June 30, 2008

新しい風

 時間かかってやっと書いたWS記事が消えてしまい(何度目だ)、へこんでいる今日このごろではありますが。


 せしる&ミミちゃん、新公主演おめでとう!!!!


 せしるくんは花のみつるパターンで滑り込めればいいなーと期待してたし、ミミちゃんは近いうちに絶対ヒロインだろうなとも思ってたけど、まあなんせ、雪組はそのへんの人事がストーンヘッド(死語)なので。
 あんまり冒険はしなさそうだよなあ…という危惧もあったんですが、蓋を開けてみればなかなか新鮮なメンツで楽しみです。
 いつも同じこと書いちゃってるけど、いろんな人にチャンスが巡るのはいいことだ。

 しかし初主演でハリー芝居。
 ハ、ハードル高いな(笑)
 二人ともがんばれー!!
posted by 白木蓮 at 15:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 27, 2008

夢が終わる朝が来る

雪組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(雪組) 
  山科 愛
  柊 巴

     2008年11月16日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

  聖河 椋
  剣崎裕歌
  貴月美礼
  舞遠きあら

     2008年6月26日付で退団



 モバイルタカラヅカの画面をひらいた瞬間、
 何か考える前に自分の顔が歪んで涙が流れるのがわかった。

 何度も繰り返されてきた、誰にでも訪れることだとわかっていても
 それを知る瞬間はやっぱりとてもとても辛い。



 とりわけ集合日付の退団は本当にやるせないです。
 剣崎くん、『君を愛してる』の新公ではずいぶん痩せて美しくなって、歌声も素晴らしかったのに。
 聖河くんには個人的に思い入れがあって、勝手に応援してたのに。
 貴月さんも舞遠さんも、まだまだこれからだと思ってたのに。

 もうお別れすら言えない。



 そして、大事な大好きな雪85期のふたり。
 なんだかまだ信じられなくて、上手く言葉にできないけど…。

 とにかく、最後までしっかりお見送りしたいと思います。
 ただもうそれだけです。
posted by 白木蓮 at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 23, 2008

諦めていた夢のつづき

 雪組バウ・ワークショップ『凍てついた明日‐ボニー&クライドとの邂逅』。
 思いついたままに思いついた人の話を。


●冴輝ちはや(A:ジョーンズ、B:オーディエンス)

 しょっぱな語るのがモーリー。
 どんだけ私に好かれてるんだモーリー(←いい迷惑)

 いやあ、冴輝くんのジョーンズはとにかく可愛かった〜!!
 カワイイカワイイカワイイ……!!!!
 なんていうかこう、ちょっかい出したくなる可愛さ(笑)
 あのブロンドの頭をクシャクシャしてやりたい。って銀薔薇のときも書いた気がするなあ。
 2幕ではジャケットとスラックス姿になってしまうのがちょっと残念でした。ずっとオーバーオールを着ててほしかった(笑)

 「フォードの新型、運転したいだろ?」とクライドに言われて
 「したい…」
 とデレデレしながら答える無垢さ、かわいさがハンパないです。
 ほんとにほんとにクルマが大好きで、触ってみたくて、ただもう100パーセントそれだけの気持ちでボニーとクライドについていくんだろうなあ、という。
 あまりにもピュアすぎてちょっと泣ける。
 最後の
 「二人は悪党でした。言うことを聞かないと殴られました」
 でさえも、保身のためではなく、ボニーにそう言えと言われたから素直に言っちゃったんじゃないかと思えたりする(笑)
 彼のその純粋さ、邪気のなさにボニーは(そしてきっとクライドも)惹かれて、すごく愛おしんでいたんだろうなと。
 みなこボニーとモーリージョーンズのやり取り、温かくて優しくてすごく好きでした。

 Bチームはオーディエンスでの参加。
 2幕冒頭でやってる少年役がまた、カワイイのなんのって…!!!
 (´∀`*)
 農夫だの尼僧だの銀行員だのいろんな人を巻き込んでみんなで写真を撮る場面、
 うしろのほうで一生懸命写真に写ろうとしてピョンピョン跳び上がってる姿が死ぬほど可愛くて、もうどうしようかと思った(溶)
 ここはどうも香音くん演じるジイちゃんの孫、という設定らしいんですが
 このジイちゃんと孫のほのぼの仲良しぶりが超ほほえましいのー。ラブ。


●香音有希(ダイナーの店主/シュミット保安官)

 香音くんの話が出たので、つづいては彼のことを。

 演技的に器用な人ではないんだろうな、と思います。
 ていうか、たぶん悪人ができない人なのかも(笑)
 だからダイナーの店主役のねちっこさとか嫌らしさとか狡さとか、そういうのは足りてなかったような気がする。
 でも。
 持ち味と離れた卑劣な役をやっているからこそ際立つ、彼の大らかさとかあったかさとか包容力とか、そういうところが私はものすごく好きだーーーーーー!!!!
 (全力でシャウト)
 雪組ではひときわ目立つ長身、がっしりした体躯、特徴のあるニカッとした大きな笑顔、誠実で健康的なお兄さんっぽいところ、娘役さんに対して包容力が出せるところ。
 …私のなかでは、ほんのちょっとだけ星組のしい様とかぶる(小声)

 彼のそんなキャラを考慮してなのか何なのか、今回、初演になかった
 「ダイナーの店主の妻」
 という役があります。
 妻帯者なのか!!さすがだな香音くん!!!(笑)
 隣に恋人や嫁がいるときにこそ魅力が発揮されるのが、彼のステキなところだと思う。
 まあ今回は、妻がいるとは言ってもものすごく険悪そうなアレですけど(笑)

 上で書いたおじいちゃん役もホッコリしていいし、シュミット保安官の茫洋としてちょっとヌケてる風情もいい。
 特にシュミット保安官のとぼけたオッサンぶりは、研6とは思えません(笑)
 男役として素晴らしいものをたくさん持ってる人だと思うので、今後も大事にしていってほしいなー。


●梓晴輝(A:ボブ、B:オーディエンス)

 いつでも何となく気になる存在の彼ですが、今回も良かった!!
 特にAチームのボブ役。
 緒月テッドのそばに控えるスーツの美男子、という風情がたまらなくステキでした(笑)
 立場的にはフランク・ヘイマー捜査官側に立っているんだけど、感情的な部分ではテッドのことも理解していて、理解したいと思っていて、それゆえにどうすればいいかわからないでいる…という微妙なニュアンスがすごく出てたんじゃないかと。
 こないだスカイレポートを見返したら
 「ボニーとクライドが1で、捜査官が0だとすると、テッドさんは0.5ぐらいのところにいるけどボブは0.25くらい」
 というようなことを語ってましたが、まさにその0.25のニュアンスがきちんと出てたように思います。
 任務を全うしたいという思いと、テッド・ヒントンに対する親愛の情(笑)との間で静かに苦悩してる感じがイイ。
 あくまでも「静か」というところがポイント。
 そして声もいい!彼の柔らかく耳に馴染む声がとても好きです。

 Bチームのオーディエンスでは、大きな見せ場はなかったものの
 がおりくんに次いで群舞のいい位置に入ってたので、ダンスを堪能させていただきました。
 いちばん最後の銀行員も良かったなあ。おもにメガネが(笑)


●香綾しずる(ロイ・ソーントン)

 今回もっとも舌を巻いた人のひとり。
 凄かったです。
 特に全体の空気が柔らかく丸みを増したBチームの舞台においては、彼の存在感がまるでナイフのように鋭く突き刺さっていた気がする。

 まずは身のこなしが美しい!!!
 ダンサーとして美しいだけじゃなく、男役として美しい。
 肩の線とか。背中の緊張感とか。
 スーツ着て踊るところなんか、めちゃくちゃ決まっててカッコイイです。
 あの若さ(研5?)であれだけ「男役のダンス」ができるっていうのはすごいことだ。
 特に1幕の金庫破りの場面と、2幕冒頭でハマコさんの後ろで踊るソロは素晴らしかった。目を奪われました。

 鋭く空間を切り裂くのは彼の身体。
 そして、刃物のように空間を貫くのは彼の視線。

 台詞は一言もないのに、ロイの残酷さとやさしさとが痛いほど伝わってきた。
 どうしてボニーが彼の幻影から離れられないのか、ということも。
 そりゃああんなに残酷でやさしくて、魅力的な男はなかなかいないであろう(笑)
 ついてっちゃいけないと分かっていても、ついていきたくなっちゃうタイプの危険な色気。
 危険で残忍で、でも途方もなく甘美な。

 『君を愛してる』の上流階級の女といい、新公フィラントといい、今回のロイといい、とにかく舞台センスのいい人だなと思います。
 次回も楽しみ。


●千風カレン(A:ダイナーの店主の妻、B:ブランチ)

 星影全ツあたりから、「ポスト愛耀子おねえさま」として個人的に期待が高まっている人なのですが(笑)
 今回はまさに本領発揮!マーベラス!!!
 ブランチの歌唱力はただごとじゃない。
 シュガノン以来、久々に彼女の歌声をしっかり聞きました。やっぱり上手いわー。
 今回追加されたブランチの曲は、彼女のために書かれたんじゃないかと一瞬思ってしまうくらい(笑)
 歌だけじゃなくて芝居センスもよく、WSメンバーの中ではずば抜けた安定感でした。
 Aチームでの店主嫁も、生活に疲れた感じとか妻のたくましさとかがすごく出ていて良かったし、是非ともこういう地に足の着いた女役路線を極めていってほしいです。
 彼女のような女役さんがいると舞台は面白くなる。はず。


 ここまで書くのに実はものすごく時間かかってるんですが、まだ5人しか書けてないのか…。
 もっと書きたい人がいっぱいいるのに〜!!!

 続きがあるかどうかは、すべて神の思し召し。
 インシャラー(・∀・)ノ
posted by 白木蓮 at 23:51 | Comment(5) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 22, 2008

手触りの違い

 なんとなくお久しぶりです。
 皆さまお元気ですか?

 全ツが終わったのと、どうもネットがご機嫌斜めなので更新が滞りがちですが
 超タイトなスケジュールを組んで無理やり『凍てついた明日』Bチームを観にいったりはしてます(親指)
 午前中まで仕事して、飛行機乗って、伊丹からタクシー飛ばして、1幕観て、フルールのたこやき食べて(食うのか)、2幕観て、ついでに出をちょろっと眺めて、帰宅。とか。
 純粋にバウ1回観るためだけの遠征。
 まったく罪な男たちなんだから、テルキタ黒ハート

 ………(;´Д`)


 そんなわけで一応A、Bと両方観ました。

 よく考えたらAチームの感想もまだ書いてなくて
 「テルキタがかっこよかった」
 で終わっちゃってるな、私(笑)
 Bチームでも当然のごとくテルキタは素敵で、二人の動きがシンクロする一瞬とか、帽子のつばからのぞくかなめくんの美しい横顔とか、スーツを翻らせながら袖に猛ダッシュするオヅキさんの背中とか、またしても無数のディテールに魅了されてしまったのですが
 それはそれとして、両チームの舞台の話。


 ひとことで言うと、Bチームのほうがきれいな手触りをしてました。
 つるんとして、角が少なくて、なめらか。

 Aチームを観たのが初日と2日目で、Bチームを観たのは楽の前日で
 芝居のこなれ具合が全然違った…ということもあると思います。
 それでなくても、Bチーム公演のほうが確実にこのお芝居に慣れているわけだし。

 でももちろん役者の違いもある。
 たとえばボニー。
 Aチームのみなこちゃんは、なんていうか、私がイメージする「ボニー・パーカー」にすごく近い感じでした。
 かわいて厭世的な目をした、強がりの、でも脆くてはかない。
 そのザラザラとした狂気、とがった手触り。

 Bチームのさゆさゆは、ボニーという人物造形よりも前に、まず「娘役」という要素が強かったような気がします。
 もともとの持ち味が陽性であることも大きいのかも。
 だからボニーのキャラクターもみなこボニーよりずっと柔らかくて軽やかで、なめらかに見えた。

 そのせいか
 みなこボニーに対するかなめクライドが、彼女と同じだけの孤独と狂気を抱えた、彼女と向かい合って立つ人だったのに対して
 さゆボニーに対するかなめクライドは、もっと「タカラヅカの男役」寄りでした。
 こう、小ぎれいというか。スマートというか。
 …単に芝居に慣れて、元の「男役」の部分が顔を出してきたのかもしれないけど(笑)
 テルみなこの距離感が醸し出すヒリヒリとした痛みや救いの無さは、テルさゆになると、「男役と娘役」の柔らかなものに変わっていた。

 どちらも面白かったです。
 そりゃまあ役者としての持ち味というのはどうしたって変えられないわけで、「ボニー役者はどっちか」と言われたらみなこちゃんだと思うんだけど
 でも個人的に「ヒロインとしてどっちが好きか」と言われたら、どっちもそれぞれにいいと思う。
 ボニーとクライドの関係も、『凍てついた明日』という作品にふさわしいのはAチームのほうかな、と思うけど
 でもタカラヅカなんだし、テルさゆの関係性もアリなんじゃない?と思う。

 特に今回のさゆさゆは、今まででいちばんキレイに見えた。
 これまで見たことがないくらいキレイな表情をする瞬間が、いくつもあった。
 雪ファンとしては、そういうさゆさゆを見れただけでもすごく嬉しかった。のです。
 すごく頑張って頑張って役作りしたんだろうなあ、という。


 …何が言いたかったのかわからなくなってきてしまった。

 要は「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)ってことだ!!
 甘いと言われようがどっちのチームも良かった!!以上!!!
 (強引にまとめた)

 あまりに眠いので、他の人たちについてはまた今度。
posted by 白木蓮 at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 19, 2008

全国ツアーのススメ

 4年連続で全国ツアー参加、の業績を誇るミズ先輩と雪組に合わせ、気づけば私も日本各地へお邪魔しております。
 参加してみると、やっぱりヅカファン率の高い大阪や首都圏よりも、タカラヅカに馴染みの薄そうな土地のほうが100倍楽しい!!!
 思わぬタイミングで入る手拍子とか、客席降りでのものすごい歓声とか、大羽根へのどよめきとか…
 これぞ全ツの醍醐味。
 それで観光もできちゃったりしたら言うことない。

 というわけで、今後の自分のために
 ここ数年で学んだ全ツの極意を軽くメモ。
 実はこれ、去年の星影ジョイホー全ツのときに書こうと思ってた記事なんですが(笑)
 タイミング逃しまくったので、今ごろ書いてみる。


〜前準備〜

■行き先を決める
 まずはどこに行くかを決める(当然)
 日程やアクセス、行きたい場所または食べたい物など、これは人によって様々だと思いますが
 自分の好きな生徒さんの出身地だったりするとやっぱり楽しいですよねー。
 特に主演メンバーのご当地は盛り上がるのでオススメ☆

■チケットを取る
 梅芸や市川など劇団主催のところは比較的取りやすいけど、各地の劇場主催公演だと、案外チケットが出回らなかったりします。
 特に今回のベルばらはかなり主催者側に押さえられてて、一般ファンには流通しにくかった印象。
 さすがベルばら。腐ってもベルばら。
 なので、行く場所が決まったら早めにアプローチするのが良いでしょう。友会入力の時期もめちゃ早いので注意。

■アクセスを調べる
 劇場のサイトに行って、最寄り駅とそこからの行き方をよく調べておく。
 自宅から駅までの行き方はもちろん、もっと大事なのは駅から劇場まで!
 けっこうターミナル駅から離れてる劇場が多いです。
 徒歩15分ぐらいかかったり、地下鉄やバスを使わないと行けなかったり、ヘタするとタクシー以外に手段がなかったり。
 特にバスは乗り慣れない者にはなかなか難しいので、どの路線に乗るべきか、どこで降りるべきか、どのくらいの頻度で運行しているか…などをマメに調べておくほうがいいかも。
 私はものすごく大ざっぱな人間で、普段どこか行くのに下調べをすることはめったにないんですが、全ツの劇場へのアクセスだけは「会社への行き方を調べる就活生」ぐらいの勢いでリサーチかけてます(情熱の使い道をまちがってるよ)
 

〜当日〜

■余裕をもって出発
 何はなくともコレ重要!
 余裕をもって出発!!(私がもっとも苦手とする行為)(超ギリギリ人間)
 電車が遅れるとか乗り間違えるとかそういうことは少ないにしても、上に書いたようなバスやタクシーの現地移動で時間のロスが生じることは十分ありえます。
 知らない場所には早めに着いて、行く前にのんびり観光できるぐらいのほうがいい。うん。

■ターミナル駅に到着
 全国ツアー、特に平日は14時開演のことが多いので、午前中に用事を済ませて飛んでいく…という場合でないかぎりは早めに着ける。はず。
 というわけで、着いたらそのへんをフラフラしましょう。もちろんバス乗り場などをさりげなくチェックすることも忘れず。
 はじめての土地だと、この最初のフラフラが楽しいんですよね〜。
 おいしい物を食べたり、つい余計な物を買っちゃったり。

■弁当っぽいものを買っておく
 全ツの公演が行われる劇場は、たいてい売店があまり充実してません。
 あってもせいぜいスナック菓子とペットボトルのお茶くらい。
 さらに、劇場周辺にコンビニなどのない場所も多い。
 さらにさらに、特に東宝組の人にとっては慣れないことに、昼公演と夜公演の間が非常に短い(大劇場公演と同じインターバル)
 ダブルヘッダーの場合、うっかりすると昼公演の前から夜公演の後までロクなものを食べられない…という事態もありえます。いやマジで。
 なので、劇場周辺に行く前に、どこかで食べ物を調達しておくことが必要!
 コンビニおにぎりでもお弁当でも何でも良し。
 とにかく鞄のなかに食べ物がある、という安心感は大変心強いです。よ。

■余裕をもって劇場へ
 ターミナル駅周辺を散策したら、いよいよ劇場へ。
 ここでも余裕をもって行動するべし。
 バスは時間通りに来るとはかぎらないし、いざとなったらタクシーがあるわ♪と思っていても、開演前の時間だとタクシーが捕まらないこともある。
 チケットを渡そうと思っていた相手が、それで足止め食らって来れなかったことがあるので(笑)ご注意あれ。

■帰りの足を確保しておく
 さて、劇場に着いたら、また帰らなくてはいけないわけで。
 バスで来た人は、まず帰りのバスの時刻をチェック!
 けっこう終バス近い時間だったりすることもあるので、覚えておいて乗り遅れないように気をつけましょう。
 新幹線や飛行機の時間がある人はなおのこと。
 タクシーの場合、郊外の大きな劇場で公演があると、たいてい終演の時間には客待ちのタクシーがいっぱいいるのであまり心配することはないかも。
 それでも心配な人は、あらかじめ現地のタクシー会社に電話して車を呼んでおくのもアリです。
 ただ、待っていてもらう場所をちゃんと把握してないと余計混乱するので気をつけて。

■トイレ行っとく
 早めに劇場に着いたところで、行っておくべきはトイレ。
 幕間は混んでて行けないかもしれないし、最初にトイレの場所を把握しておけば、幕間にも一直線にダッシュできる(笑)

■開演
 さあ、あとは楽しむだけ!
 地元の皆さんと一緒に盛り上がりましょう〜☆


 以上。
 それでは皆さま、ボン・ボヤージュ!!
posted by 白木蓮 at 23:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 16, 2008

千秋楽雑感

 雪全ツ千秋楽@相模大野、行ってきましたー。
 挨拶などはまたCSで流れると思いますが、私が観たものとか思ったことをとりとめなくメモ。


・千秋楽といっても全ツなので、特にアドリブなどはなかったような。
 ひとつだけ、舞踏会の場面でマロングラッセがジェロ様の肩をツンッとつつくところで
 ジェロ様もマロングラッセをつっつき返してた(笑)
 なんてラブリーなミズ先輩♪

・全体的にみんなものっそテンション高かったです。
 特に舞踏会のヒメがヒメがヒメが…っ!!!!
 いつでもすごいんだけど、今日はジェローデルを見て「んまあ、みずみずしい瞳〜!!」「たまんな〜い!!」と叫んでたり(笑)いちいち台詞や動きが激しくて、なんかもうヒメちゃんしか目に入らないぐらいの勢いでした。
 扇子をパタパタやる仕草からして、すでに可笑しい。
 芸風がかぎりなく『ノン・ノン・シュガー!!』のザザに近づいていたぞ(笑)

・オスカルがマドモアゼル・ド・ギーヌ(いづるん)をメヌエットに誘うところで、いづるんの後ろからオスカルに向かってエスコートの手を差し出しているひろみたんがツボ。
 あの可愛すぎるスマイルと、オスカルに存在さえ気づかれてなさそうな押しの弱さがたまらん(笑)

・観るたびに、マロングラッセがジェローデルについて語る台詞がワケわかんなすぎて笑ってしまう。
 「確かにお美しいには違いありませんが、その美しさを鼻にかけていらっしゃるところがあります。
 冷たくて、キザで、でもその奥には優しくて強い信念を隠し持っていらっしゃる…。
 ああ、あんなつかまえどころのない人とオスカル様が結婚だなんて〜〜!!」
 いや、優しくて強い信念を持ってるならええやん別に!!!
 言ってること支離滅裂だよマロングラッセ!!
 「主役のジェローデルは美しくて優しくて強い信念をもってる人ですよ」ってことをどうしても盛り込みたかったんやね…植田御大…。

・舞踏会に乗り込んできた衛兵隊の皆さんが歌ってるとき、オスカルが彼らに向ける楽しそうな顔が好きです。
 なんかもう、コイツらが可愛くてしょうがない!!って顔してるのー。そんな隊長が可愛いのー。

・芝居もショーも、見れば見るほどぐっちょんが愛音羽麗さんに見えて動揺。

・「愛のかたち」という名前の主題歌が出てくる回数を数えてみたら、
  *プロローグ(ミズとな)→雪ver.
  *カーテン前(フェルゼン)→雪ver.
  *フランスのフェルゼン邸(ソフィア)→花ver.
  *フランスのフェルゼン邸(ジェローデル)→星ver.
  *スウェーデンのフェルゼン邸(ジェローデル&ソフィア)→雪ver.
  *修道院(瀕死のジェローデル&ソフィア)→雪ver.
 で合計6回でした。
 この公演を5回観た私は、全部で30回聴いた計算ですね。
 道理で聞き飽k(ry
 プログラムに歌詞が載ってる雪バージョンはもちろん、花も星も歌詞を覚えてしまいましたよアハハハハ(乾いた笑い)
 これ、やっぱりアラン編とベルナール編でも使い回されるんだろうか。
 できればもうちょっと回数を減らしてほしいんだが…。

・革命の場面、上手後方でやたら跳躍力の高い人たちがいるなあと思ったら、沙月愛奈ちゃんと笙乃千桜ちゃんだった。
 この二人は顔も超可愛くて眼福眼福。

・WEB拍手から
 「フェルゼンにまでこき使われるマロングラッセって、あの時点で既に亡くなってますよねぇ〜〜?」
 と突っ込んで下さったアナタ!!
 その通りです。
 マロングラッセは、バスティーユで亡くなったアンドレとオスカルに呼ばれるようにして息を引き取るんですよねー。
 原作のあのへんはもう、泣けて泣けて…思いだすだけで涙が…
 (と、また原作語りを始めると長いので省略)
 ジェローデルやフェルゼンの小間使いをやってる場合じゃないっつうの!キーー!!

・何度観ても必ず私のツボを直撃しまくるラ・ファイエット公。
 「裏切ったのは愚かな貴族だ。
 平民におもねり三部会まで作り、都合が悪くなると今度は解散!」
 これだけの台詞なのに、台詞廻しといい身振り手振りといい、どうにもこうにもハートを揺さぶられてやみません。
 VIVA!谷やん!!!

・そんな頼りない感じのラ・ファイエット公を、
 「そうだ。ラ・ファイエット公だ!!」
 と誇らしげに紹介するロベスピエールもナイス☆

・ミロワール、今日で見納めだと思うとほんとに淋しかったです。
 本公演含めて何回観たかわからないけど、最後まで飽きなかったしまだまだ観ていたいと思えた。大好きだなあ。

・ハートダンスのラスト、ゆみこさんが「センキュー!!」とハイトーンな掛け声をかけていてものすごく可愛かった〜(笑)

・ナイト&デイでゆみこさんと沙月愛奈ちゃんがセンターの場面、後ろの人たちを観ていたらゴマちゃん(愛輝ゆま氏)&ヒメ、というカポーのリフトが目に飛び込んできて盛大にツボる。
 だってゴマちゃんが「ワガママな奥様をクルクル回してあげている気弱な家臣」みたいなことになってるんだもん…!!!
 (い、色々とすみません)

・でも歌が終わって場面転換しつつ各ペアがそれぞれ色っぽく絡むところで、
 果敢にヒメちゃんの胸をまさぐっていたゴマちゃんの勇気に乾杯。
 (・∀・)ノ
 いやあ、あれはかなりアグレッシヴな手つきでしたわ…。
 ゴマちゃんGJ!そのガッツがあれば、君はきっとステキな男役になれる!!(親指)

・アシンメトリーな並びになってるAQUA4について、WEB拍手から名言をいただきました。
 「それでも自分の代わりが他にいると思わせるよりはましだろ(@NANA)」
 …やばい、グッと来た(笑)
 そうですよね!!
 ナウオンのミズさんも「凰稀かなめさんの面影を追いながら…」って言ってましたもんね!!!
 かなめくんは余人をもって代えがたい雪組の大事なスターなのです。
 うーん、いいこと言うなあ、ヤス…(涙)
 メッセージ下さった方、ありがとうございましたm(_ _)m

・ご当地出身者はあゆみちゃんとひろみたん。
 中でもあゆみちゃんは相模原市出身で、このグリーンホールにもバレエの発表会で立ったことがあるらしい。おおお!
 後ろの階段から平舞台まで下りてきて挨拶していたのがカワユスでした。
 キムくんの「せーのっ」みたいな音頭で、キムくん周辺の人たちが
 「あゆみーーー!!」
 とコールしてたのもカワユスでした。

・ひろみたんのときもキムくんが音頭を取ったんだけど、なんかタイミングが合わなかったのか、キムくんだけが
 「ひろみーーー!!!」
 とシャウトしてて若干恥ずかしそうだった(笑)
 そんなキムくんもカワユスカワユス。

・カーテンコールは3回くらい?すごい盛り上がって楽しかった!!
 「宝塚大劇場までいらしてください!」とアピールするミズ先輩の営業マンぶりが最後まで炸裂しまくってて、客席も組子も大爆笑の連続。
 「26段の大階段、生オーケストラ、そして私たちが銀橋と呼んでいるエプロンステージなどなど、もう…言葉では言い尽くせないっ!!」
 みたいなことを瞳ウルウルさせつつ語る姿に、真のヅカファン魂を見ました(笑)
 なんでミズさんの挨拶はあんなに面白いんだろう…。

・2階席から男性の声で「ミズさん!!」というような掛け声がかかったんですが、
 「あ、ありがとうございます。そんなに言っていただけると…」
 とかなんとか言いながら恐縮しているミズ先輩がたまらなく好き(笑)

・次回の大劇場公演のみならず、東京公演の初日までしっかり宣伝するミズ先輩。さすがです。

・最後のカーテンコールでは、
 「お名残は尽きませんが…えー、淋しいなあ!!!」
 といきなり素に戻った声で叫びだしてまたみんなを沸かせる(笑)
 周りの組子たちも口を押さえて笑い転げていたぞ。
 なんかもう、先輩のいい人ぶりが滲み出ていて本当に幸せなキモチになりました。
 雪組を好きで良かったよー。

・相変わらずの『ベルばら』に脱力したりもしたけれど、振り返ってみれば、やっぱり楽しい全ツだったなと。
 雪組の皆さん、お疲れさまでした!!
 ゆっくり休んでくださいね☆
 (でもきっとすぐにバウに現れるんだろうなぁ…笑)
posted by 白木蓮 at 19:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 15, 2008

全ツミロワールの壺

 千秋楽の前に、ショーの話をちょびっとだけ。


・プロローグらへんはあんまり変更ないので気楽に観てるのですが、客席降りは全ツだとすごく盛り上がって楽しい!
 ジェンヌさんたちも嬉しいだろうなー。

・ハートダンスに新しく加わったひろみたんが激ラブリー☆
 ひろみ&じんじん、というカポーがなんか新鮮です。

・キムくんと沙月愛奈ちゃんのコンビも、私的に好きな顔の二人なので(笑)嬉しい。
 ただお互いにアグレッシヴすぎて、カップルというよりは戦友、みたいなコンビになってますが(笑)

この作品でいちばん働いてるのは、実は神麗華さんじゃないかという説。
 ハートダンスに出てたからメデューサには出ないのかな?と思いきや、メデューサにもしっかり出てますよ!すごい運動量!!
 中詰めはダルマで出てるし、ロケットも出てるし、大活躍です。じんじん。

・客席から登場するメデューサは、もうひたすらカッコいい!!!死ぬほどカッコいい!!!
 一度私のすぐそばの通路で立ち止まってサングラスを外したときがあって、そのときはもう…石になった(笑)

・超クールビューティな感じで歌ってるのに、両手は寛大に広げてお客さんの手に触れていくあたりがたまらなくツンデレ。
 その優しさがたまらなくミズ先輩。

・そらちんは相変わらずシャープでクールで超ステキ。
 メデューサが本舞台に出てからの3人の踊り出しが、本公演ではもともと舞台上にいたのが、全ツでは踊り出す瞬間に袖から飛び出してくる感じになってて、こっちのが好きかもー。

・メデューサメンバーはあまり変わってないけど、1人だけ新しく加わった谷やんの「必死にみんなについていってる感じ」が激しくツボです。

・シンデレラせしるはやっぱりビューティホー!
 普通にきれいすぎてあんまり意外性がないのが玉にキズ(贅沢な言い分)
 かなめくんは気負いなくナチュラルに「姫」でしたが、せしるくんはやたら闘志満々なのが面白い。
 力みすぎて、歌とか大変なことになっているぞ(笑)

・中詰めのキムとなアイコンタクトをガン見しつつ、そういえばキムとなに飢えていたことに気づく。芝居で一度も絡まなかったからなあ。
 そしてキムくんの男くさーいエロ顔に飢えていたことにも気づく。オスカルは女子だったからなあ(遠い目)

・キムくんのエロ顔ウォッチングに熱中するあまり、せっかくsing×3にひろみたんが出ているのをほとんど観れていない…。
 しかしあそこの衣装は黒いままのほうが良かったような。

・sing×3のバックは、アダルトな黒い羽根ダルマちゃんたちに変更。
 じんじん・杏奈ちゃん・かぐやちゃんと来て最後はあゆちゃん。これがヒメちゃんかシナボンなら85期縛りになったのに…!惜しい!!

・ナイト&デイのデュエットはキングとかおりちゃん。
 ハマコさんの歌が耳に残っているので初日はずっこけましたが、日を追ってすごい良くなってると思う。
 歌を楽しんでる様子も伝わってきて微笑ましいです。がんばれキング!!

・ゆみこさんのAQUAソロは何度聴いても本当に心地よくて癒される。大好き。
 しかし「舞台が盛り上がったあとで一人出てきてカーテン前ソロ」を芝居2回・ショー2回の計4回やられるとさすがに切ないっす…。
 まあショーは、芝居のようなKYな展開になってないだけはるかにマシだが(笑)

・AQUAの総踊りも美しくて、人数が減ったことを忘れるほどの迫力。
 ミズとなリフトの回転数も増えてます(笑)

・キムテルデュエットを1人で受け持つことになったキムくん。
 全然物足りなさを感じさせないあたり、さすがとしか言いようがない。

・ソロが終わって幕があくと、舞台上にイチゴちゃんたちがズラリ!WOW!!!
 あ、あの、真ん中に赤い羽根しょった超華やかな高級イチゴちゃんがひとりいるんですがあれが噂の白羽さんですか?死ぬほど可愛いんですが食べちゃってもいいですか?(錯乱)

・キムとなで目を合わせて手を振り合うというさりげないサービスもありつつ、全ツ版ロケット開始。
 いやあもう、となみカワユス!!
 ありえないほどカワユス!!!(わかったから)
 ちょっと恥ずかしそうなのがまたたまらん。デレデレ。

・上級生娘役ダンサーズが軒並み出てますが、やっぱりみんな下級生よりも脚が締まってて美しいです。
 ふだんは見られない禁断のシアワセ(笑)

・燕尾も人数とか階段とかの減少を物ともしない揃いっぷりで、これぞタカラヅカ!という気迫に満ちていて誇らしい。
 AQUA5がAQUA4になったため、どうも位置取り微妙なのだけが惜しいわ(笑)

・デュエットダンスの時のミズさんの表情が好きだー。

・そして最後の大羽根にどよめく客席。うふうふうふカッコいいでしょー(なぜか自慢げ)

・ああ、やっぱりミロワールは楽しいなあ。
 これがあるからベルばら頑張れました(笑)
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June 14, 2008

100分間の腹筋トレーニングその4

 いよいよ明日は全国ツアー千秋楽!!
 な、なんとか間に合いそうです。ショーのこと何も書いてないけど。
 こんな長くてグダグダなアレなのに、アップするたびにWEB拍手からいっぱいメッセージをいただいて、本当感謝しております。おかげさまでノリノリで書けました(笑)

 というわけで、最終回いってみよう!!


【フェルゼン邸(スウェーデン)】

 あまりにも唐突に歌が上手すぎて逆にKY、という神がかったシチュエーションを設定されているフェルゼンですが(いや別に意図的に設定されたわけではなかろうが)
 あっけにとられていた客席が「と、とりあえず場面が変わったのね!」ということを把握したところで再びカーテンが上がります。
 フェルゼンにお客様が来ている模様。
 「誰だ、こんな私に客だなんて…」
 「ジェローデル様です」

 スウェーデンまではるばる来ちゃったジェローデル(・∀・)ノ

 フランス貴族、それも美とエレガンスを何より愛するジェロ様がなんでこんなとこまで来てるんじゃ!!!
 と総力を挙げて突っ込みたいところですが、この筋書きはすでに2006年の星ベルばらで用いられているため、いまいち衝撃が薄い。
というかむしろ、普通に受け入れてしまってる自分がいて嫌だ(笑)

 しかしそんな生ぬるいことでは終わらないのが『外伝・ベルサイユのばら』。
 「常に新しい笑撃を!!!!」がモットー…なのかどうかはわかりませんが、ああジェローデルがスウェーデンに来たのね、と軽く受け流した私たちの腹筋を再び鍛えさせてくれます。

 ジェローデル、マロングラッセ同伴で来ちゃったよ!!(笑)

 何してるのマロングラッセ!!
 あなたオスカルの乳母でしょ!!ジェローデルにお供する義務はないでしょ!!
 たとえ「王妃さまをお助けすることでジェルジェ家への忠誠を果たしたい」という自発的な行動だとしても(オスカルとアンドレは革命で反王制側に回ってるので、それもおかしな話ですが)
 おばあちゃんがジェローデル様の荷物を全部持つことないでしょ!!!!

 重そうなスーツケースを二つ、よろよろと両脇に提げているマロングラッセ。
 ジェロ様ったら、自分の召使いでもないおばあさんにあんなに荷物を持たせるなんて…紳士らしからぬ行動ですなあ。
 「ぼく貴族だから剣より重いものは持てないもんっ!!」ってことでしょうか。それでいいのか近衛兵。

 私がマロングラッセに気を取られているあいだに、ジェローデルはフランスの情勢をフェルゼンに説明し、王妃さまを助けてほしいと頼んでいました。
 「パリは、革命軍の手に落ちてしまいました」
 と、深刻な顔でさっきの革命をばっさり全否定したりしてます。
 (゜Д゜;)))
 ええー!
 あの革命シーン、あんなに力入ってたのに!!
 鳴り響くラ・マルセイエーズにあんなに感動したのに!!
 そういえば革命軍の敵だったよこの人_| ̄|○

 うーん。やっぱり何か力の入れどころが間違っている気がする。

 もちろんフェルゼンは、愛する王妃さまの一大事とあっては黙っていられません。
 「よし、行こう!!」
 と即座に決意。
 ここの「行こう!!」と叫ぶ彩吹さんがすごくピュアでまっすぐな眼差しをしていて、どうも観るたびに「アナベルを助けにゆこーーー!!!」と叫んでいた可愛いエリオットくんを思いだします(笑)

 そこで横槍を入れるのが、黙って聞いていたソフィア。
 「お兄さま、今フランスへ行くのがどんなに危険なのかわかっているのですか?それほどまでにあのお方を愛しているのですか?大っぴらに愛することもできないあの方を?本当にそれでいいのですか?」
 と、怒濤の勢いでたたみかけます。
 どうもこの兄妹の共通点は、「空気読まずにとりあえず言いたいことを言う」ところのようだ(笑)
 フェルゼン「何が何でも王妃さまLOVE―――――――――!!!」
 ソフィア「フランスは危険危険危険―――――――――!!!!」
 いや君たち、気持ちはわかるがもう少し「場の空気」というものをだね…。

 そんな兄妹も最後には優しくお別れのハグを交わし、フェルゼンはフランスへ出発することになります。
 なんだかんだで、このユミトナのハグがかなり好きな私(笑)
 なんか見ててホワンとするのー。

 しかしホワンとしたのも束の間、フェルゼンの
 「すぐに支度だ。マロングラッセ、荷造りを手伝ってくれ!」
 でまたしても腰が砕ける。
 あのう、マロングラッセは高齢で、しかもジェローデルの重い荷物をいっぱい持ってはるばるスウェーデンまでやってきたところなんですけど…。
 も、もうちょっと労ってやってくれよー!!!
 貴族の皆さん、どう考えてもばあやをこき使いすぎです。

 かわいそうなばあやはフェルゼンと共に舞台袖へハケていき、ここからはジェローデルとソフィアの場面。
 ちなみに彩吹氏、「高齢者に優しくないフェルゼン」というイメージを日本全国に広めたところで出番終了です。
 やりきれないぜ。

 残されたソフィアは、ジェローデルに向かって
 「あなたを危険なフランスへ行かせたくない」
 と訴えます。
 しかし、最後までフランス貴族の誇りを持って、フランス貴族にふさわしい終わりを迎えたい…と答えるジェローデル。
 誰よりも彼の美意識と矜持とを理解しているソフィアにはそれ以上彼を引き止めることはできず、ついに
 「あなたを、あなたの信じる滅びの中へと去らせてあげましょう」
 と言うのでした。
 そんな彼女に向かってジェローデルは
 「もしいつか私の帰る場所があるとしたら、それはあなたのところにしかありません」
 と言い残して去っていきます。
 舞台に残ったソフィアが、切ない愛を一曲歌って暗転。


【ジャコバン修道院】

 場面は(ようやく)現在に戻ります。
 カーテン前で打ち合わせをしているヒロさん隊長と兵士たち。
 普通の会話なんだけど、ナウオンを見てしまったあとだとここが面白くてしょうがない(笑)
 2001宙ベルばらの時のレインボーカフェ(←MXの番組。現カフェブレイク)を偶然見たときから思ってるのですが、ミズ先輩の『ベルサイユのばら』に対する感覚は私たちのそれとかなり近いものがあって、見てるといろいろ面白いんですよねー。
 「もはやこの修道院は袋のねずみ。アリの這い出る隙すらありません」で、ププッとなっちゃう感じとか。
 ヒロさんが「もうすぐ夜が明ける」と言ったときの、兵士たちの「朝日に向かって一斉に顔を上げる」リアクションがツボに入ってるらしいあたりとか。
 あの場面を見るとどうしても、
 「パァァーーーッ(*´∀`*) みたいな」
 と言いながら兵士たちのマネをしていたミズ先輩が脳内をよぎって、震えながらうつむいてしまう…。
 先輩の表情が私のツボ直撃でしたの。

 そんな「袋のねずみ」状態の修道院の中では、ジェローデルとソフィアがお互いの今までを説明し合っています。
 ソフィアはジェローデルの身を重んじるあまりフランスまでやってきて、でもジェローデルは血の殺戮のなかで死んでしまったものと思い、希望を失って修道院に入ったんですって。
 ジェローデルは貴族として捕らえられたもののいつぞや助けたロベスピエールに釈放され、ソフィアに会いにスウェーデンに行ったらフェルゼンに「あいつならフランスだぜ」と言われてまたフランスに戻り、そしたらナポレオンが皇帝になってしまったので「我々が血を流して闘ったのは新しい皇帝を作るためではない!それでは死んでいった者たちに申し訳が立たない!!」と憤ってナポレオン暗殺に踏み切ったんですって。

 いや、だからそういう大事なことこそ場面で表現しろよ、という(笑)
 ぜんぶ台詞で説明させんなーーー!!!
 植爺のバカーーー!!!!

 まあそんな流れで、暗殺に失敗したジェローデルが今ソフィアのもとにやってきたわけです。
 長い長い説明ゼリフを語り終え、「もう悔いはない」と言いながらマントを脱ぎ捨てた彼の白いシャツには、大きな赤い血痕が。
 「ジェローデル、あなた!!!」
 と悲鳴を上げるソフィア。
 実はジェロ様、さっきしゃべってるときから声かすれちゃったり足取りがよろめいたりしてて、「どう見ても具合悪いですよね?」って感じだったんですが…
 ソフィア、気づいてなかったんか(笑)

 くずおれるジェローデルと、彼を抱きかかえるソフィア。
 「このまま死なせてください。あなたの腕の中で…」
 「とうとう私のところへ帰っていらしたのね…」
 切ない会話を交わしつつ、しかしもちろん「瀕死のときには歌を歌う」が植田芝居のセオリーです。
 虫の息で「たとえば虚空に無数の雪があるように…」と歌い出すジェローデル。
 ソフィアがそれに合わせ、サビにさしかかったところでジェローデルが息絶えます。
 涙を流しながら最後の一節をソフィアが歌い、幕。


 終わった…!!!!
 最後まで長くてグダグダだったけどなんとか終わった!!!
 「ラストまでがんばってください」とメッセージ下さった皆さま、読んでくださった皆さま、お付き合いいただき本当にありがとうございましたm(_ _)m

 ショーのことなどもちょろっと書けたらいいなあと思いつつ、とりあえずこれで。
 あしたは千秋楽に参戦してきます。おやすみなさい!
posted by 白木蓮 at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 13, 2008

100分間の腹筋トレーニングその3

 ひー、間があいてしまってすみません!
 コレが終わるよりも全ツ終わるほうが早そうだ…間抜けだ…。

 なんかまとめきれてませんが、大急ぎで第3弾です。


【国民議会会議場】

 この場面の前に、カーテン前でジェローデルとかブイエ将軍とかオスカルとかが芝居をしてるのですが、過去のベルばらで何度も何度も出てきた感じのやり取りで、しかも私はこの応酬が非常に好きくないので割愛(勝手に)
 いや、「オスカル様の信念」を表すために必要な場面なのだろうというのは薄々わかるんだけどさ…。
 しかし「女の良心」「女の浅知恵」といちいち「女」「女」と連呼されて蔑まれると、なんかもう理屈抜きに腹が立ってきて不快。本当に不快。
 今はそういう話をしてるんじゃないっつうの!!!
 「女の分際でどうこう」みたいな旧時代的女性観をいちいち強調しなくても、この場面は十分成立するっつうの!!!
 ここだけはどうしても生理的に受け付けない。

 それでも
 「私は貴族である前に、ひとりの人間です。人間として行動します!」
 と言い切るキムカルは大変かっこいいのですがね。

 …しかしオスカルがかっこよければかっこいいほど、
 つまりブイエ将軍が薄っぺらい悪役に見えれば見えるほど、
 そのブイエ将軍の命令をあっさり受けて進軍しちゃったジェローデル少佐がアホに見えるというトラップ_| ̄|○

 あれ、「割愛」と言いつつ何行も語ってしまった。おかしいなあ(遠い目)

 そんなわけで場面は変わって会議場。
 ひろみたんロベスピエールを中心に平民議員たちが集い、「愛する者のために我らは立ち上がる」というような革命の歌を歌っています。
 みんな地味なカッコだけど、それまで無駄にキラキラした衣装が続いていたので逆に新鮮。
 むしろみんなの美貌を引き立てているぞ。
 ここで歌われる歌は、ややダークトーンですがかなり力強くてカコイイ!
 それを歌うみんなも、熱いエネルギーに満ちていて美しい。
 エリザの時、ともすれば「そんな弱腰じゃあハンガリーに独立は訪れまいよ」と思わせるほど頼りなげなエルマーだった彩那さんが、いつしか求心力のある革命家を造形しているのも感慨深かったり。
 大きくなって…(よけいな親心)

 そこへ現れるジェローデル大佐。
 会議場を去ろうとしない平民議員たちに、解散するよう命じるものの議員たちは動かず。
 自分たちが国民に選ばれた存在であるという誇りと、フランスを自分たちの手で変えていくという情熱とを、熱く熱く語っています。
 ここはいい場面だなあ。衣装は地味でもみんなキラキラキラキラしてる。
 全体にメンバーが若いので、若さゆえの技術の足りなさはもちろん見え隠れするんだけど(ニワさんがいたらまた違う雰囲気になってただろうな…とは思う)
 それすらも良さに転じているというか、とにかく荒削りでまっすぐなエネルギーが全員からほとばしっていて、ガツンとこっちにぶつかってくるのがとても心地よいです。
 ひろみたんが「諸君!」と叫びながらどんどんクレッシェンドしていく台詞、初日は最後の「諸君!」で力尽きて声かすれがちだったのが少しずつスタミナついてきてるのも頼もしい。
 あと台詞をしゃべってるときのぐっちょんが、昔の未熟だったころの愛音さんに見えてしょうがない(笑)

 …しかしロベスピエールがかっこよければかっこいいほど、
 つまり平民たちが輝けば輝くほど、
 彼らを押さえつける側の貴族であるジェローデルがダメな人に見えるというトラップ_| ̄|○

 いやあ、実際この作品でいちばん感動的かつ良くできてる場面って、ここから革命に至るまでの部分(だと私は思っている)なんですよね…。
 でも主役のジェローデルって、基本的にはこの革命の敵側にいる人なんですよね…。
 なんか力の入れどころがことごとく間違っているような。

 それはともかくとして、
 この場面で忘れてはならない人がもうひとり!
 ラ・ファイエット公です。
 貴族でありながら平民たちの味方につくという、これもかなりカッコイイ役回りの人です。
 …なんですが、
 カッコイイはずなんですが、
 ラ・ファイエット公を演じている谷みずせ氏の様子がどうもおかしなことになっていて毎回激しくツボる(笑)
 華奢な体格に合ってなさそうな宮廷服(周りが地味なので目立つ)とか、あの小さな顔に合ってなさそうな宮廷ガツラ(周りがシンプルな髪型なので目立つ)とか、まずビジュアルでかなり損をしていて大変そう。
 さらに台詞もちょっと滑りがちというか、役の大きさに谷やんの貫禄がまだついていってないというか、どうも「子供が大人に向かって威張ってる」みたいな感じになっちゃってるのが非常に愛おしいです。
 本人比ではめちゃくちゃ温度上がってるんだけど、ロベスピエールたちの情熱やジェローデルの貫禄に拮抗できるとこまでは行ってない。
 このラ・ファイエットが平民側に回ったところで、ジェローデルは痛くもかゆくもないだろうな、という(笑)
 つうか、この「頼りないオーラ」とか「アンニュイな美貌」とか「体温低そうな感じ」とかが谷やんの魅力だと思うので、普通にものすごくキャスティングミスだと思うんですが…。
 まあキャラとして面白いので無問題☆
 持ち味からかけ離れた役を振られて、温度上げてがんばってる谷やんはステキです。

 命令に従わない議員たちに、ついに武器を向けるジェローデル。
 そのとき、馬のいななきとひづめの音が!!
 会議場に颯爽と駆けつけるオスカル様!!(徒歩だけど)(当たり前)

 「ひけ、ひけーーーい!!ここから先は一歩も通さん!!」

 ここのキムカルは、まさしく「人間」として生きるオスカル様で、もうほんとにカッコいい!!!
 「ひけーい」の「い」をちゃんと発音してるのもポイント高い(笑)

 「近衛隊の諸君!私の胸を砲弾で貫く勇気があるか!?」とオスカル(元・近衛隊長)に言われても、まったく動じずオスカルに銃を向ける近衛隊士たちとか
 ジェローデル(現・近衛隊長)が剣をおさめてるのに「隊長!我々は任務に忠実でありましょう!!」と反抗しまくって、なおオスカルを撃とうとする近衛隊士たちとか
 細かい突っ込みどころは多々あれど、このへんはほぼ原作どおりに進んでます。

 …近衛隊士たちは何かオスカルに恨みでもあるんだろうか。

 ようやく隊士たちが銃を下げて退却したところで、進み出てくるロベスピエールと平民議員たち。
 「ありがとう…本当にありがとう。あなたのことは忘れません!!」
 と熱心に語りかけている相手はなぜかジェローデルです。
 いやいや、ちょっと待って!
 その前にオスカルにお礼を言って!
 命をかけて議員たちを守ったのに、なぜか一言も感謝されないオスカル…。
 切ない。

 そして、驚愕はこれだけでは終わらなかったのでした。
 「ジェローデル少佐…忘れません」
 とロベスピエールに言われたジェローデルの返答。

 「いえ、覚えていただく必要はないでしょう。
  私の人生はこれで終わりました。
  私の任務も…

  私の、恋も!!!!」

 最後の最後に爆弾キタ━━━━(゜∀゜ )━━━━!!!!

 恋って…
 恋って……
 ど、どんだけ公私混同なんですかジェロ様!!!!
 何をこんなところで大声で言い切っちゃってるんですか!!!!

 ロベスピエールもオスカルも、みんなドン引きしてポカーンとなったところで暗転(笑)

 ジェローデルがそのまま残り、オスカルへの別離の歌を歌います。
 市民として生きようとするオスカルと、あくまでも貴族として生きたいと願う自分とは、もう人生の道が分かれてしまって再びその道が出会うことはないだろう…というような感じでしょうか。
 夜の湖を行く二隻のボートみたいなものでしょうか。

 気持ちはわかるし「恋が終わった」というのもわかるけど、平民議員たちの前であんな堂々と宣言せんでも…。
 何度観ても面白くて吹き出してしまうわ。
 あんないい場面でも最後は笑いに持っていくあたり、もはや御大の才能としか言いようがない(・∀・)ノ
 あああ、「剣をおおさめください、マドモアゼル」のところは超エレガントでエロくてカッコいいのになあ…ジェロ様…。

 ちなみに音月氏、ジェローデルの発言にポカーンとなったところで芝居の出番終了です。
 やりきれないぜ。


【革命】

 ロベスピエールを中心とした市民たちの革命。
 オスカルもアンドレもベルナールもアランもいない、名も無きシトワイヤンたちが主役の革命。
 この場面は回を重ねるごとに集中力も団結力も増していて、みんなのテンションが素晴らしい!
 一人一人から強いエネルギーが放たれている様子を見て「ま、まるでレミゼだ…!!」と感動している私は痛い雪ファンですか?(訊かれても)
 そのうちひろみたんを見て「アンジョ!!」とか言い出すかもしれません。嘘。

 初日に書いた「ゼロ番でダンスソロを踊ってたらまんまと撃たれる真波さん」のような軽いコメディもありつつ、しかしみんながあまりに力強いのでいつの間にか見入ってしまう。
 ひろみそらのハグぶりも日に日に力強くなっているしな(そこかよ)

 あとここでの見逃せないポイントといえば、
 谷やんのラ・ファイエット公がいつのまにか宮廷ガツラを脱いで、ロングの地毛になっているところ。
 おおおー。
 ついにそのカツラまでも脱ぎ捨ててシトワイヤンの仲間入りをしたのね谷やん!!
 …でも足元はひとりで白タイツですが(笑)

 照明と音楽とが明滅を繰り返しながら少しずつ盛り上がっていき、最後に「ラ・マルセイエーズ」のモチーフが鳴り響いて三色旗がはためくところはなかなか圧巻です。
 うわあ、この場面がいちばん好きだ!!ジェローデルもソフィアもフェルゼンもオスカルもいないけど!!!(どうなの)
 この作品で最もいい役は間違いなくロベスピエールだと思う。
 オスカルを無視してジェローデルにお礼を言っちゃうところ以外は、きわめてまともな人間だ(笑)
 もちろん、そのいい役をカッコよく見せているのは、他ならぬ彩那氏の功績なんですけれども。ひろみたんGJ!!


【フェルゼン邸(スウェーデン)】

 革命で気分がガンガン盛り上がったところで、静かに下手から現れる人影。
 皆さま覚えておいでですか?
 そう、あれはフェルゼン伯爵だーーーー!!!
 なんていうか…ものすごい脈絡のなさで登場です。

 今までの流れ全部ぶったぎって、歌ってます。

 (それ何場面か前にもあった)

 すっかり革命気分に浸っている客席に向けて、王妃さまへの変わらぬLOVEを切々と歌い上げるフェルゼン。
 しかも、ものっすごく歌がうまい…!!
 (゜Д゜;)
 空気読まずに歌がうまい(笑)

 これまでのストーリーとか感動とか情緒とか、そういうのをサクッと無視して響きわたる美声。
 何か、こう…とんでもない破壊力だ…。
 (言うまでもなく、彩吹さんが悪いわけではないです)(むしろあまりの歌ウマさに昇天しそうです)

 「私の愛に墓標はない〜♪」
 というリフレインを素晴らしい声で歌っていますが、何度も書いてるように、フェルゼンとアントワネットの愛はこの作品のどこにも描かれてないので
 「ちょっとあなた、墓標どころか揺りかごも見当たらないですよ!」と叫びたい衝動にかられる。ううう。


 場面の途中になっちゃってますが今日はここまでー。
 次回はラストまで行きます。たぶん。
posted by 白木蓮 at 15:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 09, 2008

100分間の腹筋トレーニングその2

 WEB拍手からメッセージを下さった心優しい皆さま、ありがとうございます!!!
 解析画面を開けたら普段の40倍くらいの拍手を戴いていてびっくらこきました。うわあ。
 ていうか、どなたですか!!どさくさにまぎれてジェローデル編をエローデル編って書いてるのは!!(笑)

 そんなわけで、調子に乗って今日も書く。


【ジェルジェ家】

 「お嬢さまーー!!お嬢さまーーーー!!!」
 と取り乱しているのは、ナガさん演じるマロングラッセ。
 チョコマカしたおばあちゃんぶりは大変愛らしいのですが、声はなかなかに野太い(笑)
 ナガさんの声が低いと思ったことはないけど、やはり男役さんなので、記憶に新しいよっこさんや美穂さんのマロングラッセと比べてかなり低音。
 コミカルでキュートなおばあちゃんというよりは、地に足着いたしっかり者のおばあさんという感じです。それにしてもラブリー☆

 「どうしたんだい、ばあや?」
 と言いながら颯爽と現れるのは、金髪もまぶしいキムカル様!

 うん、
 なんか、
 非常にオンナノコだ…。

 キムくんがどうというよりも、この脚本のオスカルがあまりに普通の女の子。
 すでにこれはオスカル様ではない。
 ましてやキムくんの持ち味に合うオスカル様では全然ない。
 思いっきり男くさ〜いオスカルならまだしも、オスカルのキャラが女の子寄りになればなるほど、どんどんキムくんのストライクゾーンから外れていくような…ような……な……(フェイドアウト)

 なのですが、それでも力技で「キムカル」という生き物を魅力的に成立させているあたりがホントに音月さんてすげー!!
 私がキムくんスキーだからそう思うのかしら。
 オスカルではないし「音月桂」という男役の素敵さを生かした役でもないけど、それでもなんだか魅力的。惹きつけられます。

 そんなガーリーなオスカル様は、結婚を強要するパパに盾ついてみたり、愛を語るジェローデルに突っかかってみたり、ばあやにワガママ言ってみたり。
 このへんは台詞だけを見るとかなり原作に近いのですが、初見の感想でも少し書いたように、組み合わせる順番を間違ってたり場面状況がものすごく変わっていたりして、気づくと別物になっている罠。
 「あなたはバラの花びらを食べるのですか?」「いけないか!?」
 って、今オスカルはバラ食べてないですから!!バラを持ってもいないですからー!!!
 流れとか脈絡とかぜんぶ無視して、唐突にそんな台詞を言われてもさ…。

 ばあやを呼んで色々と用事を言いつけるオスカル様に至っては完全なコメディリリーフと化しており、どっちかというと「ベルばらKids」を彷彿とさせます(笑)
 おかしいなあ。台詞自体は原作とそんなに変わらないんだけどなあ。
 ま、キムくんの肺活量とナガさんの可愛さに免じて許してやるぜ(えらそう)

 突っ込みどころの多すぎるオスカル様に向かって時に淡々と、時にセクシーに愛を説きつづけるジェロ様もものすごく面白くてツボ。
 「それは命令でございますか?ならば聞けません」
 の台詞が、ミズ先輩の手にかかるとなんであんな無駄にエロいんでしょうか…!!(鼻息)
 先輩はエロくて超素敵なのに、全体がコメディなせいでエロスが空回りしているあたりが何とも。ハハ。


【大舞踏会】

 オスカル様とばあやが捨て身の喜劇で場面をつないでいるあいだに、お召し換えをなさったジェローデル少佐。
 雪組の誇るイケメンズを率いて、カッコ良く踊っています。きゃー。

 そこへ現れるのは…
 現れるのは…

 「オスカル様ファンクラブ」の皆々様。

 (あまり思い出したくない事実)
 (彼女たちが登場する瞬間の、客席のなまあたたかい笑いをどう受け止めればいいのですか先生)

 えーっと。
 とりあえずここは、
 ・大真面目な顔でプラカードを振ってるシナボンを眺める
 ・あんまりやることのなさそうなイケメンズを眺める
 ・ミーハー貴婦人になりきってるヒメちゃんを眺める
 のどれかで乗り切ればいいと思います。
 ヒメちゃんはああいう役になると何故あんなにもイキイキするんだろうか…。
 台詞もないのにキャラ立ちまくり(笑)
 カツラも凝ってて、いかにもあの時代の「うるさ型マダム」って感じです。上手いなあ。

 貴婦人で思い出したけど、どうして植爺はいつもゆめみさんに「貴婦人」じゃなくて「令嬢」の役を振るのかしら。単純に謎。
 ゆめみさんはカッコ良くて魅力的な女役さんだけど、断じて令嬢キャラではないと思うぞ。

 さて
 ジェローデル様は、ここでも一人で淡々とクールビューティ(笑)
 う…浮いてる…!!
 周りの様子がおかしなことになってるだけに、めちゃくちゃ浮いてますよジェロ様!!!
 うっかりコメディに巻き込まれてマロングラッセと踊っちゃったりしつつ、なんかこの状況を傍観して軽く引き気味になってるあたりがものすごくミズ先輩らしくて面白い。もはやジェロ様が面白いのかミズさんが面白いのかわからない。

 場の空気も(なまぬるく)温まったところで、いよいよオスカル様の登場。
 前の場面ですでに「私はドレスは着ん!!」と断言してしまっているので軍服で現れるところのサプライズ感は薄いですが、ここのオスカル様はやっぱりステキ☆
 令嬢たちを次々にナンパするあたりのしたたかな男っぷりとか、もう〜水を得た魚のようです。音月さん。
 でも女の子たちをナンパしながらも、ジェローデルにいちいち「どうよ?」みたいな勝ち誇った笑顔を向けるところがオンナノコで可愛い。
 隣で泡を食ってるジャルジェ将軍も可愛い。ああいうバン様はレアだ(笑)

 そこへドヤドヤとなだれ込んでくるのが、オスカルの部下の衛兵隊!!
 「ドヤドヤとなだれ込んでくる」と書きましたが、
 状況的にはそう表現したいところなのですが、
 やってくる衛兵隊の数はなんと5人です。
 5人。ファイブ。サンク。(←仏語)

 衛兵隊、少なっ!!!!!!

 「隊長、遅くなりました!!」
 「本当に俺たちにご馳走してくれるんですかっ!!」
 と全力でガヤガヤしているものの、どうにも5人では大量の貴族に負けがちっつうか…。
 絶対に人数配分まちがってるぞコレ。

 しかしそんな不利な状況にもかかわらず、果敢にノーテンキな歌を歌いだす彼ら。

 「なんでこんなに楽しいんだ〜?
  なんでこんなにはしゃぐんだ〜?」

 …それは私のほうが君たちに問いたい。

 とにもかくにも、5人の健気ながんばりが功を奏し、いつのまにか貴族たちまでもがランベスウォーク!!!
 じゃなかった、「なんでこんなに楽しいんだ〜♪」を歌いだすのでした。本当にランベスっぽいんですよこれがまた。

 気づけば舞台全体が「なんでこんなに〜♪」でお祭り騒ぎになり、キムカルが
 「ハッハッハッハッハ!!!!」
 と高笑いして暗転。
 ちょっとちょっと待って、ジェローデル様はどうしたの。
 この場面は何だったの。


【カーテン前】

 gdgdになった舞踏会へのフォローは何もないまま、深刻な顔をした人が唐突に登場。
 フェルゼンです。
 やっと彩吹さんの出番です。

 それまでの流れ全部ぶったぎって、歌ってます。

 超せつなげ。
 超シリアス。
 そんでもって、ものっすごく歌がうまい…!!!
 (゜Д゜;)
 なんていうかもう、空気読まずに歌がうまい(笑)
 この人が何をしに出てきたのか皆目分からないので、歌が歌として独立しきっているぞ。

 チンプンカンプンなまま、朗々と響く美声に耳を傾ける客席。
 しかし、わかったのは「ここから場面が変わりますよ」ということのみ。
 …どうしろと。

 カーテンが開き、ジェローデルが出てきて二人の会話を聞いてるうちに、どうやらフェルゼンの帰国が決まったらしいことが明らかになります。
 この脚本は「王妃様とフェルゼンの恋については観客全員が知っている」ことを前提に書かれているので、そのへんの成り行きは全部ばっさりカット☆
 で、いきなりフェルゼン帰国。

 「私がスウェーデンに帰国することが、王妃様のおんためなのだ…!!」ということを、切々と語るフェルゼン。
 アントワネットとの恋愛がひとかけらも描かれていない状態でそんなことを苦しげに説明されても「ああそうですか」としか言いようがないのですが、フェルゼン様は熱演でした。彼が悪いんじゃない。
 ていうか、ゆみこフェルゼンがあまりにも楽しそうに大芝居をしていてこっちまで楽しくなる!(笑)
 芝居はシリアスなんだけど、それを仰々しくやってる中の人がやたらと楽しそうなのです。いいよいいよフェルゼン。

 ミズ先輩は基本的にベルばらのような芝居でもナチュラルな演技をする人で、キムくんもどっちかといえばそのタイプなので
 それと対極のような大芝居をするフェルゼン・ソフィア兄妹の温度差がすごすぎて、初日はかなり面白いことになってました。
 川口では少しギャップが埋まっててバランス取れてたけど。
 でもやっぱり、フェルゼンとジェローデルがサシで対話してると二人の演技テイストの違いが顕著に出てすごく楽しい!
 可愛いなあフェルゼン様。

 クライマックスの台詞は、原作にもある
 「ああ、なにゆえに神は、我ら三人をこのフランスの地に結びあわせたもうたのか…!!!」
 っていうやつ。
 「我ら三人」とは、フェルゼン・アントワネット・オスカルのことね。
 違う国に生まれた同い年の三人の、数奇な運命を嘆く台詞ね。
 この決め台詞を、入り込んだフェルゼン様が万感の思いを込めて言うわけです。

 でも、
 今フェルゼンが会話してる相手はアントワネットでもオスカルでもなく、ジェローデルなんですが…。

 ちょ、ジェローデル完全に蚊帳の外!!!!!(笑)

 ただの聞き役に回っちゃってますよ。ジェロ様。


【フェルゼン邸(フランス)】

 そんなジェローデルの部外者っぷりをフォローするかのように、フェルゼンが
 「帰国の前に妹に会ってやってくれないか。フランス宮廷の中で、君のような理解し合える相手と出会えたことを彼女はとても喜んでいた」
 というようなことを説明し、カーテンが開いてようやくジェローデルとソフィアの場面に。
 この二人(注:主演コンビ)に関しても、出会いとかが全く描かれずにいきなりお別れシーンという荒技が用いられております。

 ここはオペラグラス上げまくってとなみソフィアの美しい顔と美しいドレスに見とれていたのであまり内容を憶えてないんですが、なんだか二人で恋愛小説の萌えポイント(絶対違う)を熱く語ったり、貴族としての矜持を確認し合ったりしていたような。
 とにかく「宮廷の変わり者同士」らしく、芸術や人生のことを語り合い、感想を共有する二人だったのでした。
 でもジェローデルの心はまだオスカルにあるので、恋愛感情としてはソフィアの片想い。
 ヌーベル・エロイーズ(恋愛小説の名前)について「読みながら、思わず泣いてしまいました」と語る台詞に、さりげなく込めた想いが伝わってきます。ちょっと切ないぜソフィア。

 どういう話の流れでかは忘れたけど、オスカル様についての話題も出てた気がする。
 ソフィアが
 「オスカル様には、オスカル様の信念があるのですから…」
 と言うてました。

 出た!「オスカル様には信念がある」発言!!!
 (・∀・)ノ

 なんで御大は、必ず「オスカル様の信念」という台詞を劇中に入れないと気が済まないのでしょうか。
 「あの方には、あの方の信念があるのですから…」
 「オスカル様は信念のお方です」
 今までにいろんな人の口から何度も聞いたその台詞。
 別に同じ言い回しを使うのは全然かまわないと思うのですが、ソフィアとジェローデルの会話においてその台詞が出てくる必要性はなかったんじゃないかと。まあいいけど。

 この場面がどういう終わり方をしたのか全然思いだせませんが、たぶん切ない感じで二人がお別れしたんだと思います(適当)
 それにしても「ジェローデルさん」「ソフィアさん」っていう呼び方はアレだよなあ…。


 ほんとに長くてすみません、次回はロベスピエールの登場です。
 あと2回ぐらいで終わるだろうか。
posted by 白木蓮 at 23:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 07, 2008

100分間の腹筋トレーニングその1

 雪組全国ツアー公演『外伝ベルサイユのばら −ジェローデル編−』。
 とりあえず、プログラムを眺めつつ場面ごとにダラダラと流れを書いてみるテスト。
 たぶん長いですが、ヒマな方はお付き合いください。


【プロローグ】

 1幕物でこんなにプロローグの時間をとって良いものなのですか、と思わず問い詰めたくなる長さ。でもパリ空っていう最近の前科もあるしなあ(諦)
 とりあえず、暗闇が光量めいっぱいにパッと明転すると夢々しい姿の人たちが立っている…というのはなかなかのインパクト!!
 チョンパってほどではないけど、梅芸の初日では客席がどよめいた(笑)

 「ベルサイユ〜♪ベルサイユ〜♪」
 というコーラスののち、おもむろに歌いだすミズ先輩のソロは

 「愛したことは〜ありますか〜♪
  愛されたことは〜ありますか〜♪」

 (゜Д゜;))))

 チ……

 チラシのキャッチコピーいきなりキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

 いやあ、飛ばしてんなー。
 しょっぱなから腰が砕けるぜベイベー。

 ちなみにミズさんの両脇に立つゆみキムは金髪ロングのひとつくくり、それ以外の男役はみんな小公子チックな金髪マッシュルームです。

 ひろみたんもマッシュ。
 ラギラギもマッシュ。
 しゅうくんもマッシュ。

 ひろみたん、せしる、キングあたりはなかなかプリティなのですが、真波氏のシャープなお顔立ちにはマッシュがあまり似合わなくてちょっと怖(ry
 谷やんも何か美貌の使い道を間違えている気がする…。

 あと面白いのがゆみキムの対比!!
 キムくんは終始キザめにやってるのに、ゆみこちゃんは満面の笑顔。最初から最後までものっそ笑顔(笑)
 ベルばらに出られて本当に嬉しいんだろうなあーーー。
 ニコニコで超かわいいっす。

 みんながハケると今度はミズトナ。
 白いドレスのとなぽんが、可憐で華やかで本当にきれい!!
 二人の絡みを眺めてるだけで「タカラヅカを観た!」って感じがします。
 ゆめみさんのカゲソロも美しい。

 そのあとは薄紫の軍服と白いブーツに身を包んだ男役数名の群舞。
 キムくんはここぞとばかりにキメキメなのですが、ゆみたんはここでも超うれしそう(笑)
 もう〜〜〜可愛いったらないぜ。
 そらちんもここでは黒髪ロングになって本領発揮な感じ。
 みんな美形。ビバ雪メン。

 でミズトナと他の人々が出てきて、再び全員での「ベルサイユ〜♪」コーラス(どんだけやる気だ)
 となぽんが着てる、薄紫の特大輪っかドレスがすんげー可愛い。
 ていうか、あのドレスが違和感なく似合っちゃうあたりがありえない。まさに姫。
 小公女スタイルのシナボンはもちろん食っちまいたいほど愛らしいのですが、ヒメちゃんもやたら可愛くて砂糖菓子みたいなお嬢さんになってます。
 可愛くしようと思えばあんなに可愛くなれるのに…ヒメ……。
 (遠い目)(でもそんなヒメちゃんが好き☆)

 カーテンが下りてくるとミズトナが残り、ダメ押しのように主題歌デュエット(注:まだプロローグです)
 「愛はのようにいつのまにか舞い降りる」とか。
 「冷たく熱い燃えるに あなたはどこか似ていると思う」とか。雪組だけに。
 ちなみにこの主題歌、劇中で何度も何度も出てきます。
 出てくるたびに
 「愛はのようなもの」「あなたはにどこか似ていると思う」
 「愛はのようなもの」「あなたはにどこか似ていると思う」
 と、微妙に表現を変えてたりします。
 うむうむ。ベルばら外伝は雪→花→星と続くからのう。


【ジャコバン修道院】

 やっと本編開始!!
 暗い舞台で灯りを捧げ持った修道女たちがお祈りしていると、けたたましい馬のいななきが聞こえ、ヒロさん率いる兵隊たちが修道院へ乗り込んできます。
 ヒロさんの役名すら「隊長」なので、どんな隊なのか判然とせず。まあナポレオン親衛隊、みたいなものであろう。
 彼らはナポレオン暗殺未遂の犯人を追跡中で、その犯人がこの修道院に逃げるのを見たらしい。
 大胆にも、男子禁制の修道院を捜索しようとしているらしい。
 修道女たちが彼らの横暴な振る舞いに戸惑っていると、そこへ凛と響く声。

 「お待ちなさい!!」

 ジャジャジャジャーン、という効果音と共に、堂々たる主演娘役登場!!
 ああ、ベルばらだなあ(笑顔)
 パターンとしては、衛兵隊のアラン登場とかとまったく同じ流れです。セリフ→効果音→本人登場、という。

 理由はわからねど、彼女はここの修道女なのでした。しかも相当偉いっぽい。
 言動を見てると、立場的にほとんど修道院長ぐらいの勢いなんですが…いいのかそれは。

 とにかくシスターは、ありとあらゆる屁理屈をこねてヒロさんたちを修道院に立ち入らせまいとします。話の脈絡がさっぱりわからん(笑)
 「いいでしょう、どうぞ好きなだけ探してください。でももしここに犯人がいなかったとしたら…あなたがたはどうなさるおつもり?どう釈明されるの?神の裁きを受ける覚悟はおありなのね?」
 (犯人がいようがいまいが、修道院に立ち入ること=神に背くことであり、どっちみちその領域を侵す以上、兵隊たちはその覚悟とやらができてなければならないのですが…犯人がいなければどうする、って問題じゃないのですが…)
 「わかりました。それにしても、あの一砲兵に過ぎなかったナポレオンが皇帝になるだなんて、フランスも変わったものですわね」
 (オイオイ話が飛びすぎだよ!!ヒロさんじゃなくても怒るよそれ!!)
 「犯人の血痕?きっとそれは、犬の血でしょう。今朝がた怪我をして帰ってまいりましたの。何なら連れてまいりましょうか?獰猛で、噛むかもしれませんけれど?」
 (ほとんど子供の脅しのようになっている…)

 黙りこむヒロさん。
 指示を待つ兵隊。
 ヒロさんの命令は、
 「おい。行くぞ」
 行っちゃうんかい!!!

 「シスター、お騒がせした」
 と言い捨てて去っていく隊長と兵隊。
 よくわからない理屈で応戦するシスターもシスターだけど、それにあっさり屈する隊長も隊長である(笑)

 ディベートを終えて脱力しているシスターの耳に、呼びかける声が聞こえる。
 低い、少し鼻にかかった甘い声。
 「ソフィア…ソフィア」
 「誰です!?わたくしの名を知っているのは!!」
 背後からぬっと現れるマント姿の男。
 やっとのことでジェローデル登場!!

 「約束を、果たしに来ました」

 というわけで、
 ここから先の長ーーい回想シーンで、その「約束」が語られます。いや、語られる…はず。


【ベルサイユ宮殿】

 時はさかのぼって1789年。

 まずはベルばらに必ず登場する、にぎやかな貴族の令嬢たちの歌です。
 「ばらが咲く♪ばらが咲く♪」でも、「おおプランタン♪おおプランタン♪」でも、好きなほうを当てはめてみてください。
 たぶん今回のはどっちでもなかった気がしますが、まあ大した違いはあるまい。

 令嬢たちがうふふ〜あはは〜と談笑しているところに、ジェルジェパパが登場。
 現在フランスで不平分子の動きが活発化していること、それに対して貴族たちが余裕で構えていることなどを、黄色い声の令嬢たちが割り台詞で説明してくれます。
 いづるんのパパは、各地で起きている不平分子の活動を
 「ごまめの歯軋りとは、このことだ」
 と言っているそうです。
 フランス貴族が「ごまめの歯軋り」…。
 「釈迦に説法」「恋の甘酒」に次ぐ名言がまたひとつ、ここに誕生した!!
 (・∀・)ノ

 そんなこんなで雑談が続き、ついにジャルジェパパは言いたくてたまらなかったビッグニュースを披露。
 「皆さん、喜んでください。オスカルが結婚することになったのです!!」
 「きゃーーーーーー!!!」
 「えーーーーーーー!!!」
 「まあーーーーーー!!!」
 なぜかロボットダンスのような動きをしつつ取り乱す令嬢たち。

 ショックがおさまるや否や、
 「ジェローデル様って変わってるわよね」
 「ビジュアルは美しいけど人を寄せつけないカンジ〜」
 「私たちを見下したような目で見るのよ!」
 「その上あの、フェルゼンの妹のソフィアとかいう娘と話が合うらしいじゃないのっ」
 などなど、ジェローデルについての情報を黄色い声でわんさと提供しまくります。
 ・とりあえず見た目イケメン
 ・フランス宮廷の中でもちょっと変わってて浮いてるらしい
 ・スウェーデン貴族のソフィアと仲良しらしい
 このへんの情報を押さえておけばOK。
 あまりにかしましいのでちょっと頭痛くなる。

 「オスカルに跡継ぎを産んでもらって、ワシはそろそろ引退…」
 「反対!!」
 「絶対反対!!!」

 「引退」と「反対」で韻を踏んでる、という気の遠くなるような技も披露しつつ、この場面終わり。


 まだオスカルもフェルゼンも出てきてませんが、そろそろ力尽きたので今日はここまで。
 続きはまた明日かあさってかしあさってぐらいに!!(いつだよ)

 ものすごく需要なさそうで書きながらちょっとへこんできたので、WEB拍手などで反応をもらえると喜びます。
 …メッセージが相変わらずエリザですが。どうもすみません。
posted by 白木蓮 at 22:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雪組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 06, 2008

小休止中

 ここ数日マイPCの調子が悪く、全然ネットが繋がりません。ぶー。
 きょうは川口で久しぶりに雪全ツを観たので、その話を書きたかったのですが…
 携帯からちまちまと文章を打つ気力も最近あまりなくてのう。ヨロヨロ。
 あした仕事が早く終わったらネットカフェにでも行ってみます。

 川口は都心からすぐだし、ホールも大きくて立派で駅から近いし、全ツならではの面白味は少ないものの(笑)観やすくて楽しい!!
 星影のとき鴻巣祭りで盛り上がりすぎたので今回あまり考えてなかったけど、そういえば埼玉はキムくんの出身地なのであった。
 他にゆり香さんとシナボンも埼玉で、ナガさんに紹介されたとき
 キム「私たち『チームさいたま』、宝塚で…」
 キムシナダッキー「待ってまーーーーす!!!」
 と言って投げキスとかしてました。
 でもそのコールと投げキスが3人バラバラで全然合ってなくて、ナガさんに
 「…と、チームワークの悪い『チームさいたま』ですが…」
 と突っ込まれてた(笑)
 可愛すぎるぜチームさいたま。

 初日は3階なのにオペラなかったので、きょうは前方のくせにオペラ使いまくってみたり、となぽんの美しさに見とれたり、キムくんの目線攻撃にクラクラ来たり、群舞を端までチェックしたり、いろいろ忙しくて面白かったです。
 明日あさってはミズ先輩のご当地ですねー。ご覧になる皆様、楽しんできてください!!(そしてできればご報告を!!)

 指が疲れてきたので(早いな)このへんで。おやすみなさい。
posted by 白木蓮 at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

June 01, 2008

パステルカラーといぶし銀

 月組『ME AND MY GIRL』観てきました。
 うおお、無条件に楽しい!!!
 やっぱミーマイはいいですなあ。
 なんたって曲がいい。オーヴァーチュアが流れた瞬間から胸が高鳴って、2日経った今でも、ついつい口ずさんでしまうわ。
 ランベスの盛り上がりぶりもめちゃくちゃ楽しかったです。


 出演者に関しては、とりあえずリュウ様がステキすぎてしびれた(笑)
 ななな何ですかあのダンディなヘザーセットは…!!
 「古い家の執事」が持つクレバーさ、従順さ、寡黙さ、したたかさが最高に美しく表現されていたと思います。いやんカッコイイ☆

 全体的に、軽い…という言い方は適当でないかもしれないけれど、コメディタッチでパステルカラーのお芝居なので、その中でずっしりと存在感を放ついぶし銀な方々に惹かれました。
 リュウ様のヘザーセット、きりやんのジョン卿、そして最初の場面のマギー&もりえたん(笑)
 マギーともりえたんにはずっとヒゲつけててほしかった…。激烈ダンディだったぜ。

 ジョン卿は、なんだかもうひたすらにキュートで超キュンキュン来たなあ。
 特にランベスへサリーを訪ねていく場面はどこもかしこも大好き。娼婦に誘われるところといい、サリーに対する温かさといい、ブラウン夫人とのやりとりといい。
 ジョン卿って意外と歌が少ないのね〜と残念に思ったりもしつつ、しかし「愛が世界を回らせる」はやっぱり素晴らしかった!!
 イイ声聞かせていただきました。酔っ払うジョン卿もラブリー☆

 ヘザーセットやジョン卿に反応しまくる自分を悟って気づいたのですが、私はなんていうか、この作品に流れる「英国的なるもの」が非常に好きみたい。
 勿論「英国的なるもの」というのはあくまでも、イギリスに行ったこともない私がイメージするステレオタイプなイギリス、ということなんですが。
 私たちとはほど遠い、優雅で形式的で、それゆえ滑稽な世界。
 ヘザーセットもジョン卿も、「優雅で形式的で、それゆえ滑稽」なオジサマたちだもんなあ。
 なのでこの作品でいちばん好きな部分は「イングリッシュ・ジェントルマン」の場面と、ご先祖様たちの場面だったりします。あそこに流れる独特の空気が好き。
 2幕のはじめのほうで、マジメに会話を交わしている人たちがみんな手に手にクロッケーの木槌を持っていたりだとか、ああいうどこか非日常的なテンポもツボにはまる。

 久々に(というか、実はナマで宝塚版ミーマイを観たのは初めてかも)この舞台を観て、私にとってミーマイが特別なのはこういうところなのかな、と思いました。
 ブロードウェイ作品にはない何か。
 伝統と形式を重んじる世界に生きる人たちの窮屈さやユーモアや、ふと羽目をはずす瞬間の楽しさや、その日常を外側から眺めるときの何ともいえないおかしみ、がとても好きです。
 最後にはビルもサリーもみんな、その「伝統と形式」に乗っかってハッピーエンド!というあたりも何だかイギリス的だなあ、と思う。勝手に。
 そしてそれが私にとっては妙に心地よい(笑)

 とにもかくにも、あれこれ考えず素直に夢をみられる舞台でした。
 楽しかったーーー。

 唯一気になったのは、役が少なくてアンサンブルが多いわりに、コーラスがあんまり…迫力ない…?(小声)
 音響や席の問題もあるのかもしれないけど。
 確かに東宝の音響はひどいけど。
 せっかくのミュージカルなので、もっともっとどーんとみんなの声が出てくると楽しいだろうなあと思います。今後に期待。

 ジャッキー役替わりも観たいし、また行ってきます。
posted by 白木蓮 at 15:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 月組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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