻撃すぎるよ!!!(飛び散った麦茶を拭きながら)

 いまもう一度読み返してみたけど、やっぱりブッと吹いてページから顔を背けてしまいました。
 いやあ、言葉の選び方といい文のリズム感といい、ほんとに絶妙だわ。たまらん。
 気になる方はぜひ文庫をお求めになり、前後の文章とともに味わってみてください(営業)


 ほかにも、
 「登場人物が次から次へとペラペラペラペラ状況説明をする」(みんな周りの人間にすぐ気を許しすぎだよ!!そんなに見境なく事情や心情を告白しないだろ普通!!)とか
 「最後の数十ページで、冬ソナ顔負けの怒濤の展開」(ややネタバレですが、大ラスで刃物を持ったあの人が登場したときには驚愕を通り越して爆笑してしまった…)とか
 いろいろと突っ込みたい要素が盛りだくさんです。
 ある意味で非常にこだまっちっぽいと言えるかもしれん(いいのかそれは)

 ****

 ストーリーそのものに関してはどう変わるかわからないので触れずにおくとして、重要なのは登場人物のキャラですよね。
 どうもキャストの顔ぶれとしては「音月桂」とか「凰稀かなめ」とかよりも「河合我聞」とか「江口洋介」とか「酒井法子」とかのほうがイメージしやすいんですが(だって「15年前のトレンディドラマ」だから)
 こういう感触の芝居をどう舞台に乗せてくるのか、非常にワクワクさせてくれるメンツでもあります。キムミミテル。


 とりあえず、かなめくんの役はカッコイイ。
 間違いなくカッコイイ。
 イケメンで女ったらしだけど実は屈折したものを抱えていて、情に脆くて親友思いの医者。
 どう転んでもカッコイイ。
 そういう「どう転んでも」と思われたものを予想外の方向に転ばしてくれるのがタカラヅカなんだが、ま、たぶんカッコイイと思います。はい。
 あとはクールな愛されキャラのかなめ姫が、キムくんへの熱いラヴを炸裂させられるかどうか!(役名で言え)
 ハードル高いけど、これができたらすごいブレイクしちゃうんじゃないかしら。

 キムくんの役は、かなめくんの役みたいないわゆる「オイシイ」役ではなくて、人として完成度が高すぎるので(笑)逆に難しそうだなーと。
 頭脳明晰で優しくて献身的で人を疑うことを知らない、誰からも信頼される二枚目。
 恋愛に関しては超のつく鈍感男で朴念仁。
 こういう真っ白な役だからこそ、清濁併せもつ…というか、芸風に毒のあるキムくんがやるほうが面白いのかもしれない。
 『堕天使の涙』のセバスチャンも大好きだったし、どんな桜木くんになるのか楽しみです。
 獣医さんの手術着コス激しくキボン!!
 (´∀`*)

 みみちゃんは、本人のお芝居以前に、脚本に依るところが大きそうな気がする…。
 一歩間違えたら人格破綻した子に見えてしまいそうなキャラだからなぁ。
 でも、うまくいけば今の彼女の若さとかピュアさとか真っ直ぐさがすごく活きる役ではないかと思うので、これもまた楽しみ。期待。


 と、考えてると結構ワクテカなんですが
 大きな問題がひとつありまして。

 オヅキくんの役がない…!!!!

 (;´Д`)

 あ、いや、オヅキさんがやりそうな役はもちろんありますよ。
 妥当な線だとキムくんの弟役とか。
 キムくんよりはるかに長身だけど、『君を愛してる』でもお兄ちゃんよりデカイ弟だったし、そのへんは無問題!
 兄や父に対する鬱屈したコンプレックスの持ち主で、荒れた生活をしてて暗い世界にも足を突っ込んでるけど本当はけっこうピュアなナイスガイ。最後らへん大活躍。

 あとミミちゃんのフィアンセ(キムくんの恋敵)っていう役もあったな、そういえば。
 でもオヅキさん、あんなカッコイイのになぜかそういう役は回ってきそうな気がしない…なんで?(笑)

 問題は「オヅキさんの役がない」ことではなく、「テルキタで絡む役がない」ということです(そこか)
 鳴尾(かなめくん)は、基本的に桜木(キムくん)LOVEだからなー。あんまし他の人と絡まないんだよなー。
 ほかに鳴尾と絡む役っていうと、鳴尾父(超大物政治家)しか思い浮かびません。
 屈折した父と子を演じるテルキタ。
 それはそれで観たいけど、何か…ねえ…(笑)

 いや、そもそもオヅキくんがバウ組なのかどうか分からないんだけど。
 カラマーゾフの配役がひろみたんコマつんまで発表されてるから、勝手にオヅキくんはバウだと思ってるだけなんだけど。

 あ、そうそう。
 キムくんに想いを寄せる看護士の静香役にはみなこちゃん希望です。
 ドロドロした情念を表現してほしいわー。



 まあ、現時点でいちばん気になってるのは

 この芝居、『アニー』のサンディばりの役者犬が必要なんじゃないのか?

 ってことだったりするんですが。
 どうするんでしょうなあ。

 …いかん、いろいろ妄想してたら初日に行きたくなってしまった。
posted by 白木蓮 at 23:29 | Comment(5) | TrackBack(1) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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